JP2005050092A - チケット予約受付装置、チケット発券装置、チケット予約方法、チケット予約受付プログラム - Google Patents

チケット予約受付装置、チケット発券装置、チケット予約方法、チケット予約受付プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 不当な買占め及び転売を目的とする悪意のチケット購入申込み者を完全に排除可能なチケット予約システムを提供すること。
【解決手段】 各購入者の端末5からチケット確保要求を受付けるチケット予約受付装置1は、各購入者のチケット購入履歴を格納する。そして、購入者の端末5からチケット確保要求を受取ると、この購入者のチケット購入履歴を問う質問を返信する。購入者がこの質問に無事回答できると、この購入者のために確保されたチケットのチケット識別子を購入者の端末5へ送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、チケット予約方法に係り、特に、営利目的の悪意のチケット購入者を排除するチケット予約方法に関する。
著名アーティストのコンサートやプロスポーツ競技といったイベントへの参加を希望する者は、チケット予約システムを利用してチケットを購入することが一般的になってきている。このシステムを利用したチケット購入手順を示せば以下のようになる。まず、チケットの購入を希望する者は、各イベントの興行者が運営するチケット予約サイトへアクセスして所定の手続きを行う。その後、クレジットカード決済や振込みなどにより代金を決済する。代金の決済が興行者側で確認されると、購入希望者の自宅へチケットが郵送されてくる。このようにチケット予約手続きをオンライン化することで、チケットの発売日に発売場所へ出向くことができないような者でも、所望のチケットを入手することができる。
しかしながら、人気のあるイベントの場合は当然ながらチケットの発行枚数よりも入手希望者の方が多いため、特定の個人になりすましてチケット購入サイトへアクセスし、この種のイベントのチケットを買占めて高値で転売するといった悪意の業者が横行している。したがって、たとえば特許文献1乃4に開示されたような成りすまし防止のための技術をチケット予約システムに応用することで、上述したような悪意の業者を排除するといった試みがこれまでなされてきた。
特許文献1は、ユーザのプライバシー保護に配慮した行政ドキュメントの処理システムを開示している。同文件によると、このシステムは、行政機関に設置された端末装置が、自らが発行した行政ドキュメントに、暗号化、カプセル化という一連の処理を施してWEBサーバへアップロードする。一方、この行政ドキュメントを閲覧するユーザは、アップロードされたデータをWEBサーバから取得すると共に、カプセル化の解除および復号化を施すための複数の情報をこの取得したデータへ入力して元の行政ドキュメントを生成する。
特許文献2も、特許文献1と同様に、ユーザのプライバシー保護に配慮した行政ドキュメントの処理システムを開示している。ただし、このシステムでは、行政機関に設置された端末装置が、暗号化およびカプセル化を施した行政ドキュメントをWEBサーバへアップロードする処理と、この行政ドキュメントを電子メールによってユーザの端末へ送信する処理とを、所定のルールにしたがって選択的に実行する。
特許文献3は、キーボード操作の癖を利用することで、利用者が予め登録された本人であるかどうかを識別する個人識別装置を開示している。同文件によると、この装置のマウスは、クリック動作による手の動きの特徴量を検出する。そして、この検出された特徴量と予め個人辞書として登録されている特徴量とが一致したときに、同装置に格納されているファイルのオープンなどが許可される。
特許文献4は、双方向テレビジョンシステムの視聴者の認証手続きを簡素化する技術を開示している。同文件によると、この双方向テレビジョンシステムは、データ放送を配信する放送局と、視聴者の世帯に設置されたテレビジョン受信機と、この視聴者の認証作業を行う応答サーバとを備えている。同文件に記載されている視聴者の認証手順は以下のようになっている。視聴者を認証する際は、まず、機体ID、発信電話番号、視聴者から入力された個人IDといったデータがテレビジョン受信機から応答サーバへ送信される。すると、応答サーバは送信されてきた機体IDと発信電話番号とによりまずその視聴者の世帯認証を行う。続いて、送信されてきた個人IDによりその視聴者個人の認証を行う。このような段階的な認証作業を行うことで、認証手続きのための視聴者のデータ入力作業を簡素化する。
特開2002−32523 特開2002−32528 特開2002―278938 特開2001―145086
ところで、上述した各特許文献に開示されているような仕組みを既存のチケット予約システムに取り入れたとすれば確かに不当な買占めを排除することが可能ではあるものの、極めて複雑かつ大掛かりなシステム構成とならざるを得ず、その運営主体となるイベント興行者に高額な運営コストを強いることになる。
本発明は、このような問題を解決すべく案出されたものであり、比較的低廉なコストでの運用ができ、しかも不当な買占め及び転売を目的とする悪意のチケット購入申込み者を排除可能なチケット予約システムを提供することを目的とする。
本発明の好適な態様であるチケット予約受付装置は、チケットの購入者を一意に識別する購入者識別子を購入者のチケット購入履歴と関連付けた購入履歴データベースを格納すると共に、チケットを一意に識別するチケット識別子を、このチケットを確保した購入者の購入者識別子と関連付けたチケット確保者データベースを格納した記憶手段と、購入者識別子を含むチケット確保要求を受信する要求受信手段と、当該受信されたチケット確保要求に含まれる購入者識別子と対応付けられたチケット購入履歴を前記購入履歴データベースから読み出し、このチケット購入履歴に基づいて本人確認質問とその正解とを作成する作成手段と、当該作成された本人確認質問とこの質問への回答を促すメッセージとを送信する送信手段と、当該送信された本人確認質問に対する回答を受信する回答受信手段と、当該受信された回答と前記作成手段が作成した正解との一致度合いが所定の範囲にあるとき、前記チケット確保要求に含まれる購入者識別子を前記チケット識別子に関連付けて前記チケット確保者データベースに格納する登録手段とを備える。
この装置によれば、チケットの確保を希望する購入者に対して、この購入者の過去のチケット購入履歴に関する質問文を送信し、この質問文に無事回答できたことを条件としてチケットを確保させる。このような購入者本人しかわかり得ない質問を用いて認証をおこなうことで、他人に成りすましてチケットを買占める悪意者を排除することができる。
この態様において、前記送信手段は、前記購入者識別子が関連付けられたチケット識別子を前記チケット確保要求の発信元へ送信するようにしてもよい。
このようにすれば、チケットの交付を受ける際に必要となるチケット識別子をそのチケットを確保した購入者に了解させることができる。
この態様において、前記登録手段は、前記生成された本人確認質問とその正解とを前記チケット識別子と関連付けて前記記憶手段に格納し、前記要求受信手段は、チケット識別子を含む質問引渡要求を受信し、前記送信手段は、当該質問引渡要求に含まれるチケット識別子と関連付けて前記記憶手段に格納された本人確認質問とその正解とを前記質問引渡要求の発信元へ送信するようにしてもよい。
このようにすれば、各購入者がチケットを確保する際に回答した本人確認質問の内容を、そのチケットを発券するチケット発券装置へ伝達することができる。
上述した各態様において、前記確保されたチケットのチケット購入履歴を前記購入履歴データベースへ新たに追加する履歴更新手段を更に備えてもよい。
このようにすれば、本人確認質問文に無事回答できた購入者のチケット購入履歴を新たに更新することができる。
本発明の別の好適な態様であるチケット発券装置は、チケットを一意に識別するチケット識別子を入力するチケット識別子入力手段と、当該入力されたチケット識別子を含む質問引渡要求を送信する送信手段と、前記質問引渡要求に含まれるチケット識別子と対応する本人確認質問とその正解とを受信する受信手段と、当該受信された質問とこの質問への回答を促すメッセージとを出力する質問出力手段と、当該出力された質問への回答を入力する回答入力手段と、当該入力された回答と前記受信した正解との一致度合いが所定の範囲にあるとき、前記入力されたチケット識別子と対応するチケットを出力するチケット出力手段とを備える。
この装置によれば、各購入者がチケットを確保する際に回答した本人確認質問と同じ内容の質問をチケット発券時にも再度提示し、この質問に無事回答できたことを条件としてチケットを発券する。このように、チケットの発券時にも購入者本人しかわかり得ない質問を用いて再度認証をおこなうことで、他人に成りすましてチケットを買占める悪意者をより確実に排除することができる。
この発明の別の好適な態様であるチケット予約方法は、チケットの購入者の端末が、購入者識別子を含むチケット確保要求をチケット予約受付装置へ送信する第1の過程と、前記チケット予約受付装置が、購入者識別子とチケット購入履歴とを各々関連付けて格納している自らの記憶手段から、前記チケット確保要求に含まれる購入者識別子と対応付けられたチケット購入履歴を読み出す第2の過程と、前記チケット予約受付装置が、当該読み出したチケット購入履歴に基づいて本人確認質問とその正解とを作成し、作成した本人確認質問とこの質問への回答を促すメッセージとを前記購入者の端末へ送信する第3の過程と、前記購入者の端末が、前記チケット予約受付装置から受信した本人確認質問に対する回答を返信する第4の過程と、前記チケット予約受付装置が、前記購入者の端末から受信した回答と前記生成した正解との一致度合いが所定の範囲にあると判断したとき、前記チケット確保要求に含まれる購入者識別子を当該購入者に確保させるチケットのチケット識別子に関連付けて自らの記憶手段に記憶する第5の過程と、前記チケット予約受付装置が、前記チケット識別子を前記購入者の端末へ送信する第6の過程とを有する。
本発明の別の好適な態様であるチケット予約受付プログラムは、コンピュータ装置に、チケットの購入者を一意に識別する購入者識別子を含むチケット確保要求を受信する要求受信処理と、購入者識別子を購入者のチケット購入履歴と関連付けて格納した自らの記憶手段から、前記受信されたチケット確保要求に含まれる購入者識別子と対応付けられたチケット購入履歴を読み出し、このチケット購入履歴に基づいて本人確認質問とその正解とを作成する作成処理と、当該作成された本人確認質問とこの質問への回答を促すメッセージとを送信する送信処理と、当該送信された本人確認質問に対する回答を受信する回答受信処理と、当該受信された回答と前記作成した正解との一致度合いが所定の範囲にあるとき、前記チケット確保要求に含まれる購入者識別子を、チケットを一意に識別するチケット識別子に関連付けて自らの記憶手段へ格納する登録処理とを実行させる。
(A:第1実施形態)
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態にかかるチケット予約システムについて説明する。
本システムの特徴は、各購入者からのチケット確保要求を受け付けるチケット予約受付装置が、本ステムを利用して過去にチケットを購入したことのある購入者に対してその購入者のチケット購入履歴に関する質問文を提示し、この質問文に無事回答できたときに同一の購入者であると認証するようにした点である。
なお、本実施形態にいう「購入者」とは、本システムを利用してチケットを購入する資格が与えられている者、具体的には、前もって本システムの登録サイトへアクセスして登録手続きを行い、購入者識別子を取得している者を意味する。この購入者識別子とは、各購入者を一意に識別するために割り振られる個別のユーザIDである。また、本実施形態における「チケットの確保」とは、特定のチケットの交付を受ける権利を取得することを意味する。
(1:チケット予約システムの全体構成)
図1は、本実施形態に係るチケット予約システムの全体構成図である。本システムは、チケット予約受付装置1と、チケット発券装置3と、購入者端末5とをインターネット網により接続して構成される。
チケット予約受付装置1は、各購入者からのチケット確保要求を受付け、その申込状況を管理する。ここで、本実施形態におけるチケット予約受付装置1は、コンサートやライブといった音楽関連イベントの興行者により運営されており、これら音楽関連イベントのチケット確保要求を主に受付ける。
一方、チケット発券装置3は、チケット予約手続きを行った購入者に対してチケットを交付する。このチケット発券装置3は各イベント会場に設置されることが望ましい。
購入者端末5は、各購入者の所持する携帯電話である。購入者はこの購入者端末5からチケット予約受付装置1へアクセスしてチケット予約手続きを行うことで、所望のイベントのチケットを購入できるようになっている。
ここで、購入者端末5は、インターネット網の伝送プロトコルとは異なる伝送プロトコルに従ってデータ通信を行うため、インターネット網へ直接アクセスすることはできない。従って、本実施形態では購入者端末5とインターネット網との間に図示しない基地局とゲートウェイとを介在させている。この基地局は、自らの管轄する無線ゾーンに在圏した購入者端末5と無線交信し、在圏する購入者端末5から受信したパケットデータをゲートウェイに引渡すと共にゲートウェイから引渡されたパケットデータを購入者端末5へ送信する役割を果たす。またゲートウェイは購入者端末5が従う伝送プロトコルとインターネット網が従う伝送プロトコルとを相互変換する役割を果たす。
(2:チケット予約受付装置の構成)
図2は、チケット予約受付装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。このチケット予約受付装置1は、制御部11、通信部12、表示部13、入力部14、揮発性記憶部15、及び不揮発性記憶部16を備えている。
制御部11は、例えばCPU(central processing unit)である。通信部12は、例えば通信インターフェースである。表示部13は、例えばコンピュータディスプレイである。入力部14は、例えばキーボード及びマウスである。
揮発性記憶部15は、例えばRAM(random access memory)であり、制御部11のワークエリアとして利用される。不揮発性記憶部16は、例えばハードディスクであり、購入履歴データベース16a、チケット確保者データベース16b、質問文雛形c、及びアンケート定型文dを格納している。
図3に購入履歴データベース16aのデータ構造を示す。同データベースは、各々が一人の購入者と対応する複数のレコードの集合体である。ここで、一人の購入者に対応した1つのレコードは、「購入者」と「購入履歴」の各フィールドを有している。「購入者」のフィールドには、各購入者を一意に識別する購入者識別子が格納される。「購入履歴」のフィールドには、これら購入者が過去に本システムを利用して購入したチケットに関する購入履歴が格納される。この購入履歴は、本システムを利用してチケットを購入したイベントのイベント名、イベント開催日、イベント開催場所といったデータの組である。
図4にチケット確保者データベース16bのデータ構造を示す。このデータベースはチケット購入対象となるイベントの種類に応じて複数に区分されており、この区分された各データベースの各々は各イベントを一意に識別するイベント識別子と関連付けられている。同データベースは、各々一つのチケットに対応する複数のレコードの集合体である。ここで、一つのチケットに対応した1つのレコードは、「チケット番号」、「チケット確保者」、「質問」、「正解」の各フィールドを有している。
「チケット番号」のフィールドには、各チケットを一意に識別するチケット識別子が格納されている。このチケット識別子は、イベントの種別を示すアルファベット2桁と、00001から順番に割り振られた5桁の数字とからなる。例えば、イベントの興行者から「AA」という種別識別子と対応するイベントのチケットが5000枚提供されるということであれば、このイベントのチケット確保者データベース16bの「チケット番号」のフィールドには、「AA00001」から「AA05000」までの各チケット識別子が予め格納される。
「チケット確保者」のフィールドには、チケットを確保できた購入者の購入者識別子を格納する。「質問」のフィールドには、1乃至4の各選択肢番号と関連付けられた購入履歴がセットとして格納される。これら4つの購入履歴のうち2つは、購入履歴データベース16aの「購入履歴」のフィールドから読み出される真正な購入履歴である。一方、残りの2つは制御部11が生成する虚偽の購入履歴である。「正解」のフィールドには、真正な購入履歴を示す選択肢番号が格納される。
不揮発性記憶部16に格納されている質問文雛形cは、本システムを利用したことのある購入者に向けた本人確認質問文を生成するための雛形である。この本人確認質問文の具体的内容については後述する。同記憶部16に格納されているアンケート定型文dは、本システムを初めて利用する購入者向けに予め作成された初回アンケートの質問文とその回答選択肢のセットである。この初回アンケートの具体的内容については後述する。
また、不揮発性記憶部16には、OS(operating system)ソフトウェアのほかに、図示しないチケット予約受付プログラムを格納しており、このプログラムが揮発性記憶部15へ読み出されて実行されると、制御部11へ以下に示す機能が付与される。
a 質問文作成機能
この機能は、購入者端末5からチケット確保要求を受け付け、本人確認質問画面を生成して購入者端末5へ送信する機能である。
b 登録機能
この機能は、本人確認質問画面に表示された質問に無事回答できた購入者の購入者識別子をチケット確保者データベース16bに登録する機能である。
c 通知機能
この機能は、チケット発券装置3からチケット識別子を含む質問引渡要求を受け付け、このチケット識別子と対応付けられた質問とその回答とをチケット発券装置3へ送信する機能である。
(3:チケット発券装置の構成)
図5は、チケット発券装置3のハードウェア構成を示すブロック図である。チケット発券装置3は、制御部31、通信部32、タッチディスプレイ部33、揮発性記憶部35、不揮発性記憶部36、チケット出力部37、及びコード検出部38を備えている。制御部31、通信部32、揮発性記憶部35の構成はチケット予約受付装置1の同部と同様であるので再度の説明を省略する。
タッチディスプレイ部33は、TFT(thin film transistor)型のカラー液晶タッチディスプレイである。選択されるべき項目のボタンがこのタッチディスプレイ部33へ表示されているときは、このボタンを指で直接触れることによってその選択が行なえるようになっている。
不揮発性記憶部36は、例えばハードディスクであり、質問文雛形cとアンケート定型文dを格納している。この質問文雛形cとアンケート定型文dの内容は、不揮発性記憶部16に格納されているものと同じである。
チケット出力部37は、公知の印字デバイスであり、制御部31から出力された印字データを所定のチケット用紙へ印字する。
コード検出部38は、2次元コードを検出するための公知のコードリーダである。
(4:購入者端末の構成)
図6は、購入者端末5のハードウェア構成を示すブロック図である。購入者端末5は、いわゆる移動電話通信網へのデータ送出機能を備えた公知の携帯電話であり、制御部51、通信部52、ディスプレイ部53、操作部54、揮発性記憶部55、不揮発性記憶部56、集音部57、音声出力部58、及び音声変換部59を備えている。
制御部51は、例えばCPUである。通信部52は、アンテナ、無線部、送信機、受信機等を備え、基地局との無線通信を行う。操作部54はキーパットである。ディスプレイ部53は、所定の表示領域を有するTFTディスプレイである。揮発性記憶部55は、例えばRAMである。不揮発性記憶部56は、ROM(read only memory)やEEPROM(electrically erasable and programmable ROM)といった記憶素子である。集音部57はマイクロホンである。音声出力部58はスピーカである。音声変換部59はアナログ音声信号とデジタル音声データの相互変換を行う公知のオーディオコーデックである。
(5:チケット予約システムの動作)
以下、本実施形態に係るチケット予約システムの動作を説明する。本実施形態の動作は、チケット確保処理とチケット発券処理とに分けられる。チケット確保処理は、購入者が自らの購入者端末5からチケット予約受付装置1へアクセスして所望のチケットを確保する処理である。チケット発券処理は、チケットを確保した購入者がチケット発券装置3からチケットの交付を受ける処理である。以下、フローチャートを参照しつつこれら各処理について説明する。
<チケット確保処理>
図7及び図8は、チケット確保処理を示すフローチャートである。
チケットの確保を希望する購入者は、自らの購入者端末5によりチケット予約受付装置1へアクセスする(S110)。チケット予約受付装置1の制御部11は、メニュー画面の表示データを生成して購入者端末5へ送信する(S120)。この表示データを受信した購入者端末5の制御部51は、メニュー画面をディスプレイ部53に表示する(S130)。
図9にメニュー画面を示す。同画面の上段には、「ユーザIDを入力してからチケットを購入したいイベントを選択してください」をいったメッセージが表示され、その下には、ユーザID入力欄と、各イベントのイベント名、開催日時、開催場所のセットを列記したリストとが表示されている。更に画面最下段には「送信」と表示したボタンがある。購入者は、操作部54を操作してユーザID入力欄へ自らのユーザIDを入力すると共に、所望のイベントにカーソル表示を行わせてこれを選択し、画面最下段の「送信」を選択する。
購入者端末5の制御部51は、選択されたイベントのイベント識別子と、ユーザIDとして入力された購入者識別子とを含むチケット確保要求をチケット予約受付装置1へ送信する(S140)。
チケット予約受付装置1の制御部11は、チケット確保要求に含まれるイベント識別子と購入者識別子とを揮発性記憶部15へ記憶すると共に、イベント識別子と対応づけられたチケット確保者データベース16bを参照し、イベントのチケットがまだ残っているか判断する(S150)。具体的には、このデータベースの各レコードを昇順に参照していき、「チケット確保者」のフィールドにデータが格納されていないレコードがあればチケットがまだ残っていると判断し、一方で、そのようなレコードがなければチケットはもう残っていないと判断する。
チケットが残っていないと判断した制御部11は、チケットが完売している旨を購入者端末5へ送信する(S160)。購入者端末5の制御部51は、「ご希望のイベントのチケットは既に完売いたしました。」といったメッセージをディスプレイ部53に表示する(S170)。一方、チケットがまだ残っていると判断した制御部11は、リピータ問合せ画面の表示データを生成して購入者端末5へ送信する(S180)。
購入者端末5の制御部51は、リピータ問合せ画面をディスプレイ部53へ表示する(S190)。このリピータ問合せ画面には、「本システムを利用して過去にチケットを購入したことがありますか?」というメッセージが表示され、その下には、「あります」と表示したボタン及び「ありません」と表示したボタンがある。購入者は、操作部54の操作により「あります」にカーソル表示を行わせてこれを選択するか、若しくは「ありません」にカーソル表示を行わせてこれを選択する。
「ありません」が選択されたとき、購入者端末5の制御部51は非リピータ識別子をチケット予約受付装置1へ送信する(S200)。この非リピータ識別子は、はじめて本システムを利用する購入者であることを示す識別子である。一方、「あります」が選択されたとき、購入者端末5の制御部51はリピータ識別子をチケット予約受付装置1へ送信する(S210)。このリピータ識別子は、過去に本システムを利用してチケットを購入した経験があることを示す識別子である。
チケット予約受付装置1の制御部11は、購入者端末5から非リピータ識別子を受取ったとき、購入履歴データベース16aへ新たなレコードを設け、このレコードの「購入者」のフィールドへ、購入者端末5から受信した購入者識別子を格納する(S220)。続いて制御部11は、初回アンケート画面の表示データを生成して購入者端末5へ送信する(S230)。この初回アンケート画面の表示データは、不揮発性記憶部16から読み出したアンケート定型文dに基づいて生成される。購入者端末5の制御部51は、初回アンケート画面をディスプレイ部に表示する(S240)。
図10に初回アンケート画面を示す。同画面には、購入者の趣味や嗜好を問う質問とその回答となる選択肢群が2セット表示される。具体的には、「あなたはこのチケット予約システムをどのようにして知りましたか」という第1の質問と、「1友達から聞いた」、「2雑誌で見た」、「3検索エンジンで見つけた」、「4テレビのCMで知った」という選択肢群のセット、及び「あなたはどのジャンルの音楽をよく聞きますか」という第2の質問と、「1ジャズ」、「2ロック」、「3ポップス」、「4演歌」という選択肢群のセットが表示される。そして画面最下段には「送信」と表示したボタンがある。購入者は、操作部54を操作して、第1及び第2の各質問と対応する選択肢群からそれぞれ1つを選択する。
購入者端末5の制御部51は、選択された両選択肢番号をチケット予約受付装置1へ送信する(S250)。チケット予約受付装置1の制御部11は、いまだチケット確保者が決定されていないチケットのレコードをチケット確保者データベース16bから特定し、このレコードへ購入者識別子と選択肢番号とをセットで格納する(S260)。この処理を具体的に説明すると以下のようになる。まず、チケット確保要求に含まれていたイベント識別子と対応するチケット確保者データベース16bを特定する。続いて、このチケット確保者データベース16bの各レコードを昇順に参照し、「チケット確保者」のフィールドにデータが格納されていないレコードを特定する。そして、このレコードの「チケット確保者」のフィールドへ、購入者識別子を格納する。更に、この「正解」のフィールドへ、選択された両選択肢番号を格納する。
一方、チケット予約受付装置1の制御部11は、購入者端末5からリピータ識別子を受取ったとき、この購入者の購入者識別子と対応付けられたレコードを購入履歴データベース16aから特定する(S270)。
制御部11は、このレコードの「購入履歴」のフィールドから読み出したデータに基づいて本人確認質問画面の表示データを生成し、この表示データを購入者端末5へ送信する(S280)。本人確認質問画面の生成手順を具体的に説明すれば以下のようになる。まず、特定したレコードの「購入履歴」のフィールドに格納されている各購入履歴の中から無作為に選択した2つの購入履歴を揮発性記憶部15へ読み出す。続いて、ダミーの選択肢となるべき虚偽の購入履歴を2つ生成する。そして、読み出された2つの購入履歴とダミーとなる2つの購入履歴とを1乃至4の各選択肢番号のそれぞれとランダムに対応付ける。更に、上記ランダムに対応付けられた選択肢番号と購入履歴のセットを質問文雛形の所定箇所に埋め込んで本人確認質問画面を生成する。
表示データを受信した購入者端末5の制御部51は、本人確認質問画面をディスプレイ部55に表示する(S290)。
図11に本人確認質問画面を示す。同画面には「あなたがこれまで参加したことのあるイベントは以下の4つのうちどれですか。2つ選んでください」といった質問文が表示され、その下には、イベント名と会場名と開催日時のセットが1乃至4の各選択肢番号と対応付けて各々表示される。購入者は、操作部54の操作により自らが参加したイベントを示す2つの選択肢番号にカーソル表示を行わせてこれを選択する。購入者端末5の制御部51は、選択された2つの選択肢番号をチケット予約受付装置1へ送信する(S300)。
チケット予約受付装置1の制御部11は、購入者端末5から受信した両選択肢番号と、正解となる選択肢番号とが完全に一致するかどうか判断する(S310)。正解となる選択肢番号とは、真正な購入履歴を示す選択肢番号を意味する。そして、制御部11は、いずれか一方又は両方が一致しないと判断したとき、チケットを確保できなかった旨を購入者端末5へ送信する(S320)。購入者端末5の制御部51は、「ご本人様の認証ができず、チケットを確保できませんでした。」といったメッセージをディスプレイ部53へ表示する(S330)。
ステップ310で選択肢番号が完全に一致すると判断したとき、制御部11は、いまだチケット確保者が決定されていないチケットのレコードをチケット確保者データベース16bから特定し、このレコードへ購入者識別子と質問と正解とをセットで格納する(S340)。この処理を具体的に説明すれば以下のようになる。まず、チケット確保要求に含まれていたイベント識別子と対応するチケット確保者データベース16bを特定する。続いてこのチケット確保者データベース16bのレコードを昇順に参照し、「チケット確保者」のフィールドに購入者識別子が格納されていないレコードを特定する。そして、このレコードの「チケット確保者」のフィールドへ、購入者識別子を格納する。更に、1乃至4の各選択肢番号と対応付けた各購入履歴(真正な2つの購入履歴と虚偽の2つの購入履歴)を同レコードの「質問」のフィールドへ格納する。最後に、正解となる2つの選択肢番号、つまり真正な2つの購入履歴と対応する選択肢番号を同レコードの「正解」のフィールドへ格納する。
制御部11は、購入者端末5から受信した購入者識別子と対応付けられたレコードを購入履歴データベース16aから特定し、このレコードへ新たなチケット購入履歴を追加する(S350)。
制御部11は、購入者識別子を格納したレコードの「チケット番号」のフィールドから読み出したチケット識別子を購入者端末5へ送信する(S360)。
購入者端末5の制御部51は、チケット予約受付装置1から受信したチケット識別子を不揮発性記憶部56へ格納する(S370)。続いて制御部51は「チケットが無事確保できました。チケット番号は○○△△△△△です。イベント会場のチケット発券装置3までこの携帯電話を持参し、チケット番号を読み取らせてチケットの交付を受けてください」といったメッセージをディスプレイ部53へ表示させる(S380)。
<チケット発券処理>
上述したチケット確保処理によりチケットを確保した購入者は、イベント開催日になると自らの購入者端末5をイベント会場へ持ち寄る。イベント会場入口付近には、チケット発券装置3が設置されており、このチケット発券装置3のメニュー画面に表示されている「発券サービス」のボタンを選択する操作が行われると、チケット発券処理が開始される。
図12は、チケット発券処理を示すフローチャートである。
「発券サービス」のボタンが選択されると、チケット発券装置3の制御部31は、チケット番号要求画面をタッチディスプレイ部33へ表示する(S400)。このチケット番号要求画面には、「チケット番号を読み込ませてください。」といったメッセージが表示される。購入者は、購入者端末5の不揮発性記憶部56へ格納されているチケット識別子を表示させる操作を行う。この操作が行われると、チケット識別子を示す2次元コードがディスプレイ部53に表示される。購入者は、この2次元コードをチケット発券装置3のコード検出部38へ読み込ませる。
2次元コードを読み込んだチケット発券装置3の制御部31は、この2次元コードから検出したチケット識別子を含む質問引渡要求をチケット予約受付装置1へ送信する(S410)。
質問引渡要求を受信したチケット予約受付装置1の制御部11は、この質問引渡要求に含まれるチケット識別子と対応付けられたレコードをチケット確保者データベース16bから特定する(S420)。続いて制御部11は、この特定したレコードの「質問」のフィールドと「正解」のフィールドに格納されているデータを読みだしてチケット発券装置3へ送信する(S430)。
ここで、チケット確保処理のステップ260で説明したように、購入者端末5から非リピータ識別子を受信した場合、チケット予約受付装置1の制御部11は、初回アンケート画面において選択された選択肢番号を「正解」のフィールドへ格納する一方で、「質問」フィールドにはデータを格納しない。従って、制御部11は、特定したレコードの「質問」のフィールドにデータが格納されていないときは、「正解」のフィールドに格納されている選択肢番号のみを読み出してチケット発券装置3へ送信する。
チケット発券装置3の制御部31は、チケット予約受付装置1から受信したデータを揮発性記憶部35へ格納すると共に、本人確認質問画面或いは初回アンケート画面をタッチディスプレイ部33へ表示する(S440)。この処理を具体的に説明すれば以下のようになる。まず、チケット予約受付装置1から受信したデータに購入履歴が含まれているときは、本人確認質問画面が生成される。この画面は、不揮発性記憶部36から読み出した質問文雛形cの所定箇所へ各選択肢番号と対応付けた購入履歴を埋め込むことにより生成される。一方で、受信したデータに購入履歴が含まれていないときは、初回アンケート画面が生成される。この画面は、不揮発性記憶部36から読み出したアンケート定型文dに基づいて生成される。
本人確認質問画面には、ステップ290でディスプレイ部53に表示されたものと全く同じ質問文と選択肢とが表示される。同様に、初回アンケート画面には、ステップ240で表示されたものと全く同じ質問文と選択肢とが表示される。購入者は、操作部54を操作して、本人確認質問画面或いは初回アンケート画面に表示された各選択肢のいずれか2つを選択する。
チケット発券装置3の制御部31は、選択された各選択肢番号が、正解となる選択肢番号と完全に一致するか判断する(S450)。正解となる選択肢番号とは、チケット確保者データベース16bの「正解」のフィールドから読み出されてチケット発券装置3へ送信された選択肢番号を意味する。
完全には一致しないと判断した制御部31は、「ご本人様の確認ができませんので、チケットの交付ができません」といったメッセージをタッチディスプレイ部33へ表示する(S460)。一方で、完全に一致すると判断した制御部31は、クレジットカード番号要求画面をタッチディスプレイ部33へ表示する(S470)。この画面は「ご本人様の確認ができました。お客様のクレジットカード番号を入力してください」といったメッセージを表示し、更にその下にクレジットカード番号の入力欄を表示する。購入者は、入力欄へ自らのクレジットカード番号を入力する。
クレジットカード番号が入力されると、チケット発券装置3の制御部31は、所定の与信処理を行うと共に、「ただいまチケットを発券いたしますのでしばらくお待ちください」といったメッセージをタッチディスプレイ部33へ表示し、チケット出力部37からチケットを出力する(S480)。
購入者は、出力されたチケットを持ってイベント会場入口へ移動し、この入口に待機するスタッフへチケットを見せて入場する。
以上説明した本実施形態によると、チケット予約受付装置1は、チケットの取得を希望する購入者に対して、この購入者の過去のチケット購入履歴を問う質問文を提示し、この質問文に無事回答できたことを条件としてチケットを確保させる。このような購入者本人しかわかり得ない質問を用いて認証をおこなうことで、他人に成りすましてチケットを買占める悪意者を排除することができる。
また、チケット発券装置3は、各購入者がチケットを確保する際に提示した本人確認質問と同じ内容の質問をチケット発券時に再度提示し、この質問に無事回答できたことを条件としてチケットを発券する。このように、チケットの発券時にも購入者本人しかわかり得ない質問を用いて再度認証をおこなうことで、他人に成りすましてチケットを買占める悪意者をより確実に排除することができる。
更に、チケット予約受付装置1へアクセスしてチケットを確保した購入者は、イベントの開催日になるまでチケットの交付を受けることができないようになっているので、チケット購入申込を行った日からイベント開催日までの間にチケットが転売され、高値で流通するといった事態を回避できる。
(B:第2実施形態)
第1実施形態においては、購入者は自らの購入者端末5によりチケット予約受付装置1にアクセスしてチケット予約手続きを行ない、チケット予約受付装置1から受信したチケット識別子をチケット発券装置3に読み取らせると、チケットの交付を受けることができるという仕組みになっていた。
これに対し、本実施形態は、各購入者が自らに発行されたICカードを用いてチケット予約手続きを行えるような構成をとる。
(1:チケット予約システムの構成)
図13は、本実施形態におけるチケット予約システムの全体構成図である。本システムは、チケット予約受付装置1と、チケット発券装置3と、チケット予約専用端末7とをインターネット網により接続して構成される。チケット予約専用端末7は、コンビニエンスストア等の店舗に設置されることが望ましい。
また、本実施形態においては、本システムの登録サイトへアクセスして登録手続きを行った者の住所へ、購入者識別子を予め格納したICカードが郵送されてくることになっている。
この者がチケット予約専用端末7の設置された店舗へ自らのICカードを持参し、このICカードに格納されている購入者識別子をチケット予約専用端末7に読み込ませると、購入者としてチケット予約手続きを行うことができるようになっている。
図14は、本実施形態におけるチケット予約専用端末7のハードウェア構成を示すブロック図である。チケット予約専用端末7は、制御部71、通信部72、タッチディスプレイ部73、揮発性記憶部75、不揮発性記憶部76、及びリーダライタ部79を備えている。制御部71、通信部72、タッチディスプレイ部73、揮発性記憶部75、不揮発性記憶部76の構成は、図5に示したチケット発券装置3の同部と同様であるので詳細な説明を省略する。
また、不揮発性記憶部76には、質問文雛形cとアンケート定型文dとが格納されている。
リーダライタ部79は、接触型のICカード・リーダライタである。
図15に、本実施形態におけるチケット発券装置3のハードウェア構成を示す。このチケット発券装置3は、コード検出部のかわりにリーダライタ部39を備えているという点で、図5に示した同装置の構成と異なる。このリーダライタ部39は、上述したリーダライタ部79と同様のハードウェア構成となっている。
また、本実施形態におけるチケット予約受付装置1の構成は、図2を参照して説明したところと同様である。
(2:チケット予約システムの動作)
本実施形態に係るチケット予約システムの動作も、第1実施形態と同様に、チケット確保処理とチケット発券処理とに分けられる。以下、これら各処理についてそれぞれ説明する。
<チケット確保処理>
チケットの確保を希望する購入者は、自らのICカードを所持してチケット予約専用端末7の設置された店舗を訪れる。そして、自らの所持するICカードをこのチケット予約専用端末7のリーダライタ部79へ挿入し、このICカードに格納されている購入者識別子を読み込ませる。チケット予約専用端末7が購入者識別子を読み込んだことをトリガーとしてチケット確保処理が開始される。
ICカードから購入者識別子を読み込むと、チケット予約専用端末7の制御部71は、この購入者識別子を揮発性記憶部75へ格納すると共に、メニュー画面をタッチディスプレイ部73へ表示する。このメニュー画面には、各イベントのイベント名、開催日時、開催場所のセットを列記したリストが表示されている。購入者は、表示されたイベントの列のうちのいずれかを指で触れることによりこれを選択する。
チケット予約専用端末7の制御部71は、選択されたイベントのイベント識別子と、ICカードから読み出した購入者識別子とを含むチケット確保要求をチケット予約受付装置1へ送信する。
この後、図7及び図8のステップ150乃至ステップ360に示したような処理がチケット予約専用端末7とチケット予約受付装置1とにより実行される。
そして、ステップ360に示す処理によってチケット予約受付装置1がチケット予約専用端末7へチケット識別子を送信すると、チケット予約専用端末7のリーダライタ部79がこのチケット識別子をICカードへ格納する。
続いて制御部71が、「チケットが確保できました。チケット番号は○○△△△△△です。開催日当日は、イベント会場のチケット発券装置までICカードを持参し、チケット番号を読み取らせてチケットの交付を受けてください」といったメッセージをタッチディスプレイ部73へ表示させる。
<チケット発券処理>
チケット予約手続きを行った購入者は、イベント開催日になると自らのICカードをイベント会場へ持ち寄る。購入者は、イベント会場入口付近に設置されたチケット発券装置3のリーダライタ部39へICカードを挿入してチケット識別子を読み取らせる。そして、チケット購入発券装置3のリーダライタ部39がICカードからチケット識別子を読み込んだことをトリガーとしてチケット発券処理が開始される。
チケット識別子が読み込まれた後、チケット予約受付装置1とチケット発券装置3とによって実行される処理は、図12に示したステップ400乃至ステップ480と同様である。
以上説明した本実施形態によれば、購入者識別子を予め格納したICカードが各購入者へ発行され、各購入者は自らのICカードをチケット予約専用端末7を備えた店舗まで持参すればそこでチケット予約手続きを行うことができる。したがって、携帯電話を所持していない場合であっても、所望のチケットを確保することができる。
(C:変形例)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。なお、変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
(1:変形例1)
上述の実施形態において、チケット予約受付装置1は音楽関連イベントの興行者により運営されるものであり、同装置は主に音楽関連イベントのチケット確保要求のみを受けつけるというものであった。これに対し、運営主体を異にする複数のチケット予約受付装置1を設け、各購入者は、これら各チケット予約受付装置1を通じて多様なイベントのチケット予約手続きを行えるようにしてもよい。
このような変形例の好適なシステム構成を図16に示す。この変形例では、音楽関連イベントのチケット予約手続きを受け付けるチケット予約受付装置1Aと、プロスポーツ競技のチケット予約手続きを受け付けるチケット予約受付装置1Bと、演劇のチケット予約手続きを受け付けるチケット予約受付装置1Cとが個別に設置されている。
また、各チケット予約受付装置1は、購入履歴データベースを備えたデータベースサーバ9と接続される。これら各チケット予約受付装置1は、このデータベースサーバ9へアクセスして購入履歴データベースのデータを閲覧し或いはデータを書き込むことができるようになっている。
そして、この購入履歴データベースは、図3に示したところと同様に「購入者」と「購入履歴」のフィールドを有しており、「購入履歴」のフィールドには、音楽関連イベント、プロスポーツ競技、及び演劇のチケット購入履歴を格納する。つまり、本変形例においては、音楽関連イベント、プロスポーツ競技、演劇のそれぞれのチケット予約手続きに特化した複数のチケット予約受付装置1を設ける一方で、同一の購入者がそれぞれのチケット予約受付装置1を介して行ったチケット予約手続きの履歴はデータベースサーバ9により一括して管理されることになる。
この変形例によれば、例えば図17に示すように、コンサートやライブだけでなくプロ野球や演劇といったイベントの購入履歴をも選択肢として織り交ぜた本人確認質問画面を生成することができる。これにより、他人に成りすましてチケットを購入するといった悪意者をより確実に排除することができる。
(2:変形例2)
上述の実施形態において、購入者端末5或いはチケット予約専用端末7に表示される本人確認質問画面は、真正な2つの購入履歴と、虚偽の2つの購入履歴とを1乃至4の選択肢番号と対応付けて表示すると共に、正解となる2つの購入履歴の選択肢番号の選択を促すメッセージを表示するというものであった。これに対し、本人確認質問画面を、本人を確認できる他の質問形式に従ったものとしてもよい。例えば、過去に参加した各イベントのイベント名と開催場所のセットをランダムに表示すると共に、これら各イベントをその開催日の古い順に並べ替えることを促すメッセージを表示するといった画面にしてもよい。
(3:変形例3)
上述の実施形態では、チケット予約システムをはじめて利用する購入者であっても、初回アンケートへ回答しさえすれば、購入履歴の蓄積のある購入者と全く同様にチケットを確保できるようになっていた。
これに対し、当該システムをはじめて利用する購入者よりも購入履歴の蓄積のある購入者を優遇するような仕組みを取り入れてもよい。
例えば、購入履歴の蓄積がある購入者からの購入者識別子を登録するチケット確保者データベースと、そうでない購入者の購入者識別子を登録するチケット確保者データベースとを設け、それぞれの購入者からのチケット確保要求を別々に管理するとよい。
このようにすれば、購入履歴の蓄積のある購入者へ提供するチケットの総数をそうでない購入者へ提供するチケットの総数より多くするといった運用も可能になり、購入履歴の蓄積がある購入者に優先的にチケットが割り当てられるようなシステムとすることができる。
(4:変形例4)
上記実施形態では、購入者の所有する購入者端末5やチケット予約専用端末7からのみチケット予約手続きを行えるようになっていた。これに対し、通常の電話機を利用してチケット予約手続きを行えるようにしてもよい。このような変形例としては、チケット予約受付装置1から本人確認質問文の音声データを出力するようにし、チケット予約受付装置1にダイヤルした購入者がこの音声データにしたがって手続きを行うことでチケットを確保するといったものが想定できる。また、一般的なパーソナルコンピュータ装置からチケット予約受付装置1へアクセスしてチケット予約手続きを行えるようにしてもよい。
(5:変形例5)
第1実施形態において、購入者端末5のディスプレイ部53には、チケット予約受付装置1から受取ったチケット識別子が2次元コードとして表示され、チケット発券装置3は、この2次元コードを読み込むことでこの購入者が確保したチケットのチケット識別子を特定するようになっていた。これに対し、チケット発券装置3がIrDA(infrared data association)やブルートゥースといった無線技術を利用することで、購入者端末5に格納されたチケット識別子を認識できるようにしてもよい。
(6:変形例6)
上述の実施形態において、チケット予約受付装置1は、正解となる2つの選択肢と、ダミーとなる2つの選択肢とを織り交ぜて表示した本人確認質問画面を購入者端末5へ送信し、購入者により選択された選択肢と正解となる選択肢とが完全に一致することを条件として、チケット確保者データベース16bへ購入者識別子を登録するようになっていた。また、チケット発券装置3も同様に、購入者により選択された選択肢と、正解となる選択肢とが完全に一致することを条件としてチケットを発券するようになっていた。
これに対し、本人確認質問画面から選択された選択肢と正解となる選択肢との一致度合いが所定の範囲にあれば、チケット購入履歴を有する購入者本人であるとみなされるようにしてもよい。
このような変形例としては、例えば次のようなものが想定できる。まず、購入者端末5から非リピータ識別子を受信したチケット予約受付装置1は、正解となる4つの選択肢とダミーとなる1つの選択肢とを織り交ぜた本人確認質問画面を購入者端末5へ送信する。そして、購入者端末5から返信された回答が、正解となるべき4つの選択肢と3つ以上一致するとき、この購入者の購入者識別子をチケット確保者データベース16bへ格納する。また、チケット発券装置3も同様に、正解となる4つの選択肢とダミーとなる1つの選択肢とを織り交ぜた本人確認質問画面を表示し、購入者から入力された回答が正解となるべき4つの選択肢と3つ以上一致するとき、チケットを出力する。
このようなシステムとすることで、チケット予約受付装置1にチケット購入履歴を有する購入者本人であるにもかかわらず自らの購入履歴の一部を忘れてしまったためにチケットを取得できないといった不合理を回避できる。
(7:変形例7)
上述の実施形態において、チケット予約受付装置1の制御部11により営まれる、質問文作成機能、登録機能、通知機能の各機能は、予め不揮発性記憶部16に格納されているチケット予約受付プログラムを実行することで実現するものであった。これに対し、CD−ROM(compact disk-read only memory)などのコンピュータ装置が読み取り可能な記憶媒体に上記チケット予約受付プログラムを記憶させておき、このような記憶媒体から一般的なコンピュータ装置に当該プログラムを読み取らせ記憶させることで、かかるコンピュータ装置に上述した3つの機能を付与するようにしてもよい。また、この種のプログラムを提供するサーバ装置をネットワーク上に設け、各コンピュータ装置の要求に応じてこのプログラムが配信されるようにしてもよい。
チケット予約システムの全体構成図である(第1実施形態)。 チケット予約受付装置のハードウェア構成図である。 購入履歴データベースのデータ構造図である。 チケット確保者データベースのデータ構造図である。 チケット発券装置のハードウェア構成図である。 購入者端末のハードウェア構成図である。 チケット確保処理を示すフローチャートである(前半部分)。 チケット確保処理を示すフローチャートである(後半部分)。 メニュー画面である。 初回アンケート画面である。 本人確認質問画面である。 発券処理を示すフローチャートである。 チケット予約システムの全体構成図である(第2実施形態)。 チケット予約専用端末のハードウェア構成図である。 チケット発券装置のハードウェア構成図である(第2実施形態)。 チケット予約システムの全体構成図である(変形例)。 本人確認質問画面である。
符号の説明
1:チケット予約受付装置、3:チケット発券装置、5:購入者端末、11,31,51:制御部、12,32,52:通信部、13:表示部、14:入力部、15,35,55:揮発性記憶部、16,36,56:不揮発性記憶部、33:タッチディスプレイ部、37:チケット出力部、38:コード検出部、39:リーダライタ部、53:ディスプレイ部、54:操作部、57:集音部、58:音声出力部、59:音声変換部

Claims (7)

  1. チケットの購入者を一意に識別する購入者識別子を購入者のチケット購入履歴と関連付けた購入履歴データベースを格納すると共に、チケットを一意に識別するチケット識別子を、このチケットを確保した購入者の購入者識別子と関連付けるチケット確保者データベースを格納した記憶手段と、
    購入者識別子を含むチケット確保要求を受信する要求受信手段と、
    当該受信されたチケット確保要求に含まれる購入者識別子と対応付けられたチケット購入履歴を前記購入履歴データベースから読み出し、このチケット購入履歴に基づいて本人確認質問とその正解とを作成する作成手段と、
    当該作成された本人確認質問とこの質問への回答を促すメッセージとを送信する送信手段と、
    当該送信された本人確認質問に対する回答を受信する回答受信手段と、
    当該受信された回答と前記作成手段が作成した正解との一致度合いが所定の範囲にあるとき、前記チケット確保要求に含まれる購入者識別子を前記チケット識別子に関連付けて前記チケット確保者データベースに格納する登録手段と、
    を備えるチケット予約受付装置。
  2. 請求項1記載のチケット予約受付装置において、
    前記送信手段は、
    前記購入者識別子が関連付けられたチケット識別子を前記チケット確保要求の発信元へ送信する、
    チケット予約受付装置。
  3. 請求項2記載のチケット予約受付装置において、
    前記登録手段は、
    前記生成された本人確認質問とその正解とを前記チケット識別子と関連付けて前記記憶手段に格納し、
    前記要求受信手段は、
    チケット識別子を含む質問引渡要求を受信し、
    前記送信手段は、
    当該質問引渡要求に含まれるチケット識別子と関連付けて前記記憶手段に格納された本人確認質問とその正解とを前記質問引渡要求の発信元へ送信する、
    チケット予約受付装置。
  4. 請求項1乃至3記載のチケット予約受付装置において、
    前記確保されたチケットのチケット購入履歴を前記購入履歴データベースへ新たに追加する履歴更新手段を更に備えた、
    チケット予約受付装置。
  5. チケットを一意に識別するチケット識別子を入力するチケット識別子入力手段と、
    当該入力されたチケット識別子を含む質問引渡要求を送信する送信手段と、
    前記質問引渡要求に含まれるチケット識別子と対応する本人確認質問とその正解とを受信する受信手段と、
    当該受信された質問とこの質問への回答を促すメッセージとを出力する質問出力手段と、
    当該出力された質問への回答を入力する回答入力手段と、
    当該入力された回答と前記受信した正解との一致度合いが所定の範囲にあるとき、前記入力されたチケット識別子と対応するチケットを出力するチケット出力手段と、
    を備えるチケット発券装置。
  6. チケットの購入者の端末が、購入者識別子を含むチケット確保要求をチケット予約受付装置へ送信する第1の過程と、
    前記チケット予約受付装置が、購入者識別子とチケット購入履歴とを関連付けて格納している自らの記憶手段から、前記チケット確保要求に含まれる購入者識別子と対応付けられたチケット購入履歴を読み出す第2の過程と、
    前記チケット予約受付装置が、当該読み出したチケット購入履歴に基づいて本人確認質問とその正解とを作成し、当該作成した本人確認質問とこの質問への回答を促すメッセージとを前記購入者の端末へ送信する第3の過程と、
    前記購入者の端末が、前記チケット予約受付装置から受信した本人確認質問に対する回答を返信する第4の過程と、
    前記チケット予約受付装置が、前記購入者の端末から受信した回答と前記生成した正解との一致度合いが所定の範囲にあると判断したとき、前記チケット確保要求に含まれる購入者識別子を当該購入者に確保させるチケットのチケット識別子に関連付けて自らの記憶手段に格納する第5の過程と、
    前記チケット予約受付装置が、前記チケット識別子を前記購入者の端末へ送信する第6の過程と、
    を有するチケット予約方法。
  7. コンピュータ装置に、
    チケットの購入者を一意に識別する購入者識別子を含むチケット確保要求を受信する要求受信処理と、
    購入者識別子を購入者のチケット購入履歴と関連付けて格納した自らの記憶手段から、前記受信されたチケット確保要求に含まれる購入者識別子と対応付けられたチケット購入履歴を読み出し、このチケット購入履歴に基づいて本人確認質問とその正解とを作成する作成処理と、
    当該作成された本人確認質問とこの質問への回答を促すメッセージとを送信する送信処理と、
    当該送信された本人確認質問に対する回答を受信する回答受信処理と、
    当該受信された回答と前記作成した正解との一致度合いが所定の範囲にあるとき、前記チケット確保要求に含まれる購入者識別子を、チケットを一意に識別するチケット識別子に関連付けて自らの記憶手段へ格納する登録処理と、
    を実行させるチケット予約受付プログラム。
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