JP2009021719A - タイムスロット選択装置、光伝送装置、光伝送ネットワークシステム及びタイムスロット選択方法 - Google Patents

タイムスロット選択装置、光伝送装置、光伝送ネットワークシステム及びタイムスロット選択方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 装置個別にリソース使用状況を考慮して、タイムスロットを割り当てることが可能なタイムスロット選択装置を提供する。
【解決手段】 回線設定要求で指定されたデータリンク群を特定するデータリンク識別子と、要求されている帯域情報であるタイムスロットサイズと、要求個数とを基にタイムスロットの割り当てを行うタイムスロット選択装置において、資源分配手段(資源分配部2)は、タイムスロットのリソース使用状況に基づいてタイムスロットの選択を行う。
【効果】 本発明は、データリンク群のタイムスロットの使用状況を考慮したタイムスロットの選択によって、連続した使用可能タイムスロットが最大となるように残すようにでき、効率的にリソースを利用することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明はタイムスロット選択装置、光伝送装置、光伝送ネットワークシステム及びそれらに用いるタイムスロット選択方法並びにそのプログラムに関し、特にTDM(Time Division Multiplexing)光伝送ネットワークシステムにおけるリソース使用状況を考慮したタイムスロット選択方法に関する。
光伝送ネットワークにおいては、オペレータが手動設定パスを設定しているが、運用の効率化やネットワークリソースの効率化を実現するために、GMPLS(Generalized Multi−Protocol Label Switching)/ASON(Automatically Switched Optical Network)等の自律分散プロトコルでパスを設定することが有望視されている。
ここで、パス設定とは、設定したいパスの経路上のタイムスロットや波長を予約することであり、タイムスロットや波長はラベルと呼ばれている。
GMPLS/ASON等の自律分散プロトコルが設定するパスは、自律分散処理であるため、設定が簡素で、ネットワークリソースの使用効率が良いという利点があるが、オペレータの意図を反映したパス設定が難しいという欠点がある。
GMPLS/ASON等の自律分散ネットワークにおいては、TDMのタイムスロットについて、タイムスロットを効率的に利用するために、回線設定要求の際に、ユーザが装置間に割り当てられているタイムスロットの使用状況を調査し、個別に指定する必要がある。
また、GMPLS/ASON等の自律分散システムによって回線設定をタイムスロット指定なしで実施する場合には、リソース使用状況を考慮せずに、データリンク識別子やタイムスロット番号の数的な大小等のリソース使用状況に関係のない情報に依存してタイムスロットの指定選択を行い、効率的なタイムスロットの選択が行われていない。
尚、GMPLSについては、下記の特許文献に開示されている。
特開2006−352287号公報(段落「0013」,「0014」) 特開2004−179894号公報(段落「0002」)
本発明に関連する光伝送装置では、自動的にタイムスロットが割り当てられるようにすることは可能だが、効率的に選択することについて考慮されていない。そのため、ユーザ自体が、リソース使用状況を考慮してタイムスロットを個別に指定することが必要であるという問題がある。
また、本発明に関連する光伝送装置では、ユーザ自体がNMS(Network Management System)システムを通じて、タイムスロットを指定した回線を設定している。しかしながら、GMPLS/ASON等の自立分散システムによる回線設定手段における、タイムスロット未指定での回線設定では、タイムスロット選択方式が装置に依存し、効率的ではないという問題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、装置個別にリソース使用状況を考慮して、タイムスロットを割り当てることができるタイムスロット選択装置、光伝送装置、光伝送ネットワークシステム及びそれらに用いるタイムスロット選択方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明によるタイムスロット選択装置は、回線設定要求で指定されたデータリンク群を特定するデータリンク識別子と、要求されている帯域情報であるタイムスロットサイズと、要求個数とを基にタイムスロットの割り当てを行うタイムスロット選択装置であって、
前記タイムスロットのリソース使用状況に基づいて前記タイムスロットの選択を行う資源分配手段を備えている。
本発明による光伝送装置は、上記のタイムスロット選択装置から通知されるタイムスロットを用いてTDM(Time Division Multiplexing)光伝送を行っている。
本発明による光伝送ネットワークシステムは、上記の光伝送装置を含むことを特徴とする。
本発明によるタイムスロット選択方法は、回線設定要求で指定されたデータリンク群を特定するデータリンク識別子と、要求されている帯域情報であるタイムスロットサイズと、要求個数とを基にタイムスロットの割り当てを行うタイムスロット選択装置に用いるタイムスロット選択方法であって、
前記タイムスロット選択装置が、前記タイムスロットのリソース使用状況に基づいて前記タイムスロットの選択を行う資源分配処理を実行している。
本発明によるプログラムは、回線設定要求で指定されたデータリンク群を特定するデータリンク識別子と、要求されている帯域情報であるタイムスロットサイズと、要求個数とを基にタイムスロットの割り当てを行うタイムスロット選択装置内のコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記タイムスロットのリソース使用状況に基づいて前記タイムスロットの選択を行う資源分配処理を含むことを特徴とする。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、装置個別にリソース使用状況を考慮して、タイムスロットを割り当てることができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態によるタイムスロット選択装置の構成例を示すブロック図である。本実施の形態では、TDM(Time Division Multiplexing)光伝送装置において、TDMのタイムスロットについてのリソース使用状況を考慮して、タイムスロットを効率的に選択する手段を提供することを特徴としている。これによって、本実施の形態では、回線設定を実施する際に、タイムスロットを指定しない場合にも、装置個別に最適なリソース配分が実施され、運用の効率化を実現することができる。
図1において、本発明の第1の実施の形態によるタイムスロット選択装置は、入力部1と、資源配分部2と、記憶部3と、出力部4とを含んで構成されている。
入力部1は、資源配分部2に対して、データリンク識別子と、タイムスロットサイズと、要求個数とを与える。ここで、タイムスロットサイズは、タイムスロットの1個当たりの単位を示す。要求個数は、回線設定要求によって要求されているタイムスロットの個数を示す。例えば、回線設定要求によって、VC4−4cが連続して3つからなるタイムスロットが要求された場合、タイムスロットサイズはVC4−4c、要求個数は3個となる。
記憶部3は、リソース情報部31を備えている。リソース情報部31は、データリンク識別子をキーとして各タイムスロットについてデータリンクの、他のサービスに利用されているか等の使用状況(各タイムスロットの使用/未使用を表すことと、既に他の回線に使用されていて使用不可な各タイムスロットのタイムスロットサイズ)と、さらに、使用可能なタイムスロットと使用不可のタイムスロットとを含めたデータリンクのタイムスロットの総和とを含むリソースの情報を予め記憶している。
資源配分部2は、リソース調査部21と、候補探索部22と、第1の判断部23と、第2の判断部24と、選択部25とを備えている。
リソース調査部21は、データリンク識別子をキーにしてリソース情報部31を参照して、タイムスロットサイズで与えられた単位でのタイムスロット毎の使用可能・使用不可とについてデータリンクを調査する。
候補探索部22は、リソース調査部21から与えられた情報からデータリンクを探索し、連続タイムスロットを検出する。連続タイムスロットの情報は、データリンク識別子、タイムスロットサイズ、タイムスロット番号、連続タイムスロット数からなる。
第1の判断部23は、候補探索部22から与えられた連続タイムスロットから、連続タイムスロット数が要求個数以上で最小であるような連続タイムスロットを選択する。第1の判断部23は、連続タイムスロット数が要求個数以上の連続タイムスロットが無かった場合、選択に失敗したとして、失敗応答を出力部4に与える。
第2の判断部24は、第1の判断部23によって選択された連続タイムスロットから、タイムスロットサイズと要求個数とを満足し、かつ、使用不可タイムスロット(または端点)に隣接させたタイムスロットを候補にあげる。選択部25は、第2の判断部24から与えられた候補のうち任意のものを出力部4に与える。
出力部4は、選択部25から与えられたデータリンク識別子とタイムスロット番号とを出力する。また、失敗応答が与えられていた場合、出力部4は、回線設定要求に見合う資源配分が失敗したものとして、失敗応答を出力する。
図2は本発明の第1の実施の形態における使用可能・使用不可タイムスロットを示す図である。図2(a)はタイムスロットサイズVC4で見た場合を示し、図2(b)はタイムスロットサイズVC4−16cで見た場合を示している。この図2を参照して、本発明の第1の実施の形態における使用可能・使用不可タイムスロットについて説明する。
あるタイムスロットサイズを単位としたタイムスロットに含まれるもののうち一部でも使用されていた場合には、使用不可タイムスロットとなる。例えば、タイムスロットサイズVC4−16c単位での回線設定要求の上では、あるタイムスロットサイズVC4−16c区分のタイムスロットのうちひとつのタイムスロットサイズVC4区分でも使用不可となっていた場合、タイムスロットサイズVC4−16cが使用不可であると見なされる。
図2における最小単位はタイムスロットサイズVC4であるとし、データリンクは64個のタイムスロットサイズVC4のタイムスロットからなっているものとする。ここにタイムスロットサイズVC4−16cの要求が来た場合、区切りEX01〜EX03までは使用不可であるので、区切りEX01−EX05間のVC4−16c区分として使用不可であることになる。
また、区切りEX05−EX06間の中では、タイムスロットサイズVC4の1個が使用不可となっているので、区切りEX05−EX09まで、タイムスロットサイズVC4−16c区分として使用不可であることになる。
区切りEX09−EX13間のタイムスロットは使用不可であるので、区切りEX09−EX13はタイムスロットサイズVC4−16c区分として使用不可であることになる。区切りEX13−EX17までのタイムスロットは使用可能である。これらの結果から、タイムスロットサイズVC4−16cで利用できる区間は、区切りEX13−EX17であることになり、区切りEX01−EX13間は使用不可となる[図2(b)参照]。
図3は本発明の第1の実施の形態におけるデータリンクの構成例を示す図である。この図3を参照して、本発明の第1の実施の形態における連続タイムスロットと連続タイムスロット数とについて定義する。
要求されているタイムスロットサイズはVC4、データリンクはリソースとしてタイムスロットを12個持つものとし、この図3で表されている最小単位はタイムスロットサイズVC4であるとする。また、タイムスロットEX2,EX6は使用不可で、タイムスロットEX1,EX3,EX4,EX5,EX7,EX8,EX9,EX10,EX11,EX12は使用可能であるとする。また、タイムスロット番号が小さい方の端点を始点と呼び、タイムスロット番号が大きい方の端点を終点と呼ぶ。
ここで、タイムスロットの連続タイムスロット数とは、タイムスロットの始点と終点との間で使用不可タイムスロットに遮られずに連続していくつのタイムスロットを確保できるかを表す数である。図3では連続タイムスロットが3つある。
1つ目には、タイムスロットの始点があり、タイムスロットEX1が使用可能であり、タイムスロットEX2が使用不可となっており、タイムスロットEX1から始まりタイムスロットEX1まで連続して1個の使用可能タイムスロットがあるので、連続タイムスロット数は1個となる。
二つ目には、タイムスロットEX2が使用不可であり、タイムスロットEX3とタイムスロットEX4とタイムスロットEX5とが使用可能であり、タイムスロットEX6が使用不可となっており、タイムスロットEX3から始まりタイムスロットEX5まで連続して3個の使用可能タイムスロットがあるので、連続タイムスロット数は3個となる。
3つ目には、タイムスロットEX6が使用不可であり、タイムスロットEX7とタイムスロットEX8とタイムスロットEX9とタイムスロットEX10とタイムスロットEX11とタイムスロットEX12とが使用可能であり、タイムスロットの終点となっており、タイムスロットEX7から始まりタイムスロットEX12まで連続して6個の使用可能タイムスロットがあるので、連続タイムスロット数は6個となる。
また、図2を例にとると、タイムスロットサイズがVC4−4cであるとすると、連続タイムスロットは区切りEX03−EX05間の連続タイムスロットで、連続タイムスロット数は2個、区切りEX06−EX09間の連続タイムスロットで、連続タイムスロット数は3個、区切りEX13−EX17間の連続タイムスロットで、連続タイムスロット数は4個となる。
図4は図1の資源配分部2の動作を示すフローチャートである。これら図1〜図4を参照して本実施の形態によるタイムスロット選択装置の動作について説明する。尚、図4に示す動作は、資源配分部2の処理を図示せぬCPUに、記憶部3に記憶させておいたプログラムを実行させることで実現することができる。
TDM光伝送装置がIngressである場合にはNMS(Network Management System:ネットワークマネジメントシステム)から、TransitまたはEgressである場合には隣接ノードから、それぞれ回線設定要求が受信される。
回線設定要求で指定されたデータリンク群を特定する複数のデータリンク識別子と、要求されている帯域情報であるタイムスロットサイズと、要求個数とが入力部1へ与えられる。
入力部1から、データリンク識別子とタイムススロットサイズと要求個数とが供給されると(図4ステップS1)、リソース調査部21は、データリンク識別子をリソース情報部31へ照会して、タイムスロットサイズの単位に対してタイムスロットの総数と各タイムスロットの使用状況とを調査し(図4ステップS2)、その調査結果を候補探索部22に与える。
候補探索部22は、リソース調査部21から与えられた情報を基に連続タイムスロットを探索し(図4ステップS3)、連続タイムスロットの情報(データリンク識別子、タイムススロットサイズ、タイムスロット番号、連続タイムスロット数)を第1の判断部23に与える。
第1の判断部23は、候補探索部22から与えられた連続タイムスロットから、連続タイムスロット数が要求個数以上で最小のものを探索する(図4ステップS4)。第1の判断部23は、要求個数を満たせるものが無い場合(図4ステップS5)、失敗応答を出力部4に与える(図4ステップS6)。第1の判断部23は、要求個数を満たせるものがある場合(図4ステップS5)、その探索結果を第2の判断部24に与える。
第2の判断部24は、第1の判断部23から与えられた連続タイムスロットにおいて、要求個数分のタイムスロットを、使用不可のタイムスロットまたはタイムスロットの端点に隣接させるように選択し(図4ステップS7)、これを選択部25に与える。端点に隣接できない場合、つまり、使用不可のタイムスロットにしか隣接できない場合には、どちらに隣接させるかを調査する必要がある。
この場合、第2の判断部24は、隣接させようとしている使用不可タイムスロットにおけるタイムスロットサイズを最小単位まで詳細に調べる。例えば、図2(a)を参照して、タイムスロットサイズがVC4−4cで、要求個数が1個である時、区切りEX06−EX07と区切りEX08−EX09とを比較するケースを考える。
タイムスロットサイズVC4−4c単位でみると、区切りEX05−EX06と区切りEX09−EX10とはともに使用不可な区分となり、同等のものとなる。ここで、区分単位を小さくしてみる必要が現れたことになるので、更にタイムスロットサイズVC4単位でみると、区切りEX07の左には使用可能タイムスロットのタイムスロットサイズVC4が3個あり、区切りEX09より右では使用不可タイムスロットとなっている。タイムスロットを選択した時、使用可能な領域を連続して多く残すために、区切りEX06−EX07ではなく、区切りEX08−EX09を選択する。
選択部25では、第2の判断部24から与えられた候補から任意のものを選択し、出力部4に与える。出力部4は、選択部25で選択されたデータリンク識別子とタイムスロット番号とを出力する(図4ステップS8)。
TDM光伝送装置は、出力部4から与えられたデータリンク識別子とタイムスロット番号とを指定して、タイムスロットが連続してより多い領域を残すことで、回線設定要求を満足した上で、タイムスロットを効率的に使用した回線設定を実施することができる。
図5は本発明の第1の実施の形態におけるタイムスロット構成の一例を示す図であり、図6は図5に示すタイムスロット構成に対する資源分配部2の動作を示す図である。これら図5及び図6を参照して、具体例を用いて本実施の形態の動作について説明する。
記憶部3には、図5に示すような、2本のデータリンクにおけるタイムスロット構成がリソース情報部31に予め記憶されている。この2本のデータリンクは、データリンクDT#Z1とデータリンクDT#Z2(DT#Z1、DT#Z2はデータリンク識別子)とである。
これらデータリンクそれぞれのタイムスロット構成として、データリンクDT#Z1にはリソースとして、タイムスロット#A1−#A12があり、タイムスロット#A1,#A3,#A4,#A7−#A12は使用可能であり、タイムスロット#A2,#A5,#A6は、既にVC4回線で使用されている使用不可タイムスロットとなっている。
また、データリンクDT#Z2にはリソースとして、タイムスロット#B1−#B12があり、タイムスロット#B1,#B3−#B7,#B9−#B12は使用可能であり、タイムスロット#B2,#B8は、既にVC4回線で使用されている使用不可タイムスロットとなっている。
今、回線設定要求から入力部1へは、データリンクDT#Z1とデータリンクDT#Z2とからなるデータリンク群が指定されて、この2本のデータリンクから、タイムスロットサイズはVC4で、要求個数は3個として選択するように要求されたとする。
また、図6には、リソース調査部21、候補探索部22、第1の判断部23、第2の判断部24、選択部25にそれぞれ入出力される情報について実施例の一例を示している。図6において、データリンクDT#Z1、データリンクDT#Z2はデータリンク識別子を、タイムスロット#A1−#A12、タイムスロット#B1−#B12はタイムスロット番号をそれぞれ示している。
ここで、図6の表#TB2、表#TB3では、データリンク識別子と、タイムスロットサイズと、タイムスロット番号と、連続タイムスロット数とを要素にして連続タイムスロットが表されている。また、図6の表#TB4、表#TB5では、タイムスロットサイズと、要求個数に応じたタイムスロットを指定するデータリンク識別子とタイムスロット番号とを示している。
入力部1からは、データリンク識別子とタイムスロットサイズと要求個数とがリソース調査部21に与えられる。リソース調査部21は、データリンク識別子DT#Z1とデータリンク識別子DT#Z2とをキーとしてリソース情報部31を参照し、タイムスロットサイズVC4と、そのタイムスロットサイズVC4の単位での使用状況についてのタイムスロット構成を調査する。その結果が図6の表#TB1となる。ここで、データリンクDT#Z1,DT#Z2のそれぞれについてタイムスロット使用状況が、「○」が使用可能なものとして、「×」が使用不可なものとしてそれぞれ表されている。
候補探索部22は、図6の表#TB1から、連続タイムスロットを探索する。その探索結果は、図6の表#TB2となる。第1の判断部23は、図6の表#TB2から、連続タイムスロット数に着目して、連続タイムスロット数が3個(要求個数)以上のもののうち、最小である連続タイムスロット(DT#Z2,TS#B9&TS#B10&TS#B11&TS#B12,連続タイムスロット数=4個)を選択し、これを第3の判断部24に与える。
第2の判断部24は、第1の判断部23から与えられた連続タイムスロットから、要求個数が3個であり、使用不可タイムスロットまたはタイムスロット端点に隣接させるように選択したのが(DT#Z2,TS#B9&TS#B10&TS#B11)と(DT#Z2,TS#B10&TS#B11&TS#B12)となる。
ここで、タイムスロットTS#B9−TS#B11の左のタイムスロットを精査する。タイムスロットTS#B8−#B9はタイムスロットサイズVC4の帯域で使用されているので、タイムスロットTS#B8−#B9間は全て使用不可タイムスロットとなっている。よって、第2の判断部24で選択するタイムスロットは、(DT#Z2,TS#B9&TS#B10&TS#B11)も含めて、データリンク識別子及びタイムスロット番号(DT#Z2,TS#B9&TS#B10&TS#B11),(DT#Z2,TS#B10&TS#B11&TS#B12)を選択部25に与える。
選択部25は、第2の判断部24から与えられたタイムスロットのうち、つまり(TS#B9&TS#B10&TS#B11)と(TS#B10&TS#B11&TS#B12)とのうち任意の方を選択し、出力部4に与える。
出力部4は出力されるものがデータリンク識別子とタイムスロット番号となるので、選択部25で選択された(DT#Z2,TS#B9&TS#B10&TS#B11)または(DT#Z2,TS#B9&TS#B10&TS#B11)となる。
このようにして、本実施の形態では、データリンク識別子とタイムスロット番号とが選択され、TDM光伝送装置の回線設定機能がこの指定されたタイムスロットを使用して回線を設定する。
このように、本実施の形態では、データリンク群のタイムスロットの使用状況を考慮したタイムスロットの選択によって、連続した使用可能タイムスロットが最大となるように残すようにでき、効率的にリソースを利用することが可能となる。
また、本実施の形態では、上述した問題点を解決するものとして、GMPLS(Generalized Multi−Protocol Label Switching)/ASON(Automatically Switched Optical Network)等の自立分散システムの制御化におけるタイムスロット未指定での回線設定においても、リソース使用状況を考慮したタイムスロットの選択を行うことが可能になる。
図1に示す本発明の第1の実施の形態を使用するメリットについて具体的に述べる。本実施の形態で述べたように、タイムスロット確保後には、連続した空きタイムスロット数が最大となるようにしている。このように選択すると、スロット使用状況が離散することを防ぐ効果がある。
図7は本発明の第2の実施の形態によるタイムスロット選択装置の構成例を示すブロック図である。図7において、本発明の第2の実施の形態によるタイムスロット選択装置は、入力部1と、資源配分部5と、記憶部6と、出力部4とを含んで構成されている。ここで、入力部1及び出力部4は、上述した図1に示す本発明の第1の実施の形態によるタイムスロット選択装置と同様であるので、その説明を省略する。
資源配分部5は、リソース調査部51と、候補探索部52と、区切り情報挿入部53と、第3の判断部54と、第4の判断部55と、第5の判断部56と、選択部57とを備え、記憶部6はリソース情報部61を備えている。尚、リソース調査部51と候補探索部52と選択部57とは、図1に示すリソース調査部21と候補探索部22と選択部25と同様であり、第3の判断部54は図1に示す第1の判断部23と同様であり、第5の判断部56は図1に示す第2の判断部24と同様である。
リソース調査部51は、入力部1からデータリンク群とタイムスロットの要求個数とを受け取り、リソース情報部61に問い合わせてデータリンク群のリソース使用状況について調査し、データリンク毎のリソース使用状況を、候補探索部52に与える。
候補探索部52は、利用できる連続タイムスロットを抽出する。ここに、区切り情報挿入部53は、区分の使用可能/不可を示す区切り情報を付加する。第3の判断部54は、この候補のタイムスロット数が、要求個数以上で、かつ、抽出した連続タイムスロット内で最小のものを選ぶ。
第4の判断部55は、連続タイムスロット内でタイムスロットサイズと要求個数に見合い、かつ、タイムスロット区分の消費が最小であるものを選び出す。更にこの中から、第5の判断部56によって、タイムスロットの端点または使用不可タイムスロットに隣接させるようにタイムスロットを選択する。以上の流れで選ばれたタイムスロットは選択部57と出力部4とを通じて出力される。
図8及び図9は本発明の第1の実施の形態における問題点を説明するための図である。これら図8及び図9を参照して、図1に示す第1の判断部23と第2の判断部24とによる選択方式の問題点について述べる。
図8におけるタイムスロットの最小単位はタイムスロットサイズVC4であるとする。ここで、区切り11,12,13,14,15は、タイムスロットサイズVC4−4cの区分とする。タイムスロットサイズVC4−4cで設定できる可能性のある領域は、区切り11−12間か、区切り12−13間か、区切り13−14間か、区切り14−15間のみであり、区切りを跨いで設定することはできない。
ここで、タイムスロット使用区分を考慮したタイムスロットの選択について、図8の例を用いて説明する。図8で示されるデータリンクは、タイムスロット#C1−#C16で構成されている。タイムスロット#C7,#C8,#C9,#C16は、タイムスロットサイズVC4の帯域で既に使用されていて、使用不可タイムスロットであるとし、タイムスロット#C1−#C6とタイムスロット#C10−#C15とが使用可能であるとする。
回線設定要求において、タイムスロットサイズがVC4で、要求個数が6個であった時を考える。図1に示す第1の判断部23及び第2の判断部24では、タイムスロット#C1−#C6とタイムスロット#C10−#C15とが連続タイムスロット数が同一であることから、両方を同じ価値として選択することとなる。
ここで、連続タイムスロット#C1−#C6が選択された場合、これに含まれるタイムスロット#C1−#C4の区分はタイムスロットサイズVC4−4cを設定することのできる連続タイムスロットである。一方、タイムスロット#C10−#C15では、タイムスロットサイズVC4−4cを設定できない。
このように、タイムスロットサイズVC−4c区分が使用できるという利用価値の高いタイムスロットと、タイムスロットサイズVC−4c区分が使用できないタイムスロットとを同じ価値でみたことになる。したがって、図1に示す第1の判断部23及び第2の判断部24では、タイムスロットの使用できる区分を考慮していないという問題点がある。
また、図9では、タイムスロットの最小単位がタイムスロットサイズVC4であるとする。図9に示す区切りは、区切り301,302がタイムスロットサイズVC4−4cの区分を示し、区切り301,305,309,313,317がタイムスロットサイズVC4−16cの区分を示し、区切り301−317がタイムスロットサイズVC4−64cの区分を示している。
ここで、タイムスロットサイズVC4−4c単位で見ると、区切り301−304間のタイムスロットが使用不可である。但し、タイムスロットサイズVC4単位で見れば、区切り303−304間のタイムスロット#D1,#D2が使用不可で、タイムスロット#D3,#D4が使用可能となっている。
このデータリンクにタイムスロットサイズVC4−4cで、要求個数が6個の回線設定要求があった場合を考える。区切り304−309間のタイムスロットを選択することと、区切り312−317間のタイムスロットを選択することとは、タイムスロットサイズVC4−4cの区分で見れば同等となる。
しかしながら、区切り312−317間のタイムスロットを選択すると、タイムスロットサイズVC4−16cが設定できる能力を持つタイムスロットを二つ消費することになる。この場合、区切り304−309間のタイムスロットを選択すれば、既に区切り301−305間のタイムスロットサイズVC4−16cの区分は、区切り301−304間の使用不可なタイムスロットによって、タイムスロットサイズVC4−16cとしては利用できない。
これらによって、タイムスロットサイズVC4−16cが設定できる連続タイムスロットは一つの消費となる。よって、利用価値の高いタイムスロットサイズVC4−16cの区分を残したほうが、タイムスロットをより効率的に利用できることになる。つまり、上述した図8の例と同様に、図1に示す第1の判断部23及び第2の判断部24では、タイムスロット使用区分を考慮していないという問題点がある。
この問題に対応するために、図7において、本発明の第2の実施の形態では、資源配分部5に、区切り情報挿入部53と第4の判断部55とを設けている。また、記憶部6のリソース情報部61は、タイムスロットについて各データリンクの、全タイムスロットの合計数と、一個のタイムスロット当たりの帯域幅と、他のサービスに利用されているか等の使用状況とからなるリソース情報部31の持つ情報に加えて、区切りと、区分使用状況とを含むリソースの情報を予め記憶している。
タイムスロット区分の単位の大小について、図9を用いて説明する。図9においては、区切り301−317間の区分はタイムスロットサイズVC4−64cと最も大きく、区切り301−305間、区切り305−309間、区切り309−313間、区切り313−317間の区分がタイムスロットサイズVC4−16cと区切り301−317間に次いで大きく、区切り301−317で区切られるそれぞれの区分がVC−4の区分となって最小となる。
また、図9には示していないが、タイムスロットサイズVC4−64cが4つ連続している区分であるところのタイムスロットサイズVC4−256cが、タイムスロットサイズVC4−64cより大きい。さらに、タイムスロット区分の消費について説明すると、タイムスロットサイズVC4−256cを一つ使用不可にするよりも、タイムスロットサイズVC4−64cを一つ消費するほうが、消費するものは小さい。そして、タイムスロットサイズVC4−64cを2つ消費するよりも、タイムスロットサイズVC4−64cを1つ消費するほうが消費するものは小さい。
区切り情報挿入部53は、候補探索部52から与えられた連続タイムスロット情報に、タイムスロットの区切りと、その連続タイムスロットに関係する区分の使用状況の情報とを挿入し、連続タイムスロット情報を第3の選択部54に与える。
第4の選択部55は、タイムスロットを選択することによって、タイムスロット区分の消費が最小のものを選択する。
図10は図7の資源配分部5の動作を示すフローチャートである。これら図7〜図10を参照して本実施の形態によるタイムスロット選択装置の動作について説明する。尚、図10に示す動作は、資源配分部5の処理を図示せぬCPUに、記憶部6に記憶させておいたプログラムを実行させることで実現することができる。また、図10のステップS11,S12,S13,S15,S16,S18〜S20は図4のステップS1〜S8と同様の動作であるので、その説明を省略する。
区切り情報挿入部53に、連続タイムスロット情報(データリンク識別子、タイムスロット番号、連続タイムスロット数)が候補探索部52から与えられると(図10ステップS13)、区切り情報挿入部53は、リソース情報部61を参照して、連続タイムスロット情報に区切り情報を付加する(図10ステップS14)。
第4の判断部55は、複数の連続タイムスロットのうち、タイムスロットの区分が最小の消費となるように要求個数分のタイムスロットを選択し(図10ステップS17)、これを第5の判断部56に与える。ここで、第5の判断部56に与える情報は、タイムスロットを指定するデータリンク識別子と、タイムスロット番号と、このタイムスロットが属する連続タイムスロットの情報とを含める。
図11は図8に示すタイムスロット構成に対する資源分配部5の動作を示す図であり、図12は図9に示すタイムスロット構成に対する資源配分部5の動作を示す図であり、図13は図7に示す第4の判断部55によって候補となるタイムスロットを示す図である。これら図7と図11〜図13とを参照して、本発明の第2の実施の形態によるタイムスロット選択装置の動作について説明する。
最初に、図8に示すデータリンクに、タイムスロットサイズがVC4で、要求個数が6個の回線設定要求があるような例について説明する。
区切り挿入部53は候補探索部52から与えられた連続タイムスロット情報に、リソース情報部61を参照して、タイムスロット区切り情報を付加し、図11の表#TB8で示されるような、複数の連続タイムスロット情報をつくる。
第3の判断部54は、候補となる連続タイムスロットである、(DT#Z3,TS#C1&TS#C2&TS#C3&TS#C4&TS#C5&TS#C6,連続タイムスロット数=6個、タイムスロットサイズ:VC4,「TS#C1&TS#C2&TS#C3&TS#C4」は、VC4−4c区分未使用、VC4−16c区分使用不可、「TS#C5&TS#C6&TS#C7&TS#C8」は、VC4−1c区分使用不可)と、(DT#Z3,TS#C10&TS#C11&TS#C12&TS#C13&TS#C14&TS#C15,連続タイムスロット数=6個、タイムスロットサイズ:VC4,「TS#C9&TS#C10&TS#C11&TS#C12」は、VC4−1c区分使用不可、「TS#C13&TS#C14&TS#C15&TS#C16」は、VC4−1c区分使用不可)との二つの連続タイムスロットから連続タイムスロット個数が要求個数の6個以上で、最小のものを選択する。この場合、第3の判断部54は、2本ともに同一値であるので、両方を選択し、第4の判断部55に与える。
第4の判断部55は、要求個数が6個に対してタイムスロットTS#C1−TS#C6とタイムスロットTS#C10−TS#C15とを選出する。タイムスロットTS#C1−TS#C6とタイムスロットTS#C10−TS#C15とを、タイムスロット区分の消費について比較する。
タイムスロットTS#C1−TS#C6を使用した場合には、タイムスロットTS#C1−TS#C4間のタイムスロットサイズVC4−4c区分が消費される。一方、タイムスロットTS#C10−TS#C15を使用した場合には、タイムスロットサイズVC4−4c区分以上の消費は無い。
よって、第4の判断部55は、区分の消費が最小であるタイムスロットTS#C10−TS#C15を候補として選びだし、(DT#Z3,TS#C10&TS#C11&TS#C12&TS#C13&TS#C14&TS#C15,連続タイムスロット数=6個、タイムスロットサイズ:VC4,「TS#C9&TS#C10&TS#C11&TS#C12」は、VC4−1c区分使用不可、「TS#C13&TS#C14&TS#C15&TS#C16」は、VC4−1c区分使用不可)を第5の選択部56に与える。
第5の判断部56は、複数の候補が存在する場合、タイムスロットTS#C10−TS#C15に隣接するタイムスロット#C10,#C16のタイムスロット使用状況を精査するが、ここではタイムスロット#C10−#C15のみが候補として与えられているので、これを選んで選択部57に与える。
次に、図9に示すデータリンクに、タイムスロットサイズがVC4−4cで、要求個数が6個の回線設定要求がある場合について説明する。資源配分部5の各部の情報の入出力は図12に示すようになる。
候補探索部52と、区切り情報挿入部53とによって、連続タイムスロット情報が第3の判断部54に与えられる。第3の判断部54は、区切り304−317の連続タイムロットを選択し、第4の判断部55に与える。
第4の判断部55は、要求されたタイムスロットサイズVC4−16cと要求個数5個とに従って適応するタイムスロット群についてVC区分の消費を調べる。第4の判断部55によって候補となるタイムスロットは、図13に示す通りである。
ここで、第4の判断部55は、区切り304−309を選択する。なぜなら、区切り304−309を利用した場合には、利用できるタイムスロットサイズVC4−16c区分が1つ消費されるが、区切り304−309以外を利用した場合には、タイムスロットサイズVC4−16c区分が2つ消費されるので、第4の判断部55は、VC区分の消費が最小である区切り304−309間のタイムスロットを選択するからである。第4の判断部55の選択結果は、第5の判断部56に与えられる。
こうして、本実施の形態では、図7に示す第3の判断部54で選ばれた連続タイムスロット内で、タイムスロット区分を考慮してタイムスロットを選択することによって、効率的にタイムスロットを利用することができる。
図7に示す本発明の第2の実施の形態を使用するメリットについて具体的に述べる。VC4−xCのような静的コンカチネーションは、設定できるタイムスロットの場所がSONET/SDH(Synchronous Optical NETwork/Synchronous Digital Hierarchy)標準によって規定されている。本実施の形態では、タイムスロットを確保する際に、このスロットを未使用状態におくことによって、広帯域な回線設定が可能になるという効果がある。
図14は本発明の第3の実施の形態によるタイムスロット選択装置の構成例を示すブロック図である。図14において、本発明の第3の実施の形態によるタイムスロット選択装置は、入力部1と、資源配分部7と、記憶部6と、出力部4とを含んで構成されている。ここで、入力部1と出力部4と記憶部6とは、上述した図7に示す本発明の第2の実施の形態によるタイムスロット選択装置と同様であるので、その説明を省略する。
資源配分部7は、リソース調査部71と、候補探索部72と、区切り情報挿入部73と、第6の判断部74と、第7の判断部75と、第8の判断部76と、選択部77とを備えている。尚、リソース調査部71と候補探索部72と区切り情報挿入部73と選択部77とは、図7に示すリソース調査部51と候補探索部52と区切り情報挿入部53と選択部57と同様であり、第6の判断部74は図7に示す第4の判断部55と同様であり、第8の判断部76は図7に示す第5の判断部56と同様である。
つまり、本実施の形態では、資源配分部7において、判断部の処理が「第6の判断部74(図7の第4の判断部55)、第7の判断部75、第8の判断部76(図7の第5の判断部56)」の順序となっている。第7の判断部75は、第6の判断部74から与えられたタイムスロット群が属している、連続タイムスロットの連続タイムスロット数が小さいほうを選び、第8の判断部76に与える。
図15は本発明の第3の実施の形態におけるタイムスロット構成の一例を示す図であり、図16は図15に示すタイムスロット構成に対する資源分配部7の動作を示す図である。これら図14〜図16を参照して本発明の第3の実施の形態によるタイムスロット選択装置の動作について説明する。
図15は、最小単位はタイムスロットサイズVC4で64個のタイムスロットで構成されているデータリンクである。また、区切り407−410間のタイムスロットは使用不可であり、その他は使用可能であるとする。ここに、タイムスロットサイズVC4−4cで、要求個数が2個となる帯域が要求されたとする。
入力部1より、タイムスロットサイズVC4−4cで、要求個数が2個の回線設定要求が要求されると、本実施の形態では、リソース調査部71と、候補探索部72と、区切り情報挿入部73とによって、連続タイムスロット2本が検出される(図16の表#TB19)。
この連続タイムスロットから、第6の判断部74が、タイムスロットサイズがVC4−4cで、要求個数が2個に見合うタイムスロットを選出する。ここで、タイムスロットサイズVC4−4cが二個連続しているタイムスロットを、区分の消費について比較する。
区切り405−407,410−412,411−413間のタイムスロットはタイムスロットサイズVC4−16c区分を消費しない。これに対して、その他のタイムスロットを選択すると、区切り401−405間のタイムスロット、あるいは、区切り413−417間のタイムスロットは、タイムスロットサイズVC4−16c区分を消費する。よって、ここでは、第6の判断部74は、区切り405−407,410−412,411−413間のタイムスロットを選出する(図16の表#TB20)。
第7の判断部75では、区切り405−407,410−412,411−413間のタイムスロットから、これらが属する連続タイムスロットの連続タイムスロット数の少ないものを選出する。それぞれが属する連続タイムスロットの連続タイムスロット数は、区切り405−407間のタイムスロットの時は6個、区切り410−412及び区切り411−413間のタイムススロットの時は7個となる。よって、連続タイムスロット数が6個と最も少ない、連続タイムスロットに属している、区切り405−407間のタイムスロットを選出する。
これによって、本実施の形態では、第8の判断部76、選択部77、出力部4を通した結果として、区切り405−407間のタイムスロットが選択されることとなる。
このように、本実施の形態では、タイムスロットを選択する際に、VC区分の消費が最小となるようにすることを優先することによって、新たな回線設定要求のタイムススロットサイズに柔軟に対応することができることになり、タイムスロットを効率的に利用することができる。
次に、図14に示す本発明の第3の実施の形態を使用するメリットについて具体的に述べる。図7に示す本発明の第2の実施の形態と比較すると、スロットの連続数よりも、VC4−xCの設定できることを優先しているので、広帯域の回線設定ができる機会を増やすという効果がある。
図7に示す本発明の第2の実施の形態では、未使用タイムスロットが連続して多くなるようにしたことを優先している。一方、図14に示す本発明の第3の実施の形態では、タイムスロット区分の消費が最小となるようにしたことを優先している。
図17は本発明の第4の実施の形態によるタイムスロット選択装置の構成例を示すブロック図である。図17において、本発明の第4の実施の形態によるタイムスロット選択装置は、入力部1と、資源配分部8と、記憶部6と、出力部4とを含んで構成されている。ここで、入力部1と出力部4と記憶部6とは、上述した図7に示す本発明の第2の実施の形態によるタイムスロット選択装置と同様であるので、その説明を省略する。
資源配分部8は、リソース調査部81と、候補探索部82と、区切り情報挿入部83と、判断振り分け部84と、第9の判断部85と、第10の判断部86と、第11の判断部87と、第12の判断部88と、第13の判断部89と、選択部90とを備えている。尚、リソース調査部81と候補探索部82と区切り情報挿入部83と選択部90とは、図7に示すリソース調査部51と候補探索部52と区切り情報挿入部53と選択部57と同様であり、第9の判断部85は図7に示す第4の判断部55と同様であり、第10の判断部86及び第11の判断部87は図7に示す第4の判断部55と同様であり、第13の判断部89は図7に示す第5の判断部56と同様である。尚、第12の判断部88は図14に示す第7の判断部75と同様である。
但し、本実施の形態では、第9の判断部85と、第10の判断部86と、第11の判断部87と、第12の判断部88と、第13の判断部89と、選択部90とによって構成される二つのフローがある。判断振り分け部84はそれぞれのフローによって、スロット選択した結果から、消費されたVC区分と、空きスロットの連続数の情報とを得る。
本発明の第4の実施の形態では、図7に示す本発明の第2の実施の形態と図14に示す本発明の第3の実施の形態とにおいてそれぞれタイムスロット選択する判断部に、ユーザによる設定によって振り分ける機能を持たせている。ここで、ユーザによる設定について説明する。
ユーザ設定は、消費したVC区分と空きスロットの連続数とに基づいて、フローの振り分けを判断振り分け部84を通じて制御する。例えば、通常、空きスロットの連続数を多くとるようにしているが、タイムスロットサイズVC4−16c区分が消費される場合には、選択フローを第11の判断部87、第12の判断部88側とし、これら第11の判断部87、第12の判断部88によってスロット選択をするように設定する。
本実施の形態では、入力部1よりタイムスロットサイズと要求個数とが与えられると、リソース調査部81と、候補探索部82と、区切り情報挿入部81とによって連続タイムスロットが検出される。
ここで、第9の判断部85−第10の判断部86のフローの方に振り分けることをフロー1と呼び、第11の判断部87−第12の判断部88のフローの方に振り分けることをフロー2と呼ぶ。
判断振り分け部84は、タイムスロットサイズと要求個数と連続タイムスロットとをどちらの判断に与え、タイムスロット選択を実施するかを決定する。ユーザ設定においては、フロー1及びフロー2によってタイムスロット選択を実施する条件を予め判断振り分け部84に記憶させておくことによって、この両者の判断フローを切り替えることができる。
フロー1(または、フロー2)の処理が完了し、候補が選択されたならば、図7に示す本発明の第2の実施の形態と図14に示す本発明の第3の実施の形態とで共通に設けられている第13の判断部89、選択部90、出力部4に候補となるタイムスロットを与えて、タイムスロットの選択を完了する。
このように、図7に示す本発明の第2の実施の形態及び図14に示す本発明の第3の実施の形態では、タイムスロットの効率的利用という点で、前者は使用可能タイムススロットの連続を多くとること、後者はVC区分の消費を最小にすることを優先として考慮しているが、本発明の第4の実施の形態では、どちらのタイムスロットの選択をとるかという判断を振り分けることによって、図7に示す本発明の第2の実施の形態及び図14に示す本発明の第3の実施の形態よりも柔軟にタイムスロットの効率的配分を実施することができる。
図17に示す本発明の第4の実施の形態を使用するメリットについて具体的に述べる。本実施の形態では、タイムスロットの連続数、あるいは、消費するVC区分に閾値を設けることによって、ユーザポリシに則ったタイムスロットの選択方式の振り分けが可能になるという効果が得られる。
図18は本発明の第5の実施の形態によるタイムスロット選択装置の構成例を示すブロック図である。図18において、本発明の第5の実施の形態によるタイムスロット選択装置は、入力部1と、資源配分部9と、記憶部6と、出力部4とを含んで構成されている。ここで、入力部1と出力部4と記憶部6とは、上述した図7に示す本発明の第2の実施の形態によるタイムスロット選択装置と同様であるので、その説明を省略する。
資源配分部9は、リソース調査部91と、候補探索部92と、区切り情報挿入部93と、第14の判断部94と、第15の判断部95と、第16の判断部96と、第17の判断部97と、選択部98とを備えている。尚、リソース調査部91と候補探索部92と区切り情報挿入部93と選択部98とは、図7に示すリソース調査部51と候補探索部52と区切り情報挿入部53と選択部57と同様であり、第14の判断部94は図7に示す第3の判断部54と同様であり、第15の判断部95は図7に示す第4の判断部55と同様であり、第17の判断部77は図7に示す第5の判断部56と同様である。本実施の形態では、資源配分部9内の第15の判断部95と第17の判断部97との間に第16の判断部96を設け、リソース調査部91が扱う情報を追加している。
リソース調査部91は、データリンク帯域情報を持つ。データリンク帯域情報は、そのデータリンクの持つ使用、未使用にかかわらず合計帯域のことで、もともとそのデータリンクが初期状態で持つ帯域のことである。
第16の判断部96は、与えられたタイムスロット候補から、そのタイムスロットが属しているデータリンク帯域が小さい方を優先して選択する。動作例としては、タイムスロット候補がデータリンク帯域を有する点と、これを用いて第16の判断部96がタイムスロット候補を選択するという点が本発明の第2の実施の形態とは異なっている。
図18に示す本発明の第5の実施の形態を使用するメリットについて具体的に述べる。本実施の形態では、スロット選択の際にデータリンク帯域が小さいほうを優先することによって、設定された回線を開放した時に広帯域で利用する機会を増やすことができる。これは、データリンク帯域が大きいほうのリンクはより高価値であるというのと同じ意味である。
図19は本発明の第6の実施の形態によるタイムスロット選択装置の構成例を示すブロック図である。図19において、本発明の第6の実施の形態によるタイムスロット選択装置は、入力部1と、資源配分部10と、記憶部6と、出力部4とを含んで構成されている。ここで、入力部1と出力部4と記憶部6とは、上述した図7に示す本発明の第2の実施の形態によるタイムスロット選択装置と同様であるので、その説明を省略する。
資源配分部10は、リソース調査部101と、候補探索部102と、区切り情報挿入部103と、第18の判断部104と、第19の判断部105と、第20の判断部106と、第21の判断部107と、選択部108とを備えている。尚、リソース調査部101と候補探索部102と区切り情報挿入部103と選択部108とは、図7に示すリソース調査部51と候補探索部52と区切り情報挿入部53と選択部57と同様であり、第18の判断部104は図7に示す第3の判断部54と同様であり、第19の判断部105は図7に示す第4の判断部55と同様であり、第21の判断部107は図7に示す第5の判断部56と同様である。本実施の形態では、資源配分部10内の第19の判断部105と第21の判断部107との間に第20の判断部106を設けている。
第20の判断部106は、与えられたタイムスロット候補から、選択するタイムスロットが跨ぐタイムスロット区切りがより小さい静的コンカチネーションのものを優先して選択する。動作例としては、第20の判断部106が、静的コンカネーションの区切りを考慮してタイムスロット候補を選択するという点が本発明の第2の実施の形態とは異なっている。
図19に示す本発明の第6の実施の形態を使用するメリットについて具体的に述べる。本実施の形態では、スロット選択の際に、大きな静的コンカチネーションの区切りが大きいほうを跨ぐように設定することによって、設定された回線を開放するまで、広帯域で利用する機会を減らすことができる。例えば、タイムスロットサイズVC4−16cの区切りを跨いで、連続にタイムスロット設定した場合には、この回線が開放されるまで、跨いでいる二つのタイムスロットサイズVC4−16c区分は、タイムスロットサイズVC4−16cのタイムスロットとして利用できないからである。
このように、本実施の形態では、タイムスロット選択を行うことによって、より広帯域な回線サービスを提供することができる機会が増えるという効果を持つ。
本発明の第1の実施の形態によるタイムスロット選択装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における使用可能・使用不可タイムスロットを示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるデータリンクの構成例を示す図である。 図1の資源配分部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるタイムスロット構成の一例を示す図である。 図5に示すタイムスロット構成に対する資源分配部の動作を示す図である。 本発明の第2の実施の形態によるタイムスロット選択装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における問題点を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態における問題点を説明するための図である。 図7の資源配分部の動作を示すフローチャートである。 図8に示すタイムスロット構成に対する資源分配部の動作を示す図である。 図9に示すタイムスロット構成に対する資源配分部の動作を示す図である。 図7に示す第2の判断部によって候補となるタイムスロットを示す図である。 本発明の第3の実施の形態によるタイムスロット選択装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態におけるタイムスロット構成の一例を示す図である。 図15に示すタイムスロット構成に対する資源分配部の動作を示す図である。 本発明の第4の実施の形態によるタイムスロット選択装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第5の実施の形態によるタイムスロット選択装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第6の実施の形態によるタイムスロット選択装置の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 入力部
2,5,7〜10 資源分配部
3,6 記憶部
4 出力部
21,51,71,
81,91,101 リソース調査部
22,52,72,
82,92,102 候補探索部
23 第1の判断部
24 第2の判断部
25,57,77,
90,98,108 選択部
31,61 リソース情報部
53,73,83,
93,103 区切り情報挿入部
54 第3の判断部
55 第4の判断部
56 第5の判断部
74 第6の判断部
75 第7の判断部
76 第8の判断部
84 判断振り分け部
85 第9の判断部
86 第10の判断部
87 第11の判断部
88 第12の判断部
89 第13の判断部
94 第14の判断部
95 第15の判断部
96 第16の判断部
97 第17の判断部
104 第18の判断部
105 第19の判断部
106 第20の判断部
107 第21の判断部

Claims (17)

  1. 回線設定要求で指定されたデータリンク群を特定するデータリンク識別子と、要求されている帯域情報であるタイムスロットサイズと、要求個数とを基にタイムスロットの割り当てを行うタイムスロット選択装置であって、
    前記タイムスロットのリソース使用状況に基づいて前記タイムスロットの選択を行う資源分配手段を有することを特徴とするタイムスロット選択装置。
  2. 前記データリンク識別子をキーとして前記タイムスロット各々についてデータリンクの他のサービスに利用されているかを含むリソース使用状況と使用可能なタイムスロット及び使用不可のタイムスロットを含めたデータリンクのタイムスロットの総和とを含むリソースの情報を予め記憶する記憶手段を含み、
    前記資源分配手段は、前記データリンク識別子及び前記要求個数を基に前記記憶手段を検索して前記データリンク毎のリソース使用状況を調査するリソース調査手段と、前記リソース調査手段の調査結果を基に利用可能な連続タイムスロットを抽出する候補探索手段と、前記候補探索手段で抽出された連続タイムスロットに対してタイムスロット数が要求個数以上でかつ前記抽出された連続タイムスロットのうちのタイムスロット数が最小個数のものを選択する第1の判断手段と、前記第1の判断手段で選択された連続タイムスロットの中から前記タイムスロットの端点または使用不可タイムスロットに隣接するタイムスロットを選択する第2の判断手段とを含むことを特徴とする請求項1記載のタイムスロット選択装置。
  3. 前記資源分配手段は、前記第1の判断手段で選択された連続タイムスロットの中から前記連続タイムスロット内でタイムスロットサイズ及び要求個数に適合しかつタイムスロット区分の消費が最小のタイムスロットを選択する第3の判断手段を含み、
    前記第2の判断手段は、前記第3の判断手段で選択された連続タイムスロットの中から前記タイムスロットの端点または使用不可タイムスロットに隣接するタイムスロットを選択することを特徴とする請求項2記載のタイムスロット選択装置。
  4. 前記資源分配手段は、前記第3の判断手段で選択された連続タイムスロットの中からデータリンク帯域が小さいほうを選択する第4の判断手段を含み、
    前記第2の判断手段は、前記第4の判断手段で選択された連続タイムスロットの中から前記タイムスロットの端点または使用不可タイムスロットに隣接するタイムスロットを選択することを特徴とする請求項3記載のタイムスロット選択装置。
  5. 前記資源分配手段は、前記第3の判断手段で選択された連続タイムスロットの中から選択するタイムスロットが跨ぐタイムスロット区切りがより小さい静的コンカチネーションのものを優先して選択する第5の判断手段を含み、
    前記第2の判断手段は、前記第5の判断手段で選択された連続タイムスロットの中から前記タイムスロットの端点または使用不可タイムスロットに隣接するタイムスロットを選択することを特徴とする請求項3記載のタイムスロット選択装置。
  6. 前記データリンク識別子をキーとして前記タイムスロット各々についてデータリンクの他のサービスに利用されているかを含むリソース使用状況と使用可能なタイムスロット及び使用不可のタイムスロットを含めたデータリンクのタイムスロットの総和とを含むリソースの情報を予め記憶する記憶手段を含み、
    前記資源分配手段は、前記データリンク識別子及び前記要求個数を基に前記記憶手段を検索して前記データリンク毎のリソース使用状況を調査するリソース調査手段と、前記リソース調査手段の調査結果を基に利用可能な連続タイムスロットを抽出する候補探索手段と、前記候補探索手段で抽出された連続タイムスロットの中から前記連続タイムスロット内でタイムスロットサイズ及び要求個数に適合しかつタイムスロット区分の消費が最小のタイムスロットを選択する第6の判断手段と、前記第6の判断手段で選択されたタイムスロットの中から属するタイムスロットの連続数が小さいものを選択する第7の判断手段と、前記第7の判断手段で選択された連続タイムスロットの中から前記タイムスロットの端点または使用不可タイムスロットに隣接するタイムスロットを選択する第8の判断手段とを含むことを特徴とする請求項1記載のタイムスロット選択装置。
  7. 前記データリンク識別子をキーとして前記タイムスロット各々についてデータリンクの他のサービスに利用されているかを含むリソース使用状況と使用可能なタイムスロット及び使用不可のタイムスロットを含めたデータリンクのタイムスロットの総和とを含むリソースの情報を予め記憶する記憶手段を含み、
    前記資源分配手段は、前記データリンク識別子及び前記要求個数を基に前記記憶手段を検索して前記データリンク毎のリソース使用状況を調査するリソース調査手段と、前記リソース調査手段の調査結果を基に利用可能な連続タイムスロットを抽出する候補探索手段と、前記候補探索手段で抽出された連続タイムスロットに対してタイムスロット数が要求個数以上でかつ前記抽出された連続タイムスロットのうちのタイムスロット数が最小個数のものを選択する第9の判断手段及び前記第9の判断手段で選択された連続タイムスロットの中から前記連続タイムスロット内でタイムスロットサイズ及び要求個数に適合しかつタイムスロット区分の消費が最小のタイムスロットを選択する第10の判断手段からなる第1の選択経路と、前記候補探索手段で抽出された連続タイムスロットの中から前記連続タイムスロット内でタイムスロットサイズ及び要求個数に適合しかつタイムスロット区分の消費が最小のタイムスロットを選択する第11の判断手段及び前記第11の判断手段で選択されたタイムスロットの中から属するタイムスロットの連続数が小さいものを選択する第12の判断手段からなる第2の選択経路と、前記リソース使用状況とユーザ設定とに従って前記第1及び第2の選択経路のいずれかを選択する振り分け手段と、前記第1及び第2の選択経路のいずれかで選択された連続タイムスロットの中から前記タイムスロットの端点または使用不可タイムスロットに隣接するタイムスロットを選択する第13の判断手段とを含むことを特徴とする請求項1記載のタイムスロット選択装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載のタイムスロット選択装置から通知されるタイムスロットを用いてTDM(Time Division Multiplexing)光伝送を行うことを特徴とする光伝送装置。
  9. 請求項8記載の光伝送装置を含むことを特徴とする光伝送ネットワークシステム。
  10. 回線設定要求で指定されたデータリンク群を特定するデータリンク識別子と、要求されている帯域情報であるタイムスロットサイズと、要求個数とを基にタイムスロットの割り当てを行うタイムスロット選択装置に用いるタイムスロット選択方法であって、
    前記タイムスロット選択装置が、前記タイムスロットのリソース使用状況に基づいて前記タイムスロットの選択を行う資源分配処理を実行することを特徴とするタイムスロット選択方法。
  11. 前記タイムスロット選択装置に、前記データリンク識別子をキーとして前記タイムスロット各々についてデータリンクの他のサービスに利用されているかを含むリソース使用状況と使用可能なタイムスロット及び使用不可のタイムスロットを含めたデータリンクのタイムスロットの総和とを含むリソースの情報を予め記憶する記憶手段を設け、
    前記タイムスロット選択装置が、前記資源分配処理において、前記データリンク識別子及び前記要求個数を基に前記記憶手段を検索して前記データリンク毎のリソース使用状況を調査するリソース調査処理と、前記リソース調査処理の調査結果を基に利用可能な連続タイムスロットを抽出する候補探索処理と、前記候補探索処理で抽出された連続タイムスロットに対してタイムスロット数が要求個数以上でかつ前記抽出された連続タイムスロットのうちのタイムスロット数が最小個数のものを選択する第1の判断処理と、前記第1の判断処理で選択された連続タイムスロットの中から前記タイムスロットの端点または使用不可タイムスロットに隣接するタイムスロットを選択する第2の判断処理とを実行することを特徴とする請求項10記載のタイムスロット選択方法。
  12. 前記タイムスロット選択装置が、前記資源分配処理において、前記第1の判断処理で選択された連続タイムスロットの中から前記連続タイムスロット内でタイムスロットサイズ及び要求個数に適合しかつタイムスロット区分の消費が最小のタイムスロットを選択する第3の判断処理を実行し、
    前記タイムスロット選択装置が、前記第2の判断処理において、前記第3の判断処理で選択された連続タイムスロットの中から前記タイムスロットの端点または使用不可タイムスロットに隣接するタイムスロットを選択することを特徴とする請求項11記載のタイムスロット選択方法。
  13. 前記タイムスロット選択装置が、前記資源分配処理において、前記第3の判断処理で選択された連続タイムスロットの中からデータリンク帯域が小さいほうを選択する第4の判断処理を実行し、
    前記タイムスロット選択装置が、前記第2の判断処理において、前記第4の判断処理で選択された連続タイムスロットの中から前記タイムスロットの端点または使用不可タイムスロットに隣接するタイムスロットを選択することを特徴とする請求項12記載のタイムスロット選択方法。
  14. 前記タイムスロット選択装置が、前記資源分配処理において、前記第3の判断処理で選択された連続タイムスロットの中から選択するタイムスロットが跨ぐタイムスロット区切りがより小さい静的コンカチネーションのものを優先して選択する第5の判断処理を実行し、
    前記タイムスロット選択装置が、前記第2の判断処理において、前記第5の判断処理で選択された連続タイムスロットの中から前記タイムスロットの端点または使用不可タイムスロットに隣接するタイムスロットを選択することを特徴とする請求項12記載のタイムスロット選択方法。
  15. 前記タイムスロット選択装置に、前記データリンク識別子をキーとして前記タイムスロット各々についてデータリンクの他のサービスに利用されているかを含むリソース使用状況と使用可能なタイムスロット及び使用不可のタイムスロットを含めたデータリンクのタイムスロットの総和とを含むリソースの情報を予め記憶する記憶手段を設け、
    前記タイムスロット選択装置が、前記資源分配処理において、前記データリンク識別子及び前記要求個数を基に前記記憶手段を検索して前記データリンク毎のリソース使用状況を調査するリソース調査処理と、前記リソース調査処理の調査結果を基に利用可能な連続タイムスロットを抽出する候補探索処理と、前記候補探索処理で抽出された連続タイムスロットの中から前記連続タイムスロット内でタイムスロットサイズ及び要求個数に適合しかつタイムスロット区分の消費が最小のタイムスロットを選択する第6の判断処理と、前記第6の判断処理で選択されたタイムスロットの中から属するタイムスロットの連続数が小さいものを選択する第7の判断処理と、前記第7の判断処理で選択された連続タイムスロットの中から前記タイムスロットの端点または使用不可タイムスロットに隣接するタイムスロットを選択する第8の判断処理とを実行することを特徴とする請求項10記載のタイムスロット選択方法。
  16. 前記タイムスロット選択装置に、前記データリンク識別子をキーとして前記タイムスロット各々についてデータリンクの他のサービスに利用されているかを含むリソース使用状況と使用可能なタイムスロット及び使用不可のタイムスロットを含めたデータリンクのタイムスロットの総和とを含むリソースの情報を予め記憶する記憶手段を設け、
    前記タイムスロット選択装置が、前記資源分配処理において、前記データリンク識別子及び前記要求個数を基に前記記憶手段を検索して前記データリンク毎のリソース使用状況を調査するリソース調査処理と、前記リソース調査処理の調査結果を基に利用可能な連続タイムスロットを抽出する候補探索処理と、前記候補探索処理で抽出された連続タイムスロットに対してタイムスロット数が要求個数以上でかつ前記抽出された連続タイムスロットのうちのタイムスロット数が最小個数のものを選択する第9の判断処理及び前記第9の判断処理で選択された連続タイムスロットの中から前記連続タイムスロット内でタイムスロットサイズ及び要求個数に適合しかつタイムスロット区分の消費が最小のタイムスロットを選択する第10の判断処理からなる第1の選択経路と、前記候補探索処理で抽出された連続タイムスロットの中から前記連続タイムスロット内でタイムスロットサイズ及び要求個数に適合しかつタイムスロット区分の消費が最小のタイムスロットを選択する第11の判断処理及び前記第11の判断処理で選択されたタイムスロットの中から属するタイムスロットの連続数が小さいものを選択する第12の判断処理からなる第2の選択経路と、前記リソース使用状況とユーザ設定とに従って前記第1及び第2の選択経路のいずれかを選択する振り分け処理と、前記第1及び第2の選択経路のいずれかで選択された連続タイムスロットの中から前記タイムスロットの端点または使用不可タイムスロットに隣接するタイムスロットを選択する第13の判断処理とを実行することを特徴とする請求項10記載のタイムスロット選択方法。
  17. 回線設定要求で指定されたデータリンク群を特定するデータリンク識別子と、要求されている帯域情報であるタイムスロットサイズと、要求個数とを基にタイムスロットの割り当てを行うタイムスロット選択装置内のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記タイムスロットのリソース使用状況に基づいて前記タイムスロットの選択を行う資源分配処理を含むことを特徴とするプログラム。
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