JP2009009719A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009009719A
JP2009009719A JP2007167417A JP2007167417A JP2009009719A JP 2009009719 A JP2009009719 A JP 2009009719A JP 2007167417 A JP2007167417 A JP 2007167417A JP 2007167417 A JP2007167417 A JP 2007167417A JP 2009009719 A JP2009009719 A JP 2009009719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge lamp
voltage
pressure discharge
inverter
lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007167417A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Abe
拓也 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Harison Toshiba Lighting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Harison Toshiba Lighting Corp filed Critical Harison Toshiba Lighting Corp
Priority to JP2007167417A priority Critical patent/JP2009009719A/ja
Publication of JP2009009719A publication Critical patent/JP2009009719A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

【課題】高圧放電灯を始動させた直後の電流を制限させることで高圧放電灯の過発光の防止ができるようにする。
【解決手段】電源回路100、点灯回路200、高圧放電灯LPから放電灯点灯装置が構成される。点灯回路200は、直流電源12をコンバータ11で昇圧させた後、インバータ13で矩形波の交流電圧を発生させ高圧放電灯LPを点灯させる。始動時は、イグナイタ14から高いパルス電圧を生成させて高圧放電灯LPの絶縁を破壊し電極間でアーク放電を生成させて、その後はインバータ13からの継続的な電力供給により発光を持続させる。絶縁破壊のパルス電圧が発生した直後に100μsecの時間だけ、スイッチS1をオフする制御信号cを制御部15から供給し、電流制限用の抵抗R1を接続するようにする。これにより、始動時の大きいランプ電流に基づく高圧放電灯LPの過発光を防止させることが可能となる。
【選択図】図2

Description

この発明は、車載用前照灯用等に用いられるメタルハライドランプ等の高圧放電灯を点灯させる放電灯点灯装置に関する。
従来の放電灯点灯装置は、小型化や高効率化のために、高圧放電灯の始動時において、直流電圧を交流電圧に変換するインバータを介して400Vの交流電圧を高圧放電灯に出力するとともに、直流電圧を800Vの直流電圧に変成するコンバータと、800Vの直流電圧が入力されたとき高圧パルスを発生させ、高圧放電灯に印加するようにしている。(例えば、特許文献1)
特開2000−286080公報
上記した特許文献1の技術は、高圧放電灯の始動性を向上させるために、始動回路が高圧放電灯を始動させるまでの間は、高圧放電灯には直流電圧が加えられている。高圧放電灯の始動直後は、高圧放電灯のインピーダンスが小さくコンバータに使用される平滑コンデンサの放電による大きな電流が流れ、使用状態にある素子に負荷がかかるばかりか、大きな電流が流れて高圧放電灯が過発光する、という問題があった。
この発明の目的は、高圧放電灯を始動させた直後のランプ電流を制限させ、高圧放電灯の始動直後に発生する過発光を防止した放電灯点灯装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、この発明の放電灯点灯装置は、直流電源の電圧を所望の電圧に変換させるコンバータと、前記コンバータで生成された直流電圧を、交流電圧に変換するインバータと、前記インバータに基づき生成された交流電圧を供給し、高圧放電灯の始動に必要なパルス電圧を発生するとともに、前記高圧放電灯の点灯に必要な電力を供給する始動回路と、前記インバータと前記始動回路間に設置し、前記高圧放電灯始動直後に一定時間電流を制限する電流制限手段とを具備したことを特徴とする。
この発明によれば、高圧放電灯を始動させたときに、高圧放電灯の絶縁破壊直後に流れる大きなランプ電流を制限させたことで、高圧放電灯始動直後における過発光を防止させることが可能となる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、この発明の放電灯点灯装置の一実施形態について説明するための概念的な構成図である。
図1の高圧放電灯点灯装置は、電源回路100、点灯回路200、高圧放電灯LPから構成される。点灯回路200は、コンバータ、制御部、インバータ、イグナイタ、インバータとイグナイタ間の電流を制限させる抵抗R1、それにこの抵抗R1を接続状態にしたり、非接続状態したり制御するスイッチS1から構成される。LPはイグナイタから発生する高いパルス電圧により始動される高圧放電灯である。
次に、図1の概念的な放電灯点灯装置の構成図を、より具体的に示した図2の構成図について説明する。
図2において、点灯回路200のコンバータ11は、電源回路100の電源12の直流電圧を昇圧し出力する回路である。コンバータ11は、昇圧用のバラストトランスT1、トランスT1の1次コイルL1に対して直列に接続されたスイッチング素子Q1、およびトランスT1の2次コイルL2に接続された整流回路としてのダイオードD1、コンデンサC1を有する。
なお、このスイッチング素子Q1は、Nチャンネル型の電界効果トランジスタ(FET)であるが、バイポーラトランジスタを用いてもよい。また、トランスT1の2次コイルL2側のダイオードD1、コンデンサC1による整流回路は、ダイオードブリッジ等の他の整流回路で構成としてもよい。
電源12は、電源装置100を構成し、バッテリ等といった12Vまたは24Vの程度の直流電圧を発生する装置である。S2は、点灯回路200のコンバータ11と電源12との間に設けられた点灯用のスイッチである。
さらに、点灯回路200のフルブリッジ回路で構成させるインバータ13は、コンバータ11により昇圧された直流電圧から矩形波の電圧を生成させる。インバータ13では、2組のスイッチング素子Q2,Q3およびQ4,Q5のソース・ドレインが直列に接続され、2組の2つのスイッチング素子Q2,Q3およびQ4,Q5が並列に接続されている。そして、スイッチング素子Q4とQ5の接続点は、イグナイタ14の高電圧端子Taに、スイッチング素子Q2とQ3の接続点は、電流制限用の抵抗R1を介してイグナイタ14の低電圧供給端子Tbにそれぞれ接続される。
なお、Q2〜Q5の各スイッチング素子は、N型の電界効果トランジスタ(FET)を使用しているが、バイポーラトランジスタを用いるようにしてもよい。スイッチング素子Q2,Q5には、同一のゲート信号が供給され、スイッチング素子Q3,Q4には同一のゲート信号であってスイッチング素子Q2,Q5のゲート信号とは逆相のゲート信号が供給される。
一端がトランスT1の2次コイルL2に接続された3次コイルL3の他端は、整流用のダイオードD2、コンデンサC4を介して接地する。ダイオードD2のカソードは、抵抗R2を介してイグナイタ14の入力端子Tcに接続する。3次コイルL3は、2次コイルL2を巻き足すことにより形成することができる。ダイオードD2、コンデンサC4による整流回路は、ダイオードD2を、複数のダイオードを用いたブリッジ構成としても構わない。
また、イグナイタ14は、高圧放電灯LPへ始動用のパルス電圧を発生させ供給する回路である。イグナイタ14は、放電ギャップGd、パルストランスT2、コンデンサC2,C3から構成される。入力端子Tcは、放電ギャップGdを介してトランスT2の1次コイルtp1を介して高電圧供給端子Taに接続する。また、入力端子Tcは、コンデンサC3を介して低電圧供給端子Tbに接続する。低電圧供給端子Tbは、高圧放電灯LPの一端に接続するとともに、コンデンサC2を介して高電圧供給端子Taに接続する。高圧放電灯LPの他端はトランスT2の2次コイルtp2を介して高電圧供給端子Taに接続する。
制御部15は、コンバータ11のスイッチング素子Q1のゲートへ制御信号を供給してコンバータ11を駆動する回路である。また。制御部15は制御信号をパルス幅変調(PWM)してスイッチング素子Q1のゲート信号を生成する。すなわち、制御部15からの制御信号のレベルに応じて、スイッチング素子Q1へのゲート信号のデューティ比を変化させ、コンバータ11の2次側出力を調整する。
また、制御部15は、インバータ13、イグナイタ14を介して高圧放電灯LPに供給されるランプ電圧を電圧検出用の抵抗R3,R4で検出し、その結果を入力する回路である。制御部15は、コンバータ11とインバータ13との間でランプ電圧を検出するため、スイッチング素子Q2,Q5(Q3,Q4)のソース・ドレイン間電圧などの電圧降下分を補正した電圧値をランプ電圧の検出値とする。
さらに、制御部15は、始動時において、ウォームアップ制御時および定格電力点灯時のランプ電圧である定常電圧状態において、コンバータ11、インバータ13を制御する回路である。始動から消灯までインバータ13のスイッチング素子Q2〜Q5のためのゲート信号を供給する機能、コンバータ11を駆動する制御信号を生成する機能などを有する。
インバータ13は、例えば低周波の矩形波点灯方式で高圧放電灯LPにランプ電流ILを供給するとともに、ランプ電流ILの向きを切り換えるランプ電流供給手段として機能する。
高圧放電灯LPは、メタルハライドランプなどの放電ランプである。高圧放電灯LPは、高電圧が供給されると電極間でアーク放電を生成し、その後の継続的な電力供給により発光を持続させるものである。高圧放電灯LPとしては、例えばメタルハライドランプが考えられる。
ここで、図2の動作について説明する。
まず、スイッチS2がオンされた直後の始動時について説明する。スイッチS2がオンされると、電源11に基づき図示しない定電圧回路を介して定電圧化された直流電圧を制御部15に供給するとともに、トランスT1の1次コイルL1に供給する。制御部15では、コンバータ11のスイッチング素子Q1のゲートにゲート信号a(図3(a))を供給してオン/オフさせ、トランスT1の1次コイルL1側に流れる電流を制御し、2次コイルL2と3次コイルL3側で巻線比に応じた昇圧が実現する。
昇圧された2次コイルL2の交流電圧は、ダイオードD1とコンデンサC1を介して例えば400Vの直流電圧を生成する。2次コイルL2に巻き足しにより、2次コイルL2に発生する交流電圧よりもさらに昇圧された3次コイルL3からの交流電圧は、ダイオードD2、コンデンサC4を介して例えば1kVの直流電圧を生成する。
ダイオードD1とコンデンサC1の接続点からコンバータ11の出力として出力された400Vの直流電圧は、スイッチ素子Q2,Q4のドレインに供給される。また、ダイオードD2とコンデンサC4の接続点に生成された1kVのイグナイタ電圧は、入力端子Tcに供給する。入力端子Tcに1kVの直流電圧が供給されたイグナイタ14では、800Vの値で絶縁破壊させる放電ギャップGdの絶縁破壊が行われる。これにより、コンデンサC3から放電される電流は、放電ギャップGdを介してトランスT2の1次コイルtp1に供給する。
トランスT2では巻線比に応じて例えば20kVのパルス電圧を2次コイルtp2側に発生させる。この電圧に基づき高圧放電灯LPにインバータ13の出力400Vが供給され、高圧放電灯LPにランプ電流ILが流れ、高圧放電灯LPの定格ランプ電圧VLが漸次上昇し、例えば40Vの付近での定格点灯状態となる。
ここで、始動時における高圧放電灯LPに印加されるランプ電流ILおよびランプ電圧VLの関係とそれにスイッチS1の動作の関係について図3〜図5を参照しながら説明する。
スイッチS2がオンされた始動直後は、図3(a)に示すように、始動性を向上させるために高圧放電灯LPには、直流電圧が印加された状態でイグナイタ14から始動用の20kVのパルス電圧が印加させ高圧放電灯LPの絶縁破壊を行っている。絶縁破壊後の高圧放電灯LPの電極間のインピーダンスは小さくなる。このため、高圧放電灯LPに流れるランプ電流ILは、図3の破線で示す(b’)のようにパルス電圧発生後に、図4の破線で示す波形のような10A程度の大きな値となる。大きなランプ電流ILは、高圧放電灯LPを過発光させることになる。この発光量は、図5の破線で示すような8000ルックスを超える照度となる。
このため、図3(a)に示すパルス電圧が発生した直後の例えば100μsecの期間、スイッチS1をオフする制御信号(c)を制御部15から供給し、電流制限用の抵抗R1を接続するようにする。これにより、高圧放電灯LPには図3(b)や図4の実線で示す波形のように制限されたランプ電流ILを高圧放電灯LPに流すことができるようになる。
このため、高圧放電灯の始動時に発生していた大きなランプ電流を制限することで過発光の発生を防止することができる。このときの発光量は、図5の実線で示すような2000ルックス程度とすることが可能となる。
この実施形態では、始動時に印加されるパルス電圧で高圧放電灯が絶縁破壊される直後に流れる大きなランプ電流を抑えることで始動直後の高圧放電灯の過発光を防止させることができる。
この発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、例えば、制御部15をマイクロコンピュータプログラムの処理によって実現することが可能である。この場合のスイッチS1をオフするタイミングは、イグナイタ14から発生されるパルス電圧の発生の状態をマイクロコンピュータである制御部が監視するようにしておき、パルス電圧が発生したと判断すればスイッチS1をオフする制御信号を出力するようにすればよい。スイッチS1をオフする動作も制御部に内蔵されたタイマーを用いることで制御信号発生時間を管理することができる。
さらに、始動時にイグナイタ14の入力端子Tcにバラスト用のトランスT1の3次コイルから高電圧を発生させるようにしているが、始動時にインバータ13のブリッジ回路を駆動する周波数を高くして出力の交流電圧を通常点灯よりも上げるようにしても構わない。インバータ13は、ハーフブリッジ回路で構成しても構わない。
この発明の放電灯点灯装置に関する一実施形態について説明するための概念図。 図1の具体的な回路構成図。 図2の動作について説明するための説明図。 図2のランプ電流について説明するための説明図。 図2の放電灯の照度について説明するための説明図。
符号の説明
100 電源回路
200 点灯回路
11 コンバータ
12 電源12
13 インバータ
14 イグナイタ
15 制御部
S1,S2 スイッチ
R1 抵抗(電流制限用)
LP 高圧放電灯
IL ランプ電流
VL ランプ電圧

Claims (2)

  1. 直流電源の電圧を所望の電圧に変換させるコンバータと、
    前記コンバータで生成された直流電圧を、交流電圧に変換するインバータと、
    前記インバータに基づき生成された交流電圧を供給し、高圧放電灯の始動に必要なパルス電圧を発生するとともに、前記高圧放電灯の点灯に必要な電力を供給する始動回路と、
    前記インバータと前記始動回路間に設置し、前記高圧放電灯始動直後に一定時間電流を制限する電流制限手段とを具備したことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 前記電流制限手段は、インバータと始動回路間に介在させた抵抗と、該抵抗を短絡させるスイッチであることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
JP2007167417A 2007-06-26 2007-06-26 放電灯点灯装置 Withdrawn JP2009009719A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007167417A JP2009009719A (ja) 2007-06-26 2007-06-26 放電灯点灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007167417A JP2009009719A (ja) 2007-06-26 2007-06-26 放電灯点灯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009009719A true JP2009009719A (ja) 2009-01-15

Family

ID=40324619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007167417A Withdrawn JP2009009719A (ja) 2007-06-26 2007-06-26 放電灯点灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009009719A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4476817B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP3224948B2 (ja) 放電灯の点灯回路
JP3918151B2 (ja) 放電灯点灯回路
JP4941036B2 (ja) 放電管点灯装置及び半導体集積回路
WO2008001519A1 (fr) Lampe et appareil d'éclairage à décharge électrique
JP2009289492A (ja) 高圧放電灯点灯装置及び照明器具
JP2001006890A (ja) 放電灯点灯回路
US7692391B2 (en) Discharge lamp ballast, lighting system and projector
JP5069573B2 (ja) 高圧放電灯点灯装置、照明器具
JP3820931B2 (ja) 放電灯点灯装置
JPWO2004068914A1 (ja) 放電管点灯装置
JP2009009719A (ja) 放電灯点灯装置
JP2005251722A (ja) 高圧放電灯点灯装置、始動装置及び照明装置
JP2005038814A (ja) 放電灯点灯装置、照明装置、プロジェクタ
JP5580677B2 (ja) 放電灯点灯回路
JP2009514158A (ja) ガス放電灯の点灯モジュール
JP2005100829A (ja) 高圧放電灯点灯装置及びこれを用いた照明装置
JP2010114091A (ja) 高圧放電灯の点灯装置
KR100446990B1 (ko) 전자식 안정기 회로
JP2005071842A (ja) 放電灯点灯装置および照明器具
JP2006156168A (ja) 高圧放電灯点灯装置
JP4399650B2 (ja) 高圧放電ランプ点灯装置
JP4040518B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP2005203185A (ja) 高圧放電灯点灯装置
JP2010015735A (ja) 放電灯点灯装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20100907