JP2009025510A - 駆動制御装置、表示装置及び電子機器 - Google Patents

駆動制御装置、表示装置及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】コレステリック液晶を用いた表示装置において、温度差や選択期間の時間差に起因する表示むらを抑制する。
【解決手段】本発明に係る表示装置は、DDS(Dynamic Drive Scheme)により駆動制御される。表示装置は、第1行の走査線から第n行の走査線へと順次走査されるため、選択期間において選択電圧が順次印加される。そのため、選択期間後の非選択期間の長さが走査線毎に異なる。第1行の走査線のように、選択期間後の非選択期間が長時間に渡ると、白表示が徐々に暗くなる。そのため、本発明に係る表示装置は、所定の階調(例えば白)を選択する場合において、始端側の走査線に白選択電圧(白を選択するための駆動電圧)を印加する期間よりも終端側の走査線に白選択電圧を印加する期間を短くし、終端側の表示画素の色を意図的に暗くする。これにより、本来同じ色であるはずの表示画素に生じるむらが抑制される。
【選択図】図5

Description

本発明は、コレステリック液晶による表示装置の表示むらを抑制する技術に関する。
コレステリック液晶は、その双安定性を利用して、いわゆる電子ペーパなどに用いられることが多い。コレステリック液晶を用いた表示装置を駆動する方法として、いわゆるDDS(Dynamic Drive Scheme)が知られている(例えば、特許文献1参照)。DDSによれば、コレステリック液晶の配向状態は、表示色(階調)を選択する選択期間(Selection phase)に液晶層に供給される電圧によって決定される。このときの電圧のことを、以
下では「選択電圧」という。
コレステリック液晶は、DDSにより駆動制御した場合において、その表示が温度の影響を特に顕著に受ける。例えば、コレステリック液晶は、液晶の温度が異なると、同じ選択電圧であっても異なる色で表示される。それゆえ、表示装置の表示面に温度差があると、その表示にむらが生じる。
図12は、本発明の発明者による実験の内容を説明する図である。本発明者は、およそA4サイズ(297×210mm)の表示装置DAの表示面から約20cm離間した地点より100WのハロゲンランプHLを照射し続け、約2.5時間後にサーモグラフィTGによって表示面の表面温度を測定した。図13は、この実験の実験結果を示す図である。同図に示すように、表示面の温度は、最高がa点の35.3℃であり、最低がb点の28.7℃であった。すなわち、表示面内には、この測定条件下では最大で6.6℃の温度差が認められた。
また、コレステリック液晶の表示は、選択電圧を小さめに設定すると、温度の影響をより強く受けることが知られている。よって、温度の変動に強くするためには、選択電圧を大きめに設定するとよい。
米国特許第5748277号明細書
しかし、理由は後述するが、選択電圧を大きくすると、非選択期間(Non-selection phase)においても電圧が上昇する。非選択期間の電圧が大きくなると、特に走査ライン数
の多い高精細な表示装置において、走査ラインの始端と終端とで白色表示にむらが生じやすくなる。これは、選択期間終了後の非選択期間が走査ラインの始端側の方がより長くなり、当該期間の電圧がコレステリック液晶の配向状態により多くの影響を与えるためである。
また、選択電圧を大きくすると、当然、消費電力も増大する。
本発明は、かかる事情にかんがみてなされたものであり、その目的は、コレステリック液晶を用いた表示装置において、温度差や選択期間の時間差に起因する表示むらを抑制することにある。
本発明に係る駆動制御装置は、走査方向に並べて設けられた複数の走査電極と、前記走査方向に交差する方向に並べて設けられた複数のデータ電極との交差に対応して設けられ、前記走査電極に走査電圧が印加され、前記データ電極にデータ電圧が印加されたときに、当該データ電圧と走査電圧との差に応じた駆動電圧が印加されるコレステリック液晶層
を含む複数の表示画素を有する表示装置の駆動を制御する駆動制御装置であって、前記複数の表示画素のそれぞれに印加する、データ電圧と走査電圧とによる駆動電圧を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記複数の走査電極について、前記走査方向の一方から他方へと順番に走査電圧が印加され、かつ、前記一方の側にある第1の表示画素と、当該第1の表示画素より前記他方の側にある第2の表示画素とを同一の階調にする場合に、前記表示画素の階調を選択する駆動電圧が印加される期間である選択期間において、前記表示画素の明るさが最大となる階調を選択するための駆動電圧を前記第1の表示画素に印加する期間よりも当該駆動電圧を前記第2の表示画素に印加する期間が短くなるように、前記複数の表示画素に印加する駆動電圧をそれぞれ制御する構成を特徴とする。かかる駆動制御装置によれば、選択期間の時間差に起因する表示むらを抑制するように駆動電圧が決められる。
本発明に係る駆動制御装置において、前記制御手段は、同一の表示画素に対して、明るさが最大となる階調を選択するときの駆動電圧と明るさが最小となる階調を選択するときの駆動電圧との差が14V以上25V以下となるように、前記複数の表示画素に印加する駆動電圧をそれぞれ制御する構成を採用することができる。
なお、前記制御手段は、同一の表示画素に対して、明るさが最大となる階調を選択するときの駆動電圧と明るさが最小となる階調を選択するときの駆動電圧との差が16V以上20V以下となるように、前記複数の表示画素に印加する駆動電圧をそれぞれ制御する構成であると、より望ましい。
本発明に係る表示装置は、走査方向に並べて設けられた複数の走査電極と、前記走査方向に交差する方向に並べて設けられた複数のデータ電極との交差に対応して設けられ、前記走査電極に走査電圧が印加され、前記データ電極にデータ電圧が印加されたときに、当該データ電圧と走査電圧との差に応じた駆動電圧が印加されるコレステリック液晶層を含む複数の表示画素と、前記複数の表示画素のそれぞれに印加する、データ電圧と走査電圧とによる駆動電圧を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記複数の走査電極について、前記走査方向の一方から他方へと順番に走査電圧が印加され、かつ、前記一方の側にある第1の表示画素と、当該第1の表示画素より前記他方の側にある第2の表示画素とを同一の階調にする場合に、前記表示画素の階調を選択する駆動電圧が印加される期間である選択期間において、前記表示画素の明るさが最大となる階調を選択するための駆動電圧を前記第1の表示画素に印加する期間よりも当該駆動電圧を前記第2の表示画素に印加する期間が短くなるように、前記複数の表示画素に印加する駆動電圧をそれぞれ制御する構成を特徴とする。
なお、本発明は、かかる表示装置を備える電子機器としても特定され得る。特に、本発明は、電子ペーパ等の小型で携帯可能な電子機器に採用するに好適な構成である。
図1は、本発明の一実施形態である表示装置10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、表示装置10は、表示駆動制御部100と、操作部200と、ドライバ300と、液晶パネル400とを備える。
表示駆動制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、駆動制御回路1
04と、第1電源生成回路105と、第2電源生成回路106と、ADC(Analog/Digital Converter)107とを備える。CPU101は、ROM102に記憶されたプログラムや各種のデータを用いて演算処理を実行し、ドライバ300を駆動するための信号を駆動制御回路104に供給する。ROM102は、不揮発性のメモリであり、CPU101が用いるプログラムやデータをあらかじめ記憶する。RAM103は、揮発性のメモリであり、CPU101が演算処理を実行するときにワークエリアとして機能する。駆動制御
回路104は、CPU101から供給された信号に基づき、ドライバ300に制御信号を供給する。第1電源生成回路105及び第2電源生成回路106は、それぞれ、第1駆動回路301及び第2駆動回路302の一方に電力を供給する。第1電源生成回路105及び第2電源生成回路106の電力源は、内蔵された二次電池等の電源であってもよいが、外部から電力供給を受ける構成であってもよい。ADC107は、複数の温度センサ407から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、温度情報としてCPU101に供給する。
操作部200は、液晶パネル400の表示を切り換えるための操作子(ボタン等)を備える。操作部200は、使用者により選択された操作子に応じた信号をCPU101に出力する。
ドライバ300は、第1駆動回路301と第2駆動回路302とを備える。第1駆動回路301は、駆動制御回路104から供給された制御信号に基づき、液晶パネル400の複数の走査電極に電圧を印加する。第1駆動回路301が印加する電圧のことを、以下では「走査電圧」という。第2駆動回路302は、駆動制御回路104から供給された制御信号に基づき、液晶パネル400の複数のデータ電極に電圧を印加する。第2駆動回路302が印加する電圧のことを、以下では「データ電圧」という。
液晶パネル400は、コレステリック液晶による複数の表示画素を備え、走査電圧及びデータ電圧を印加されることによって画像を表示する。ここにおいて、コレステリック液晶とは、電圧を印加し続けなくても実質的に同一の配向状態(すなわち階調)を維持することが可能な液晶のことをいう。
図2は、液晶パネル400の構成を概略的に示す図である。同図に示すように、液晶パネル400は、複数の走査電極401と、複数のデータ電極402とを備える。走査電極401は、図中の矢印Aで示す走査方向に並ぶように設けられている。データ電極402は、各々の走査電極401と交差するように(望ましくは直交するように)、並べて設けられている。そして、走査電極401とデータ電極402とが交差する領域の各々が、破線で示す表示画素を構成している。なお、走査電極401及びデータ電極402は、少なくとも表示面を構成する部分が透明電極によって構成されているが、透明電極でない部分を含んでもよい。透明電極としては、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)が用いられる。
図3は、液晶パネル400の構成を概略的に示す断面図であり、走査電極401を上方側とし、データ電極402を下方側とした場合の断面図である。同図に示すように、液晶パネル400は、走査電極401とデータ電極402との間に液晶層403を備える。また、液晶パネル400は、透明電極である走査電極401又はデータ電極402を支持するガラス基板404及び405と、ガラス基板405を透過して入射する光を吸収する光吸収板406とを備える。
さらに、液晶パネル400は、図1に示すように、複数の温度センサ407を備える。温度センサ407は、例えば、サーミスタを用いて構成され、検知した温度を表すアナログ信号を出力する。温度センサ407は、それぞれ、表示面の温度を検知すべき所定の位置に設けられており、その数は任意である。温度センサ407の位置は、例えば、表示面の右上部、左上部、右下部、左下部及び中央部、といった具合に設けてもよいし、等間隔にさらに多数を設けてもよい。なお、温度センサ407は、使用者による視認を妨げぬよう、表示面の背面側、すなわち、図3における光吸収板406のの下方側に設けられる。
表示装置10の構成は、以上のとおりである。続いて、コレステリック液晶の配向状態とDDSの概要を説明する。
図4は、コレステリック液晶の配向状態を示す模式図である。コレステリック液晶の配向状態には、図4(a)に示すプレーナ(Planar)配向と、図4(b)に示すフォーカルコニック(Focal conic)配向と、図4(c)に示すホメオトロピック(Homeotropic)配向とがある。以下においては、プレーナ配向、フォーカルコニック配向及びホメオトロピック配向のそれぞれを、各々のアルファベット表記の頭文字を用いて「P配向」、「F配向」及び「H配向」という。
配向状態がP配向である場合において、液晶層403は、観察される側、すなわちガラス基板404側から入射した光を反射(選択反射)する。このとき表示画素は、表示色として白を示す。ここにおいて「白」とは、表示画素の明るさが最大となる状態である色を便宜的にいうものであって、必ずしも人間の目に白色として知覚される色である必要はない。
また、配向状態がF配向である場合において、液晶層403は、ガラス基板404側から入射した光を前方に散乱させる。この散乱光は、光吸収板406に吸収される。このとき表示画素は、表示色として黒を示す。ここにおいて「黒」とは、表示画素の明るさが最小となる状態である色を便宜的にいうものである。なお、液晶層403は、P配向とF配向とを混在させることにより、中間調(グレー)を表示することも可能である。
また、配向状態がH配向である場合において、液晶層403は、ガラス基板404側から入射した光を透過させる。この透過光は、光吸収板406に吸収される。このとき表示画素は、表示色として黒を示すが、H配向は安定な配向状態ではないため、液晶層403に電圧が印加されている状態においてのみ存在する。
図5は、DDSによるコレステリック液晶の配向状態の制御を説明する図であり、第1行から第n行の各走査線(すなわち走査電極401)に電圧を印加する期間を示す図である。同図に示すように、DDSにより電圧を印加する期間は、非選択期間(Non-selection phase)、リセット期間(Preparation phase)、選択期間(Selection phase)及び保
持期間(Evolution phase)の4種類に分類できる。また、選択期間は、第1行から第n
行の各走査線について、互いに重複しないように順次割り当てられる期間である。
図6は、DDSにおけるコレステリック液晶の配向状態の遷移を示す図である。まず、リセット期間においては、P配向又はF配向にある液晶層403をH配向にする電圧(以下、「リセット電圧」という。)が液晶層403に印加される。これにより、液晶層403は、H配向に遷移する。
選択期間においては、コレステリック液晶の表示状態を要求される階調(白又は黒)に対応した配向状態とするための駆動電圧、すなわち選択電圧が選択的に印加される。具体的には、白を表示する場合には、H配向を維持する電圧が液晶層403に印加され、黒を表示する場合には、配向状態をH配向とP配向の中間的な状態である過渡プレーナ(Transient Planar)配向(以下、「TP配向」という。)にする電圧が液晶層403に印加される。これにより、液晶層403は、要求される表示状態に対応してH配向又はTP配向のいずれかに遷移する。
保持期間においては、要求される階調を維持するための電圧(以下、「保持電圧」という。)が印加される。これにより、液晶層403は、選択期間においてH配向となった場合には、H配向の状態を維持し、選択期間においてTP配向となった場合には、F配向に遷移する。
非選択期間においては、保持電圧が除去される。これにより、液晶層403は、保持期
間においてH配向であった場合には、P配向に遷移して白を表示し、保持期間においてF配向であった場合には、F配向を維持して黒を表示する。なお、コレステリック液晶は、双安定性を有する材料であるため、電圧を印加しない状態であってもP配向又はF配向のいずれかの配向状態を維持することができる。
図7は、選択期間及び非選択期間の各期間に印加される電圧を示す図である。なお、同図と以下の説明とにおいて、走査電圧を「VCOM」、データ電圧を「VSEG」とそれぞれ表記する。また、ここにおいて、黒を表示する場合に駆動電圧(VSEG−VCOM)として印加すべき電圧を黒選択電圧、白を表示する場合に駆動電圧として印加すべき電圧を白選択電圧といい、それぞれを「V1(黒選択電圧)」、「V2(白選択電圧)」と表記する。
本実施形態においては、選択期間及び非選択期間において、駆動電圧の正負が反転するように電圧を印加している。これは、液晶層403の劣化を抑制するためである。
白を表示する場合、データ電圧VSEGは、選択期間の前半において「V2」であり、選択期間の後半において「V1」である。このとき、走査電圧VCOMは、選択期間の前半において「0」であり、選択期間の後半において「V1+V2」である。この結果、選択期間における駆動電圧(VSEG−VCOM)は、前半において「V2」となり、後半において「−V2」となる。
一方、非選択期間においては、データ電圧VSEGは選択期間と同様であるが、走査電圧
COMは、全体において「(V1+V2)/2」である。この結果、非選択期間における駆
動電圧(VSEG−VCOM)は、前半において「(V2−V1)/2」となり、後半において「−(V2−V1)/2」となる。
液晶層403は、このように電圧が印加されることにより、選択期間においてはH配向、非選択期間においてはP配向となり、白を表示することができる。
黒を表示する場合、データ電圧VSEGは、選択期間の前半において「V1」であり、選択期間の後半において「V2」である。走査電圧VCOMは、白表示の場合と同様に、選択期間の前半において「0」であり、選択期間の後半において「V1+V2」である。この結果、選択期間における駆動電圧(VSEG−VCOM)は、前半において「V1」となり、後半にお
いて「−V1」となる。
一方、非選択期間においては、データ電圧VSEGは選択期間と同様であり、走査電圧VCOMは白表示の場合と同様である。この結果、非選択期間における駆動電圧(VSEG−VCOM)は、前半において「−(V2−V1)/2」となり、後半において「(V2−V1)/2」となる。
液晶層403は、このように電圧が印加されることにより、選択期間においてはTP配向、保持期間及び非選択期間においてはF配向となり、黒を表示することができる。
中間調を表示する場合、データ電圧VSEGは、複数回切り換えられる。具体的には、デ
ータ電圧VSEGは、選択期間の前半において「V1」から「V2」に切り換えられた後、再
び「V1」に切り換えられ、選択期間の後半において「V1」から「V2」に切り換えられ
る。なお、選択期間の前半において「V1」が印加される期間と選択期間の後半において
「V2」が印加される期間の長さは等しく(期間A)、選択期間の前半において「V2」が印加される期間と選択期間の後半において「V1」が印加される期間の長さは等しい(期
間B)。
データ電圧VSEGとして「V1」又は「V2」が印加されるそれぞれの期間は、要求され
る階調に応じて決められる。具体的には、より白に近い中間調を表示する場合には、選択期間の前半において「V2」が印加される期間、すなわち期間Bを長くし、より黒に近い
中間調を表示する場合には、期間Bを短くする。本実施形態において、かかる期間の制御は、所定のビット数のパルス幅変調(PWM)によって実現されている。具体的には、例
えば6ビットのパルス幅変調である場合、白を表示する場合のパルス幅を最大(63)とし、黒を表示する場合のパルス幅を最小(0)とする、といった具合である。
続いて、表示装置10の表示に係る動作を説明する。本実施形態の表示装置10は、画像の表示を行うときに、温度情報に基づいて動作の態様を切り換える。より詳細には、本実施形態の表示装置10は、「通常モード」と、通常モードよりも表示むらを抑制可能な「むら抑制モード」の2種類の動作モードのいずれかを選択して動作する。表示装置10が行うかかる動作は、具体的には以下のとおりである。
図8は、表示装置10の表示駆動制御部100が実行する処理を示すフローチャートである。同図に示すように、はじめに表示駆動制御部100は、温度情報を取得する(ステップS1)。温度情報は、複数の温度センサ407からADC107を介して取得される情報であり、表示面の各部における温度を表す情報である。表示駆動制御部100は、この温度情報を取得したら、基準温度と温度むらとを算出する(ステップS2)。ここにおいて、「基準温度」とは、表示面の各部における温度の平均値をいう。しかしながら、もちろん、中央値や最頻値を基準温度として採用してもよい。また、「温度むら」とは、表示面の各部における温度の最大値と最小値の差分をいう。
次に、表示駆動制御部100は、算出した温度むらが所定の閾値を上回るか否かを判断する(ステップS3)。ここにおける閾値は、例えばROM102に記憶されており、表示装置10の使用条件に応じて適宜に定められる。例えば、図12に示したような使用条件を想定した場合の閾値は、6〜7(℃)程度であると望ましい。CPU101は、算出した温度むらが所定の閾値以下である場合(ステップS3:NO)、通常モードを選択し(ステップS4)、算出した温度むらが所定の閾値を上回る場合(ステップS3:YES)、むら抑制モードを選択する(ステップS5)。
表示駆動制御部100は、動作モードを選択した後、操作部200を介して表示の切り換えが指示されたか否かを判断する(ステップS6)。本実施形態の表示装置10は、双安定性、換言すれば記憶性を有する液晶層403を採用しているため、表示駆動制御部100は、表示の切り換えが指示された場合にのみドライバ300を駆動させる。ゆえに、表示駆動制御部100は、表示の切り換えが指示されていない場合(ステップS6:NO)、ステップS1からの処理を繰り返し実行し、表示の切り換えが指示された場合(ステップS6:YES)、選択された動作モードによる駆動を指示する(ステップS7)。
表示駆動制御部100は、表示装置10が動作する間において、このような動作を繰り返し実行する。
ここで、双方の動作モードについて説明する。通常モードは、むら抑制モードに比べ、白選択電圧と黒選択電圧の差分(V2−V1)が小さい動作モードである。具体的には、通常モードにおけるV2−V1の値は、8〜12(V)程度である。一方、むら抑制モードは、白選択電圧と黒選択電圧の差分(V2−V1)を通常モードよりも大きく確保した動作モードである。具体的には、むら抑制モードにおけるV2−V1の値は、14〜25(V)、より望ましくは16〜20(V)程度である。本実施形態において、このように白選択電圧及び黒選択電圧を異ならせたのは、以下の事情による。
図9は、あるコレステリック液晶を用いた場合において、26℃の駆動パラメータでDDSにより表示を切り換えたときの選択電圧と反射率の関係を温度別に示した図である。同図において、黒として表示される反射率はR1以下であり、白として表示される反射率
はR2以上であるとする。
例えば、同図において、動作時のパネル温度が30℃である場合、このコレステリック液晶は、白選択電圧と黒選択電圧の差分を6V程度確保しただけでも、白と黒とを十分に
適切に表示することが可能である。例えば、白選択電圧をVC、黒選択電圧をVBとすれば、正常な表示を行うことができる。また、消費電力を抑制するという観点からいえば、選択電圧や、非選択期間における駆動電圧(VSEG−VCOM)は、小さいほど望ましい。それゆえ、白選択電圧及び黒選択電圧のみならず、白選択電圧と黒選択電圧の差分も、より小さい方が望ましい。
しかし、選択電圧と反射率の関係は、図9に示すように、温度によって異なる。よって、例えば、白選択電圧をVC、黒選択電圧をVBとした場合には、動作時の温度が30℃であれば白と黒とを適切に表示可能であるが、動作時の温度が26℃の場合には、黒を正常に表示することができなくなる。表示装置10の実際的な使用条件を考慮した場合、動作時の温度にはばらつきがあるため、このばらつきを考慮して白選択電圧及び黒選択電圧を定める必要がある。例えば、図9で例示する駆動パラメータにおいてコレステリック液晶の表示を切り換えた場合に、24〜30℃の範囲で適切な表示を保証しようとすれば、少なくとも、白選択電圧をVC以上とし、黒選択電圧をVA以下とするのが望ましい。この場合の白選択電圧と黒選択電圧の差分は、約14(V)である。また、さらに高温となる場合をも考慮した場合には、白選択電圧はVD程度まで大きくさせるのが望ましい。この場
合の白選択電圧と黒選択電圧の差分は、約16(V)である。
このように、動作時の温度にある程度の余裕(マージン)を確保しようとした場合には、白選択電圧と黒選択電圧の差分を相応に大きくする必要がある。それゆえ、むら抑制モードにおいては、通常モードよりも白選択電圧と黒選択電圧の差分(V2−V1)を大きくしているのである。
また、むら抑制モードにおいて、表示駆動制御部100は、所定の階調を選択するための選択電圧(特に、白選択電圧)を、走査電極401の位置に応じて異ならせている。具体的には、表示駆動制御部100は、走査方向の始端側(すなわち、より先に駆動される側)と終端側(すなわち、より後に駆動される側)とで比較した場合に、所定の階調を選択するための選択電圧が終端側でより小さくなるように選択電圧を制御する。かかる制御を行うのは、以下の理由による。
図5に示したように、選択期間後の非選択期間の長さは、走査線の各行によって異なり、走査方向の始端側ほど長時間となる。この非選択期間の長さが増加すると、いきおい、当該期間における駆動電圧(VSEG−VCOM)が印加される時間も長くなる。
また、P配向のコレステリック液晶は、電圧が印加される時間に応じて液晶の配向状態に変化を生じ、その反射率を変化させる。
つまり、非選択期間の長さが異なり、当該期間における駆動電圧(VSEG−VCOM)が印加される時間が異なると、同一の階調となるように選択電圧を印加しても、その非選択期間の長さに応じて反射率、すなわち階調に変化が生じる場合がある。
図10は、P配向のあるコレステリック液晶に所定の電圧を印加した場合における、その電圧と反射率との関係を電圧の印加時間別に示した図である。同図に示すように、同じ電圧を印加した場合であっても、その印加時間が50(ms)であるときと200(ms)であるときとでは、曲線の形状が異なる。特に、印加電圧が14〜20(V)程度である場合に、反射率の相違が顕著となる。すなわち、動作モードがむら抑制モードである場合には、非選択期間の長さに応じた反射率の変化が特に顕著となる。このとき、反射率は、電圧の印加時間が長い場合に、印加時間が短い場合よりも低くなる。
このような理由から、むら抑制モードのような選択電圧が比較的高くなる場合においては、例えば、表示面全体が白となるように白選択電圧を印加したとしても、走査方向について階調が均一とならず、表示むらが生じる。具体的には、表示面全体が白となるように
同じ白選択電圧を印加すると、走査方向の始端側が終端側よりも暗い表示となる。特に、この表示むらは、例えば上述した走査線数(n)が2000を超えるような、高精細な表示装置10においては、その分だけ始端側に非選択電圧が長時間印加されることになるため、顕著に表れる。
そこで、表示駆動制御部100は、むら抑制モードにおいて、所定の階調を選択するときの白選択電圧の印加期間を走査電極401の位置に応じて異ならせる。具体的には、例えば、図7に示した選択電圧のパルス幅変調のパルス幅を複数の走査電極401毎に異ならせることにより、白選択電圧の印加期間が同一階調であっても徐々に短くなるように制御する。
図11は、かかる制御の内容を説明するための図である。同図において、黒選択電圧はV1であり、走査方向の始端の走査電極401における白選択電圧はV21である。また、
黒として表示される反射率はRBであり、白として表示される反射率はRWである。また、走査方向の始端が示す選択電圧と反射率との関係は折線L1であり、走査方向の終端が示す選択電圧と反射率との関係は折線Lnであるとする。なお、実際には、選択電圧と反射率との関係は折線状ではなく曲線状であるが(図9参照)、説明の便宜上、ここでは折線としている。
図11に示す場合において、表示駆動制御部100は、走査方向の始端と終端とで反射率が同等となるようにパルス幅を適宜決定する。パルス幅は、以下の(1)式を満たす値wか、あるいは、パルス幅として選択可能な値(ビット数)の中で(1)式を満たす値wに最も近い値である。なお、(1)式において、WMAXはパルス幅の最大値である。また
、V2nは、折線Lnにおいて反射率がRWとなる場合の電圧を仮定した値であり、V1≦V2n≦V21を満たす値である。
w=WMAX(V2n−V1)/(V21−V1) …(1)
なお、式(1)は、走査方向の終端である第n行の走査電極401についての式であるが、その他の走査電極401についても同様の要領で算出することができる。例えば、走査方向の始端の走査電極401についてみれば、WMAX=wである場合に式(1)を満た
す。
なお、表示駆動制御部100は、あらかじめ走査電極401のそれぞれについての適当なパルス幅を記憶し、むら抑制モードにおいてはこのパルス幅を読み出して制御する。また、表示駆動制御部100は、式(1)を満たすようにパルス幅を決定するのが望ましいが、同一階調についての白選択電圧の印加期間が走査方向の始端側から終端側に向かって段階的あるいは連続的に短くなるようであれば、式(1)を満たさなくてもある程度の効果を期待することができる。
以上のとおり、本実施形態の表示装置10は、むら抑制モードによって動作することにより、温度差や選択期間の時間差に起因する表示むらを抑制することが可能である。本実施形態の表示装置10は、むら抑制モードにおいて、通常モードよりも白選択電圧と黒選択電圧の差分を大きくすることにより、通常モードよりも温度差に起因する表示むらを抑制することを可能にしている。また、本実施形態の表示装置10は、むら抑制モードにおいて、走査方向の始端側と終端側とで白選択電圧の印加期間を異ならせることにより、走査方向の始端側と終端側とに生じる表示むらを抑制することを可能にしている。
また、本実施形態の表示装置10は、温度情報に基づいて動作モードを切り換えることにより、表示むらが生じにくいような使用条件にあっては、電力消費がより少ない通常モードで動作することが可能である。そのため、本実施形態の表示装置10は、温度差や選
択期間の時間差に起因する表示むらを抑制する動作と、電力消費を抑制する動作とを、必要に応じて選択的に実行することが可能である。特に、本実施形態の表示装置10を携帯することを想定した場合、より少ない電力でより長時間の動作が求められる一方で、移動中に温度が急激に変化する環境や、強い光が照射される環境においてもしばしば使用され得るため、かかる構成は携帯するに特に好適な構成であるともいえる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限らず、その他の種々の形態で実施することが可能である。以下では、本発明に適用可能な変形例を示す。なお、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
本発明に係る表示装置は、動作モードを切り換え可能な構成である必要はない。すなわち、上述したむら抑制モードに相当する動作のみを行うものであってもよい。
また、本発明に係る表示装置は、動作モードの切り換えを温度情報によらずに行ってもよい。例えば、動作モードを使用者が選択するための操作子を備え、使用者の操作に応じて動作モードを切り換えてもよい。
通常モードによる動作においても、温度情報に基づいて選択電圧を変更してもよい。これは、図9に示したように、選択電圧と反射率の関係が温度によって変化するからである。例えば、温度むらが非常に小さいような使用条件下においては、白選択電圧及び黒選択電圧を適宜に選択することにより、その差分を必要最小限まで小さくすることができる。
なお、かかる動作を行うためには、例えば、基準温度毎に最適となる白選択電圧及び黒選択電圧をあらかじめ記憶し、温度情報に基づいて最適な白選択電圧及び黒選択電圧を選択できるような構成とすればよい。
上述したような表示むらは、背景領域のような一様に白を表示する領域において顕著となる一方で、濃淡のある画像のような中間調を表示する領域においては目立ちにくい。そのため、走査線毎に白選択電圧の印加期間を異ならせるような制御は、白を表示する領域にのみ行い、中間調を表示する領域には行わなくてもよい。
また、本発明は、いわゆる電子ペーパのみならず、上述した表示装置を備える種々の電子機器に適用することが可能である。
本発明の一実施形態である表示装置の構成を示すブロック図である。 液晶パネルの構成を概略的に示す図である。 液晶パネルの構成を概略的に示す断面図である。 コレステリック液晶の配向状態を示す模式図である。 DDSによるコレステリック液晶の配向状態の制御を説明する図である。 DDSにおけるコレステリック液晶の配向状態の遷移を示す図である。 選択期間及び非選択期間の各期間に印加される電圧を示す図である。 表示装置が実行する処理を示すフローチャートである。 選択電圧と反射率の関係を温度別に示した図である。 印加電圧と反射率との関係を電圧の印加時間別に示した図である。 むら抑制モードにおける制御の内容を説明するための図である。 本発明の発明者による実験の内容を説明する図である。 本発明の発明者による実験の実験結果を示す図である。
符号の説明
10…表示装置、100…表示駆動制御部、101…CPU、102…ROM、103…RAM、104…駆動制御回路、105…第1電源生成回路、106…第2電源生成回路
、107…ADC、200…操作部、300…ドライバ、301…第1駆動回路、302…第2駆動回路、400…液晶パネル、401…走査電極、402…データ電極、407…温度センサ

Claims (4)

  1. 走査方向に並べて設けられた複数の走査電極と、前記走査方向に交差する方向に並べて設けられた複数のデータ電極との交差に対応して設けられ、前記走査電極に走査電圧が印加され、前記データ電極にデータ電圧が印加されたときに、当該データ電圧と走査電圧との差に応じた駆動電圧が印加されるコレステリック液晶層を含む複数の表示画素を有する表示装置の駆動を制御する駆動制御装置であって、
    前記複数の表示画素のそれぞれに印加する、データ電圧と走査電圧とによる駆動電圧を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記複数の走査電極について、前記走査方向の一方から他方へと順番に走査電圧が印加され、かつ、
    前記一方の側にある第1の表示画素と、当該第1の表示画素より前記他方の側にある第2の表示画素とを同一の階調にする場合に、前記表示画素の階調を選択する駆動電圧が印加される期間である選択期間において、前記表示画素の明るさが最大となる階調を選択するための駆動電圧を前記第1の表示画素に印加する期間よりも当該駆動電圧を前記第2の表示画素に印加する期間が短くなるように、前記複数の表示画素に印加する駆動電圧をそれぞれ制御する
    ことを特徴とする駆動制御装置。
  2. 前記制御手段は、
    同一の表示画素に対して、明るさが最大となる階調を選択するときの駆動電圧と明るさが最小となる階調を選択するときの駆動電圧との差が16V以上20V以下となるように、前記複数の表示画素に印加する駆動電圧をそれぞれ制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
  3. 走査方向に並べて設けられた複数の走査電極と、前記走査方向に交差する方向に並べて設けられた複数のデータ電極との交差に対応して設けられ、前記走査電極に走査電圧が印加され、前記データ電極にデータ電圧が印加されたときに、当該データ電圧と走査電圧との差に応じた駆動電圧が印加されるコレステリック液晶層を含む複数の表示画素と、
    前記複数の表示画素のそれぞれに印加する、データ電圧と走査電圧とによる駆動電圧を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記複数の走査電極について、前記走査方向の一方から他方へと順番に走査電圧が印加され、かつ、
    前記一方の側にある第1の表示画素と、当該第1の表示画素より前記他方の側にある第2の表示画素とを同一の階調にする場合に、前記表示画素の階調を選択する駆動電圧が印加される期間である選択期間において、前記表示画素の明るさが最大となる階調を選択するための駆動電圧を前記第1の表示画素に印加する期間よりも当該駆動電圧を前記第2の表示画素に印加する期間が短くなるように、前記複数の表示画素に印加する駆動電圧をそれぞれ制御する
    ことを特徴とする表示装置。
  4. 請求項3に記載の表示装置を備えることを特徴とする電子機器。
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WO2010106576A1 (ja) * 2009-03-18 2010-09-23 富士通フロンテック株式会社 不揮発性液晶表示装置および、不揮発性液晶表示装置の表示方法

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