JP2009024931A - 熱交換器 - Google Patents

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Haruhiko Nakajima
春彦 中島
Masahiko Shoji
雅彦 庄司
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Abstract

【課題】第1の流体と第2の流体を、隣接(近接)して流通させる必要をなくし、2つの流体を隔てる管壁や隔壁に損傷が生じても、2つの流体が混合するおそれがないようにする。
【解決手段】熱を供給する第1の流体を流通させる第1の流体路24を有する第1の流体路形成部21内部に第1の流体から熱を吸収する熱吸収部23を設ける。また、第1の流体よりも相対的に温度の低い第2の流体を流通させる第2の流体路26を有する第2の流体路形成部22を第1の流体路形成部21と離間して配置する。そして、第2の流体路形成部22内に熱供給部25を設けて第2の流体に熱を供給する。この第1の流体路形成部21と第2の流体路形成部22は離れて配置されており、熱伝達部27によって接続されている。これにより、二つの流体の流路を隣接配置する必要がなく、熱交換器の構造設計上の自由度を大幅に向上させることができるようになる。
【選択図】図3

Description

本発明は、第1の流体と、当該第1の流体よりも相対的に温度の低い第2の流体を流通させて、第1の流体から第2の流体へ熱交換を行う熱交換器に関するものである。
従来のこの種の熱交換器としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1で提案されている熱交換器は、外管内に内管を挿通し、内管内を流通する流体と、内管と外管との間を流通する流体との間で熱交換を行う二重管式熱交換器に関するものである。
この特許文献1に開示されている従来の二重管式熱交換器は、外管内に内管を挿通し、この内管内を流通する流体と、内管と外管との間を流通する流体との間で熱交換を行う熱交換器である。この特許文献1に記載されている二重管式熱交換器は、特に、外管内に内管を挿通した二重管を平行に複数本並置し、その端部で、内側ヘッダー管を接合して外管を連通させ、内側ヘッダー管を貫通した内管を、外側ヘッダー管に接合して連通させている。
また、従来のこの種の熱交換器の他の例として、例えば、特許文献2に記載されているようなものがある。特許文献2で提案されている熱交換器は、複数枚の伝熱プレートが積層されて熱媒体を流通させる第一空間と、被熱交換体を流通させる第二空間が交互に形成されたプレート式熱交換器に関するものである。
この特許文献2に開示されている従来のプレート式熱交換器は、所定の間隔を有して一対の第一開口及び一対の第二開口が形成され、かつ両面に凹部及び凸部が形成された伝熱プレートが各凸部同士を干渉させて複数枚積層される。そして、伝熱プレートの外周端縁間が封止されることで、流体からなる熱媒体を流通させる第一空間、及び流体からなる被熱交換体を流通させる第二空間が各伝熱プレートを境にして交互に形成されている。さらに隣接する伝熱プレートの第一開口の開口端縁間が封止されることで、各第一開口が連なって第一空間を介して連通する一対の第一流路が形成され、隣接する伝熱プレートの第二開口の開口端縁間が封止されることで、各第二開口が連なって第二空間を介して連通する一対の第二流路が形成されている。そして、このように形成されたプレート式熱交換器において、隣接する伝熱プレートにおける第一開口の開口端縁間が封止手段を介して封止され、該伝熱プレートにおける第一開口の開口周縁部間に第二空間と連続する間隙が形成されるようになっている。
特開2005−127684号公報 特開2005−326072号公報
しかしながら、特許文献1に記載された二重管式熱交換器及び特許文献2に記載されたプレート式熱交換器は、熱伝導性のよい内管の管壁又は隔壁である伝熱プレートにおける一方の面に第1の流体が接触し、他方の面に温度の異なる第2の流体が接触する構成となっている。そして、第1の流体と第2の流体の熱交換は、管壁又は隔壁を介して行われていた。そのため、第1の流体と第2の流体は、常に隣接(近接)して流通させる必要があった。その結果、2つの流体を隔てる管壁や隔壁に損傷が生じると、2つの流体が混合するおそれもあった。このように、従来の二重管式熱交換器やプレート式熱交換器は、第1の流体と第2の流体を隣接して流通させなければならないという構造的な制約があったため、熱交換器の構造を考える上で、その自由度が大幅に制限されるという不都合があった。
本発明の目的は、上述の問題点を考慮し、第1の流体と第2の流体が混合することを防止できると共に、熱交換器自体の構造上の制約をなくし、熱交換器を作製する際の自由度を大幅に向上させることができる熱交換器を提供することにある。
本発明の熱交換器は、第1の流体を流通させる第1の流体路が形成された第1の流体路形成部と、この第1の流体路形成部内に設けられて第1の流体から熱を吸収する熱吸収部と、第1の流体路形成部と離間して配置されると共に第1の流体よりも相対的に温度の低い第2の流体を流通させる第2の流体路が形成された第2の流体路形成部と、この第2の流体路形成部内に設けられて第2の流体路を形成し、第2の流体に熱を供給する熱供給部と、第1の流体路形成部と第2の流体路形成部の間に配置されて熱吸収部と熱供給部を接続すると共に当該熱吸収部が吸収した熱を当該熱供給部に伝達する熱伝達部と、を備えたことを最も主要な特徴とする。
本発明の熱交換器によれば、第1の流体が流通する第1の流体路と第2の流体が流通する第2の流体路を空間的に離間して配置することができる。これにより、第1の流体と第2の流体が混合することを防止できると共に、熱交換器を作製する際には、その構造設計上の自由度を大きく向上させることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の熱交換器の第1の実施の形態を示す外観斜視図である。
図1に示すように、この熱交換器10は、中空の円筒形をなす第1の流体路形成部1と、同様に中空の円筒形をなす第2の流体路形成部2を有している。この第1の流体路形成部1と第2の流体路形成部2は、所定の間隔を開けて、かつ2つの流体路形成部1,2が延在する方向に沿って略平行に配置されている。そして、第1の流体路形成部1と第2の流体路形成部2の材質としては、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)が用いられる。第1の流体路形成部1と第2の流体路形成部2は、接続部8により接続されている。
なお、この実施の形態では、第1の流体路形成部1及び第2の流体路形成部2を円筒形として形成した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第1の流体路形成部及び第2の流体路形成部を中空の角柱として形成してもよい。
第1の流体路形成部1の内壁には、熱吸収部3が設けられている。すなわち、熱吸収部3は、円筒形をなしており、その外径が第1の流体路形成部1の内径と略同一に設定されている。これにより、第1の流体路形成部1には、熱吸収部3によって第1の流体路4が形成されている。この第1の流体路4に、熱を供給する側の流体である第1の流体が流通される。第1の流体は、第1の流体路4が延在する方向である図1に示す矢印Aの方向に向かって流通する。この第1の流体としては、例えば水などの液体や空気などの気体が用いられる。
一方、第2の流体路形成部2の内壁には、熱供給部5が設けられている。すなわち、熱供給部5は、円筒形をなしており、その外径が第2の流体路形成部2の内径と略同一に設定されている。これにより、第2の流体路形成部2には、熱供給部5によって第2の流体路6が形成されている。この第2の流体路6に、熱を取得する側の流体である第2の流体が流通される。第2の流体は、第2の流体路6が延在する方向である図1に示す矢印Bの方向(第1の流体と反対の方向)に向かって流通する。すなわち、第1の流体と第2の流体は、対向して流れている。この第2の流体としては、第1の流体と同様に、水などの液体や空気などの気体が用いられるが、この第2の流体は、第1の流体よりも相対的に温度が低い流体でなければならない。
そして、熱吸収部3と熱供給部5は、板状の熱伝達部7によって接続されている。熱伝達部7は、一端が熱吸収部3の外壁と接触し、他端が熱供給部5の外壁と接触している。そして、熱伝達部7は、第1の流体路形成部1と第2の流体路形成部2の間に位置している。この熱伝達部7の上面及び下面は、接続部8により覆われている。この熱交換器10は、図示しない断熱性の高い材料、例えば発泡スチロールなどで覆われている。これにより、熱交換器10は、外気と熱的に隔離される。
ここで、熱吸収部3、熱供給部5及び熱伝達部7は、例えば銅などの熱伝導率の高い金属等の材質で形成されている。また、熱吸収部3、熱供給部5及び熱伝達部7は通常溶接等により接続されるが、各接続箇所での熱損失を防止するためにも、熱吸収部3、熱供給部5及び熱伝達部7を、一体に形成することが望ましい。
次に、図2を参照してこの第1の実施の形態に係る熱交換器10の熱交換について説明する。まず、第1の流体路4に第1の流体を流通させ、同様に、第2の流体路6に第2の流体を流通させる。このとき、第2の流体は、第1の流体よりも相対的に温度が低いため、第1の流体路と第2の流体路で温度差が生じる。そして、この熱交換器10は、断熱性を有する材料によって覆われて、外気と熱的に隔離されている。そのため、この熱交換器10内部での温度差を解消させるために、第1の流体から第2の流体へ熱交換が行われる。
すなわち、最初に、第1の流体路4を流通する第1の流体の熱が、熱吸収部3に吸収される。次に、熱吸収部3に吸収された熱が熱伝達部7に伝達される。ここで、第1の流体路形成部1は、断熱性の高い材質で覆われており、熱吸収部3は、この第1の流体路形成部1に覆われている。つまり、熱吸収部3は、外気と熱的に隔離されている。これにより、熱吸収部3に吸収された熱が、外気等へ放出して損失しないようになっている。
熱伝達部7に伝達された熱は、熱供給部5に伝達される。ここで、前述したように熱伝達部7の上面及び下面が、接続部8で覆われており、この接続部8は、断熱性の高い材質で覆われている。そのため、熱伝達部7は、外気と熱的に隔離されている。その結果、熱伝達部7に伝達された熱が、外気等へ放出して損失しないようになっている。これにより、熱伝達部7に伝達された熱の外気等への放出を極力制限して、効率よく熱供給部5に伝達することができる。
熱供給部5に伝達された熱は、第2の流体路6を流通する第2の流体に伝達される。また、第2の流体路形成部2は、第1の流体路形成部1と同様に、断熱性の高い材質で覆われている。そして、熱供給部5は、この第2の流体路形成部2に覆われており、外気と熱的に隔離されている。その結果、熱供給部5の熱が、外気等へ放出されて損失することを抑制することができる。これにより、熱供給部6に伝達された熱を、効率よく第2の流体へ供給することができる。
このようにして、本発明の実施形態の熱交換器では、第1の流体から第2の流体への熱交換が行われる。
ここで、第1の流体と第2の流体は、対向して流れている。すなわち、第1の流体の流出部と第2の流体の流入部が、熱交換器10の長手方向の一方の端に配置されている。そして、第1の流体の流入部と第2の流体の流出部が、熱交換器10の長手方向の他方の端に配置されている。これにより、第2の流体が第2の流体路6から流出する際の温度を、第1の流体が第1の流体路4に流入するときの温度に効果的に近づけることができる。
このように、本発明の第1の実施の形態に係る熱交換器10によれば、熱伝達部7は、接続部8によって被覆されている。そして、この熱伝達部7は、熱伝導率の高い材質で形成されているため、熱抵抗が低く熱が伝わり易くなっている。そのため、熱供給部3と熱吸収部5の2つの部材の距離が離れていても、熱供給部3から熱吸収部5へ熱を損なうことなく伝えることができる。その結果、第1の流体が流通する第1の流体路4と第2の流体が流通する第2の流体路6を離間して配置することができる。これにより、第1の流体路形成部や第2の流体路形成部に損傷が生じても、第1の流体と第2の流体が混合することがない。
また、従来の熱交換器のように、第1の流体及び第2の流体を管壁や隔壁を隔てて隣接して流通させる必要がない。その結果、第1の流体路及び第2の流体路を配置する位置に格別な制約が伴わないため、熱交換器の構造設計をする上の自由度を大幅に向上させることができる。
なお、本実施の形態では、熱吸収部、熱供給部及び熱伝達部の材質を、銅などの熱伝導率の高い材質で形成した例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第1の流体から熱吸収部によって吸収された熱が外気等に放出することなく熱供給部から第2の流体へ伝達することができれば、熱吸収部、熱供給部及び熱伝達部の材質として、熱伝導性が相対的に悪い金属やポリマーを用いてもよい。そして、熱吸収部、熱供給部及び熱伝達部の材質をそれぞれ異なる材質で形成してもよい。
また、熱吸収部、熱供給部及び熱伝達部の各部分の厚みや、第1の流体路及び第2の流体路の断面積は、各部材の材質及び流れる流体の種類に応じて適宜に設定できるものである。
また、第1の流体路の直径を可能な限り小さくすることにより、第1の流体の全体から効率よく熱を吸収させることができる。同様に、第2の流体路の直径を可能な限り小さくすることにより、第2の流体の全体に効率よく熱を伝達させることができる。
更に、熱吸収部及び/又は熱供給部の内壁に、複数の溝又は突条を設けてもよい。その結果、この複数の溝又は突条によって伝熱面積を増加させることができ、単位体積当たりの伝熱面積を大きくすることができる。これにより、熱交換器の熱交換効率を向上させることができる。
次に、図3を参照して本発明の熱交換器の第2の実施の形態を説明する。図3は、本発明の熱交換器の第2の実施の形態を示す外観斜視図である。
図3に示す熱交換器20は、中空でかつ薄い角柱状をなす第1の流体路形成部21と、同様に中空でかつ薄い角柱状をなす第2の流体路形成部22を有している。2つの流体路形成部21,22は、所定の間隔を開けて、かつ、2つの流体路形成部21,22が延在する方向に沿って略平行をなして配置されている。そして、この2つの流体路形成部21,22は、接続部28により接続されている。なお、この2つの流体路形成部21,22と接続部28を一体に形成してもよい。
第1の流体路形成部21の内部には、板状をなす熱吸収部23が設けられている。熱吸収部23は、その主面が第1の流体路形成部21が延在する方向と略平行に配置されている。そして、この熱吸収部23は、第1の流体路形成部21が延在する方向に沿って第1の流体路形成部21の内部空間を2つに分割している。これにより、第1の流体路形成部21には、熱吸収部23で分けられた2つの第1の流体路24a,24bが形成されている。そして、この2つの第1の流体路24a,24bに第1の流体が、熱吸収部23の主面と略平行をなして流通する。
また、第2の流体路形成部22の内部には、板状をなす熱供給部25が設けられている。熱供給部25は、その主面が第2の流体路形成部22が延在する方向と略平行に配置されている。そして、この熱吸収部25は、第2の流体路形成部22が延在する方向に沿って第2の流体路形成部22の内部空間を2つに分割している。これにより、第2の流体路形成部22には、熱供給部25で分けられた2つの第2の流体路26a,26bが形成されている。そして、この2つの第2の流体路26a,26bに第2の流体が、熱供給部25の主面と略平行をなして流通する。
なお、本実施の形態では、熱吸収部23及び熱供給部25を板状として説明したがこれに限定されるものではない。例えば、熱吸収部23及び/又は熱供給部25を箔状の部材として形成してもよい。
そして、この板状の熱吸収部23と熱供給部25は、熱伝達部27により熱的に接続されている。熱伝達部27は、その一端が熱吸収部23の端面と接触し、他端が熱供給部25の端面と接触している。熱伝達部27は、接続部28の略中央を当該接続部28が延在する方向に沿って二分するように貫いて配置されている。すなわち、熱伝達部27の上面及び下面が、接続部28により覆われるように配置されている。その他の構成は、前記第1の実施の形態にかかる熱交換器10と同様であるため、それらの説明は省略する。このような、構成を有する熱交換器20によっても、前述した第1の実施の形態にかかる熱交換器10と同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、熱吸収部23、熱供給部25及び熱伝達部27を、一枚の板状部材で一体に形成してもよい。このとき、一枚の板状部材のうち、第1の流体路形成部21の内部空間に位置する部分が熱吸収部23として作用し、第2の流体路形成部22の内部空間に位置する部分が熱供給部25と作用する。そして、2つの流体路形成部21,22の間に位置して接続部28に覆われている部分が、熱伝達部27として作用する。これにより、熱を吸収、伝達及び供給する部分が一枚の板状部材で構成できるため、熱交換器20を容易に製造することができる。
また、この実施の形態においても、前記第1の実施の形態に係る熱交換器10のように、熱吸収部23及び熱供給部25の主面に複数の溝又は突状を設けてもよい。或いは、熱吸収部23及び熱供給部25を波状に複数回折り曲げてもよい。これにより、熱吸収部23と熱供給部25の伝熱面積を大きくすることができ、熱交換の効率を向上させることができる。
また、熱伝達部27の熱伝達容量を十分に確保するために、熱伝達部27の厚さを熱吸収部23及び熱供給部25の厚さよりも厚く設定してもよい。
更に、第1の流体路形成部21が延在する方向と直交する方向の長さ(厚さ)を短く(薄く)することにより、第1の流体路24a,24bにおける流体が流れる方向と直交する方向の長さ(厚さ)を小さくすることができる。その結果、第1の流体全体から熱吸収部23へ効率よく熱を伝達することができる。同様に、第2の流体路形成部22が延在する方向と直交する方向の長さ(厚さ)を薄くすることにより、第2の流体路26a,26bにおける流体が流れる方向と直交する方向の長さ(厚さ)を小さくすることができる。その結果、熱供給部24から第2の流体全体へ効率よく熱を伝達することができる。これらにより、第1の流体の熱を第2の流体へ効率よく熱交換することが可能となる。
次に、図4を参照して本発明の熱交換器の第3の実施の形態を説明する。図4は、本発明の熱交換器の第3の実施の形態を示す外観斜視図である。
図4に示す熱交換器30は、第1の流体路形成部31及び第2の流体路形成部32が中空の角柱をなしている。2つの流体路形成部31,32は、所定の間隔を開けて、かつ、2つの流体路形成部31,32が延在する方向に沿って略平行に配置されている。
そして、熱吸収部33、熱供給部35及び熱伝達部37は、板状をなして一体に形成されている。この第3の実施形態では、板状をなす熱吸収部33、熱供給部35及び熱伝達部37が、5枚用いられている。この5枚の熱吸収部33、熱供給部35及び熱伝達部37は、スペーサ39を介してその主面と直交する方向に所定の間隔を開けて積層されている。スペーサ39の材質としては、第1及び第2の流体路形成部31,32と同様に、ポリエチレンテレフタレート(PET)などが用いられる。また、このスペーサ39を断熱性の高い材料で形成してもよい。
ここで、5枚の熱伝達部37うちその主面と直交する方向の最上部に位置する熱伝達部37の上面は、接続部38により覆われている。同様に、5枚の熱伝達部37のうちその主面と直交する方向の最下部に位置する熱伝達部37の下面は、接続部38により覆われている。
そして、所定の間隔を開けて積層された5枚の熱吸収部33により、第1の流体路形成部31の内部空間は、当該第1の流体路形成部31が延在する方向と直交する方向に6つに分割されている。これにより、第1の流体路形成部31には、6つの第1の流体路34が形成されている。
同様に、所定の間隔を開けて積層された5枚の熱供給部35により、第2の流体路形成部32の内部空間は、当該第2の流体路形成部32が延在する方向と直交する方向に6つに分割されている。これにより、第2の流体路形成部32には、6つの第2の流体路36が形成されている。
そして、6つの第1の流体路34それぞれに、板状をなす熱吸収部33の主面と略平行をなして第1の流体が流通するように構成されている。同様に、6つの第2の流体路36それぞれに、板状をなす熱供給部35の主面と略平行をなして第2の流体が流通するようになっている。その他の構成は、前記第2の実施の形態にかかる熱交換器20と同様であるため、それらの説明は省略する。このような、構成を有する熱交換器30によっても、前述した第1の実施の形態にかかる熱交換器10と同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、この実施の形態では、熱吸収部33、熱供給部35及び熱伝達部37を5枚積層する例を説明したが、積層する枚数は、これに限定されるものではない。例えば、熱吸収部33、熱供給部35及び熱伝達部37を4枚以下、或いは6枚以上、所定の間隔を開けて積層してもよいことは、勿論である。
更に、第3の実施の形態に係る熱交換器30よれば、熱吸収部33、熱供給部35及び熱伝達部37を薄い板状又は箔状に形成し、スペーサ39の厚みを薄くすることにより、更に多数積層することができる。その結果、第1及び第2の流体路形成部の体積を増やすことなく、伝熱面積を増やすことができ、単位体積当たりの伝熱面積を容易に大きくすることができる。これにより熱交換器を小型にすることができると共に熱交換効率を大幅に向上させることができる。
例えば、下記に示すような寸法に熱交換器30を設定してもよい。
・熱吸収部33及び熱供給部35
長さ(流体が流れる方向の長さ)1m
幅(流体が流れる方向と直交する方向の長さ)20mm
(熱吸収部33、熱供給部35及び熱伝達部37を構成する板状部材の幅は、45mm)
厚さ 0.1mm
・スペーサ
長さ 1m
幅 5mm
厚さ 1mm
・第1及び第2の流体路形成部31,32
長さ 1m
幅(熱交換器30全体の幅) 45mm
高さ 6.6mm
厚さ 例えば1mm(材質によるが、本実施の形態の場合は、PETで1mm)
上記で示した寸法の板状部材を5枚積層させる。その結果、本発明の熱交換器30の体積は、250×10−6となる。そして、伝熱面積は、200×10−3となる。そのため、単位体積当たりの伝熱面積は、800m/mとなる。これにより、小型でありながら、単位体積当たりの伝熱面積を大きくすることができ、熱交換効率の高い熱交換器を得ることができる。(通常の2重管式熱交換器では、単位体積当たりの伝熱面積は、約40m/m以下であり、内管にフィンを備えた2重管式熱交換器では、約160m/m前後である。)
次に、図5を参照して本発明の熱交換器の第4の実施の形態を説明する。図5は、本発明の熱交換器の第4の実施の形態を示す外観斜視図である。
図5に示す熱交換器40は、前記第2の実施の形態に係る熱吸収部23、熱供給部25及び熱伝達部27を、短冊状をなして一体に形成したものである。そして、短冊状をなす熱吸収部23、熱供給部25及び熱伝達部27を、流体が流れる方向に所定の間隔を開けて横並びに5枚配置したものである。
すなわち、この第4の実施の形態に係る熱交換器40は、第1の流体路24a,24bに第1の流体が流れる方向に沿って、第1の熱吸収部43a,第2の熱吸収部43b,第3の熱吸収部43c,第4の熱吸収部43d及び第5の熱吸収部43eを、所定の間隔を開けて横並びに配置している。同様に、第2の流体路26a,26bに第2の流体が流れる方向に沿って、第1の熱供給部45a,第2の熱供給部45b,第3の熱供給部45c,第4の熱供給部45d及び第5の熱供給部45eを、所定の間隔を開けて横並びに配置している。
そして、第1の熱吸収部43aと第1の熱供給部45aが、第1の熱伝達部47aにより熱的に接続されている。同様に、第2〜5の熱吸収部43b〜43eと第2〜5の熱供給部45b〜45eが、第2〜5の熱伝達部47b〜47eにより熱的に接続されている。
なお、この第4の実施の形態では、短冊状の熱吸収部43、熱供給部45及び熱伝達部47を、5枚配置した例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、短冊状をなす熱吸収部43、熱供給部45及び熱伝達部47を4枚以下、或いは6枚以上配置してもよい。
更に、この第4の実施の形態では、熱吸収部43、熱供給部45及び熱伝達部47を短冊状に形成した例を説明したこれに限定されるものではない。例えば、熱吸収部43、熱供給部45及び熱伝達部47を、円柱或いは角柱をなす棒状部材として形成してもよい。
その他の構成は、前記第2の実施の形態にかかる熱交換器20と同様であるため、それらの説明は省略する。このような、構成を有する熱交換器40によっても、前述した第1の実施の形態にかかる熱交換器10と同様の作用及び効果を得ることができる。
ここで、第1の熱吸収部43aと第2の熱吸収部43bは、所定の間隔を開けて配置されている。そのため、第1の熱吸収部43aによって吸収された熱は、第1の熱吸収部43aと隣り合う第2の熱吸収部43bに伝達されることなく、第1の熱伝達部47aに伝達されて第1の熱供給部45aに伝達される。すなわち、隣り合う熱吸収部43同士での熱の伝達が防止されている。そして、熱供給部45や熱伝達部47においても、熱吸収部43と同様に、隣り合う熱供給部45又は熱伝達部47同士での熱の伝達が防止されている。このため、熱吸収部43から熱伝達部47を介して熱供給部45への熱伝達を、各熱吸収部43、熱供給部45及び熱伝達部47の中で独立して閉鎖的に行うことができるようになっている。
その結果、第4の実施の形態に係る熱交換器40によれば、流体が流れる方向での熱伝達を防止することができるため、熱の伝達を、流体が流れる方向と直交する方向のみに制限することができる。これにより、第1の流体から吸収した熱を効率よく第2の流体へ伝達することができるため、熱交換器の熱交換効率を大幅に向上させることができる。
更に、隣り合う熱吸収部、熱供給部及び熱伝達部の間に断熱性を有する部材を介在させてもよい。これにより、流体が流れる方向の熱伝達を効果的に防止することができ、熱交換器の熱交換効率を更に向上させることができる。
また、この実施の形態に係る構成を第1の実施の形態に係る熱交換器10に適用してもよい。すなわち、熱吸収部3を第1の流体が流れる方向に沿って所定の間隔を開けて複数の環状部材に分割させる。同様に、熱供給部5を第2の流体が流れる方向に沿って所定の間隔を開けて複数の環状部材に分割させる。そして、複数に分割された熱吸収部3及び熱供給部5を、同様に複数に分割された熱伝達部7によってそれぞれ独立させて熱的に接続させる。このような構成を有する熱交換器によっても、第4の実施の形態に係る熱交換器40と同様の効果及び作用を得ることができる。
次に、図6を参照して本発明の熱交換器の第5の実施の形態を説明する。図6は、本発明の熱交換器の第5の実施の形態を示す外観斜視図である。
図6に示す熱交換器50は、第3の実施の形態に係る熱交換器30において積層した複数の熱伝達部37を、一体に形成したものである。
すなわち、図6に示すように、板状をなす7枚の熱吸収部53が、その主面と直交する方向に所定の間隔を開けて、第1の流体路形成部31の内部空間に配置されている。7枚の熱吸収部53は、それぞれの一端が一体をなして接続されている。そして、第1の流体路形成部31の内部空間は、7枚の熱吸収部53により、当該第1の流体路形成部31が延在する方向と直交する方向に8つに分割されている。これにより、第1の流体路形成部31には、8つの第1の流体路54が形成されている。
同様に、板状をなす7枚の熱供給部55が、その主面と直交する方向に所定の間隔を開けて、第2の筐体32の内部空間に配置されている。7枚の熱供給部55は、それぞれの一端が一体をなして接続されている。そして、第2の流体路形成部32の内部空間は、7枚の熱供給部54により、当該第2の流体路形成部32が延在する方向と直交する方向に8つに分割されている。これにより、第2の流体路形成部32は、8つの第2の流体路56が形成されている。
なお、この実施の形態では、熱吸収部53及び熱供給部55を7枚所定の間隔を開けて積層した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、熱吸収部53及び熱供給部55を6枚以下、或いは8枚以上所定の間隔を開けて積層してもよいことは勿論である。
この7枚の熱吸収部53と熱供給部55は、一つの熱伝達部57により熱的に接続されている。熱伝達部57の一端は、7枚の熱吸収部53が一体をなす接続部分に接触している。また、熱伝達部57の他端は、7枚の熱供給部54が一体をなす接続部分に接触している。そして、この熱伝達部57の上面及び下面は、接続部38により覆われている。
その他の構成は、前記第3の実施の形態にかかる熱交換器30と同様であるため、それらの説明は省略する。このような、構成を有する熱交換器50によっても、前述した第1の実施の形態にかかる熱交換器10と同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、この実施の形態に係る熱交換器50は、複数の熱伝達部を一体に形成している。これにより、熱交換効率を下げることなく、前記第3の実施の形態に係る熱交換器30よりも熱伝達部の部品点数を削減することができる。
次に、図7を参照して本発明の熱交換器の第6の実施の形態を説明する。図7は、本発明の熱交換器の第6の実施の形態を示す外観斜視図である。
図7に示す熱交換器60は、前記第3の実施の形態に係る熱交換器30において、第1の流体が流通する複数の第1の流体路をもう一群設けたものである。
すなわち、図7に示すように、第6の実施の形態に係る熱交換器60は、2つの第1の流体路形成部31,31Aと、1つの第2の流体路形成部32を有している。第2の流体路形成部32は、2つの第1の流体路形成部31,31Aと所定の間隔を開けて、当該2つの第1の流体路形成部31,31Aの間に配置されている。そして、この3つの流体路形成部31,31A及び32は、前記実施の形態と同様に3つの流体路形成部31,31A及び32が延在する方向に沿って略平行に配置されている。ここで、第1の流体と第2の流体の流量を等しくさせるために、第1の流体路形成部31,31Aの幅は、第2の流体路形成部32の略半分に設定されている。
その他の構成は、前記第3の実施の形態にかかる熱交換器30と同様であるため、それらの説明は省略する。このような、構成を有する熱交換器60によっても、前述した第1の実施の形態にかかる熱交換器10と同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、この実施の形態に係る熱交換器60によれば、第1の流体が流通する複数の第1の流体路及び、複数の熱吸収部をもう一群設けている。その結果、第1の流体から第2の流体へ供給する熱量を増加させることができる。これにより、熱交換器の熱交換効率を向上させることができる。
以上説明してきたように、本発明の熱交換器によれば、第1の流体の熱を熱吸収部により吸収し、この熱を、熱伝達部を介して熱供給部に伝達している。その結果、第1の流体が流通する第1の流体路と第2の流体が流通する第2の流体路を、空間的に離間して配置することができる。これにより、第1の流体路が形成された第1の流体路形成部又は第2の流体路が形成された第2の流体路形成部に損傷が生じても、第1の流体と第2の流体との混合(接触)を確実に防止することができる。そして、第1の流体路及び第2の流体路の配置に特別な制約が課せられることがないので、熱交換器自体の構造設計を行う際の自由度を大幅に向上させることができる。
更に、前記第3の実施の形態に係る熱交換器30では、熱吸収部、熱供給部及び熱伝達部を、一枚の板状又は箔状として一体に形成している。そして、板状又は箔状部材を、複数枚用意して、スペーサ等を介して所定の間隔を開けて積層している。このように、複数の板状又は箔状部材が積層したスタッキング構造にすることにより、単位体積当たりの伝熱面積を容易に向上させることができる。更に、板状又は箔状の部材を、スペーサを介して積層するだけであるため、熱交換器を簡易に作製することができる。これにより、小型でかつ熱交換効率の高い熱交換器を提供することができる。また、装置全体を小型化し、重量を軽減することができるため、1kWの熱を吸収(回収)し交換するために必要な装置の製造コストを削減することが可能である。
また、前記第1から第6の実施の形態では、第1の流体路形成部と第2の流体路形成部を略平行に配置した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第1の流体路形成部と第2の流体路形成部を所定の間隔を開けて交差するように配置してもよい。この場合、第1の流体のうち第1の流体路の流入部付近の熱が、第2の流体のうち第2の流体路の流出部付近に伝達するように、熱伝達部を配置することが好ましい。このことは、図5に示した前記第4の実施の形態のように、熱吸収部、熱供給部及び熱伝達部を流体が流れる方向に沿って所定の間隔を開けて分割することで簡単に実現することができる。このように、本発明の熱交換器によれば、第1の流体路と第2の流体路が延在する方向を種々に変化させることができる。よって、熱交換器の構造設計の自由度を大幅に向上させることができる。
更に、前記第1から第6の実施の形態では、第1の流体路形成部と第2の流体路形成部の材質として、ポリエチレンテレフタレート(PET)を用いた例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第1の流体路形成部と第2の流体路形成部を、例えばアルミニウムなどの金属で形成してもよく、または断熱性を有する材料で形成してもよい。
また、1つの中空をなす角柱又は円柱の筐体内に、流体路分離手段を筐体が延在する方向に沿って設け、筐体の内部空間を2つに分離(離間)させて、第1及び第2の流体路形成部を形成してもよい。
このような構成を有する本発明の熱交換器は、例えば、風呂の残り湯の熱や夏場の暖かい外気等を利用した湯沸かし器等に用いることができる。すなわち、風呂の残り湯の熱や夏場の暖かい外気等を第1の流体として第1の流体路に流通させる。そして、暖める水を第2の流体として、第2の流体路に流通させる。その結果、お湯を沸かす前に、予め水を暖めておくことができるので、お湯を沸かす際には、極めて少ない熱量で沸かすことができるようになる。その際、本発明の熱交換器によれば、風呂等の汚水と上水を離間して流通させることができる。そのため、配管等の損傷によって、汚水と上水が混合するおそれがない。
なお、本発明は前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
本発明の熱交換器の第1の実施の形態を示す外観斜視図である。 本発明の熱交換器の第1の実施の形態に係る第1の流体と第2の流体との熱交換を断面して説明する模式図である。 本発明の熱交換器の第2の実施の形態を示す外観斜視図である。 本発明の熱交換器の第3の実施の形態を示す外観斜視図である。 本発明の熱交換器の第4の実施の形態を示す外観斜視図である。 本発明の熱交換器の第5の実施の形態を示す外観斜視図である。 本発明の熱交換器の第6の実施の形態を示す外観斜視図である。
符号の説明
1,21…第1の流体路形成部、 2,22…第2の流体路形成部、 3,23…熱吸収部、 4,24a,24b・・・第1の流体路、 5,25・・・熱供給部、 6,26a,26b・・・第2の流体路、 7,27・・・熱伝達部、 10,20…熱交換器

Claims (5)

  1. 第1の流体を流通させる第1の流体路が形成された第1の流体路形成部と、
    前記第1の流体路形成部内に設けられて前記第1の流体から熱を吸収する熱吸収部と、
    前記第1の流体路形成部と離間して配置されると共に前記第1の流体よりも相対的に温度の低い第2の流体を流通させる第2の流体路が形成された第2の流体路形成部と、
    前記第2の流体路形成部内に設けられて前記第2の流体に前記熱を供給する熱供給部と、
    前記第1の流体路形成部と前記第2の流体路形成部の間に配置されて前記熱吸収部と前記熱供給部を接続すると共に前記熱吸収部が吸収した熱を前記熱供給部に伝達する熱伝達部と、を備えた
    ことを特徴とする熱交換器。
  2. 前記熱吸収部及び前記熱供給部は、板状をなしており、
    前記熱吸収部は、その主面が前記第1の流体路形成部内において前記第1の流体が前記第1の流体路を流れる方向と略平行に配置され、
    前記熱供給部は、その主面が前記第2の流体路形成部内において前記第2の流体が前記第2の流体路を流れる方向と略平行に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記熱吸収部及び前記熱供給部は、それぞれの前記主面と直交する方向に所定の間隔を開けて複数枚積層して配置されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記熱吸収部は、前記第1の流体が前記第1の流体路を流れる方向に所定の間隔を開けて複数配置され、
    前記熱供給部は、前記第2の流体が前記第2の流体路を流れる方向に所定の間隔を開けて前記熱吸収部と同数配置されており、
    前記複数の熱吸収部と前記複数の熱供給部は、複数の前記熱伝達部によりそれぞれ対をなして接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  5. 前記熱吸収部、前記熱供給部及び前記熱伝達部は、一体に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
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