JP2009008862A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子部品の静電破壊を防止し、かつ効果的に放熱を行うことができる表示装置を提供する。
【解決手段】前側に表示面11aを有する表示部1と、該表示部1の後側に配された発熱性の電子部品33a,33bと、電子部品33a,33bを電磁遮蔽する遮蔽体34と、表示部1の後側を被覆するキャビネット2とを備え、遮蔽体34及びキャビネット2は電子部品33a,33bの一部が露出するように後部に形成された複数の放熱孔23,24を後側に有する表示装置において、遮蔽体34に形成された隣り合う遮蔽体放熱孔(34c,34d,34e)間の境部(34f、34g)が、電子部品33a,33bとキャビネット2の放熱孔23,24との間に位置するように構成する。
【選択図】図1
【解決手段】前側に表示面11aを有する表示部1と、該表示部1の後側に配された発熱性の電子部品33a,33bと、電子部品33a,33bを電磁遮蔽する遮蔽体34と、表示部1の後側を被覆するキャビネット2とを備え、遮蔽体34及びキャビネット2は電子部品33a,33bの一部が露出するように後部に形成された複数の放熱孔23,24を後側に有する表示装置において、遮蔽体34に形成された隣り合う遮蔽体放熱孔(34c,34d,34e)間の境部(34f、34g)が、電子部品33a,33bとキャビネット2の放熱孔23,24との間に位置するように構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、表示部の後側に配された電子部品と、該電子部品を電磁遮蔽する遮蔽体と、前記表示部の後側を被覆するキャビネットとを備えた表示装置に関する。
表示装置、例えば液晶テレビは、画像を表示する略矩形の表示面を前側に有する表示部と、該表示部の後側に配された基板モジュールと、基板モジュールで発生した熱を外部へ放出するための放熱孔を適宜箇所に有し、表示部の後側を被覆するキャビネットとを備える。
図6は、基板モジュール及び放熱孔の要部を示す模式的縦断面図である。基板モジュール203は、図示しない表示部の後側に配された回路基板32を備えており、回路基板32は、キャビネット2の後面部分に近接対向している。回路基板32には画像処理IC、コンデンサ等の電子部品33a,33bが配設されており、各電子部品33a,33bは、電磁波漏れを防止すべく、接地された略直方体の遮蔽体234で覆われている。また、遮蔽体234は、電子部品33a,33bで発生した熱をキャビネット2の放熱孔23,24から外部へ放出すべく、電磁波漏れに影響を与えない大きさの放熱孔234c,234d,234eを有している。
一方、特許文献1には、漏れ電磁波が著しく、発熱が著しい電子部品を実装したプリント配線基板を電磁遮蔽する遮蔽体であって、絞り加工による凹部の周辺に複数の楕円孔を設けてなる遮蔽体が提案されている。
特開平5−63383号公報
一方、特許文献1には、漏れ電磁波が著しく、発熱が著しい電子部品を実装したプリント配線基板を電磁遮蔽する遮蔽体であって、絞り加工による凹部の周辺に複数の楕円孔を設けてなる遮蔽体が提案されている。
ところで、従来の表示装置においては、キャビネットと電子部品との距離が十分確保されているため、キャビネットの外部で発生した静電気放電に係る静電パルスが放熱孔を通じて電子部品に到達し、静電破壊(ESD:electrostatic discharge)を引き起こすことはなかったが、表示装置を更に薄型化すべく、放熱ファンを廃し、表示部の後側に配された電子部品と、放熱孔とがより近接するように構成した場合であって、正面視でキャビネットの放熱孔と遮蔽体の放熱孔との位置が合致しているとき、キャビネット外で発生した静電気放電に係る静電パルスは遮蔽体に飛ばず、電子部品に到達し、電子部品の静電破壊を引き起こす。このため、遮蔽体の放熱孔を塞ぐ、あるいは小さくする必要が生じていた。
しかし、遮蔽体の放熱孔を塞ぎ又は小さくすると、自然対流による空気の流れが阻害され、放熱対策上好ましくない。
また、特許文献1には、放熱孔を備えた遮蔽体が開示されているが、回路基板を収容するキャビネットと放熱孔との位置関係については全く考慮されていないため、上述の問題を解決するには至らない。
しかし、遮蔽体の放熱孔を塞ぎ又は小さくすると、自然対流による空気の流れが阻害され、放熱対策上好ましくない。
また、特許文献1には、放熱孔を備えた遮蔽体が開示されているが、回路基板を収容するキャビネットと放熱孔との位置関係については全く考慮されていないため、上述の問題を解決するには至らない。
本願発明者は、斯かる事情に鑑み、静電気放電の発生場所から所定範囲内に接地された金属片が位置している場合、静電パルスは必ずその金属片に落ちることに着眼し、遮蔽体の放熱孔と、キャビネットの放熱孔との位置関係を考慮して、静電破壊を防止しかつ効果的に放熱を行うことが可能な放熱孔の配置及び寸法を見出した。
本発明は、電子部品の静電破壊を防止し、かつ効果的に放熱を行うことができる表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、前側に表示面を有する表示部と、該表示部の後側に配された電子部品と、該電子部品を電磁遮蔽する遮蔽体と、前記表示部の後側を被覆するキャビネットとを備え、前記遮蔽体及び前記キャビネットは前記電子部品の一部が露出するように形成された複数の放熱孔を有する表示装置において、前記遮蔽体は、該遮蔽体に形成された隣り合う放熱孔間の境部が、前記キャビネットの放熱孔と前記電子部品との間に位置するように構成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、表示部の後側に配された電子部品の一部はキャビネットに形成された放熱孔から露出しており、電子部品と放熱孔との間には、遮蔽体に形成された隣り合う放熱孔間の境部が位置している。このため、キャビネット外で発生した静電気放電に係る電流が放熱孔を通じてキャビネット内に侵入したとしても、該電流は遮蔽体を流れ、電子部品に到達することはない。また、境部がキャビネットの放熱孔と電子部品との間に位置している限りにおいては、遮蔽体の放熱孔を電磁波漏れが生じない範囲で大きく形成することができる。
従って、電子部品の静電破壊を防止、かつ効果的に電子部品で発生した熱を効果的に放熱することができる。
従って、電子部品の静電破壊を防止、かつ効果的に電子部品で発生した熱を効果的に放熱することができる。
本発明に係る表示装置は、前記境部は、背面視で前記キャビネットの放熱孔の中央部に位置していることを特徴とする。
本発明にあっては、境部は背面視で放熱孔の中央部分に位置するように形成されている。静電気放電に係る電流を引き込むことができる範囲は前記境部を中心として球状であるため、前記境部が放熱孔の端に位置している場合に比べて、放熱孔を大きくすることができる。
本発明に係る表示装置は、前記キャビネットに形成された複数の放熱孔は並設されており、前記境部は線状をなし、背面視で各放熱孔の中央部に位置していることを特徴とする。
本発明にあっては、キャビネットに放熱孔が複数並設されており、線状をなす境部は、背面視で前記複数の放熱孔を横切るようにして各放熱孔の中央部に位置している。従って、前記複数の放熱孔から外部に露出している電気部品を一の境部で保護することができる。
本発明に係る表示装置は、前記キャビネットに形成された放熱孔と、前記境部との距離は2cm以内であることを特徴とする。
本発明にあっては、キャビネットに形成された放熱孔と、境部との距離は2cm以内である。従って、キャビネット外で発生した静電気放電に係る電流は必ず境部に流れる。
本発明によれば、遮蔽体に形成された隣り合う放熱孔の境部が、キャビネットの放熱孔と電子部品との間に位置するように構成することによって、電子部品の静電破壊を防止し、かつ効果的に放熱を行うことができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明に係る表示装置の実施の形態の構成を示す模式的縦断側面図である。表示装置は、映像を表示する表示面11aを前側に有する略直方体の表示部1と、表示部1の後側に配されており、映像表示に係る発熱性の各種電子部品を有する基板モジュール3と、表示部1の周縁部及び後側を被覆するキャビネット2とを備えている。
図1は、本発明に係る表示装置の実施の形態の構成を示す模式的縦断側面図である。表示装置は、映像を表示する表示面11aを前側に有する略直方体の表示部1と、表示部1の後側に配されており、映像表示に係る発熱性の各種電子部品を有する基板モジュール3と、表示部1の周縁部及び後側を被覆するキャビネット2とを備えている。
表示部1は、前側に表示面11aを有し略直方体をなす映像表示パネル11と、映像表示パネル11を後側から照明する直下型のバックライト部12と、バックライト部12及び映像表示パネル11間に介装された光学シート11bとを備えている。
映像表示パネル11は、例えば透過型の液晶パネルである。バックライト部12は、前側が開放された略直方体の箱形をなすバックライトシャーシ12bと、バックライトシャーシ12b内において上下に離隔して並設された複数本のランプ12aとを有する。
バックライトシャーシ12bは、正面視が液晶パネルと略同形であり、金属板を成形してなるシャーシ枠部12cと、シャーシ枠部12cの後側端を閉塞し、金属板を成形してなるシャーシ蓋板部12dとを有している。
ランプ12aは、例えば、直管型の冷陰極蛍光管であり、長手方向が横方向になるように並設されている。冷陰極蛍光管の両端部の電極には図示しないインバータ回路基板が接続され、パルス幅変調によってランプ12aの明るさが制御されるように構成されている。
光学シート11bは、拡散板、プリズムシート等のシートを積層してなり、バックライト部12からの光を拡散及び均一化し、明るさムラのない光を映像表示パネル11に照射する。
映像表示パネル11は、例えば透過型の液晶パネルである。バックライト部12は、前側が開放された略直方体の箱形をなすバックライトシャーシ12bと、バックライトシャーシ12b内において上下に離隔して並設された複数本のランプ12aとを有する。
バックライトシャーシ12bは、正面視が液晶パネルと略同形であり、金属板を成形してなるシャーシ枠部12cと、シャーシ枠部12cの後側端を閉塞し、金属板を成形してなるシャーシ蓋板部12dとを有している。
ランプ12aは、例えば、直管型の冷陰極蛍光管であり、長手方向が横方向になるように並設されている。冷陰極蛍光管の両端部の電極には図示しないインバータ回路基板が接続され、パルス幅変調によってランプ12aの明るさが制御されるように構成されている。
光学シート11bは、拡散板、プリズムシート等のシートを積層してなり、バックライト部12からの光を拡散及び均一化し、明るさムラのない光を映像表示パネル11に照射する。
キャビネット2は、表示部1の周縁部を被覆するキャビネット枠部20aと、該キャビネット枠部20aの後端に連なり、表示部1の後側を被覆するキャビネット蓋板部20bとを有する深皿形をなしている。また、キャビネット2は、キャビネット蓋板部20bの上側、下側及び基板モジュール3に対応する中央部分に、バックライト部12及び基板モジュール3で発生した熱を外部に放熱するための放熱孔21,22,23,24,25を有している。放熱孔21,…,25は、縦長の長孔状をなし、複数の放熱孔21,…,25が横方向に並設されている(図3参照)。なお、放熱孔21,…,25の数、形状、配置は一例であり、基板モジュール3及びバックライト部12を十分に冷却可能であれば、孔数、形状及び配置方法は問わない。なお、本実施の形態に係る表示装置は、前後方向の寸法を薄型化すべく、放熱ファンを廃し、自然対流によって放熱する方式を採用している。
図2は、基板モジュール3及び放熱孔23,24の要部を示す模式的縦断面図、図3は、放熱孔23,24を示す模式的背面図、図4は、キャビネット2を取り外した状態における基板モジュール3の要部を示す模式的背面図である。
基板モジュール3は、回路基板32を支持する矩形皿状の回路支持板31を備えている。回路支持板31は、金属製であり、その周縁部の複数箇所がビス等の雄螺子でシャーシ蓋板部12dに取り付けられている。回路基板32の後側の実装面には、高発熱性の電子部品33aと、低発熱性の電子部品33bとが上部及び下部に夫々配設されている。電子部品33aは、例えば表示部1による映像表示を制御する映像処理ICであり、電子部品33bはコンデンサ、ダイオード等である。
回路基板32の上面には、電子部品33a,33bを覆い、該電子部品33a,33bからの電磁波を遮蔽する遮蔽体34が取り付けられている。
図5は、遮蔽体34の構成を模式的に示す斜視図である。遮蔽体34は、略直方体をなしており、各電子部品33a,33bを囲繞する側板部34aと、該側板部34a壁の後側先端に形成された後板部34bとを備え、その一部が回路支持板31又はバックライトシャーシ12b等に電気的に接続されている。後板部34bには、横長矩形の3つの遮蔽体放熱孔34c,34d,34eが上下方向に並設されている。
遮蔽体放熱孔34c,34d,34eの寸法は、回路基板32からの不要輻射の周波数及びレベルによって制限される。一般的に遮蔽体34の孔の大きさを対象とする不要輻射の周波数の1/2波長以下にすることによって該不要輻射の輻射量を抑えることができる。不要輻射の波長は
l=v/f/2 (但し、l:輻射の半波長(m)、v:光速3×108 (m/s)、f:周波数(Hz))
で表せる。
つまり、遮蔽体放熱孔34c,34d,34eの大きさが1/2波長以上である場合、不要輻射の輻射量は減少せず、遮蔽体放熱孔34c,34d,34eの大きさが波長の1/2波長未満である場合、遮蔽体放熱孔34c,34d,34eの径に応じて輻射量は減少する。
例えば、2GHzの輻射について考えると1/2波長は3.3cmであるので、遮蔽体放熱孔34c,34d,34eの大きさが3.3cm未満である場合、輻射量を抑えることができる。例えば、縦、横方向とも3.3cmより小さな略矩形の遮蔽体放熱孔34c,34d,34eとすれば、縦、横方向ともに輻射を抑えることができる。縦方向のみ3.3cmより小さな略矩形の遮蔽体放熱孔34c,34d,34eとすれは、縦方向のみ輻射を抑えることができる。
本発明の遮蔽体34の孔寸法も、基本的には不要輻射の周波数、レベル及び方向に応じて決定される。
本実施例において、隣り合う遮蔽体放熱孔34d,34eの境部34gは横長矩形の線状をなし、図2中破線の円で示すように、放熱孔24の縁部と境部34gとの距離が2cm以内であって、背面視で境部34gは放熱孔24の上下方向略中央部に位置するように形成されている。
遮蔽体放熱孔34c,34d,34eの寸法は、回路基板32からの不要輻射の周波数及びレベルによって制限される。一般的に遮蔽体34の孔の大きさを対象とする不要輻射の周波数の1/2波長以下にすることによって該不要輻射の輻射量を抑えることができる。不要輻射の波長は
l=v/f/2 (但し、l:輻射の半波長(m)、v:光速3×108 (m/s)、f:周波数(Hz))
で表せる。
つまり、遮蔽体放熱孔34c,34d,34eの大きさが1/2波長以上である場合、不要輻射の輻射量は減少せず、遮蔽体放熱孔34c,34d,34eの大きさが波長の1/2波長未満である場合、遮蔽体放熱孔34c,34d,34eの径に応じて輻射量は減少する。
例えば、2GHzの輻射について考えると1/2波長は3.3cmであるので、遮蔽体放熱孔34c,34d,34eの大きさが3.3cm未満である場合、輻射量を抑えることができる。例えば、縦、横方向とも3.3cmより小さな略矩形の遮蔽体放熱孔34c,34d,34eとすれば、縦、横方向ともに輻射を抑えることができる。縦方向のみ3.3cmより小さな略矩形の遮蔽体放熱孔34c,34d,34eとすれは、縦方向のみ輻射を抑えることができる。
本発明の遮蔽体34の孔寸法も、基本的には不要輻射の周波数、レベル及び方向に応じて決定される。
本実施例において、隣り合う遮蔽体放熱孔34d,34eの境部34gは横長矩形の線状をなし、図2中破線の円で示すように、放熱孔24の縁部と境部34gとの距離が2cm以内であって、背面視で境部34gは放熱孔24の上下方向略中央部に位置するように形成されている。
静電気放電に係る静電パルスは、その発生場所から2cm以内にグランド接地された金属片が位置している場合、該金属片に落ちることが知られている。従って、図2中、破線の円で示すように、放熱孔24の周縁部から2cm以内に境部34gが位置するように形成すれば、電子部品33bの静電破壊を防ぐことができる。
なお、静電パルスは、その発生場所からより近い位置にある金属片に落ちるため、前記周縁部と境部34gとの距離が、放熱孔24の周縁部と電子部品33bとの距離よりも短くなるように構成しても良い。
なお、静電パルスは、その発生場所からより近い位置にある金属片に落ちるため、前記周縁部と境部34gとの距離が、放熱孔24の周縁部と電子部品33bとの距離よりも短くなるように構成しても良い。
同様に、隣り合う遮蔽体放熱孔34c,34dの境部34fは横長矩形の線状をなし、放熱孔23の縁部と境部34fとの距離は2cm以内であって、背面視が境部34fは放熱孔23の上下方向略中央部に位置するように形成されている。
以上のように構成された表示装置にあっては、キャビネット2外部で発生した静電気放電に係る静電パルスが放熱孔23,24からキャビネット2内に侵入した場合であっても、該静電パルスは必ず境部34f,34gに流れる。また、放熱孔23,24と境部34f、34gが上述の位置関係にある限り、遮蔽体放熱孔34c,34d,34eを電磁波漏れが生じない範囲で最大限まで大きく形成することができる。従って、電子部品33a,33bの静電破壊を防止し、かつ効果的に放熱を行うことができる。
また、境部34f,34gは、正面視で夫々放熱孔23,24の上下方向略中央部に位置しているため、放熱孔23,24の縁部に位置する場合に比べて、静電破壊を防止可能な放熱孔23,24をより大きく形成することができる。
線状の境部34fは複数の放熱孔23を横切るように各放熱孔23の略中央部を横切るように配されているため、複数の放熱孔23に対する静電対策を一の境部34fで行うことができる。他の境部34gについても同様である。
なお、実施の形態では液晶パネルを備えた表示装置を一例として説明したが、プラズマ表示装置、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)、EL(Electronic Luminescence)ディスプレイ等、薄型化に伴う静電対策を要する他の表示装置に本発明を適用しても良い。
また、遮蔽体放熱孔及び境部の形状は、一例であり、境部がキャビネットの放熱孔と、電子部品との間に位置し、かつ遮蔽体放熱孔の大きさが電磁波漏れが生じない範囲内であれば、他の形状を採用しても良い。
更に、遮蔽体放熱孔を略矩形に形成してあるが、遮蔽体放熱孔の寸法が不要輻射の半波長未満であれば、その形状及び大きさは問わない。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 表示部
2 キャビネット
3 基板モジュール
11 映像表示パネル
11a 表示面
12 バックライト部
32 回路基板
33a,33b 電子部品
34 遮蔽体
34c,34d,34e 遮蔽体放熱孔
34f,34g 境部
2 キャビネット
3 基板モジュール
11 映像表示パネル
11a 表示面
12 バックライト部
32 回路基板
33a,33b 電子部品
34 遮蔽体
34c,34d,34e 遮蔽体放熱孔
34f,34g 境部
Claims (4)
- 前側に表示面を有する表示部と、該表示部の後側に配された電子部品と、該電子部品を電磁遮蔽する遮蔽体と、前記表示部の後側を被覆するキャビネットとを備え、前記遮蔽体及び前記キャビネットは前記電子部品の一部が露出するように形成された複数の放熱孔を有する表示装置において、
前記遮蔽体は、
該遮蔽体に形成された隣り合う放熱孔間の境部が、前記キャビネットの放熱孔と前記電子部品との間に位置するように構成されている
ことを特徴とする表示装置。 - 前記境部は、背面視で前記キャビネットの放熱孔の中央部に位置している
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記キャビネットに形成された複数の放熱孔は並設されており、
前記境部は線状をなし、背面視で各放熱孔の中央部に位置している
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記キャビネットに形成された放熱孔と、前記境部との距離は2cm以内である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007169577A JP2009008862A (ja) | 2007-06-27 | 2007-06-27 | 表示装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140098360A (ko) * | 2013-01-31 | 2014-08-08 | 엘지디스플레이 주식회사 | 디스플레이 장치 |
WO2015140857A1 (ja) * | 2014-03-18 | 2015-09-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子機器 |
-
2007
- 2007-06-27 JP JP2007169577A patent/JP2009008862A/ja active Pending
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KR102084609B1 (ko) | 2013-01-31 | 2020-03-04 | 엘지디스플레이 주식회사 | 디스플레이 장치 |
WO2015140857A1 (ja) * | 2014-03-18 | 2015-09-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子機器 |
JPWO2015140857A1 (ja) * | 2014-03-18 | 2017-04-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子機器 |
US10248166B2 (en) | 2014-03-18 | 2019-04-02 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Electronic device |
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