JP2009016936A - 画像形成システム及び画像形成システムの制御方法 - Google Patents

画像形成システム及び画像形成システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】読取装置から読み取った画像データをネットワーク上のプリンタへ送付して印刷処理する場合、PCのホットフォルダを使用する従来の構成では、送付された画像データは予め設定されたプリンタへすぐに出力される。本発明は、ユーザが後から編集指示を行うことができ、また、ユーザの編集印刷指示後に画像データを送付する場合、ユーザ指示から印刷動作開始までの時間を短縮することができる画像形成システムを提供することを目的とする。
【解決手段】印刷指示よりも前に画像ファイルを各プリンタ用に送付し、ユーザが後から指示する編集・印刷内容に従って、プリンタを選択し、印刷指示を行う。印刷指示を行わないプリンタに対しては、送付した画像ファイルを削除する指示を、機器が他のプリンタへの印刷指示と同時に行う。このためユーザは削除指示を行う必要がない。
【選択図】図8

Description

本発明は、ネットワーク通信可能な画像読取装置と、読み取った画像を電子データファイルとしてネットワーク上のフォルダに送信し、フォルダで受け付けた電子ファイルを所定の印刷装置へ送信し、印刷する画像形成システムとに関する。
従来、コンピュータ上のアプリケーションソフトウェアからプリンタドライバを介して印刷する方法とは別に、ダウンローダと呼ばれるソフト等を用い、ポストスクリプト等の所定フォーマットのファイルをプリンタに送り、直接印刷する方法を実用化している。
また、最近では、ホットフォルダと呼ばれる常駐型のソフトを、コンピュータ上に組み込み、設定したフォルダを常に監視し、そのフォルダに新たなファイルが投げ込まれると、そのファイルをプリンタへ送信する仕組みが使われている。
そして、印刷時の画像処理の選択やソート指定等を、フォルダ毎に設定することができる。一部のポストスクリプトプリンタでは、ポストスクリプトファイル以外に、PDFファイルを直接印刷できる機能を有しているので、上記ホットフォルダは、アプリケーションやプリンタドライバを使わずに、簡便に印刷できるので注目されている。
また、ホットフォルダは、フォルダ自体が、オペレーティングシステム(OS)が提供するフォルダと基本的には変わらないので、ネットワークを介したファイル共有によって、ホットフォルダを共用することができる(たとえば、特許文献1参照)。
また、近年の複写機は、多機能化が進み、ネットワーク通信機能を備え、スキャナで読み込んだ画像データを、そのままプリントする複写機能の他に、読み込んだ画像データをPDF等のファイルへ変換し、所定の宛先へ送信する機能を搭載している機種もある。画像データファイルを電子メールの添付ファイルとして送信する機能や、ネットワーク上の共有フォルダへ送信する機能として実現されている例もある。
さらに、ホットフォルダに投げ込まれたファイルを、そのままプリンタへ送信せずに、ホットフォルダソフトと連携し、印刷出力先のプリンタ用プリンタドライバで、印刷データを作成し、印刷する制御ソフトを使う方法も実現されている。
また、バス上に、複数のプリンタが接続されている場合、あるプリンタを選択し、印刷する際、プリンタ選択後に印刷用データを作成し、送信する例がある。プリンタを選択し、印刷したい画像データに、必要であれば編集した後に、印刷用データを作成し、プリンタへ送信する(たとえば、特許文献2参照)。
特開2005−242781号公報 特開2002−152664号公報
しかし、PCのホットフォルダを使用する上記従来例では、画像データを読み取った後に、ホットフォルダへ送り、ホットフォルダで予め設定されているプリンタへ直ちに出力される。このような構成では、ユーザが画像読み取り後に、トリミング等の編集指示を行うことができないという問題がある。
また、画像読み取り後に、ユーザの編集指示を反映しようとすると、ユーザの指示が済んだ後で画像データをプリンタへ送付する。このようにすると、ユーザ指示→ホットフォルダへの画像データ送信→画像処理→プリンタでの印刷処理という手順が必要であり、印刷開始までに時間がかかる。
今後、画像読取装置の大型化、高解像度化、高階調化が進むと、読み取った画像データ容量も大きくなり、画像データ送信と、それ以降の各処理とにおいて、処理時間が増大する傾向がある。したがって、ユーザ指示から印刷開始までの時間がますます大きくなり、ユーザが待たされる時間が長くなるという問題がある。
特許文献2記載の発明では、プリンタを選択した後に、画像データを編集し、印刷処理を行うが、その編集処理内容は、伸張処理であり、トリミングに関しては記載がない。
本発明は、ユーザの指示から印刷開始までのトータルの処理時間を短縮することができる画像形成システムを提供することを目的とする。
本発明は、読み取った画像データ容量が大きくても、画像を読み取った時点で、ユーザの指示を待たずに各プリンタへ画像データを送信し、ユーザの指示から印刷開始までの時間から、画像データ送信時間を削減する画像形成システムである。
本提案によれば、画像を読み取った時点で、ユーザの指示を待たずに各プリンタへ画像データを送信し、ユーザの指示から印刷開始までの時間から、画像データ送信時間を削減するので、トータルの処理時間を短縮することができるという効果を奏する。
また、本発明では、1つのスキャン画像について、複数のトリミング指示を出し、トリミング部分を指定する場合、画像上の座標位置を示すデータを追加で送信するだけで足りる。よって、トリミング後の画像データを毎回送信する場合に、画像データ送信時間を短縮することができ、したがって、ユーザ指示から印刷開始までの時間を短縮することができるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
[システム構成]
図1は、本発明の実施例1である画像処理システムIPS1の構成を示すブロック図である。
画像処理システムIPS1は、カラー複写機100と、PC50と、プリンタPR1、PR2、PR3、PR4と、ネットワークNW1とを有する。
ネットワークNW1は、100BaseTのイーサネット(登録商標)で構成され、カラー複写機100と、パーソナルコンピュータ(PC)50と、ネットワーク対応のプリンタPR1、PR2、PR3、PR4とが接続されている。なお、ネットワークNW1には他の機器も接続されているが図示を省略している。
カラー複写機100は、スキャナで読み込んだ画像を、電子ファイルにし、ネットワークNW1上の他の機器へ送信することができ、画像データ送信装置の例である。
各ネットワーク対応のプリンタPR1、PR2、PR3、PR4は、PC50から印刷データを受け取り、カラー印刷することができ、画像形成装置の例である。
PC50は、ホットフォルダアプリケーション51と、ホットフォルダ52、53と、ネットワークプリンタ用のプリンタドライバ54とを有し、画像処理装置の例である。
[概略動作]
画像処理システムIPS1では、PC50上の常駐型アプリケーションであるホットフォルダアプリケーション51を用い、ネットワーク上の各プリンタから印刷することができる。ホットフォルダアプリケーション51は、予め設定した1つまたは複数のフォルダを、ホットフォルダ52として常時監視する。
ホットフォルダ52にファイルが投げ込まれると、そのホットフォルダ52に、予め関連付けられているネットワークプリンタ用のプリンタドライバ54を起動し、印刷データを作成する。作成された印刷データは、関連付けられているネットワーク対応のプリンタPR1へ送信され、印刷される。
このシステムでは、カラー複写機100のスキャナで読み込んだ画像ファイルを、ネットワーク上で共有されているホットフォルダに送信することによって、使用者は、コピー感覚で、ネットワーク上の様々なプリンタに印刷させることができる。
[カラー複写機内部ブロック]
図2は、カラー複写機100の内部構成を示すブロック図である。
カラー複写機100は、コントローラブロックCB1と、イメージスキャナ30と、プリンタエンジン40とを有する。
コントローラブロックCB1は、CPU3と、ROMコントローラ4と、ROM5と、RAMコントローラ6と、RAM7と、操作パネルインタフェース8と、操作パネル9と、エンコーダ/デコーダ10と、画像データ処理ブロック11とを有する。また、コントローラブロックCB1は、エンジンインタフェース12と、スキャナインタフェース14と、バスインタフェース16、HDDコントローラ17と、HDD18と、LANコントローラ19と、拡張インタフェース20とを有する。
コントローラブロックCB1は、カラー複写機100を制御し、LANインタフェースを介して、ネットワークNW1上の機器と通信することができ、また、エンジンインタフェースを介して、プリンタエンジン40と接続される。
CPU3は、ROM5に格納されているプログラムに従って動作し、カラー複写機100の動作を制御する。ROMコントローラ4は、接続されているROM5とのインタフェースを行う。
RAMコントローラ6は、接続されているRAM7とのインタフェースを行い、RAMアクセスタイミングを制御しながら、CPU3や他のブロックからの要求に従い、RAMへのデータ入出力を行う。
操作パネルインタフェース8は、操作パネル9とのインタフェースを行う。操作パネル9は、操作キー、タッチパネル、LED、LCDを実装している。操作パネルインタフェース8は、ユーザからの操作キー入力、タッチパネルから入力される座標データを、CPU3へ伝え、CPU3からの命令によって、LED、LCDの表示を制御する。
バスインタフェース16は、拡張バスを制御するブロックであり、拡張バスに接続されている各コントローラとの通信制御を行う。
イメージスキャナ30は、スキャナインタフェース14を介して、内部バスに接続されている。イメージスキャナ30は、原稿を光学的に読み取り、電気信号に変え、さらに1画素が各8ビットの輝度情報を持つRGB(Red、Green、Blue)デジタルデータを生成する。主走査方向、副走査方向とも、400dpiの解像度のラスタデータである。
画像データ処理ブロック11は、イメージスキャナ30が読み込んだデジタルデータを、RAM7から読み出し、CMYK(Cyan、Magenta、Yellow、Black)のプリントデータに変換し、RAM7へ書き戻すブロックである。また、画像データ処理ブロック11は、イメージスキャナ30が読み込んだデジタルデータをPDF等の電子画像ファイル形式へ変換する処理も行う。
CPU3は、電子画像ファイルへ必要なヘッダ情報を付加し、LANコントローラ19を介して、ネットワーク上の機器へ送信する。
HDDコントローラ17は、拡張バスを介して、バスインタフェース16へ接続され、HDD18を制御する。HDD18は、イメージスキャナ30がスキャンした画像を格納する。
エンジンインタフェース12は、プリントデータを、RAM7から読み出し、プリンタエンジン40へ送信するように制御する。プリンタエンジン40は、エンジンインタフェース12から受信したプリントデータを、電子写真方式でカラー画像として印刷する。
[ホットフォルダ・コントロール・パネル]
図3は、PC50の表示装置に表示されるホットフォルダ制御パネル画面60を示す図である。
ホットフォルダ制御パネル画面60は、PC50にインストールされたホットフォルダ・アプリケーションを設定するための画面である。
1つのホットフォルダ制御パネル画面60内に設定したホットフォルダが、エリア62にリスト表示される。名前欄63に、ホットフォルダ名が表示され、プリンタ欄64に、接続先のプリンタ名が表示され、パス欄65に、ホットフォルダのパスが表示されている。追加ボタン66を使用し、新規のホットフォルダを追加することができる。リストアップされたホットフォルダを選択した後に、削除ボタン67を押すと、ホットフォルダを削除することができ、プロパティボタン68を押すと、プロパティ画面を表示させることができる。プロパティ画面で、ホットフォルダを設定する。
[ホットフォルダ・プロパティ]
図4は、プロパティボタン68を押すことによって呼び出されるプロパティウインドウ70を示す図である。
1つのプロパティウインドウ70に図示する各々の情報が表示されている。パス欄72には、ホットフォルダとして設定したフォルダのパスが表示されている。フォルダ選択ボタン73を押し、PC50内のフォルダを選択すると、PC50内の任意のフォルダを割り当てることができる。
プリンタ欄74には、接続先のプリンタが表示される。プリンタ選択ボタン75をクリックすると、ネットワーク上のプリンタを表示し、選択する。プリンタ選択時に、必要であれば、プリンタドライバもインストールする。サイズ欄76には、接続先プリンタの印刷可能最大サイズを表示する。図4に示す例では、A1サイズが印刷可能最大サイズである。モード欄77には、接続先プリンタの適応印字モードを表示する。写真画質用プリンタであれば、[写真]と表示される。CAD等の線画用プリンタであれば、[CAD]と表示され、テキスト、文書用プリンタであれば[テキスト]と表示される。
OKボタン78をクリックすると、変更内容を適用し、キャンセルボタン79をクリックすると、変更内容を破棄し、プロパティウインドウを閉じる。
次に、カラー複写機100での各種設定画面について説明する。
[ホットフォルダ・コントロール・パネル]
図3に示す画面と同様の画面である。選択されているホットフォルダがリスト形式で表示される。カラー複写機100では、操作パネル9上に表示される。
図5は、実施例1において、カラー複写機100の操作パネルに表示されているホットフォルダ選択画面80を示す図である。
ホットフォルダ制御パネル画面60におけるプロパティボタン68をクリックすると、図5に示すホットフォルダ選択画面80を呼び出すことができる。
[ホットフォルダ選択]
実施例1では、PC50内のホットフォルダを選択する。アドレス欄82は、PC50のIPアドレスを示す。アドレス選択ボタン87をクリックすると、IPアドレスを指定する画面が表示され、IPアドレスの数字を指定する。IPアドレス指定画面の説明は省略する。ここでは、アドレスは、IPアドレスで指定する例を示すが、ネットワーク上のホットフォルダ設定を持つPCの名前で指定するようにしてもよい。フォルダ欄83は、選択しているホットフォルダ名を表示する。フォルダ選択ボタン88を押すと、PC50内に設定されているホットフォルダがリスト表示され、その中から1つのホットフォルダを選択する。プリンタ欄84、サイズ欄85、モード欄86には、PC50のホットフォルダ・プロパティ画面で設定された情報が表示される。
OKボタン89をクリックすることによって、変更内容を適用し、キャンセルボタン81によって、変更内容を破棄し、プロパティウインドウを閉じる。
[プリンタグループ選択]
図6は、カラー複写機100において、ネットワーク上にある複数のプリンタを予めグループに分ける際の設定画面90を示す図である。
設定画面90内にカラー複写機100の編集機能を使用する際に利用可能とするプリンタグループAをエリア92にリスト表示している。
このグループAに、プリンタを登録した場合、選択ボタン93をクリックすることによって、ネットワークNW1に接続されているプリンタの中から選ぶことができる。また、エリア94には、カラー複写機100の編集機能を使用しないプリンタグループBを、リスト表示している。グループAと同様に、選択ボタン95を使って、プリンタを選択登録することができる。ただし、グループAとグループBとに、同じプリンタを同時に選択することはできない。
OKボタン96をクリックすることによって、変更内容を適用し、キャンセルボタン97によって、変更内容を破棄し、プロパティウインドウ70を閉じる。
次に、プリンタPR1の内部構成について、説明する。
図7は、プリンタPR1の内部構成を示すブロック図である。
プリンタPR2、PR3、PR4の内部構成は、プリンタPR1の内部構成と同様である。
プリンタPR1は、コントローラブロックCB2とプリンタエンジン40とによって構成されている。
コントローラブロックCB2は、ホストPCとのインタフェース機能を持ち、ホストPCから送信された印刷データを解釈し、画像処理を行い、2値データへ変換し、プリンタエンジン40へ渡す。
プリンタエンジン40は、2値化された印字データを、コントローラブロックCB2から受け取り、インクジェットプリンタである場合、プリントヘッドのスキャン制御、インク吐出制御、紙送り制御等を行い、印刷する。また、コントローラブロックCB2は、LANインタフェースを介して、ネットワークNW1上の複数のホストPCと接続される。USBインタフェース114を介して、図示しないホストPCと接続し、印刷することもできる。
コントローラブロックCB2は、コントローラチップ102と、ROM105と、RAM107と、操作パネル109と、LANコントローラ119と、拡張インタフェース120とから構成されている。
コントローラチップ102は、拡張バスを介して、LANコントローラ119と、拡張インタフェース120とに接続され、いわゆるSOC(System On a Chip)である。コントローラチップ102は、CPU103と、ROMコントローラ104と、RAMコントローラ106と、操作パネルインタフェース108と、デコーダ110と、バスインタフェース116とを有する。コントローラチップ102は、画像データ処理ブロック111と、エンジンインタフェース112と、USBインタフェース114とを有する。各ブロックは、内部バスによって相互に接続されている。
CPU103は、ROM105に格納されているプログラムに従って動作し、各種インタフェースを通じて、ホストPCと、プリンタエンジン40との通信や、各部の制御を行う。
ROMコントローラ104は、接続されているROM105とのインタフェースを行う。RAMコントローラ106は、接続されているRAM107とのインタフェースを行い、RAMアクセスタイミングを制御しながら、CPU103や他のブロックからの要求に従い、RAMへデータを入出力する。
操作パネルインタフェース108は、操作キーやLED、LCDを実装した操作パネル109とのインタフェースを行う。ユーザからの操作キー入力をCPU103に伝え、CPU103からの命令によって、LED、LCDの表示を制御する。
バスインタフェース116は、拡張バスを制御するブロックであり、拡張バスに接続されている各コントローラブロックCB2との通信を制御する。
デコーダ110は、ホストPCから送信された圧縮符号化された印刷データを、RAM107から読み出し、デコードし、RAMへ書き戻す。
画像データ処理ブロック111は、デコーダがデコードしたデータを、RAM107から読み出し、各インク色のドットデータに変換し、RAM107へ書き戻すブロックである。また、実施例1において、電子透かし埋め込み制御する機能も備えている。
エンジンインタフェース112は、各インク色のドットデータを、RAM107から読み出し、プリンタエンジン40へ送信する制御を行う。
ホストPCから送信された印刷データは、コントローラブロックCB2の各インタフェースから入力される。LANコントローラを経由して入力された印刷データは、拡張バスを通じて、コントローラチップ102のバスインタフェース116を経由し、RAMコントローラ106の制御に従って、RAM107へ書き込まれる。
RAM107へ書き込まれた印刷データは、CPU103によって通信プロトコルが解釈された後に、デコーダ110へ渡され、デコードされる。デコードされた印刷データは、画像データ処理ブロックによって、各インク色のドットデータに変換された後に、エンジンインタフェース112を通じて、プリンタエンジン40へ送信され、紙へ印刷される。
[カラー複写機での処理動作]
カラー複写機100における処理について説明する。
図8は、カラー複写機100における処理を示すフローチャートである。
まず、S1で、カラー複写機100の動作設定を行う。つまり、プリント枚数、出力サイズ、拡大率、印刷モード、トリミング指定の有無、スキャン解像度等の動作設定を行う。上記「印刷モード」は、写真画質、テキスト、CADの印刷画質であり、所望のモードを選択する。また、S1で、複写機のコピーボタンを押すことによって、スキャン開始指示が入力される。
次に、S2で、原稿画像をスキャンする。S3では、S1でトリミングが指定されたかどうかを判定する。トリミング指定されると、S4へ進み、指定が無ければ、S5へ進む。
S4で、スキャンした画像データを、ネットワークを介して送信する画像ファイルを作成する処理である。ここでは、トリミング指定がある場合の画像ファイルを、画像ファイル1とする。画像ファイル1には、ヘッダ情報として、印刷待機属性を付加する。後述するホットフォルダアプリケーションは、画像ファイルのヘッダを調べ、印刷待機属性があると、後続のコマンドが送られてくることを待つように動作する。
S5で、上記と同様に、画像ファイルを作成するが、トリミング指定がない場合の画像ファイルを、画像ファイル2とする。画像ファイル2には、印刷待機属性は付加されない。ホットフォルダアプリケーションは、印刷待機属性がないので、コマンドを待たずに直ぐに、印刷動作を開始するように動作する。処理終了後、S9へ進む。
S6で、上記画像ファイル1を送信する。図6に示す画面で説明した編集使用のグループAとして選択されているプリンタに対して、登録しているホットフォルダに上記画像ファイル1を順次送付する。
S7で、スキャンした原稿画像データを、プレビュー画面として、操作パネル9に表示する。S8で、プレビュー画面にトリミング位置指定を入力する。
図9は、プレビュー画面130を示す図である。
操作パネルのプレビュー画面130のスキャン画像枠132内に、スキャンした原稿画像133が表示されている。原稿画像133のうちで、トリミング指定したい左上の位置P1と右下の位置P2とを、付属のペンを使って指定すると、トリミング指定画像134が選択され、枠が表示される。
OKボタン136を押すと、トリミング指定画像134が決定される。キャンセルボタン137を押すと、選択ポイントや選択領域を破棄することができる。選択ボタン138を押すと、次のトリミング位置を指定することができる。
実施例1では、一旦、図9に示すプレビュー画面130を抜けて次の処理へ進むが、後述する編集コマンド、印刷コマンド、削除コマンドを送信した後に、S7に戻る。上記トリミング指定画像134を示す枠の表示が消され、トリミングを指定する次の位置を入力することができる。先程と同様に、トリミング指定したい左上の位置P3と右下の位置P4とを指定すると、トリミング指定画像135が選択され、枠が表示される。以下の動作は、トリミング指定画像134での上記処理と同様である。
S9で、プリンタ候補を表示する。S1で指定された条件から、印刷に適したプリンタを絞り、候補を表示する。たとえば、印刷サイズがA1であると指定されている場合、図6に示すグループAに登録されているプリンタの中から、A1以上のサイズを印刷可能なプリンタの候補として選択する。他の例としては、拡大率が指定されている場合、トリミング指定された領域サイズと拡大率とから、印刷サイズを計算し、候補を絞る。指定されている印刷モードに合致するプリンタから候補を絞る。または、これらの条件の組み合わせが考えられる。
図10は、プリンタ候補表示画面140を示す図である。
プリンタ候補表示画面140のエリア142に、候補として選択されたプリンタが、リスト表示されている。プリンタを1つ選択し、OKボタン144を押すと、そのプリンタが決定される。キャンセルボタン145を押すと、選択を破棄できる。また、候補となるプリンタが表示されない場合等、手動でプリンタを選択したい場合、他のプリンタ選択ボタン143を押すと、図6に示すグループAに登録されているプリンタの中から、プリンタを選択することができる。OKボタン144によって、変更内容を適用し、キャンセルボタン145によって、変更内容を破棄し、プロパティウインドウを閉じる。
S11でトリミング指定がされたかどうかを判定する。トリミング指定されると、S12へ進み、指定が無ければ、S13へ進む。
S12で、編集印刷コマンド、削除コマンドファイルを生成し、送信する。編集印刷コマンドは、S10で選択されたプリンタを登録するホットフォルダに送信する。削除コマンドは、S10で選択されなかったプリンタ、つまり、図6に示すグループAに登録されているプリンタを、登録するホットフォルダに送信する。
図11は、編集印刷コマンドを記載したファイル150を示す図である。
編集印刷コマンドとして、まず、トリミングコマンドが記載され、トリミングコマンドに適用する画像ファイル名、トリミング位置を指定する座標データが指定されている。その後に、プリントコマンドが記載され、トリミングコマンドの結果の処理データを用いて、印刷処理を行うことが指定されている。
図12は、削除コマンドを記載したファイル160を示す図である。
ファイル削除コマンドが指定され、コマンドを適用する画像ファイル名が記載されている。ホットフォルダアプリケーションでは、受け取ったコマンドファイル内の指示を解釈し、実行する。
なお、図11、図12では、編集印刷コマンド、削除コマンドが、それぞれファイル形式で実現されている例を示す。各種コマンドは、ファイルである必要はない。ホットフォルダアプリケーションを受信可能なコマンドデータの形で送信するようにしてもよい。
一方、トリミング指定がない場合、S13へ進み、画像ファイル2を、S10で選択されたプリンタを登録するホットフォルダへ送信する処理を行う。上記のように、トリミング指定がない場合、画像ファイル2には、印刷待機属性が付加されていないので、画像ファイル2を受け取ったホットフォルダアプリケーションは、直に印刷処理を開始する。この場合、印刷に使用した画像ファイル2は、印刷処理終了後に、自動的に削除される。したがって、トリミング指示がない場合、編集印刷コマンド、削除コマンド共に不要である。
S14で、トリミング指定が終了かどうかを判定する。図9に示す画面で、終了ボタン139が押され、トリミング指定終了が指示されると、S15へ進む。トリミング指定を続ける場合、S7へ戻り、トリミング指定を続ける。
S15では、S10で選択されたプリンタを登録するホットフォルダに、削除コマンドを送信し、画像ファイル1の削除を指示する。
なお、実施例1は、カラー複写機100の操作パネルに、スキャンした画像のプレビューを表示し、プレビュー画像にトリミング座標指定を行う実施例であるが、これとは別に、デジタイザを利用するようにしてもよい。カラー複写機100に接続または内蔵されたデジタイザに原稿を置き、専用の電子ペン等を用い、原稿上でトリミングしたい座標位置を指定するようにしてもよい。この構成にすれば、カラー複写機100には、プレビュー表示機能を備えなくても、トリミング座標を指定することができる。
[ホットフォルダアプリケーションの処理動作]
次に、実施例1のPC50でのホットフォルダアプリケーションの画像ファイル受信と、その後の処理について説明する。
図13は、PC50でのホットフォルダアプリケーションの画像ファイル受信と、その後の処理とを示すフローチャートである。
ホットフォルダにファイルが格納されると、本処理が開始される。S21で、格納されたファイルが画像ファイルであるかどうかを判定する。画像ファイルが受信されれば、S23へ進み、そうでなければ、S22へ進む。
S22で、格納されたファイルがコマンドファイルかどうかを判定する。コマンドファイルが受信されれば、S26へ進み、そうでなければ、S21へ戻る。S21とS22とのループは、画像ファイル、コマンドファイルが格納されるかどうかを監視する処理である。S23で、画像ファイルの印刷属性をチェックする。
S24で、画像ファイルの印刷属性が印刷待機属性かどうかを判定する。印刷待機属性であれば、S25へ進み、そうでなければ、S31へ進む。S25で、画像ファイルの次にコマンドファイルが受信されたかどうかを判定する。コマンドファイルが受信されれば、S26へ進み、受信されなければ、S25へ戻る。
S26で、コマンドが編集印刷コマンドかどうかを判定する。編集印刷コマンドであれば、S28へ進む。そうでなければ、S27へ進む。S28で、編集印刷コマンドを実行する。図11に示した編集印刷コマンドを記載したファイル150の例では、トリミング処理実行後のデータを用いて、印刷コマンドを実行し、印刷データをプリンタへ送信する。
S27で、コマンドが削除コマンドかどうかを判定する。削除コマンドであれば、S30へ進む。そうでなければ、S29へ進む。S29で、コマンドが編集印刷コマンド、削除コマンドのいずれでもないので、エラーを表示する。S30で、削除コマンドに従い、指定された画像ファイルを削除する。S31で、印刷データを生成し、プリンタへ送信する。S31で、印刷待機属性がない場合に印刷処理する。したがって、編集印刷コマンドファイルの受信を待たずに印刷処理を行う。
なお、実施例1では、ホットフォルダアプリケーションを実行するPCは、1台であるが、PCが複数台であってもよい。それぞれのPC上でホットフォルダアプリケーションを動作させることによって、実施例1と同様の処理を行うことができる。
実施例1によれば、カラー複写機100からホットフォルダへ送信する画像ファイルに印刷待機属性を持たせ、ホットフォルダアプリケーションで、この属性を識別し、印刷待機属性ファイルに対して、コマンドファイルが別途送られるのを待つ。この結果、画像を読み取った時点で、ユーザの指示を待たずに、各プリンタへ画像ファイルを送信し、印刷を待機させることができる。ユーザのトリミング編集指示が確定した時点で、コマンドファイルを生成して送信するので、ホットフォルダアプリケーション側では、既に受信済みの画像ファイルを使って処理を開始できる。したがって、ユーザ指示から印刷開始までの時間を短縮することができる。
また、図6に示すように、スキャンした画像ファイルを送付するプリンタグループと、送付しないプリンタグループとを予め設定しておくことによって、印刷しないプリンタに画像ファイルを無駄に送らないように抑制することができる。
また、1つのスキャン画像に、複数のトリミング指示を出す場合、トリミング部分の指定は、画像上の座標位置を示すデータを追加で送信するだけで足りるので、トリミング後の画像データを毎回送信する場合における画像データ送信時間を短縮することができる。
つまり、実施例1は、通信回線で接続されている画像データ送信装置と、画像処理装置と、複数の画像形成装置とを具備するシステムである。また、上記画像データ送信装置は、通信回線を介して、複数の送信先へ画像データを送信する画像データ送信手段と、送信済の画像データに対して、実行する処理を指定する複数種類のコマンド情報を生成するコマンド情報生成手段とを有する。さらに、上記画像データ送信装置は、上記通信回線を介して、上記画像データの送信先へ上記コマンド情報を送信するコマンド情報送信手段と、上記画像データを送信した後に、上記コマンド情報を送信するように制御する送信制御手段とを有する。しかも、上記画像処理装置は、上記画像データ送信装置から画像ファイルを受信する画像ファイル受信手段と、上記画像データ送信装置からコマンド情報を受信するコマンド情報受信手段とを有する。そして、上記画像データ送信装置は、上記受信した上記コマンド情報に従って、画像データを処理し、画像形成装置用の印刷データを生成する印刷データ生成手段と、上記印刷データを画像形成装置へ送信する印刷データ送信手段とを有する。上記画像形成装置は、上記画像処理装置から印刷データを受信する印刷データ受信手段と、受信した上記印刷データを印刷する印刷手段とを有する。
この場合、上記画像データ送信装置が送信するコマンド情報は、送信済の画像データの編集処理を指示する編集コマンドと、画像データの印刷処理を指示する印刷コマンドと、画像データの削除処理を指示する削除コマンドとである。
また、上記画像データ送信装置は、画像データを送信する送信先を登録する送信先登録手段と、登録されている送信先の中から送信先を選択する送信先選択手段とを有する。
さらに、上記画像データ送信装置は、画像データを送信した送信先の中から、上記編集コマンドと印刷コマンドとを送信する送信先を選択する編集コマンド及び印刷コマンド送信先選択手段を有する。上記画像データ送信装置は、画像データを送信した送信先のうちで、編集コマンドと印刷コマンドとを送信しなかった送信先に、削除コマンドを送信する削除コマンド送信先選択手段を有する。
しかも、上記画像データ送信装置が有する上記送信制御手段は、ユーザからの編集及び印刷指示を受ける前に、選択された画像データ送信先に画像データを送信する。その後に、編集及び印刷指示を受けると、上記編集コマンド及び印刷コマンド送信先選択手段と上記削除コマンド送信先選択手段とによって選択された送信先へ、対応する編集コマンド、印刷コマンド及び削除コマンドを送信する。
そして、上記画像データ送信装置は、光学式スキャナを有する装置である。
加えて、上記画像データ送信装置は、通信回線へ送信する画像データの一部領域を指定する画像データ領域指定手段を有する装置である。上記コマンド情報生成手段は、画像データ領域指定手段が指定した画像データ領域指定情報を用い、指定された領域内の画像データを抽出するトリミング処理を、編集コマンドとして生成する手段である。
また、上記画像データ領域指定手段は、画像データを表示する画像データ表示手段を有する。上記画像データ領域指定手段は、上記画像データ表示手段に重ねて設置され、上記画像データ表示手段に表示されている画像データの位置を、ユーザが指示することによって、画像データの画素座標を得る画素座標指示手段を有する。
さらに、上記画像データ領域指定手段は、デジタイザであり、上記デジタイザ上に置かれている原稿の一部領域を指定することによって、画像データ領域指定情報を取得する手段である。
しかも、上記画像データ送信装置は、送信する画像データに属性情報を付加する属性情報付加手段を有する装置である。
そして、上記属性情報付加手段が付加する属性情報は、印刷待機属性である。
加えて、上記画像処理装置は、受信した画像データに付加されている属性情報を解析する属性情報解析手段を有し、上記属性情報解析手段が解析した属性情報に応じて、上記画像形成装置へ送信する印刷データを生成するタイミングを変更する装置である。
また、上記画像処理装置は、解析した属性情報が印刷待機属性情報でなければ、直ちに印刷データ生成処理を開始し、属性情報が印刷待機属性情報であれば、画像データ送信装置が送信した印刷コマンドを受信した後に、印刷データ生成処理を開始する。
さらに、上記画像処理装置が有する上記画像処理印刷データ生成手段は、上記コマンド情報が編集コマンドであれば、画像データを編集処理する。上記コマンド情報が印刷コマンドであれば、送付された画像データまたは上記編集コマンドによる編集処理後の画像データから印刷データを生成処理し、上記コマンド情報が削除コマンドであれば、画像データを削除処理する手段である。
しかも、上記画像処理装置は、画像形成装置を登録する画像形成装置登録手段と、画像データ送信装置が送信した画像データとコマンド情報とを受信するフォルダ手段とを有し、各フォルダに対応する画像形成装置を関連付けて管理する装置である。
また、実施例1を方法の発明として把握することができる。つまり、実施例1は、通信回線で接続されている画像データ送信装置の制御方法と、画像処理装置の制御方法と、複数の画像形成装置とを具備するシステムの制御方法である。上記画像データ送信装置の制御方法は、通信回線を介して、複数の送信先へ画像データを送信する画像データ送信工程と、送信済の画像データに対して、実行する処理を指定する複数種類のコマンド情報を生成するコマンド情報生成工程とを有する。上記画像データ送信装置の制御方法は、上記通信回線を介して、上記画像データの送信先へ上記コマンド情報を送信するコマンド情報送信工程と、上記画像データを送信した後に、上記コマンド情報を送信するように制御する送信制御工程とを有する。
上記画像処理装置の制御方法は、上記画像データ送信装置から画像ファイルを受信する画像ファイル受信工程と、上記画像データ送信装置からコマンド情報を受信するコマンド情報受信工程とを有する。上記画像処理装置の制御方法は、上記受信した上記コマンド情報に従って、画像データを処理し、画像形成装置用の印刷データを生成する印刷データ生成工程と、上記印刷データを画像形成装置へ送信する印刷データ送信工程とを有する。
上記画像形成装置の制御方法は、上記画像処理装置から印刷データを受信する印刷データ受信工程と、受信した上記印刷データを印刷する印刷工程とを有する。
実施例1は、カラー複写機と、ホットフォルダ機能を持つPCと、プリンタとを有する実施例である。
[システム構成]
図14は、本発明の実施例2を示す画像処理システムIPS2の構成を示す図である。
本発明の実施例2は、実施例1において、ホットフォルダ機能を有するPCを持たない構成である。つまり、実施例2(画像処理システムIPS2)は、カラー複写機200と、プリンタPR11、PR12、PR13、PR14とを有する。
なお、カラー複写機200は、画像データ送信装置の例である。各ネットワーク対応のプリンタPR11、PR12、PR13、PR14は、画像形成装置の例である。
画像処理システムIPS2は、カラー複写機200と、ネットワーク対応のプリンタPR11、PR12、PR13、PR14と、ネットワークNW2とを有する。
ネットワークNW2は、100BaseTのイーサネット(登録商標)で構成されている。カラー複写機200に、ネットワーク対応のプリンタPR11、PR12、PR13、PR14が接続されている。
ネットワークNW2には、他の機器も接続されているが図示していない。カラー複写機200は、スキャナで読み込んだ画像を電子ファイルにしてネットワーク上の他の機器へ送信することができる。各ネットワーク対応プリンタは、ネットワークの他の機器からPDF等のファイルを受け取り、プリンタ自身で印刷データへ展開して印刷することができる。
[概略動作]
画像処理システムIPS2では、実施例1のPC50上の常駐型アプリケーションであるホットフォルダアプリケーション51が持つ機能を、プリンタ内蔵のアプリケーションが持つ。プリンタに送付された画像ファイルの印刷待機属性があるかどうかを調べ、印刷待機属性があれば、コマンドファイルが送付されるのを待つ。
コマンドファイルが送付されると、ファイル内に記述されているコマンドに従って処理する。実施例1の図13に示すフローチャートに従う処理を行う。
また、実施例2のシステムを構成するプリンタが、ホットフォルダを実装すれば、ネットワークNW2から見ると、実施例1のホットフォルダと同じに見える。このように構成すれば、カラー複写機200で実行する処理は、実施例1においてカラー複写機100が実行する処理と同じである。
図15は、実施例2におけるプリンタPR11の内部構成を示すブロック図である。
プリンタPR12、PR13、PR14の内部構成は、プリンタPR11の内部構成と同様である。
プリンタPR11は、コントローラブロックCB3と、プリンタエンジン40とを有する。
コントローラブロックCB3は、ホットフォルダを構成するために、図7に示すプリンタPR1に、HDDコントローラ217と、HDD218とを追加したものである。プリンタPR11において、HDDコントローラ217と、HDD218との構成以外は、プリンタPR1における構成と同じである。
プリンタPR11において、カラー複写機200から送付された画像ファイルを、HDD218上に構成したホットフォルダへ格納することができる。
プリンタPR11(実施例2)のように構成することによって、プリンタPR1(実施例1)で必要であるPC50が不要になるという効果がある。
上記実施例2は、スキャナで読み取った画像ファイルを印刷する実施例であるが、デジタルカメラ等は、電子画像ファイルを生成可能であり、画像ファイルを送信可能な機器として、デジタルカメラ等に適用するようにしてもよい。
つまり、実施例2は、通信回線で接続されている画像データ送信装置と、複数の画像形成装置とによって構成されているシステムである。画像データ送信装置は、通信回線を経由して、画像データを複数の送信先へ送信する送信手段と、送信済の画像データに対して、実行する処理を指定する複数種類のコマンド情報を生成するコマンド情報生成手段とを有する。また、画像データ送信装置は、通信回線を経由して、上記画像データの送信先へ上記コマンド情報を送信する送信手段と、上記画像データを送信した後に、上記コマンド情報を送信するように制御する送信制御手段とを有する。画像形成装置は、上記画像データ送信装置から画像ファイルを受信する受信手段と、上記画像データ送信装置からコマンド情報を受信する受信手段とを有する。画像形成装置は、上記コマンド情報に従って、画像データを処理し、画像形成装置用の印刷データを生成する画像処理印刷データ生成手段と、印刷データを印刷する印刷手段とを有する。
この場合、上記画像データ送信装置が送信するコマンド情報は、送信済の画像データの編集処理を指示する編集コマンドと、画像データの印刷処理を指示する印刷コマンドと、画像データの削除処理を指示する削除コマンドとである。
また、上記画像データ送信装置は、画像データを送信する送信先を登録する送信先登録手段と、登録された送信先の中から送信先を選択する送信先選択手段とを有する装置である。
さらに、上記画像データ送信装置は、画像データを送信した送信先の中から、上記編集コマンドと印刷コマンドとを送信する送信先を選択し、編集コマンドと印刷コマンドとを送信する送信先を選択する送信先選択手段を有する。上記画像データ送信装置は、画像データを送信した送信先のうちで、編集コマンドと印刷コマンドとを送信しなかった送信先に、削除コマンドを送信する送信先を選択する削除コマンド送信先選択手段を有する装置である。
しかも、上記画像データ送信装置の有する送信制御手段は、選択された画像データ送信先に、ユーザからの編集と印刷との指示を受ける前に、画像データを送信する。その後に、編集と印刷との指示を受けると、上記編集コマンドと印刷コマンドとを送信する送信先を選択する送信先選択手段を有する。上記画像データ送信装置の有する送信制御手段は、上記削除コマンド送信先選択手段が選択した送信先へ、対応する編集コマンドと、印刷コマンドと、削除コマンドとを送信する手段である。
そして、上記画像データ送信装置は、光学式スキャナを有する装置である。
加えて、上記画像データ送信装置は、通信回線へ送信する画像データの一部領域を指定する画像データ領域指定手段を有する。上記コマンド情報生成手段は、画像データ領域指定手段を介して指定された画像データ領域指定情報を用い、指定された領域内の画像データを抽出するトリミング処理を編集コマンドとして生成する手段である。
また、上記画像データ領域指定手段は、画像データを表示する画像データ表示手段を有する。上記画像データ領域指定手段は、上記画像データ表示手段に重ねて設置され、画像データ表示手段に表示されている画像データの位置を、ユーザが指示することによって、画像データの画素座標を得る画素座標指示手段を有する手段である。
さらに、上記画像データ領域指定手段は、デジタイザであり、デジタイザ上に置かれている原稿の一部領域を指定することによって、画像データ領域指定情報を取得する手段である。
しかも、上記画像データ送信装置は、送信する画像データに属性情報を付加する属性情報付加手段を有する装置である。
加えて、上記属性情報付加手段によって付加される属性情報は、印刷待機属性である。
また、上記画像形成装置は、受信した画像データに付加されている属性情報を解析する属性情報解析手段を有し、属性情報解析手段が解析した属性情報に応じて、画像形成装置へ送信する印刷データを生成するタイミングを変更する装置である。
さらに、上記画像形成装置は、上記属性情報解析手段が解析した属性情報が、印刷待機属性でなければ、直ちに印刷データ生成処理を開始する。上記画像形成装置は、上記属性情報が、印刷待機属性であれば、上記画像データ送信装置から送信された印刷コマンドを受信した後に、印刷データ生成処理を開始する装置である。
しかも、上記画像形成装置が有する画像処理印刷データ生成手段は、コマンド情報が編集コマンドであれば、画像データを編集処理する。印刷コマンドであれば、送付された画像データまたは上記編集コマンドによる編集処理後の画像データから、印刷データを生成処理し、削除コマンドであれば、画像データを削除処理する手段である。
また、実施例2を方法の発明として把握することができる。つまり、実施例2は、通信回線で接続されている画像データ送信装置の制御方法と、複数の画像形成装置の制御方法とによって構成されているシステムの制御方法である。
画像データ送信装置の制御方法は、通信回線を経由して、画像データを複数の送信先へ送信する送信工程と、送信済の画像データに対して、実行する処理を指定する複数種類のコマンド情報を生成するコマンド情報生成工程とを有する。また、画像データ送信装置の制御方法は、通信回線を経由して、上記画像データの送信先へ上記コマンド情報を送信する送信工程と、上記画像データを送信した後に、上記コマンド情報を送信するように制御する送信制御工程とを有する。
画像形成装置の制御方法は、上記画像データ送信装置から画像ファイルを受信する受信工程と、上記画像データ送信装置からコマンド情報を受信する受信工程とを有する。また、画像形成装置の制御方法は、上記コマンド情報に従って、画像データを処理し、画像形成装置用の印刷データを生成する画像処理印刷データ生成工程と、印刷データを印刷する印刷工程とを有する。
本発明の実施例1である画像処理システムIPS1の構成を示すブロック図である。 カラー複写機100の内部構成を示すブロック図である。 PC50の表示装置に表示されるホットフォルダ制御パネル画面60を示す図である。 プロパティボタン68を押すことによって呼び出されるプロパティウインドウ70を示す図である。 実施例1において、カラー複写機100の操作パネルに表示されているホットフォルダ選択画面80を示す図である。 カラー複写機100において、ネットワーク上にある複数のプリンタを予めグループに分ける際の設定画面90を示す図である。 プリンタPR1の内部構成を示すブロック図である。 カラー複写機100における処理を示すフローチャートである。 プレビュー画面130を示す図である。 プリンタ候補表示画面140を示す図である。 編集印刷コマンドを記載したファイル150を示す図である。 削除コマンドを記載したファイル160を示す図である。 PC50でのホットフォルダアプリケーションの画像ファイル受信と、その後の処理とを示すフローチャートである。 本発明の実施例2を示す画像処理システムIPS2の構成を示す図である。 実施例2におけるプリンタPR11の内部構成を示すブロック図である。
符号の説明
IPS1…画像処理システム、
100…カラー複写機、
CB1…コントローラブロック、
30…イメージスキャナ、
40…プリンタエンジン、
50…PC、
51…ホットフォルダアプリケーション、
52、53…ホットフォルダ、
54…プリンタドライバ、
PR1、PR2、PR3、PR4…プリンタ、
IPS2…画像処理システム、
200…カラー複写機、
PR11、PR12、PR13、PR14…プリンタ、
217…HDDコントローラ、
218…HDD。

Claims (31)

  1. 通信回線で接続されている画像データ送信装置と、画像処理装置と、複数の画像形成装置とを具備するシステムにおいて、
    上記画像データ送信装置は、
    通信回線を介して、複数の送信先へ画像データを送信する画像データ送信手段と;
    送信済の画像データに対して、実行する処理を指定する複数種類のコマンド情報を生成するコマンド情報生成手段と;
    上記通信回線を介して、上記画像データの送信先へ上記コマンド情報を送信するコマンド情報送信手段と;
    上記画像データを送信した後に、上記コマンド情報を送信するように制御する送信制御手段と;
    を有し、
    上記画像処理装置は、
    上記画像データ送信装置から画像ファイルを受信する画像ファイル受信手段と;
    上記画像データ送信装置からコマンド情報を受信するコマンド情報受信手段と;
    上記受信した上記コマンド情報に従って、画像データを処理し、画像形成装置用の印刷データを生成する印刷データ生成手段と;
    上記印刷データを画像形成装置へ送信する印刷データ送信手段と;
    を有し、
    上記画像形成装置は、
    上記画像処理装置から印刷データを受信する印刷データ受信手段と;
    受信した上記印刷データを印刷する印刷手段と;
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1において、
    上記画像データ送信装置が送信するコマンド情報は、送信済の画像データの編集処理を指示する編集コマンドと、画像データの印刷処理を指示する印刷コマンドと、画像データの削除処理を指示する削除コマンドとであることを特徴とする画像形成システム。
  3. 請求項1または請求項2において、
    上記画像データ送信装置は、
    画像データを送信する送信先を登録する送信先登録手段と;
    登録されている送信先の中から送信先を選択する送信先選択手段と;
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項において、
    上記画像データ送信装置は、
    画像データを送信した送信先の中から、編集コマンドと印刷コマンドとを送信する送信先を選択する編集コマンド及び印刷コマンド送信先選択手段と;
    画像データを送信した送信先のうちで、編集コマンドと印刷コマンドとを送信しなかった送信先に、削除コマンドを送信する削除コマンド送信先選択手段と;
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項4において、
    上記画像データ送信装置が有する上記送信制御手段は、ユーザからの編集及び印刷指示を受ける前に、選択された画像データ送信先に画像データを送信し、その後に、編集及び印刷指示を受けると、上記編集コマンド及び印刷コマンド送信先選択手段と上記削除コマンド送信先選択手段とによって選択された送信先へ、対応する編集コマンド、印刷コマンド及び削除コマンドを送信する手段であることを特徴とする画像形成システム。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項において、
    上記画像データ送信装置は、光学式スキャナを有する装置であることを特徴とする画像形成システム。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項において、
    上記画像データ送信装置は、
    通信回線へ送信する画像データの一部領域を指定する画像データ領域指定手段を有する装置であり、
    上記コマンド情報生成手段は、画像データ領域指定手段が指定した画像データ領域指定情報を用い、指定された領域内の画像データを抽出するトリミング処理を、編集コマンドとして生成する手段であることを特徴とする画像形成システム。
  8. 請求項7において、
    上記画像データ領域指定手段は、画像データを表示する画像データ表示手段と;
    上記画像データ表示手段に重ねて設置され、上記画像データ表示手段に表示されている画像データの位置を、ユーザが指示することによって、画像データの画素座標を得る画素座標指示手段と;
    を有する手段であることを特徴とする画像形成システム。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか1項において、
    画像データ領域指定手段は、デジタイザであり、上記デジタイザの上に置かれている原稿の一部領域を指定することによって、画像データ領域指定情報を取得する手段であることを特徴とする画像形成システム。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか1項において、
    上記画像データ送信装置は、送信する画像データに属性情報を付加する属性情報付加手段を有する装置であることを特徴とする画像形成システム。
  11. 請求項10において、
    上記属性情報付加手段が付加する属性情報は、印刷待機属性であることを特徴とする画像形成システム。
  12. 請求項10において、
    上記画像処理装置は、受信した画像データに付加されている属性情報を解析する属性情報解析手段を有し、上記属性情報解析手段が解析した属性情報に応じて、上記画像形成装置へ送信する印刷データを生成するタイミングを変更する装置であることを特徴とする画像形成システム。
  13. 請求項12において、
    上記画像処理装置は、上記属性情報解析手段が解析した属性情報が印刷待機属性情報でなければ、直ちに印刷データ生成処理を開始し、上記属性情報が印刷待機属性情報であれば、上記画像データ送信装置が送信した印刷コマンドを受信した後に、印刷データ生成処理を開始する装置であることを特徴とする画像形成システム。
  14. 請求項1〜請求項13のいずれか1項において、
    上記画像処理装置が有する画像処理印刷データ生成手段は、上記コマンド情報が編集コマンドであれば、画像データを編集処理し、上記コマンド情報が印刷コマンドであれば、送付された画像データまたは上記編集コマンドによる編集処理後の画像データから印刷データを生成処理し、上記コマンド情報が削除コマンドであれば、画像データを削除処理する手段であることを特徴とする画像形成システム。
  15. 請求項1〜請求項14のいずれか1項において、
    上記画像処理装置は、
    上記画像形成装置を登録する画像形成装置登録手段と;
    上記画像データ送信装置が送信した画像データとコマンド情報とを受信するフォルダ手段と;
    を有し、各フォルダに対応する画像形成装置を関連付けて管理する装置であることを特徴とする画像形成システム。
  16. 通信回線で接続されている画像データ送信装置と、複数の画像形成装置とによって構成されているシステムにおいて、
    画像データ送信装置は、
    通信回線を経由して、画像データを複数の送信先へ送信する送信手段と;
    送信済の画像データに対して、実行する処理を指定する複数種類のコマンド情報を生成するコマンド情報生成手段と;
    通信回線を経由して、上記画像データの送信先へ上記コマンド情報を送信する送信手段と;
    上記画像データを送信した後に、上記コマンド情報を送信するように制御する送信制御手段と;
    を有し、
    画像形成装置は、
    上記画像データ送信装置から画像ファイルを受信する受信手段と;
    上記画像データ送信装置からコマンド情報を受信する受信手段と;
    上記コマンド情報に従って、画像データを処理し、画像形成装置用の印刷データを生成する画像処理印刷データ生成手段と;
    印刷データを印刷する印刷手段と;
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  17. 請求項16において、
    上記画像データ送信装置が送信するコマンド情報は、送信済の画像データの編集処理を指示する編集コマンドと、画像データの印刷処理を指示する印刷コマンドと、画像データの削除処理を指示する削除コマンドとであることを特徴とする画像形成システム。
  18. 請求項16または請求項17において、
    上記画像データ送信装置は、
    画像データを送信する送信先を登録する送信先登録手段と;
    登録された送信先の中から送信先を選択する送信先選択手段と;
    を有する装置であることを特徴とする画像形成システム。
  19. 請求項16〜請求項18のいずれか1項において、
    上記画像データ送信装置は、
    画像データを送信した送信先の中から、編集コマンドと印刷コマンドとを送信する送信先を選択し、編集コマンドと印刷コマンドとを送信する送信先を選択する送信先選択手段と;
    画像データを送信した送信先のうちで、編集コマンドと印刷コマンドとを送信しなかった送信先に、削除コマンドを送信する送信先を選択する削除コマンド送信先選択手段と;
    を有する装置であることを特徴とする画像形成システム。
  20. 請求項19において、
    上記画像データ送信装置の有する送信制御手段は、
    選択された画像データ送信先に、ユーザからの編集と印刷との指示を受ける前に、画像データを送信し、その後に、編集と印刷との指示を受けると、上記編集コマンドと印刷コマンドとを送信する送信先を選択する送信先選択手段と;
    上記削除コマンド送信先選択手段が選択した送信先へ、対応する編集コマンドと、印刷コマンドと、削除コマンドとを送信する手段と;
    であることを特徴とする画像形成システム。
  21. 請求項16〜請求項20のいずれか1項において、
    上記画像データ送信装置は、光学式スキャナを有する装置であることを特徴とする画像形成システム。
  22. 請求項16〜請求項21のいずれか1項において、
    上記画像データ送信装置は、通信回線へ送信する画像データの一部領域を指定する画像データ領域指定手段を有し、
    上記コマンド情報生成手段は、画像データ領域指定手段を介して指定された画像データ領域指定情報を用い、指定された領域内の画像データを抽出するトリミング処理を編集コマンドとして生成する手段であることを特徴とする画像形成システム。
  23. 請求項22において、
    上記画像データ領域指定手段は、画像データを表示する画像データ表示手段と、上記画像データ表示手段に重ねて設置され、画像データ表示手段に表示されている画像データの位置を、ユーザが指示することによって、画像データの画素座標を得る画素座標指示手段を有する手段であることを特徴とする画像形成システム。
  24. 請求項16〜請求項23のいずれか1項において、
    画像データ領域指定手段は、デジタイザであり、デジタイザ上に置かれている原稿の一部領域を指定することによって、画像データ領域指定情報を取得する手段であることを特徴とする画像形成システム。
  25. 請求項16〜請求項24のいずれか1項において、
    上記画像データ送信装置は、送信する画像データに属性情報を付加する属性情報付加手段を有する装置であることを特徴とする画像形成システム。
  26. 請求項25において、
    上記属性情報付加手段によって付加される属性情報は、印刷待機属性であることを特徴とする画像形成システム。
  27. 請求項25において、
    上記画像形成装置は、受信した画像データに付加されている属性情報を解析する属性情報解析手段を有し、属性情報解析手段が解析した属性情報に応じて、画像形成装置へ送信する印刷データを生成するタイミングを変更する装置であることを特徴とする画像形成システム。
  28. 請求項27において、
    上記画像形成装置は、上記属性情報解析手段が解析した属性情報が、印刷待機属性でなければ、直ちに印刷データ生成処理を開始し、上記属性情報が、印刷待機属性であれば、上記画像データ送信装置から送信された印刷コマンドを受信した後に、印刷データ生成処理を開始する装置であることを特徴とする画像形成システム。
  29. 請求項16〜請求項28のいずれか1項において、
    上記画像形成装置が有する画像処理印刷データ生成手段は、コマンド情報が編集コマンドであれば、画像データを編集処理し、印刷コマンドであれば、送付された画像データまたは上記編集コマンドによる編集処理後の画像データから、印刷データを生成処理し、削除コマンドであれば、画像データを削除処理する手段であることを特徴とする画像形成システム。
  30. 通信回線で接続されている画像データ送信装置の制御方法と、画像処理装置の制御方法と、複数の画像形成装置とを具備するシステムの制御方法において、
    上記画像データ送信装置の制御方法は、
    通信回線を介して、複数の送信先へ画像データを送信する画像データ送信工程と;
    送信済の画像データに対して、実行する処理を指定する複数種類のコマンド情報を生成するコマンド情報生成工程と;
    上記通信回線を介して、上記画像データの送信先へ上記コマンド情報を送信するコマンド情報送信工程と;
    上記画像データを送信した後に、上記コマンド情報を送信するように制御する送信制御工程と;
    を有し、
    上記画像処理装置の制御方法は、
    上記画像データ送信装置から画像ファイルを受信する画像ファイル受信工程と;
    上記画像データ送信装置からコマンド情報を受信するコマンド情報受信工程と;
    上記受信した上記コマンド情報に従って、画像データを処理し、画像形成装置用の印刷データを生成する印刷データ生成工程と;
    上記印刷データを画像形成装置へ送信する印刷データ送信工程と;
    を有し、
    上記画像形成装置の制御方法は、
    上記画像処理装置から印刷データを受信する印刷データ受信工程と;
    受信した上記印刷データを印刷する印刷工程と;
    を有することを特徴とする画像形成システムの制御方法。
  31. 通信回線で接続されている画像データ送信装置の制御方法と、複数の画像形成装置の制御方法とによって構成されているシステムの制御方法において、
    画像データ送信装置の制御方法は、
    通信回線を経由して、画像データを複数の送信先へ送信する送信工程と;
    送信済の画像データに対して、実行する処理を指定する複数種類のコマンド情報を生成するコマンド情報生成工程と;
    通信回線を経由して、上記画像データの送信先へ上記コマンド情報を送信する送信工程と;
    上記画像データを送信した後に、上記コマンド情報を送信するように制御する送信制御工程と;
    を有し、
    画像形成装置の制御方法は、
    上記画像データ送信装置から画像ファイルを受信する受信工程と;
    上記画像データ送信装置からコマンド情報を受信する受信工程と;
    上記コマンド情報に従って、画像データを処理し、画像形成装置用の印刷データを生成する画像処理印刷データ生成工程と;
    印刷データを印刷する印刷工程と;
    を有することを特徴とする画像形成システムの制御方法。
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JP (1) JP2009016936A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008198107A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Brother Ind Ltd 周辺装置及びユーザインタフェイスプログラム
JP2010069681A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Canon Inc 印刷装置及びその制御方法
JP2014146376A (ja) * 2009-03-13 2014-08-14 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、課金システム、情報処理方法、プログラムおよび記録媒体
JP2018049581A (ja) * 2016-09-15 2018-03-29 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

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