JP2009016246A - 棒状導光体、及びそれを用いた線状光源ならびに面状光源 - Google Patents

棒状導光体、及びそれを用いた線状光源ならびに面状光源 Download PDF

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将成 高橋
Toshiya Kubo
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Abstract

【課題】輝度にバラツキの無い均一な出射光を得ることが可能な棒状導光体、及びそれを用いた線状光源ならびに面状光源を提供することを目的とする。
【解決手段】四角柱を成す棒状導光体11の長手方向に沿った一側面である光出射面11cに、その縦幅方向(短手方向)に延在する複数の凸状13aから成る光出射プリズム(光拡散プリズム)13を形成し、その延在方向と直交する方向に切った断面における輪郭を滑らかな曲線を成すもの(円弧状や楕円弧状等)とする。こうすることで、棒状導光体外部へ出射される光を効率的に拡散させて出射光の輝度を均一化させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、棒状導光体、及びそれを用いた線状光源ならびに面状光源に関するものである。
従来より、LED等の点状光源から出射された光を線状光に変換する線状光源においては、棒状の導光体(棒状導光体)が用いられている。
図4は、従来の棒状導光体を用いた線状光源を示す斜視図で、ここに示す従来の棒状導光体1は、長手方向の一側端面が外部より光を入射させる光入射面1aとされ、それと直交する長手方向に沿った一側面が棒状導光体1内部を伝播する光をそれと対向する側へ反射させる光反射面1bとされ、この光反射面1bと対向する一側面が棒状導光体1外部へ光を出射させる光出射面1cとされた四角柱を成すものとして構成されており、光入射面1aにLED等の点状光源2が近接配置されることで線状光源として構成されている。
棒状導光体1の光反射面1bには、棒状導光体1内部を伝播する光を光出射面1c側へ効率良く反射させるために、光反射面1bの縦幅方向(短手方向)に延在する複数の溝3aから成る光反射プリズム3が形成され、一方で光反射面1bと対向する光出射面1cには、光反射面1bで反射された光を始めとする棒状導光体1内部を伝播する光を棒状導光体1外部へ拡散させて出射させるために、光出射面1cの縦幅方向(短手方向)に延在する複数の凸条4aから成る光出射プリズム(光拡散プリズム)4が形成されている。
光反射面1bに形成された光反射プリズム3を構成する複数の溝3aは、その延在方向と直交する方向に切った断面において、輪郭がV字状を成す所謂V溝とされ、一方で光出射面1cに形成された光出射プリズム4を構成する複数の凸条4aは、その延在方向と直交する方向に切った断面において、輪郭が三角形状を成すものとされている。(例えば、特許文献1、2参照)
棒状導光体1の光入射面1aより入射された光は、棒状導光体1内部を拡散しながら伝播し、その過程で光反射面1bに到達した光の一部は、光反射面1bに形成された光反射プリズム3で反射されて光出射面1c側へと光路が変換される。そして、そのように光反射面1bで光路が変換された光を始め、棒状導光体1内部を伝播して光出射面1cに到達した光の一部は、光出射面1cに形成された光出射プリズム4により拡散されたうえで棒状導光体1外部へ照明光として出射する。
特開2000−292786号公報 特開2003−98357号公報
従来の棒状導光体においては、光出射面に形成された光出射プリズムを構成する凸条が、その延在方向と直交する方向に切った断面において輪郭が三角形状、即ち二つの平面を段階的に接続することで形作られた形状であるため、その二つの平面が段階的に接続された部位(頂部)周辺や凸条の付根付近に光学的に光が集中し易く、その部位から出射された光の輝度が他の部位から出射された光の輝度に比べて高くなり、出射光が効率的に均一化されないという問題があった。
本発明は、以上の問題点に鑑みて成されたものであり、出射光を効率的に拡散させることが可能な棒状導光体、及びそれを用いた線状光源ならびに面状光源を提供することを目的とする。
長手方向の少なくとも一側端面が外部より光を入射させる光入射面とされ、当該光入射面に一端が接続された少なくとも一側面が外部へ光を出射させる光出射面とされ、当該光出射面にその縦幅方向に延在する複数の凸条から成る光拡散プリズムが形成された棒状導光体において、前記光拡散プリズムを構成する前記凸条は、その延在方向と直交する方向に切った断面において、輪郭が滑らかな曲線を成すものとされている棒状導光体とする。
前記凸条の輪郭は、円弧状を成す棒状導光体とする。
前記凸条の輪郭は、楕円弧状を成す棒状導光体とする。
前記凸条は、隣接する凸条間で曲線により滑らかに接続されている棒状導光体とする。
前記凸条は、突出量、幅、延在長、配置間隔、突出方向のうちの少なくとも1つが、前記光出射面の長手方向に沿って変化している棒状導光体とする。
以上の棒状導光体の光入射面に光源を近接配置して成る線状光源とする。
前記線状光源を平板状導光体の側端面に近接配置して成る面状光源とする。
本発明によれば、光出射面に形成される光出射プリズムを、その延在方向と直交する方向に切った断面において輪郭が滑らかな曲線を成すものとすることで、光出射面を通して棒状導光体外部へ出射する光を効率的に拡散させることができる。
図1は、本発明の棒状導光体を用いた線状光源を示す斜視図及びその要部拡大図である。本発明の棒状導光体11は、図4に示した従来の棒状導光体1と同様に、長手方向の一側端面が外部より光を入射させる光入射面11aとされ、それと直交する長手方向に沿った一側面が棒状導光体11内部を伝播する光をそれと対向する側へ反射させる光反射面11bとされ、この光反射面11bと対向する一側面が棒状導光体11外部へ光を出射させる光出射面11cとされた四角柱を成すものとして構成されており、光入射面11aにLED等の点状光源2が近接配置されることで線状光源として構成されている。
棒状導光体11の光反射面11bには、棒状導光体11内部を伝播する光を光出射面11c側へ効率良く反射させるために、光反射面11bの縦幅方向(短手方向)に延在する複数の溝12aから成る光反射プリズム12が形成され、一方で光反射面11bと対向する光出射面11cには、光反射面11bで反射された光を始めとする棒状導光体11内部を伝播する光を棒状導光体11外部へ拡散させて出射させるために、光出射面11cの縦幅方向(短手方向)に延在する複数の凸条13aから成る光出射プリズム13が形成されている。
本発明において、光反射面11bに形成された光反射プリズム12を構成する複数の溝12aは、その延在方向と直交する方向に切った断面において、輪郭がV字状を成す所謂V溝とされ、一方で光出射面11cに形成された光出射プリズム13を構成する複数の凸条13aは、その延在方向と直交する方向に切った断面において、輪郭が円弧状を成すものとされている。
図2は、本発明の棒状導光体の光出射面に形成された光出射プリズムの他の実施例を示す斜視図で、ここに示すように本発明における光出射プリズム13の凸条13aは、その延在方向と直交する方向に切った断面において、輪郭が滑らかな曲線を成すものとされていればよく、その具体的な実施形態としては、図1に示した円弧状を成すものの他に、図2(a)に示すように楕円弧状を成すものや、図2(b)に示すように円弧状(又は楕円弧状)を成す凸条13aを隣接する凸条間で曲線により滑らかに接続した波線状(サイン波形状等)を成すもの等が挙げられる。
尚、本発明における光出射プリズム13の凸状13aの突出量、幅(光出射面11cの長手方向に沿った幅)、延在する長さ(延在長)、隣接する凸条13aとの配置間隔は、所望する光の拡散特性に応じて適宜設定すればよく、特に図2(a)に示したような楕円弧状の光出射プリズム13おいては、楕円弧の突出方向を変更してもよく、また、それら突出量、幅、延在長、突出方向を光出射面11cの横幅方向(長手方向)に沿って規則的又は不規則に変化させるようにしてもよい。
図3は、図1に示した本発明の棒状導光体の光出射面に形成された光出射プリズムの光の拡散作用を模式的に説明するための図で、本発明において棒状導光体11内部を伝播して光出射面11cに到達した光のうち、光出射プリズム13を構成する凸状13aの凸条面と外部との界面に臨界角以下で進入した光L1は、凸条面を通過して棒状導光体11外部へと出射され、一方で臨界角よりも大きい角度で進入した光L2は、凸条面と外部との界面で全反射されて棒状導光体11内部側へと戻される。その際、光出射プリズム13の凸条面を通過する光は、凸条面と外部との界面において進入角度に応じた所定の角度で屈折し、それが凸条面全域で連続的に起こることにより、光が拡散された状態となって棒状導光体11外部へと出射される。
その際、本発明における光出射プリズム13は、凸条面が滑らかな曲面とされているため、従来技術における光出射プリズム4のように光が凸条4aの頂部や付根付近に集中するようなことはなく、凸条面を通過する光が効率的に拡散されて出射光の輝度が均一なものとなる。
本発明においては、光出射面11cに形成された光出射プリズム13のみで十分に光の拡散効果が得られるものであるが、そこに光反射面11bの光反射プリズム12を組み合わせることで、よりいっそうの効果が得られる。即ち、光反射面11bに形成された光反射プリズム12は、棒状導光体11内部を伝播する光を溝斜面により反射させることで、光路を光出射面11c側へ効率的に変換させる作用があると同時に、光を反射させる過程において光をある程度拡散させる作用があるため、光出射プリズム13の光の拡散作用と相まって相乗的な光の拡散効果が得られる。
尚、以上の実施例では、棒状導光体11の一側端面を光入射面とし、それと直交する一側面を光出射面としているが、棒状導光体の二つの側端面を光入射面としたり、二つの側面を光出射面としてもよい。
また、以上のように、本発明の棒状導光体11を用いた線状光源は、均一な出射光(線状光)が得られるものであるため、平板状の導光体(導光板)の側端面に近接配置すれば、棒状導光体から出射された光を均一な面状光として主面から出射させる面状光源が得られる。
本発明の棒状導光体を用いた線状光源を示す斜視図及びその要部拡大図 本発明の棒状導光体の光出射面に形成された光出射プリズムの他の実施例を示す斜視図 図1に示す本発明の棒状導光体の光出射面に形成された光出射プリズムの光の拡散作用を模式的に説明するための図 従来の棒状導光体を用いた線状光源を示す斜視図
符号の説明
1 棒状導光体
1a 光入射面
1b 光反射面
1c 光出射面
2 点状光源(LED)
3 光反射プリズム
3a 溝
4 光出射プリズム
4a 凸条
11 棒状導光体
11a 光入射面
11b 光反射面
11c 光出射面
12 光反射プリズム
12a 溝
13 光出射プリズム
13a 凸条

Claims (7)

  1. 長手方向の少なくとも一側端面が外部より光を入射させる光入射面とされ、当該光入射面に一端が接続された少なくとも一側面が外部へ光を出射させる光出射面とされ、当該光出射面にその縦幅方向に延在する複数の凸条から成る光拡散プリズムが形成された棒状導光体において、
    前記光拡散プリズムを構成する前記凸条は、その延在方向と直交する方向に切った断面において、輪郭が滑らかな曲線を成すものとされていることを特徴とする棒状導光体。
  2. 前記凸条の輪郭は、円弧状を成すことを特徴とする請求項1に記載の棒状導光体。
  3. 前記凸条の輪郭は、楕円弧状を成すことを特徴とする請求項1に記載の棒状導光体。
  4. 前記凸条は、隣接する凸条間で曲線により滑らかに接続されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の棒状導光体。
  5. 前記凸条は、突出量、幅、延在長、配置間隔、突出方向のうちの少なくとも1つが、前記光出射面の長手方向に沿って変化していることを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の棒状導光体。
  6. 請求項1〜5の何れか1つに記載の棒状導光体の光入射面に光源を近接配置して成ることを特徴とする線状光源。
  7. 請求項6に記載の線状光源を平板状導光体の側端面に近接配置して成ることを特徴とする面状光源。
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WO2012133118A1 (ja) * 2011-03-25 2012-10-04 シャープ株式会社 照明装置および表示装置
US8702292B2 (en) 2010-09-22 2014-04-22 Terralux, Inc. Linear illumination devices having light guides and LED-based illumination modules
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