JP2009020765A - リードライト方法及び該リードライト方法を使用したコンピュータシステム - Google Patents

リードライト方法及び該リードライト方法を使用したコンピュータシステム Download PDF

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Abstract

【課題】所定日時に処理される定常処理データの高速なリードライト。
【解決手段】処理項目に対応した処理日時及びデータ長が予め定められている複数の定常処理データを格納したDKU16と、この定常処理データをアクセスするホストコンピュータ1と、該ホストの指示により定常処理データのR/Wを行うDKC8とを備え、ホストコンピュータ1が、定常処理データの処理項目に対応した処理日時及びデータ長を含む計画リスト情報7を作成し、これを受けたDKC8が、日時が常駐領域15に記憶した定常処理データの処理日時に到達する前に、常駐領域15に記憶した複数の定常処理データのデータ長を合算した記憶領域量を設定し、該常駐領域15にDKU16から読み出した定常処理データを記憶し、ホストコンピュータ1からの指示により常駐領域15に記憶した複数の定常処理データのリードライト処理を行うもの。
【選択図】図2

Description

本発明は、データを記憶装置に高速にリードライト処理することができるリードライト方法及び該リードライト方法を使用したコンピュータシステムに関する。
近年のコンピュータシステムは、取り扱うデータ量の増大に伴って大容量の外部記憶装置にデータを記憶させ、ホストコンピュータが前記外部記憶装置との間でデータのリードライト処理を行う様に構成されている。例えば金融機関においては、多数の顧客データ、該顧客の口座に対応した振込先データ及び振込元データ等の大量のデータを外部記憶装置に記憶しておき、ホストコンピュータが外部記憶装置との間でデータをリードライト処理することが行われている。尚、本出願におけるリードライト処理とは、データのリード又はライトの少なくとも一方を実行する処理を言う。
前記外部記憶装置からデータを読み出すコンピュータシステムに関する技術が記載された文献としては、下記特許文献が挙げられ、この特許文献には、サーバ計算機に記憶したデータにクライアント計算機がアクセスするとき、該両計算機間に位置し、クライアント計算機からの要求に対する代理アクセスを行うプロキシ計算機が、クライアント計算機からデータ要求が発行された場合、該要求されたデータをサーバ計算機から取得して該クライアント計算機に転送すると共に、先読みする際に先読みを行うデータを決定するために必要となる先読み参照情報を蓄積しておき、蓄積されている先読み参照情報を参照して先読みを行うデータを決定し、サーバ計算機から先読みを行い、クライアント計算機からデータ要求が発行された際に、要求された該要求が先読みを行ったデータをクライアント計算機に提供することにより、効率的な先読みを行う技術が記載されている。
特開2000−148644号公報
前述の特許文献記載の技術は、プロキシ計算機が先読み参照情報を参照してアクセス頻度が高いデータをキュツシュ記憶するものである。しかしながら、ホストコンピュータが処理を必要とするデータはアクセス頻度が高いものに限られるものばかりではなく、例えば特定の日付のみにアクセスが集中するデータに対しては先読みを行わないため、前述したような金融機関においては引き落とし処理や振り込み処理の如く予め処理日が定められた取引処理を行う際にはデータの高速なリードライト処理が行えない可能性があると言う不具合があった。
本発明の目的は、アクセス頻度によらずホストコンピュータが必要とするデータの高速なリードライト処理を行うことができるリードライト方法及び該リードライト方法を使用したコンピュータシステムを提供することである。
前記目的を達成するため本発明は、処理日時が予め定められた定常処理データを所定の格納位置に格納した記憶装置と、該記憶装置に格納した定常処理データをリードライト処理するホストコンピュータと、前記記憶装置とホストコンピュータ間における定常処理データの転送を制御する制御装置とを備え、ホストコンピュータが前記定常処理データの処理予定日時とデータ量と前記記憶装置への格納位置を記憶しているコンピュータシステムであって、
前記ホストコンピュータが、任意の日時にリードライト処理を行う予定の定常処理データのデータ量及び格納位置を前記制御装置に転送し、
前記制御装置が、前記定常処理データを記憶する常駐領域を含むメモリ及び日時を管理するタイマーを備え、前記ホストコンピュータから転送された定常処理データのデータ量及び格納位置を前記メモリに記憶し、前記タイマーの日時が前記任意の日時に到達する前の所定の時刻に達したとき、前記メモリに記憶した複数の定常処理データのデータ量を合算して記憶領域量を算出し、該算出した記憶領域量の常駐領域に、前記メモリに記憶した位置情報を基に記憶装置から定常処理データを読み出して前記常駐領域に記憶し、前記ホストコンピュータからの指示により前記常駐領域に記憶した複数の定常処理データのデータ転送を制御することを第1の特徴とする。
また本発明は、前記特徴のコンピュータシステムにおいて、前記制御装置が、前記メモリにLRU管理領域を設け、前記ホストコンピュータが前記常駐領域に記憶した複数の定常処理データに対するリードライト処理を行った後、該リードライト処理を行った定常処理データを前記管理領域に移動することを第2の特徴とする。
また本発明は、前記何れかの特徴のコンピュータシステムにおいて、前記制御装置が、前記ホストコンピュータが前記常駐領域に記憶した複数の定常処理データに対するリードライト処理を行った後、前記常駐領域に格納した定常処理データに対してリードライト処理が行われたか否かを判定し、全ての定常処理データに対するリードライト処理が行われたと判定したとき、前記常駐領域を削除することを第3の特徴とする。
更に本発明は、処理日時が予め定められた定常処理データを所定の格納位置に格納した記憶装置と、該記憶装置に格納した定常処理データをリードライト処理するホストコンピュータと、前記記憶装置とホストコンピュータ間における定常処理データの転送を制御する制御装置とを備え、ホストコンピュータが前記定常処理データの処理予定日時とデータ量と前記記憶装置への格納位置を記憶しているコンピュータシステムのリードライト方法であって、
前記ホストコンピュータが、任意の日時にリードライト処理を行う予定の定常処理データのデータ量及び格納位置を前記制御装置に転送し、
前記制御装置に前記定常処理データを記憶する常駐領域を含むメモリ及び日時を管理するタイマーを設け、該制御装置が、前記ホストコンピュータから転送された定常処理データのデータ量及び格納位置を前記メモリに記憶し、前記タイマーの日時が前記任意の日時に到達する前の所定の時刻に達したとき、前記メモリに記憶した複数の定常処理データのデータ量を合算して記憶領域量を算出し、該算出した記憶領域量の常駐領域に、前記メモリに記憶した位置情報を基に記憶装置から定常処理データを読み出して前記常駐領域に記憶し、前記ホストコンピュータからの指示により前記常駐領域に記憶した複数の定常処理データのデータ転送を制御することを第4の特徴とする。
また本発明は、前記特徴のリードライト方法において、前記制御装置に前記メモリにLRU管理領域を設け、前記ホストコンピュータが、前記常駐領域に記憶した複数の定常処理データに対するリードライト処理を行った後、該リードライト処理を行った定常処理データを前記管理領域に移動することを第5の特徴とする。
また本発明は、前記何れかの特徴のリードライト方法において、前記制御装置が、前記ホストコンピュータが前記常駐領域に記憶した複数の定常処理データに対するリードライト処理を行った後、前記常駐領域に格納した定常処理データに対してリードライト処理が行われたか否かを判定し、全ての定常処理データに対するリードライト処理が行われたと判定したとき、前記常駐領域を削除することを第6の特徴とする。
本発明によるリードライト方法及びコンピュータシステムは、ホストコンピュータが、処理項目に対応した処理日時及びデータ量が予め定められている複数の定常処理データの読み書きを行う予定を基にした計画リスト情報を作成し、制御装置が、前記計画リスト情報に格納されている定常処理データを常駐領域に記憶しておき、ホストコンピュータからリードライト処理された定常処理データをLRU管理領域に移動させることによって、常駐領域のメモリ容量を増大させることなくホストコンピュータからアクセスされる予定日時に従った定常処理データの高速なリードライトを行うことができる。
以下、本発明によるリードライト方法を適用したコンピュータシステムの一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に適用されるホストコンピュータを説明するための図、図2は本実施形態によるリードライト方法を適用したストレージシステムを説明するための図、図3は本実施形態によるホスト側の定期的アクセス管理プログラム動作フロー図、図4は本実施形態によるDKC側のリスト通知コマンドジョブ動作フロー図、図5は本実施形態による計画リスト情報を説明するための図、図6は本実施形態による常駐領域でのキャッシュヒット時のDKC側のリードコマンド又はライトコマンド動作フロー図、図7は本実施形態によるDKC側の計画リスト情報管理ジョブ動作フロー図である。
[ホストコンピュータ]
まず、本発明の対象となるホストコンピュータを図1を参照して説明する。このホストコンピュータ1は、例えば各種振込業務や引落業務を行う金融機関用のものであって、後述するストレージシステムを制御する磁気ディスク制御装置(以下、DKCと呼ぶ)8と接続され、例えばATMを使った振込等の処理が発生することが予測不可能な更新データ2と、公共料金や住宅ローン等の定期的引き落としや毎月の定められた日に振込を行う定期的振込等の予測可能な更新データ3とを取り扱うものであって、図示しないCPU、メモリ、磁気ディスク装置、ディスプレイ、キーボード等の入力デバイス、プリンタ等を含むものである。
前記予測可能な更新データ3は、例えば、その金融機関の複数の支店A〜Nにおける口座毎の定期的な振込等の処理を基にしたストレージシステムに対するアクセス計画4と、月内の日付毎の振込等の処理を基にしたストレージシステムに対する時刻毎のアクセス時刻を格納した日単位の時間(時刻)別スケジュールリスト5と、前記アクセス計画4及び日単位の時間(時刻)別スケジュールリスト5を基に定期的アクセス管理アプリケーションプログラム6が作成した日付及び時刻毎のストレージシステムに対するアクセス予定を登録した計画リスト情報7とを格納している。また本実施形態によるホストコンピュータ1は、前記顧客データのデータ量や後述するDKU16内の格納位置やデータ量(具体的にはデータ長)の情報も管理するため、これら情報も記憶している。
前記アクセス計画4は、例えば口座Aの場合、給与振り込みが毎月25日の午前9時に発生し、電気引き落としが第1週の金曜日の午前12時に発生し、住宅ローンの引き落としが3日の午前9時に発生する等の処理項目情報と処理日時情報とを含む。また前記時間別スケジュールリスト5は、前記アクセス計画4に格納された支店及び口座毎の処理項目情報と処理日時情報を、ある月の日付及び時刻毎に発生予定の支店及び口座毎情報と処理項目情報のリストとしてマージ(日時をキーとし、日時毎に発生予定の処理内容を統合)したものであって、例えば、1日及び2日は処理が無く、3日の午前9時に支店Aの口座Aから住宅ローンの引き落とし処理が発生し、同口座の同時刻に水道料金引き落とし処理が発生する等の、日付に対応した処理発生日時情報と支店及び口座情報と処理項目情報とを含むものである。尚、前記処理日は、休祭日や事前に登録された条件(例えば給与は休祭日前、引き落としは休祭日後)に従って前後するものであるが、この処理日の変更は暦並びに前記条件をホストコンピュータが参照することによって変更することができる。
更に計画リスト情報7は、前記時間別スケジュールリスト5に格納した処理発生日時情報と支店情報及び口座情報と処理項目情報とを基に、図5に示す如く、データを更新するための更新順序に相当する起動順序番号と、ストレージシステム内の該当データを格納したデバイス番号等を格納した格納位置情報と、当該データのデータ量に相当するデータ長とを格納するものである。尚、前記顧客データのデータ長は、DKU16からホストコンピュータ1が予め管理用に取得しており、これを利用して計画リスト情報7に格納される。尚、この計画リスト情報7には予定されている取引開始時刻も格納しても良い。
[ストレージシステム]
前記ストレージシステムは、図2に示す如く、多数の顧客データ18(支店対応の口座対応の入出金記録や残高他)を格納した複数の磁気ディスク装置(HDD)17を収納するDKU16と、前記ホストコンピュータ1とDKU16間のデータ転送を制御する磁気ディスク制御装置(DKC)8とから成り、該DKC8は、前記計画リスト情報7を格納するメモリ10と、後述する顧客データをLRU(Least Recently Used:最も長い時間参照されていない部分を二次記憶として記憶するアルゴリズム)管理領域20及び顧客データを一時的に記憶する常駐領域15とを含むデータキャッシュメモリ14と、前記メモリ10及びデータキャッシュメモリ14を制御するマイクロプロセッサ(MP)9とから構成される。
このマイクロプロセッサ9は、ホストコンピュータ1から発行されたコマンドを基にデータ転送制御及びメモリ格納位置管理を行うコマンドジョブ機能12と、該コマンドジョブ機能12の指示によりメモリ10に記憶した計画リスト情報7に従って計画リスト情報動作時刻の監視他を行う計画リスト情報管理ジョブ機能13とを実行するように構成されている。
[動作]
[ホスト側準備動作]
前述のように構成されたコンピュータシステムにおける本実施形態によるリードライト方法を適用したコンピュータシステムの動作を次に説明する。
まず、本実施形態によるリードライト方法は、図3に示す如く、ホストコンピュータ1の定期的アクセス管理プログラムが、管理者が設定した日付情報及び入出金時間(時刻)情報を入力するステップS102と、定期アクセスフラグ及び起動順序番号のゼロクリア/支店番号を先頭支店番号に設定/口座番号を支店先頭の口座場号に設定する初期設定を行うステップS103と、該ステップS103により設定した口座番号に支店先頭の口座番号を設定するステップS104と、該ステップS104により設定した計画リスト情報7を参照するステップS106と、前記ステップS102により計画リスト情報7に含まれる口座がステップS102にて入力されたアクセス日時に含まれるか否かを判定するステップS107とを実行し、定期的アクセス管理プログラムが、指定した日時及び当初の口座に対する入出金の予定の有無を判定する。
本システムは、該ステップS107において当該口座にアクセスする予定があると判定した場合、前記定期アクセスがゼロか否かを設定するステップS108と、該ステップS108によりゼロと判定したとき定期設定フラグに「1」を加算するステップS109と、前記計画リスト情報7の記憶エリアを確保するステップS110と、前記アクセス予定がある口座の処理予定時刻を計画リスト情報7へ格納するステップS111と、前記起動順序番号をプラス1加算するステップS115と、前記口座の処理項目情報及び処理日時情報のデータ長を基にDKU16における格納位置及びデータ長を算出するステップS112と、前記起動順序番号並びに該算出した格納位置及びデータ長を計画リスト情報7に格納するステップS112と、支店内の全ての口座をチェックしたか否かを判定するステップS114とを実行し、該ステップS114により全ての口座をチェックしていないと判定したとき、次の口座番号を設定するステップS105に移行し、前記ステップS106に戻ることによって全ての口座に対する指定日時のアクセス予定があるか否かをチェックし、予定された起動順序番号並びに該算出した格納位置及びデータ長を計画リスト情報7に格納する。
次いで本システムは、前記ステップS114において当該支店の全口座をチェックしたと判定したとき、次の支店番号を設定するステップS116と、全ての支店をチェックしたか否かを判定するステップS117とを実行し、該ステップS117により未チェック支店があるときには前記ステップS104に戻って前記ステップS104〜114を繰り返すことによって全ての支店の全ての口座に対して指定された日時の入出金取引を計画リスト情報7に登録する。
更に本システムは、前記ステップS117により全支店のチェックが完了したと判定したとき、定期アクセスフラグが「1」か否かの判定を行い、フラグ「1」と判定したときにはリスト通知コマンドをDKCに発行して処理を終了し、フラグが「1」でないと判定したとき処理を終了する様に動作する。
この様に本実施形態によるホストコンピュータは、管理者から指定された日時の入出金処理の予定(支店/口座/取引項目/日時)を各口座のアクセス計画から取得し、これを更新順序/格納位置/データ長を含む計画リスト情報7として作成する様に動作し、更にアクセス開始タイマー11を設定し、後述するリードコマンドを発行するためのタイマー監視を開始する。
[DKC側動作]
[DKC側準備動作]
次いで本実施形態によるDKC8は、前記コマンドジョブ機能12に従い、図4に示す如く、前記ステップS119によって発行されたリスト通知コマンドを受領するステップS201と、メモリ10内に計画リスト情報7を格納するための記憶領域を確保するステップS202と、該ステップS202により領域確保したメモリ10にホストコンピュータ1から計画リスト情報7を転送して格納するステップS203と、計画リスト情報管理ジョブ機能13を起動するステップS204とを実行することにより、ホストから計画リスト情報7を取得し、この取得した計画リスト情報7に格納した起動順序番号等を参照しながら計画リスト情報管理ジョブ機能13を実行する。
この計画リスト情報管理ジョブ機能13は、計画リスト情報の動作時刻を監視し、管理者から指定された時刻を経過したとき、該計画リスト情報管理ジョブ機能13による処理を開始し、データキャッシュメモリ14内に計画リスト情報7にて指定された容量の常駐領域15を確保(割当)することと、計画リスト情報7に格納したアクセス順序毎の顧客データ18を常駐領域15へのデータステージングを開始することと、該ステージングした顧客データ18のFIFO制御(最初に格納し、アクセスされた顧客データ18をLRU領域に退避させる制御)とを行う。例えば、この計画リスト情報管理ジョブ機能13は、金融機関の営業日の営業開始時刻前日の22時に動作時刻が設定されていた場合、計画リスト情報7に登録されている翌日に入出金取引が予定されている取引の処理項目のDKU16の格納位置やデータ長を基に、常駐領域15に必要な記憶領域量を合算により得、この記憶領域量の常駐領域15をメモリ10上に作成し、この常駐領域15に翌日の取引に必要な顧客データ18をDKU16から読み出してステージングする様に動作する。
前記ステージング動作の詳細は、図7に示す如く、前記図3のステップS119によるリスト通知コマンド又は一定周期を契機として、計画リスト情報7に格納された最大リスト番号(#)から最大リスト番号の設定/処理中リスト番号のゼロ設定/満杯状態カウンタ値のゼロ設定/計画リスト情報7に格納された動作時刻から動作時刻の設定等の初期設定を行うステップS401と、現在の(システム)時刻より前のリスト時刻を抽出するステップS402と、データキャッシュメモリ14内に常駐領域15(キャッシュスロット)を確保するステップS403と、処理中のリスト番号に「1」加算すると共に満杯状態カウンタから「1」を減算するステップS404と、処理中のリスト番号に対して前記ステップS403にて確保した常駐領域15を割り当てるステップS405と、前記計画リスト情報7に格納した該当のリスト番号の格納位置とデータ長を読み出し、複写を行うステージングを要求するステップS406とを実行することによって行われる。
[DKC側データリードライト処理時動作]
この後、所定時刻になるとホストコンピュータ1がDKC8に対して予定された顧客データ18へのリードライト処理を開始し、常駐領域15に格納された顧客データ18がホストコンピュータ1との間で転送され、予定された入出金処理等の定常業務が行われるものであるが、本実施形態においては、予め予定された入出金処理に必要な支店情報/口座情報/項目情報等を含む顧客データ18を常駐領域15に格納しているため、高速なデータのリードライト処理を行うことができる。
前記入出金処理に伴う顧客データのリードライト処理の際、本実施形態によるDKC8は、図6に示す如く、リード又はライトコマンドをステップS301により受領したとき、該受領したコマンドがリードコマンドかライトコマンドかを判定するステップS302と、該ステップS302による処理に応じてリード又はライト動作を行うステップS303及び307と、該ステップS303のリード処理においてリードデータが常駐領域15においてヒットしたか否かを判定するステップS304と、該ステップS304においてヒットしたと判定したときに満杯状態カウントを「1」加算するステップS305と、前記リードヒットを契機に常駐領域15に格納した顧客データをLRU管理領域20に移動させるステップS306とを実行することによって、一度リードヒットした顧客データ(給与振込等の特定の項目の処理データ)を常駐領域15からLRU管理領域20に移動させ、常駐領域15の空き領域を増加させるように動作する。
即ち本実施形態によるDKC8は、ホストコンピュータ1からの顧客データへのリード又はライトコマンドを受領した際、当該コマンドによるデータ処理を行うと共に、当該顧客データが常駐領域15でヒットしたか否かを判定し、ヒットしたと判定したとき、満杯状態カウンタをカウントアップして常駐領域の記憶容量を監視すると共に、ヒットした顧客データ18をLRU管理領域20に退避させる様に動作する。
[DKC側アクセス後動作]
次いで計画リスト情報管理ジョブ機能13は、前記ステージングした顧客データ18がアクセスされたこと又は一定時間経過後(この一定時間経過はアクセスが予定された顧客データに対して所定時刻を一定時間経過してもアクセスがなかったときに顧客データを削除するため)、リードヒットしなかった顧客データ18をLRU管理領域20へ退避させることと、常駐領域15の解除(メモリクリア)を行うことと、当該計画リスト情報管理ジョブを消去する。
このDKC側アクセス後動作の詳細は、図7に示す如く、ステップS407によるステージング及びデータアクセスの終了後、計画リスト情報7に含まれる最大リスト番号が処理中リスト番号と一致するか否かを判定するステップS407を実行し、該ステップS407において両リスト番号が一致していないと判定したとき、即ちリストの全ての処理が完了していないと判定したとき、常駐領域15に空きがあるか否かを前記満杯状態カウンタ値により判定し、空きがないと判定したときに前記ステップS404に戻るステップS411を実行し、前記ステップS407において両リスト番号が一致していると判定したとき、即ちリストの全ての処理が完了したと判定したとき、常駐領域15に格納した顧客データでヒットしなかったデータの有無を判定するステップS408とを実行する。
本システムは、該ステップS408においてヒットしなかった顧客データがないと判定したとき、常駐領域15に格納した全ての顧客データ(キャッシュスロット)をLRU管理領域20に遷移させるステップS409と、前記ステップS408によりヒットしなかった顧客データがあったと判定したとき又は前記ステップS409によるデータ遷移を行った後、カーネル(本システムを動作させる基本ソフト)にジョブ終了を要求してジョブを終了するステップS410とを実行することによって、処理を終了する。尚、前記ステップS411において空き領域があると判定したとき、本システムは、次回のカーネルから起動され図7に示す動作を開始する周期を設定するステップS412を設定して処理を終了する。
この様に本実施形態によるリードライト方法は、ホストコンピュータ1による入出金処理(データのリードライト処理)の終了後、常駐領域15に格納した顧客データが全てヒットしたとき、この顧客データ18を全てLRU管理領域20に遷移させるが、ヒットしなかった顧客データ18があるとき、処理中リスト番号(#)が最大リスト番号(#)ならば、全てLRU管理領域20に遷移させる。
以上述べた如く本実施形態によるリードライト方法及びコンピュータシステムは、ホストコンピュータ1が、支店及び口座毎に予め設定されている顧客データへのアクセス計画4を基に日付及び時刻毎にアクセスされる顧客データの計画リスト情報7を作成しておき、この計画リスト情報7を基にDKC8が、DKU16から前記計画リスト情報7にて格納位置が指定された顧客データ18を読み出して常駐領域15に常駐させ、ホストコンピュータ1からのリードライト処理が終了した後、前記常駐領域15に常駐させた顧客データ18がヒットしたか否かを判定し、全てヒットしたと判定したときは当該顧客データ18をLRU管理領域20に遷移するため、引き落としや振込等の日時を特定可能な定常処理における顧客データを必要なときに常駐領域15に格納してヒット率を上げて高速データ処理ができると共に、ヒットした顧客データを推移させるために常駐領域のメモリ容量が増大することを防止することができる。尚、前記DKC8においてリードライト処理された顧客データ18がDKU16に対して更新処理されることにより、DKU16の顧客データ18は最新のものが記憶される。
本発明となるホストコンピュータを説明するための図。 本実施形態によるストレージシステムを説明するための図。 本実施形態によるホスト側の定期的アクセス管理プログラム動作を示すフロー図。 本実施形態によるDKC側のリスト通知コマンドジョブ動作を示すフロー図。 本実施形態による計画リスト情報を説明するための図。 本実施形態による常駐領域でのキャッシュヒット時のDKC側のリードコマンド又はライトコマンド動作を示すフロー図。 本実施形態によるDKC側の計画リスト情報管理ジョブ動作を示すフロー図。
符号の説明
1:ホストコンピュータ、2:予測不可能な更新データ、3:予測可能な更新データ、4:アクセス計画情報、5:時間別スケジュールリスト、6:定期的アクセス管理アプリケーションプログラム、7:計画リスト情報、9:マイクロプロセッサ(MP)、10:メモリ、11:アクセス開始タイマー、12:コマンドジョブ機能、13:管理ジョブ機能、14:データキャッシュメモリ、15:常駐領域、18:顧客データ、20:LRU管理領域。

Claims (6)

  1. 処理日時が予め定められた定常処理データを所定の格納位置に格納した記憶装置と、該記憶装置に格納した定常処理データをリードライト処理するホストコンピュータと、前記記憶装置とホストコンピュータ間における定常処理データの転送を制御する制御装置とを備え、ホストコンピュータが前記定常処理データの処理予定日時とデータ量と前記記憶装置への格納位置を記憶しているコンピュータシステムであって、
    前記ホストコンピュータが、任意の日時にリードライト処理を行う予定の定常処理データのデータ量及び格納位置を前記制御装置に転送し、
    前記制御装置が、前記定常処理データを記憶する常駐領域を含むメモリ及び日時を管理するタイマーを備え、前記ホストコンピュータから転送された定常処理データのデータ量及び格納位置を前記メモリに記憶し、前記タイマーの日時が前記任意の日時に到達する前の所定の時刻に達したとき、前記メモリに記憶した複数の定常処理データのデータ量を合算して記憶領域量を算出し、該算出した記憶領域量の常駐領域に、前記メモリに記憶した位置情報を基に記憶装置から定常処理データを読み出して前記常駐領域に記憶し、前記ホストコンピュータからの指示により前記常駐領域に記憶した複数の定常処理データのデータ転送を制御するコンピュータシステム。
  2. 前記制御装置が、前記メモリにLRU管理領域を設け、前記ホストコンピュータが前記常駐領域に記憶した複数の定常処理データに対するリードライト処理を行った後、該リードライト処理を行った定常処理データを前記管理領域に移動する請求項1記載のコンピュータシステム。
  3. 前記制御装置が、前記ホストコンピュータが前記常駐領域に記憶した複数の定常処理データに対するリードライト処理を行った後、前記常駐領域に格納した定常処理データに対してリードライト処理が行われたか否かを判定し、全ての定常処理データに対するリードライト処理が行われたと判定したとき、前記常駐領域を削除する請求項1又は2記載のコンピュータシステム。
  4. 処理日時が予め定められた定常処理データを所定の格納位置に格納した記憶装置と、該記憶装置に格納した定常処理データをリードライト処理するホストコンピュータと、前記記憶装置とホストコンピュータ間における定常処理データの転送を制御する制御装置とを備え、ホストコンピュータが前記定常処理データの処理予定日時とデータ量と前記記憶装置への格納位置を記憶しているコンピュータシステムのリードライト方法であって、
    前記ホストコンピュータが、任意の日時にリードライト処理を行う予定の定常処理データのデータ量及び格納位置を前記制御装置に転送し、
    前記制御装置に前記定常処理データを記憶する常駐領域を含むメモリ及び日時を管理するタイマーを設け、該制御装置が、前記ホストコンピュータから転送された定常処理データのデータ量及び格納位置を前記メモリに記憶し、前記タイマーの日時が前記任意の日時に到達する前の所定の時刻に達したとき、前記メモリに記憶した複数の定常処理データのデータ量を合算して記憶領域量を算出し、該算出した記憶領域量の常駐領域に、前記メモリに記憶した位置情報を基に記憶装置から定常処理データを読み出して前記常駐領域に記憶し、前記ホストコンピュータからの指示により前記常駐領域に記憶した複数の定常処理データのデータ転送を制御するリードライト方法。
  5. 前記制御装置に前記メモリにLRU管理領域を設け、前記ホストコンピュータが、前記常駐領域に記憶した複数の定常処理データに対するリードライト処理を行った後、該リードライト処理を行った定常処理データを前記管理領域に移動する請求項4記載のリードライト方法。
  6. 前記制御装置が、前記ホストコンピュータが前記常駐領域に記憶した複数の定常処理データに対するリードライト処理を行った後、前記常駐領域に格納した定常処理データに対してリードライト処理が行われたか否かを判定し、全ての定常処理データに対するリードライト処理が行われたと判定したとき、前記常駐領域を削除する請求項4又は5記載のリードライト方法。
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