JP2009010840A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009010840A JP2009010840A JP2007171995A JP2007171995A JP2009010840A JP 2009010840 A JP2009010840 A JP 2009010840A JP 2007171995 A JP2007171995 A JP 2007171995A JP 2007171995 A JP2007171995 A JP 2007171995A JP 2009010840 A JP2009010840 A JP 2009010840A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- imaging
- video
- light
- signal
- level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【課題】表示装置の画面上で発光体の輝度を抑えることができ、これによって発光体以外の被写体を明瞭に確認することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】レンズ1によって結像され、アイリス2によって光量が調節された撮影光を撮像素子3が光電変換し、得られた電気信号をアナログ増幅回路4で増幅すると、信号処理回路5が映像信号を生成して表示装置13に加える。そこで、操作部8を用いて表示装置の映像範囲内に部分領域を設定すると、利得演算回路6は部分領域における映像信号のうち、輝度情報レベルが第1の基準値を超える映像信号のレベルを、第1の基準値からの超過分があらかじめ定めた割合になるように低減させる。
【選択図】図1
【解決手段】レンズ1によって結像され、アイリス2によって光量が調節された撮影光を撮像素子3が光電変換し、得られた電気信号をアナログ増幅回路4で増幅すると、信号処理回路5が映像信号を生成して表示装置13に加える。そこで、操作部8を用いて表示装置の映像範囲内に部分領域を設定すると、利得演算回路6は部分領域における映像信号のうち、輝度情報レベルが第1の基準値を超える映像信号のレベルを、第1の基準値からの超過分があらかじめ定めた割合になるように低減させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、監視カメラに用いて好適な撮像装置に関する。
夜間の屋外駐車場などを監視カメラとモニタを用いて監視する場合、照明光で照らし出される被写体の明るさと、照明器具の発光部の明るさとの差が非常に大きいため、モニタの映像を見たとき、照明光で照らされる被写体は薄暗く、照明器具の発光部は白く飛ぶことが常であった。このように輝度差の大きい被写体を撮像する監視カメラとして、被写体内の輝度差に応じてダイナミックレンジを高速に変化させ、被写体の輝度差に最適化した撮影画像を得る撮像装置が提案されている(例えば、下記の特許文献1参照)。
特開2002−314885号公報(段落0013〜0020)
夜間の屋外監視などにおいて、街灯などの数多くの照明が撮影エリアに存在し、それぞれの発光部がモニタ画面上で白く輝いているとき、薄暗い中の被写体を注目しようとすると、それらの照明が視覚上の妨げになることがあった。また、特許文献1に開示されたように、ダイナミックレンジを電子的に拡大する機能を持つ撮像装置であっても、暗い部分と明るい部分の撮影面積が大きく異なると、明るい部分は白飛びするという問題があった。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、モニタ画面上で発光体の輝度を抑えることができ、これによって発光体以外の被写体を明瞭に確認することができる撮像装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、撮影光を集光するレンズと、
前記レンズで集光された撮影光の光量を、開口率を制御することにより調節する光量調節手段と、
前記光量調節手段によって調節された光量の前記撮影光を結像させて光電変換する撮像手段と、
前記撮像手段によって光電変換されて得られた電気信号を、可変の増幅率で増幅する増幅手段と、
前記増幅手段によって増幅された電気信号に基づいて映像信号を生成する信号処理手段と、
前記信号処理手段で生成された映像信号の映像範囲内に、外部からの指示に基づいて少なくとも1つの部分領域を設定する領域設定手段と、
前記映像範囲から前記部分領域を除いた領域の輝度情報に基づいて、前記光量調節手段の開口率、及び前記増幅手段の増幅率を制御する制御手段と、
前記光量調節手段の開口率、及び前記増幅手段の増幅率のそれぞれがあらかじめ定められた値より高い場合に、前記部分領域における映像信号のうち、輝度情報レベルが第1の基準値を超える前記映像信号のレベルを、前記第1の基準値からの超過分があらかじめ定められた割合になるように低減させる利得演算手段とを、
備えた撮像装置である。
前記レンズで集光された撮影光の光量を、開口率を制御することにより調節する光量調節手段と、
前記光量調節手段によって調節された光量の前記撮影光を結像させて光電変換する撮像手段と、
前記撮像手段によって光電変換されて得られた電気信号を、可変の増幅率で増幅する増幅手段と、
前記増幅手段によって増幅された電気信号に基づいて映像信号を生成する信号処理手段と、
前記信号処理手段で生成された映像信号の映像範囲内に、外部からの指示に基づいて少なくとも1つの部分領域を設定する領域設定手段と、
前記映像範囲から前記部分領域を除いた領域の輝度情報に基づいて、前記光量調節手段の開口率、及び前記増幅手段の増幅率を制御する制御手段と、
前記光量調節手段の開口率、及び前記増幅手段の増幅率のそれぞれがあらかじめ定められた値より高い場合に、前記部分領域における映像信号のうち、輝度情報レベルが第1の基準値を超える前記映像信号のレベルを、前記第1の基準値からの超過分があらかじめ定められた割合になるように低減させる利得演算手段とを、
備えた撮像装置である。
また、本発明は、前記領域設定手段によって設定された前記部分領域の映像信号の輝度情報レベルが前記第1の基準値よりも大きい第2の基準値を超えるか否かを判定し、前記輝度情報レベルが前記第2の基準値を超えた場合に限定して、前記利得演算手段による前記映像信号のレベル低減動作をさせる動作制限手段を更に備えた撮像装置である。
また、本発明は、撮影光を集光するレンズと、
前記レンズで集光された撮影光の光量を、開口率を制御することにより調節する光量調節手段と、
前記光量調節手段によって調節された光量の前記撮影光を結像させて光電変換する撮像手段と、
前記撮像手段によって光電変換されて得られた電気信号を、可変の増幅率で増幅する増幅手段と、
前記増幅手段によって増幅された電気信号に基づいて映像信号を生成する信号処理手段と、
前記信号処理手段で生成された映像信号の映像範囲内に、外部からの指示に基づいて少なくとも1つの部分領域を設定する領域設定手段と、
前記映像範囲から前記部分領域を除いた領域の輝度情報に基づいて、前記光量調節手段の開口率、及び前記増幅手段の増幅率を制御する制御手段と、
前記部分領域における映像信号のうち、輝度情報レベルが所定の基準値以下である前記映像信号のレベルを、前記映像範囲全体の平均輝度情報に基づき低減させる利得演算手段とを、
備えた撮像装置である。
前記レンズで集光された撮影光の光量を、開口率を制御することにより調節する光量調節手段と、
前記光量調節手段によって調節された光量の前記撮影光を結像させて光電変換する撮像手段と、
前記撮像手段によって光電変換されて得られた電気信号を、可変の増幅率で増幅する増幅手段と、
前記増幅手段によって増幅された電気信号に基づいて映像信号を生成する信号処理手段と、
前記信号処理手段で生成された映像信号の映像範囲内に、外部からの指示に基づいて少なくとも1つの部分領域を設定する領域設定手段と、
前記映像範囲から前記部分領域を除いた領域の輝度情報に基づいて、前記光量調節手段の開口率、及び前記増幅手段の増幅率を制御する制御手段と、
前記部分領域における映像信号のうち、輝度情報レベルが所定の基準値以下である前記映像信号のレベルを、前記映像範囲全体の平均輝度情報に基づき低減させる利得演算手段とを、
備えた撮像装置である。
監視カメラとモニタを用いて夜間の屋外駐車場などを監視する際、撮影領域内にある発光体などに比較して、その照明光で照らされる被写体が薄暗いとき、発光体の輝度に関わりなく、被写体の光量を多くするとともに、映像信号を生成する前段の電気信号を大きくし、かつ、モニタに映し出される発光体の画像の光度を低く抑制すれば監視が容易になる。本発明によれば、領域設定手段によって発光体などの明るい被写体を囲むように部分領域を設定すれば、この部分領域を除いた領域の輝度情報に基づいて光量検出手段の開口率及び増幅手段の増幅率を制御し、さらに、これらの開口率及び増幅率があらかじめ定めた値より高い状態で、部分領域における映像信号のうち、輝度情報レベルが第1の基準値を超える映像信号のレベルを、第1の基準値からの超過分があらかじめ定めた割合になるように低減させるので、モニタ画面上で発光体の輝度を抑えることができ、これによって発光体以外の被写体を明瞭に確認することができる撮像装置が提供される。
以下、本発明を図面に示す好適な実施の形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る撮像装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。図1において、レンズ1は被監視領域から入射する撮影光を、撮像素子3上に結像させるものである。このレンズ1は、開口率を制御することにより撮像素子3の光電変換に供される撮影光の光量を調節するアイリス2を内蔵している。撮像素子3は、CCD(Charge Coupled Devices)などで構成され、レンズ1との相対距離を設定することによって結像された撮影光を光電変換して電気信号を出力するものである。撮像素子3には、その出力である電気信号を増幅するアナログ増幅回路4が接続されている。アナログ増幅回路4の出力端には増幅された電気信号を処理する信号処理回路5が接続されている。この信号処理回路5は、増幅された電気信号から映像信号を生成するとともに、水平同期信号HD及び垂直同期信号VDを生成するほか、映像信号の輝度情報を出力する機能を有している。信号処理回路5には、映像範囲内に設定された部分領域の映像信号のレベルを低減して、すなわち輝度補正をして出力する利得演算回路6が接続されている。利得演算回路6には、映像信号を外部に出力して表示装置13に表示するための処理を行う映像出力処理回路7が接続されている。
一方、利得演算回路6に映像信号のレベル低減動作、すなわち輝度補正をさせるために、操作部8、マイクロコンピュータ回路(以下、マイコンと略記する)9、エリア設定回路10が設けられ、さらに、マイコン9によってアイリス2及びアナログ増幅回路4を制御するために、反転回路11及びゲート回路12が設けられている。操作部8は、マウスやキーボードなどで構成され、ユーザが表示装置13の映像範囲内に指定した部分領域の主要な座標や、部分領域における映像信号を処理するパラメータなどの指示をマイコン9に加える。マイコン9は操作部8又は通信回線(図示せず)を介して入力された指示に基づいて、映像信号のレベルを低減させる部分領域の詳細な座標値をエリア設定回路10に加える機能と、映像信号のレベルを低減させるための複数のパラメータを利得演算回路6に加える機能と、信号処理回路5で生成された映像信号の輝度情報を入力し、この輝度情報に基づいてアイリス2の開口率及びアナログ増幅回路4の増幅率を制御する機能とを備えている。
エリア設定回路10は、マイコン9から加えられた座標情報と、信号処理回路5で生成され、図示省略の経路を介して入力される映像信号の水平同期信号HD及び垂直同期信号VDとに基づいて、映像信号を低減させる部分領域を示すエリア信号を生成して利得演算回路6に加えるものである。この場合、反転回路11は、エリア設定回路10で生成されたエリア信号のレベルを反転してゲート回路12に加えるもので、ゲート回路12は、信号処理回路5から出力された映像信号の輝度情報と、反転回路11で反転されたエリア信号とを入力し、部分領域以外の領域の輝度情報をマイコン9に加えるものである。
上記のように構成された本実施の形態の動作について以下に説明する。図1において、レンズ1は被監視領域から入射する撮影光を、撮像素子3上に結像させる。アイリス2はマイコン9の制御信号に従って撮像素子3に到達する撮影光の光量を調節する。撮像素子3はレンズ1によって結像され、アイリス2によって光量が調節された撮影光を光電変換して電気信号を出力する。アナログ増幅回路4は撮像素子3から出力された電気信号を、マイコン9の制御信号に基づいた増幅率で増幅して信号処理回路5に加える。信号処理回路5はアナログ増幅回路4で増幅された電気信号から映像信号を生成して利得演算回路6に加えるとともに、映像信号の輝度情報をゲート回路12に加え、さらに水平同期信号HD及び垂直同期信号VDを生成してエリア設定回路10に加える。
ユーザが操作部8を用いるか、又は外部の通信回線を介して、表示装置13の映像範囲内に、例えば発光体の画像を囲むように指定した部分領域の主要な座標を示す情報と、映像信号のレベルを低減させるための複数のパラメータとをマイコン9に加える。マイコン9は、部分領域の主要な座標情報に基づき、詳細を後述するように部分領域の詳細な座標情報を設定してエリア設定回路10に加え、さらに、映像信号のレベルを低減させるための複数のパラメータを利得演算回路6に加える。エリア設定回路10は、マイコン9から加えられた座標情報と、信号処理回路5で生成された映像信号の水平同期信号HD及び垂直同期信号VDとに基づいて、詳細を後述するように映像信号を低減させる部分領域を示すエリア信号を生成して利得演算回路6に加える。
反転回路11は、エリア設定回路10で生成されたエリア信号のレベルを反転してゲート回路12に加える。ゲート回路12は、信号処理回路5から出力された映像信号の輝度情報と、反転回路11で反転されたエリア信号とを入力し、部分領域以外の領域の輝度情報をマイコン9に加える。マイコン9は、部分領域以外の輝度情報、すなわち明るさに基づいて、詳細を後述するように、アイリス2の開口率及びアナログ増幅回路4の増幅率を制御するとともに、制御情報を利得演算回路6に加える。
ここで、映像信号のレベルを低減して輝度補正を行う部分領域の設定について、図2を用いて説明する。図2において、領域Aは表示装置13に表示される映像範囲全体を示し、部分領域B1、B2は輝度補正を行う領域を示している。領域Aの画面は横が640画素、縦が480画素で構成されている。領域Aの四隅をa1、a2、a3、a4とし、a1を基準としてその座標を(x,y)で表すと、a1は(0,0)、a2は(639,0)、a3は(0,479)、a4は(639,479)となる。
部分領域B1、B2は、それぞれユーザが操作部8を操作するか、又は外部の通信回線を介して指定するもので、部分領域B1に対して左上の隅b11及び右下の隅b14の座標を指定し、部分領域B2に対して左上の隅b21及び右下の隅b24の座標を指定する。これに応じてマイコン9は部分領域B1に対して右上の隅b12及び左下の隅b13の座標を自動的に設定し、部分領域B2に対して右上の隅b22及び左下の隅b23の座標を自動的に指定する。一例として、部分領域B1ではユーザがb11を(100,170)、b14を(160,200)と指定すると、マイコン9がb12を(160,170)、b13を(100,200)と自動的に設定する。また、部分領域B2ではユーザがb21を(420,90)、b24を(510,130)と指定すると、マイコン9がb22を(510,90)、b23を(420,130)と自動的に設定する。そして、横61画素、縦31画素からなる部分領域B1の四隅b11、b12、b13、b14を示す座標情報と、横91画素、縦41画素からなる領域B2の四隅b21、b22、b23、b24を示す座標情報をエリア設定回路10に加える。
次に、エリア設定回路10によるエリア信号の生成について説明する。エリア設定回路10はマイコン9から加えられる座標情報と、信号処理回路5で生成された映像信号の水平同期信号HD及び垂直同期信号VDとに基づいて、図2に示すように、水平同期信号HDに同期した領域を示すタイミング信号T1と、垂直同期信号VDに同期した領域を示すタイミング信号T2とを生成し、これらのタイミング信号T1とT2の論理積をとり、その結果をエリア信号として出力する。
次に、利得演算回路6の詳細な動作について、図3、図4及び図5を用いて以下に説明する。図3において、X軸は入力レベルを表し、Y軸は出力レベルを表しており、それぞれの最小レベルを0、最大レベルを1としている。部分領域B1、B2以外での入力レベルと出力レベルの関係はy=xとなり、入力された映像信号はそのままのレベルで出力される。輝度補正の開始レベルをp(0≦p≦1)、入力レベルに対する出力レベルの増加率をk(0≦k≦1)とすると、領域B1、B2において、x≦pではy=xとなり、x>pではy=kx+p(1−k)となり、入力レベルがpよりも大きい場合は映像信号の出力レベルが抑制される。増加率kは小さくなるほど出力レベルの抑制効果が大きくなり、k=0の場合、x>pではy=pとなり、出力レベルは一定値pとなる。k=1の場合は、x>pにおいてもy=xとなる。
図4は2つの直線が交差する近傍において、利得演算回路6が、さらに多点補間を行ったときの特性例を示す。ここでは、y=xの他に増加率kが異なる2つの関数y=f1(x)、f2(x)を用いて、すなわち補間数を増やして、実線Rで示すように疑似曲線化することによって、レベルpの近傍における映像の違和感が軽減される。
図5は領域B1、B2における利得演算回路6の出力信号波形を示している。利得演算回路6の入力レベルがpよりも大きい場合では、破線Dで示す入力信号波形が実線Rで示すとおりに抑制される。図3中のp、kは、図5中のp、kにそれぞれ相当する。
図6は被写体の明るさに応じて、すなわち、信号処理回路5で生成され、ゲート回路12を介して入力された輝度情報の平均値に基づいて、マイコン9が制御動作を行う被写体の明るさ(輝度情報レベル)と開口率との関係、被写体の明るさ(輝度情報レベル)とアナログ増幅回路4のゲイン(増幅率)との関係を併せて示した線図である。図6において、日中のように被写体が明るい場合は、アナログ増幅回路4のゲインは最低レベルにあり、アイリス2はopen(開)とclose(閉)の間に位置する。夜間のように被写体が暗くなってくると、まずアイリス2がopen(開)になる。被写体がより暗くなるとアナログ増幅回路4のゲインが増加し始める。さらに暗くなると、アナログ増幅回路4のゲインが最大レベルに達する。ここでは、アイリス2はレンズ1に内蔵されたメカニカル動作のものを想定しているが、撮像素子3の機能である電子シャッターを用いた電子アイリスを利用してもよい。
利得演算回路6は、被写体が明るいときは、指定されたpに関わらず、常にy=xとし、より暗いときに前述した、映像信号のレベル抑制動作をさせる必要がある。このレベル抑制動作を開始させる明るさ、すなわち信号処理回路5で生成され、ゲート回路12を介して入力された輝度情報レベルの平均値をq(図6参照)とする。マイコン9は、ユーザの操作に応じて操作部8又は外部の通信回線(図示せず)を介して入力された指示に基づいて、これらp、k、qのパラメータを利得演算回路6に加える。
また、エリア設定回路10は、内部で生成したエリア信号を図示省略のゲート回路に供給する。図示省略のゲート回路は、信号処理回路5で生成された映像信号の輝度情報をエリア信号でゲートしてマイコン9に供給する。すなわち、部分領域B1、B2以外の輝度情報を遮断し、部分領域B1、B2の輝度情報をマイコン9に供給する。マイコン9は部分領域B1、B2のそれぞれの輝度情報レベルが一定レベル、例えば90%以上であるか否かを判断し、一定レベルに達しない場合は、利得演算回路6による映像信号レベルの抑制動作を停止させる。これらの構成要素が本発明の動作制限手段に対応している。
以上の説明によって明らかなように、本実施の形態によれば、撮影領域内にある発光体などの明るい被写体を囲むように部分領域を設定し、この部分領域を登録しておけば、夜間の監視などでは、この部分領域内の明るさの基準値からの増加率が抑制されて輝度補正がなされることにより、モニタ画面上で発光体の輝度が抑えられ、目的の被写体を明瞭に確認することができる。
なお、ゲート回路12には、部分領域の輝度情報レベルがpに満たないときはゲートしない機能をもたせるようにしてもよい。例えば、日中のときなど照明器具が点灯していないときは、このゲートしない機能が動作することにより、マイコン9が画面全体の平均輝度情報でアイリス2の開口率及びアナログ増幅回路4の増幅率を制御する。
また、上記の実施の形態では、ユーザが操作部8又は通信回線を介して入力された指示に基づいて設定される部分領域が2つである場合について説明したが、部分領域の数は発光体などの明るい被写体の数に応じて決定すればよく、1つであっも、3つ以上であってもよい。
1 レンズ
2 アイリス(光量調節手段)
3 撮像素子(撮像手段)
4 アナログ増幅回路(増幅手段)
5 信号処理回路(信号処理手段)
6 利得演算回路(利得演算手段)
7 映像出力処理回路
8 操作部(領域設定手段)
9 マイクロコンピュータ回路(制御手段)
10 エリア設定回路(領域設定手段)
11 反転回路
12 ゲート回路
13 表示装置
2 アイリス(光量調節手段)
3 撮像素子(撮像手段)
4 アナログ増幅回路(増幅手段)
5 信号処理回路(信号処理手段)
6 利得演算回路(利得演算手段)
7 映像出力処理回路
8 操作部(領域設定手段)
9 マイクロコンピュータ回路(制御手段)
10 エリア設定回路(領域設定手段)
11 反転回路
12 ゲート回路
13 表示装置
Claims (3)
- 撮影光を集光するレンズと、
前記レンズで集光された撮影光の光量を、開口率を制御することにより調節する光量調節手段と、
前記光量調節手段によって調節された光量の前記撮影光を結像させて光電変換する撮像手段と、
前記撮像手段によって光電変換されて得られた電気信号を、可変の増幅率で増幅する増幅手段と、
前記増幅手段によって増幅された電気信号に基づいて映像信号を生成する信号処理手段と、
前記信号処理手段で生成された映像信号の映像範囲内に、外部からの指示に基づいて少なくとも1つの部分領域を設定する領域設定手段と、
前記映像範囲から前記部分領域を除いた領域の輝度情報に基づいて、前記光量調節手段の開口率、及び前記増幅手段の増幅率を制御する制御手段と、
前記光量調節手段の開口率、及び前記増幅手段の増幅率のそれぞれがあらかじめ定められた値より高い場合に、前記部分領域における映像信号のうち、輝度情報レベルが第1の基準値を超える前記映像信号のレベルを、前記第1の基準値からの超過分があらかじめ定められた割合になるように低減させる利得演算手段とを、
備えた撮像装置。 - 前記領域設定手段によって設定された前記部分領域の映像信号の輝度情報レベルが前記第1の基準値よりも大きい第2の基準値を超えるか否かを判定し、前記輝度情報レベルが前記第2の基準値を超えた場合に限定して、前記利得演算手段による前記映像信号のレベル低減動作をさせる動作制限手段を更に備えた請求項1に記載の撮像装置。
- 撮影光を集光するレンズと、
前記レンズで集光された撮影光の光量を、開口率を制御することにより調節する光量調節手段と、
前記光量調節手段によって調節された光量の前記撮影光を結像させて光電変換する撮像手段と、
前記撮像手段によって光電変換されて得られた電気信号を、可変の増幅率で増幅する増幅手段と、
前記増幅手段によって増幅された電気信号に基づいて映像信号を生成する信号処理手段と、
前記信号処理手段で生成された映像信号の映像範囲内に、外部からの指示に基づいて少なくとも1つの部分領域を設定する領域設定手段と、
前記映像範囲から前記部分領域を除いた領域の輝度情報に基づいて、前記光量調節手段の開口率、及び前記増幅手段の増幅率を制御する制御手段と、
前記部分領域における映像信号のうち、輝度情報レベルが所定の基準値以下である前記映像信号のレベルを、前記映像範囲全体の平均輝度情報に基づき低減させる利得演算手段とを、
備えた撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007171995A JP2009010840A (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007171995A JP2009010840A (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009010840A true JP2009010840A (ja) | 2009-01-15 |
Family
ID=40325433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007171995A Withdrawn JP2009010840A (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009010840A (ja) |
-
2007
- 2007-06-29 JP JP2007171995A patent/JP2009010840A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8436930B2 (en) | Apparatus and method for capturing an image utilizing a guide image and live view image corresponding to the guide image | |
JP3375557B2 (ja) | 映像信号処理装置 | |
JP6466786B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法およびプログラム | |
JP2010114834A (ja) | 撮像装置 | |
JP2011254170A (ja) | 撮像装置および撮像方法 | |
JP2012010048A (ja) | 画像信号処理装置 | |
JP2012109900A (ja) | 撮影装置、撮影方法、およびプログラム | |
JP2008048251A (ja) | 撮影装置及び撮影方法 | |
JP2014017681A (ja) | 撮像装置、該撮像装置の制御方法、プログラム、記憶媒体 | |
JP2009088928A (ja) | 撮像装置、撮像制御方法及び撮像制御プログラム | |
JP2007288805A (ja) | カメラシステム及び自動露光制御方法 | |
JP2009200743A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法および画像処理プログラムおよび撮像装置 | |
KR20160030350A (ko) | 화상 처리 장치 및 화상 처리 방법 | |
JP6827394B2 (ja) | 撮像装置、撮像処理論理素子及び撮像素子 | |
JP2000092377A (ja) | 固体撮像装置 | |
JP2009020327A (ja) | 撮像装置及びそのプログラム | |
JP2009010840A (ja) | 撮像装置 | |
JP6157274B2 (ja) | 撮像装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP6725105B2 (ja) | 撮像装置及び画像処理方法 | |
JPH1169217A (ja) | 電子カメラ及びその電子シャッター制御方法 | |
JP2008306326A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
KR101217785B1 (ko) | 조명 광도 조절이 가능한 비디오 카메라 장치 및 이의 조명 광도 조절방법 | |
WO2022004518A1 (ja) | 映像信号処理装置、映像信号処理方法および撮像装置 | |
JP6338062B2 (ja) | 画像処理装置および撮像装置並びに画像処理方法 | |
JP2002218320A (ja) | 撮像装置およびその制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100907 |