JP2009019408A - 油圧ショベルのブレードの操作システム - Google Patents

油圧ショベルのブレードの操作システム Download PDF

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聖 島原
Katsuharu Kenmori
克治 権守
Masaru Mishima
賢 三嶋
Kosuke Hosoda
幸亮 細田
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Abstract

【課題】油圧ショベルのブレードの操作システムに関し、ブレードの操作手段の設置場所の制約を排除し、且つ、操作性を向上させることができるようにする。
【解決手段】ブレードを駆動するブレード用油圧シリンダ7,ブレード用油圧シリンダ7に作動油を供給する油圧ポンプ21,スプール移動によりブレード用油圧シリンダ7に供給される作動油の流れを制御するブレード用コントロールバルブ22,ブレード用コントロールバルブ22にパイロット圧を作用させるパイロット回路CP,電気信号に基づきパイロット圧の制御を行うソレノイドパイロットバルブ26,27,ソレノイドパイロットバルブ26,27と電気配線で接続され、オペレータの操作に応じた電気信号を出力する電気スイッチ式の操作手段30,操作手段30からの電気信号に基づきソレノイドパイロットバルブ26,27を制御する制御手段40を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、油圧ショベルに装備されたブレードの操作システムに関するものである。
図4に示すように、油圧ショベル1の中には、土砂の運土,掘削,整地等の作業ができるように、ブレード5が装備されたものがある。
ブレード5は、ブレード用アーム6及びブレード用油圧シリンダ(以下、ブレードシリンダという)7を介して、下部走行体2のフレームの前部に取り付けられている。そして、図5に示すように、オペレータ室10のオペレータシート11の右横に配置されたブレード用操作レバー(以下、ブレードレバーという)12をオペレータが前後方向へ傾倒操作することで、ブレードシリンダ7が伸縮して、ブレード5が上昇したり下降したり浮いたりするようになっている。ここで、ブレード5の浮きとは、ブレードシリンダ7に油圧が作用しない(ブレードシリンダ7のフリー)状態のことであって、ブレード5が浮き状態の際、例えば柔らかい地面などをブレード5の自重により整地することができるようになっている。また、図5において、符号13はオペレータ室10のプラットフォーム(床板)を示し、符号14はコンソールボックスを示し、符号15は下部走行体2を走行駆動するための走行用操作レバーを示し、符号16は上部旋回体3(図4参照)を旋回駆動するため及び作業装置4(図4参照)により作業するための作業用操作レバーを示している。
ブレードレバー12は、図6に実線で示すように、操作されていない状態では(通常時は)中立位置Nに位置している。そして、中立位置Nより後方へ傾倒操作されるとブレード5が上昇し、中立位置Nより前方へ傾倒操作されるとブレード5が下降し、さらに前方へ傾倒操作されるとデテント位置Fに係止されてブレード5が浮くようになっている。なお、ブレードとブレードレバーとを装備した油圧ショベルについては、例えば特許文献1に開示されている。
次に、ブレード5を駆動するための油圧回路について、図7を用いて説明すると、その油圧回路には、ブレード5を駆動するブレードシリンダ7と、ブレードシリンダ7に作動油を供給する油圧ポンプ21と、ブレードシリンダ7へ供給される作動油の流れを制御するブレードコントロールバルブ22とが配置されている。そして、ブレードレバー12の操作により、ブレードレバー12のリモコンバルブ(ブレードリモコンバルブ)23のスプール位置を切換え、パイロット圧を発生させ、このパイロット圧によってブレードコントロールバルブ22のスプール位置を切換え、ブレードシリンダ7へ流れる作動油の流れを制御し、ブレード5を上下動及び浮き状態とするようになっている。
特開2005−248502号公報
ところで、リモコンバルブ23は直動の油圧式であり油圧配管を伴うため、ブレードレバー12及びリモコンバルブ23の設置場所には制約があり、例えば、リモコンバルブ23は、現状では、プラットフォーム13の下、もしくは、コンソールボックス14内やその付近に設置されている。
しかしながら、近年、コンソールボックス14内やその付近においては、オペレータ室10の快適さを向上させる装備(例えば、小物入れやラジオ等)の設置スペースの確保が望まれているために、図6に示すように、プラットフォーム13下に設置することが好ましい。ただし、プラットフォーム13下に設置すると、ブレードレバー12を長く形成する必要があり、操作ストロークの増大に伴う操作性の悪化が課題となっている。
また、ブレード5は、走行と同時に使用するケースが多く、この場合、オペレータは、一対の走行用操作レバー15とブレードレバー12との3本のレバーを操作する必要があり、連動操作が煩雑である。さらに、ブレード5を浮き状態にする際には、ブレードレバー12を前方へ大きく傾倒する必要があり、オペレータに対して特に連動操作時に不自然な姿勢を強いる虞もある。
本発明はこのような課題に鑑みて案出されたもので、ブレードの操作手段の設置場所の制約を排除し、且つ、操作性を向上させることができるようにした、油圧ショベルのブレードの操作システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の本発明の油圧ショベルのブレードの操作システムは、油圧ショベルに装備されたブレードを駆動するための操作システムであって、該ブレードを駆動するブレード用油圧シリンダと、該ブレード用油圧シリンダに作動油を供給する油圧ポンプと、該ブレード用油圧シリンダと該油圧ポンプとの間の油圧回路に介装され、スプールの移動により該ブレード用油圧シリンダに供給される該作動油の流れを制御するブレード用コントロールバルブと、該ブレード用コントロールバルブの該スプールを移動させるべく、該ブレード用コントロールバルブにパイロット圧を作用させるパイロット回路と、該パイロット回路に配置され、電気信号に基づき該パイロット圧の制御を行うソレノイドパイロットバルブと、該ソレノイドパイロットバルブと電気配線で接続され、オペレータの操作に応じた電気信号を出力する電気スイッチ式の操作手段と、該ソレノイドパイロットバルブと該操作手段との間の電気回路に介装され、該操作手段から出力される該電気信号に基づき該ソレノイドパイロットバルブを制御する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2記載の本発明の油圧ショベルのブレードの操作システムは、請求項1記載の油圧ショベルのブレードの操作システムにおいて、該油圧ショベルは、オペレータが着座するオペレータシートと、該オペレータシートの前方に備えられ、該油圧ショベルを走行させるべくオペレータに操作される、左右一対の走行用操作レバーとを備え、該走行用操作レバーは、内部が中空に形成されたロッドと、該ロッドの先端に配されるグリップ部とを有し、該操作手段は、該グリップ部に配置され、該ロッドの中空の内部には、該電気配線が通されていることを特徴としている。
請求項3記載の本発明の油圧ショベルのブレードの操作システムは、請求項1又は2記載の油圧ショベルのブレードの操作システムにおいて、該操作手段は、該ブレードを上下に動かすための第一操作手段と、該ブレードを浮き状態にするための第二操作手段とに分離して構成されていることを特徴としている。
請求項4記載の本発明の油圧ショベルのブレードの操作システムは、請求項3記載の油圧ショベルのブレードの操作システムにおいて、該第一操作手段は、オペレータにスライド操作されるスライド式スイッチからなり、該第二操作手段は、オペレータに押圧操作されるボタン式スイッチからなっていることを特徴としている。
請求項1記載の本発明の油圧ショベルのブレードの操作システムによれば、オペレータは電気スイッチ式の操作手段を操作してブレードを駆動するので、例えばレバーのような機械的にパイロット回路のパイロット圧を制御する機構が不要になり、操作手段の設置場所の制約を排除することができる。また、電気スイッチ式の操作手段の操作は、従来のようにレバーを大きく傾倒する必要がなく、操作性の向上を図ることができる。
請求項2記載の本発明の油圧ショベルのブレードの操作システムによれば、操作手段が走行用操作レバーのグリップ部に配置されるので、ブレードと走行との連動操作性を向上させることができる。また、ロッドの中空の内部に電気配線が通されているので、電気配線が剥き出しにならず、電気配線を保護しながら、走行用操作レバー周りの外観を良好に維持することができる。
また、レバー操作によりブレード用コントロールバルブのスプールを移動させた従来技術では、一旦ブレードを下げた後に浮き状態にするようになっていたのに対し、請求項3記載の本発明の油圧ショベルのブレードの操作システムによれば、操作手段は、ブレードを上下に動かす第一操作手段と、ブレードを浮き状態にする第二操作手段とに分離して構成されているので、ブレードを上げた状態から一気に浮き状態にすることができ、操作性をより向上させることができる。
請求項4記載の本発明の油圧ショベルのブレードの操作システムによれば、操作手段はスライド式スイッチとボタン式スイッチとからなるので、その構成が簡素であって、操作性をより向上させることができる。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図3は、本発明の一実施形態の油圧ショベルのブレードの操作システムを示す図であって、図1はその油圧・電気回路図、図2はその油圧ショベルのキャブ内の一部を上方からみた上面図、図3は油圧ショベルのキャブ内を、右側方からみるとともに一部のみ断面を切って示した模式図である。なお、従来技術の説明で用いた図4を適宜示しながら説明するとともに、従来技術のものと同じ部材等には、従来技術の説明と同一の符号を付して説明する。
<構成>
図4に示すように、油圧ショベル1は、下部走行体2と、下部走行体2上に旋回自在に結合された上部旋回体(機体)3と、上部旋回体3から前方へ延出するように取り付けられ、ブーム4a,アーム4b及びバケット4cからなる作業装置4と、下部走行体2に取り付けられたブレード5と、上部前回体3の前部に配設されたオペレータが搭乗するキャブ(オペレータ室)10とを備えている。
ブレード5は、詳しくは、ブレード用アーム6及びブレードシリンダ7を介して、下部走行体2の走行フレームの前部に取り付けられており、ブレードシリンダ7の伸縮により上下動して、土砂の運土,掘削,整地等をすることができるようになっている。また、ブレード5は、ブレードシリンダ7のフリー状態により浮き状態となり、例えば柔らかい地面などをブレード5の自重により整地することができるようになっている。
また、キャブ10内においては、図2に示すように、プラットフォーム13の中央部に、オペレータが着座するオペレータシート11が配設され、オペレータシート11の前方に、下部走行体2を走行駆動するために操作される、左右一対の走行レバー(走行用操作レバー)15が配設され、オペレータシート11の左右側方にコンソールボックス14が配設され、コンソールボックス14の上部に、作業装置4による作業を行なうため及び上部旋回体3を旋回駆動するために操作される左右一対の作業レバー(作業用操作レバー)16が配設されている。
走行レバー15は、内部が中空に形成され、上下方向に延びるロッド15aと、ロッド15aの先端に配設されるグリップ部15bとを有している。そして、グリップ部15bには、ブレード5を操作するためのブレードスイッチ(操作手段)30が配設されている。
ブレードスイッチ30は、オペレータにスライド操作されるスライド式スイッチ(第一操作手段)31と、オペレータに押圧操作されるボタン式スイッチ(第二操作手段)32とからなっている。スライド式スイッチ31は、ブレード5を上下動させるためのスイッチであって、つまみが中央位置(常位置)より一方向にスライドされるとブレード5が上昇し、つまみが他方向にスライドされるとブレード5が下降するようになっている。ボタン式スイッチ32は、ブレード5を浮き状態にするためのスイッチであって、ON操作されるとブレード5が浮き状態になるようになっている。
また、走行レバー15のロッド15aの中空の内部には、図3に示すように、ブレードスイッチ30に接続されたハーネス(電気配線)33が通されている。ハーネス33はまた、後述するコントローラ(制御手段)40(図1参照)に接続されている。
ここで、ブレード5の駆動にかかる油圧回路について説明する。
図1に示すように、油圧回路は、油圧ポンプ21からの作動油が流通するメイン回路CMと、パイロットポンプ25からのパイロット圧が作用するパイロット回路CPとを備えている。メイン回路CMには、ブレードシリンダ7と、ブレードシリンダ7に作動油を供給する油圧ポンプ21と、ブレードシリンダ7と油圧ポンプ21との間に介装され、スプールの移動によりブレードシリンダ7に供給される作動油の流れを制御するブレード用コントロールバルブ22と、作動油が還流する作動油タンク24とが配設されている。パイロット回路CPは、ブレード用コントロールバルブ22に接続されたものであって、そこには、ブレード用コントロールバルブ22のスプールを移動させるべく、入力された電気信号によりパイロット圧の制御を行ない、ブレード用コントロールバルブ22にそのパイロット圧を作用させる一対のソレノイドパイロットバルブ26,27が配設されている。
ブレード用コントロールバルブ22は、油圧パイロット式の4位置切換弁として構成されており、スプールの位置s1〜s4を切り換えて、作動油の流通方向及び流量を可変制御し、ブレードシリンダ7の動作を制御できるようになっている。このブレード用コントロールバルブ22のスプールの位置切換えは、パイロット回路CPから導入されるパイロット圧に応じて設定されるようになっている。
そして、第一位置s1では、ブレードシリンダ7のロッド側油室7aに作動油が供給されてブレードシリンダ7が縮み、第二位置s2では、ブレードシリンダ7への作動油の供給が遮断され、第三位置s3では、ブレードシリンダ7のヘッド側油室7bに作動油が供給されてブレードシリンダ7が伸び、第四位置s4では、ブレードシリンダ7のロッド側油室7aとヘッド側油室7bとはともに作動油タンク24に接続されてブレードシリンダ7がフリーの状態になるようになっている。
一対のソレノイドパイロットバルブ26,27はそれぞれ、電磁式の2位置切換弁として構成されており、ブレード用コントロールバルブ22のパイロット作用部22a,22bにパイロット圧を作用させるようになっている。そして、この切換位置は、コントローラ40からの電気信号によって切り換えられるようになっている。
コントローラ40は、ソレノイドパイロットバルブ26,27を制御するものであって、ブレードスイッチ30からの電気信号(第一電気信号)が入力されるようになっている。そして、ブレードスイッチ30から出力される電気信号に基づいた制御信号(第二電気信号)をソレノイドパイロットバルブ26,27へと出力し、ソレノイドパイロットバルブ26,27を制御するようになっている。
詳しくは、オペレータがスライド式スイッチ31のつまみを一方向に動かすと、コントローラ40はそれに応じてソレノイドパイロットバルブ26に制御信号を送り、ソレノイドパイロットバルブ26のスプール位置を位置t1へ切り換え、パイロット圧をブレード用コントロールバルブ22のパイロット作用部22aへ作用させる。すると、ブレード用コントロールバルブ22のスプール位置が第一位置s1へ切り換わり、ブレードシリンダ7が縮み、ブレード5が上昇するようになっている。逆に、スライド式スイッチ31のつまみを他方向に動かすと、コントローラ40はそれに応じてソレノイドパイロットバルブ27に制御信号を送り、ソレノイドパイロットバルブ27のスプール位置を位置t1へ切り換え、パイロット圧をブレード用コントロールバルブ22のパイロット作用部22bへ作用させる。すると、ブレード用コントロールバルブ22のスプール位置が第三位置s3へ切り換わり、ブレードシリンダ7が伸び、ブレード5が下降するようになっている。また、オペレータがボタン式スイッチ32をON操作すると、コントローラ40はソレノイドパイロットバルブ27のスプール位置を位置t1へ切り換え、パイロット圧をブレード用コントロールバルブ22のパイロット作用部22bへ作用させる。すると、ブレード用コントロールバルブ22のスプール位置が第三位置s4へ切り換わり、ブレードシリンダ7がフリーの状態となり、ブレード5が浮き状態になるようになっている。なお、コントローラ40は、ボタン式スイッチ32がON操作されたときのほうが、スライド式スイッチ31のつまみが他方向に動かされたときよりも、より大きな制御信号をソレノイドパイロットバルブ27へと出力するようになっている。これにより、ソレノイドパイロットバルブ27のスプールの開度を大きくしてパイロット圧を大きくし、ブレード用コントロールバルブ22のスプール位置が、中立位置である第二位置s2から第四位置s4へと大きく移動するようになっている。
<作用・効果>
本発明の一実施形態にかかる油圧ショベルのブレードの操作システムは上述のように構成されているので、以下のような作用・効果がある。
オペレータは電気式のブレードスイッチ30を操作してブレード5を駆動するので、ブレード用コントロールバルブ22のスプールを移動させるための機械式の機構が不要になり、ブレードスイッチ30でなる操作手段の設置場所の制約を排除することができる。つまり、従来は、図7に示すように、機械式のリモコンバルブ23によりパイロット圧を制御していたが、本実施形態では、電気式のソレノイドバルブ26,27でパイロット圧を制御するので、操作手段の設置の自由度が高まる。また、ブレードスイッチ30の操作は、従来のようにレバーを大きく傾倒する必要がなく、操作性の向上を図ることができる。
また、ブレードスイッチ30が走行レバー15のグリップ部15bに配置されるので、ブレードと走行との連動操作性を向上させることができる。また、ロッド15aの中空の内部にハーネス33が通されているので、ハーネス33が剥き出しにならず、ハーネス33を保護しながら、走行レバー15周りの外観を良好に維持することができる。また、既設の走行レバー15を利用してブレードスイッチ30を配設することができ、キャブ10内の限られたスペースを有効に利用することができる。
また、ブレードスイッチ30は、ブレード5を上下に動かすスライド式スイッチ31と、ブレード5を浮き状態にするボタン式スイッチ32とに分離して構成されているので、レバー操作によりブレード用コントロールバルブ22のスプールを移動させた従来技術では、一旦ブレード5を下げた後に浮き状態にするようになっていたのに対し、ブレード5を上げた状態から一気に浮き状態にすることができ、操作性をより向上させることができる。
また、ブレードスイッチ30はスライド式スイッチ31とボタン式スイッチ32とからなるので、その構成が簡素であって、操作性をより向上させることができる。
[その他]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
例えば、上記実施形態において、ブレードスイッチ30を、ブレード5を上下動させるためのスライド式スイッチ31と、ブレード5を浮き状態にするためのボタン式スイッチ32との2つに機能を分離して構成したが、機能を分離せずに1つのスイッチで構成しても良い。この場合、ブレードスイッチ30は、1つのスイッチでブレード5の上下動と浮き状態との操作に対応すべく、例えばロータリースイッチ等で構成すると良い。
本発明の一実施形態に係る油圧ショベルのブレードの操作システムを示す油圧・電気回路図である。 本発明の一実施形態に係る油圧ショベルのブレードの操作システムを示す図であって、キャブ内の一部を上方からみた上面図である。 本発明の一実施形態に係る油圧ショベルのブレードの操作システムを示す図であって、キャブ内を、右側方からみるとともに一部のみ断面を切って示した模式図である。 ブレードを装備した一般的な油圧ショベルの全体像を示す斜視図である。 本発明の従来技術に係る油圧ショベルのブレードの操作システムを示す図であって、キャブ内の模式的な正面図である。 本発明の従来技術に係る油圧ショベルのブレードの操作システムを示す図であって、キャブ内の側面図である。 本発明の従来技術に係る油圧ショベルのブレードの操作システムを示す油圧回路図である。
符号の説明
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 作業装置
5 ブレード
6 ブレード用アーム
7 ブレードシリンダ(ブレード用油圧シリンダ)
7a ロッド側油室
7b ヘッド側油室
10 キャブ(オペレータ室)
11 オペレータシート
12 ブレードレバー(ブレード用操作レバー)
13 プラットフォーム(床板)
14 コンソールボックス
15 走行レバー(走行用操作レバー)
15a ロッド
15b グリップ部
16 作業レバー(作業用操作レバー)
21 油圧ポンプ
22 ブレード用コントロールバルブ
23 リモコンバルブ
24 作動油タンク
25 パイロットポンプ
26,27 ソレノイドパイロットバルブ
30 ブレードスイッチ(操作手段)
31 スライド式スイッチ(第一操作手段)
32 ボタン式スイッチ(第二操作手段)
33 ハーネス(電気配線)
40 コントローラ(制御手段)
M メイン回路
P パイロット回路

Claims (4)

  1. 油圧ショベルに装備されたブレードを駆動するための操作システムであって、
    該ブレードを駆動するブレード用油圧シリンダと、
    該ブレード用油圧シリンダに作動油を供給する油圧ポンプと、
    該ブレード用油圧シリンダと該油圧ポンプとの間の油圧回路に介装され、スプールの移動により該ブレード用油圧シリンダに供給される該作動油の流れを制御するブレード用コントロールバルブと、
    該ブレード用コントロールバルブの該スプールを移動させるべく、該ブレード用コントロールバルブにパイロット圧を作用させるパイロット回路と、
    該パイロット回路に配置され、電気信号に基づき該パイロット圧の制御を行うソレノイドパイロットバルブと、
    該ソレノイドパイロットバルブと電気配線で接続され、オペレータの操作に応じた電気信号を出力する電気スイッチ式の操作手段と、
    該ソレノイドパイロットバルブと該操作手段との間の電気回路に介装され、該操作手段から出力される該電気信号に基づき該ソレノイドパイロットバルブを制御する制御手段と、を備えた
    ことを特徴とする、油圧ショベルのブレードの操作システム。
  2. 該油圧ショベルは、オペレータが着座するオペレータシートと、該オペレータシートの前方に備えられ、該油圧ショベルを走行させるべくオペレータに操作される、左右一対の走行用操作レバーとを備え、
    該走行用操作レバーは、内部が中空に形成されたロッドと、該ロッドの先端に配されるグリップ部とを有し、
    該操作手段は、該グリップ部に配置され、
    該ロッドの中空の内部には、該電気配線が通されている
    ことを特徴とする、請求項1記載の油圧ショベルのブレードの操作システム。
  3. 該操作手段は、該ブレードを上下に動かすための第一操作手段と、該ブレードを浮き状態にするための第二操作手段とに分離して構成されている
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の油圧ショベルのブレードの操作システム。
  4. 該第一操作手段は、オペレータにスライド操作されるスライド式スイッチからなり、
    該第二操作手段は、オペレータに押圧操作されるボタン式スイッチからなっている
    ことを特徴とする、請求項3記載の油圧ショベルのブレードの操作システム。
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