JP2009014604A - 圧力検査具 - Google Patents

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Abstract

【課題】スパナなどの工具を用意することなく、圧力検査具の高圧ガス容器への着脱作業を手軽で容易に遂行し得ると共に、検査作業時の高圧ガス容器よりの残ガスの導出や、検査終了後における高圧ガス容器からの圧力検査具の取り外しを安全に遂行し得る圧力検査具を提供する。
【解決手段】圧力計21と、この圧力計に一端が連結されるととも他端がガス容器の容器弁の導出口に連結されてガス容器内のガスを圧力計内に導く連結管2と、この連結管の他端側に取り付けられて前記容器弁の導出口に螺合する袋ナット6と、この袋ナットに一体的に固定されたハンドル7と、前記連結管の他端側の通路に螺合された流量規制用ボルト3と、前記連結管の側壁に形成された貫通孔4と、この貫通孔の細孔4aを開閉するニードル5aを備えたローレットねじ5を有する圧力検査具である。
【選択図】図1

Description

本発明は酸素ガス、窒素ガス等の高圧ガスを貯蔵する高圧ガス容器(ボンベ)に充填してあるガスの残圧を検査する圧力検査具に関し、高圧ガス容器への着脱が容易で安全に操作し得るようにしたものである。
高圧ガス容器に充填した高圧ガスを使用後、再充填するにあたり、高圧ガス容器に高圧ガスが残っているか、又残っていればどのくらいの量が残っているのか残圧検査することが充填作業上必要である。
また、定期的に行う容器の耐圧試験等を行うに際しても、作業上残圧を検査し、残量を確認することにより、残量があれば容器より残ガスを大気放出するようにして、残圧を検査せずに弁を開けることにより生じる突然の放出を避けて、安全を確保している。
このような圧力検査は、従来、図2に図示する方法で行っていた。これを図2に従って説明する。
高圧ガス容器10の頭部に気密に螺合装着された容器弁11の導出口11aに、圧力検査具20を気密に連結した後に、弁棒11bに連結した把手12を操作して容器弁11を開き、圧力検査具20の圧力計21と高圧ガス容器10内と連通せしめる。そこで、圧力計21の指針21aが残圧を指示し、この指示を読んで高圧ガス容器10内に残っているガスの圧力(ガス量)を確認するものである。
この圧力検査具20は、圧力計21と導出管22が連結されたものであって、導出管22の管端にはパッキン23が配された鍔部22aが設けられている。前記導出管22の鍔部22aには袋ナット24が設けられている。
このような構造の圧力検査具20によって、高圧ガス容器10内の残圧を検査するにあたっては、圧力計21に連結された導出管22の管端を容器弁11の導出口11aに挿入して、袋ナット24を導出口11aに螺合して、これで鍔部22aを押し進めて管端のパッキン23を導出口11aに当接せしめ、さらに袋ナット24をスパナ25を使用して増し締めし、パッキン23を緊密に導出口11aに密着せしめて導出管22を導出口11aに装着する。
これにより圧力計21を備えた圧力検査具20は高圧ガス容器10と気密に連結される。そして把手12を回転して容器弁11を開状態にして、高圧ガス容器10内と圧力計21と連通せしめて、高圧ガス容器10内の圧力を圧力計21に表示するものである。
検査終了後は、容器弁11を閉じた後、スパナ25を使用して袋ナット24を緩めて、導出管22を導出口11aより取り外して、圧力検査具20を高圧ガス容器10から取り外す。
ところで、従来の圧力検査具20にあっては、これを高圧ガス容器10に設けた容器弁11の導出口11aに連結したり、導出口11aから取り外したりするに際して、気密に接続することからスパナ25を使用して袋ナット24を増し締めしたり、緩めたりする必要があって、スパナ25を用意することが欠くべからざる要件であった。
しかし、しばしばその用意を欠くことが起き、作業が遅延する等の支障をもたらすことが生じていた。
また、容器弁11を開いて高圧ガス容器10内と圧力計21とを連通するにあたり、把手12の操作によって容器弁11を開状態にした瞬間に、容器10内の残ガスが急激に圧力計21へ流れ込み、圧力計21に衝撃を与えることとなり、圧力計21に故障を惹起せしめたり、破損せしめたり、更には、これにより人身事故を誘発する恐れがあった。
特に、高圧ガス容器10内の残ガス圧が高い場合にはより一層危険性が増す。しかも、高圧ガス容器10内の残圧は検査によって始めて知ることができるので、予知し得ない伏態であるので尚更である。
さらに、圧力検査終了後容器弁11を閉止して、圧力検査具20を高圧ガス容器10より離脱せしめる際、スパナ25を使用して袋ナット24を緩めて導出口11aから導出管22を取り外すが、導出管22内に残ガスが滞留していてこの残ガス圧力が負荷されており、袋ナット24を緩めるために多大の力を必要とし、スパナ25の使用が不可欠であった。その上、袋ナット24を緩めた瞬間に、導出管22内に滞留していて残ガスが管端から噴出し、人身に危険を及ぼす状態を惹起し、注意深く作業する必要があった。
特開平6−347019号公報 特開平9−145448号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、スパナなどの工具を用意することなく、圧力検査具の高圧ガス容器への着脱作業を手軽で容易に遂行し得ると共に、検査作業時の高圧ガス容器よりの残ガスの導出や、検査終了後における高圧ガス容器からの圧力検査具の取り外しを安全に遂行し得る圧力検査具を提供することを課題とするものである。
かかる課題を解決するために、
請求項1にかかる発明は、圧力計と、この圧力計に一端が連結されるととも他端がガス容器の容器弁の導出口に連結されてガス容器内のガスを圧力計内に導く連結管と、この連結管の他端側に取り付けられて前記容器弁の導出口に螺合して連結管を前記導出口に連結するナットと、このナットに一体的に固定されたハンドルと、前記連結管の他端側の通路に螺合された流量規制用ボルトと、前記連結管の側壁に形成された貫通細孔と、この貫通細孔を開閉するニードルを備えたローレットねじを有することを特徴とする圧力検査具である。
本発明の圧力検査具にあっては、
(1)前記ナットにハンドルを一体化して設けたので、圧力検査具を高圧ガス容器の容器弁に着脱するにあたって、スパナをわざわざ用意する必要がなく、ハンドルを操作することにより手軽にナットを回転させることができ、増し締めも容易となり作業性が向上する。
(2)流量規制用ボルトを連結管に螺合して取り付けているので、容器弁の開弁時に導出口より流出する残ガスが制御されて圧力計への急激な流入が抑制され、圧力計への瞬間的な圧力負荷が防止されて安全に圧力検査作業をすることができる。
(3)さらに、連結管に貫通細孔を設け、この貫通細孔を開閉するニードルを有するローレッドねじを設けたので、検査終了時に容器弁を閉止した後にこのローレットねじを操作して貫通細孔を開状態とし、連結管内に滞留しているガスを大気に放出し、管内の圧力を低くすることができ、これにより前記ハンドルによる前記ナットの回転操作が容易になり、しかも前記ナットを緩める時に生じるガスの瞬間的な噴出が防止でき、安全な作業を遂行することができる。
かくして、予知することができない高圧ガス容器内の残留ガスの圧力を検査する上で、安全かつ作業性良く検査することができる圧力検査具としてその効果は著しい。
図1は、本発明の圧力検査具の一例を説明する一部縦断面説明図である。なお、図2に図示した部分と共通するものは同一符号を使用し、その説明は省略する。
この例の圧力検査具1は、圧力計21とこの圧力計21に一端が螺合して連結された連結管2から概略構成され、連結管2の他端にはパッキン23を配して鍔部2aが設けられており、さらに連結管2の他端側の開口には、連結管2内に形成されたねじに螺合して前後進する流量規制用ボルト3が配されている。
この流量規制用ボルト3には、例えばボタンボルトなどのボルトが用いられ、これを連結管2にねじ込む際のねじ込み深さにより流量を調整することができるもので、ねじ山とねじ溝とのわずかな空隙をガスが流れ、ねじ込み深さが長くなると、前記空隙を流れるガスの流路抵抗が増加して流量を抑えることができる。
また、前記連結管2には、連結管2の管壁を貫通して管路内に通ずる貫通孔4が設けられている。この貫通孔4の管路側の部分は、孔径がさらに小さくなった細孔4aとなっている。また、貫通孔4には、これに螺合するローレットねじ5が取り付けられている。このローレットねじ5の先端部分はニードル5aとなっており、このニードル5aが前記細孔4a内に通されるようになっている。そして、ローレットねじ5を前後進させることで、前記細孔4aをニードル5aで開閉できるように構成されている。
また、連結管2の鍔部2aの外周側には、袋ナット6が取り付けられている。この袋ナット6は、連結管2に対してその軸方向に移動が可能となっており、袋ナット6を容器弁11の導出口11aに螺合することで、容器弁11に圧力検査具1を取り付けられるようになっている。
前記袋ナット6の圧力計21側の端部には、全体形状が例えば把持可能な円盤状のハンドル7が一体に固定されている。このハンドル7は、合成樹脂や金属などからなるもので、これを回転させることで袋ナット6を小さな力で回転させることができる。
このような構造の圧力検査具1は次のようにして使用される。
(1)高圧ガス容器への装着
ローレットねじ5を締めて貫通孔4の細孔4aをニードル5aにより封止する。流量規制用ボルト3のねじ込み深さを調整した後、連結管2の管端を高圧ガス容器10の容器弁11の導出口11aに挿入し、袋ナット6をハンドル7によって回転して鍔部2aを押進せしめて、連結管2を導出口11aにパッキン23を介して気密に連結する。これにより、圧力検査具1は高圧ガス容器10にスパナ等の工具を使用することなく手軽な作業で気密に装着される。
(2)圧力の検査
次いで、容器弁11の弁棒11bを把手12で回転させて容器弁11を開く。その結果圧力計21は高圧ガス容器10内と連通し、容器10内に残余するガスが容器弁11の導出口11aより連結管2を通って圧力計21に流れ、圧力計21の指針21aを作動せしめて、その時の圧力を指示する。これを読みとり検査する。
この時、前記容器弁11の導出口11aより連結管2に流れるガスの量は、流量規制用ボルト3で規制されて緩やかに流れ、その結果容器弁11の開弁時においても急激な圧力負荷を圧力計21に与えることが無く、安全に作動し、圧力計21が故障することなく、検査を安定した状態で行うことができる。
(3)高圧ガス容器からの取り外し
圧力検査終了後、圧力検査具1を高圧ガス容器10の容器弁11から取り外す場合は、容器弁11の弁棒11bを把手12で回転させて容器弁11を閉止し、次いで連結管2のローレットねじ5を回転してニードル5aが細孔4aから脱離するように操作して、連結管2内に滞留しているガスを大気に放出し、連結管2内の滞留ガスによる圧力保持を解除する。その後、ハンドル7を回転して、袋ナット6を緩め、袋ナット6を高圧ガス容器10の容器弁11の導出口11aから取り外し、圧力検査具1を高圧ガス容器10の容器弁11から取り外す。
この時、連結管2内の圧力が開放されて大略大気圧に近いので、弱い力でハンドル7を回転させることができ、袋ナット6を容易に前記導出口11aから取り外すことができる。また、袋ナット6を緩め、取り外しを開始した直後に、連結管2内に滞留ガスが噴出することがなく、安全な作業を行うことができる。
本発明の圧力検査具は、高圧ガス容器(ボンベ)内に残余する高圧ガスの圧力を検査するためのものであって、取扱いが手軽であると共に、安全な着脱操作及び検査作業が可能となり、溶接作業におけるガス、食品保存のため不活性雰囲気用ガス、更には半導体製造用ガス、高圧ガスを使用する多くの産業界への利用が見込まれ、特に安全操業と作業性の向上に及ぼす効果は大きい。
本発明の圧力検査具の一例を説明する一部縦断面説明図である。 従来の圧力検査具の使用態様の一例を説明する説明図である。
符号の説明
1・・・圧力検査具、2・・・連結管、2a・・・鍔部、3・・・流量規制用ボルト、4・・・貫通孔、4a・・細孔、5・・・ローレットねじ、5a・・・ニードル、6・・・袋ナット、7・・・ハンドル、10・・・高圧ガス容器、11・・・容器弁、11a・・・導出口、11b・・・弁棒、12・・・把手、21・・・圧力計、21a・・・指針、25・・・スパナ。

Claims (1)

  1. 圧力計と、この圧力計に一端が連結されるととも他端がガス容器の容器弁の導出口に連結されてガス容器内のガスを圧力計内に導く連結管と、この連結管の他端側に取り付けられて前記容器弁の導出口に螺合して連結管を前記導出口に連結するナットと、このナットに一体的に固定されたハンドルと、前記連結管の他端側の通路に螺合された流量規制用ボルトと、前記連結管の側壁に形成された貫通細孔と、この貫通細孔を開閉するニードルを備えたローレットねじを有することを特徴とする圧力検査具。
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