JP2009017741A - 携帯端末の充電器 - Google Patents

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浩 蔵永
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Abstract

【課題】携帯端末の充電器において、携帯端末の背面を平坦部に載置しても表示画面が傾かず、また携帯端末を載置しない状態で給電用接点に体が触れても感電することなく、携帯端末を載置して初めて通電するようにする。
【解決手段】充電器本体2の一端に弾性を有する給電用接点10を設け、他端に携帯電話機50を保持するロックスイッチレバー13を設ける。ロックスイッチレバー13を捩りコイルバネ14によって一方向に付勢する。充電器本体2の内部に通電用スイッチ15を設ける。ロックスイッチレバー13に、第1回転軸11bを中心に充電器本体2に支持されたロックレバー11と、第2回転軸12bを中心に充電器本体2に支持されたスイッチレバー12とを一体的に形成する。携帯電話機50が装着されると、ロックレバー11が携帯電話機50を保持すると共に、スイッチレバー12が通電用スイッチ15を押圧して給電用接点10へ通電するようにする。
【選択図】図2

Description

携帯電話機などの携帯端末の充電器に関する。
従来より、携帯端末、特に携帯電話機は、電池(バッテリー)によって電力を供給し、電気を消耗すれば充電が必要になる。この携帯電話機への充電は、コンセントからACアダプター及びACアダプターコードを介して直接携帯電話機に接続する場合と、コンセントからACアダプター、ACアダプターコード及び充電器を介して携帯電話機に接続する場合とがある。
後者の場合、携帯電話機を充電器に装着したときに、携帯電話機を安定的に保持すると同時にコンセントからの電気が通電することが要求される。
例えば、特許文献1では、無線電話機としての携帯電話の背面に形成された凸状部としてのストラップ取付部が嵌入する凹部を、卓上ホルダの携帯電話装着面に形成すると共に、該凹部内に前記ストラップ取付部の嵌入時に給電用接片への通電をONにし且つ前記ストラップ取付部の非嵌入時に給電用接片への通電をOFFにするスイッチを設けることにより、卓上ホルダに無線電話機を装着していない状態では、給電用接片への通電を遮断することができ、該給電用接片に対する金属片や人体の肌等の接触によるショートや火傷の発生を防止している。
特開2003−47164号公報
しかしながら、上記特許文献1の携帯端末では、通電のオン/オフを携帯端末の背面から突設したストラップ取付部で行うため、この取付部が必須となる。このため、携帯端末の背面を下にして平坦部に載置した場合には、取付部のために斜めに傾いてしまい、表示画面を見る際には見づらいという問題がある。また携帯端末を落下させたときなどに、その背面の突起に応力が集中して筐体が破壊され易いという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、携帯端末の背面を平坦部に載置しても表示画面が傾かず、また携帯端末を載置しない状態で給電用接点に体が触れても感電することなく、携帯端末を載置して初めて通電するようにすることにある。
上記目的を達成するために、この発明では、弾性を有する給電用接点と、通電をオン/オフするロックスイッチレバーとで携帯端末を保持するようにした。
具体的には、第1の発明では、
携帯端末を装着して充電する携帯端末の充電器を対象とし、
上記充電器は、
上記携帯端末を保持する充電器本体と、
上記充電器本体の一端に設けた弾性を有する給電用接点と、
上記充電器本体の他端に設けられ、上記携帯端末を保持するロックスイッチレバーと、
上記ロックスイッチレバーを一方向に付勢する弾性部材と、
上記充電器本体の内部に設けられた通電用スイッチとを備え、
上記ロックスイッチレバーは、
第1回転軸を中心に上記充電器本体に支持され、上記携帯端末を保持するロックレバーと、
第2回転軸を中心に上記充電器本体に支持され、上記通電用スイッチを押圧するスイッチレバーとが一体的に形成され、
上記携帯端末が装着されると、上記ロックレバーが該携帯端末を保持すると共に、スイッチレバーが上記通電用スイッチを押圧して給電用接点へ通電するように構成されている。
上記の構成によると、弾性を有する給電用接点と、ロックスイッチレバーとで携帯端末を保持したときに通電するようにしているので、携帯端末の未装着時には、給電用接点には通電されない。携帯端末側に突起等を設けることなく、ショートや火傷の発生が防止されるので、携帯端末の外観を損ねず、携帯端末の背面を下にして平坦部に載置しても表示画面が傾くことはない。また、携帯端末を保持するロックレバーと通電用スイッチを押圧するスイッチレバーとを各々単品で成形する場合に比べ、部品代、組立工賃が安価になる。
第2の発明では、第1の発明において、
上記ロックレバーは、上記携帯端末のロックレバー用凹部の周縁に押圧されて上記弾性部材を圧縮すると共に、該ロックレバー用凹部に入り込むことで、該弾性部材によって元の位置に戻る方向へ付勢されるように構成されている。
上記の構成によると、携帯端末を充電器本体に装着するときに、そのロックレバー用凹部の周縁にロックレバーの先端が押圧されて弾性部材を圧縮し、完全に装着し終わると、弾性部材に付勢されながら、ロックレバーの先端がロックレバー用凹部に入り込んで、携帯端末が確実に装着される。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、
上記ロックスイッチレバーは、第1回転軸と第2回転軸との間の連結部で一体的に結合されている。
上記の構成によると、ロックレバーとスイッチレバーとで異なる動きが発生しても、最も動きの少ない軸心に設けた連結部が捩れることで、ロックスイッチレバーは破損しない。
第4の発明では、第3の発明において、
上記連結部は、上記第1回転軸及び第2回転軸のいずれの断面よりも小さい断面を有する構成とする。
上記の構成によると、断面の小さい連結部が最も捩れやすいので、連結部で確実に捩れが発生する。
第5の発明では、第4の発明において、
上記連結部は、第1回転軸及び第2回転軸の軸方向に垂直な方向から見たときに、中央部分が中空の枠形状である。
上記の構成によると、連結部が変形しやすく、捩れが効果的に吸収される。
第6の発明では、第1乃至第5のいずれか1つの発明において、
上記ロックスイッチレバーは、樹脂成形品よりなる。
上記の構成によると、複雑な形状のロックスイッチレバーであっても同時に成形可能となり、部品単価が安くなると共に、組付が容易である。さらに、撓みやすい樹脂材料であれば、小さな力で捩れやすい。
第7の発明では、第6の発明において、
上記ロックスイッチレバーは、ポリオキシメチレンで成形されている。
上記の構成によると、ポリオキシメチレン(POM、ポリアセタール樹脂)は、長時間、広範囲の温度において、引張強度、伸び、衝撃強さ等の機械的特性をバランス良く保ち、非常に優れた耐疲労性を持つという特徴を持つ。繰り返し応力や連続振動使用にも疲労せず、安定した性能を保持し続けるので、捩り動作が繰り返されるロックスイッチレバーの材料として適している。
第8の発明では、第6の発明において、
上記ロックスイッチレバーは、ポリ乳酸とABS樹脂とを混合して成形されている。
上記の構成によると、ポリ乳酸は、トウモロコシ、イモ類、ビート、サトウキビ等の植物から取り出したでんぷんを発酵することによって得られるL−乳酸をモノマーとして重合させて合成するポリマーであり、エコロジーの観点で優れ、また、剛性及び引張強度が高い。ABS樹脂は、剛性、硬度、加工性、耐衝撃性、曲げ疲労性など機械的特性のバランスに優れ、良好な流動性を持ち、薄肉などの成型性が良いという特徴を持つ。このため、両者を混合して成形したロックスイッチレバーは、成形性が良く、剛性の高いものとなる。
第9の発明では、第1乃至第8のいずれか1つの発明において、
上記弾性部材は、捩りコイルバネとする。
上記の構成によると、携帯端末の装着時に捩りコイルバネを圧縮すると、その弾性により、ロックスイッチレバーが一方向(携帯端末を押圧する方向)に付勢されて、携帯端末の取り外し後に元の位置に戻る。
第10の発明では、第9の発明において、
上記捩りコイルバネは、ステンレス線材で形成する。
上記の構成によると、耐久性及び強度が高く、捩りコイルバネの良好な性能が維持される。
第11の発明では、第1乃至第10のいずれか1つの発明において、
上記給電用接点は、ステンレス線材で形成されている。
上記の構成によると、ステンレス線材の弾性により、携帯端末との接続性が増し、良好な充電ができると共に、耐食性及び耐久性が高い。
第12の発明では、第1乃至第11のいずれか1つの発明において、
上記携帯端末は、携帯電話機とする。
上記の構成によると、頻繁に携帯されて充電が繰り返される携帯電話機が安全且つ簡単に充電される。
以上説明したように、携帯端末に突起を設けることなく、携帯端末を装着したときに、ロックスイッチレバーによって通電用スイッチをオンにして給電用接点へ通電可能に構成したことにより、携帯端末の背面を平坦部に載置しても表示画面が傾かず、また携帯端末を載置しない状態で給電用接点に体が触れても感電するのを防止することができる。また、ロックレバーとスイッチレバーとを一体で成形したことにより、部品代、組立工賃を安価にすることができる。
以下本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に本発明の実施形態にかかる充電器1を示す。図2に、図1のII−II線断面図を示し、(a)は、携帯電話機50を充電器1に装着する直前を示し、(b)は、携帯電話機50を充電器1に装着する途中を示し、(c)は、携帯電話機50を充電器1に装着終了した状態を示す。
この充電器1は、上筐体3と下筐体4とで構成された縦長の充電器本体2で覆われている。充電器本体2は、例えば、樹脂成形品よりなる。詳しくは図示しないが、下筐体4の底部にビスを挿通させて上筐体3と下筐体4とが結合されている。
上筐体3の一端(下側)には、一対の接点側保持部5が膨出形成され、他端(上側)には、スイッチ側保持部6が膨出形成されている。上筐体3の左右には、側方保持部7がそれぞれ膨出形成されている。このような構成により、充電器本体2に携帯端末としての携帯電話機50が安定して保持可能となっている。
上記各接点側保持部5には、接点用開口(図示せず)が形成され、この接点用開口から、弾性を有する給電用接点10の先端側が露出している。給電用接点10はステンレスの線材に金メッキ処理されたもので、経年的な接点不良を防止し、弾性を持つように構成されている。このことで、携帯電話機50を装着したときに常に携帯電話機50の端子部分(図示せず)を押さえるようにして、ステンレス線材の弾性により、携帯電話機50との接続性が増し、良好な充電ができると共に、耐食性及び耐久性が高くなっている。
なお、上筐体3の中央には、携帯電話機50を搭載したときのガタ防止や傷防止のためのクッション9が貼り付けられている。
スイッチ側保持部6には、ロックレバー用開口6aが形成され、このロックレバー用開口6aから携帯電話機50を保持するロックレバー11のロック用爪部11aが露出している。ロック用爪部11aは携帯電話機50を保持する役目をする。ロックレバー用開口6aの隣には、スイッチレバー用開口6bが形成され、このスイッチレバー用開口6bから、スイッチレバー12のスイッチ用爪部12aが露出している。
図2に示すように、上記スイッチ側保持部6の内部には、通電用スイッチ15が配設され、この通電用スイッチ15には、レバー状のスイッチ端子15aが設けられている。
図3は、ロックスイッチレバーを示す斜視図であり、(a)は、携帯電話機50を充電器1に装着する直前を示し、(b)は、携帯電話機50を充電器1に装着する途中を示し、(c)は、携帯電話機50を充電器1に装着終了した状態を示す。
上記ロックレバー11は、円柱状の第1回転軸11bを中心にスイッチ側保持部6に回転可能に支持され、スイッチレバー12は、円柱状の第2回転軸12bを中心にスイッチ側保持部6に回転可能に支持されている。ロックレバー11とスイッチレバー12とは、第1回転軸11bと第2回転軸12bとで連結され、携帯電話機50を保持するロックスイッチレバー13を構成している。
具体的には、ロックスイッチレバー13は、第1回転軸11bと第2回転軸12bとの間の連結部17で一体的に結合されている。連結部17は、第1回転軸11b及び第2回転軸12bのいずれの断面よりも小さい断面を有し、第1回転軸11b及び第2回転軸12bの軸方向に垂直な方向から見たときに、中央部分が中空の枠形状となっている。図4に示すように、本実施形態における連結部17の軸方向に垂直に破断したときの断面形状は、対向する位置に長方形が配置されたものよりなるが、これに限定されず、正方形、円形又は楕円形のいずれでも良い。
スイッチレバー12のスイッチ用爪部12aはロックスイッチレバー13を回転する役目をし、その後方側には、スイッチレバー12が一定以上に回転するのを規制する回転規制部12cが延びている。第2回転軸12bの前側には、スイッチ端子15aを押圧するためのスイッチ押圧部12dが延びている。
上記ロックスイッチレバー13は、複雑な形状であっても同時に成形可能な樹脂成形品よりなるので、部品単価が安くなり、組付が容易であると共に、小さな力で捩れやすいものとなっている。
上記ロックスイッチレバー13は、ポリオキシメチレンで成形されている。ポリオキシメチレン(POM、ポリアセタール樹脂)は、長時間、広範囲の温度において、引張強度、伸び、衝撃強さ等の機械的特性をバランス良く保ち、非常に優れた耐疲労性を持つという特徴を持つ。繰り返し応力や連続振動使用にも疲労せず、安定した性能を保持し続けるので、捩り動作が繰り返されるロックスイッチレバー13の材料として適している。
上記ロックレバー11の第1回転軸11bの外周には、弾性部材としての捩りコイルバネ14のコイル部分が挿入されている。捩りコイルバネ14の一端は、ロックレバー11に当接し、他端はスイッチ側保持部6に当接することで、ロックスイッチレバー13は、ロック用爪部11a及びスイッチ用爪部12aが露出する方向に付勢されている。捩りコイルバネ14は、ステンレス線材で形成されている。このため、耐久性及び強度が高く、良好な性能が長く維持される。
以上のように構成することで、携帯電話機50が装着されると、ロックレバー11が携帯電話機50を保持すると共に、スイッチレバー12が通電用スイッチ15を押圧して給電用接点10へ通電するようになっている
−充電方法−
次に、本実施形態にかかる充電器1による充電方法について図面を使用しながら、説明する。
まず、図1の未使用状態では、通電用スイッチ15が押圧されていないため、給電用接点10には、通電されていない。このため、誤って金属片や手が給電用接点10に触れたとしても、ショートや火傷のおそれはない。図3(a)に示すように、捩りコイルバネ14によって、ロックレバー11及びスイッチレバー12は、携帯端末50側(同図に矢印で示す)に付勢され、ロック用爪部11aとスイッチ用爪部12aとがそれぞれ露出している。
携帯電話機50を充電するためには、まず、図2(a)に示すように、携帯電話機50の給電端子部(図示せず)を給電用接点10に押さえつけながら接続する。
次に、図2(b)に示すように、給電用接点10と反対側の側面(上側側面)を押さえながら装着する。携帯電話機50の上側側面には、ロックレバー用凹部(図示せず)が凹陥されている。図3(b)に示すように、ロック用爪部11aとスイッチ用爪部12aとは、携帯電話機50のロックレバー用凹部の周縁(上側側面)に同図に矢印で示す方向に押圧されて捩りコイルバネ14を圧縮する。
さらに、図2(c)に示すように、充電器本体2の上側側面を押し込むと、図3(c)に矢印で示すように、ロック用爪部11aは、捩りコイルバネ14に付勢されながらロックレバー用凹部に入り込み、携帯電話機50を保持する。一方、スイッチ用爪部12aは、ロックレバー用凹部に入り込まず、充電器本体2の上側側面に接触しながら矢印の方向に押さえ込まれた状態が維持される。このように、ロックレバー11とスイッチレバー12とで動きが異なる。そして、スイッチ押圧部12dがスイッチ端子15aを押圧し、通電用スイッチ15にスイッチが入って通電が開始され充電が始まる。
このように、弾性を有する給電用接点10と、ロックスイッチレバー13とで携帯電話機50を保持したときに通電するようにしているので、携帯電話機50側に突起等を設けることなく、ショートや火傷の発生が防止される。このため、携帯電話機50の外観を損ねず、携帯電話機50の背面を下にして平坦部に載置しても表示画面が傾くことはない。
また、ロックレバー11とスイッチレバー12とで異なる動きが発生しても、最も動きの少ない、軸心に設けた断面の小さい連結部17の回転によって吸収される。
充電が終了すると、携帯端末50を取り外せば、捩りコイルバネ14に付勢されてロックレバー11とスイッチレバー12とが元の位置に戻り、通電用スイッチ15がオフとなり、通電が終了する。
このようにして頻繁に携帯されて充電が繰り返される携帯電話機50が充電器1によって安全且つ簡単に充電される。
−実施形態の効果−
したがって、本実施形態にかかる充電器1によると、携帯電話機50に突起を設けることなく、携帯電話機50を装着したときに、ロックスイッチレバー13によって通電用スイッチ15をオンにして給電用接点10へ通電可能に構成したことにより、携帯電話機50の背面を平坦部に載置しても表示画面が傾かず、また携帯電話機50を載置しない状態で給電用接点10に体が触れても感電するのを防止することができる。また、ロックレバー11とスイッチレバー12とを一体で成形したことにより、部品代、組立工賃を安価にすることができる。
また、ロックレバー11とスイッチレバー12とを同時に成形することで、部品単価が安価になる、スイッチレバー12側のバネを廃止できる、組立作業タイムが短くなる、充電器1をユーザが扱う際に感電等の危険が減少する等の効果が生まれる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としても良い。
すなわち、上記実施形態では、第2回転軸12bの前側に棒状のスイッチ押圧部12dを形成したが、図5に示すように、スイッチレバー12のスイッチ用爪部12aと反対側を大きく膨らませ、この部分をスイッチ押圧部12dとしても良い。この場合には、スイッチ押圧部12d側に通電用スイッチ15が配置される。
上記実施形態では、ロックスイッチレバー13はポリオキシメチレンで成形したが、ポリ乳酸とABS樹脂とを混合して成形してもよい。ポリ乳酸は、トウモロコシ、イモ類、ビート、サトウキビ等の植物から取り出したでんぷんを発酵することによって得られるL−乳酸をモノマーとして重合させて合成するポリマーであり、エコロジーの観点で優れ、また、剛性及び引張強度が高い。ABS樹脂は、剛性、硬度、加工性、耐衝撃性、曲げ疲労性など機械的特性のバランスに優れ、良好な流動性を持ち、薄肉などの成型性が良いという特徴を持つ。このため、両者を混合して成形したロックスイッチレバーは、成形性が良く、剛性の高いものとなる。
上記実施形態では、携帯端末は、携帯電話機としたが、PHS、PDA、PC、モバイルツール、電子辞書、電卓、複写機等であっても良い。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、PHS、PDA、PC、モバイルツール、電子辞書、電卓、複写機等の携帯端末を充電する充電器について有用である。
本発明の実施形態にかかる充電器の斜視図である。 図1のII−II線断面図を示し、(a)は、携帯電話機を充電器に装着する直前を示し、(b)は、携帯電話機を充電器に装着する途中を示し、(c)は、携帯電話機を充電器に装着終了した状態を示す。 ロックスイッチレバーを示す斜視図であり、(a)は、携帯電話機を充電器に装着する直前を示し、(b)は、携帯電話機を充電器に装着する途中を示し、(c)は、携帯電話機を充電器に装着終了した状態を示す。 図3(a)のIV−IV線断面図である。 その他の実施形態にかかるロックスイッチレバーと通電用スイッチを示す斜視図であり、(a)は、携帯電話機を充電器に装着する直前を示し、(b)は、携帯電話機を充電器に装着する途中を示し、(c)は、携帯電話機を充電器に装着終了した状態を示す。
符号の説明
1 充電器
2 充電器本体
10 給電用接点
11 ロックレバー
11b 第1回転軸
12 スイッチレバー
12b 第2回転軸
13 ロックスイッチレバー
14 捩りコイルバネ(弾性部材)
15 通電用スイッチ
17 連結部
50 携帯電話機(携帯端末)

Claims (12)

  1. 携帯端末を装着して充電する携帯端末の充電器であって、
    上記携帯端末を保持する充電器本体と、
    上記充電器本体の一端に設けた弾性を有する給電用接点と、
    上記充電器本体の他端に設けられ、上記携帯端末を保持するロックスイッチレバーと、
    上記ロックスイッチレバーを一方向に付勢する弾性部材と、
    上記充電器本体の内部に設けられた通電用スイッチとを備え、
    上記ロックスイッチレバーは、
    第1回転軸を中心に上記充電器本体に支持され、上記携帯端末を保持するロックレバーと、
    第2回転軸を中心に上記充電器本体に支持され、上記通電用スイッチを押圧するスイッチレバーとが一体的に形成され、
    上記携帯端末が装着されると、上記ロックレバーが該携帯端末を保持すると共に、スイッチレバーが上記通電用スイッチを押圧して上記給電用接点へ通電するように構成されている
    ことを特徴とする携帯端末の充電器。
  2. 請求項1に記載の携帯端末の充電器において、
    上記ロックレバーは、上記携帯端末のロックレバー用凹部の周縁に押圧されて上記弾性部材を圧縮すると共に、該ロックレバー用凹部に入り込むことで、該弾性部材によって元の位置に戻る方向へ付勢されるように構成されている
    ことを特徴とする携帯端末の充電器。
  3. 請求項1又は2に記載の携帯端末の充電器において、
    上記ロックスイッチレバーは、第1回転軸と第2回転軸との間の連結部で一体的に結合されている
    ことを特徴とする携帯端末の充電器。
  4. 請求項3に記載の携帯端末の充電器において、
    上記連結部は、上記第1回転軸及び第2回転軸のいずれの断面よりも小さい断面を有する
    ことを特徴とする携帯端末の充電器。
  5. 請求項4に記載の携帯端末の充電器において、
    上記連結部は、第1回転軸及び第2回転軸の軸方向に垂直な方向から見たときに、中央部分が中空の枠形状である
    ことを特徴とする携帯端末の充電器。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の携帯端末の充電器において、
    上記ロックスイッチレバーは、樹脂成形品である
    ことを特徴とする携帯端末の充電器。
  7. 請求項6に記載の携帯端末の充電器において、
    上記ロックスイッチレバーは、ポリオキシメチレンで成形されている
    ことを特徴とする携帯端末の充電器。
  8. 請求項6に記載の携帯端末の充電器において、
    上記ロックスイッチレバーは、ポリ乳酸とABS樹脂とを混合して成形されている
    ことを特徴とする携帯端末の充電器。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1つに記載の携帯端末の充電器において、
    上記弾性部材は、捩りコイルバネである
    ことを特徴とする携帯端末の充電器。
  10. 請求項9に記載の携帯端末の充電器において、
    上記捩りコイルバネは、ステンレス鋼線で形成されている
    ことを特徴とする携帯端末の充電器。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1つに記載の携帯端末の充電器において、
    上記給電用接点は、ステンレス鋼線で形成されている
    ことを特徴とする携帯端末の充電器。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1つに記載の携帯端末の充電器において、
    上記携帯端末は、携帯電話機である
    ことを特徴とする携帯端末の充電器。
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