JP2009028235A - 遊技機、及び、遊技システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技店内の遊技機の設定を手間なく変更することができるとともに、マイクを備えた遊技機の新たな活用方法を提供することが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】内部当籤役を決定するための抽籤を行う抽籤手段と、内部当籤役の報知確率が低い通常演出モード及び高い特定演出モードの中から、1の演出モードを選択する選択手段と、演出モードと内部当籤役とに基づいて、内部当籤役を報知するための画像の表示及び/又は音の出力を行う制御手段と、入力音を電気信号に変換するマイクロホンと、マイクロホンから出力される電気信号に基づいて、入力音をデータ化するデータ化手段と、生成されたデータに基づいて、入力音の波形に特定の波形パターンが含まれるか否かを判断する波形判断手段とを備え、選択手段は、入力音の波形に特定の波形パターンが含まれると判断された場合、特定演出モードを選択する遊技機。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチスロ遊技装置やスロットマシン等の遊技機、及び、遊技システムに関する。
一般的に、国内外におけるパチスロ遊技装置やスロットマシン等の遊技機では、内部的な抽選処理(以下、「内部抽選」ともいう)や遊技状態に応じて、スピーカから発せられる音、筐体の周囲等に設けられた電飾ランプの表示態様、液晶表示装置等に表示される画像等によって様々な演出が表現されている。
従来、マイクを備えており、マイクで収録した周囲音と遊技状態とに基づいて付加的な副音を生成して出力する遊技機が存在する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の遊技機によれば、遊技状態に応じて、周囲音を増幅させる音を出力したり、周囲音を打ち消す抑圧音を出力したりするため、遊技者は、周囲音を増幅させる音が出力された場合には、遊技店内の活気を感じることができ、周囲音を打ち消す抑圧音が出力された場合には、遊技機から発せられる演出音により期待感を高めることができ得る。
一方、従来、顧客へのサービスとして、比較的多くの台数の遊技機を、所謂大当たりが発生し易い状態に設定することが行われている。このようなサービスは、新規顧客を獲得するため、リピーターを確保するため、又は、閑散期に店内を活気付かせるため等の目的で行われている。このようなサービスは、長期間にわたって行うと遊技店側にとって著しく不利益となるため、期間を限定して行われている。
特開2005−131263号公報
大当たりが発生し易い状態とするためには、前面ドアを開け、この前面ドア内にある設定用鍵型スイッチに所定の鍵を差し込み、左右に回すことにより設定値の変更を行う必要がある。しかしながら、このような作業を多数の遊技機に対して、頻繁に行うのは、手間がかかるといった問題があった。
また、特許文献1に記載の遊技機では、副音を出力して演出音に変化を加えることはできるが、遊技状態に応じて音が変化するといった演出は、通常行われる範囲内のものであり、何ら新しいものを提供できているとは言えない。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技店内の遊技機の設定を手間なく変更することができるとともに、マイクを備えた遊技機の新たな活用方法を提供することが可能な遊技機、及び、遊技システムを提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) 画像の表示及び/又は音の出力を行うことが可能な出力手段と、
内部当籤役を決定するための抽籤を行う抽籤手段と、
内部当籤役の報知割合が相対的に低い通常演出モード及び上記通常演出モードよりも内部当籤役の報知割合が相対的に高い特定演出モードの中から、1の演出モードを選択する選択手段と、
上記選択手段により選択された演出モードと上記抽籤手段による抽籤の結果とに基づいて、内部当籤役を報知するための画像の表示及び/又は音の出力を上記出力手段に行わせる制御を行う制御手段と、
入力音を電気信号に変換するマイクロホンと、
上記マイクロホンから出力される電気信号に基づいて、入力音をデータ化するデータ化手段と、
上記データ化手段により生成されたデータに基づいて、入力音の波形に特定の波形パターンが含まれるか否かを判断する波形判断手段と
を備え、
上記選択手段は、上記波形判断手段により入力音の波形に特定の波形パターンが含まれると判断された場合、上記特定演出モードを選択することを特徴とする遊技機。
(1)の発明によれば、マイクロホンに入力された入力音に基づいて生成されたデータに、特定の波形パターンが含まれると判断された場合、通常演出モードよりも内部当籤役の報知割合が相対的に高い特定演出モードが選択される。そして、選択された特定演出モードと抽籤手段による抽籤の結果とに基づいて、内部当籤役を報知するための画像の表示及び/又は音の出力が行われる。従って、特定演出モードに切り替えたい遊技機に特定の波形パターンが含まれる音を入力することにより、当該遊技機の演出モードを手間なく変更することができる。また、多数の遊技機が設置されている遊技店内において、特定の波形パターンが含まれる音を出力すれば、この音が入力される範囲にある複数台の遊技機(例えば、ある遊技島に設置されている複数台の遊技機)の演出モードの設定を一挙に変更することができるため、演出モードの切り替えをより手間なく行うことができる。
このように、(1)の発明によれば、複数台の遊技機の演出モードの設定を一挙に変更することができるという、マイクロホンを備えた遊技機の新たな活用方法を提供することができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(2) 上記(1)に記載の遊技機であって、
上記特定演出モードは、複数あり、
複数の上記特定演出モードは、互いに内部当籤役の報知割合が異なり、
上記選択手段は、上記波形判断手段により入力音の波形に特定の波形パターンが含まれると判断された場合、複数の上記特定演出モードの中から、上記データ化手段により生成されたデータに基づいて特定される1の特定演出モードを選択することを特徴とする。
(2)の発明によれば、入力音の波形に特定の波形パターンが含まれると判断された場合、互いに内部当籤役の報知割合が異なる複数の特定演出モードの中から、データ化手段により生成されたデータに基づいて特定される1の特定演出モードを選択するため、経営者側が自由に出玉率を調整することが可能になる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(3) 上記(1)又は(2)に記載の遊技機であって、
上記波形判断手段により入力音の波形に特定の波形パターンが含まれると判断されてからの経過時間を計時する計時手段
を備え、
上記選択手段は、上記計時手段が計時する経過時間が予め設定された時間が経過した場合、上記通常演出モードを選択することを特徴とする。
(3)の発明によれば、入力音の波形に特定の波形パターンが含まれると判断されてからの経過時間が予め設定された時間が経過した場合、通常演出モードを選択するため、特定演出モードに切り替えた後に、通常演出モードに切り替えるのを忘れてしまい、遊技店側が不利益を被ってしまうことを防止することができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれか1の遊技機と、外部の装置とを備える遊技システムであって、
上記装置は、
特定の波形パターンに属する波形を有する特定音を再生するための特定データを記憶する特定データ記憶手段と、
音を出力することが可能なスピーカと、
所定の条件が満たされたことを契機として、上記特定データに基づく特定音を、上記スピーカから出力する制御を行う音出力制御手段と
を備えたことを特徴とする。
(4)の発明によれば、所定の条件(例えば、所定の時刻となること、遊技店の従業員が特定音を出力する旨の指示入力をすること)が満たされたことを契機として、特定の波形パターンに属する波形を有する特定音を、スピーカから出力するため、時間帯や、遊技店側の意図に応じて、演出モードを変更することができる。
本発明によれば、遊技店内の遊技機の設定を手間なく変更することができるとともに、マイクを備えた遊技機の新たな活用方法を提供することが可能な遊技機、及び、遊技システムを提供することができる。
本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。以下においては、本発明の好適な実施形態として、本発明をパチスロ遊技装置に適用した場合について説明することとする。
図1は、本実施形態に係る遊技システムの一例を示す概略図である。
遊技システム100は、パチスロ遊技装置1と店内スピーカ92を有する放送装置(図示せず)とから構成されている。
パチスロ遊技装置1では、内部当籤役の報知割合が0%である通常演出モード、内部当籤役の報知割合が50%であるAT演出モードI、内部当籤役の報知割合が80%であるAT演出モードII、又は、内部当籤役の報知割合が100%であるAT演出モードIIIのいずれかの演出モードで遊技が実行される(図8参照)。放送装置は、本発明における外部の装置に相当するものである。
店内スピーカ92からは、毎日15時になると、特定の波形パターンに属する波形を有する特定音Pが出力される。
パチスロ遊技装置1は、マイクロホン44を備えている。パチスロ遊技装置1では、店内スピーカ92から出力され、マイクロホン44から入力された特定音Pが電気信号に変換され、さらに、A/D変換されることにより、入力音の波形データ(出力波形データ)が取得される。図1では、スピーカ92からの特定音Pが8台のパチスロ遊技装置1に入力されている。すなわち、遊技システム100では、スピーカ92から出力される特定音Pが8台のパチスロ遊技装置1に入力されるように設置されている。
パチスロ遊技装置1には、演出モードと対応付けられた、出力波形データとの比較対象となる比較用波形データが記憶されている。パチスロ遊技装置1では、取得した出力波形データと比較用波形データとに基づいて特定されるAT演出モードが選択され、選択されたAT演出モードと遊技ごとに決定される内部当籤役とに基づいて、内部当籤役を報知するための小役報知画像94(図3参照)が報知される。例えば、内部当籤役がベルであるとき、演出モードが、(1)通常演出モードの場合には、小役報知画像94が報知されることはなく、(2)AT演出モードIの場合には、小役報知画像94が50%の割合で報知され、(3)AT演出モードIIの場合には、小役報知画像94が80%の割合で報知され、(4)AT演出モードIIIの場合には、小役報知画像94が100%の割合で報知される。
このように、遊技システム100によれば、多数のパチスロ遊技装置1が設置されている遊技店内において、特定の波形パターンが含まれる特定音を出力すれば、この音が入力される範囲にあるパチスロ遊技装置1の演出モードの設定を一挙に変更することができるため、演出モードの切り替えをより手間なく行うことができる。
図2は、図1に示したパチスロ遊技装置の一例を模式的に示す斜視図である。
このパチスロ遊技装置1は、コイン、メダル又はトークン等の他、遊技者に付与されたか、若しくは、付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技を行うことが可能な遊技機であるが、以下においては、メダルを用いるものとして説明することとする。
パチスロ遊技装置1の全体を形成している筐体2の正面には、液晶表示装置5が設置されている。液晶表示装置5は、本発明における出力手段に相当するものである。この液晶表示装置5は、透明液晶パネル34(図示せず)を備えており、この透明液晶パネル34は、その一部又は全部を透明/非透明の状態に切り替えることが可能であるとともに、遊技に関する演出画像を表示可能である。
また、液晶表示装置5の背面側には、3個の回転リール3L、3C、3Rが設けられている。3個の回転リール3L、3C、3Rは、それぞれその外周面に複数の図柄等の識別情報が表示されており、回転可能に横一列に設けられている。
液晶表示装置5の下方には、水平面を有する台座部10が形成されており、台座部10の右側には、メダル投入口22が設けられ、台座部10の左側には、1−BETスイッチ11及び最大BETスイッチ13が設けられている。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者が遊技で獲得したメダルのクレジット/払い出しを押し操作により切り替える貯留メダル精算スイッチ14が設けられている。
この貯留メダル精算スイッチ14の切り替えにより「払い出し」が選択された場合には、正面下部のメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受部16に溜められる。一方、「クレジット」が選択された場合には、パチスロ遊技装置1が備えるメモリ(例えば、後述するRAM43等)にメダル数がクレジットとして記憶される。
貯留メダル精算スイッチ14の右側には、遊技者の操作により回転リール3L、3C、3Rを回転させるためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。台座部10の前面部中央には、3個の回転リール3L、3R、3Cの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L、7C、7Rが設けられている。
台座部10の前面部の右寄りには、決定ボタン26及び取消ボタン27が設けられている。この決定ボタン26及び取消ボタン27を操作することにより、液晶表示装置5の表示画面の切替に関する指示等の入力を行うことができる。
台座部10の前面部の右寄りには、さらに、ドア開閉及び打ち止め解除装置29が設けられており、所定の鍵をこのドア開閉及び打ち止め解除装置29の鍵穴に差し込み、右に回すことにより前面ドアの開閉を行い、左に回すことにより打ち止め解除を行う。
筐体2の上方の左右には、スピーカ21L、21Rが設けられ、その2台のスピーカ21L、21Rの間には、入賞図柄の組合せ及びメダルの配当枚数等を示す配当表パネル23が設けられている。スピーカ21L、21Rは、本発明における出力手段に相当するものである。また、筐体2の正面左右には、マイクロホン44が設けられている。
図3は、図2に示したパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置近傍を示す拡大正面図である。
図3に示すように、液晶表示装置5の背面側には、各々の外周面に複数の識別情報である図柄が描かれた3個の回転リール3(3L、3C、3R)が回転可能に横一列に設けられている。
液晶表示装置5は、正面パネル31と、正面パネル31の裏面に設けられた透明液晶パネル34(図示せず)とを備えている。正面パネル31は、透明な表示窓31aと、絵柄が描かれた絵柄形成領域31bとからなり、正面パネル31の裏面に設けられた透明液晶パネル34に表示される画面画像は、正面パネル31の表示窓31aを介して視認可能である。
透明液晶パネル34の下側には、「当籤役報知 ベルが成立かも?」を示す小役報知画像94が表示される。小役報知画像94は、AT演出モードであり、且つ、小役報知を行うと決定した場合に表示される。
液晶表示装置5の左側の背面側には、遊技開始表示ランプ25、WINランプ17、メダル投入ランプ24、最大BETランプ9c、2−BETランプ9b及び1−BETランプ9aの各種ランプと、払出枚数表示部18、メダル貯留枚数表示部19及び役物作動回数表示部20の各種表示部とが設けられている。なお、正面パネル31の絵柄形成領域31bは、上述した各種ランプと各種表示部との前方部分が透明であり、各種ランプと各種表示部とを視認可能となっている。
1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9cは、一のゲームを行うために賭けられたメダルの数(以下、BET数ともいう)に応じて点灯する。一のゲームは、全ての回転リールが停止したとき、又は、メダルの払い出しが行われる場合には、メダルが払い出されたときに終了する。
WINランプ17は、BB(ビッグボーナス)又はRB(レギュラーボーナス)に内部当籤した場合に所定確率で点灯し、また、BB又はRBの入賞が成立した場合にも点灯する。遊技メダル投入ランプ24は、メダルの投入が受け付け可能であるときに点滅する。遊技開始表示ランプ25は、少なくとも1本のラインが有効化されたときに点灯する。
払出枚数表示部18は、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示するものであり、メダル貯留枚数表示部19は、貯留されているメダルの枚数を表示するものであり、役物作動回数表示部20は、RBゲーム可能回数及びRBゲーム入賞可能回数等を表示する。これらの表示部は、7セグメント表示器からなるものである。
図4は、図2に示したパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置の概略構成を示す斜視図である。図5は、図4に示した液晶表示装置の一部の構成の展開図である。
液晶表示装置5は、保護ガラス32と表示板33とからなる正面パネル31、透明液晶パネル34、導光板35、反射フィルム36、所謂白色光源である蛍光ランプ37a、37b、38a、38b、ランプホルダ39a〜39h、及び、透明液晶パネル駆動用のICを搭載したテーブルキャリアパッケージ(TCP)からなり、TCPは、透明液晶パネル34の端子部に接続したフレキシブル基板(図示せず)等により構成される。
この液晶表示装置5は、回転リール3L、3C、3Rにより手前側に設けられている。また、この回転リール3L、3C、3Rと液晶表示装置5とは、所定の間隔をあけて設けられている。
保護ガラス32及び表示板33は、透明な部材で構成されている。表示板33には、BETランプ9a〜9cに対応する位置等に絵柄等が形成されている。すなわち、表示板33の絵柄等が形成されている領域が、正面パネル31における絵柄形成領域31bであり、表示板33の絵柄等が形成されていない領域が、正面パネル31における表示窓31aである(図3参照)。なお、正面パネル31に絵柄形成領域31bを形成せず、正面パネル31の全面を表示窓31aとしてもよい。この場合、表示板33に絵柄を形成しないか、又は、表示板33を省略すればよい。
なお、表示板33の裏面側に配置される各種ランプ及び各種表示部を動作させる電気回路等は図示していない。
透明液晶パネル34は、薄膜トランジスタ層が形成されたガラス板等の透明な基板と、これに対向する透明な基板との間隙部に液晶が封入されて形成されている。
この透明液晶パネル34の表示モードは、ノーマリーホワイトに設定されている。ノーマリーホワイトとは、液晶を駆動していない状態で白表示(表示面側に透過した光が外部より視認可能である)となる構成である。ノーマリーホワイトに構成された透明液晶パネル34を採用することにより、液晶を駆動することができない事態が生じた場合であっても、回転リール3L、3C、3Rに表示された図柄等の識別情報の可変表示及び停止表示を視認することができ、遊技を継続することができる。すなわち、そのような事態が発生した場合でも、回転リール3L、3C、3Rに表示された識別情報の変動表示態様及び停止表示態様を中心とした遊技を行うことができる。
導光板35は、蛍光ランプ37a、37bからの光を透明液晶パネル34へ導き出す(透明液晶パネル34を照明する)ためのものであり、透明液晶パネル34の裏側に設けられ、例えば、2cm程度の厚さを有するアクリル系樹脂等の透明部材(導光機能を有する)で構成されている。
反射フィルム36は、例えば、白色のポリエステルフィルムやアルミ薄膜に銀蒸着膜を形成したものが用いられ、導光板35に導入された光を導光板35の正面側へ向けて反射させる。この反射フィルム36は、反射領域36A及び非反射領域(透過領域)36Bにより構成されている。
蛍光ランプ37a、37bは、導光板35の上端部及び下端部に沿って配置され、両端はランプホルダ39(図4参照)により支持されている。この蛍光ランプ37a、37bから照射される光は、反射フィルム36の反射領域36Aで反射して透明液晶パネル34を照明する。
蛍光ランプ38a、38bは、反射フィルム36の裏側の上方位置及び下方位置に回転リール3L、3C、3Rに向かって配置されている。この蛍光ランプ38a、38bから出て回転リール3L、3C、3Rの表面で反射して非反射領域36Bへ入射した光は、透明液晶パネル34を照明する。
このように、液晶表示装置5においては、蛍光ランプ37a、37bから照射され、反射フィルム36の反射領域36Aで反射した光と、蛍光ランプ38a、38bから照射され、回転リール3L、3C、3Rの表面で反射して非反射領域36Bへ入射した光とが、透明液晶パネル34を照明するのである。
従って、反射フィルム36の非反射領域36Bに対応する液晶表示装置5の領域は、液晶を駆動しているか否かによって、透明/非透明の状態に切り替わる領域であり、反射フィルム36の反射領域36Aに対応する液晶表示装置の領域は、液晶を駆動しているか否かに拘わらず非透明状態となる。
パチスロ遊技装置1では、液晶表示装置の一部の領域のみが、透明/非透明の状態に切り替わる領域であるが、本発明の遊技機において、液晶表示装置の表示画面は、その全領域が透明/非透明の状態に切り替わる領域であってもよい。この場合、パチスロ遊技装置1において、液晶表示装置5の全領域を透過状態又は非透過状態に切り替わる領域とする場合、反射フィルム36を全て非反射領域36Bとするか、反射フィルム36を省略すればよい。
図6は、図2に示したパチスロ遊技装置の内部構成を示すブロック図である。
主制御回路81は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ40を主たる構成要素とするものである。マイクロコンピュータ40は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU41と、ROM42及びRAM43とを含む。CPU41には、基準クロックパルスを設定するクロックパルス発生回路144及び分周器145と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器146及びサンプリング回路147とが接続されている。なお、乱数サンプリングのための手段として、CPU41の動作プログラム上で乱数のサンプリングを実行するように構成してもよい。
ROM42には、副制御回路82へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。当該コマンドとしては、例えば、液晶表示装置5に対する表示制御に関するコマンドやスピーカ21に対する音声出力制御に関するコマンド等が格納されている。
液晶表示装置5やスピーカ21に対する制御に関するコマンドとしては、例えば、演出開始コマンド、終了演出コマンド等を挙げることができる。
演出開始コマンドは、3つの回転リール3の回転開始時に液晶表示装置5に演出画像を表示させ、スピーカ21に当該演出に関する音声を出力させるためのコマンドである。終了演出コマンドは、3つの回転リール3が全て停止した際に液晶表示装置5に演出画像を表示させ、スピーカ21に当該終了演出に関する音声を出力させるためのコマンドである。
また、RB、BBの設定又は解除に関するコマンドも、ROM42に格納されており、当該コマンドによってRB又はBBの設定又は解除が副制御回路82に通知される。なお、RB、BBの設定又は解除に関するコマンドにかえて、液晶表示装置5に対する表示制御に関する各種のコマンドに、RB又はBBの実行中であることを示すデータを含めることとしてもよい。
また、副制御回路82へ送信するためのコマンドとしては、ATコマンドを挙げることができる。ATコマンドは、ATに入賞したことを副制御回路82に通知するためのコマンドであり、AT入賞後に発生する演出モードが、AT演出モードI、AT演出モードII、AT演出モードIIIのいずれであるかに関する情報が含まれる。
上述したような各種のコマンドは、特定の条件の成立を契機としてCPU41によってROM42から呼び出されてRAM43にセットされる。そして、RAM43にセットされたコマンドは所定のタイミングで副制御回路82に供給される。副制御回路82は、供給されたコマンドに基づいて各種の処理を実行する。なお、副制御回路82が主制御回路81へコマンド等が入力されることはなく、主制御回路81から副制御回路82への一方向で通信が行われる。
また、ROM42には、回転リール3L、3C、3Rの回転位置と回転リール外周面上に描かれた図柄とを対応付けるために、図柄テーブルが格納されており、また、入賞となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞を表す入賞判定コードとが対応付けられた入賞図柄組合せテーブルや、内部当籤役を決定する抽選を行うために必要な抽選確率テーブル等が格納される。
RAM43には、上述したコマンド以外に、例えば、メダルの数に相当するクレジット数、設定値等、遊技進行に係る変数やフラグ等が格納される。
マイクロコンピュータ40からの制御信号により動作が制御される主要な周辺装置(アクチュエータ)としては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、WINランプ17、遊技メダル投入ランプ24、遊技開始表示ランプ25、装飾ランプ93)と、各種表示部(払出枚数表示部18、メダル貯留枚数表示部19、役物作動回数表示部20)と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路51の命令により所定枚数のメダルの払い出しを行うホッパー(払い出しのための駆動部を含む)50と、回転リール3L、3C、3Rを回転駆動するステッピングモータ59L、59C、59Rとがある。
さらに、ステッピングモータ59L、59C、59Rを駆動制御するモータ駆動回路49、ホッパー50を駆動制御するホッパー駆動回路51、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路55、及び、各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路58が、I/Oポート48を介してCPU41の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU41から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、マイクロコンピュータ40が制御指令を発生するために必要な入力信号を発生させる主な入力信号発生装置としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11、最大BETスイッチ13、貯留メダル精算スイッチ14、投入メダルセンサ22S、リセットスイッチ62、設定用鍵型スイッチ63、リール停止信号回路56、リール位置検出回路60、払い出し完了信号回路61がある。これらもI/Oポート48を介してCPU41に接続されている。設定用鍵型スイッチ63は、所定の鍵をこの鍵穴に差し込み、左右に回すことにより設定値の変更を可能とするものである。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路56は、各停止ボタン7L、7C、7Rの操作に応じて停止信号を発生する。決定ボタン26及び取消ボタン27は、これらの操作により、液晶表示装置5の表示画面の切替や指示の入力等を行うことができる。
リール位置検出回路60は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各回転リール3L、3C、3Rの位置を検出するための信号をCPU41に送信する。
払出完了信号回路61は、メダル検出部50Sの計数値(ホッパー50から払い出されたメダルの枚数)が指定された枚数に達したとき、メダル払出完了信号を発生する。CPU41がこのメダル払出完了信号を受信すると、ホッパー駆動回路51を介してホッパー50の駆動を停止し、メダルの払出を完了させる。このメダル検出部50Sは、ホッパー50から払い出されるメダルを検出するための物理センサ等からなるメダルセンサを備えており、このメダルセンサにより払い出されるメダルの枚数の計数を行うことができる。
図6に示した回路において、乱数発生器146は、一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回路147は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数及びROM42内に格納されている確率抽選テーブルに基づいて、内部当籤役が決定される。内部当籤役が決定された後、「停止制御テーブル」を選択するために再び乱数のサンプリングが行われる。
回転リール3L、3C、3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ59L、59C、59Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM43の所定エリアに書き込まれる。回転リール3L、3C、3Rからは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路60を介してCPU41に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM43で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これにより、RAM43内には、各回転リール3L、3C、3Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
上記のような回転リール3L、3C、3Rの回転位置と回転リール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブルが、ROM42内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各回転リール3L、3C、3Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
更に、ROM42内には、入賞図柄組合せテーブルが格納されている。この入賞図柄組合せテーブルでは、入賞となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞を表す入賞判定コードとが対応づけられている。上記の入賞図柄組合せテーブルは、左の回転リール3L、中央の回転リール3C、右の回転リール3Rの停止制御時、及び全リール停止後の入賞確認を行うときに参照される。
上記乱数サンプリングに基づく抽選処理(確率抽選処理)により内部当籤した場合には、CPU41は、遊技者が停止ボタン7L、7C、7Rを操作したタイミングでリール停止信号回路56から送られる操作信号、及び、選択された「停止制御テーブル」に基づいて、回転リール3L、3C、3Rを停止制御する信号をモータ駆動回路49に送る。
内部当籤した役の入賞成立を示す停止態様となった場合、貯留メダル精算スイッチ14の切り替えにより「払い出し」が選択されているときには、CPU41は、払い出し指令信号をホッパー駆動回路51に供給してホッパー50から所定個数のメダルの払い出しを行う。その際、メダル検出部50Sは、ホッパー50から払い出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達したときに、メダル払い出し完了信号がCPU41に入力される。これにより、CPU41は、ホッパー駆動回路51を介してホッパー50の駆動を停止し、「メダルの払い出し処理」を終了する。
一方、貯留メダル精算スイッチ14の切り替えにより「クレジット」が選択されているときには、払い出されるべきメダルの数がクレジットとしてRAM43に記憶されることになる。
CPU41を備えた主制御回路81には、副制御回路82が接続されている。
副制御回路82は、主制御回路81からの制御指令(コマンド)に基づいて、液晶表示装置5の表示制御及びスピーカ21L、21Rからの音の出力制御を行う。
図7は、図6に示した副制御回路の構成を示すブロック図である。
尚、本実施形態においては、主制御回路81から副制御回路82に対してコマンドを供給するとともに、副制御回路82から主制御回路81に対して信号を供給できないように構成したが、これに限らず、副制御回路82から主制御回路81に対して信号を送信できるように構成してもよい。
副制御回路82は、サブCPU206、プログラムROM208及びワークRAM210を備えている。また、副制御回路82には、インターフェイス回路240を介して、決定ボタン26及び取消ボタン27が接続されている。
また、副制御回路82は、液晶表示装置5における表示制御を行う表示制御回路250と、スピーカ21から発生させる音に関する制御を行う音声制御回路230とを備えている。
サブCPU206は、プログラムROM208に記憶されたプログラムに従って、演出に係る処理等の各種の処理を実行する機能を有し、CPU41から供給される各種のコマンドに従って、副制御回路82の制御を行う。また、サブCPU206は、計時プログラムに従って、マイクロホン44から特定音が入力されてからの経過時間を計時する処理を行う。この計時処理を実行するとき、サブCPU206は、計時手段として機能する。
プログラムROM208には、サブCPU206により、液晶表示装置5やスピーカ21における遊技演出を制御するためのプログラムが記憶されており、その他には、演出に関する決定を行うためのテーブル等の各種のテーブルも記憶されている。
また、プログラムROM208には、液晶表示装置5に表示される画面画像及びスピーカ21から出力される音に対応した複数種類の演出パターンデータと、全てのリール3が停止した際に表示される画面画像及び出力される声に対応した複数種類の終了演出パターンデータとが記憶されている。
また、プログラムROM208には、マイクロホン44から出力される音信号に基づいて生成された出力波形データとの比較対象となる比較用波形データが記憶されている。サブCPU206は、比較用波形データを参照することより、マイクロホン44から出力された音信号に基づいて生成される出力波形データが示す波形における所定の周波数にピークが存在するか否かを判断する。サブCPU206は、ピークが存在する場合、そのピークの位置に応じて、演出モードがいずれのAT演出モードであるかを認識する。
また、プログラムROM208には、各演出モードに対応した小役報知に係る演出プログラムが記憶されている。
図8は、演出プログラムを説明するための図である。
図8に示すように、演出モードには、通常演出モード、AT演出モードI、AT演出モードII、及び、AT演出モードIIIの4つ演出モードが存在する。各演出モードには、小役を報知する割合が対応付けられている。通常演出モードは、報知の割合が0%であり、AT演出モードIは、報知の割合が50%であり、AT演出モードIIは、報知の割合が80%であり、AT演出モードIIIは、報知の割合が100%である。従って、通常演出モードでは、小役の報知は常に行われない。また、AT演出モードIIIでは、小役の報知は常に行われる。また、AT演出モードI、及び、AT演出モードIIでは、小役報知を行うか否かの抽籤が行われ、当籤した場合に小役が報知される。小役報知を行うか否かの抽籤において、AT演出モードIに係る演出プログラムは、50%の割合で報知を行うと決定されるようにプログラムされており、AT演出モードIIに係る演出プログラムは、80%の割合で報知を行うと決定されるように、プログラムされている。
また、副制御回路82は、信号処理回路44aを介して、外部からの入力音を音信号(電気信号)に変換して出力するマイクロホン44が接続されている。信号処理回路44aは、AGC回路やA/D変換回路等の各種の回路を含み、マイクロホン44から出力された音信号を出力波形データに変換するための種々の処理を行う回路である。AGC回路は、入力された音信号の大きさが変動しても、一定出力が得られるように、その内部に設けられた増幅器の増幅率を自動的に制御するものである。
信号処理回路44aは、本発明におけるデータ化手段に相当する。
なお、本実施形態においては、プログラム、テーブル等を記憶する記憶媒体としてプログラムROM208を用いるように構成したが、これに限らず、CPU等を備えたコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えば、ハードディスク装置、CD−ROM及びDVD−ROM、ROMカートリッジ等の記憶媒体に記録されていてもよい。もちろん、プログラムROM208に記憶されるものをROM42に記憶することとしてもよい。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にこれらのプログラムをダウンロードし、ワークRAM210等に記録されるものでもよい。更にまた、プログラムの各々が別々の記憶媒体に記録されていてもよい。
また、本実施形態において、CPU41及びROM42を含む主制御回路81と、サブCPU206及びプログラムROM208を含む副制御回路82と、を別々に構成したが、これに限らず、CPU41及びROM42を含む主制御回路81のみで構成してもよく、この場合には、上述したプログラムROM208に記憶されているプログラムをROM42に記憶させ、CPU41により実行されるように構成してもよい。もちろん、サブCPU206及びプログラムROM208を含む副制御回路82のみで構成するようにしてもよく、この場合には、上述したROM42に記憶されているプログラムをプログラムROM208に記憶させ、サブCPU206により実行されるように構成してもよい。
ワークRAM210は、サブCPU206の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。尚、本実施形態においては、サブCPU206の一時記憶領域としてワークRAM210を用いているが、これに限らず、読み書き可能な記憶媒体であればよい。特に、ワークRAM210は、ATにおける遊技回数(以下、「AT遊技回数」ともいう)と、ATにおける払出数(以下、「AT払出数」ともいう)を記憶する機能を有する。
また、音声制御回路230は、音声に関する制御を行う音源IC232、各種の音データを記憶する音声データROM234、音信号を増幅するための増幅器236(以下、AMPと称する。)から構成されている。
音源IC232は、サブCPU206、音声データROM234、AMP236と接続されている。音声データROM234には、複数種類の音データが記憶されている。音データには、例えば、演出パターンに基づいて抽出される演出音データが含まれる。
音源IC232は、演出パターンデータの供給を受けると、この演出パターンデータに応じた演出音データを音声データROM234から読み出す。
また、音源IC232は、読み出した演出音データを所定の音信号に変換し、その音信号をAMP236に供給する。AMP236は、音信号を増幅させ、スピーカ21(21L及び21R)から音を出力する。
表示制御回路250は、CPU41により決定された遊技結果、又は、各種ボタン26、27により入力された指示に応じて、画面画像を生成し、液晶表示装置5に上記画面画像を表示する制御を行うものであり、画像データプロセッサ(以下、VDPという。)212、各種の画像データを記憶する画像データROM216、画像データを画像信号として変換するD/Aコンバータ218から構成されている。VDP212は、サブCPU206、画像データが記憶されている画像データROM216、画像データを画像信号に変換するD/Aコンバータ218と接続されている。
このVDP212は、いわゆるスプライト回路、スクリーン回路、及びパレット回路等の各種の回路を含み、液晶表示装置5に画面画像を表示させるための種々の処理を行うことができる装置である。つまり、VDP212は、液晶表示装置5に対する表示制御を行う。また、VDP212には、液晶表示装置5の透明液晶パネル34に画面画像を表示するためのバッファとしての記憶媒体(例えば、ビデオRAM)を備えている。この記憶媒体の所定の記憶領域に画像データを記憶することによって、所定のタイミングで液晶表示装置5の透明液晶パネル34に画面画像が表示されることとなる。
画像データROM216には、複数種類の演出画像データが記憶されている。演出画像データには、例えば、背景画像を構成する背景画像データ、キャラクタを示すキャラクタ画像データ等が含まれる。また、画像データROM216には、小役を報知するため小役報知画像を構成する小役報知画像データが記憶されている。
VDP212は、サブCPU206から供給される画像表示命令(コマンド)に応じて、画像データROM216から、演出画像を抽出する。
VDP212は、画像データROM216から抽出した各種画像を、後方に位置する画像から順に、例えば、背景画像、キャラクタ画像の順に、重ね合わせてバッファ(例えば、ビデオRAM等)に記憶することにより画面画像を合成し、所定のタイミングでD/Aコンバータ218に供給する。D/Aコンバータ218は、この画面画像を画像信号として変換し、この画像信号を液晶表示装置5に供給する。
以下においては、パチスロ遊技装置1は起動しており、CPU41において用いられる変数は所定の値に初期化されるとともに、設定値、各種タイマ等も所定の値に設定された状態で定常動作しているものとする。
図9は、パチスロ遊技装置1の主制御回路において行われる処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
このサブルーチンは、予め実行されているメインルーチンから所定のタイミングで呼び出されて実行されるものである。
まず、CPU41は、メダルの自動投入の要求があるか否かを判断する(ステップS120)。なお、自動投入の要求がある場合とは、先の遊技において再遊技(リプレイ)の入賞が成立した場合である。メダルの自動投入の要求があるときには、投入要求分のメダルを自動投入し(ステップS122)、副制御回路82にメダル投入コマンドを送信する(ステップS123)。
一方、ステップS120において、メダルの自動投入の要求がないと判断した場合、CPU41は、メダルが投入されたか否かを判断する(ステップS121)。すなわち、CPU41は、メダル投入口22にメダルが投入されたことを検知した投入メダルセンサ22Sにより発せられる検知信号を受信したか否か、又は、BETスイッチ(1−BETスイッチ11又は最大BETスイッチ13)により発せられる検知信号を受信したか否かを判断することにより、メダルが投入されたか否かを判断する。なお、BETスイッチ(1−BETスイッチ11又は最大BETスイッチ13)により発せられる検出信号を受信したと判断した場合、CPU41は、RAM43に記憶されたクレジット数から、BETされたメダルの数に相当するクレジット数を減算する処理を行う。
ステップS121において、メダルが投入されていないと判断した場合、CPU41は、処理をステップS120に戻す。
また、ステップS121において、メダルが投入されたと判断した場合、又は、ステップS123の処理が実行された場合には、CPU41は、スタートレバー6が操作されたか否かを判断する(ステップS124)。すなわち、CPU41は、スタートスイッチ6Sからの入力信号を受信したか否かを判断するのである。
ステップS124において、スタートレバー6が操作されていないと判断した場合、CPU41は、処理をステップS120に戻す。一方、ステップS124において、スタートレバー6が操作されたと判断した場合、CPU41は、各種設定に係る処理を行う(ステップS125)。この各種設定処理では、スタートレバー6が操作されたタイミングで、乱数発生器146から乱数のサンプリングを行い、当該サンプリングされた乱数値と、RAM43に設定されている抽選確率テーブルとに基づいて内部当籤役(当籤フラグ)を生成する抽選処理が行われる。内部当籤役を生成する抽選処理を実行するとき、CPU41は、抽選手段として機能する。このようにして決定された内部当籤役は、小役報知データとして副制御回路82に送信される。また、この各種設定処理では、例えば、WINランプ点灯抽選処理、回転リールを停止させるための停止制御テーブルの選択に係る処理、リール回転用に初期化する処理等を行い、回転リール3(3L、3C、3R)の回転を開始させる。
回転リール3L、3C、3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ59L、59C、59Rの各々に送信される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM43に記憶される。回転リール3L、3C、3Rから一回転ごとにリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路60を介してCPU41に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM43で計数されている駆動パルスに計数値が「0」にクリアされる。このようにすることにより、RAM43内には、各回転リール3L、3C、3Rについての一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
また、回転リール3L、3C、3Rの回転位置と回転リール外周面上に描かれた図柄とを対応付けるためにROM42に格納された図柄テーブルでは、上述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各回転リール3L、3C、3Rの一定の回転ピッチごとに順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバーごとに対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応付けられている。また、ROM42に格納された入賞図柄組合せテーブルは、各回転リール3L、3C、3Rの停止制御時、及び、全回転リール停止後の入賞確認を行うときに参照される。
ステップS125の処理を実行した後、CPU41は、処理をステップS126に移す。
ステップS126において、CPU41は、RAM43に演出開始コマンドをセットする。この演出開始コマンドは、液晶表示装置5への所定の演出画像の表示を開始させ、スピーカ21に所定の音声の出力を開始させるためのコマンドであり、上記抽選処理により決定された内部当籤役に関するデータを含んでいる。演出開始コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS126の処理を実行した後、CPU41は、処理をステップS128に移す。
ステップS128において、CPU41は、リール停止信号回路56からの入力信号の有無により、停止ボタン7(7L、7C、7R)が「オン」であるか否かを判断する(ステップS128)。停止ボタン7が「オン」ではないと判断した場合、CPU41は、自動停止タイマの値が「0」であるか否かを判断し(ステップS129)、「0」ではないと判断した場合には、処理をステップS128に戻す。
一方、ステップS128において、停止ボタン7が「オン」であると判断した場合、又は、ステップS129において、自動停止タイマの値が「0」であると判断した場合、CPU41は、停止ボタン7に対応した回転リール3の回転を停止させるのであるが、その際、当籤要求(内部当籤役のこと)、図柄位置(操作時における回転リール3の回転位置)、選択されている停止制御テーブル等から滑りコマ数を決定する(ステップS130)。
次に、CPU41は、ステップS130において決定された滑りコマ数分、回転リール3を回転させて停止させる処理を行い(ステップS131)、一の回転リール3についての停止要求をセットする(ステップS132)。
次に、CPU41は、3つの回転リール3(3L、3C、3R)の全てが停止したか否かを判断する(ステップS135)。全ての回転リール3が停止していないと判断した場合、処理をステップS128に戻す。一方、全ての回転リール3が停止したと判断した場合、CPU41は入賞検索を行う(ステップS136)。このとき、ROM42に格納された入賞図柄組合せテーブル等が参照されることになる。また、入賞フラグが正常であるか否かを判断し、正常でない場合には、イリーガルエラーの表示を行って処理を中断することとしてもよい。
次に、CPU41は、RAM43に終了演出コマンドをセットする(ステップS137)。この終了演出コマンドは、遊技結果に応じた遊技終了時の演出画像の表示及び音声の出力を行うためのコマンドであり、ステップS136における入賞検索の結果に関するデータを含む。終了演出コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
次に、CPU41は、メダルの払出があるか否か、すなわち、入賞枚数の有無を判断する(ステップS138)。
メダルの払出があると判断した場合、CPU41は、遊技状態及び入賞役に応じた枚数のメダルの貯留又は払出を行う(ステップS139)。メダルの貯留を行う場合には、CPU41は、RAM43に記憶されたクレジット数を加算する処理を行う。一方、メダルの払出を行う場合には、CPU41は、払出指令信号をホッパー駆動回路51に送信してホッパー50から所定枚数のメダルの払出を行う。その際、メダル検出部50Sは、ホッパー50から払い出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達したときに、メダル払出完了信号がCPU41に入力される。これにより、CPU41は、ホッパー駆動回路51を介してホッパー50の駆動を停止し、メダルの払出処理を終了する。
次に、CPU41は、RBに入賞したか否かを判断する(ステップS140)。RBに入賞したと判断すると、CPU41は、RB設定に係る処理を行う(ステップS141)。このステップS141において、CPU41は、RB用の抽選確率テーブルや、RB用の入賞図柄組合せテーブルの設定に係る処理を行う。また、このステップS141において、CPU41は、RBゲーム入賞回数等の計数を開始し、その計数値を役物作動回数表示部20に表示させる処理を開始する。ステップS141の処理を実行した後、CPU41は、処理をステップS142に移す。
ステップS142において、CPU41は、RAM43にRB設定コマンドをセットする。RB設定コマンドは、画面画像としてのRB用の演出画像を液晶表示装置5に表示させ、RBに係る音声をスピーカ21から出力させるためのコマンドであり、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS140においてRBに入賞していないと判断された場合、又は、ステップS142の処理が実行された場合、CPU41は、BBに入賞したか否かを判断する(ステップS143)。BBに入賞したと判断すると、CPU41は、BB設定に係る処理を行う(ステップS144)。このステップS144において、CPU41は、BB用の抽選確率テーブルや、BB用の入賞図柄組合せテーブル等の設定に係る処理を行う。また、このステップS144において、CPU41は、BBゲーム消化回数等の計数や、その計数値の役物動作回数表示部20への表示や、払い出されたメダルの計数等を開始する。その後、CPU41は、処理をステップS145へ移す。
ステップS145において、CPU41は、RAM43にBB設定コマンドをセットする。BB設定コマンドは、画面画像としてのBB用の演出画像を液晶表示装置5に表示させ、BBに係る音声をスピーカ21から出力させるためのコマンドであり、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS143において、BBに入賞していないと判断された場合、又は、ステップS145の処理を実行した場合、CPU41は、RBが終了したか否かを判断する(ステップS146)。RBが終了したと判断すると、次に、CPU41は、RB設定解除に係る処理を行う(ステップS147)。ステップS148において、CPU41は、ステップS141の処理で設定したRB用の抽選確率テーブルや、RB用の入賞図柄組合せテーブル等から、通常の遊技状態(RB又はBB以外)に用いられる抽選確率テーブルへの設定変更に係る処理を行う。その後、CPU41は、処理をステップS148へ移す。
ステップS148において、CPU41は、RAM43にRB解除コマンドをセットする。RB解除コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS146において、RBが終了したと判断されなかった場合、又は、ステップS148の処理を実行した場合、CPU41は、BBが終了したか否かを判断する(ステップS149)。BBが終了したと判断すると、次に、CPU41は、BB設定解除に係る処理を行う(ステップS150)。ステップS150において、CPU41は、ステップS144の処理で設定したBB用の抽選テーブルや、BB用の入賞図柄組合せテーブル等から、通常の遊技状態(RB又はBB以外)に用いられる抽選確率テーブルへの設定変更に係る処理を行う。その後、CPU41は、処理をステップS151へ移す。
ステップS151において、CPU41は、RAM43にBB解除コマンドをセットする。BB解除コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS149において、RBが終了していないと判断した場合、又は、ステップS151の処理を実行した場合、処理をステップS152に移す。
ステップS152において、CPU41は、ATに入賞したか否かを判断する。ATに入賞したと判断すると、CPU41は、ATコマンドをセットする(ステップS153)。ステップS152において、ATに入賞していないと判断した場合、又は、ステップS153の処理を実行した場合、本サブルーチンを終了する。
図10は、副制御回路において行われるコマンド受信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、ステップS200において、サブCPU206は、演出開始コマンドを受信したか否かを判断する。演出開始コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS210に移す。
一方、演出開始コマンドを受信したと判断した場合、ステップS201において、サブCPU206は、プログラムROM208に記憶された複数種類の演出パターンのなかから、当該コマンドに対応した演出パターンを選択する。
サブCPU206は、RBフラグがセットされている場合には、RB用の演出パターンを選択する。また、BBフラグがセットされている場合には、BB用の演出パターンを選択する。次に、ステップS202において、演出パターンを示すデータである演出パターンデータを表示制御回路250に供給する。
ステップS202の処理を実行した後、ステップS210に処理を移す。
ステップS210において、サブCPU206は、終了演出コマンドを受信したか否かを判断する。終了演出コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS220に移す。
一方、終了演出コマンドを受信したと判断した場合、ステップS211において、サブCPU206は、プログラムROM208に記憶された複数種類の終了演出パターンのなかから、当該コマンドに対応した終了演出パターンを選択する。
次に、ステップS212において、終了演出パターンデータを表示制御回路250に供給する。ステップS210の処理を実行した後、処理をステップS220に移す。
ステップS220において、サブCPU206は、RB設定コマンドを受信したか否かを判断する。RB設定コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS230に移す。一方、RB設定コマンドを受信したと判断した場合、サブCPU206は、ステップS221において、RBフラグをセットする。ステップS221の処理を実行した後、処理をステップS230に移す。なお、RBフラグは、RB開始時にセットされ、RB終了時にクリアされるフラグである。
ステップS230において、サブCPU206は、BB設定コマンドを受信したか否かを判断する。BB設定コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS240に移す。一方、BB設定コマンドを受信したと判断した場合、サブCPU206は、ステップS231において、BBフラグをセットする。BBフラグは、BB開始時にセットされ、BB終了時にクリアされるフラグである。ステップS231の処理を実行した後、ステップS240に処理を移す。
ステップS230において、BB設定コマンドを受信していないと判断した場合、又は、ステップS231の処理を実行した場合、サブCPU206は、RB解除コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS240)。RB解除コマンドを受信したと判断した場合、RBフラグをクリアする(ステップS241)。
ステップS240において、RB解除コマンドを受信していないと判断した場合、又は、ステップS241の処理を実行した場合、サブCPU206は、BB解除コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS250)。BB解除コマンドを受信したと判断した場合、サブCPU206は、BBフラグをクリアする(ステップS251)。
ステップS250において、BB解除コマンドを受信していないと判断した場合、又は、ステップS251の処理を実行した場合、サブCPU206は、ATコマンドを受信したか否かを判断する(ステップS260)。ATコマンドを受信したと判断した場合、サブCPU206は、ATコマンドに応じたATフラグをセットする(ステップS261)。
具体的には、AT演出モードIを発生させる旨のATコマンドを受信した場合には、AT演出モードIに係るATフラグをセットし、AT演出モードIIを発生させる旨のATコマンドを受信した場合には、AT演出モードIIに係るATフラグをセットし、AT演出モードIIIを発生させる旨のATコマンドを受信した場合には、AT演出モードIIIに係るATフラグをセットする。ATフラグは、AT開始時にセットされ、AT遊技回数が所定回数(本実施形態では、30回)に達した場合、又は、AT払出数が所定数(本実施形態では、200枚)に達した場合にクリアされるフラグである。ステップS260の処理を実行するとき、サブCPU206は、1の演出モードを選択する選択手段として機能する。
ステップS260において、ATコマンドを受信していないと判断した場合、又は、ステップS261の処理を実行した場合、本サブルーチンを終了する。
図11は、副制御回路において行われる音認識処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、ステップS420において、サブCPU206は、マイクロホン44から入力された入力音に基づいた音信号(電気信号)がA/D変換されることにより、生成された出力波形データを信号処理回路44aから受信する。
パチスロ遊技装置1が複数台設置されている遊技店では、所定の時刻(本実施形態では、15時)になると、店内スピーカ92(図1参照)から特定の波形パターンに属する波形を有する特定音が出力される。この特定音は、放送装置に予め記憶され、又は、外部の記憶媒体(例えば、コンパクトディスク)に記憶されている特定データが再生されることに出力されるものである。ステップS420においては、この特定音を受信するのである。
図12(a)〜図12(c)は、特定データを説明するための図である。
図13(a)、図13(b)は、波形の認識方法を説明するための図である。
図12(a)には、周波数faにピークを持つ波形(特定の波形パターンに属する波形)を示している。この波形は、AT演出モードIを示す波形であり、この波形を有する音を再生するための特定データが放送装置に予め記憶され、又は、外部の記憶媒体に記憶されている。
図12(b)には、周波数fbにピークを持つ波形(特定の波形パターンに属する波形)を示している。この波形は、AT演出モードIIを示す波形であり、この波形を有する音を再生するための特定データが放送装置に予め記憶され、又は、外部の記憶媒体に記憶されている。
図12(c)には、周波数fcにピークを持つ波形(特定の波形パターンに属する波形)を示している。この波形は、AT演出モードIIIを示す波形であり、この波形を有する音を再生するための特定データが放送装置に予め記憶され、又は、外部の記憶媒体に記憶されている。
なお、f0〜f1の周波数帯F1は、AT演出モードを識別するために割り当てられた周波数帯域であり、可聴の周波数帯域に属する。
本発明における特定音は、人間の可聴内又は可聴外の音である。可聴外の音とは、一般的に人間が音として認識可能な20Hz〜20000Hz以外の周波数の音をいうが、出力される態様によっては、必ずしも20Hz〜20000Hz以外の周波数であることを要しない。すなわち、可聴外の音には、例えば、大音量の音の後に、小音量の音が出力された場合には、人間には認識することができないといったように、人間が認識することができない態様で出力される音も含まれる。
例えば、周波数fa1にピークを持つ波形を有する特定音(AT演出モードIに対応する音)が店内スピーカ92から出力された場合、マイクロホン44には、店内スピーカ92から出力された音(図12(a)参照)と、遊技場内の音(図13(a)参照)とが入力される。従って、この場合、サブCPU206は、図13(b)に示す波形を示す出力波形データを信号処理回路44aから受信する。
次に、サブCPU206は、プログラムROM208に記憶されている比較用波形データを参照し(ステップS421)、受信した出力波形データが示す波形に、ATに関する波形が存在するか否かを判断する(ステップS422)。受信した出力波形データが示す波形に、ATに関する波形が存在すると判断した場合、サブCPU206は、ATモードに応じたATフラグをセットする(ステップS423)。ステップS422の処理を実行するとき、サブCPU206は、波形判断手段として機能する。
次に、ステップS424において、サブCPU206は、タイマ(T=0)をセットする。これにより、タイマがセットされてから15分が経過するまで、AT演出モードで遊技が進行することとなる。ステップS422においてATに関する波形が存在しないと判断した場合、又は、ステップS424の処理の後、本サブルーチンを終了する。
図14は、副制御回路において行われるカウント処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
このサブルーチンは、図10に示す処理が行われているときに所定の周期で呼び出されて実行される割込処理である。
まず、サブCPU206は、ATに入賞したか否かを判断する(ステップS300)。この処理において、サブCPU206は、ATコマンドを受信(図10のステップS260参照)した場合に、ATに入賞したと判断する。ATに入賞していないと判断した場合、処理をステップS303に移す。
一方、ATに入賞したと判断した場合、サブCPU206は、ワークRAM210に記憶しているAT払出数を“0”にセットする(ステップS301)。次に、サブCPU206は、ワークRAM210に記憶しているAT遊技回数を“0”にセットする(ステップS302)。
ステップS300においてATに入賞していないと判断した場合、又は、ステップS302の処理を実行した場合、サブCPU206は、スタートレバー6が操作されたか否かを判断する(ステップS303)。この処理において、サブCPU206は、スタートレバー6が操作された旨のコマンドを主制御回路81から受信したか否かを判断する。スタートレバー6が操作された旨のコマンドは、スタートレバー6が操作される度に主制御回路81から副制御回路82に送信される。
スタートレバー6が操作されたと判断した場合、サブCPU206は、AT中であるか否かを判断し(ステップS304)、AT中であると判断した場合には、ワークRAM210に記憶している、AT遊技回数に“1”を加算する(ステップS308)。
ステップS303においてスタートレバー6が操作されていないと判断した場合、ステップS304においてAT中ではないと判断した場合、又は、ステップS305の処理を実行した場合、サブCPU206は、メダルの払出があるか否かを判断する(ステップS306)。この処理において、サブCPU206は、払い出したメダルの枚数を示すデータを受信したか否かにより、メダルの払出があるか否かを判断する。払い出したメダルの枚数を示すデータは、図9のステップS139において主制御部81でメダルの払出を行った際に、主制御部81から副制御回路82に送信される。
メダルの払出があると判断した場合、サブCPU206は、AT中であるか否かを判断し(ステップS307)、AT中であると判断した場合には、ワークRAM210に記憶している、AT払出数に、払い出されたメダルの枚数を加算する(ステップS308)。
ステップS306において払出があると判断した場合、ステップS307においてAT中ではないと判断した場合、又は、ステップS308の処理を実行した場合、サブCPU206は、ATが終了したか否かを判断する(ステップS309)。この処理において、サブCPU206は、AT遊技回数が30回に達した場合、又は、ATにおけるメダルの払出数が200枚に達した場合、処理をステップS310に移す。ATが終了していないと判断した場合、サブCPU206は、タイマの値Tが15分以上であるか否かを判断し、Tが15分以上であると判断した場合には、処理をステップS310に移す一方、Tが15分以上ではないと判断した場合には、本サブルーチンを終了する。
ステップS310において、サブCPU206は、ATフラグをクリアする。その後、本サブルーチンを終了する。
図15は、表示制御回路において行われる表示制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
VDP212は、サブCPU206から供給される各種のデータに対応した画面画像を生成する。VDP212は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受けていない場合には(ステップS500:NO)、画像データROM216からデモ画像を抽出し、バッファに記憶する(ステップS501)。
VDP212は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受けており(ステップS500:YES)、終了演出パターンデータの供給を受けていない場合には(ステップS504:NO)、画像データROM216から演出画像を抽出し、バッファに記憶する(ステップS505)。
VDP212は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受け(ステップS500:YES)、終了演出パターンデータの供給を受けている場合(ステップS504:YES)、画像データROM216から、終了時の演出画像を抽出し、バッファに記憶する(ステップS506)。
ステップS501、S505又はS506の処理を実行した後、VDP212は、ATフラグがセットされているか否かを判断する(ステップS507)。ATフラグがセットされていると判断した場合、VDP212は、小役報知を行うか否かを決定する(ステップS508)。具体的には、AT演出モードに応じた演出プログラムを実行することにより、AT演出モードに応じた割合で、小役報知を行うか否を決定する。例えば、ATフラグがAT演出モードIに係るATフラグである場合、小役報知を行うと決定される割合は、50%である。小役報知を行うと決定した場合、VDP212は、画像データROM216から、小役報知データに応じた小役報知情報画像を抽出し、バッファに記憶する(ステップS509)。なお、小役報知データは、内部当籤役の決定時に、主制御回路81から受信したデータである。このとき、ステップS501、S505又はS506において抽出されてバッファに記憶された演出画像に重ね合わせて小役報知画像を記憶する。ステップS507〜ステップS509の処理を実行するとき、サブCPU206は、制御手段として機能する。
ステップS507においてATフラグがセットされていないと判断した場合、ステップS508において小役報知をしないと決定した場合、又は、ステップS509の処理の後、VDP212は、所定のタイミング毎(例えば、1/30秒毎)に、画面画像を液晶表示装置5に出力する(ステップS511)。その結果、液晶表示装置5には、図3に示すように、小役報知画像94が表示されることになる。
その後、演出が終了していない場合には(ステップS512:NO)、ステップS500に処理を戻す。一方、演出が終了した場合には(ステップS512:YES)、パターンデータをクリアし(ステップS513)、処理をステップS500に戻す。
以上、本実施形態に係るパチスロ遊技装置1によれば、マイクロホン44に入力された入力音に基づいて生成された出力波形データに、特定の波形パターンが含まれると判断された場合、通常演出モードよりも内部当籤役の報知割合が相対的に高いAT演出モード(AT演出モードI、AT演出モードII、又は、AT演出モードIII)が選択される。そして、選択された特定演出モードと内部当籤役とに基づいて、小役報知画像の表示が行われる。従って、AT演出モードに切り替えたいパチスロ遊技装置1に特定の波形パターンが含まれる音を入力することにより、パチスロ遊技装置1の演出モードを手間なく変更することができる。また、多数のパチスロ遊技装置1が設置されている遊技店内において、特定の波形パターンが含まれる音を出力すれば、この音が入力される範囲にある複数台のパチスロ遊技装置1の演出モードの設定を一挙に変更することができるため、演出モードの切り替えをより手間なく行うことができる。
このように、パチスロ遊技装置1によれば、複数台のパチスロ遊技装置1の演出モードの設定を一挙に変更することができるという、マイクロホン44を備えたパチスロ遊技装置1の新たな活用方法を提供することができる。
また、本実施形態に係るパチスロ遊技装置1によれば、入力音の波形に特定の波形パターンが含まれると判断された場合、互いに内部当籤役の報知割合が異なる複数のAT演出モードの中から、出力波形データに基づいて特定される1のAT演出モードを選択するため、経営者側が自由に出玉率を調整することが可能になる。
また、本実施形態に係るパチスロ遊技装置1によれば、入力音の波形に特定の波形パターンが含まれると判断されてからの経過時間が予め設定された時間(本実施形態では、15分)が経過した場合、ATフラグがクリアされ、通常演出モードが選択されることとなるため、AT演出モードに切り替えた後に、通常演出モードに切り替えるのを忘れてしまい、遊技店側が不利益を被ってしまうことを防止することができる。
また、本実施形態に係る遊技システム100によれば、放送装置は、特定データを記憶しており、所定の時刻(本実施形態では、15時)になると、この特定データに基づいて、特定の波形パターンに属する波形を有する特定音を、店内スピーカ92から出力する。すなわち、放送装置は、特定データを記憶する特定データ記憶手段として機能する。また、放送装置は、特定音を店内スピーカ92から出力する制御を行う音出力制御手段として機能する。従って、時間帯や、遊技店側の意図に応じて、演出モードを変更することができる。
本実施形態では、15時になると、特定音が店内スピーカ92から出力される場合について説明したが、本発明における所定の条件は、所定の時刻となったことに限定されず、例えば、所定の入力があったこと(例えば、遊技店の従業員による特定音を出力する旨の入力があったこと)であってもよい。
本実施形態では、外部の装置が放送装置である場合について説明したが、本発明においては特定データ記憶手段とスピーカと出力制御手段とを備えていれば、これに限定されず、例えば、携帯電話機等の携帯端末機であってもよく、持ち運び可能又は備え付けの音再生装置であってもよい。
本発明においては、外部の装置が複数のスピーカを有しており、外部の装置の有する1のスピーカから発せられる音が、対応する1の遊技島に設置されている複数の遊技機にのみ入力されるように、スピーカと遊技機とを配置することが望ましい。このように配置することにより、遊技島ごとに遊技機の演出モードを変更することが可能となるからである。
本実施形態では、AT遊技回数が30回に達したとき、又は、AT払出数が200枚に達したときに、ATが解除される場合に説明した。しかし、本発明においてATが解除される条件は、この例に限定されず、例えば、ATにおいて投入された遊技媒体の累積数が所定値に達したことであってもよく、これらの条件(AT遊技回数が30回に達すること、AT払出数が200枚に達すること、ATにおいて投入された遊技媒体の累積数が所定値に達したこと)からなる群から選択される複数の条件を満たすことであってもよい。
本実施形態では、入力音に特定音が含まれるか否かを判断するために、入力音を図13(b)に示したような波形を示す出力波形データに変換する場合について説明するが、本発明においては、必ずしも入力音を波形データに変換することを要しない。例えば、所定周波数領域の入力音の音量を数値化する等、所定の方法で定量化することにより、データ化することとしてもよい。
また、本実施形態では、予め定められたサンプリングレート(例えば、1秒間に3回)に基づいて音データのサンプリング(標本化)を行い、1回のサンプリングで得られた出力波形データが示す波形に、ピークがあると判断された場合に、入力音に特定音が含まれると判断する場合について説明した。
しかし、本発明においては、一定期間にわたるサンプリングで得られた全ての出力波形データが示す波形に、1又は複数の予め定められたピークが全て存在する場合に、入力音に特定音が含まれると判断することとしてもよい。また、一定期間のサンプリングで得られた出力波形データが示す波形から得られるピークが、所定の規則に従って検出されたと判断された場合に、入力音に特定音が含まれると判断することとしてもよい。この場合、例えば、特定音が所定のメロディであるような構成を採用することができる。
また、特定の周波数帯域における波形に、所定の期間において、ピークが所定の時間間隔で存在すると判断した場合に、入力音に特定音が含まれると判断することとしてもよい。
また、本実施形態では、サブCPU206が、波形データが示す波形に特定の波形パターンが含まれるか否かを判断する処理(以下、波形判断処理ともいう)を実行する場合について説明した。しかし本発明においては、上記波形判断処理機能を有する装置を別に設け、サブCPU206の制御により、当該装置によって上記波形判断処理を行うこととしてもよい。
また、本実施形態では、特定の周波数帯域における波形に、所定のピークがあるか否かを判断することにより、入力音に特定音が含まれるか否かを判断する場合について説明したが、本発明においては、出力波形データが示す波形の一部に、比較用波形データが示す特定の波形と同一又は類似の波形が含まれるか否かを判断することによって入力音に特定音が含まれるか否かを判断することとしてもよい。
また、本発明における遊技機は、CPUの制御に基づいて、マイクロホンから出力された音信号を波形データに変換する処理(サンプリング処理)と、波形データが示す波形に特定の波形パターンが含まれるか否かを判断する処理(波形判断処理)とを実行する入力音処理装置を備えることとしてもよい。
サンプリング処理及び波形判断処理を入力音処理装置で実行する構成とする場合、上述した実施形態に示したように、サンプリング処理及び波形判断処理を、夫々別の装置が実行することとしてもよい。
本実施形態においては、本発明をパチスロ遊技装置に適用した場合について説明したが、本発明を他の遊技機(例えば、パチンコ遊技装置、スロットマシン等)に適用することも可能である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各手段等の具体的構成は、適宜設計変更可能である。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本実施形態に係る遊技システムの一例を示す概略図である。 図1に示したパチスロ遊技装置の一例を模式的に示す斜視図である。 図2に示したパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置近傍を示す拡大正面図である。 図2に示したパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置の概略構成を示す斜視図である。 図4に示した液晶表示装置の一部の構成の展開図である。 図2に示したパチスロ遊技装置の内部構成を示すブロック図である。 図6に示した副制御回路の構成を示すブロック図である。 演出プログラムを説明するための図である。 主制御回路において行われる遊技実行処理のメインルーチンを示すフローチャートである。 副制御回路において行われるコマンド受信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 副制御回路において行われる音認識処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 (a)〜(c)は、特定データを説明するための図である。 (a)、(b)は、波形の認識方法を説明するための図である。 副制御回路において行われるカウント処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 表示制御回路において行われる表示制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
1 パチスロ遊技装置
2 筐体
3(3L、3C、3R) 回転リール
5 液晶表示装置
21(21L、21R) スピーカ
34 透明液晶パネル
36 反射フィルム
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 マイクロホン
44a 信号処理回路
63 設定用鍵型スイッチ
82 副制御回路
92 店内スピーカ
94 小役報知画像
206 サブCPU
208 プログラムROM
210 ワークRAM
230 音声制御回路
234 音声データROM
500 遊技システム

Claims (4)

  1. 画像の表示及び/又は音の出力を行うことが可能な出力手段と、
    内部当籤役を決定するための抽籤を行う抽籤手段と、
    内部当籤役の報知確率が相対的に低い通常演出モード及び前記通常演出モードよりも内部当籤役の報知割合が相対的に高い特定演出モードの中から、1の演出モードを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された演出モードと前記抽籤手段による抽籤の結果とに基づいて、内部当籤役を報知するための画像の表示及び/又は音の出力を前記出力手段に行わせる制御を行う制御手段と、
    入力音を電気信号に変換するマイクロホンと、
    前記マイクロホンから出力される電気信号に基づいて、入力音をデータ化するデータ化手段と、
    前記データ化手段により生成されたデータに基づいて、入力音の波形に特定の波形パターンが含まれるか否かを判断する波形判断手段と
    を備え、
    前記選択手段は、前記波形判断手段により入力音の波形に特定の波形パターンが含まれると判断された場合、前記特定演出モードを選択することを特徴とする遊技機。
  2. 前記特定演出モードは、複数あり、
    複数の前記特定演出モードは、互いに内部当籤役の報知割合が異なり、
    前記選択手段は、前記波形判断手段により入力音の波形に特定の波形パターンが含まれると判断された場合、複数の前記特定演出モードの中から、前記データ化手段により生成されたデータに基づいて特定される1の特定演出モードを選択することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記波形判断手段により入力音の波形に特定の波形パターンが含まれると判断されてからの経過時間を計時する計時手段
    を備え、
    前記選択手段は、前記計時手段が計時する経過時間が予め設定された時間が経過した場合、前記通常演出モードを選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1に記載の遊技機と、外部の装置とを備える遊技システムであって、
    前記装置は、
    特定の波形パターンに属する波形を有する特定音を再生するための特定データを記憶する特定データ記憶手段と、
    音を出力することが可能なスピーカと、
    所定の条件が満たされたことを契機として、前記特定データに基づく特定音を、前記スピーカから出力する制御を行う音出力制御手段と
    を備えたことを特徴とする遊技システム。
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