JP2009021810A - 撮像装置及び画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 フレーム間可逆圧縮を行う撮像装置であって、画像データを出力する撮像素子(12)と、手ブレ量を検出する手ブレ量検出回路(60)と、手ブレを相殺するように、現フレームの画像データと1フレーム前の画像データの画素の位置を相対的にシフトした後に、1フレーム前の画像データを前記現フレームの対応する画素と同じ色の画素値を持つように補間して、現フレームの画素値との差分を対応する画素毎に計算し、該差分を可逆圧縮することにより、現フレームの画像データを可逆圧縮する可逆圧縮回路(80)と、可逆圧縮された圧縮画像データと、手ブレ量とを関連づけて記憶する記憶手段とを有する。
【選択図】 図1
Description
X = sx + xcosθ - ysinθ
Y = sy + xsinθ + ycosθ …(1)
一例として、図4を用いて、手ブレによる画素R22(注目画素)の位置のずれの計算方法を説明する。図4に示す例では、画素R22の撮像素子12の中心に対する水平方向の位置xは−1.5、水平方向の位置yは0.5である。また、ここでは、n+1枚目(フレーム目)の画像のn枚目(フレーム目)の画像に対する水平シフトブレ量sxが−1、垂直シフトブレ量syが1.5、回転ブレ角θが15度、XをR22_n+1_x、YをR22_n+1_yとする。この場合、上記式(1)から、以下の式(2)によりシフト後の位置を求めることができる。なお、R22_n+1_x、R22_n+1_yはそれぞれ、n+1枚目の画像の画素R22_n+1の、n枚目の画像におけるx座標、y座標を表す。
R22_n+1_x = sx + xcosθ - ysinθ
= -1 - 1.5*cos15° - 0.5*sin15°
= -2.578
R22_n+1_y = sy + xsinθ + ycosθ
= 1.5 - 1.5*sin15° + 0.5*cos15°
= 1.595 …(2)
シフト後、直前の画像と重ならない画素は(ステップS16でNO)、可逆圧縮回路80でフレーム内可逆圧縮する(ステップS17)。フレーム内可逆圧縮は、1枚目の画像をフレーム内可逆符号化した手順と同様にして隣接同色画素と画素値の差分を計算し、可逆符号化することで行う。
R'22_n = { (2-dx)(2-dy)×R00 + dx(2-dy)×R02
+ (2-dx)dy×R20 + dx × dy × R22 } ÷ 4 …(3)
dx = |R22_n+1_x - R00_n_x|
dy = |R22_n_y - R00_n+1_y| …(4)
である。計算された補間値R’22_nとn+1枚目の画像の画素R22の差分値を計算してフレーム間可逆圧縮する。
また、補間値R’22_nとの差分値を計算するのではなく、n+1枚目の画素R22との距離が最も近い画素であるn枚目の画素R20との差分値を計算してもよいし、手ブレ量を考慮せず、n枚目の画素R22との差分値を計算してもよい。
G’01_n(x,y) = ( G01_n_x × cos45° - G01_n_y × sin45°,
G01_n_x × cos45° + G01_n_y × sin(45° )
= √2/2 ( G01_n_x - G01_n_y, G01_n_x + G01_n_y )
G’10_n(x,y) = √2/2 ( G10_n_x - G10_n_y, G10_n_x + G10_n_y )
G’12_n(x,y) = √2/2 ( G12_n_x - G12_n_y, G12_n_x + G12_n_y )
G’21_n(x,y) = √2/2 ( G21_n_x - G21_n_y, G21_n_x + G21_n_y ) …(5)
G23_n+1(x,y)
= ( sx + xcos(θ+45°) - ysin(θ+45°), sy + xsin(θ+45°) + ycos(θ+45°) )
…(6)
d0 = |G23_n+1_x − G’01_n_x|
d1 = |G23_n+1_y − G’01_n_y| …(7)
n+1枚目の画像の画素G23の位置G23_n+1_x(またはy)に対応するn枚目の画像の補間値G'23_nは線形補間法で以下の式(8)で計算される。
G'23_n = ( (√2-d0)(√2-d1) × G01_n + d0(√2-d1) × G12_n
+ (√2-d0) × d1 × G10_n + d0×d1×G21_n ) ÷2 …(8)
上記式(8)で計算された補間値G’23_nとG23_n+1の差分値を計算して可逆符号化して、フレーム間可逆圧縮する。
また、補間値G’23_nとの差分値を計算するのではなく、n+1枚目の画像の画素G23に近接する、n枚目の画像の画素値G10_nとの差分値を計算してもよい。
12 撮像素子
14 A/D変換器
16 D/A変換器
18 画像表示部
20 記憶媒体
30 画像処理回路
40 メモリ
50 制御回路
60 手ブレ量検出回路
80 可逆圧縮回路
90 補間値生成回路
91 正弦波テーブル
92 操作部
93 手ブレ補正回路
100 撮像装置
Claims (12)
- フレーム間可逆圧縮を行う撮像装置であって、
各画素毎に異なる色の画素値を出力する撮像素子を用いて画像を撮影し、1フレーム分の画像データを出力する撮像手段と、
前記撮像手段による前記画像の撮影時の手ブレ量を検出する手ブレ量検出手段と、
前記検出した手ブレ量が示す手ブレを相殺するように、現フレームの画像データと1フレーム前の画像データの画素の位置を相対的にシフトするシフト手段と、
前記シフト後に、前記1フレーム前の画像データを、前記現フレームの対応する画素と同じ色の画素値を持つように補間する補間手段と、
前記現フレームの画素値と前記1フレーム前の補間された画素値との差分を対応する画素毎に計算し、該計算した差分を可逆圧縮することにより、前記現フレームの画像データを可逆圧縮する可逆圧縮手段と、
前記可逆圧縮された圧縮画像データと、前記手ブレ量とを関連づけて記憶する記憶手段と
を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記現フレームの画像が前記1フレーム前の画像に関連しない場合に、前記現フレームの画像をフレーム内可逆圧縮する手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記現フレームの画像が前記1フレーム前の画像に関連しない場合とは、前記現フレームの画像が連写の1フレーム目の画像である場合と、動画撮影を開始したときの1フレーム目の画像である場合とを含むことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
- 前記記憶手段で記憶された、前記連写して得られた複数フレーム分の画像データを、前記手ブレ量が示す手ブレを相殺するように重ね合わせ合成する画像処理手段を更に有することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- フレーム内可逆圧縮を行うフレーム内可逆圧縮手段と、
前記現フレームの画像信号を前記可逆圧縮手段により圧縮して得られた前記圧縮画像データの符号量と、前記フレーム内可逆圧縮手段により圧縮して得られた圧縮画像データの符号量とを比較する比較手段とを更に有し、
前記記憶手段では、前記比較の結果、符号量が少ない圧縮画像データを記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記可逆圧縮手段は、前記1フレーム前の画像と前記現フレームの画像が重なる領域に対してはフレーム間可逆圧縮を行い、前記1フレーム前の画像と前記現フレームの画像が重ならない領域に対してはフレーム内可逆圧縮を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- フレーム間可逆圧縮を行う画像処理方法であって、
各画素毎に異なる色の画素値を出力する撮像素子を用いて画像を撮影し、1フレーム分の画像データを取得する撮影工程と、
前記撮影工程における前記画像の撮影時の手ブレ量を検出する手ブレ量検出工程と、
前記検出した手ブレ量が示す手ブレを相殺するように、前記撮影工程で取得した現フレームの画像データと1フレーム前の画像データの画素の位置を相対的にシフトするシフト工程と、
前記シフト後に、前記1フレーム前の画像データを、前記現フレームの対応する画素と同じ色の画素値を持つように補間する補間工程と、
前記現フレームの画素値と前記1フレーム前の補間された画素値との差分を対応する画素毎に計算し、該計算した差分を可逆圧縮することにより、前記現フレームの画像データを可逆圧縮する可逆圧縮工程と、
前記可逆圧縮された圧縮画像データと、前記手ブレ量とを関連づけて記憶する記憶工程と
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 前記現フレームの画像が前記1フレーム前の画像に関連しない場合に、前記現フレームの画像をフレーム内可逆圧縮する工程を更に有することを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
- 前記現フレームの画像が前記1フレーム前の画像に関連しない場合とは、前記現フレームの画像が連写の1フレーム目の画像である場合と、動画撮影を開始したときの1フレーム目の画像である場合とを含むことを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
- 前記記憶工程で記憶された、前記連写して得られた複数フレーム分の画像データを、前記手ブレ量が示す手ブレを相殺するように重ね合わせ合成する工程を更に有することを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
- フレーム内可逆圧縮を行うフレーム内可逆圧縮工程と、
前記現フレームの画像信号を前記可逆圧縮工程で圧縮して得られた前記圧縮画像データの符号量と、前記フレーム内可逆圧縮工程で圧縮して得られた圧縮画像データの符号量とを比較する比較工程とを更に有し、
前記記憶工程では、前記比較の結果、符号量が少ない圧縮画像データを記憶することを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。 - 前記可逆圧縮工程では、前記1フレーム前の画像と前記現フレームの画像が重なる領域に対してはフレーム間可逆圧縮を行い、前記1フレーム前の画像と前記現フレームの画像が重ならない領域に対してはフレーム内可逆圧縮を行うことを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
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