JP2009015474A - 自動取引システムおよび自動取引装置 - Google Patents

自動取引システムおよび自動取引装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009015474A
JP2009015474A JP2007174705A JP2007174705A JP2009015474A JP 2009015474 A JP2009015474 A JP 2009015474A JP 2007174705 A JP2007174705 A JP 2007174705A JP 2007174705 A JP2007174705 A JP 2007174705A JP 2009015474 A JP2009015474 A JP 2009015474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
password
pin
automatic transaction
transaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007174705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5309484B2 (ja
Inventor
Masaru Shimakata
勝 嶋方
Naoki Murayama
直樹 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2007174705A priority Critical patent/JP5309484B2/ja
Priority to KR1020080033552A priority patent/KR100994187B1/ko
Publication of JP2009015474A publication Critical patent/JP2009015474A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5309484B2 publication Critical patent/JP5309484B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • G07F19/206Software aspects at ATMs
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D2211/00Paper-money handling devices

Abstract

【課題】顧客の操作により自動取引装置で暗証番号の変更を行なう際に、第三者に推測され易く暗証番号として不適当な番号は顧客には見えないものであり、顧客は新しい暗証番号を指定すると、拒否か許可の結果しか分からない。その結果、変更拒否となった場合、もう一度新しい暗証番号を指定して手続をやり直さなければならない。
【解決手段】第三者に推測され易い暗証番号はホストコンピュータに接続されたデータベースに登録しておき、暗証番号変更取引時、自動取引装置の顧客操作表示部にこれらを表示する。さらに、顧客が希望する禁止暗証番号を追加登録できるようにする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、顧客の操作により取引を行う自動取引装置を備えた自動取引システムに関するもので、自動取引装置で暗証番号の変更が可能な自動取引システムに関するものである。
自動取引装置で出金取引等を行う場合、本人確認のための暗証番号を入力することが要求されるが、口座開設時に登録した暗証番号の変更する場合、金融機関の店舗の窓口で手続を行うことは、顧客にとっても金融機関の係員にとっても面倒で負担がかかることになる。そのため、暗証番号の変更機能を持たせた暗証番号変更システムが提案されている。
特開2007−34409(特許文献1)は顧客の操作により自動取引装置で暗証番号の変更を行なう際に、顧客は覚え易いように、自分に関連した情報から連想できる暗証番号を変更登録しがちであることを考慮し、顧客が当該顧客の個人情報から推測され易い暗証番号を指定した場合には、その指定を受付けないようにするものである。
特開2007−34409
しかしながら、特許文献1の暗証番号変更システムは、第三者に推測され易く暗証番号として不適当な番号をホストコンピュータに接続されたデータベースに登録しておくか、自動取引装置の一時記憶部に記憶するものであるが(段落0028)、新しい暗証番号の指定時、これらは顧客には見えないものであり、顧客は新しい暗証番号を指定すると、「変更拒否」か「変更許可」の結果しか分からない(段落0029)。その結果、変更拒否となった場合、もう一度新しい暗証番号を指定して手続をやり直さなければならず、煩雑であるという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑み、暗証番号の変更時、第三者に推測され易い暗証番号は顧客に表示するようにし、暗証番号の変更登録を迅速に行なうことを課題とするものである。
本発明は、上記課題解決のために、自動取引装置によって、暗証番号の変更を行なう自動取引システムにおいて、第三者に推測され易い暗証番号はホストコンピュータに接続されたデータベースに登録しておき、暗証番号の変更登録時、自動取引装置の顧客操作表示部にこれらを表示するものである。
請求項1記載の自動取引システムは、表示部および入力部からなる顧客操作表示部を有し、顧客の操作により暗証番号変更取引を行なう自動取引装置と、暗証番号を含む顧客口座情報を管理する上位装置を備えた自動取引システムにおいて、前記上位装置は、暗証番号の登録を禁止する禁止暗証番号を格納するデータベースを有し、前記自動取引装置は、顧客の操作による暗証番号の変更取引を受付け、前記上位装置から前記禁止暗証番号を受信し、前記顧客操作表示部に前記禁止暗証番号を表示する。これにより、顧客は顧客操作表示部に表示された禁止暗証番号を見ながら暗証番号変更取引を行なうことができる。
請求項2記載の自動取引システムは、請求項1記載の自動取引システムにおいて、前記顧客操作表示部に表示する禁止暗証番号は複数の禁止暗証番号の一覧表形式である。これにより、顧客は禁止暗証番号が見やすく、操作性が向上する。
請求項3記載の自動取引システムは、請求項1記載の自動取引システムにおいて、前記上位装置は前記顧客口座情報から前記禁止暗証番号を作成する。予め作成しておいてもよく、その都度作成してもよいが、これにより、第三者に推測され易い暗証番号の確度が増加する。
請求項5記載の自動取引システムは、請求項3記載の自動取引システムにおいて、前記顧客口座情報に追加または変更があった場合にそれに合わせて前記禁止暗証番号を追加または変更する。これにより、顧客口座情報に変更があっても、対応が可能である。
請求項6記載の自動取引装置は、表示部および入力部からなる顧客操作表示部を有し、顧客の操作により暗証番号変更取引を行ない、暗証番号を含む顧客口座情報を管理する上位装置と暗証番号変更取引のための情報を送受信する自動取引装置において、顧客の操作による暗証番号の変更取引を受付け、前記上位装置から受信する前記暗証番号変更取引のための情報に、登録を禁止する禁止暗証番号を含めて受信し、前記顧客操作表示部に前記禁止暗証番号を表示することを制御する制御部を有する。これにより、顧客が顧客操作表示部を見ながら暗証番号変更取引が可能な自動取引装置を得ることができる。
請求項7記載の自動取引装置は、請求項6記載の自動取引装置において、前記禁止暗証番号の表示には禁止する理由を含めて表示する。これにより、顧客にとって操作性が向上する。
請求項9記載の自動取引装置は、表示部および入力部からなる顧客操作表示部を有し、顧客の操作により暗証番号変更取引を行ない、暗証番号を含む顧客口座情報を管理する上位装置と暗証番号変更取引のための情報を送受信する自動取引装置において、顧客の操作による暗証番号の変更取引を受付け、前記上位装置から受信する前記暗証番号変更取引のための情報に、登録を禁止する第1の禁止暗証番号を含めて受信し、前記顧客操作表示部に前記第1の禁止暗証番号を表示し、さらに顧客の操作により別途登録を禁止する第2の禁止暗証番号の入力を受付け、当該第2の禁止暗証番号を前記第1の禁止暗証番号に追加するために前記第2の禁止暗証番号を前記上位装置に送信することを制御する制御部を有する。これにより、顧客の希望により禁止暗証番号を追加できるので、次回暗証番号変更時、顧客が忘れたとしても顧客操作表示部に表示される。
請求項10記載の自動取引装置は、表示部および入力部からなる顧客操作表示部を有し、顧客の操作により暗証番号変更取引を行ない、暗証番号を含む顧客口座情報を管理する上位装置と暗証番号変更取引のための情報を送受信する自動取引装置において、顧客の操作による暗証番号の変更取引を受付け、前記上位装置から受信する前記暗証番号変更取引のための情報に、登録を禁止する禁止暗証番号を含めて受信し、前記顧客操作表示部に前記禁止暗証番号を表示し、顧客の指定した新たな暗証番号上位装置に送信し、さらに顧客の操作により登録を許可する許可暗証番号の入力を受付け、当該許可暗証番号を前記上位装置に送信することを制御する制御部を有する。これにより、顧客は次回の暗証番号の変更のために、事前に決めておくので、悪意の第三者により、暗証番号が勝手に変更されることがない。
本発明によれば、顧客が自動取引装置を利用して自己の暗証番号を変更しようとする場合、第三者に推測され易い番号に気付くことが出来て、かつ禁止暗証番号の一覧表示を参照して指定することが出来るので、推測され易い番号を暗証番号として登録することを未然に防ぐことが可能となる。
また、本発明によれば、ホストコンピュータに接続されたデータベースに登録された禁止暗証番号の一覧に対し顧客が自己の都合で禁止暗証番号を追加できること、すなわち顧客自らが、第三者に推測され易いと思われる暗証番号を事前に禁止暗証番号として登録できるため、推測され易い暗証番号を登録することを未然に防ぐことができる。さらに金融機関にとって、顧客に対しよりきめ細かいサービスを提供することができる。
さらに、本発明によれば、禁止暗証番号とは別に許可暗証番号(次回予定暗証番号)の一覧を、顧客が自己の都合で作成することができるので、カード盗難によって、悪意の第三者により暗証番号が変更されるおそれがなくなる。
さらに、本発明によれば、一つのカードの暗証番号の変更だけでなく、複数のカードの暗証番号の変更を継続して行なうことができる。
以下に発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。はじめに、本発明の前提となる自動取引システムについて説明する。図1は本発明の自動取引装置の外観図である。1は自動取引装置(以後、ATMとする)であり、金融機関が管理し維持する後述するホストコンピュータと通信回線を介して接続されている。ATM1は金融機関の営業店舗やコンビニエンスストア、ガソリンスタンド、スーパーマーケット等に設置されている。
同図において、11は、顧客の取引操作のための顧客操作表示部であって、顧客が取引操作するための取引誘導表示部と、操作入力するためのタッチパネルで構成されている。当該タッチパネルには、後述するテンキー部が表示されている。
12は図示しない顧客識別カード(以後、キャッシュカードとする)の情報を読取るカード処理部である。当該キャッシュカードには、金融機関ごとのコード(番号)や利用者の口座番号、氏名等の顧客情報が記憶されている。当該カード処理部12の前面側に接続されたカード挿入返却口により、前記キャッシュカードが挿入され、また取引終了時に返却が行われる。
13は顧客に発行されるレシートの発行処理を行うレシート処理部である。当該レシート処理部13は、取引明細の印字を行い顧客に発行されるレシートの発行処理を行う。14は紙幣及び硬貨を処理するための貨幣入出金部であり、顧客により入金される媒体としての貨幣を真偽鑑別し、計数し、搬送して図示しない金種別のカセット部に収納し、又は顧客に支払われる貨幣を金種別のカセット部より繰出すものである。
15は顧客がATM1に接近したことを検知する接近検知器である。通常、当該接近検知器15が顧客の接近を検知すると、後述する取引選択画面が、顧客操作表示部11に表示される。
図2は自動取引装置とホストコンピュータから構成される自動取引システムの構成図である。図2の説明において、図1と共通の符号部分については、同一の構成要素であり説明を省略する。
同図の18はATM1の各部を制御する制御部である。制御プログラムが記憶されたRAMやROM又はハードディスクなどで構成された記憶部としてのメモリ部16及びホストコンピュータとの接続口である図示しないインターフェース部を有している。
21はATM1の上位装置であるホストコンピュータであり、ATM1と通信回線で接続され、ATM1と送受信を行うことにより、入金取引、支払取引、為替取引等の各種取引を実行する。22は、ホストコンピュータ21に接続されるデータベースであり、顧客口座情報として、顧客の氏名、住所、預金残高、暗証番号等を体系的に管理、記憶している。
次に、図3及び図4を用いて暗証番号変更取引の動作を説明する。図3は顧客操作表示部11の表示例の説明図である。図4は暗証番号変更取引の処理の流れを説明するフローチャートである。
まず、顧客がATM1に接近すると、制御部18は、接近検知器15によりこれを検知し、顧客操作表示部11に、取引科目選択のための画面(図3(a))を表示する(S101)。
図3の(a)において、取引選択のための画面例を説明する。取引選択画面には、図示のように、お支払いキー、お預入れキー、残高照会キー、お振込みキー、通帳記帳キー及び暗証番号変更キーが表示される。又、顧客の取引開始を促す「いらっしゃいませ ご希望の取引を選択してください」とのメッセージを表示する。
ここで、顧客が図3(a)の暗証番号変更キー31を押下すると、制御部18は、暗証番号変更取引を開始する(S102)。続いて、制御部18は、顧客が本人であること確認するため、現在使用している暗証番号を入力するための現行暗証番号入力画面(図3(b))を顧客操作表示部11に表示する(S103)。
現行暗証番号入力画面(図3(b))においては、現行暗証番号の入力を促すメッセージ「現在お使いの暗証番号を入力してください」とのメッセージが表示され、顧客はテンキー19を用い入力を行う。入力された暗証番号は、図3(b)の暗証番号表示エリア34に表示される。このとき、暗証番号を「*」等の記号に置き換えて表示する方法や入力された数字をそのまま表示する方法等があるが、同図は前者の方法を図示している。顧客は、暗証番号の訂正を、訂正キー33を用いて行うことができる。
現行暗証番号の入力が終了すると、顧客は、確認キー32を押下する。確認キー32が押下されると、制御部18は、ホストコンピュータ21宛の送信電文を作成し、ホストコンピュータ21に送信する(S104)。ホストコンピュータ21において、暗証照合が行われ、暗証番号一致か又は不一致かが、ATM1に送信され、ATM1はこれを受信する(S105)。暗証照合の結果が不一致のときは、制御部18により、カードの返却処理が行われる(S107)。
暗証照合の結果が一致のときは、ATM1はホストコンピュータ21からホストコンピュータ21が保有する禁止暗証番号一覧を受信する。禁止暗証番号は、顧客の生年月日、住所、電話番号、電子メールアドレス、車ナンバなど第三者が容易に推測できる番号である。これらはあらかじめホストコンピュータ21で、データベース22に記憶している顧客口座情報である顧客の生年月日、住所、電話番号、電子メールアドレス、車ナンバ等から作成され、データベース22に登録されているか、又は、暗証番号変更取引の際、データベース22に記憶している顧客口座情報である顧客の生年月日、住所、電話番号、電子メールアドレス、車ナンバ等から、その都度作成してもよい。前記制御部18は、禁止暗証番号一覧を受信するとこれをメモリ部16に記憶する(S108)。
続いて、制御部18は、新暗証番号入力画面を編集し、図3(c)のとおり禁止暗証番号25の一覧を顧客操作表示部11に表示する(S109)。
新暗証番号入力画面(図3(c))においては、禁止暗証番号を避けて新しい暗証番号の入力を促すメッセージ「新しい暗証番号を入力してください ただし、以下の禁止暗証番号は避けてください」とのメッセージが表示される。
ここで、図3(c)に表示される禁止暗証番号一覧について説明する。暗証番号として使用できない禁止暗証番号25とその禁止理由26が一覧で表示される。例えば、禁止暗証番号25の「0429」は、顧客の誕生日4月29日であり、禁止理由26に「お誕生日です」のメッセージが表示される。禁止暗証番号25の「8765」は、顧客の電話番号の一部が使用されており、禁止理由26に「電話番号です」のメッセージが表示される。禁止暗証番号25の「4321」は、顧客の車ナンバの一部が使用されており、禁止理由26に「お車の番号です」のメッセージが表示される。
顧客はテンキー19を用い禁止暗証番号25を避けて、新暗証番号の入力を行う。入力された新暗証番号は、図3(c)の暗証番号表示エリア34に表示されるが、このとき、暗証番号を「*」等の記号に置き換えて表示する。顧客は、暗証番号の訂正があるときは訂正キー33を用いて行うことができる。新暗証番号の入力が終了すると、顧客は確認キー32を押下する。
確認キー32が押下されると、制御部18は、前記ステップにおいて、ホストコンピュータ21から受信し、メモリ部16に記憶した禁止暗証番号一覧を読み出す。そして、前記ステップ109において入力された新暗証番号と禁止暗証番号一覧を照合し(S110)、入力された新暗証番号が禁止暗証番号のいずれかと一致したときは、制御部18は、警告メッセージ「お客様の入力されました新暗証番号は禁止暗証番号です 再度 別の番号をご入力ください」を顧客操作表示部11に表示し(S111)、再び、新暗証番号入力画面を顧客操作表示部11に表示する(S109)。
入力された新暗証番号が禁止暗証番号のいずれとも一致しないときは、制御部18は、新暗証番号をホストコンピュータ21に送信する(S112)。ホストコンピュータ21は、新暗証番号を受信するとこれを暗証番号としてデータベース22に記憶する顧客口座情報に登録する。
ここで、S109において、新暗証番号の入力が終了し、顧客が、確認キー32を押下したとき、制御部18は、入力された新暗証番号とホストコンピュータから受信した禁止暗証番号を照合しないで、入力された新暗証番号をホストコンピュータ21に送信し、ホストコンピュータ21において照合処理を行う方法もある。
ステップ108で説明したように禁止暗証番号は、ホストコンピュータ21で顧客口座情報から作成されるが、顧客の住所、電話番号、電子メールアドレス、車ナンバ等に変更があり、これらの変更届けが金融機関に届けられると、データベース22の顧客口座情報が更新され、禁止暗証番号も更新される。
以上発明を実施するための最良の形態によれば、顧客が自動取引装置を利用して自己の暗証番号を変更しようとする場合、第三者に推測され易い番号に気付くことが出来るので、推測され易い番号を暗証番号として登録することを未然に防ぐことが可能となる。
以上の説明ではキャッシュカードが1枚の場合について説明したが、2枚続けて暗証番号変更取引を行う場合は、制御部18の制御により、1枚目の暗証番号変更取引終了後、2枚目のキャッシュカードの暗証番号変更取引を行うか否かの画面を顧客操作表示部11に表示する。これにより複数枚続けて暗証番号の変更取引を行なうことができる。また、その際、他行のキャッシュカードの暗証番号を変更する場合でも、同様に制御部18の制御により、変更取引を行なえば変更可能である。
前記発明を実施するための最良の形態においては、ホストコンピュータ21により禁止暗証番号を作成し、これを、暗証番号変更取引の際、ATM1の顧客操作表示部11に一覧表示し、顧客が新暗証番号として使用できない番号を顧客に知らせる暗証番号変更取引の動作を説明した。実施例1では、顧客の住所、電話番号、車等が新しくなったときを想定し、禁止暗証番号を顧客自らが追加できるようにする。
実施例1の取引の例を図5及び図7(a)において説明する。図5は禁止暗証番号追加希望問合せ取引の処理の流れを説明するフローチャートである。図7(a)は禁止暗証番号追加希望問合せ画面を顧客操作表示部11に表示した表示例の説明図である。
前記発明を実施するための最良の形態において説明した、図4のフローと同様にステップ112において、制御部18は、ホストコンピュータ21への新暗証番号の送信する(S112)。制御部18は、続いて、図7の(a)の禁止暗証番号追加希望問合せ画面を顧客操作表示部11に表示する(S201)。禁止暗証番号追加希望問合せ画面(図7(a))においては、禁止暗証番号の追加登録ができることを知らせるメッセージ「お客様のご希望で禁止暗証番号を追加できます 次回 変更するときにお役に立ちます」が表示される。
顧客は、本取引を希望しないときは、「追加しない」キー35を押下し取引を終了させる。顧客は希望があれば、テンキー19を用い、追加すべき禁止暗証番号の入力を行う。入力された暗証番号は、図7(a)の禁止暗証番号表示エリア36に「1213」のように表示されるが、このとき、暗証番号を「*」等の記号に置き換えて表示する方法や入力された数字をそのまま表示する方法等がある。
禁止暗証番号の追加入力と併せて、禁止理由を、禁止理由キー37を用いて入力することができる。禁止理由には、新住所、新電話、新車、その他が考えられるがこれに限定されない。33は訂正キーである。追加する禁止暗証番号の入力及び禁止理由の入力が終了すると、顧客は確認キー32を押下する。
確認キー32が押下されると、制御部18は、追加された禁止暗証番号をホストコンピュータ21に送信する(S202)。ホストコンピュータ21は、当該禁止暗証番号を受信すると、これを禁止暗証番号としてデータベース22の顧客口座情報に追加登録する。
以上実施例1によれば、ホストコンピュータに接続されたデータベースに登録された禁止暗証番号の一覧に対し、顧客自らが、第三者に推測され易いと思われる暗証番号を事前に禁止暗証番号として登録できるため、推測され易い暗証番号を登録することを未然に防ぐことができる。さらに金融機関にとって、顧客に対しよりきめ細かいサービスを提供することができる。
前記実施例1では、顧客の住所、電話番号、車等が新規になったときを想定し、禁止暗証番号を顧客自らが追加できるようにした。実施例2では、あらかじめ暗証番号に使用できる番号列を自らが許可暗証番号として自動取引装置から登録するものである。顧客は次回暗証番号変更取引のときに変更する予定の暗証番号を、予め許可暗証番号として登録する。すなわち、次回に暗証番号変更取引が実行されたときは、当該許可暗証番号の範囲でのみ暗証番号の変更が可能となる。
実施例2を図6及び図7の(b)を用いて説明する。図6は許可暗証番号希望問合せ取引の処理の流れを説明するフローチャートである。図7(b)は許可暗証番号希望問合せ画面を顧客操作表示部11に表示した表示例の説明図である。
顧客が万一キャッシュカードを紛失又は盗難にあったときで、悪意の第三者が何らかの方法により現行の暗証番号を知った場合は、暗証番号変更システムにより、暗証番号を任意の番号に変更されてしまうおそれある。本実施例は、このような場合を想定したものである。
前記発明を実施するための最良の形態において説明した図4のフローと同様にステップ112において、制御部18は、ホストコンピュータ21への新暗証番号の送信を行い、暗証番号変更取引を終了する(S112)。制御部18は、続いて、図7の(b)の許可暗証番号希望問合せ画面を顧客操作表示部11に表示する(S301)。
許可暗証番号希望問合せ画面(図7(b))においては、次回暗証番号を変更するときの許可暗証番号をあらかじめ追加登録ができることを知らせるメッセージ「お客様のご希望で次回変更するときのために あらかじめ暗証番号を決めておくことができます」が表示される(S301)。顧客は、本取引を希望しないときは、「決めない」キー38を押下し取引を終了させる。
顧客は希望があれば、テンキー19を用い許可暗証番号の入力を行う。入力された暗証番号は、図7(b)の許可暗証番号表示エリア39に「4567」のように表示されるが、このとき、暗証番号を「*」等の記号に置き換えて表示する方法や入力された数字をそのまま表示する方法等がある。顧客は、暗証番号の訂正を、訂正キー33を用いて行うことができる。登録する許可暗証番号の入力が終了すると、顧客は、確認キー32を押下する。
確認キー32が押下されると、制御部18は、入力された許可暗証番号をホストコンピュータ21に送信する(S302)。ホストコンピュータ21は、許可暗証番号を受信するとこれを許可暗証番号としてデータベース21に記憶される顧客口座情報に登録する。なお、図7(b)では、許可暗証番号表示エリア39は一つの暗証番号を表示するように図示されているが、複数のエリアを設け、一度の取引で、複数の許可暗証番号を入力するようにしてもよい。
本実施例によれば、前記禁止暗証番号とは別に許可暗証番号の一覧を、次回の暗証番号変更取引のために、顧客が自己の都合で作成することができるので、顧客が万一、キャッシュカードを紛失又は盗難にあったときで、悪意の第三者が何らかの方法により現行の暗証番号を知った場合は、暗証番号を任意の番号に変更されてしまうことを防止することができる。
本発明の自動取引装置の外観図である。 自動取引装置とホストコンピュータから構成される自動取引システムの構成図である。 顧客操作表示部の表示例の説明図である。 暗証番号変更取引の処理の流れを説明するフローチャートである。 禁止暗証番号追加希望問合せ取引の処理の流れを説明するフローチャートである。 許可暗証番号希望問合せ取引の処理の流れを説明するフローチャートである。 顧客操作表示部の表示例の説明図である。
符号の説明
1 自動取引装置(ATM)
11 顧客操作表示部
18 制御部
19 テンキー

Claims (10)

  1. 表示部および入力部からなる顧客操作表示部を有し、顧客の操作により暗証番号変更取引を行なう自動取引装置と、暗証番号を含む顧客口座情報を管理する上位装置を備えた自動取引システムにおいて、
    前記上位装置は、暗証番号の登録を禁止する禁止暗証番号を格納するデータベースを有し、前記自動取引装置は、顧客の操作による暗証番号の変更取引を受付け、前記上位装置から前記禁止暗証番号を受信し、前記顧客操作表示部に前記禁止暗証番号を表示することを制御する制御部を有することを特徴とする自動取引システム。
  2. 請求項1記載の自動取引システムにおいて、前記顧客操作表示部に表示する禁止暗証番号は複数の禁止暗証番号の一覧表形式であることを特徴とする自動取引システム。
  3. 請求項1記載の自動取引システムにおいて、前記上位装置は前記顧客口座情報から前記禁止暗証番号を作成することを特徴とする自動取引システム。
  4. 請求項3記載の自動取引システムにおいて、前記顧客口座情報は顧客の生年月日、住所、電話番号、電子メールアドレス、車ナンバのうちいずれか一又は複数であることを特徴とする自動取引システム。
  5. 請求項3記載の自動取引システムにおいて、前記顧客口座情報に追加または変更があった場合にそれに合わせて前記禁止暗証番号を追加または変更することを特徴とする自動取引システム。
  6. 表示部および入力部からなる顧客操作表示部を有し、顧客の操作により暗証番号変更取引を行ない、暗証番号を含む顧客口座情報を管理する上位装置と暗証番号変更取引のための情報を送受信する自動取引装置において、
    顧客の操作による暗証番号の変更取引を受付け、前記上位装置から受信する前記暗証番号変更取引のための情報に、登録を禁止する禁止暗証番号を含めて受信し、前記顧客操作表示部に前記禁止暗証番号を表示することを制御する制御部を有することを特徴とする自動取引装置。
  7. 請求項6記載の自動取引装置において、前記制御部の制御が顧客の口座毎に複数回行われることを特徴とする自動取引装置。
  8. 請求項6記載の自動取引装置において、前記禁止暗証番号の表示には禁止する理由を含めて表示するものであることを特徴とする自動取引装置。
  9. 表示部および入力部からなる顧客操作表示部を有し、顧客の操作により暗証番号変更取引を行ない、暗証番号を含む顧客口座情報を管理する上位装置と暗証番号変更取引のための情報を送受信する自動取引装置において、
    顧客の操作による暗証番号の変更取引を受付け、前記上位装置から受信する前記暗証番号変更取引のための情報に、登録を禁止する第1の禁止暗証番号を含めて受信し、前記顧客操作表示部に前記第1の禁止暗証番号を表示し、さらに顧客の操作により別途登録を禁止する第2の禁止暗証番号の入力を受付け、当該第2の禁止暗証番号を前記第1の禁止暗証番号に追加するために前記第2の禁止暗証番号を前記上位装置に送信することを制御する制御部を有することを特徴とする自動取引装置。
  10. 表示部および入力部からなる顧客操作表示部を有し、顧客の操作により暗証番号変更取引を行ない、暗証番号を含む顧客口座情報を管理する上位装置と暗証番号変更取引のための情報を送受信する自動取引装置において、
    顧客の操作による暗証番号の変更取引を受付け、前記上位装置から受信する前記暗証番号変更取引のための情報に、登録を禁止する禁止暗証番号を含めて受信し、前記顧客操作表示部に前記禁止暗証番号を表示し、顧客の指定した新たな暗証番号上位装置に送信し、さらに顧客の操作により登録を許可する許可暗証番号の入力を受付け、当該許可暗証番号を前記上位装置に送信することを制御する制御部を有することを特徴とする自動取引装置。
JP2007174705A 2007-07-03 2007-07-03 自動取引システムおよび自動取引装置 Active JP5309484B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007174705A JP5309484B2 (ja) 2007-07-03 2007-07-03 自動取引システムおよび自動取引装置
KR1020080033552A KR100994187B1 (ko) 2007-07-03 2008-04-11 자동거래 시스템 및 자동거래 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007174705A JP5309484B2 (ja) 2007-07-03 2007-07-03 自動取引システムおよび自動取引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009015474A true JP2009015474A (ja) 2009-01-22
JP5309484B2 JP5309484B2 (ja) 2013-10-09

Family

ID=40356326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007174705A Active JP5309484B2 (ja) 2007-07-03 2007-07-03 自動取引システムおよび自動取引装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5309484B2 (ja)
KR (1) KR100994187B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100010903A1 (en) * 2008-07-11 2010-01-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Vending machine and control method thereof

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11556631B2 (en) * 2019-06-01 2023-01-17 Apple Inc. User interfaces for managing user account passwords

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0778216A (ja) * 1993-09-08 1995-03-20 Hitachi Ltd 現金自動取引処理システム
JP2005128307A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Aruze Corp 声紋認証システム
JP2006201899A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Dainippon Printing Co Ltd 入力支援方法
JP2007072777A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Oki Electric Ind Co Ltd 取引処理システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034409A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Oki Electric Ind Co Ltd 暗証番号変更システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0778216A (ja) * 1993-09-08 1995-03-20 Hitachi Ltd 現金自動取引処理システム
JP2005128307A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Aruze Corp 声紋認証システム
JP2006201899A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Dainippon Printing Co Ltd 入力支援方法
JP2007072777A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Oki Electric Ind Co Ltd 取引処理システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100010903A1 (en) * 2008-07-11 2010-01-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Vending machine and control method thereof
US9508210B2 (en) * 2008-07-11 2016-11-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Vending machine and control method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
KR100994187B1 (ko) 2010-11-12
JP5309484B2 (ja) 2013-10-09
KR20090004448A (ko) 2009-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090144162A1 (en) Transaction Security Method and Apparatus
US20120197796A1 (en) Cash dispensing at atm
JP2008065493A (ja) 生体認証システム、及び方法
JP2007226339A (ja) 自動取引システムおよび自動取引装置
JP6364805B2 (ja) 現金自動預け払い機、表示制御方法及び表示制御プログラム
JP2010009260A (ja) 取引処理装置
JP5309484B2 (ja) 自動取引システムおよび自動取引装置
WO2001003086A1 (en) Portable terminal
JP2007052688A (ja) 自動取引システム
JP2010049387A (ja) 自動取引システム、サービス管理サーバ、自動取引装置および自動取引方法
CN104574691B (zh) 一种基于银行柜员机的业务处理方法和系统
JP2008015867A (ja) 現金自動取引システム
JP2008129647A (ja) 暗証番号運用システム
JP2008146145A (ja) 自動取引装置
JP2007034409A (ja) 暗証番号変更システム
JP2007179303A (ja) 自動取引システム、装置、及び、方法
JP2007140702A (ja) 自動取引装置および自動取引システム
JP6838937B2 (ja) 鍵管理装置、鍵管理システム及び鍵管理方法
GB2351594A (en) Portable terminal
JP2003281366A (ja) 金融機関におけるユーザ認証方法
JP2006313474A (ja) 自動取引システムおよび自動取引装置
JP7429819B1 (ja) 取引システム、取引装置、取引方法、およびプログラム
JP5287031B2 (ja) 自動取引装置
JP2004199251A (ja) 預金口座管理方法及び預金口座管理プログラム
JP4678815B6 (ja) 携帯端末装置を用いたセルフサービス・システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120501

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130208

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130409

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5309484

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150