JP2009015908A - 自動録音装置及び方法 - Google Patents

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Hiroshi Terada
洋 寺田
Kazuhiro Kishi
和浩 岸
Seishi Tabata
清史 田端
Shuji Kubo
修二 久保
Yoshihisa Mashita
喜久 真下
Masahiro Ueno
正裕 上野
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Abstract

【課題】FMラジオ放送局12から放送される楽曲を自動録音するオーディオ装置11において、ユーザ10が所望の録音楽曲を待つことなく、直ちに入手ことができるようにする。
【解決手段】ASP13は、FMラジオ放送局12が楽曲を放送するのに伴い、該楽曲のメタデータを提供する。オーディオ装置11は、ALL−RECモードでは、FMラジオ放送局12から放送されて来る楽曲はすべてメタデータに基づき録音する。ユーザ10は、キーワードを入力したり選択したりして、録音済みの楽曲の中からキーワード関連の楽曲を検索し、検索結果を見て、各録音済み楽曲ついてその保有又は処分を決定する。
【選択図】図7

Description

本発明は、放送楽曲の録音において、該楽曲についてその放送とほぼ同時に入手可能になるメタデータを利用する自動録音装置及び方法に関するものである。
特許文献1は、インターネット等を介して放送局サイトから、放送された楽曲の楽曲情報(=メタデータ)を取得することを開示する(特許文献1の段落0040)。該楽曲情報は、放送された楽曲について、その放送時刻、タイトル名及びアーティスト名が含まれる(特許文献1の図2)。ユーザは、楽曲のタイトル名やアーティスト名をキーワードとして録音開始に先立ち指定する(特許文献1の図4のS11)。そして、現在、仮録音中の放送楽曲に係る楽曲情報であって放送局サイトから取得した楽曲情報が、キーワードを含むか否かを判定し(特許文献1の図4のS13)、判定が正であるならば、仮録音から該当楽曲の録音範囲を抽出して、本記録として残すようにしている(特許文献1の図4のS15,S16)。
特開2006−331553号公報
特許文献1の自動録音装置では、ユーザが、録音希望の楽曲に係る楽曲情報を指定してから、楽曲情報関連の楽曲が放送されるのを監視して、放送されしだい、それを録音するようになっている。したがって、ユーザは、所望の楽曲が録音されて、それを聴けるようになるまで、1日とか、場合によっては1週間とかそれ以上の長期間、待たされることになる。
さらに、ユーザの事情としては、FM放送で楽曲を聴いていて、その時は、特に録音を希望せず、録音しなかったが、聴き終わってから、録音しておけば良かったと悔やまれることがある。録音を逃した楽曲がめったに放送されない場合は、悔しさひとしおである。特許文献1の自動録音装置は、ユーザが所望の楽曲を明確に認識して、該楽曲に係るキーワードを入力する必要があるので、楽曲を聴いてみた後に、入力すべきキーワードが何であるかと分かった場合には、所望楽曲の録音が手遅れになり易い。
本発明の目的は、FM放送等で放送される楽曲を自動録音する自動録音装置において、ユーザが所望の録音楽曲を直ちに得ることができるようにした自動録音装置及び方法を提供することである。
本発明では、放送される楽曲に係るメタデータであって、該楽曲の放送開始以降に入手可能になるメタデータを使用する。そして、キーワード等による所望楽曲の検索に先立ち、放送されて来る各楽曲を該楽曲情報に基づきあらかじめ録音しておく。楽曲は、例えば、MP3やWMA等の所定のCODECのオーディオファイル形式で録音され、また、ハードディスク等の大容量メモリが装備されていれば、1週間とか1月とかの相当の期間における放送楽曲を継続して、支障なく録音することができる。ユーザは、録音中、録音終了後、又は録音一時中断して、適宜、所望の録音楽曲を録音済みの楽曲の中から抽出する。
本発明の自動録音装置は次のものを備えている。
各放送楽曲に係るメタデータであって該放送楽曲の放送開始以降に入手可能になるメタデータを入手するメタデータ入手手段、
放送を継続的に受信して、放送されて来る各楽曲を、入手した該楽曲に係るメタデータに基づき録音する録音手段、及び
ユーザ指示に従い録音済みの楽曲を保有又は処分する処理手段。
本発明の自動録音方法は次のステップを備えている。
各放送楽曲に係るメタデータであって該放送楽曲の放送開始以降に入手可能になるメタデータを入手するステップ、
放送を継続的に受信して、放送されて来る各楽曲を、入手した該楽曲に係るメタデータに基づき録音するステップ、及び
ユーザ指示に従い録音済みの楽曲を保有又は処分するステップ。
本発明によれば、放送されて来る各楽曲を、各楽曲についてその放送開始以降に入手する楽曲情報に基づきあらかじめ録音しておく。そして、ユーザは、録音済み楽曲の中から所望のものを残すようになっている。したがって、所望の楽曲について、その録音を次の放送を待たずに直ちに入手することができる。
図1はオーディオ装置11がメタデータを利用してFMラジオ放送の楽曲の録音ファイルを作成する場合のオーディオ装置11の作動環境図である。オーディオ装置11は、そのユーザ10の家庭におけるリビング等に配備され、チューナと共に、ハードディスク装置等の大容量記録媒体を内蔵している。オーディオ装置11は、また、FMラジオ放送局12から電波によりFMラジオ放送を受信する。FMラジオ放送には、トーク、ニュース及びライブ等の種々の番組が含まれており、それらは、音声、音及び楽曲等となっている。
オーディオ装置11は、DLNA(Digital Living Network Alliance)に対応した機器であり、ネットワークのルータを介してASP(Application Service Provider)13へアクセスして、ASP13からメタデータを入手することができる。ASP13は例えばAnyMusic(http://www.anymusic.jp/)である。
AnyMusicのメタデータは、現在放送中の番組か過去に放送済みの番組についてのメタデータであり、これから放送しようとする番組についてのメタデータは含まれない。なお、現在放送中の番組のコンテンツのメタデータはFMオンエア情報とも呼ばれる。
図2はFM放送のメタデータの一例である。メタデータは、放送局名、番組名、DJ名、番組放送時刻(開始、終了)、楽曲名、楽曲放送開始時刻及び楽曲アーティスト名が含まれており、AnyMusicのFMオンエア情報は30秒ごとに更新される。AnyMusicでは、各FMラジオ放送局について過去1年以上のメタデータを保存していて、オーディオ装置11は、それらを適宜、入手自在になっている。オーディオ装置11は、ASP13からメタデータを定期的に自動的に入手する。入手間隔は、ASP13に依存するが、ASP13がAnyMusicである場合には、前述したように、現在放送中のメタデータが30秒に1回、更新されるので、入手間隔は最小30秒から設定することができる。
図3はメタデータとその時刻情報に対応付けられるFMラジオ放送局12のFMラジオ放送との関係を示している。FMラジオ放送局12は、音又は楽曲等の放送コンテンツを常時、流している。図示の例では、メタデータから、18:02に番組が開始され、18:03に楽曲が放送開始され、18:10に楽曲が放送開始され、19:00に番組が開始されていることが判明する。番組放送時刻は、番組の放送開始時刻であると同時に、その前の番組についての放送終了時刻でもある。
図4はASP13ではなくFMラジオ放送局12自体がその放送内容のメタデータをWEBで提供している場合のオーディオ装置11の作動環境図である。図4の要素の内、図1の要素と同一のものは同符号で指示して、説明は省略し、相違点についてのみ説明する。各FMラジオ放送局12a〜12cは、WEB20a〜20cをそれぞれ有し、自局の放送内容に係るメタデータをWEB20a〜20cから提供する。オーディオ装置11は、インターネットを介して所望のWEB20a〜20cからそのFMオンエア情報を適宜、入手することができるようになっている。
図5はオーディオ装置11においてFM放送楽曲の楽曲自動録音アプリケーションを起動させTUNER(チューナ)モードを選択したときのオーディオ装置11の表示器の画面を示している。TUNEモードであることは、図5の上辺部の左端のタグが「TUNER」と表示されていることから分かるようになっている。なお、ユーザ10は、TUNER(チューナ)モードを選択する前に、ユーザ10の住居地域をサービスエリアとするFM局の設定、及びREC設定が終了しているものとする。
REC設定とは、例えば次のとおりである。
・録音CODEC(例:リニアPCM、ATRAC3、MP3、AAC、WMA等)
・録音ビットレート(○○○bps)
・録音容量設定(TUNER RECに使えるHDDの容量設定)
・録音動作設定(HDDのREC領域がFULLになったら、REC動作を止めるか、古いオーディオファイルを消して、RECを続けるかの設定)
ユーザ10がTUNERモードへ切り替えると、オーディオ装置11は、現時点から過去の所定時点までのメタデータをASP13からダウンロードする。ダウンロードするメタデータの項目は前述の図2のとおりである。
図5の画面では、左右にそれぞれメタデータ欄及びキーワード検索欄が表示されている。メタデータ欄では、最後に放送された楽曲のメタデータが最上端に表示され、前に放送された楽曲のメタデータほど、下に表示されている。該楽曲自動録音アプリケーションでは、FM放送で放送される楽曲を自動録音する方式として事前指定と事後指定との2つが用意されている。なお、図5及び後述の図6〜図8に例示するメタデータ欄の表示は、AnyMusic等のASPやFMラジオ放送局(例:TOKYOFM)が自己のWebサイトへのWebユーザに対してWeb頁として提供している、現在時点又はユーザ指定日における一連の放送済み楽曲のメタデータ表示とほぼ同一のものにして、それらとの調和性を考慮している。
事前指定方式は、キーワードの指示の仕方より、ワード入力型及びワードセレクト型に分かれる。また、事後指定方式は、楽曲の絞り込みの仕方により、ワード入力型、ワードセレクト型及びパワープレイ型に分かれる。なお、「パワープレイ」とは、放送局が推薦する楽曲で、ある一定期間に多く放送されることを意味する。「ヘビーローテーション」と表現されることもある。各型の各方式について順番に説明する。
[A1:ワード入力型事前指定方式]
該方式では、ユーザ10は、「RECORDINGキーワード入力」へ切替える(図5の画面において、右から2番目のタグ参照)。この切替は、具体的には、例えば、リモコンのカーソルキーで右から2番目のタグを選択してから、リモコンの切替キーを操作することにより行われる。
オーディオ装置11は、指定放送局の過去のメタデータに係るデータベースを参照し、入力されたワードに近いもの(「近いもの」には、同一のものも含むものとする。)を表示する。例えば、ユーザ10がキーワードとして「倖田」と入力すると、データベースに存在するワードとして「倖田來未」が表示される。この場合は、「倖田來未」という1つのキーワードしか返されなかったが、ユーザ10が入力したキーワードによっては、それに近いキーワードとして複数、返されることがある。ユーザ10は、入力キーワードに対して該楽曲自動録音アプリケーションが返してきた複数のキーワードの中から自分の意図に合致したものを1つ、セレクトし、キーワードを固定する。
次に、ユーザ10は、KEYWORD−RECモードへ切り替える(後述の図6の最右端のタグ)。これにより、REC(録音)が開始される。該録音では、固定したキーワードがFMオンエア情報における楽曲タイトル、アーティスト名、パーソナリティ名又は番組名(図5には、番組名は表示されていないが、メタデータには番組名が含まれるので、番組名も検索範囲に含めることができる。)に含まれているか否かを判定し、判定が否であれば、該楽曲についての録音は不実施とし、また、判定が正であれば、該楽曲は録音することにする。なお、図5のパーソナリティ名は図2のDJ名のことである。
FMオンエア情報の入手時期は、わずかであるが、それに対応する楽曲の放送開始時刻から遅れるので、例えば、約30秒前から現時点までの仮録音を継続的に行っておき、前述の判定が正になりしだい、仮録音内容を本録音の先頭部に連結して、本録音を開始し、該当楽曲が終わるまで、録音を継続する。そして、前述の判定が否に切り替わると、切り替わり時までの本録音を終了するとともに、該本録音の内容を1つの録音ファイルとして完結する。こうして、FMオンエア情報の入手時期の多少の遅れにもかかわらず、該当の楽曲について頭切れを起こすことなく、完全な録音ファイルを作成することができる。
図2に示すように、メタデータには、楽曲の放送開始時刻は含まれるが、楽曲放送終了時刻が含まれていない場合がある。そのような場合には、次の楽曲の放送開始時刻をその前の楽曲の放送終了時刻として処理することができる。また、楽曲放送開始時刻から所定時間経過した時間を楽曲の放送終了時刻として処理することもできる。該所定時間を多少長めにして、後で、末尾の不要部分をユーザ10がマニュアルで削除するようにしてもよい。
図6はKEYWORD−RECモードの開始後、所定時間が経過したときのオーディオ装置11の表示器の表示画面を示している。図6の画面では、左右にそれぞれメタデータ欄及びレコーディング・ログ欄が表示される。左側のメタデータ欄には、図5と同様に、放送済みの直近の所定数の楽曲のメタデータが、新しく放送されたものほど上となるように、表示されている。そして、録音が行われた楽曲のメタデータに係る行では、REC Mark(図6のメタデータ欄の最左端の項目)の欄に所定のアイコンが表示されるとともに、その行がカラー表示となる。背景色を特定の色にする代わりに、文字を特定の色にしてもよい。さらに、カラー表示に代えて、下線付きや太字にする強調表示又は点滅表示を採用することもできる。
図6のレコーディング・ログ欄の表示は、楽曲自動録音アプリケーションとは別のアプリケーションとしての例えばHDDプレーヤソフトにおいても見られるようになっている。HDDプレーヤソフトとは、HDDに記録されているオーディオファイルを再生するときに使用するものである。HDDプレーヤソフトでは、アーティスト名でも、HDD内の楽曲を検索できるようになっており、例えば、そのアーティストモードにおいて、アーティスト名=「倖田來未」で検索すれば、「倖田來未」がアーティストになっているコンテンツを表示器の表示部に呼び出すことができる。
レコーディング・ログ欄(図6の右側の欄)のREC日時、アーティスト名、又は楽曲名ボタンを選択してから、リモコンの実行キーを押下すると、それぞれでソートした表示に変更することができる。録音済みのコンテンツの中から不要なコンテンツを削除したい場合には、レコーディング・ログ欄において削除希望コンテンツの行を選択してから、リモコンの「DELETE(削除)ボタン」を押下する。ユーザ10が事前指定したキーワードを含むメタデータに対応する楽曲であっても、その録音ファイルは不要である場合がある。例えば、同一内容の楽曲が複数、録音されたり、FMオンエア情報が「倖田來未」を含んでいたとしても、それがアーティスト名としてではなく、パーソナリティ名としてのみ含んでおり、「倖田來未」が歌っている楽曲でなかったりする場合等では、ユーザ10は該楽曲の録音ファイルは不要と考えることがある。リモコンの「DELETE(削除)ボタン」による録音ファイルの削除はこれに対処するものである。ユーザ10は、不要楽曲の削除を前述のHDDプレーヤソフトにおいても実施可能となっている。
[A2:ワードセレクト型事前指定方式]
ユーザ10は、図5のメタデータ欄において、所望のキーワードが表示されている場所にカーソルを合わせ、リモコンのツールボタンを押下する。これにより、表示画面にはサブメニューが開くので、該サブメニューの中からキーワード設定ボタンを選択してから、リモコンの確定ボタンを押す。
これにより、キーワードが固定され、録音(RE)が開始される。これ以降の処理は、「A1:ワード入力型事前指定方式」における録音以降の処理と同一である。なお、カーソルの合わせ場所は、メタデータ欄の行単位ではなく、各行において、楽曲タイトル、アーティスト名、パーソナリティ名又は番組名の項目単位とすることができる。したがって、選択されるワードを、選択行一括のワードではなく、選択行の選択項目で指定することも可能となっている。
[B:事後指定方式]
ユーザ10は、FMラジオ放送局12を指定するとともに、ALL−RECモード(後述の図7の上辺における最右端のタグ参照)に切り替える。これにより、オーディオ装置11は、指定されたFMラジオ放送局12から放送されて来る全部の楽曲について録音ファイルを作成する。録音ファイルの作成の仕方は、[A1:ワード入力型事前指定方式]で説明した仕方において、現在放送中の楽曲を録音するか否かの判定を省略したものである。すなわち、[B:事後指定方式]では、放送されて来る全部の楽曲を録音するので、該判定は不要となる。なお、ALL−RECモードにおいて、HDDにおける録音済み楽曲に因る使用容量を制限するために、該モードの終了時期、該モードにおける録音時間の合計、又は該モードにおける録音楽曲の合計数を設定することもできる。
ユーザ10は、ALL−RECモード期間中、適宜、又はALL−RECモード期間の終了後に、オーディオ装置11に録音された内容を確認することができる。図7は事後指定方式のALL−RECモードにおいてユーザ10が録音状態を確認するための表示画面である。該画面では、左右にそれぞれメタデータ欄及びキーワード検索欄が表示される。メタデータ欄では、図5及び図6のメタデータ欄と同様に、放送済みの直近の所定数の楽曲のメタデータが、新しく放送された楽曲のものほど上となるように、表示されている。ALL−RECモードでは、放送された全部の楽曲が録音されているので、放送済み楽曲の全部が、色着き行となるとともに、REC Markの欄には、アイコンが付いている。
事後指定方式では、所定期間にわたる多数の放送楽曲が録音されることになるので、ユーザ10は、それら全楽曲の中から自分が希望しているものを検索する必要がある。それを効率的に行うために、前述したように、ワード入力型、ワードセレクト型及びパワープレイ型があるが、検索の具体的態様及び検索結果の表示の具体的態様は、型ごとに異なるので、各型ごと説明する。
(B1:ワード入力型の検索態様)
ユーザ10は、「RECORDINGキーワード入力」へ切替える(図7参照)。そして、表示画面のキーワード検索欄にアーティスト名又は楽曲名等の何らかのキーワードを入力する。オーディオ装置11は、録音済み楽曲のメタデータに係るデータベースから入力キーワードに近いものをキーワード検索欄に表示する。ユーザ10は、意図するものが表示されない場合は、再度入力し直す。
ユーザ10は、キーワード検索欄に、自分が入力したキーワードに近いワードとして表示されたものから1つを選択すると、キーワードが固定される。これに伴い、メタデータが固定ワードを含む楽曲のリストが、図6のレコーティング・ログ欄のように表示される。図6のレコーティング・ログ欄は、固定ワードが「倖田來未」となっている表示例である。
(B2:ワードセレクト型の検索態様)
ユーザ10は、図7の左側のメタデータ欄の中から自分が所望するワードを含んでいる楽曲タイトル、アーティスト名、パーソナリティ名又は番組名をセレクトし、リモコンの「決定ボタン」を押す。これに伴い、メタデータがセレクトワードを含む楽曲のリストが、図6のレコーティング・ログ欄のような形式で表示される。
(B3:パワープレイ型の検索態様)
「RECORDINGキーワード入力」へ切替え、それに伴い表示されるメニューから、「楽曲名ランキング」を選択する。図8はユーザ10が事後指定方式において「楽曲ランキング」を選択したことに伴い表示される画面である。「楽曲ランキング」欄には、放送回数が多いものから順に表示される。
以下は、型に関係なく、事後指定方式の全部の型に共通の説明である。ユーザ10は、「キーワード検索欄」又は「楽曲ランキング欄」の内、残したい楽曲ついて、対応行の上へカーソルを移動させてから、リモコンの「KEEPボタン」を押す。ボタンを押された行は、色が変化する。ユーザ10は、この操作を、残したい楽曲の全部について繰り返す。ユーザ10は、残したい楽曲のすべてについて選択が終了すると、リモコンの「実行ボタン」を押す。これにより、KEEPを設定された録音楽曲は、保有する楽曲として管理される。
この後には、「非選択のコンテンツを消去しますか?>>YES or NO」と表示する選択画面が表示される。ユーザ10は、消去してかまわないと考えたら、「YES」を選択し、消去したくないと考えたら、「NO」を選択する。
ユーザ10が「NO」を選択する場合には、今回とは別のワードを再入力又は再選択したりして、さらなる残したい楽曲を見つけ出そうと考えている事情の他に、最初はワード入力で、残したい楽曲を探し、次は、ワードセレクトや楽曲ランキングで、残したい楽曲を探そうと考えている事情も含まれる。なお、録音楽曲の消去は、HDDプレーヤソフトでも行うことができる。
図9は自動録音装置40のブロック図である。自動録音装置40の具体例は前述のオーディオ装置11である。自動録音装置40は、少なくともメタデータ入手手段41、録音手段42及び処理手段43を備えている。自動録音装置40は、さらに、検索結果表示手段47及び統計情報作成手段48を備えることができる。
自動録音装置40が録音する放送楽曲は、FM放送で放送される楽曲に限定されない。放送楽曲のメタデータの入手が可能であるならば、AM放送やデジタル放送のラジオ放送で放送される楽曲、あるいはTV放送で放送される楽曲を録音することもできる。
メタデータ入手手段41は、各放送楽曲に係るメタデータであって該放送楽曲の放送開始以降に入手可能になるメタデータを入手する。録音手段42は、放送を継続的に受信して、放送されて来る各楽曲を、入手した該楽曲に係るメタデータに基づき録音する。処理手段43は、ユーザ指示に従い録音済みの楽曲を保有又は処分する。
メタデータ入手手段41が入手するメタデータの提供元の具体例は、ASP13(図1)やFMラジオ放送局12a〜c(図3)である。録音手段42による録音は、典型的には、楽曲のオーディオから所定のCODECのオーディオファイルを作成することにより実施される。録音済み楽曲についての処理手段43による処理は、録音手段42による作動設定期間の終了後に行われてもよいし、該作動設定期間中に適宜、行われてもよいとする。
録音手段42は、典型的には、放送されて来る全部の楽曲を録音するが、適宜、一時休止することがあってもよいとする。一時休止は、例えば、楽曲が放送されることが少ない時間帯とか、ユーザが所定の処理を行っている時間とかに設定することができる。
こうして、ユーザは、放送中の楽曲を一々聞きながら、所望楽曲について、マニュアルで録音する手間を省略して、自動録音することができる。また、放送を継続的に受信して、放送されて来る各楽曲をまとめて録音してから、ユーザに所望のものを保有楽曲として選ばせる形式を採るので、ユーザは所望楽曲の録音を待たずに直ちに入手することができる。
好ましくは、自動録音装置40では、録音手段42の作動中も、ユーザは、放送を聴取可能になっている。したがって、ユーザが、或る楽曲の放送中は、該楽曲は録音しなくてもよいと思っていたが、該楽曲の放送後、暫く経ってから、該楽曲を録音しておけば良かったと考える場合にも、支障なく、該楽曲の録音を保有することができる。自動録音装置40は、該楽曲があまり放送されないようなものである場合に、該楽曲の録音に速やかに対処できるので、該自動録音装置40の利便性は高い。
好ましくは、検索結果表示手段47は、録音済み楽曲の中からキーワードに関連する楽曲を各楽曲に係るメタデータに基づき検索し、検索結果を表示する。これに対して、処理手段43は、検索結果の表示に基づくユーザ指示に従い録音済みの楽曲を保有又は処分する。
検索結果の具体例は図6のレコーディング・ログの欄の表示である。図6自体は、事前指定方式に関するものであるが、図6のレコーディング・ログの欄の表示は、事後指定方式におけるキーワードに対してそれに関連する楽曲の検索結果の表示として適用可能である。
好ましくは、キーワードは、ユーザが入力したワードに係るワード、又はユーザがメタデータに含まれるワードの中から選択したワードである。「ユーザが入力したワードに係るワード」とは、オーディオ装置11について説明した「入力されたワードに近いもの」に対応する。なお、「ユーザが入力したワードに係るワード」は、「ユーザが入力したワード」そのものも含むものとする。
好ましくは、統計情報作成手段48は、録音済み楽曲に係るメタデータに基づき統計情報を作成する。これに対して、処理手段43は、統計情報に基づくユーザ指示に従い録音済みの楽曲を保有又は処分する。
統計情報の具体例は図8の楽曲ランキングである。図8の楽曲ランキングでは、ALL−REC開始から現在までの期間における楽曲別放送回数ランキングとなっているが、統計情報作成手段48による統計情報は、所定の1人のアーティストの複数の楽曲について楽曲別放送回数ランキング、所定の週における楽曲別放送回数ランキング、朝の時間帯に放送された楽曲についての楽曲別放送回数ランキング、及び/又は同一のパーソナリティの番組内での楽曲別放送回数ランキング等、種々の統計情報を提示してもよいとする。
図10は自動録音方法60のフローチャートである。自動録音方法60は前述の自動録音装置40(図9)に適用される。
S61では、各放送楽曲に係るメタデータであって該放送楽曲の放送開始以降に入手可能になるメタデータを入手する。S62では、放送を継続的に受信して、放送されて来る各楽曲を、入手した該楽曲に係るメタデータに基づき録音する。S63では、ユーザ指示に従い録音済みの楽曲を保有又は処分する。
S61〜S63の処理は、自動録音装置40のメタデータ入手手段41〜処理手段43の機能にそれぞれ対応している。したがって、メタデータ入手手段41〜処理手段43の機能について述べた具体的態様はS61〜S63の処理についての具体的態様としても適用可能である。自動録音方法60では、また、自動録音装置40の検索結果表示手段47及び統計情報作成手段48の機能に対応する処理を実行するステップを適宜、追加可能である。検索結果表示手段47及び統計情報作成手段48に対応するステップは、S62とS63との間に挿入される。
本明細書は様々な発明を開示している。それら発明には、本明細書における発明の最良の形態等において、独立の作用、効果を奏する1つ又は複数の要素を抽出したものや、1つ又は複数の要素を自明の範囲で変更したものや、1つ又は複数の要素の組合せを自明の範囲で発明の形態間で入れ換えたものを含む。
オーディオ装置がメタデータを利用してFMラジオ放送の楽曲の録音ファイルを作成する場合のオーディオ装置の作動環境図である。 FM放送のメタデータの一例を示す図である。 メタデータとその時刻情報に対応付けられるFMラジオ放送局のFMラジオ放送との関係を示す図である。 FMラジオ放送局自体がその放送内容のメタデータをWEBで提供している場合のオーディオ装置の作動環境図である。 オーディオ装置においてFM放送楽曲の楽曲自動録音アプリケーションを起動させTUNERモードを選択したときのオーディオ装置の表示器の画面を示す図である。
KEYWORD−RECモードの開始後、所定時間が経過したときのオーディオ装置の表示器の表示画面を示す図である。 事後指定方式のALL−RECモードにおいてユーザが録音状態を確認するための表示画面である。 ユーザが事後指定方式において「楽曲ランキング」を選択したことに伴い表示される画面である。 自動録音装置のブロック図である。 自動録音方法のフローチャートである。
符号の説明
40:自動録音装置、41:メタデータ入手手段、42:録音手段、43:処理手段、47:検索結果表示手段、48:統計情報作成手段、60:自動録音方法。

Claims (5)

  1. 各放送楽曲に係るメタデータであって該放送楽曲の放送開始以降に入手可能になるメタデータを入手するメタデータ入手手段、
    放送を継続的に受信して、放送されて来る各楽曲を、入手した該楽曲に係るメタデータに基づき録音する録音手段、及び
    ユーザ指示に従い録音済みの楽曲を保有又は処分する処理手段、
    を備えることを特徴とする自動録音装置。
  2. 録音済み楽曲の中からキーワードに関連する楽曲を各楽曲に係るメタデータに基づき検索し、検索結果を表示する検索結果表示手段、及び
    前記検索結果の表示に基づくユーザ指示に従い録音済みの楽曲を保有又は処分する前記処理手段、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の自動録音装置。
  3. 前記キーワードは、ユーザが入力したワードに係るワード、又はユーザがメタデータに含まれるワードの中から選択したワードであることを特徴とする請求項2記載の自動録音装置。
  4. 録音済み楽曲に係るメタデータに基づき統計情報を作成する統計情報作成手段、及び
    前記統計情報に基づくユーザ指示に従い録音済みの楽曲を保有又は処分する前記処理手段、
    を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動録音装置。
  5. 各放送楽曲に係るメタデータであって該放送楽曲の放送開始以降に入手可能になるメタデータを入手するステップ、
    放送を継続的に受信して、放送されて来る各楽曲を、入手した該楽曲に係るメタデータに基づき録音するステップ、及び
    ユーザ指示に従い録音済みの楽曲を保有又は処分するステップ、
    を備えることを特徴とする自動録音方法。
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