JP2009014662A - 自動車における最低地上高の測定方法及び自動車における最低地上高の測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な方法及び簡易な装置を用いて最低地上高を容易かつ確実に測定でき、その結果を自動車のオーナーに目視によって確認させることがでる。
【解決手段】測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caを挟む当該測定対象自動車Cの乗り入れ面Daの一方側に、水平向きに可視レーザー光yを照射するレーザー照射装置10を上下動可能かつ旋回可能に備える地上高測定装置Aをセットし、他方の側に、当該レーザー照射装置10からのレーザー光yを受け、かつ、前記乗り入れ面Daからの高さ表示手段Ba’の施されている受け手段Bを備えさせ、この受け手段Bに向けて、前記レーザー照射装置10からレーザー光yを照射して測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caの地上高を測定する。
【選択図】図7

Description

この発明は、自動車における最低地上高を迅速かつ正確に測定する測定方法及び測定装置の提案に関し、最低地上高を備えていない自動車を迅速、かつ、確実に検出し、この種の最低地上高を備えていない自動車の運行に伴う自動車事故等を未然に防止しようとするものである。
自動車は安全走行の目的等から、その最低地上高が法規制されているものの、自動車におけるファッション性を高める目的等の各種目的から、この最低地上高を備えていない自動車が運行されているケースがある。
かかる最低地上高を備えていない自動車の運行を放置することは、自動車事故を未然に防ぐ観点等から好ましくなく、運行自動車における最低地上高の検査が実施されている。
しかしながら、この種の最低地上高の測定は、対象自動車の下にもぐり込んで、例えば、図10に示されるような測定具100を対象自動車の乗り入れられている地面上にセットした後、当該測定具100の操作バー101に一体に備えられている可撓性のスケール102を、当該測定具100から垂直の状態に押し出し、このスケール102の上端が接した状態における測定具100の目盛り103を読み取る等、該当する箇所の最低地上高を逐一、測定する必要があり、多くの手間を要し、かつ、その測定結果を自動車のオーナーに納得させ難い不具合があった。
この結果、積極的に、運行自動車における最低地上高の検査が施されることなく、最低地上高を備えていない自走車が、そのまま、見過ごされて運行に用いられているケースが見受けられる。
かかる路上等において、運行に用いられている自動車の最低地上高を、容易に、かつ、確実に測定でき、しかも、その測定結果を自動車のオーナーに納得させ得る測定方法及び測定装置は見受けられなかった。
しかしながら、購入自動車等に改装を施して、その最低地上高を法規制以下にした自動車が運行に供されているケースが見受けられ、道路交通の安全性等から、その取り締まりが要請されている。
この発明は、かかる運行自動車における現状、及び、最低地上高の測定の困難性を解消すべく提案されたものであって、容易かつ迅速に測定が可能であり、しかも、その測定結果を自動車のオーナーに目視により納得させ得るようにした自動車における最低地上高の測定方法及び最低地上高の測定装置の提案をなそうとするものである。
この自動車における最低地上高の測定方法の第1の発明は、測定対象自動車における測定対象部位の最低地上高を測定する測定方法であって、
当該測定対象自動車における測定対象部位を挟む当該測定対象自動車の乗り入れ面の一方側に、
水平向きに可視レーザー光を照射するレーザー照射装置を上下動可能かつ旋回可能に備える地上高測定装置をセットし、
他方の側に、当該レーザー照射装置からのレーザー光を受け、かつ、前記乗り入れ面からの高さ表示手段の施されている受け手段を備えさせ、
この受け手段に向けて、前記レーザー照射装置からレーザー光を照射して測定対象自動車における測定対象部位の地上高を測定するようにしたことを特徴とする自動車における最低地上高の測定方法としてある。
かかる自動車における最低地上高の測定方法では、測定対象自動車の測定対象部位を間に入れるようにして、測定対象自動車の測定用乗り入れ面にセットした地上高測定装置から測定対象部位に向けて照射されるレーザー光を、前記の受けけ手段で確認し、測定対象自動車の測定対象部位の最低地上高を、当該受け手段における高さ表示手段を目安にして、容易に、かつ、確実に、目視により確認し得るものであり、必要に応じて、自動車のオーナーにも確認させることができる。
この自動車における最低地上高の測定方法の第2の発明は、前記課題を解決するために、測定対象自動車における測定対象部位の最低地上高を測定する測定方法であって、
水平向きに可視レーザー光を照射するレーザー照射装置を上下動可能かつ旋回可能に備える地上高測定装置と、測定面からの高さ表示手段を備える受け手段とを測定面にセットし、
前記測定対象自動車における測定対象部位の最低地上高位置を示す受け手段の高さ表示手段の表示に前記レーザー照射装置のレーザー光を位置づけるように該レーザー照射装置をセットすると共に、
この地上高測定装置を測定対象自動車の乗り入れ面にセットし、測定対象自動車の測定対象部位に向けてレーザー光を照射して測定対象自動車における測定対象部位の地上高を測定するようにしたことを特徴とする自動車における最低地上高の測定方法としてある。
かかる自動車における最低地上高の測定方法では、前記地上高測定装置におけるレーザー照射装置からの可視レーザー光を、測定面からの高さの表示手段を備える受け手段に照射し、当該レーザー照射装置を所定高さに位置決めしてあることから、この可視レーザー光を測定対象自動車の測定対象部位に照射するのみで、当該測定対象自動車が所定の最低地上高を備えているか否かを即座に判別でき、これを、必要に応じて、当該自動車のオーナーにも確認させることができる。
この自動車における最低地上高の測定方法の第3の発明は、前記課題を解決するために、測定対象自動車における測定対象部位の最低地上高を測定する測定方法であって、
水平向きに可視レーザー光を照射するレーザー照射装置を上下方向に移動支承し当該支承状態で旋回可能に備える地上高測定装置を用意し、
この地上高測定装置におけるレーザー照射装置を測定対象自動車における測定対象部位の最低地上高の高さにレーザー光を照射し得るようにセットすると共に、
この地上高測定装置を測定対象自動車の乗り入れ面にセットし、測定対象自動車の測定対象部位に向けてレーザー光を照射して測定対象自動車における測定対象部位の地上高を測定するようにしたことを特徴とする自動車における最低地上高の測定方法としてある。
かかる自動車における最低地上高の測定方法では、前記地上高測定装置におけるレーザー照射装置からの可視レーザー光を、当該地上高測定装置におけるセット面から所定の高さ位置で照射するように当該レーザー照射装置を位置決めしてあることから、この可視レーザー光を測定対象自動車の測定対象部位に照射するのみで、当該測定対象自動車が所定の最低地上高を備えているか否かを即座に判別でき、これを、必要に応じて、当該自動車のオーナーにも確認させることができる。
この自動車における最低地上高の測定装置の第1の発明は、前記課題を解決するために、台部と、この台部に垂直に立設されている柱状部と、この柱状部に上下動可能かつ旋回可能に備えられて水平向きに可視レーザー光を照射するレーザー照射装置とを備える地上高測定装置と、この地上高測定装置のレーザー照射装置からのレーザー光を受け、かつ、測定面からの高さ表示手段を備える受け手段とを備えていることを特徴とする自動車における最低地上高の測定装置としてある。
かかる自動車における最低地上高の測定装置では、レーザー照射装置を上下動させ、必要に応じて旋回させながら受け手段で受けられたレーザーポイントを、当該受け手段における地上からの高さ表示手段に照合するようにして、測定対象自動車における測定対象部位の地上高を、容易かつ確実に直接測定でき、これを、当該自動車のオーナーに確認させることができる。また、前記地上高測定装置におけるレーザー照射装置を所定高さに前記受け手段を用いて予め移動し、このレーザー照射装置を所定高さにセットされた地上高測定装置からレーザー光を測定対象自動車における測定対象部位に照射することで、測定対象自動車における測定対象部位が所定の最低地上高を備えているか否かを即座に判別でき、これを、必要に応じて、当該自動車のオーナーに確認させることができる。
また、自動車における最低地上高の測定装置の第2の発明は、前記課題を解決するために、台部と、この台部に垂直に立設されている柱状部と、この柱状部に上下方向に移動支承しかつ当該支承状態で旋回可能に備えられて水平向きに可視レーザー光を照射するレーザー照射装置とを備える地上高測定装置と、この地上高測定装置におけるレーザー照射装置を前記柱状部の所定高さに位置決めする位置決め手段とを備えていることを特徴とする自動車における最低地上高の測定装置としてある。
かかる自動車における最低地上高の測定装置では、予めレーザー照射装置が所定高さに支承されていることから、当該地上高測定装置からレーザー光を測定対象自動車における測定対象部位に照射することで、測定対象自動車における測定対象部位が所定の最低地上高を備えているか否かを即座に判別でき、これを、必要に応じて、当該自動車のオーナーに確認させることができる。
また、前記受け手段における高さ表示手段が垂直向きのプレートに備えられる目盛であることを特徴とする請求項1に記載の自動車における最低地上高の測定方法、請求項2に記載の自動車における最低地上高の測定方法又は請求項4に記載の自動車における最低地上高の測定装置にあっては、当該目盛にレーザー光を照射することによって、測定対象自動車における地上高を厳密に測定、確認することができる。
また、前記受け手段における高さ表示手段が、板状材における所定高さ位置に備えられる水平のラインであることを特徴とする請求項1に記載の自動車における最低地上高の測定方法、請求項2に記載の自動車における最低地上高の測定方法又は請求項4に記載の自動車における最低地上高の測定装置にあっては、測定対象自動車が最低地上高を備えているか、否かを当該ラインによって一目で判別することができる。
また、前記受け手段における高さ表示手段が、壁等の構築物の一部の所定高さ位置に備えられる水平のラインであることを特徴とする請求項1に記載の自動車における最低地上高の測定方法、請求項2に記載の自動車における最低地上高の測定方法又は請求項4に記載の自動車における最低地上高の測定装置にあっては、測定対象自動車を当該表示手段を備える構築物に沿って受け入れることで、当該測定対象自動車が最低地上高を備えているか、否かを、容易に判別することができる。
前記自動車における最低地上高の測定方法及び自動車における最低地上高の測定装置にあっては、運行に用いられている自動車における最低地上高を、簡易な方法及び簡易な装置を用いて、容易に、かつ、確実に測定できると共に、必要に応じて、その測定結果を自動車のオーナーに目視によって確認させることができ、法規制されている自動車における最低地上高の遵守の普及に効果的に用いることができる。
以下、図1〜図9にもとづいて、この発明を実施するための最良の形態に係る自動車における最低地上高の測定方法及び自動車における最低地上高の測定装置について説明する。
なお、ここで図1〜図7は、当該発明を実施するための最良の形態に係る典型的な第1の地上高測定装置を示しており、図1では、典型的な地上高測定装置Aを斜め上方から見て、図2では、これを要部を破断して側面から見て、図3では、これを上方から見て、図4では、当該発明を実施するための最良の形態に係る受け手段Bを斜め上方から見て示している。図5〜図7では、当該測定方法及び装置Aの用い方を示しており、図5では、受け手段Bを用いてレーザー照射装置10の位置決めをしている状態を、図6では、当該装置Aを用いて測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caにおける最低地上高を測定している状態を側方から見て、図7では、これを斜め上方から見て示している。
また、図8及び図9は、当該発明を実施するための最良の形態に係る典型的な第2の地上高測定装置を示しており、図8では、典型的な地上高測定装置Aを、その要部を破断して側面から見て、図9では、その要部を拡大して断面して側方から見て示している。
この発明を実施するための最良の形態に係る第1の自動車における最低地上高の測定方法は、測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caの最低地上高を測定する測定方法であって、
当該測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caを挟む当該測定対象自動車Cの乗り入れ面Daの一方側に、
水平向きに可視レーザー光yを照射するレーザー照射装置10を上下動可能かつ旋回可能に備える地上高測定装置Aをセットし、
他方の側に、当該レーザー照射装置10からのレーザー光yを受け、かつ、前記乗り入れ面Daからの高さ表示手段Ba’の施されている受け手段Bを備えさせ、
この受け手段Bに向けて、前記レーザー照射装置10からレーザー光yを照射して測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caの地上高を測定するようにしたものである。
かかる自動車Cにおける最低地上高の測定方法では、測定対象自動車Cの測定対象部位Caを間に入れるようにして、測定対象自動車Cの測定用乗り入れ面Daにセットした地上高測定装置Aから測定対象部位Caに向けて照射されるレーザー光yを、前記の受け手段Bで確認し、測定対象自動車Cの測定対象部位Caの地上高を、当該受け手段Bにおける高さ表示手段Ba’を目安にして、容易に、かつ、確実に、目視により確認し得るものであり、当該自動車が最低地上高を備えているか否かを、必要に応じて、自動車Cのオーナーにも確認させることができる。
この発明を実施するための最良の形態に係る第2の自動車Cにおける最低地上高の測定方法は、測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caの最低地上高を測定する測定方法であって、
水平向きに可視レーザー光yを照射するレーザー照射装置10を上下動可能かつ旋回可能に備える地上高測定装置Aと、測定面Dからの高さを示す高さ表示手段Ba’を備える受け手段Bとを測定面Dにセットし、
前記測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caの最低地上高位置を示す受け手段Bの高さ表示手段Ba’の表示Baに前記レーザー照射装置10のレーザー光yを位置づけるように該レーザー照射装置10をセットすると共に、
この地上高測定装置Aを測定対象自動車Cの乗り入れ面Daにセットし、測定対象自動車Cの測定対象部位Caに向けてレーザー光yを照射して測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caの地上高を測定するようにしたものである。
かかる自動車Cにおける最低地上高の測定方法では、前記地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10からの可視レーザー光yを、測定面Dからの高さの表示手段Ba’を備える受け手段Bに照射し、当該レーザー照射装置10を所定高さに位置決めしてあることから、この可視レーザー光yを測定対象自動車Cの測定対象部位Caに照射するのみで、当該測定対象自動車Cが所定の最低地上高を備えているか否かを即座に判別でき、これを、必要に応じて、当該自動車Cのオーナーにも確認させることができる。
この発明を実施するための最良の形態に係る第3の自動車Cにおける最低地上高の測定方法は、測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caの最低地上高を測定する測定方法であって、
水平向きに可視レーザー光yを照射するレーザー照射装置10を上下方向に移動支承し、かつ当該支承状態で旋回可能に備える地上高測定装置Aを用意し、
この地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10を測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caの最低地上高の高さにレーザー光yを照射し得るようにセットすると共に、
この地上高測定装置Aを測定対象自動車Cの乗り入れ面Daにセットし、測定対象自動車Cの測定対象部位Caに向けてレーザー光yを照射して測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caの地上高を測定するようにしたものである。
かかる自動車Cにおける最低地上高の測定方法では、前記地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10からの可視レーザー光yを、当該地上高測定装置Aにおけるセット面から所定の高さ位置で照射するように当該レーザー照射装置10を位置決めしてあることから、この可視レーザー光yを測定対象自動車Cの測定対象部位Caに照射するのみで、当該測定対象自動車Cが所定の最低地上高を備えているか否かを即座に判別でき、これを、必要に応じて、当該自動車Cのオーナーにも確認させることができる。
なお、前記各自動車Cにおける最低地上高の測定方法にあっては、測定対象自動車Cにおける各車輪と、少なくとも地上高測定装置Aとが、同一の水平面上に位置づけられており、受け手段Bにおける高さ表示手段Ba’が、前記水平面からの高さを表示するようにセットされ、あるいは、備え付けられており、前記水平面に車輪を接地した状態における当該車輪の接地面からの、当該自動車Cにおける接地車輪以外の部分における地上高の測定をなし得るようにしてある。
この発明を実施するための最良の形態に係る第1の自動車Cにおける最低地上高の測定装置は、台部20と、この台部20に垂直に立設されている柱状部30と、この柱状部30に上下動可能かつ旋回可能に備えられて水平向きに可視レーザー光yを照射するレーザー照射装置10とを備える地上高測定装置Aと、この地上高測定装置Aのレーザー照射装置10からのレーザー光yを受け、かつ、測
定面Dからの高さ表示手段Ba’を備える受け手段Bとを備えた構成としてある。
かかる自動車Cにおける最低地上高の測定装置では、レーザー照射装置10を上下動させ、必要に応じて旋回させながら受け手段Bで受けられたレーザーポイントを、当該受け手段Bにおける高さ表示手段Ba’における所定の高さを示す表示Baに照合するようにして、測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caの地上高を、容易かつ確実に直接測定でき、これを、当該自動車Cのオーナーに確認させることができる。また、前記地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10を所定高さに前記受け手段Bを用いて予め移動し、このレーザー照射装置10を所定高さにセットされた地上高測定装置Aからレーザー光yを測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caに照射することで、測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caが所定の最低地上高を備えているか否かを即座に判別でき、これを、必要に応じて、当該自動車Cのオーナーに確認させることができる。
また、この発明を実施するための最良の形態に係る第2の自動車Cにおける最低地上高の測定装置は、台部20と、この台部20に垂直に立設されている柱状部30と、この柱状部30に上下方向に移動支承し、かつ当該支承状態で旋回可能に備えられて水平向きに可視レーザー光yを照射するレーザー照射装置10とを備える地上高測定装置Aと、この地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10を前記柱状部30の所定高さに位置決めする位置決め手段60とを備えた構成としてある。
かかる自動車Cにおける最低地上高の測定装置では、予めレーザー照射装置10が所定高さに位置決めされていることから、当該地上高測定装置Aからレーザー光yを測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caに照射することで、測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caが所定の最低地上高を備えているか否かを即座に判別でき、これを、必要に応じて、当該自動車Cのオーナーに確認させることができる。
なお、この第1及び第2の自動車Cにおける最低地上高の測定装置にあっては、測定対象自動車Cにおける各車輪と、少なくとも地上高測定装置Aとが、同一の水平面上に位置づけて用いられ、必要に応じて用いられる受け手段Bにおける高さ表示手段Ba’を、前記水平面からの高さを表示するようにセットし、あるいは、備え付けて用いるものであって、前記水平面に車輪を接地した状態における当該車輪の接地面からの、当該自動車Cにおける接地車輪以外の部分における地上高の測定をなすことができる。
また、前記自動車Cにおける最低地上高の測定方法又は自動車Cにおける最低地上高の測定装置にあって、前記受け手段Bにおける高さ表示手段Ba’が垂直向きのプレートに備えられる目盛Bbである表示手段Ba’では、当該目盛Bbにレーザー光yを照射することによって、測定対象自動車Cにおける地上高を厳密に測定、確認することができる。
また、前記自動車Cにおける最低地上高の測定方法又は自動車Cにおける最低地上高の測定装置にあって、前記受け手段Bにおける高さ表示手段Ba’が、板状材42における所定高さ位置に備えられる水平のラインBb’である表示手段Ba’では、測定対象自動車Cが最低地上高を備えているか、否かを当該ラインBb’によって一目で判別することができる。
また、前記自動車Cにおける最低地上高の測定方法又は自動車Cにおける最低地上高の測定装置にあって、前記受け手段Bにおける高さ表示手段Ba’が、壁等の構築物43の一部の所定高さ位置に備えられる水平のラインBb’である表示手段Ba’では、測定対象自動車Cを当該表示手段Ba’を備える構築物43に沿って受け入れることで、当該測定対象自動車Cが最低地上高を備えているか、否かを、容易に判別することができる。
なお、前記各表示手段Ba’は、測定対象自動車Cにおける各車輪と、少なくとも地上高測定装置Aとが、同一の水平面上に位置づけて用いられることを前提に、この水平面からの高さを表示するようにセットし、あるいは、備え付けて用いるものであって、前記水平面に車輪を接地した状態における当該車輪の接地面からの、当該自動車Cにおける接地車輪以外の部分における地上高の測定をなすことができる。
なお、ここで、自動車における地上高とは、自動車の接地部以外の部分と地面との間の間隙であって、自動車の安全な運行を確保する目的から、各自動車に対応して、当該各自動車において所定の各部が所定の条件のもとで所定の地上高を備えることを義務づけられており、この所定の各部における地上高が義務づけられている最低地上高の条件を満たしているか否かの検査をなす必要があり、当該発明は、この各自動車において要請されている最低地上高を当該各自動車が備えているか否かを、容易かつ確実に判別し、必要に応じて、当該測定状態を自動車のオーナーにも確認させ、納得させるのに都合のよい測定方法及び測定装置に関するものである。
なお、この発明に係る自動車における最低地上高の測定方法及び自動車における最低地上高の測定装置は、測定対象自動車Cにおける法規制されている測定対象部位Caは、もとより、法規制外の部位の地上高の測定にも都合良く用いることができ、また、単独の測定対象部位Caを独自に測定するように用いても、また、複数の測定対象部位Caを個別に、又は、レーザー照射装置10を旋回させる等によって連続して測定するように用いることもできる。
ここで用いられる受け手段Bは、地上高測定装置Aからのレーザー光yを受けて、しかも、測定面Dからの高さ表示手段Ba’を備えるものであれば、例えば、測定面Dからの高さ目盛Bbの施されている縦向きに配置されるスケール、測定面Dから一定の高さ位置を示す水平向きのラインBb’や、測定面Dから一定の高さを示す色違い面による仕切りラインBb’等を備える板状材42、壁や擁壁やブロックや各種仕切り手段等の構築物43など、いかなる形態からなるものであっても、また、いかなる形態の表示であってもよい。
なお、この図示例に係る地上高測定装置Aは、レーザー照射装置10を上下動でき、かつ、旋回し得る態様で、支持する台部20と柱状部30とを備えておれば、いかなる素材によって構成してあっても、また、いかなる構造のものであってもよい。
かかる自動車における最低地上高の測定装置は、各種態様において測定対象自動車Cの前記地上高を測定することができる。
例えば、同一の水平面に、測定対象自動車Cの測定用乗り入れ面Da、地上高測定装置Aのセット面、受け手段Bのセット面があるように設けると共に、測定対象乗り入れ面Daに乗り入れた測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caを挟むようにして、各セット面に地上高測定装置Aと受け手段Bとをセットし、この受け手段Bに向けて地上高測定装置Aから可視レーザー光yを照射し、当該受け手段Bにおける高さ表示手段Ba’を基準として、測定対象部位Caにおける地上高を測定するようにしてあってもよい。
また、かかる測定対象部位Caの測定において前記地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10を前記セット状態において上下方向に移動調整するようにして、当該測定対象部位Caの地上高の測定をするようにしてあってもよい。
また、かかる測定対象部位Caの測定において前記地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10を上下方向に移動させつつ旋回させるようにして、当該測定対象部位Caの測定をなすようにしてあってもよい。
また、かかる測定対象部位Caの測定において前記地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10を前記セット状態において所定の高さ位置に支承し、この所定の高さ位置に支承されたレーザー照射装置10を旋回させるようにして、当該測定対象部位Caの地上高の測定をするようにしてあってもよい。
また、かかる測定対象部位Caの測定において前記地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10を前記セット状態にする前に、別段に用意される受け手段Bを用いて当該地上高測定装置Aの所定高さ位置に位置決めし、あるいは、当該地上高測定装置Aの備える位置決め手段によって所定高さ位置に位置決めし、これを測定対象自動車Cの測定用乗り入れ面Daと同一の水平面にある面にセットし、測定対象部位Caに可視レーザー光yを照射して、当該測定対象自動車Cにおける地上高の測定をなすようにしてあってもよい。かかる、測定対象部位Caに対するレーザー光yの照射測定にあっては、当該地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10からのレーザーyを受け手段Bによって受けるようにして測定対象部位Caの地上高の測定をなすようにしてあっても、また、受け手段Bを用いること無く、可視レーザー光yを測定対象部位Caに直接照射するようにして測定するようにしてあってもよい。
また、かかる測定対象部位Caの測定において前記地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10を前記セット状態にする前に、別段に用意される受け手段Bを用いて当該地上高測定装置Aの所定高さ位置に位置決めし、あるいは、当該地上高測定装置Aの備える位置決め手段によって所定高さ位置に位置決めし、これを測定対象自動車Cの測定用乗り入れ面Daと同一の水平面にある面にセットすると共に、この地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10を旋回させるようにして、測定対象部位Caの地上高を測定するようにあってもよい。
また、測定対象自動車のオーナーに対して、地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10の高さ位置のセット状態、前記各測定状態、受け手段Bにおけるレーザーポイントの確認等の適宜の態様で、測定対象自動車Cにおける測定地上高の確認と、当該測定内容の確認とを、随時、必要に応じて求めることができ、測定対象自動車Cが最低地上高を備えているか、否かを認めさせることができる。
まず、図1〜図7に示される典型的な自動車における最低地上高の測定装置について具体的に説明する。
ここで図示されている最低地上高の測定装置は、台部20と、この台部20に垂直に立設されている柱状部30と、この柱状部30に上下動可能かつ旋回可能に備えられており水平向きに可視レーザー光yを照射するレーザー照射装置10とを備える地上高測定装置Aと、この当該地上高測定装置Aからのレーザー光yを受け、かつ、測定面Dからの具体的な高さを示す表示Baを表示されている高さ表示手段Ba’を備える受け手段Bとを備えた構成としてある。
かかる自動車における最低地上高の測定装置を用いる測定方法は、前記地上高測定装置Aと受け手段B及び測定対象自動車Cの各車輪が、同一の水平面に位置づけられることを前提に各種の方法においてなすことができる。
かかる測定対象自動車Cは、例えば、測定用乗り入れ面Daに、当該測定対象自動車Cの測定対象部位Caを間に入れるように、測定対象自動車Cをセットし、この測定対象自動車Cのセットされている測定用乗り入れ面Da(この図示例にあっては、当該測定用乗り入れ面Daを測定面Dとしてある。)に、この測定対象自動車Cにおける測定部位Caを挟むように、水平向きに可視レーザー光yを照射するレーザー照射装置10を上下動可能かつ旋回可能に備えている地上高測定0装置Aと、当該地上高測定装置Aからのレーザー光yを受け、かつ、測定用乗り入れ面Daからの高さ表示手段Ba’を有する受け手段Bを備えさせると共に、この受け手段Bに対して地上高測定装置Aから可視レーザー光yを照射させて、この照射レーザー光yを受け手段Bにおいて確認することで、測定対象自動車Cにおける測定部位Caの地上高の測定をなすことができる。
この図示例にあっては、前記測定面Dにセットされている地上高測定装置Aの柱状部30を当該測定面Dに垂直になるように当該地上高測定装置Aをセットすると共に、レーザー照射装置10を柱状部30に沿って上下方向に移動して測定対象部位Caの測定をする。また、このレーザー照射装置10の上下動による位置決めと同時に当該レーザー照射装置10を旋回して、対象とされる測定部位Caの測定をする。また、かかるレーザー照射装置10を上下向きと、旋回向きとに同時に操作するようにして測定部位Caの測定をする。
かかる地上高測定装置Aによる測定対象部位Caの測定は、この地上高測定装置Aから照射される可視レーザー光yを受け手段Bによって受けることで、当該測定対象自動車Cにおける測定部位Caの地上高を当該受け手段Bにおける高さ表示手段Ba’、例えば、目盛Bb、ラインBb’等の具体的な高さ表示Baによって読み取り、あるいは、判定することができる。
かかる受け手段Bに備えられる高さ表示手段Ba’は、測定面D、この図示例にあっては、測定対象自動車Cの測定用乗り入れ面Daから、測定対象とされる自動車Cにおける最低地上高を判別し得る高さ表示Baを、少なくとも備えておればよく、測定面Dからの高さ数値、高さ数値目盛、高さ位置を示すライン等として備えられている。
また、この図示例にあっては、地上高測定装置Aに備えられているレーザー照射装置10を、このレーザー照射装置10からのレーザー光yが、測定しようとする測定対象自動車Cにおける最低地上高位置となるように柱状部30をガイドとして移動し、かつ、当該位置に留まるように保持用意し、この最低地上高位置をレーザー光yが照射する地上高測定装置Aを、測定対象自動車Cの測定用乗り入れ面Daにセットし、この地上高測定装置Aから可視レーザー光yを測定部位Caに照射して当該測定対象自動車Cにおける地上高を測定する。また、同一の条件でセットした地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10を前記の条件のもとで旋回させて、測定対象自動車Cにおける地上高の測定をする。
このように前もって、レーザー照射装置10を、測定対象自動車Cにおける最低地上高の判別可能な高さ位置に特定してある地上高測定装置Aによって、測定対象自動車Cを測定する場合、当該地上高測定装置Aからの可視レーザー光yを受ける受け手段Bを前記と同様に用いるようにしてあってもよく、また、かかる受け手段Bを用いること無く、当該地上高測定装置Aから測定対象部位Caに向けて直接、可視レーザー光yを照射して、当該測定対象部位Caが最低地上高を備えているか否かを判別するようにもちいてもよい。
かかる地上高測定装置Aを構成する台部20は、長方形状をなすベースプレート21における長手側端部のそれぞれの下面側に座板22を一体に設けて構成してあり、各座板22の下面が同一の水平面をなすようにしてあると共に、この一対の矩形をなす座板22の上面に長方形状のベースプレート21が設けてあり、このベースプレート21の上面が水平面を構成するようにしてある。
なお、この各座板22間のベースプレート21の下方に空間を構成し、ベースプレート21が直接、接地しない構成として、当該地上高測定装置Aを必要最小限の接地面積で測定用乗り入れ面Daに対して安定に水平状態に設置し得るように構成してある。
この図示例にあっては、当該台部20における長手側における一方側に偏った位置に柱状部30を垂直に立設し、この柱状部30にレーザー照射装置10を組み付けてある。
この図示例に係る柱状部30は、円柱状部30aと、当該円柱状部30aを前記ベースプレート21に安定に立設状態に固着するセットカラー30bとを備えており、水平断面が円形の円柱状部30aが垂直をなすようにベースプレート21に固着してある。
かかる柱状部30における円柱状部30aに上下動可能かつ旋回可能に組み付けられるレーザー照射装置10は、前記ベースプレート21上に延びるように細長い直方体状のボックス部11を備えており、このボックス部11の長手側の一方側に偏った位置で、前記柱状部30の円柱状部30aに組み付けてある。
このレーザー照射装置10は、ボックス部11の上面板部11aに円形鍔状の取付板12を一体に備えており、この取付板12と上面板部11aとに設けた取り付け孔11cに鍔付きブッシュ13を、当該鍔付きブッシュ13における鍔13aを前記取付板12に重ね合わせ状態にしてボルト13c締めして、当該鍔付きブッシュ13が垂直向きの嵌め合い孔13bを有するように構成してある。
また、この鍔付きブッシュ13の備えられているボックス部11の下面板部11bに、前記柱状部30におけるセットカラー30bを受け入れ得る孔11dが設けてあり、この孔11d及び前記鍔付きブッシュ13の孔13bに柱状部30における円柱状部30aを挿通状態にして、レーザー照射装置10のボックス部11を、水平を維持した状態で、上下動可能かつ旋回可能に設け得るようにしてある。
この柱状部30を構成する円柱状部30aは、前記鍔付きブッシュ13に対して、手動で上下動及び旋回をなし得るように比較的密に嵌め入れられる構成としてあり、レーザー照射装置10が滑らかに当該円柱状部30aを摺動し得るように、例えば、前記鍔付きブッシュ13をスライドブッシュ等で構成してある。
また、当該レーザー照射装置10を前記台部20におけるベースプレート21に密着して使用又は保管し得るように、当該レーザー照射装置10を構成するボックス部11の下面板部11bに設けた孔11dから前記セットカラー30bが当該ボックス部11内に入り込み得る構成としてある。
また、このボックス部11の背面板部に設けられている雌ねじ部15にねじ部50aを螺進退可能に螺挿するようにストッパー50が設けてある。このストッパー50は、前記雌ねじ部15に螺進退可能にねじ入れられるねじ部50aの一端側に操作用摘み部50cが一体に設けてあると共に、他端側に柱状部30の外周面に密着される当て部50bを備えており、この当て部50bは柱状部30に対して接触抵抗が高く、かつ、密着され易い、例えば、ゴム状弾性材等によって構成してあり、この図示例にあっては、旋回されるレーザー照射装置10が、その旋回に際して柱状部30を巡る向きの円周方向の面に密着される弧状面を先端側に備えており、前記ねじ部50aの螺進退操作によって、この弧状面を柱状部30に押しつけ密着し、又は、離れさせるようにしてある。
かかる当て部50bは、かかるストッパー50のねじ部50bに連続して備えられている細径の頸部50fを介して頭部50eを備えており、この頸部50fを細径孔で受け入れ、かつ、頭部50eを拡径孔部で受け入れると共に前記ねじ部50aと当該頸部50fとの間の段差面で、当該当て部50bの外周面を前記柱状部30方向に押しつけ得るようにしてあり、前記雌ねじ部15でねじ部50bを螺進退することで、当該当て部50bを柱状部30の外周面に押しつけ、又は、引き離し得るように、この頸部50fと頭部50eとを、前記当て部50bに空回り自在に組み付けてある。
かかるボックス部11における前面側に可視レーザー光yを生ずるレーザー発生機14を、当該レーザー発生機14から生ずる可視レーザー光yが水平向きに照射されるように設けてある。
なお、図中16は当該レーザー発生機14の電源バッテリーを、17は当該レーザー発生機14におけるレーザー発生回路の開閉スイッチを示している。
このように構成される地上高測定装置Aにあっては、レーザー照射装置10に備えられるレーザー発生機14からの可視レーザー光yが水平に照射され得ると共に、当該レーザー照射装置10を柱状部30の円柱状部30aにおいて手動で都合よく上下方向に移動でき、かつ、旋回させて用いることができる。
かかるレーザー照射装置10のレーザー発生機14から生ずる可視レーザー光yを受け手段Bで確認して、必要位置において、前記ストッパー50で、当該レーザー照射装置10を柱状部30に固定することができる。
なお、かかる手法によらずに、別段に用意される計測手段によって、前記座板22の下面から当該レーザー発生機14の可視レーザー光yの照射位置間の間隔を測定対象自動車Cにおける最低地上高に一致させるようにして、これをストッパー50で、固定用意した上で、測定対象部位Caに可視レーザー光yを照射するようにしてもよい。
かかる地上高測定装置Aからの可視レーザー光yを受ける受け手段Bとして、図4及び図6では、高さ表示手段Ba’としての目盛Bb付きのプレート部41aを備える表示具41が示されている。
この表示具41は、測定面Dにセットして用いられるものであって、座板部41bと当該座板部41bに垂直に立設されているプレート部41aとを備えて構成してあり、この図示例では、座板部41bに矩形の補強板部41b’を一体に設け、この矩形をなす補強板部41b’における一辺に沿うように座板部41bのやや側方に偏った位置にプレート部41aを起立するように設けてある。
かかる座板部41bの側方に偏って備えられているプレート部41aにおける補強板部41b’側、すなわち、円板状をなす座板部41bの中央側に面しているプレート部41aに、当該座板部41bの下面からの高さを示す表示Baを備える高さ表示手段Ba’としての目盛Bbが設けてあり、この目盛Bbの付されている側のプレート部41a面に可視レーザー光yを当てるように前記レーザー照射装置10を上下動することで、対象測定面Dにセットされている測定対象自動車Cの測定対象部位Caの地上高の測定をなし得るようにしてある。
図5及び図6では、高さ表示手段Ba’としての目盛Bbを備える受け手段Bを前記地上高測定装置Aと共に用いた一適用例を示しており、例えば、図5に示すように、目盛Bb付き表示プレート41を地上高測定装置Aの直前の同一測定面Dにセットし、当該地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10を上下方向に移動させて、測定対象自動車Cに求められている最低地上高の高さにレーザー照射装置10を位置づけ、これをストッパー50で柱状部30に固定する。
このように、最低地上高にセットされたレーザー照射装置10を備える地上高測定装置Aを、測定用乗り入れ面Daに案内されている測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caの側方の測定面Dに設置し、この測定対象部位Caに向けて可視レーザー光yを照射し、この照射レーザー光yが当該自動車Cの他方の側において確認される場合には当該測定対象自動車Cが最低地上高を備える自動車として判定され、当該側において確認されない場合、すなわち、当該測定対象自動車Cに可視レーザー光yが遮られる場合、当該測定対象自動車Cは最低地上高を備えていない自動車として判定される。なお、測定対象部位Caを挟むように、測定用乗り入れ面Daにセットされている当該地上高測定装置Aにおける当該セット側と反対の側の測定用乗り入れ面Daに適宜受け手段Bを備えた状態にして、この測定対象自動車Cにおける測定対象部位Caの地上高の測定をなすようにしてもよく、測定対象自動車Cにおける地上高を、より確実に測定することができる。
このように、測定対象自動車Cに求められる最低地上高の高さ位置に可視レーザー光yを照射し得るようにレーザー照射装置10をセットした地上高測定装置Aを測定対象自動車Cのオーナーに確認させ、かつ、当該地上高測定装置Aを測定対象自動車Cの測定用乗り入れ面Daにセットして、測定対象自動車Cの測定部位Caを直接照射し、当該地上高測定装置Aからの可視レーザー光yが、測定対象部位Caの他方の側で、受け手段B等の適宜の手段を介し、または、これらの受け手段Bを介すること無く、確認し得るか否かを、当該測定対象自動車Cのオーナーに確認させることができる。
また、測定用乗り入れ面Daに乗り込ませた測定対象自動車Cの測定対象部位Caに測定面Dにセットした地上高測定装置Aから、レーザー照射装置10を操作しながら可視レーザー光yを照射し、当該測定対象部位Caの反対側の測定面Dに備えられている受け手段Bにおける高さ表示手段Ba’に照射される可視レーザー光yを測定対象自動車Cのオーナーに確認させ、あるいは、前記で照射された可視レーザー光yが当該受け手段Bに届いていない状態を、測定対象自動車Cのオーナーに直接確認させることができる。
また、かかる最低地上高の測定において、地上高測定装置Aに向き合って備えられる受け手段Bに可視レーザー光yが届かない場合にあって、当該地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10を旋回しつつ下方に向けて漸次移動させ、可視レーザー光yが当該自動車Cの他方側で視認された位置に、このレーザー照射装置10を柱状部30に固定し、このレーザー照射装置10の固定された地上高測定装置Aを表示具41に向き合わせ、当該自動車における地上高を確認でき、同時に、自動車Cのオーナーにも視認させることができる。
また、前記の測定方法において、測定対象部位Caを挟んで当該設置地上高測定装置Aに向き合うように受け手段Bとして表示具41をセットしておくことによって、前記の地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10の旋回と押し下げ操作に際して、当該測定対象自動車Cの地上高を目盛Bbによって、即座に測定、確認することができる。
ついで、図7に示される最低地上高の測定方法について説明する。
この図示例にあっては、前記表示具41に代わって、各高さ表示Baの表示手段Ba’を備える板状材42と、壁などの構築物43を用いた測定方法の適用例を示すものであって、その、典型例として、当該板状材42、構築物43の対応面に、測定面Dをなす測定用乗れ入れ面Daから、測定対象自動車Cにおける最低地上高に相当する高さ位置を示すラインBb’からなる表示手段Ba’を設けてある。
かかる板状材42,構築物43に施されるライン状の表示手段Ba’は、いわゆる線として表示されていても、また、色違い面の境界線として表示してあってもよい。
さらに、かかるラインBb’からなる表示手段Ba’に、当該ラインBb’の測定面Dからの高さを示す数値を表示するようにしてあってもよい。
例えば、測定対象自動車Cの測定面Dの側方に前記地上高測定装置Aをセットすると共に、当該測定対象自動車Cにおいて測定対象部位Caを挟むように、当該測定対象部位Caの他方側の測定面Dに前記板状材42を垂直状態に立設し、この板状材42に向けて地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10を旋回しつつ、上下方向に移動し、当該レーザー照射装置10からの可視レーザー光yの遮断される位置が前記板状材42におけるラインBb’よりも上にあれば最低地上高を備える自動車Cとして判別され、このラインBb’よりも下方で当該照射レーザー光yが遮断されるようであれば、最低地上高を備えていない自動車Cとして判別され、当該状況を測定対象自動車Cのオーナーに直接、目視させることができる。
また、測定予定の自動車Cを誘導する測定用乗り入れ面Daを構築物43における壁の側方に設けておき、この測定用乗り入れ面Daに測定対象自動車Cを誘導すると共に、誘導した測定対象自動車Cの測定部位Caを前記構築物43の壁と挟むように測定面Dにセットした地上高測定装置Aから、当該測定対象自動車Cの測定対象部位Caに向けて可視レーザー光yを照射し、この照射可視レーザー光yを前記壁を受け手段Bとして、当該受け手段Bに設けたラインBb’からなる表示手段Ba’で判別するようにしたものであって、測定対象部位Caに向けて照射された可視レーザー光yが、当該構築物43に備えられているラインBb’よりも上方で遮られるようであれば当該自動車Cは最低地上高を備えるものであり、また、このラインBb’よりも下方で遮られるようであれば当該自動車Cは最低地上高を備えていないものと判断され、かかる、状況を自動車Cのオーナーに直接視認させることができる。
ついで、図8及び図9に示される典型的な自動車における最低地上高の測定装置について具体的に説明する。
ここで図示されている最低地上高の測定装置は、台部20と、この台部20に垂直に立設されている柱状部30と、この柱状部30に上下方向に移動支承し、かつ当該支承状態で旋回可能に備えられて水平向きに可視レーザー光yを照射するレーザー照射装置10とを備える地上高測定装置Aと、この地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10を前記柱状部30の所定高さに位置決めする位置決め手段60とを備えた構成としてある。
かかる地上高測定装置Aを構成する台部20は、長方形状をなすベースプレート21における長手側端部のそれぞれの下面側に座板22を一体に設けて構成してあり、各座板22の下面が同一の水平面をなすようにしてあると共に、この一対の矩形をなす座板22の上面に長方形状のベースプレート21が設けてあり、このベースプレート21の上面が水平面を構成するようにしてある。
なお、この各座板22間のベースプレート21の下方に空間を構成し、ベースプレート21が直接、接地しない構成として、当該地上高測定装置Aを必要最小限の接地面積で測定用乗り入れ面Daに対して安定に水平状態に設置し得るように構成してある。
この図示例にあっては、当該台部20における長手側における一方側に偏った位置に補強板23をビス24で当該ベースプレート21に一体に設けてあり、このベースプレート21上に一体に設けられている補強板23の水平な上面部に、垂直に起立させた柱状部30を、ベースプレート21の下方から当該柱状部30の下部に設けられている雌ねじ孔部30cにボルト31をねじ入れることで垂直に立設してある。
このように台部20に垂直に立設されている水平断面が円形の柱状部30に対して嵌め合わせられる環状をなすセットカラー32で、このセットカラー32上に前記柱状部30に対して被嵌状態に組み付けられるレーザー照射装置10を回転自在に支承するようにしてある。
この柱状部30の円柱状部30aの嵌め入れられるセットカラー32は、当該円柱状部30aに、ほぼ密に嵌め合わされる円環形状に構成してあり、円柱状部30aを水平を維持した状態で上下方向に移動可能に組み付けてある。
また、このセットカラー32は、その周側面から柱状部30の嵌め合い穴側に貫通する複数個の雌ねじ孔32aを備えており、当該セットカラー32を柱状部30の所定高さ位置に移動させた後、この雌ねじ孔32aから、それぞれ止めねじ33をねじ入れて、その先端を前記円柱状部30aに押しつけるようにして、当該セットカラー32を柱状部30に固定し、かつ、必要に応じて、当該押しつけを解放することで、柱状部30に沿った上下方向に移動させ得るようにしてある。
かかる柱状部30における円柱状部30aに上下動可能かつ旋回可能に組み付けられるレーザー照射装置10は、前記ベースプレート21上に延びるように細長い直方体状のボックス部11を備えており、このボックス部11の長手側の一方側に偏った位置で、前記セットカラー32上に回転可能に支承されるように前記柱状部30の円柱状部30aに組み付けてある。
このレーザー照射装置10は、ボックス部11の上面板部11aに円形鍔状の取付板12を一体に備えており、この取付板12と上面板部11aとに設けた取り付け孔11cに鍔付きブッシュ13を、当該鍔付きブッシュ13における鍔13aを前記取付板12に重ね合わせ状態にしてボルト13c締めして、当該鍔付きブッシュ13が垂直向きの嵌め合い孔13bを有するように構成してある。
また、この鍔付きブッシュ13の備えられているボックス部11の下面板部11bに、前記柱状部30の下部側を受け入れ得る孔11dが設けてあり、この孔11d及び前記鍔付きブッシュ13の孔13bに柱状部30における円柱状部30aを挿通状態にして、レーザー照射装置10のボックス部11を、前記セットカラー32上に水平を維持した状態で、支承するように組み付ける。
この柱状部30を構成する円柱状部30aは、前記鍔付きブッシュ13に対して、手動で上下動及び旋回をなし得るように比較的密に嵌め入れられる構成としてあり、レーザー照射装置10が滑らかに当該円柱状部30aを摺動し得るように、例えば、前記鍔付きブッシュ13をスライドブッシュ等で構成してある。
また、前記柱状部30に組み付けられるレーザー照射装置10は、当該柱状部30における所定高さ位置に、前記セットカラー32で、旋回可能に支承されており、同一の水平線上に可視レーザー光yを連続して案内し得るようにしてある。
また、このボックス部11の背面板部に設けられている雌ねじ部15にねじ部50aを螺進退可能に螺挿するようにストッパー50が設けてある。このストッパー50は、前記雌ねじ部15に螺進退可能にねじ入れられるねじ部50aの一端側に操作用摘み部50cが一体に設けてあると共に、他端側に柱状部30の外周面に密着される当て部50bを備えており、この当て部50bは柱状部30に対して接触抵抗が高く、かつ、密着され易い、例えば、ゴム状弾性材等によって構成してあり、この図示例にあっては、旋回されるレーザー照射装置10が、その旋回に際して柱状部30を巡る向きの円周方向の面に密着される弧状面を先端側に備えており、前記ねじ部50aの螺進退操作によって、この弧状面を柱状部30に押しつけ密着し、又は、離れさせるようにしてある。
かかる当て部50bは、かかるストッパー50のねじ部50bに連続して備えられている細径の頸部50fを介して頭部50eを備えており、この頸部50fを細径孔で受け入れ、かつ、頭部50eを拡径孔部で受け入れると共に前記ねじ部50aと当該頸部50fとの間の段差面で、当該当て部50bの外周面を前記柱状部30方向に押しつけ得るようにしてあり、前記雌ねじ部15でねじ部50bを螺進退することで、当該当て部50bを柱状部30の外周面に押しつけ、又は、引き離し得るように、この頸部50fと頭部50eとを、前記当て部50bに空回り自在に組み付けてある。
かかるボックス部11における前面側に可視レーザー光yを生ずるレーザー発生機14を、当該レーザー発生機14から生ずる可視レーザー光yが水平向きに照射されるように設けてある。
かかる構成からなる地上高測定装置Aは、当該地上高測定装置Aにおけるレーザー照射装置10の可視レーザー光yの照射高さの位置決めをする位置決め手段60を備えており、この位置決め手段60によって、当該レーザー照射装置10を、前もって、柱状部30における所定高さ位置に前記止めねじ33でセットカラー32を固定して用いるようにしてある。
すなわち、測定対象自動車Cの測定対象部位Caに求められている最低地上高位置に、当該地上高測定装置Aのレーザー照射装置10における可視レーザー光yの照射高さを位置づけ得るように前記セットカラー32を位置づけ、これを、止めねじ33で柱状部30に固定する。この結果、セットカラー32に支承されているレーザー照射装置10は、これを測定面Dにセットした際に、可視レーザー光yを、前記で位置決めされた高さで、旋回可能に照射することができ、測定対象自動車Cにおける測定部位Caを容易かつ確実に測定することができる。
なお、この地上高測定装置Aに備えられる位置決め手段60は、当該地上高測定装置Aにおける可視レーザー光yの照射高さを、例えば、測定対象自動車Cにおける測定部位Caの最低地上高となるようにレーザー照射装置10の移動位置を示し得るものであれば、いかなる手段であってもよく、例えば、円柱状部30aの外周面の高さ方向に、当該地上高測定装置Aを測定面Dにセットした際における当該測定面Dからの地上高を表示する表示目盛、表示ライン、表示印等を位置決め手段60として設け、この位置決め手段60における表示目盛、表示ライン、表示印等に、例えば、セットカラー32の上端面を合わせるように当該セットカラー32を移動調整しつつ、柱状部30に当該セットカラー32を固定し、このように柱状部30に旋回可能に支承されているレーザー照射装置10によって、測定対象自動車Cにおける測定部位Caを容易、かつ、確実に測定することができる。かかる位置決め手段60は、当該地上高測定装置Aにおける可視レーザー光yを測定対象自動車Cにおける最低地上高位置に位置決めし得るものであれば、いかなるものであってもよく、例えば、当該地上高測定装置A以外の機材によって構成するようにしてあってもよい。
なお、図中16は当該レーザー発生機14の電源バッテリーを、17は当該レーザー発生機14におけるレーザー発生回路の開閉スイッチを示している。
このように構成される地上高測定装置Aは、これを測定対象自動車Cの測定用乗り入れ面Daに設置して、この地上高測定装置Aから測定対象部位Caに向けて可視レーザー光yを照射し、この測定対象部位Caに照射された可視レーザー光yが当該測定対象自動車Cにおける他方側で確認し得るか否かによって、測定対象自動車Cの測定部位Caが所定の最低地上高を備えているか否かの判別をなすことができる。
かかる地上高測定装置Aによる測定対象自動車Cの最低地上高の測定に際して、当該測定対象自動車Cにおける測定部位Caを挟んだ他方側に、適宜の受け手段Bを設けておくことによって、かかる地上高測定装置Aによる測定部位Caの測定が、より、正確、かつ、容易になすことができる。
かかる受け手段Bは、前記表示具41、板状材42,構築物43等、いかなる形態からなるものであってもよく、当該表示具41,板状材42、構築物43等の受け手段Bの面に施されている高さ目盛Bb、ラインBb’等の表示手段Ba’を判別の基準として用いたり、さらに、当該受け手段Bを測定対象部位Caからの漏れだす可視レーザー光yを補足する手段として用いるようにしてもよく、この場合にあっては、当該受け手段Bは無地の表示具、板状材、構築物等であってもよい。
典型的な地上高測定装置を示す斜視図 同要部破断側面図 同平面図 同受け手段の一例を示す斜視図 同典型的な測定方法における測定の一過程を示す側面図 同典型的な測定方法における測定の他の一過程を示す側面図 同典型的な他の測定方法における測定の一過程を示す斜視図 他の典型的な地上高測定装置の要部破断側面図 同要部拡大断面図 従来の測定具を示す斜視図
符号の説明
A 地上高測定装置
B 受け手段
Ba 高さ表示
Ba’ 高さ表示手段
Bb 目盛
Bb’ライン
C 測定対象自動車
Ca 測定対象部位
D 測定面
Da 測定用乗り入れ面
10 レーザー照射装置
20 台部
30 柱状部
60 位置決め手段

Claims (8)

  1. 測定対象自動車における測定対象部位の最低地上高を測定する測定方法であって、
    当該測定対象自動車における測定対象部位を挟む当該測定対象自動車の乗り入れ面の一方側に、
    水平向きに可視レーザー光を照射するレーザー照射装置を上下動可能かつ旋回可能に備える地上高測定装置をセットし、
    他方の側に、当該レーザー照射装置からのレーザー光を受け、かつ、前記乗り入れ面からの高さ表示手段の施されている受け手段を備えさせ、
    この受け手段に向けて、前記レーザー照射装置からレーザー光を照射して測定対象自動車における測定対象部位の地上高を測定するようにしたことを特徴とする自動車における最低地上高の測定方法。
  2. 測定対象自動車における測定対象部位の最低地上高を測定する測定方法であって、
    水平向きに可視レーザー光を照射するレーザー照射装置を上下動可能かつ旋回可能に備える地上高測定装置と、測定面からの高さ表示手段を備える受け手段とを測定面にセットし、
    前記測定対象自動車における測定対象部位の最低地上高位置を示す受け手段の高さ表示手段の表示に前記レーザー照射装置のレーザー光を位置づけるように該レーザー照射装置をセットすると共に、
    この地上高測定装置を測定対象自動車の乗り入れ面にセットし、測定対象自動車の測定対象部位に向けてレーザー光を照射して測定対象自動車における測定対象部位の地上高を測定するようにしたことを特徴とする自動車における最低地上高の測定方法。
  3. 測定対象自動車における測定対象部位の最低地上高を測定する測定方法であって、
    水平向きに可視レーザー光を照射するレーザー照射装置を上下方向に移動支承し当該支承状態で旋回可能に備える地上高測定装置を用意し、
    この地上高測定装置におけるレーザー照射装置を測定対象自動車における測定対象部位の最低地上高の高さにレーザー光を照射し得るようにセットすると共に、
    この地上高測定装置を測定対象自動車の乗り入れ面にセットし、測定対象自動車の測定対象部位に向けてレーザー光を照射して測定対象自動車における測定対象部位の地上高を測定するようにしたことを特徴とする自動車における最低地上高の測定方法。
  4. 台部と、この台部に垂直に立設されている柱状部と、この柱状部に上下動可能かつ旋回可能に備えられて水平向きに可視レーザー光を照射するレーザー照射装置とを備える地上高測定装置と、この地上高測定装置のレーザー照射装置からのレーザー光を受け、かつ、測定面からの高さ表示手段を備える受け手段とを備えていることを特徴とする自動車における最低地上高の測定装置。
  5. 台部と、この台部に垂直に立設されている柱状部と、この柱状部に上下方向に移動支承しかつ当該支承状態で旋回可能に備えられて水平向きに可視レーザー光を照射するレーザー照射装置とを備える地上高測定装置と、この地上高測定装置におけるレーザー照射装置を前記柱状部の所定高さに位置決めする位置決め手段とを備えていることを特徴とする自動車における最低地上高の測定装置。
  6. 前記受け手段における高さ表示手段が垂直向きのプレートに備えられる目盛であることを特徴とする請求項1に記載の自動車における最低地上高の測定方法、請求項2に記載の自動車における最低地上高の測定方法又は請求項4に記載の自動車における最低地上高の測定装置。
  7. 前記受け手段における高さ表示手段が、板状材における所定高さ位置に備えられる水平のラインであることを特徴とする請求項1に記載の自動車における最低地上高の測定方法、請求項2に記載の自動車における最低地上高の測定方法又は請求項4に記載の自動車における最低地上高の測定装置。
  8. 前記受け手段における高さ表示手段が、壁等の構築物の一部の所定高さ位置に備えられる水平のラインであることを特徴とする請求項1に記載の自動車における最低地上高の測定方法、請求項2に記載の自動車における最低地上高の測定方法又は請求項4に記載の自動車における最低地上高の測定装置。
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