JP2009008079A5 - - Google Patents

Description

このために、本発明は最初に、その周囲にスロットを有するディスクを備えるファンロータを提供し、個別のブレードが上記ロータに取り付けられ、各ブレードは、対応するスロットに係合されるブレード根元部を含み、各スロットは、ブレード根元部とスロットの底部との間に介在される細長いスペーサを収容し、ロータは、上記スペーサが弾性的に変形可能な材料から構成されることと、上記スペーサの少なくとも１つの長手方向のセグメントが、ブレード根元部の対応する横領域と接触し且つスロットの底部から離隔される２つの横領域と、スロットの底部の対応する中央領域に面する中央領域とを画定するように、弓形の横断輪郭を有することを特徴とする。

Claims (15)

1. 周囲にスロットを備えたディスクを備えるファンロータであって、個別のブレードが前記ロータに取り付けられ、各ブレード（２０）が対応するスロット（１３）に係合されるブレード根元部（２１）を含み、各スロットが、ブレード根元部とスロットの底部との間に介在される細長いスペーサ（１１）を収容し、ロータが、前記スペーサが弾性的に変形可能な材料から構成されることと、前記スペーサの少なくとも１つの長手方向のセグメント（１７ａから１７ｃ）が、ブレード根元部の対応する横領域と接触し且つスロットの底部から離隔される２つの横領域と、スロットの底部の対応する中央領域に面する中央領域とを画定するように、弓形の横断輪郭を有することと、を特徴とする、ファンロータ。
2. 前記セグメントの前記中央領域（２９）が、ブレード根元部の対応する中央領域から離隔されることを特徴とする、請求項１に記載のロータ。
3. 前記スペーサが、より狭い接合部（１８）によって相互接続される複数のセグメント（１７ａから１７ｃ）によって構成されることを特徴とする、請求項１または２に記載のロータ。
4. 各接合部（１８）が、統合する２つのセグメントの中央領域まで実質的に延在して中央領域と連続するように位置決めされることを特徴とする、請求項３に記載のロータ。
5. 前記接合部（１８）が、前記セグメントの中央領域の横断輪郭と実質的に同一である横断輪郭を有することを特徴とする、請求項４に記載のロータ。
6. 前記スペーサ（１１）が、その長手方向において波状の輪郭（図２）を呈することを特徴とする、請求項１から５のいずれか一項に記載のロータ。
7. 前記スペーサが、スロットの底部と接触している中央領域（１１ａ）と、ブレード根元部と接触している２つの端部領域（１１ｂ）と、をその長手方向に有することを特徴とする、請求項６に記載のロータ。
8. 前記スペーサ（１１）が、ブレード根元部（２１）とスロットの底部（１３ａ）との間で応力を受けて取り付けられることを特徴とする、請求項６または７に記載のロータ。
9. 前記スペーサが、３次元織り複合材料から構成されることを特徴とする、請求項１から８のいずれか一項に記載のロータ。
10. ブレード（２０）が、３次元織り複合材料から構成されることを特徴とする、請求項１から９のいずれか一項に記載のロータ。
11. ファンロータにおけるスロットに挿入するためのスペーサであって、弾性的に変形可能な材料から構成されることと、弓形形状の横断輪郭を有する少なくとも１つの長手方向のセグメント（１７ａから１７ｃ）を含むことと、を特徴とする、スペーサ。
12. 狭い接合部（１８）によって統合される複数の前記セグメント（１７ａから１７ｃ）から構成されることを特徴とする、請求項１１に記載のスペーサ。
13. 長手方向において波状の輪郭を有する（図２）ことを特徴とする、請求項１１または１２に記載のスペーサ。
14. ３次元織り複合材料から構成されることを特徴とする、請求項１１から１３のいずれか一項に記載のスペーサ。
15. 請求項１から１０のいずれか一項に記載のロータを含むことを特徴とする、ターボ機械。