JP2009028998A - 成形機の材料供給装置 - Google Patents

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直弘 吉田
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洋嗣 丸本
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勝 小泉
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Abstract

【課題】本発明は、フィードシリンダ内に滞留した樹脂を容易に且つ迅速に排出することのできる材料供給装置を提供することを課題とする。
【解決手段】成形機の材料供給装置において、フィードシリンダ16Aは、成形材料を送るフィードスクリュ16Aを内部に有し、成形材料が供給される供給口16Abと供給された成形材料を送出する送出口17とを有する。フィードシリンダ16A内の成形材料を排出するための排出孔16Acが、フィードシリンダ16Aの送出口17と供給口16Abとの間に設けられる。排出孔16Acを塞ぐための蓋部材52が設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は材料供給装置に係り、より詳細には、射出成形機の加熱シリンダに粒状の樹脂等の成形材料を供給するための材料供給装置に関する。
射出成形機の加熱シリンダには、粒状の成形材料(樹脂ペレット等)を供給するためのホッパが設けられる。ホッパに蓄積された樹脂ペレットは、加熱シリンダ内のスクリュに形成されたフライトにより画成される空間に供給され、スクリュの回転により加熱シリンダの前方に送られる。
通常、ホッパに蓄積された樹脂ペレットは、加熱シリンダに形成された材料供給孔を介して加熱シリンダ内に供給される。材料供給孔は垂直方向に延在し、ホッパの出口から加熱シリンダ内のスクリュまで連通する。ホッパ内に供給された樹脂ペレットは重力により材料供給孔に充填され、スクリュのフライトにより画成される空間に充填される。したがって、通常、ホッパからスクリュのフライトにより画成される空間までの間には、重力により樹脂ペレットが密に充填された状態となる。
上述のような樹脂ペレット供給方法によると、加熱シリンダ内に供給される樹脂ペレットの量は、スクリュのフライトにより画成される空間に重力により充填される量に決定され、樹脂ペレットの供給量を調節することはできない。
そこで、加熱シリンダ内に供給する樹脂ペレットの供給量を制御することのできる材料供給装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この材料供給装置では、ホッパ内の樹脂ペレットを、一旦フィードシリンダに供給し、フィードシリンダ内で回転するフィードスクリュにより樹脂を一定の速度で一定量連続的に移動させ、フィードシリンダの先端から加熱シリンダの材料供給孔に供給する。加熱シリンダの材料供給孔には樹脂ペレットが密に充填されることはない。すなわち、フィードシリンダから供給された樹脂ペレットは材料供給孔内で滞留することなく、そのまま加熱シリンダ内に落下し、加熱シリンダ内のスクリュにより直ちに加熱シリンダの前方に送られる。
特開2003−300211号公報
上述の特許文献1に開示されているような材料供給装置において、供給する樹脂の種類を変更する場合やメンテナンス作業を行う場合、フィードシリンダ内の樹脂ペレットを排出する必要がある。通常、フィードシリンダ内に残った樹脂ペレットを排出するには、フィードスクリュを回転させて樹脂ペレットを送出口から排出することとなる。この場合、送出口から出た樹脂ペレットは射出成形機の加熱シリンダに入るように構成されているため、加熱シリンダを作動させて排出されたペレットを加熱シリンダから排出しなければならない。
また、フィードシリンダ内の樹脂を排出するために、フィードシリンダからフィードスクリュを抜き取ることも考えられる。ここで、通常、フィードシリンダの後側には、フィードスクリュを回転させるための駆動機構が設けられている。駆動機構の駆動源として、例えば比較的重量がある電動モータが用いられる。したがって、フィードシリンダからフィードスクリュを抜き取る前に、比較的重量のある駆動機構をフィードシリンダから取り外す作業を行わなければならない。
本発明は上述の問題に鑑みなされたものであり、フィードシリンダ内に滞留した樹脂を容易に且つ迅速に排出することのできる成形機の材料供給装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明によれば、成形機の材料供給装置であって、樹脂を送るフィードスクリュを内部に有し、成形材料が供給される供給口と供給された成形材料を送出する送出口とを有するフィードシリンダと、前記フィードシリンダの前記送出口と前記供給口との間に設けられ、前記フィードシリンダ内の成形材料を排出するための排出孔と、該排出孔を塞ぐための蓋部材とを有することを特徴とする成形機の材料供給装置が提供される。
上述の成形機の材料供給装置において、前記フィードスクリュを逆転させて前記フィードシリンダ内の成形材料を後方へ戻すこととしてもよい。また、前記フィードシリンダの前記供給口の手前で成形材料を遮断する遮断機構をさらに有することが好ましい。また、前記排出孔は前記フィードスクリュの前記送出口の近傍に設けられることとしてもよい。あるいは、前記排出孔は前記フィードスクリュの前記供給口の下方に設けられることとしてもよい。さらに、前記排出孔は、前記フィードスクリュの前記送出口の近傍及び前記フィードスクリュの前記供給口の下方に設けられることとしてもよい。また、前記フィードシリンダは前記送出口を上側にして傾斜していることとしてもよい。
本発明によれば、フィードシリンダに設けられた排出孔の蓋部材を開くことで、フィードシリンダ内に滞留した成形材料を排出孔から外部に排出することができる。したがって、成形材料を変更する際の作業やメンテナンス作業を容易に、且つ迅速に行うことができる。
まず、本発明が適用可能な射出成形機の材料供給装置について、図1を参照しながら説明する。図1は本発明が適用可能な材料供給装置としての樹脂供給装置が取り付けられた射出装置の断面図である。
図1において、樹脂供給装置10は、射出装置100の加熱シリンダ102に樹脂ペレットを供給するために、射出装置100に取り付けられる。
射出成形機は、金型装置(図示せず)、型締装置(図示せず)及び上述の射出装置100を有する。金型装置は、固定金型及び可動金型を備える。型締装置は、固定金型が取り付けられた固定プラテン、及び可動金型が取り付けられた可動プラテンを備え、型締用シリンダが可動プラテンを進退させることによって金型装置の型閉じ、型締め及び型開きが行われる。
射出装置100は、加熱シリンダ102、加熱シリンダ102の前端に取り付けられた射出ノズル104、加熱シリンダ102内において、回転自在に、かつ、進退自在に配設されたスクリュ106、加熱シリンダ102の外周に取り付けられたヒータh1〜h3、加熱シリンダ102の後方に配設された図示されない駆動装置108を備える。
スクリュ106は、棒状の本体部分の外周面から突出するように形成された螺旋状のフライト110を備え、フライト110に沿って螺旋状の溝112が形成される。スクリュ106の前端には、圧力部材114が取り付けられ、その前側に逆流防止装置116が取り付けられる。
駆動装置108は、計量用の駆動部としての計量用モータ、及び射出用の駆動部
としての射出用モータを備える。
加熱シリンダ102の後端の近傍の所定の位置には、材料供給孔としての樹脂供給孔102aが形成される。樹脂供給孔102aは、スクリュ106が加熱シリンダ102内における前進限位置にある状態において、溝112の後端部と対向する箇所に形成される。そして、樹脂供給孔102aが形成された部分に、樹脂供給装置10が取り付けられる。
樹脂供給装置10は、成形材料である樹脂ペレットを収容する収容部としてのホッパ12を有する。ホッパ12に収容された樹脂ペレットは、投入部14を介して樹脂供給孔102aに送られ、樹脂供給孔102aから加熱シリンダ102内に供給される。
投入部14は、水平方向から所定角度傾斜して配置されたフィードシリンダ16と、フィードシリンダ16の前端から下方に延在すれ筒状の案内部18とを有する。フィードシリンダ16内には、フィードスクリュ20が回転自在に設けられる。フィードシリンダ16の後端部には、フィードスクリュ20を回転させるための駆動機構としてフィードモータ22が設けられる。フィードシリンダ16の後端はホッパ12に連結され、前端は案内部18に固定される。
フィードモータ22を駆動してフィードスクリュ20を回転させると、ホッパ12内の樹脂ペレットは、フィードシリンダ16内に供給され、フィードスクリュ20の外周面に形成された溝に沿って前進させられる。樹脂ペレットは、フィードスクリュ20の前端から案内部18内に送られ、案内部18内を落下し、加熱シリンダ102内に供給される。このとき、各樹脂ペレットは、一列になって案内部18内を落下し、樹脂供給孔102aを介して加熱シリンダ102内に供給される。
加熱シリンダ102内に供給された樹脂ペレットは、溝112に沿って前進させられるとともに、ヒータh1〜h3によって加熱され、溶融する。溶融した樹脂は、スクリュ106の前方に送られる。スクリュ106が加熱シリンダ17内における後退限位置にある状態で、逆流防止装置116の前方に1ショット分の溶融した樹脂が蓄えられる。逆流防止装置116の前方に溶融した樹脂が蓄えられたら、射出用モータが駆動されて、スクリュ106が前進させられる。これにより、逆流防止装置116の前方に蓄えられた樹脂は、射出ノズル104から射出され、金型装置のキャビティ空間に充填される。
なお、射出成形機を制御し、駆動装置108の射出用モータ及び計量用モータ、樹脂供給装置10のフィードモータ22等を駆動したり、ヒータh1〜h3に通電したりするために、制御部200が設けられる。制御部200は、演算装置としてのCPU、記録装置としてのメモリ等を備えるほかに、表示部、操作部等を備え、所定のプログラム、データ等に従って各種の演算を行い、コンピュータとして機能する。
次に、本発明の第1実施例による材料供給装置としての樹脂供給装置について、図2を参照しながら説明する。図2は本発明の第1実施例による樹脂供給装置の断面図である。図2において、図1に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
本発明の第1実施例による樹脂供給装置は、フィードシリンダ16Aと、フィードシリンダ16Aの先端が接続された案内部18Aと、フィードシリンダ16Aの後端に取り付けられたホッパ12とを有する。本実施例では、フィードシリンダ16Aと案内部18Aとが一体となっているが、別個の部品として製作した後、これらを互いに接続することとしてもよい。
フィードシリンダ16Aの内部には、フィードスクリュ20Aが回転可能に設けられる。フィードシリンダ16Aの後端部には、フィードスクリュ20Aを駆動するフィードスクリュ駆動機構として、フィードモータ30が取り付けられる。フィードモータ30は、図1に示すフィードモータ22と同様に、フィードスクリュ20Aを駆動するために設けられる。フィードモータ30の回転部であるモータ軸32は、フィードスクリュ20Aと一体に成形される。
ここで、フィードモータ30の構造について説明する。フィードモータ30は、固定部としてのステータ34と、回転部としてのロータ36とを有する。ステータ34には電磁石が形成され、ロータ36には永久磁石が固定されている。ロータ36は中心に貫通孔を有する中空構造となっており、この貫通孔にモータ軸32が挿入されている。
フィードモータ30の後部には、ロータ36の回転速度を検出するためのロータリエンコーダ38が取り付けられている。ロータリエンコーダ38は、スケールが形成された回転子40と、スケールを読み取る読取り部42とを有する。回転子40は、ねじ止めによりロータ36に固定され、ロータ36とともに回転する。読取り部42はステータ34を支持する後側モータプレート44に固定される。
ロータリエンコーダ38の回転子40は、ロータ36と同様の貫通孔を有する中空構造を有しており、ロータ36の貫通孔と回転子40の貫通孔にモータ軸32が挿入される。モータ軸32は回転子40にねじ止めにより固定される。したがって、モータ軸32と、回転子40とロータ36とは、互いに固定されて一体となり回転部を形成する。ロータ36が回転することでモータ軸32も回転する。本実施例では、モータ軸32の前側の部分がフィードスクリュ20Aとして形成されており、モータ軸32が回転することでフィードスクリュ20Aが回転する。
なお、回転子40はロータ36に対して嵌合した状態で、回転子40の回転軸がロータ36の回転軸に一致するように構成されている。また、回転軸32は回転子40に対して嵌合した状態で、回転軸32の回転軸がロータ36の回転軸に一致するように構成されている。したがって、ロータ36に回転子40を取り付けて固定し、さらにモータ軸32を回転子40に取り付けて固定することで、ロータ36の回転軸、すなわちモータ30の回転軸に対してモータ軸32の回転軸を一致させることができる。
ロータ36は、前側と後側においてベアリングを介して、ステータ34を支持する前側モータプレート46と後側モータプレート44に、回転可能に取り付けられている。前側モータプレート46は、フランジプレート48に固定されている。フランジプレート48は中央に貫通孔を有し、この貫通孔内にモータ軸32が挿入され、フィードスクリュ20Aがフィードモータ30の前方に突出した状態となる。
フランジプレート48をフィードスクリュ16Aのフランジ部16Aaにボルト等で固定することで、フィードモータ30はフィードシリンダ16Aに固定される。フランジプレート48とフランジ部16Aaには嵌合部が設けられており、フランジプレート48をフランジ部16Aaに取り付けると、フィードモータ30の回転軸(すなわち、フィードスクリュ20Aの回転軸)とフィードシリンダ16Aの中心軸が一致するようになっている。なお、モータ軸32とフランジプレート48との間には、オイルシール等のシール部材48aが設けられ、フィードシリンダ16Aから樹脂ペレットの粉末がフィードモータ30の内部に入らないようにシールされている。
図2において、ホッパ12に収容された樹脂ペレットは、供給口16Abを通ってフィードシリンダ16A内に供給される。フィードシリンダ16A内に供給された樹脂は、フィードスクリュ16Aの回転に伴って移動し、フィードシリンダ16Aの先端の送出口17から案内部18Aの内部に供給される。案内部18Aは加熱シリンダ102の材料供給孔102aに通じており、案内部18A内を落下してきた樹脂ペレットは材料供給孔102aを通じて加熱シリンダ102に供給される
本実施例では、ホッパ12からフィードシリンダ16Aへの樹脂ペレットの供給を遮断するための遮断機構として、仕切弁50がホッパ12とフィードシリンダ16Aの供給孔16Abとの間に設けられる。仕切弁50の取手50aを引くことで、ホッパ12とフィードシリンダ16Aの供給孔16Abとの間の樹脂通路が開き、ホッパ12内の樹脂ペレットをフィードシリンダ16Aに供給することができる。仕切弁50の取手50aを押すことで、ホッパ12とフィードシリンダ16Aの供給孔16Abとの間の樹脂通路が閉じられ(図2に示す様態)、ホッパ12からフィードシリンダ16Aへの樹脂ペレットの供給が遮断される。
また、本実施例では、フィードシリンダ16Aの供給孔16Abの下方に排出孔16Acが設けられる。排出孔16Acは、フィードシリンダ16Aの壁部を貫通して形成され、フィードシリンダ16A内の樹脂ペレットを排出可能な大きさの貫通孔である。また、排出孔16Acを開閉するための蓋部材52が排出孔16Acを覆うようにフィードシリンダ16Aに取り付けられる。蓋部材52は、例えばねじ止めによりフィードシリンダ16Aに取り外し可能に取り付けられる。
また、本実施例では、フィードスクリュ駆動機構であるフィードモータ30を正逆両回転可能なモータとしている。
なお、フィードスクリュ20Aが供給口16Abの下方よりもさらに後方まで延在している場合は、排出孔16Acはフィードスクリュの端部の真下、あるいはフィードシリンダ16Aの最下端部付近に設けることが好ましい。
上述のような構成の樹脂供給装置において、例えばホッパ12内の樹脂ペレットを異なる樹脂ペレットに変える場合を考える。この場合、まず、仕切弁50を閉じてから、蓋部材52を移動して排出孔16Acを開く。これにより、排出孔16Ac近傍にあった樹脂ペレットが排出孔16Acを介してフィードシリンダ16A外に排出される。
そして、フィードモータ30を逆転させることにより、排出孔16Acより送出口17側に滞留している樹脂ペレットは排出孔16Acの方に移動され、排出孔16Acを介してフィードシリンダ16A外に排出される。
フィードシリンダ16A内に滞留していた樹脂ペレットが排出されたらフィードモータ30の逆転を停止し、蓋部材52により排出孔16Acを覆うことで排出孔16Acを閉じる。そして、仕切弁50を開いて、新たな樹脂ペレットをホッパ12に供給することで、新たな樹脂ペレットがフィードシリンダ16Aに供給される。
以上のように、本実施例によれば、仕切弁50を閉じて蓋部材52を開き、フィードモータ30を逆転させるだけで、フィードシリンダ16A内に滞留している樹脂ペレットをフィードシリンダ16A外に排出することができる。したがって、フィードシリンダ16A内に滞留している樹脂ペレットは、送出口17から送出されて加熱シリンダ102に供給されることはない。本実施例によれば、フィードシリンダ16A内に滞留している樹脂ペレットを容易に且つ迅速にフィードシリンダ16A外に排出することができる。また、排出孔16Acはフィードシリンダ16Aの最下部に設けられる排出孔であり、樹脂が排出され難い部分に設けられるので、フィードシリンダ16A内の樹脂ペレットや樹脂粉を完全に排出することができる。
次に、本発明の第2実施例による材料供給装置としての樹脂供給装置について、図3を参照しながら説明する。図3は本発明の第2実施例による樹脂供給装置の断面図である。図3において、図2に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。
本実施例では、図2に示す排出孔16Acの代わりに、排出孔16Adがフィードシリンダ16Aの送出口17の近傍に設けられる。排出孔16Adは、フィードシリンダ16Aの壁部を貫通して形成され、フィードシリンダ16A内の樹脂ペレットを排出可能な大きさの貫通孔である。また、排出孔16Adを開閉するための蓋部材54が排出孔16Adを覆うようにフィードシリンダ16Aに取り付けられる。蓋部材52は、例えばねじ止めによりフィードシリンダ16Aに取り外し可能に取り付けられる。排出孔16Adを設ける位置は、送出口17に近いことが好ましい。
上述のような構成の樹脂供給装置において、例えばホッパ12内の樹脂ペレットを異なる樹脂ペレットに変える場合を考える。この場合、まず、仕切弁50を閉じてから、蓋部材54を移動して排出孔16Adを開く。これにより、排出孔16Ad近傍にあった樹脂ペレットが排出孔16Adを介してフィードシリンダ16A外に排出される。
そして、フィードモータ30を正転させることにより、供給口16Abと送出口17の間に滞留している樹脂ペレットは排出孔16Adに向けて移動され、排出孔16Adを介してフィードシリンダ16A外に排出される。
フィードシリンダ16A内に滞留していた樹脂ペレットが排出されたらフィードモータ30の正転を停止し、蓋部材54により排出孔16Adを覆うことで排出孔16Adを閉じる。そして、仕切弁50を開いて、新たな樹脂ペレットをホッパ12に供給することで、新たな樹脂ペレットがフィードシリンダ16Aに供給される。
以上のように、本実施例によれば、仕切弁50を閉じて蓋部材54を開き、フィードモータ30を正転させるだけで、フィードシリンダ16A内に滞留している樹脂ペレットをフィードシリンダ16A外に排出することができる。したがって、フィードシリンダ16A内に滞留している樹脂ペレットは、送出口17から送出されて加熱シリンダ102に供給されることはない。本実施例によれば、フィードシリンダ16A内に滞留している樹脂ペレットを容易に且つ迅速にフィードシリンダ16A外に排出することができる。
なお、本実施例では、送出口17の近傍の排出孔16Adだけをフィードシリンダ16Aに設けたが、上述の第1実施例における排出孔16Acも同時に設けることとしてもよい。
本発明が適用可能な材料供給装置が取り付けられた射出装置の断面図である。 本発明の第1実施例による材料供給装置の断面図である。 本発明の第2実施例による材料供給装置の断面図である。
符号の説明
10 樹脂供給装置
12 ホッパ
14 投入部
16,16A フィードシリンダ
16Aa フランジ部
16Ab 供給口
16Ac,16Ad 排出孔
18 案内部
20,20A フィードスクリュ
22,30 フィードモータ
32 モータ軸
34 ステータ
36 ロータ
38 ロータリエンコーダ
40 回転子
42 読取り部
44 後側モータプレート
46 前側モータプレート
48 フランジプレート
48a シール部材
50 仕切弁
50a 取手
52,54 蓋部材
100 射出装置
102 加熱シリンダ
102a 材料供給孔
104 射出ノズル
106 スクリュ
108 駆動装置
110 フライト
112 溝
200 制御部

Claims (7)

  1. 射出成形機の材料供給装置であって、
    成形材料を送るフィードスクリュを内部に有し、成形材料が供給される供給口と供給された成形材料を送出する送出口とを有するフィードシリンダと、
    前記フィードシリンダの前記送出口と前記供給口との間に設けられ、前記フィードシリンダ内の成形材料を排出するための排出孔と、
    該排出孔を塞ぐための蓋部材と
    を有することを特徴とする成形機の材料供給装置。
  2. 請求項1記載の成形機の材料供給装置であって、
    前記フィードスクリュを逆転させて前記フィードシリンダ内の成形材料を後方へ戻すことを特徴とする成形機の材料供給装置。
  3. 請求項1記載の成形機の材料供給装置であって、
    前記フィードシリンダの前記供給口の手前で成形材料を遮断する遮断機構をさらに有することを特徴とする成形機の材料供給装置。
  4. 請求項1記載の成形機の材料供給装置であって、
    前記排出孔は前記フィードスクリュの前記送出口の近傍に設けられたことを特徴とする成形機の材料供給装置。
  5. 請求項1記載の成形機の材料供給装置であって、
    前記排出孔は前記フィードスクリュの前記供給口の下方に設けられたことを特徴とする成形機の材料供給装置。
  6. 請求項1記載の成形機の材料供給装置であって、
    前記排出孔は、前記フィードスクリュの前記送出口の近傍及び前記フィードスクリュの前記供給口の下方に設けられたことを特徴とする成形機の材料供給装置。
  7. 請求項1記載の成形機の材料供給装置であって、
    前記フィードシリンダは前記送出口を上側にして傾斜していることを特徴とする成形機の材料供給装置。
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