JP2009009361A - ログ情報から作成したパスワード照合システム、方法 - Google Patents

ログ情報から作成したパスワード照合システム、方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の課題は、類推され難いパスワードを使用できるシステムおよび方法を提供することである。
【解決手段】利用者の認証時刻を含む使用履歴情報を記録するログ管理サーバ装置と、照合用使用履歴情報を記憶する記憶手段と、ログ管理サーバ装置が記録する使用履歴情報を表示用情報として取得して、パスワード入力画面を作成して、利用者が使用する装置に送信するパスワード入力画面生成手段と、返信されたパスワードと照合用使用履歴情報を照合して認証する認証手段とを備える認証サーバ装置と、認証サーバ装置が送信したパスワード入力画面を表示するパスワード入力画面表示手段と、パスワード入力画面に入力されたパスワードを受けつけて認証サーバ装置に返信するパスワード受付手段と、を備える利用者が使用する装置とがネットワークで接続されることを特徴とするパスワード照合システムである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ログ情報(以下、使用履歴情報)から作成したパスワードを用いるパスワード照合システムにおいて、パスワードを暗証し易いが他人が盗用しにくいシステムおよび方法に関するものである。
本発明は特に、頻繁に変更するパスワードの暗証において有用である。
現代の企業活動においては、機密情報をセキュリティ管理することが益々重要となっている。
オフィスでは、利用者が入退場ゲートやパソコンやプリンタなどの様々な機器(以下、利用者が使用する装置)を使用する際には、本人が記憶する暗証情報(=パスワード)を用いて本人認証を行うだけでなく、機密情報や利用者が使用する装置の使用履歴情報を保存して情報の維持管理に努めている。
パスワードを用いる本人認証方式は、パスワードが他人に知られていない限り、本人 に成り済まして認証を得ることはできない。
従って、パスワードの管理は、認証の信頼性を確保するためにとても重要となる。
たとえば、特許文献1では、古くからの友人の名前などの個人記憶(以下、生活記憶)を用いて認証する技術であって、複数の生活記憶を組み合わせてパスワードを生成する技術が開示されている。
特許第3695695号公報(段落0018−段落0019、段落0021、図3、4)
しかしながら、特許文献1の技術では、パスワード用生活情報と、偽の生活情報とを混在して表示しているが、パスワード用生活情報は繰り返し常に表示されるので、悪意の第三者が観察を続けることにより、パスワード用生活情報が特定されてしまう恐れがある。
また、生活記憶を知る悪意の第三者によって、パスワード用生活情報を簡単に類推されてしまう危険性がある。
本発明は以上のような点を解決するためになされたものであって、本発明の課題は、類推され難いパスワードを使用できるシステムおよび方法を提供することである。
本発明は、以下の各態様に記載の手段により、前記課題を解決する。すなわち、本願発明の第1の態様は、利用者が装置を使用するときに生成する使用履歴情報をパスワードとして照合するシステムであって、利用者が使用する装置と、使用履歴情報を記録するログ管理サーバ装置と、利用者を認証する認証サーバ装置がネットワークで接続されたシステムであって、前記使用履歴情報は、利用者の認証時刻を含む情報であって、前記認証サーバ装置は、照合用使用履歴情報を記憶する記憶手段と、ログ管理サーバ装置が記録する使用履歴情報を表示用情報として取得して、パスワード入力画面を作成して、利用者が使用する装置に送信するパスワード入力画面生成手段と、利用者が使用する装置から前記パスワード入力画面に入力されたパスワードと照合用使用履歴情報を照合して認証する認証手段とを備えるサーバ装置であって、前記利用者が使用する装置は、認証サーバ装置が送信したパスワード入力画面を表示するパスワード入力画面表示手段と、パスワード入力画面に入力されたパスワードを受けつけて認証サーバ装置に送信するパスワード受付手段と、を備える装置であることを特徴とするパスワード照合システムである。
このように、パスワード入力画面には、利用者が使用する装置の使用者が覚えている項目情報が含まれているので、使用者によって、覚えている項目情報が選択されるので、パスワード用使用履歴情報を発行作成することができる。
本願発明の第2の態様は、前記照合用使用履歴情報は、ログ管理サーバ装置が記録する使用履歴情報から抽出されることを特徴とする請求項1に記載のパスワード照合システムである。
本願発明の第3の態様は、前記パスワード入力手段で、入力するパスワードは、使用履歴情報の装置名と時刻の組み合わせからなり、前記装置名は機器名称一覧から選択し、前記時刻は時刻一覧から選択して決定することを特徴とする請求項1に記載のパスワード照合システムである。
本願発明の第4の態様は、利用者が使用する装置を使用するときに生成する使用履歴情報をパスワードとして照合する方法であって、前記使用履歴情報は、利用者の認証時刻を含む情報であって、ログ管理サーバ装置が記録する使用履歴情報を項目に分解して、この項目を含むパスワード入力画面を作成して表示するパスワード入力画面作成表示ステップと、
パスワード入力画面の中から選択された項目を受け付けて、項目からパスワードを作成するパスワード作成ステップと、作成されたパスワードと、予め記憶する照合用使用履歴情報と照合して認証する認証ステップとを含んだ手順でなされることを特徴とするパスワード照合方法である。
本願発明によれば、
(1)パスワードの入力を悪意の第三者に観察されても、使用履歴情報を変更することでパスワードが変更されるので、パスワードが特定されないという効果がある。
(2)使用履歴情報は事前に知ることはできないので、生活記憶を事前に知る悪意の第三者が類推するようには、類推できないという効果がある。
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。
図1は、本発明によるパスワード照合システム1の概要を説明する図である。
本発明によるパスワード照合システム1は、ネットワーク900でネットワーク接続されたゲート装置200、プリンタ装置300、利用者端末装置400、ログ管理サーバ装置500、認証サーバ装置600から構成される。
パスワード照合システム1は、利用者がゲート装置200やプリンタ装置300、利用者端末装置400を利用した時の使用履歴情報をログ管理サーバ装置500にログ情報として収集して、ログ情報から利用者の新しいパスワード生成するシステムである。
利用者は、利用者が所持しているICカードをゲート装置200またはプリンタ装置300に備え付けられているICカードリーダに読取らせて、ICカードの中の利用者IDで、装置を使用する認証を得る。利用者端末装置400には重要な情報が保管されており、利用者が利用者端末装置400を利用するには、利用者IDとパスワードが必要である。
このパスワードは、ログ管理サーバ装置500が各装置から収集したログ情報から生成している。ログ情報を利用者のパスワードに利用することにより、パスワードが利用者の記憶に残りやすく、また、装置を使用する度に変更されるので、他者によって不正に取得され難くできる。
図2はである。ゲート装置200は、CPU201、通信部202、カードリーダ205、開錠部207、メモリ209、専用プログラムを備える。
CPU201は、専用プログラムを実行する。通信部202は、他の装置とネットワーク接続する。カードリーダ205は、ICカードリーダで、利用者が所持するICカードから利用者IDを読取る。開錠部207は、ゲート装置200のゲートの開閉を制御する装置である。メモリ209は、半導体メモリや磁気メモリである。メモリ209には、利用者ID210と使用履歴情報211が記憶されている。利用者ID210は、ゲート装置200の通過が許可されている利用者のIDである。使用履歴情報211は、ゲート装置200を使用した時の履歴情報である。
専用プログラムは、認証手段212、使用履歴情報記録手段214、開錠手段216からなる。
認証手段212は、カードリーダ205がICカードから読取った利用者IDとメモリ209に記憶されている利用者IDを比較し認証を行う。
開錠手段216は、認証手段212で認証が成功すれば、開錠部207にゲートを開錠させる。使用履歴情報記録手段214は、使用履歴情報211としてゲートを開錠した時間、利用者IDをメモリ209に記録する手段である。
図3はプリンタ装置300の詳細な構成図である。プリンタ装置300は、ICカードリーダが備えられており、ICカードを検知したときにICカード所持者のドキュメントを出力するプリンタ装置である。プリンタ装置300は、CPU301、通信部302、入力部305、メモリ309、専用プログラムを備える。
CPU301は、専用プログラムを実行する。通信部302は、他の装置とネットワーク接続する。カードリーダ305は、ICカードリーダで、利用者が所持するICカードから利用者IDを読取る。メモリ309は、半導体メモリや磁気メモリである。メモリ309には、利用者ID310と使用履歴情報311が記憶されている。利用者IDは、プリンタ装置300からプリント出力の許可されている利用者のIDが記憶されている。使用履歴情報311は、プリンタ装置300を使用した履歴情報である。
専用プログラムは、認証手段312、使用履歴情報記録手段314、プリント手段316からなる。認証手段312は、カードリーダ305がICカードから読取った利用者IDとメモリ309に記憶されている利用者IDを比較し認証を行う。
プリント手段316は、認証手段312で認証が成功すれば、利用者IDに関連するドキュメントを出力する。使用履歴情報311は、使用履歴情報311として、出力した時間、枚数、プリンタの名称、利用者IDであり、メモリ309に記録される。
図4は、利用者端末装置400の詳細な構成図である。
利用者端末装置400は、カードリーダ405と、表示部404と、通信部402と、入力部406と、CPU401と、メモリ(=記憶手段)409と専用プログラムを備える。
入力部406は、キーボードである。表示部404は、LCDやELである。カードリーダ405は、ICカードリーダである。CPU401は、専用プログラムを実行する。メモリ409は、半導体メモリや磁気メモリである。通信部402は、他の装置とネットワーク接続する。
専用プログラムは、認証要求手段412、パスワード入力画面表示手段414と、パスワード受付手段416、使用履歴情報記録手段418から構成される。
認証要求手段412は、カードリーダ405から利用者のICカードの利用者IDを取得し、認証サーバ装置600の認証手段690に送信し、認証処理を要求する。
認証手段690は、利用者IDのパスワードを取得するために、パスワード入力画面生成手段680にパスワード入力画面を生成し、利利用者端末装置400にパスワード入力画面993を送信する。
パスワード入力画面表示手段414は、認証サーバ装置600から受信したパスワード入力画面993を表示する手段である。利用者は、パスワード入力画面993からパスワードの入力を行う。
パスワード受付手段416は、利用者がパスワード入力画面993の各入力欄の一覧から選択した履歴データを組み合わせてパスワードを作成する。
使用履歴情報記録手段418は、利用者端末装置400の使用履歴情報411として、装置名称、利用者ID、使用時間、使用状況(ログイン/ログアウト)をメモリ409に記録する。
図5は、ログ管理サーバ装置500の詳細な構成図である。
ログ管理サーバ装置500は、コンピュータプログラムで動作するサーバコンピュータであり、通信部502と、CPU501と、メモリ(=記憶手段)509と専用プログラムを備える。
CPU501は、専用プログラムを実行する。メモリ509は、半導体メモリや磁気メモリである。メモリ509には、ゲート装置200、プリンタ装置300、利用者端末装置400の使用履歴情報510が記憶されている。通信部502は、他の装置とネットワーク接続する。
専用プログラムは、使用履歴情報収集手段516と、パスワード設定手段518とから構成される。使用履歴情報収集手段516は、ゲート装置200、プリンタ装置300、利用者端末装置400の使用履歴情報を通信部502から収集する。
パスワード設定手段518は、使用履歴情報510をもちいて、利用者端末装置400にログインするためのパスワードの設定を行う。利用者ID毎に、どの装置の履歴情報をパスワードに用いるかを設定する。
各装置の使用履歴を収集する方法は、ログ管理サーバ装置500から各装置の使用履歴を収集するようにしているが、各装置の使用履歴が更新される度に、各装置からログ管理サーバ装置にログを送信して、使用履歴情報510を蓄積してもよい。
図6は、認証サーバ装置600の詳細な構成図である。
認証サーバ装置600は、通信部607と、CPU601と、メモリ(=記憶手段)609と専用プログラムを備える。
CPU601は、専用プログラムを実行する。メモリ609は、半導体メモリや磁気メモリである。通信部607は、他の装置とネットワーク接続する。
メモリ609は、照合用使用履歴情報691を記憶する。
専用プログラムは、照合用データ生成手段670と、パスワード入力画面生成手段680と、認証手段690とから構成される。
照合用データ生成手段670は、使用履歴情報510から、利用者端末装置400にログインするための認証用データ691を生成する。認証用データ691は、ログ管理サーバ装置500の使用履歴情報510から取得される。
パスワード入力画面生成手段680は、利用者端末装置400から認証を求めてきた利用者の利用者IDに対応するパスワード入力用画面993を生成し、利用者端末装置400に送信する手段である。
パスワード入力画面993を生成するにあたり、パスワード入力画面生成手段680は、ログ管理サーバ500の使用履歴情報510から、認証用データとダミーデータを取得してパスワード入力画面993の表示を行う。
パスワード入力画面993には、利用者IDの認証用データと他にダミーデータが表示されており、利用者は、その中からパスワードを作る組み合わせを選ぶことができる。
認証手段690は、利用者端末装置400の認証要求手段412が送信してくる利用者IDと表示用入力画面993に入力されたパスワードを用いて、照合用データ691と照合を行う。一致していれば認証が成功する。
図7は、使用履歴情報510の例である。
使用履歴情報510の1列目は、データ項目が示されており、ID510aと、機器名称510bと、時刻510cと、使用状況510d、備考510e、パスワードフラグ510fなどから構成される。
ID510aは、利用者IDである。
機器名称510bは、ゲート装置200、プリンタ装置300、利用者端末装置400の識別情報である。GATE002は、ゲート装置200を示す。PC−Bは利用者端末装置400、PRINTER−S2はプリンタ装置300を示す。
時刻510cは、利用者が装置を使用した時間であり、装置の認証を受けたときの時刻を表す。
使用状況510dは、利用者が使用する装置から認証を受けたときの使用状況を表す。
パスワードフラグ510fは、パスワードに使用する履歴につけるフラグである。パスワードフラグ510fにフラグがついていると、その履歴情報が、認証サーバ装置600の認証用のパスワードに使用される。
ログ管理サーバ装置500のパスワード設定手段518が、利用者ID毎にパスワードに使用する履歴にフラグをつける。フラグを設定する条件は、予め利用者ID毎にパスワードに利用する装置と、その装置から認証を受けた最新の時間とする。
使用履歴情報510の2列目から6列目までは、利用者ID(SHAIN003)の利用者がゲート装置200から、入場して、プリンタ装置300、利用者端末装置400を利用して、ゲート装置200から退場した時の履歴である。
使用履歴情報510の2列目の使用履歴は、利用者ID(SHAIN003)の利用者が「2007/06/06.15:36」にゲート装置200(GATE002)から入場したときの履歴である。
3列目は、利用者ID(SHAIN003)の利用者が、「2007/06/06.15:42」に利用者端末400機器(PC-B)に(ログイン)したときの使用履歴である。
4列目は、利用者ID(SHAIN003)の利用者が、プリンタ装置300(PRINTER−S2)で出力を行った履歴である。
5列目は、利用者ID(SHAIN003)の利用者が、利用者端末装置400(PC-B)から(ログアウト)をしたときの履歴である。
6列目は、利用者ID(SHAIN003)の利用者が、ゲート装置200(GATE002)を退場したときの履歴である。
図8は、照合用データ691の例である。照合用データ691は、利用者端末装置400からから送信されてきたパスワードと照合するデータであり、使用履歴情報500からパスワードフラグが付与されている履歴データを収集したものである。図8には、利用者ID(SHAIN003)と(SHAIN004)の利用者の照合用データが示されている
照合用使用履歴情報691の項目は、ID691aと、機器名称691bと、時刻691cと、使用状況691dなどから構成される。ID691aは、利用者識別情報を表す文字列である。機器名称691bは、利用者が使用する装置の名称を表す文字列である。時刻691cは、利用者が使用する装置の認証を受けたときの時刻を表す文字列である。使用状況691dは、利用者が使用する装置が認証を受けたときの使用状況を表す文字列である。
認証サーバ装置600の照合用データ生成手段690は、ログ管理サーバ500の使用履歴情報510を取得し、使用履歴情報510の中からパスワードフラグがついている履歴情報を収集して照合用データ691を作成する。
図9は、表示用データ695の例である。
表示用データ695は、認証サーバ装置600に認証を求めてきた利用者の利用者IDのパスワード入力画面993に表示するデータである。利用者IDの認証データ691と、使用履歴情報510から抽出してダミー用のデータつなげて生成したデータである。
図9は、利用者ID(SHAIN003)の表示用データである。利用者ID(SHAIN003)の照合用データと、他の利用者IDの照合用データを使用履歴情報500から除いたものから作成している。
図10は、パスワード入力画面993の例である。
パスワード入力画面993は、利用者端末装置400からパスワードを入力するための入力画面である。
パスワード入力画面993は、機器名称選択入力欄993a、時刻選択入力欄993b、使用状況選択入力欄993cの組み合わせで構成されており、利用者がパスワードを入力し易いように、各入力欄には複数のダミーデータと認証用データが入っており、その中から選択するようになっている。
機器名称選択入力欄993aは、機器名称一覧993fから選択された装置名称が表示される。表示される装置は、ゲート装置200、プリンタ装置300、利用者端末装置400である。
時刻選択入力欄993bは、時刻一覧993gから選択された時刻が表示される。
使用状況入力欄993cは、使用状況一覧993hから選択された使用状況が表示される。機器名称選択入力欄993aの機器名称と、時刻選択入力欄993bの時刻と使用状況入力欄993cの使用状況を組合わせてパスワードになる。利用者が、送信ボタン993dを押すと、パスワードが認証サーバ装置600に送信される。図10では、機器名称(GATE002)、時刻(2007/06/06.15:36)、使用状況(入場)がパスワードとして選択されている。
図11は、パスワード認証処理の流れを説明する図である。
利用者は、利用者端末装置400からネットワークを通じて認証サーバ装置500にアクセスすると、認証サーバ装置600は、ログイン画面を生成し、利用者端末装置400に送信する。利用者は、ログイン画面に利用者IDを入力する。あるいは、カードリーダ405に利用者IDを記憶するICカードを用いて、利用者IDを入力してもよい。利用者端末装置400は、入力された利用者IDを受け付けて、認証サーバ装置600に送信する(図11(1))
認証サーバ装置600は、利用者端末装置400の認証要求手段412より利用者IDを受信する。パスワード入力画面生成手段680は、ログ管理サーバ装置500の使用履歴情報510から、利用者端末装置400から送信されてきた利用者IDの表示用データ695を取得する。(図11(2))。
ログ管理サーバ装置500は、表示用データ695を認証管理サーバ装置600に送信する。(図11(3))
パスワード入力画面生成手段680は、表示用データ695を一時的にメモリ609に記憶して、利用者IDのパスワード入力画面993を作成する。更に、パスワード入力画面993を利用者端末装置400に送信する。(図11(4))。
利用者端末装置400は、パスワード入力画面を受信して、パスワード入力画面表示手段414により表示部404にパスワード入力画面を表示する(図11(5))。
利用者は、パスワード入力画面993にパスワードを入力する。
利用者端末装置400は、パスワード受付手段により入力されたパスワードを受け付けて、認証サーバ装置600に送信する(図11(6))。
認証サーバ装置600は、利用者端末装置400から送信されたパスワードを受け付けて、認証手段690により、利用者端末装置400から受け付けた利用者IDの照合用データ691と一致することを照合する。一致すれば、認証が成功する(図11(7))。
図12は、ログ管理サーバ装置500が、ゲート装置200の使用履歴情報を収集する流れを説明する図である。
ゲート装置200は、利用者が保持するICカードから、カードリーダ205を通じて利用者IDを取得する(図12(1))。
認証手段212は、ICカードから取得した利用者IDとメモリ209に記憶されている利用者ID210を照合する(図12(2))。
認証が成功すれば、開錠手段216によりゲートを開錠する(図12(3))。
認証が成功した時刻と、装置名称、使用状況(開錠)を使用履歴情報211としてメモリ209に記憶する(図12(4))。
ログ管理サーバ装置500は、使用履歴情報収集手段516により、ある一定時間毎にゲート装置200の使用履歴情報211を収集して、ログ管理サーバ装置の使用履歴情報510に追加する。
図13は、ログ管理サーバ装置500が、プリンタ装置300の使用履歴情報を収集する流れを説明する図である。
以下、ゲート装置200の使用履歴情報を収集する方法と同じ仕組みで行う。
プリンタ装置300は、利用者が保持するICカードから、カードリーダ305を通じて利用者IDを取得する(図13(1))。
認証手段312は、ICカードから取得した利用者IDとメモリ309に記憶されている利用者ID310を照合する(図13(2))。
認証が成功すれば、プリント手段316により書類を出力する(図13(3))。
認証した時刻と、装置名称、使用状況(出力した枚数)を使用履歴情報311としてメモリ309に記憶する(図13(4))。
ログ管理サーバ装置500は、使用履歴情報収集手段516により、ある一定時間毎にプリンタ装置300の使用履歴情報311を収集して、ログ管理サーバ装置の使用履歴情報510に追加する。
同様に、ログ管理サーバ装置500が、利用者端末装置400の使用履歴情報を収集するときも、使用履歴情報収集手段516が、使用履歴情報411を収集する。
本実施形態では、使用履歴情報510を利用者毎に装置を決めて、その使用した最も最近の日時をパスワードとして利用している。その他にも、利用者が装置を使用したときに、パスワード登録画面1401を表示して、その使用日時をパスワードとして登録するかをユーザに選択させるようにしてもよい。
例えば、利用者がゲート装置200を通過するときに、カードリーダ205に付属する表示装置にパスワード登録画面を表示させて利用者に、使用日時をパスワードとして登録するかを選択させてもよい。または、利用者端末装置400を利用するにあたって、認証サーバ装置600から認証をえられたときに、パスワード登録画面1401を表示して、認証が得られた日時をパスワードとして登録するかを選択させてもよい。
図14は、パスワード登録画面の例である。
表示画面1401は、ゲート装置200、プリンタ装置300であればカードリーダ205、カードリーダ305に付属する表示装置に表示される。利用者端末装置400であれば、表示部404に表示される。使用日時情報1402は、各設備を利用したときの日時である。
ゲート装置200であれば、ゲートを開錠するときに認証を得た日時である。
YESボタン1403、NOボタン1404は、表示画面1401に表示されたボタンであり、ゲート装置200、プリンタ装置300であればカードリーダ203、204の備えられたキーボタンが割り付けられている。
または、利用者端末装置400であれば、YESボタン1403、NOボタン1404は、マウスカーソルで押すことが可能である。
利用者がYESボタン1403を押せば、使用日時情報1402がログサーバ装置500に送られて、パスワードフラグがつけられる。利用者がNOボタンを押せば、使用日時情報1402が使用履歴情報510にログとして追加される。
以上説明したように、ゲート装置やパーソナルコンピュータ、プリンタなどの装置を使用したときに、「いつ」・「どの機器で」・「何をした」という使用履歴をパスワードとすることができるので、数値だけのパスワードより覚えやすく、かつ、豊富なパターンの組み合わせが可能となる。このように、本発明によるパスワードは、パスワードを頻繁に変更しても利用者に記憶が容易である。
本発明によるパスワード照合システム1の概要 ゲート装置200の詳細な構成図 プリンタ装置300の詳細な構成図 利用者端末装置400の詳細な構成図 ログ管理サーバ装置500の詳細な構成図 認証サーバ装置600の詳細な構成図 使用履歴情報510の形式と例 照合用データ691の例 表示用データ695の例 パスワード入力画面993の例 パスワード認証処理の流れを説明する図 ログ管理サーバ装置500が、ゲート装置200の使用履歴情報を収集する流れを説明する図 ログ管理サーバ装置500が、プリンタ装置300の使用履歴情報を収集する流れを説明する図 パスワード登録画面の例
符号の説明
200 ゲート装置
201 CPU
202 通信部
207 開錠部
209 メモリ
210 利用者ID
211 使用履歴情報
212 認証手段
214 使用履歴情報送信手段
216 解錠手段
300 プリンタ装置
301 CPU
302 通信部
305 カードリーダ
309 メモリ
310 利用者ID
311 使用履歴情報
312 認証手段
314 使用履歴情報記録手段
316 プリント手段
400 利用者端末装置
401 CPU
402 通信部
404 表示部
405 カードリーダ
406 入力部
409 メモリ
410 利用者ID
412 認証要求手段
414 パスワード入力画面表示手段
416 パスワード受付手段
500 ログ管理サーバ装置
501 CPU
502 通信部
509 メモリ
510 使用履歴情報
516 使用履歴情報収集手段
518 パスワード設定手段
600 認証サーバ装置
601 CPU
607 通信部
609 メモリ
670 パスワード入力画面生成手段
680 認証手段
690 照合用データ生成手段
691 照合用データ
695 表示用データ
900 ネットワーク
993 パスワード入力画面
1401 パスワード登録画面

Claims (4)

  1. 利用者が装置を使用するときに生成する使用履歴情報をパスワードとして照合するシステムであって、
    利用者が使用する装置と、使用履歴情報を記録するログ管理サーバ装置と、利用者を認証する認証サーバ装置がネットワークで接続されたシステムであって、
    前記使用履歴情報は、利用者の認証時刻を含む情報であって、
    前記認証サーバ装置は、
    照合用使用履歴情報を記憶する記憶手段と、
    ログ管理サーバ装置が記録する使用履歴情報を表示用情報として取得して、
    パスワード入力画面を作成して、利用者が使用する装置に送信するパスワード入力画面生成手段と、
    利用者が使用する装置から前記パスワード入力画面に入力されたパスワードと照合用使用履歴情報を照合して認証する認証手段と
    を備えるサーバ装置であって、
    前記利用者が使用する装置は、
    認証サーバ装置が送信したパスワード入力画面を表示するパスワード入力画面表示手段と、
    パスワード入力画面に入力されたパスワードを受けつけて認証サーバ装置に送信するパスワード受付手段と、を備える装置であることを特徴とするパスワード照合システム。
  2. 前記照合用使用履歴情報は、ログ管理サーバ装置が記録する使用履歴情報から抽出される
    ことを特徴とする請求項1に記載のパスワード照合システム。
  3. 前記パスワード入力手段で、入力するパスワードは、使用履歴情報の装置名と時刻の組み合わせからなり、前記装置名は機器名称一覧から選択し、前記時刻は時刻一覧から選択して決定することを特徴とする請求項1に記載のパスワード照合システム。
  4. 利用者が装置を使用するときに生成する使用履歴情報をパスワードとして照合する方法であって、
    前記使用履歴情報は、利用者の認証時刻を含む情報であって、
    ログ管理サーバ装置が記録する使用履歴情報を項目に分解して、この項目を含むパスワード入力画面を作成して表示するパスワード入力画面作成表示ステップと、
    パスワード入力画面の中から選択された項目を受け付けて、項目からパスワードを作成するパスワード作成ステップと、
    作成されたパスワードと、予め記憶する照合用使用履歴情報と照合して認証する認証ステップと
    を含んだ手順でなされることを特徴とするパスワード発行方法。


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