JP2009013815A - コンプレッサの吸気音低減装置 - Google Patents

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Yohei Ohashi
陽平 大橋
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Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】コンプレッサの吸気音を低減するコンパクトな構造で比較的容易に形成できるコンプレッサの吸気音低減装置を提供する。
【解決手段】コンプレッサ6とエアクリーナ7を連結する吸気管2の中間に拡径室1を設ける。この拡径室1は吸気管2より大径のものからなり、側壁に凹凸部4を有するものからなる。さらに、前記凹凸部4が拡径室自体に一体的に形成されるものであり、あるいは、拡径室内に粘着される別体部材に形成されるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアコンプレッサに吸入される吸気音を低減する装置に係り、特にコンパクトのものからなり、既設のものに対しても適用可能なコンプレッサの吸気音低減装置に関する。
吸気音を低減させる装置としては各種のものがあり、エアコンプレッサの吸気音低減装置としては、例えば、「特許文献1」がある。
特開2005−264886(図1)
「特許文献1」の「特開2005−264886」の「コンプレッサの吸気音低減構造」は、吸気系管路にサクション管より大径のチャンバやレゾネータを配置したものである。吸気管系路の途中に拡径室を設ける技術は、既に理論的に開示されているものであり、例えば、図4及び図5に示すように吸気管の横断面積Aより大径の横断面積Bの拡径室を配置した場合、その吸気管と拡径室との連結形態が変っていてもほぼ同様な消音効果があることが知られている。また、図6に示すレゾネータを配置することによって吸音効果があることも知られている。
一方、吸気音を効果的に低減する手段として吸気に乱流を生じさせたり、吸音材を配置する技術も知られている。
本発明は、以上の公知技術を利用して形成されたものであり、拡径室内に乱流発生手段や吸音材を配置して、より一層効果的な吸気音低減を図ることができ、かつ製作が比較的容易にできるコンプレッサの吸気音低減装置を提供することを目的とする。
本発明は、以上の目的を達成するために、請求項1の発明は、エアクリーナとコンプレッサを連結する横断面積Aの吸気管の中間部に横断面積Aより大きい横断面積Bの拡径室を配置し、前記拡径室の内部に凹凸部を形成することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、前記凹凸部が、拡径室自体に一体的に形成されるものであることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、前記凹凸部が、拡径室内に貼着される別体部材に形成されるものからなることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、前記別体部材が、吸音材であることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、前記凹凸部が、その凹凸形状を可変にするものからなることを特徴とする。
本発明の請求項1のコンプレッサの吸気音低減装置によれば、吸気音は拡径室により大幅に低減されると共に拡径室内の凹凸部により乱流状態となり、更に大きな吸音低減効果が挙げられる。
また、本発明の請求項2のコンプレッサの吸気音低減装置によれば、凹凸部を拡径室自体に形成することにより、凹凸部を有する拡径部の製作が容易に行われる。例えば、拡径室を円筒状にする前工程の平板状態においてパンチング等により平板に凹凸部を形成し、その後に円筒状に丸めることにより拡径室を容易に作成することができる。また、パンチングの形状を変化させることにより任意の凹凸部を形成することができる。
また、本発明の請求項3のコンプレッサの吸気音低減装置によれば、凹凸部を別体の貼着したものから形成することにより任意の形状の凹凸部を容易に作ることができる。この場合も丸める前の平板に別体の凹凸部を貼着し、その後に円筒状に丸めることにより容易に製作することができる。
また、本発明の請求項4のコンプレッサの吸気音低減装置によれば、別体部材を吸音材から形成することにより、より吸気音を低減させることができる。
また、本発明の請求項5のコンプレッサの吸気音低減装置によれば、凹凸部の凹凸形状を可変にすることにより、より大きな乱流効果が、更に大きな吸気音低減効果を挙げることができる。
以下、本発明のコンプレッサの吸気音低減装置の実施の形態を、図面を参照して詳説する。
図1に示すように、コンプレッサ6は吸気管2を介してエアクリーナ7に連結される。本発明のコンプレッサの吸気音低減装置100はこの吸気管2の中間に配置される。コンプレッサの吸気音低減装置100は横断面積Aの吸入管2aと、横断面積Aと同じ又はそれよりやや大きい又は小さい横断面積A′の出口管2bと、この吸入管2aと出口管2bとの間に連結形成されている拡径室1とからなる。なお、吸入管2aや出口管2bは通常吸気管2と同径のものからなるが、勿論相違してもよい。図2及び図3は拡径室1及び1aの構造を示すものである。
図2に示すように、この拡径室1は、その側壁に凹凸部4を一体的に形成したものからなる。この凹凸部4の形状としては均一のものでもよいが、図示のように凹凸度合の相違するものが望ましい。これにより、乱流の形成がより複雑となり吸音効果を挙げることができるためである。この凹凸部4の製作は、平板時においてパンチプレス加工等によって凹凸のある平板を製作することにより容易にできる。また、その凹凸度合を変化させることも容易にできる。拡径室1は凹凸部4のある平板を円筒体状に丸めることにより容易に製作される。
以上の構造により、吸入管2aからの吸入空気は拡径室1により吸音され、更に凹凸部4による乱流により更に吸音されて出口管2bよりコンプレッサ6側に導入されることになる。吸入口2aや出口管2b及び拡径室1の大きさは、使用されるコンプレッサの仕様により理論的又は実験的に求めることが望ましい。
図3は別の形状の拡径室1aを示す。この拡径室1aは円筒体3の側壁内面に波形の別の部材を配置したものであり、当該波形の別の部材は特に限定するものではないが、例えば、吸音材5が望ましい。この吸音材5は図示のように波形に形成され、その波形形状の可変のものが望ましい。このような可変波形の吸音材5を用いることにより、拡径室1a内で乱流と吸音の効果が生じ、大幅の吸気音の低減を図ることができる。吸音材5の材質形状については特に限定するものではないが、ポーラス状のものが吸音効果の上で最も望ましい。
拡径室としては以上の構造のものに限定するものではなく、同一の技術的範疇のものが適用されることは勿論である。
本発明は、コンプレッサの吸気音低減装置として発明されたものであるが、吸気を必要とする他の機械にも適用され、その利用範囲は広い。
本発明のコンプレッサの吸気音低減装置を配置したコンプレッサの吸気系路を示す構成図。 本発明のコンプレッサの吸気音低減装置における拡径室の一実施例を示す軸断面図。 本発明のコンプレッサの吸気音低減装置における拡径室の別実施例を示す軸断面図。 吸気経路の途中に拡径室を設けた従来装置の一例を示す模式図。 吸気経路の途中に拡径室を設けた従来装置の別例を示す模式図。 レゾネータを配置した従来装置を示す模式図。
符号の説明
1 拡径室
1a 拡径室
2 吸気管
2a 吸入管
2b 出口管
3 円筒体
4 凹凸部
5 吸音材
6 コンプレッサ
7 エアクリーナ

Claims (5)

  1. エアクリーナとコンプレッサを連結する横断面積Aの吸気管の中間部に横断面積Aより大きい横断面積Bの拡径室を配置し、前記拡径室の内部に凹凸部を形成することを特徴とするコンプレッサの吸気音低減装置。
  2. 前記凹凸部が、拡径室自体に一体的に形成されるものであることを特徴とする請求項1に記載のコンプレッサの吸気音低減装置。
  3. 前記凹凸部が、拡径室内に貼着される別体部材に形成されるものからなることを特徴とする請求項1に記載のコンプレッサの吸気音低減装置。
  4. 前記別体部材が、吸音材であることを特徴とする請求項3に記載のコンプレッサの吸気音低減装置。
  5. 前記凹凸部が、その凹凸形状を可変にするものからなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のコンプレッサの吸気音低減装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4844803A (ja) * 1971-10-06 1973-06-27
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