JP2009005640A - Combine harvester - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、刈取部によって刈り取られた穀稈を脱穀し、脱穀された穀粒を揺動選別及び風選別する選別部を具備するコンバインにおける唐箕ファンの吸入部の技術に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a technique for an intake section of a Chinese fan in a combine that includes a sorting section that threshs cereals harvested by a harvesting section and swings and winds the threshed grain.
一般にコンバインは、選別部において、唐箕ファンからの送風(選別風)を揺動選別装置や受網等に向けて送風して風選別を行う。しかし、朝霧が付着した穀稈や小雨に濡れた穀稈等の湿材の収穫作業を行うと、脱穀部内や選別部内が湿ってしまい詰まりが発生することがある。 In general, a combiner performs air sorting in a sorting unit by blowing air (sorting air) from a tang fan toward a swinging sorting device or a receiving net. However, when a harvesting operation of a moist material such as cereals with morning mist attached or cereals wet with light rain, the inside of the threshing unit or the selection unit may become wet and clogging may occur.
特許文献1に開示された技術は、濡れ扱ぎ作業時には唐箕ファンによる選別風量を増大し、シーブを絞り、且つ、エンジン回転数を低下させることにより扱胴回転数を低下させるものであり、濡れ扱ぎ作業時に唐箕による選別風量を増大させてシーブを絞ることにより、籾同士が団子状に固まったり、シーブに詰まったりすることを防止できる。
しかし、前述のように風量を増大させたり、シーブを絞ったりするため、選別の精度が犠牲になる点で不利であった。
The technique disclosed in
However, it is disadvantageous in that the accuracy of sorting is sacrificed because the air volume is increased or the sheave is squeezed as described above.
特許文献2に開示された技術は、コンバインに露払い作用をする露払い装置を設けて、前記コンバインに搭載しているエンジンは、前記露払い装置の駆動に関連して減速されて脱穀扱胴を減速回転する構成とし、前記脱穀扱胴が減速されると、二番処理胴は、少なくとも前記エンジンが減速される前の回転速度を維持できる程度に増速回転される構成とするものであり、前述のように二番処理胴を増速回転させているので、二番物の詰まりを防止できる。
しかし、前記露払い装置によっても、穀稈は穀粒や葉茎が完全に乾燥されているわけではなく濡れ扱ぎの状態にあるので、シーブに詰まりが生じやすい点で不利であった。
また、エンジンの冷却風を唐箕に導く技術も公知となっている(特許文献3参照)。しかし、唐箕の吸入量は左右でアンバランスとなっており、揺動選別装置における風量が左右で均一ではなく、選別効率にムラが生じていた。
However, even with the dew wiping device, the cereal grains are disadvantageous in that the sheaves are easily clogged because the grains and leaf stems are not completely dried and are in a wet state.
In addition, a technique for guiding the cooling air of the engine to the red pepper is also known (see Patent Document 3). However, the amount of arabic inhalation was unbalanced on the left and right, and the air volume in the rocking sorter was not uniform on the left and right, resulting in uneven sorting efficiency.
本発明は係る課題を鑑みてなされたものであり、唐箕ファンの風力を用いて精度よく穀物を選別できるコンバインの提供を目的とする。 This invention is made | formed in view of the subject which concerns, and it aims at provision of the combine which can select grain | grains accurately using the wind power of a Chinese fan.
本発明の解決しようとする課題は以上であり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
即ち、請求項1においては、刈取部によって刈り取られた穀稈を脱穀し、脱穀された穀粒を揺動選別及び風選別するコンバインであって、エンジンを冷却した後の冷却風を吸入可能として風選別を行う唐箕ファンと、刈取穀稈量を検知する手段と、前記唐箕ファンの吸入を調整する吸入調整手段と、前記唐箕ファンを被装すると共にその吐出口を形成する唐箕ファンケースと、前記吐出口より吐出される吐出風の向きを変更する風向変更手段と、制御手段を具備するとともに、湿材モード切換手段を具備し、該湿材モード切換手段の切換と穀稈量に応じて、吸入調整手段と風向変更手段を変更するものである。
That is, in
請求項2においては、前記吸入調整手段は、前記唐箕ファンのエンジン側吸入口と外気側吸入口に設けられ、湿材モード時は、エンジン側吸入口を開け、外気側吸入口を閉じるように制御するものである。 According to a second aspect of the present invention, the suction adjusting means is provided in the engine side inlet and the outside air inlet of the tang fan, and when in the wet material mode, the engine side inlet is opened and the outside air inlet is closed. It is something to control.
請求項3においては、前記吸入調整手段は、前記唐箕ファンのエンジン側吸入口と外気側吸入口に設けられ、前記吸入量調整手段は、刈取穀稈量が設定値以下となると、エンジン側吸入口を開け、外気側吸入口を閉じるように制御するものである。 According to a third aspect of the present invention, the suction adjusting means is provided at an engine side inlet and an outside air side inlet of the tang fan, and the suction amount adjusting means is configured to be connected to the engine side suction when the harvested cereal amount is equal to or less than a set value. It controls to open the mouth and close the outside air inlet.
請求項4においては、前記風向変更手段は、前記吸入調整手段により調整される吸入量に応じて、前記吐出口からの吐出方向を変更可能であるものである。 According to a fourth aspect of the present invention, the wind direction changing means can change the discharge direction from the discharge port in accordance with the amount of suction adjusted by the suction adjusting means.
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 As effects of the present invention, the following effects can be obtained.
請求項1のように構成すると、脱穀状態に応じて唐箕ファンの吸入量を調整して送風量を変更できるので、選別部内の選別の悪化を防止できる。
If comprised like
請求項2のように構成すると、湿材収穫時にエンジンの熱気による風選別を行うことができるので、選別部内の湿りによる詰まりを防止できる。 According to the second aspect of the present invention, it is possible to perform wind selection using hot air from the engine at the time of wet material harvesting, so that clogging due to wetness in the selection unit can be prevented.
請求項3のように構成すると、回行時、排出時等の非脱穀時に、エンジンの熱気を選別部に供給できるので、選別部内の乾燥を促進して、湿りによる選別効率の悪化を防止できる。 According to the third aspect of the invention, the hot air of the engine can be supplied to the sorting unit at the time of non-threshing such as turning and discharging, so that drying in the sorting unit can be promoted and deterioration of the sorting efficiency due to wetness can be prevented. .
請求項4のように構成すると、唐箕ファンの風の排出方向が変更可能なので、選別風の分布の大きな乱れを防止して、良好な選別を維持できる。 According to the fourth aspect of the present invention, the wind discharge direction of the Kara fan can be changed, so that a large disturbance in the distribution of the sorting wind can be prevented and good sorting can be maintained.
以下に、図面を用いて発明を実施するための最良の形態を説明する。なお、図中において矢印Aの指す方向を前とし、係る前後方向と水平に直交する方向を左右方向とする。 The best mode for carrying out the invention will be described below with reference to the drawings. In the figure, the direction indicated by the arrow A is the front, and the direction perpendicular to the front-rear direction is the left-right direction.
以下では、図1を用いて、本発明の実施の一形態であるコンバイン201の全体構成について説明する。
Below, the whole structure of the
以下では、図1を用いて、コンバイン201の全体構成について説明する。
本実施例では、二条刈りのコンバインについて説明するが、三条刈り以上のコンバインであってもよい。
Below, the whole structure of the
In the present embodiment, a combination of two-row cutting is described, but a combination of three or more cuttings may be used.
図1に示すように、コンバイン201は、左右一対の走行クローラ1によって走行機体2が支持されており、この走行機体2の前部には、穀稈を刈り取りながら取り込む刈取部3が昇降調節可能に装着されている。走行機体2の左側には、刈り取られた穀稈を脱穀、選別する脱穀部12が配設され、走行機体2の右側には、脱穀後の穀粒を貯留する穀粒タンク13が、脱穀部12と横並びに配設されている。走行機体2の後部には、排出オーガ15が旋回可能に設けられており、穀粒タンク13の内部の穀粒が、排出オーガ15の籾投げ口15aからトラックの荷台またはコンテナ等に排出される。そして、穀粒タンク13の前方には、運転部14が配設されている。
As shown in FIG. 1, the
運転部14には、略U形の操縦ハンドルと、主変速レバーと,副変速レバーと,刈取クラッチレバーと,刈取変速レバー等で構成される操作部14aと、運転座席14bと、が配設されている。そして、運転座席14bの下方には、コンバイン201自体の走行や後述するフィードチェーン9を駆動するための動力源となるエンジン52が配設されている。
The
また、刈取部3下部の刈取フレーム3aの下方には、圃場の未刈り穀稈の株元を切断する刈刃装置(図示省略)が配設されている。刈取部3前部の刈取フレーム3aの前方には、圃場の未刈り穀稈を引き起こす2条分の引起装置(不図示)が配設されている。引起装置とフィードチェーン9の前端部(送り始端側)との間には、前記刈刃装置によって刈り取られた穀稈をフィードチェーン9へと搬送する穀稈搬送装置3bが配設されている。引起装置下部の刈取フレーム3bの前端には、圃場の未刈り穀稈を分草する分草体3cが突設されている。
A cutting blade device (not shown) for cutting the stock of uncut grain culm in the field is disposed below the
このような構成により、コンバイン201は、エンジン52にて走行クローラ1を駆動して圃場内を移動しながら、刈取部3を駆動して圃場の未刈り穀稈を連続的に刈り取ることができる。
With such a configuration, the
そして、フィードチェーン9の後端側(送り終端側)には、排藁チェーン18が配設され、この排藁チェーン18の下側に、チェーンガイド144(図3参照)が伸縮可能に構成され、排藁を「切断」と「非切断」とに切換可能とされている。フィードチェーン9の後端側から排藁チェーン18に受け継がれた排藁は、チェーンガイド144が伸長されて、長い状態のまま走行機体2の後方に排出されるか、またはチェーンガイド144が縮長されて、脱穀部12の後方に配設された排藁カッタ19にて適宜長さに短く切断された後、走行機体2の後方下方に排出される。
A
以下では、図2を用いて、脱穀部12について説明する。
図2に示すように、脱穀部12は、穀稈脱穀用の扱胴21と、この扱胴21が前後方向に架設される扱室21aと、扱胴21の下方周囲に配設される受網20とを備える。受網20の下方には、選別部が配設され、この選別部は、受網20を通過した穀粒を揺動選別する揺動選別装置27と、この揺動選別装置27の前下方に配設され、揺動選別された穀粒に選別風を送風する唐箕ファン26と、揺動選別装置27の後部(ストローラック29)上方に配設され、塵埃を吸引して機外に排出する吸引ファン25とを備える。
図2に示すように、前記揺動選別装置27は、揺動選別装置27の前部に配設されるフィードパン30と、このフィードパン30の後部に配設されるチャフシーブ33と、このチャフシーブ33の下方に配設されるグレンシーブ32と、揺動選別装置27の後部に配設されるストローラック29とを備え、受網20を通過した穀粒を揺動選別する。
また、揺動選別装置27の下方には、搬送部が配設され、この搬送部は、唐箕ファン26の後方に左右方向に横設され、穀粒(一番物)を搬送する一番コンベア36と、この一番コンベア36の後方に左右方向に横設され、枝梗付き穀粒等(二番物)を搬送する二番コンベア37と、一番コンベア36の右端に連結され、一番物を穀粒タンク13に搬送する揚穀コンベア38と、二番コンベア37の右端に連結され、二番物をフィードパン30上に戻す二番還元コンベア40とを備える。
Below, the
As shown in FIG. 2, the
As shown in FIG. 2, the
In addition, a transport unit is disposed below the
このような構成により、脱穀部12は、刈取部3から穀稈搬送装置3bによって搬送された穀稈が、フィードチェーン9に株元側を受け継がれて後方へと挟持搬送され、この穀稈の穂先側が扱室21a内に搬入されると、扱胴21の回転により穀稈を脱穀しながら前方から後方に搬送する。そして、受網20を漏下した穀粒は、揺動選別装置27による揺動選別と、唐箕ファン26による風選別とされて、一番コンベア36または二番コンベア37に落下し、一番コンベア36に落下した穀粒(一番物)は、揚穀コンベア38を介して穀粒タンク13に搬送され、二番コンベア37に落下した穀粒(二番物)は、二番還元コンベア40を介してフィードパン30上に戻されて再選別される。また、唐箕ファン26からの選別風に乗ってきた塵埃は、吸引ファン25に吸引されて機外に排出される。
With such a configuration, the
図2、図3及び図5に示すように、唐箕ファン26は、唐箕ファンケース56により覆われている。唐箕ファンケース56には、空気を導入するための吸入口55L、55Rが左側部及び右側部にそれぞれ形成されている。唐箕ファンケース56の左側部及び右側部には、プレート58L、58Rがそれぞれ直径方向に固定されており、このプレート58L、58Rに唐箕軸53が軸支されている。唐箕ファンケース56の後部は開放されて、チャフシーブ33やグレンシーブ32に選別風を送風するための吐出口57が形成されている。
図3に示すように、唐箕ファンケース56は、第一唐箕シャッタ59R・59R、第二唐箕シャッタ59L・59Lを、それぞれ吸入口55R、55Lに備えている。第一唐箕シャッタ59R・59R、第二唐箕シャッタ59L・59Lはそれぞれ吸入口55R、55Lの側面視左部及び右部を開閉するように側面視において左右一対にて構成されている。該第一唐箕シャッタ59R・59R、第二唐箕シャッタ59L・59Lはそれぞれ半円状に形成され、一端に回動軸を設けて、該回動軸をモータ等のアクチュエータにより回動して開閉可能に構成し、該アクチュエータは制御手段と接続されている。但し、唐箕シャッタは左右の吸入口にそれぞれ開閉可能に設ける構成であれば限定するものではなく、円形としたり、さらに3つ以上文革して構成することも可能であり、ブラインドの如く構成することも可能である。
As shown in FIGS. 2, 3, and 5, the
As shown in FIG. 3, the
図5(a)及び図5(b)に示すように、唐箕ファン26はエンジン52の略左後方に配置される。エンジンルームの左側がダクト等により吸入口55R、55Lに連通されている。但し、この構成に限定されるものではなく、エンジン52側に設けられた吸入口55Rに、エンジン52の熱気が導入可能な配置であればよい。或いは、該熱気をパイプ等の導入手段により吸入口55Rに導入可能な構成でもよい。ここでいう「熱気」とは、コンバイン201(エンジンルーム)外部から外気が取り入れられ、エンジン52を冷却した後の空気をいう。
As shown in FIGS. 5 (a) and 5 (b), the
図2に示すように、揺動選別装置27の後端部上方には、吸引ファン25が横設されており、吸引ファン25に、唐箕ファン26から供給される選別風の流れに乗ってきた塵が吸引されて機外に排出される。
As shown in FIG. 2, a
図2に示すように、揺動選別装置27下方の前後途中位置には、左右方向に一番コンベア36と二番コンベア37とが横設される。一番コンベア36と二番コンベア37との位置関係は、一番コンベア36が唐箕ファン26に近い側、二番コンベア37が唐箕ファン26から遠い側となる。
一番コンベア36の右端部にはその長手方向(搬送方向)が略上下方向となるように設けられた揚穀コンベア38が連結され、揚穀コンベア38の上端はグレンタンク13内と連通している。
As shown in FIG. 2, the
The right end portion of the
選別部内に投入され、フィードパン30上に漏下された穀粒、枝梗付着粒、未熟穀粒及び細かい藁屑等の混合物は、チャフシーブ33上に漏下される過程で唐箕ファン26により発生する選別部の前方から後方への気流により、細かい藁屑の一部が後方へ吹き飛ばされる。チャフシーブ33上に漏下した穀粒、枝梗付着粒、未熟穀粒及び細かい藁屑等の混合物は、揺動選別装置27の揺動により、後方に搬送される、このとき、穀粒、未熟穀粒、枝梗付着粒及び細かい藁屑等はチャフシーブ33の開口部より下方に落下し、大きい藁屑はチャフシーブ33後方まで搬送され、ストローラック29を経て機外に排出される。
A mixture of grains, shoots adhering grains, immature grains, fine swarf, etc. that have been introduced into the sorting section and leaked onto the
チャフシーブ33の開口部より下方に落下した穀粒、未熟穀粒、枝梗付着粒及び細かい藁屑等はグレンシーブ32上に漏下される。このときにも唐箕ファン26からの選別風により、細かい藁屑の一部は後方に吹き飛ばされて分離される。
グレンシーブ32上に漏下された穀粒、未熟穀粒、枝梗付着粒及び細かい藁屑等のうち、穀粒、未熟穀粒、細かい藁屑等はグレンシーブ32を通過して下方に落下する。このとき、重量が大きい穀粒(一番)は一番回収部109に回収され、一番コンベア36から揚穀コンベア38を経て、グレンタンク13に搬送される。
一方、重量が小さい未熟穀粒や細かい藁屑の一部や穂切り粒や穀粒等が混じった未処理粒は、唐箕ファン26からの選別風により後方に吹き飛ばされ、二番回収部110に回収され、二番コンベア37から二番還元コンベア40を経て、枝梗処理装置10に搬送され、枝梗処理胴11により枝梗が除去された後、フィードパン30上(またはチャフシーブ33上)に再投入される。
The grain, the immature grain, the branch leaf attached grain, the fine shavings, and the like that have dropped below the opening of the
Of the grains, immature grains, branch shoot adhering grains, fine swarf, etc. that have leaked onto the
On the other hand, unprocessed grains mixed with a small amount of immature grains, a part of fine swarf, and spiked grains, grains, etc. are blown backward by the sorting wind from the
以下では、図3を用いて、吸入量調整手段について説明する。
吸入量調整手段は、吸入口55L、55Rの面積を変化させて、唐箕ファン26へ導入される外気の量を変化させるものである。
本実施例における吸入量調整手段は、第一唐箕シャッタ開度変更機構171Rと、第一唐箕シャッタ59R・59Rと、第二唐箕シャッタ開度変更機構171Lと、第二唐箕シャッタ59L・59Lと、ワイヤ等で構成される。
Hereinafter, the inhalation amount adjusting means will be described with reference to FIG.
The intake amount adjusting means changes the area of the
The inhalation amount adjusting means in this embodiment includes a first red shutter opening changing
図3に示すように、第一唐箕シャッタ59R・59Rは、吸入口55Rの側面視左部及び右部を開閉するように構成されている。
第一唐箕シャッタ開度変更機構171Rは、第一唐箕シャッタ59R・59Rを回動させるための、図示せぬモータ等のアクチュエータ、セクタギア、アーム及びリンク等で構成されている。
第一唐箕シャッタ開度変更機構171Rと、第一唐箕シャッタ59R・59Rと、を接続するワイヤ等が、引っ張られたり、送り出されたりすることにより、第一唐箕シャッタ59R・59Rの開(図3に示す二点鎖線位置)、閉(図3に示す実線位置)が行われる。このようにして唐箕ファン26へ導入される外気の量が変化される。第二唐箕シャッタ59についても略同じ構成とする。
As shown in FIG. 3, the first
The first red shutter opening changing
When the wire or the like connecting the first rotary shutter opening changing
以下では、図4を用いて、風向変更手段について説明する。
風向変更手段は、吐出口57からの選別風の吐出方向を変更するものである。
本実施例における風向変更手段は、回転軸81R、81Lと、第一風向板モータ82Rと、第二風向板モータ82Lと、第一風向板80Rと、第二風向板80Lと、で構成される。但し、風向板の数は本実施例では二枚としているが、その数は限定するものではない。
図4に示すように唐箕ファンケース56内の吐出口57近傍には、唐箕ファンケース56の左右中心に対して略対称に左右一対の回転軸81R、81Lが設けられている。
前記回転軸81R、81Lには、側面視略台形(または三角形)状の板状部材で構成される第一風向板80R、第二風向板80Lがそれぞれ固設されている。但し、風向板の形状については前記形状に限定されるものではない。
前記回転軸81R、81Lは前記第一風向板モータ82R、第二風向板モータ82Lの駆動によりそれぞれ回転するように構成されている。それによって、第一風向板80R、第二風向板80Lもそれぞれ回転する。
Below, a wind direction change means is demonstrated using FIG.
The air direction changing means changes the discharge direction of the selected air from the
The wind direction changing means in the present embodiment is composed of
As shown in FIG. 4, a pair of left and right rotating shafts 81 </ b> R and 81 </ b> L are provided in the vicinity of the
A first
The
以下では、図2、図3及び図4を用いて制御手段となるコントローラ165について説明する。
Below, the
コントローラ165は、コンバイン201内に設けられた各種センサ類及び操作スイッチ群(入力側)からの信号を受信し、前記受信信号に基づいて種々のアクチュエータ(出力側)に各種指令を送信するものである。
本実施例においては図3及び図4に示すように入力側からの信号は、チャフシーブ開度変更機構170、第一唐箕シャッタ開度変更機構171R、第一風向板モータ82R、第二唐箕シャッタ開度変更機構171L、第二風向板モータ82Lへ送信される。
本実施例において各種センサ類及び操作スイッチ群(入力側)は、角度センサ60と、湿材モード切替スイッチ166と、選別調整ダイヤル167と、で構成される。
The
In this embodiment, as shown in FIGS. 3 and 4, the signal from the input side is the chaff sheave opening changing
In the present embodiment, the various sensors and operation switch group (input side) include an
図3に示すように、角度センサ60は、排藁搬送装置に設けられ、排藁の量または刈取穀稈量を検知する。但し、刈取部またはフィードチェーンにおける搬送穀稈量や、選別部17のフィードパン30またはチャフシーブ33に堆積した処理物を検知する構成とすることも可能である。該センサ60により検知した穀稈量により、チャフシーブ33や第一唐箕シャッタ59R、第二唐箕シャッタ59Lの開度を調整する。
As shown in FIG. 3, the
具体的には、図3に示すように、排藁チェーン18には排藁を挟持するために下側にチェーンガイド(挟扼杆)144が配置され、前記チェーンガイド144に検出棒143が垂設される。検出棒143の下端は検出板145aに上方から当接している。検出板145aの端部に固設された回動軸145dはコンバイン201の機体に回動可能に枢着される。
排藁チェーン18により機体後部に搬送される排藁(穀稈)の量が増加すると、チェーンガイド(挟扼杆)144が下方に押し下げられて検出板145aが回動して、検出板145aの角度が変化する。
従って、前記検出板145aの角度の変化を検出する角度センサ60を設けることにより作業量の検知が可能である。
以上のように、コンバイン201の脱穀部12により処理される排藁の量は、角度センサ60によって検知される構成である。
Specifically, as shown in FIG. 3, a chain guide (clamping) 144 is disposed on the lower side of the
When the amount of waste (grain) transported to the rear part of the machine body by the
Accordingly, the amount of work can be detected by providing the
As described above, the amount of waste processed by the threshing
図3に示す湿材モード切換スイッチ166は、操作者が湿材刈り取り時であるか否かの脱穀状態を判断して、その情報を入力するためのものである。本実施例においては、通常モードにした場合には第一唐箕シャッタ59R、第二唐箕シャッタ59Lの双方が開かれて、湿材モードにした場合には第一唐箕シャッタ59Rのみ開かれて、第二唐箕シャッタ59Lは閉じられるものとする。つまり、湿材モードの場合、エンジン側のシャッタが開かれ、外気取り入れ側が閉じられる。
The wet material mode change-over
図3に示す選別調整ダイヤル167は、操作者が処理される排藁の量や湿材の状態等より脱穀状態を判断して、その情報をダイヤル値を調整することにより入力するためのものである。本実施例においては、選別調整ダイヤル167のダイヤル値を大きくすればするほど、チャフシーブ33及び第一唐箕シャッタ59R、第二唐箕シャッタ59Lの開度は大きくなるものとする。
The sorting
湿材モード切替スイッチ166からの信号により、湿材刈り取り時か否かが検知され、角度センサ60からの信号によって、処理されている排藁(穀稈)の量(作業量)が検知される(検出作業量)。
A signal from the wet material mode change-over
以下では、図3及び図4を用いて、チャフシーブ33の開度及び第一唐箕シャッタ59R・59R、第二唐箕シャッタ59L・59Lの開度及び風向板80L・80Rの向きの制御機構について説明する。
Hereinafter, the control mechanism of the opening degree of the
コンバイン201による収穫作業においては、刈取作業と脱穀・選別作業とを同時に行う。よって、収穫作業時のコンバイン201の処理量は、走行速度に比例し、脱穀・選別作業の処理速度も増加させる必要がある。
具体的には、脱穀部12に投入される穀稈量が増加すれば、チャフシーブ33の開度を大きくしてチャフシーブ33下方へ落下する被処理物の量を多くするとともに、第一唐箕シャッタ59R・59R、第二唐箕シャッタ59L・59Lの開度を大きくして唐箕ファン26による選別風の風量を増やし、風選別の能力を上げる操作を行う必要がある。
In the harvesting work by the
More specifically, if the amount of cereals added to the threshing
図3に示すように、第一唐箕シャッタ開度変更機構171Rは、角度センサ60によって検知される脱穀部12により処理される排藁量の情報や、湿材モード切替スイッチ166及び選別調整ダイヤル167より入力される情報に基づき、コントローラ165より信号を受けて駆動する。なお、唐箕ファンケース56の左側に配置される第二唐箕シャッタ59L・59Lの開度を変更する第二唐箕シャッタ開度変更機構171Lの構成についても略同じとする。
図3に示すように、第一唐箕シャッタ開度変更機構171Rには、入力側として、コントローラ165が接続される。
また、第一唐箕シャッタ開度変更機構171Rには、出力側として、第一唐箕シャッタ59R・59Rがワイヤ等で接続される。
第一唐箕シャッタ開度変更機構171Rは、第一唐箕シャッタ59R・59Rを回動させるための、図示せぬモータ、セクタギア、アーム及びリンク等で構成される。
コントローラ165からの信号により、前記モータの回転が調整されて、第一唐箕シャッタ59R・59Rの開度が制御される。つまり、刈取穀稈量や湿材モード等に応じて、吸入調整手段により唐箕ファン26の吸入量が調整される。
As shown in FIG. 3, the first red pepper shutter opening changing mechanism 171 </ b> R includes information on the amount of waste processed by the threshing
As shown in FIG. 3, a
Further, the first red shutter opening
The first red shutter opening changing
The rotation of the motor is adjusted by a signal from the
図3に示すように、チャフシーブ開度変更機構170は、角度センサ60によって検知される脱穀部12により処理される排藁量の情報や、湿材モード切替スイッチ166及び選別調整ダイヤル167より入力される情報に基づき、コントローラ165より信号を受けて駆動する。
図3に示すように、チャフシーブ開度変更機構170には、入力側として、コントローラ165が接続される。
また、チャフシーブ開度変更機構170には、出力側として、チャフシーブ33がワイヤ等で接続される。
チャフシーブ開度変更機構170は、図示せぬアーム、前記アームを付勢するバネ及びモータ等で構成される。
コントローラ165からの信号により、前記モータが回転して前記バネの付勢力が操作されて、チャフシーブ33の開度が制御される。つまり、穀稈量や湿材モード等に応じてチャフシーブ33が調整される。
As shown in FIG. 3, the chaff sheave opening changing
As shown in FIG. 3, a
In addition, a
The chaff sheave opening changing
In response to a signal from the
第一風向板モータ82R、第二風向板モータ82Lは、角度センサ60によって検知される脱穀部12により処理される排藁量の情報や、湿材モード切替スイッチ166及び選別調整ダイヤル167より入力される情報に基づき、コントローラ165より信号を受けて駆動する。
図4に示すように、第一風向板モータ82R、第二風向板モータ82Lには、入力側として、コントローラ165が接続される。
また、第一風向板モータ82R、第二風向板モータ82Lには、出力側として、第一風向板80R、第二風向板80Lがそれぞれ接続される。
コントローラ165からの信号により、第一風向板モータ82R、第二風向板モータ82Lが回転して第一風向板80R、第二風向板80Lの向きが制御される。つまり、穀稈量や湿材モード等に応じて第一風向板80R、第二風向板80Lの向きが調整される。
The first wind direction plate motor 82 </ b> R and the second wind direction plate motor 82 </ b> L are input from the waste amount information processed by the threshing
As shown in FIG. 4, a
The first wind
In response to a signal from the
これらチャフシーブ33の開度及び第一唐箕シャッタ59R・59R、第二唐箕シャッタ59L・59Lの開度及び風向板80L・80Rの向きの制御機構は、それぞれ連動するものとしてもよい。
The control mechanisms for the opening of the
このように、本実施例におけるコンバイン201は、エンジン52を冷却した後の冷却風を吸入可能として風選別を行う唐箕ファン26と、刈取穀稈量を検知する手段と、前記唐箕ファン26の吸入を調整する吸入調整手段と、前記唐箕ファン26を被装すると共にその吐出口57を形成する唐箕ファンケース56と、前記吐出口57より吐出される吐出風の向きを変更する風向変更手段と、コントローラ165を具備するとともに、湿材モード切換手段を具備し、該湿材モード切換手段の切換と穀稈量に応じて、吸入調整手段と風向変更手段を変更することとすると、脱穀状態に応じて、唐箕ファン26からの送風を変更できるので、選別部17内の選別の悪化を防止できる。
As described above, the
以下では、図6に示すフローチャートを用いて、第一唐箕シャッタ59R、第二唐箕シャッタ59Lの制御の一実施例について説明する。
本実施例においては、コントローラ165の記憶部(ROM)に後述する制御プログラム及び演算プログラムが記憶されているものとする。
Hereinafter, an example of control of the first
In this embodiment, it is assumed that a control program and a calculation program, which will be described later, are stored in the storage unit (ROM) of the
まず、コントローラ165で角度センサ60、湿材モード切換スイッチ166からの信号より湿材モードあるかどうかが判断される(S10)。
湿材モード切換スイッチ166が通常モードに選択されているか、湿材モードに選択されているかで以下のようになる。
First, the
Whether the wet material
通常モード(S31)の場合は、第一唐箕シャッタ141a及び第一唐箕シャッタ141aの開度を変更する操作を行うことが決定される(S31)。 In the normal mode (S31), it is determined to perform an operation to change the opening degree of the first red shutter 141a and the first red shutter 141a (S31).
湿材モード(S32)の場合は、第一唐箕シャッタ59Rのみ開度を変更する操作を行うことが決定され、第二唐箕シャッタ59Lは閉の状態にして開度を変更する操作を行わないことが決定される(S32)。
このように、湿材脱穀作業時のときは、図5(b)に示すようにエンジン52側吸入口55Rを開け、外気側吸入口55Lを閉じるように制御すると、湿材収穫時に、エンジン52を冷却した後の熱気が選別部に送風されることになるので、穀粒自体や受網やチャフ等を乾燥させることになり、選別部17内の湿りを防止して、湿り気により機器に塵埃や穀粒等が付着して詰まることを防止できる。
In the wet material mode (S32), it is determined that only the first red-
Thus, during wet material threshing operation, if the
S20において、角度センサ60の検出値が設定値以下の場合(回行時、籾排出時等の非作業時)は、第一唐箕シャッタ59Rは全開に、第二唐箕シャッタ59Lは全閉に操作されて(S51)、図5(b)に示すようにエンジン52の熱気のみが唐箕ファン26に吸入されて送風される。
このように、回行時、排出時等の非脱穀時に、エンジン52側吸入口55Rを開け、外気側吸入口55Lを閉じるように制御すると、エンジン52の熱気を選別部17に供給できるので、選別部17の乾燥を促進して、湿りによる選別効率の悪化を防止できる。
In S20, when the detected value of the
In this way, when the
S52において、第一唐箕シャッタ59R及び第二唐箕シャッタ59Lの開度が選別調整ダイヤル167のダイヤル値に応じた大きさになるように操作される。
前述のように、湿材モードの場合は、第二唐箕シャッタ59Lは閉の状態になる。
湿材モードの場合は、通常モードの選別調整ダイヤル167のダイヤル値と同じであっても、第一唐箕シャッタ59Rの開口率を通常モードの場合と比べて大きくしてもよい。これによって、吸入口55Lのシャッタを全閉にした分、吸入口55Rからの吸気量を増加させることができ、唐箕ファン26全体の送風量が著しく低下することを免れることができる。
湿材モードの場合は、通常モードの選別調整ダイヤル167のダイヤル値と同じであっても、チャフシーブ33の開口率を通常モードの場合と比べて大きくしてもよい。これによって、湿材時におけるチャフシーブ33の目詰まりを低減することができる。
In S <b> 52, the opening degree of the first red shutter 59 </ b> R and the second red shutter 59 </ b> L is operated so as to be a size corresponding to the dial value of the sorting
As described above, in the wet material mode, the second
In the wet material mode, the aperture ratio of the first
In the wet material mode, the opening ratio of the
S52において、唐箕ファン26より送風される際、前記風向変更手段により送風方向の調整が行われる。これは、図5(b)に示すような吸入口が右側(エンジン側)からのみの場合(湿材モード時)等、吐出風の風速分布が均平でない場合に、唐箕ファン26による風選別の精度が悪化することを防止するためである。そして、前記風速分布の乱れも唐箕ファン26の吸気量(第一唐箕シャッタ59R、第二唐箕シャッタ59Lの開度)によって異なるため、吸気量に応じた風向板の向きが決定される。つまり、第一唐箕シャッタ59R・59R、第二唐箕シャッタ59L・59Lの開度と、風向板80L・80Rの向きとは、連動している。
このように、前記風向変更手段は、前記吸入量調整手段により調整される吸入量に応じて、前記吐出口57からの吐出方向を変更可能とするので、選別風の分布の大きな乱れを防止して、良好な選別を維持できる。
When the air is blown from the
In this way, the wind direction changing means can change the discharge direction from the
以上のように、本実施例におけるコンバイン201は、エンジン52を冷却した後の冷却風を吸入可能として風選別を行う唐箕ファン26と、刈取穀稈量を検知する手段と、前記唐箕ファン26の吸入を調整する吸入調整手段と、前記唐箕ファン26を被装すると共にその吐出口57を形成する唐箕ファンケース56と、前記吐出口57より吐出される吐出風の向きを変更する風向変更手段と、コントローラ165を具備するとともに、湿材モード切換手段を具備し、該湿材モード切換手段の切換と穀稈量に応じて、吸入調整手段と風向変更手段を変更することとすると、脱穀状態に応じて、唐箕ファン26からの送風を変更できるので、選別部17内の選別の悪化を防止できる。
As described above, the
また、湿材脱穀作業時のときは、エンジン52側吸入口55Rを開け、外気側吸入口55Lを閉じるように制御すると、湿材収穫時に、エンジン52を冷却した後の熱気が選別部に送風されることになるので、穀粒自体や受網やチャフ等を乾燥させることになり、選別部17内の湿りを防止して、湿り気により機器に塵埃や穀粒等が付着して詰まることを防止できる。
When wet material threshing is performed, if the
また、回行時、排出時等の非脱穀時に、エンジン52側吸入口55Rを開け、外気側吸入口55Lを閉じるように制御すると、エンジン52の熱気を選別部17に供給できるので、選別部17の乾燥を促進して、湿りによる選別効率の悪化を防止できる。
Further, when the
また、前記風向変更手段は、前記吸入量調整手段により調整される吸入量に応じて、前記吐出口57からの吐出方向を変更可能とするので、選別風の分布の大きな乱れを防止して、良好な選別を維持できる。
Further, the wind direction changing means can change the discharge direction from the
17 選別部
26 唐箕ファン
33 チャフシーブ
52 エンジン
55R 吸入口
56 唐箕ファンケース
57 吐出口
59R 第一唐箕シャッタ
60 角度センサ
80R 第一風向板
82R 第一風向板モータ
165 コントローラ
166 湿材モード切替スイッチ
167 選別調整ダイヤル
170 チャフシーブ開度変更機構
171R 第一唐箕シャッタ開度変更機構
201 コンバイン
17
Claims (4)
エンジンを冷却した後の冷却風を吸入可能として風選別を行う唐箕ファンと、
刈取穀稈量を検知する手段と、
前記唐箕ファンの吸入を調整する吸入調整手段と、
前記唐箕ファンを被装すると共にその吐出口を形成する唐箕ファンケースと、
前記吐出口より吐出される吐出風の向きを変更する風向変更手段と、
制御手段
を具備するとともに、
湿材モード切換手段を具備し、
該湿材モード切換手段の切換と穀稈量に応じて、吸入調整手段と風向変更手段を変更する
ことを特徴とするコンバイン。 A combine that threshs cereals harvested by a reaping unit and performs oscillating and wind sorting on the threshed grain,
A tang fan that performs wind sorting by allowing cooling air after cooling the engine to be inhaled,
Means for detecting the amount of harvested cereal meal;
Inhalation adjusting means for adjusting the inhalation of the Kara fan;
A tang fan case that covers the tang fan and forms its outlet;
Wind direction changing means for changing the direction of the discharge air discharged from the discharge port;
Having control means,
Comprising wet material mode switching means,
The combine characterized by changing the suction adjusting means and the wind direction changing means in accordance with the switching of the wet material mode switching means and the amount of cereal.
ことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 The suction adjusting means is provided at the engine side inlet and the outside air inlet of the tang fan, and controls to open the engine side inlet and close the outside air inlet during the wet material mode. The combine according to claim 1.
ことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 The suction adjusting means is provided at the engine side inlet and the outside air side inlet of the tang fan, and the suction amount adjusting means opens the engine side inlet when the amount of the harvested culm becomes less than a set value, The combine according to claim 1, wherein the combiner is controlled to close the inlet.
ことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。 The combine according to claim 1, wherein the wind direction changing unit is capable of changing a discharge direction from the discharge port in accordance with an amount of suction adjusted by the suction adjusting unit.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007171176A JP2009005640A (en) | 2007-06-28 | 2007-06-28 | Combine harvester |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200488982Y1 (en) * | 2017-12-15 | 2019-04-12 | (주)선진산업기계 | Grain opening and closing gate |
JP7131650B1 (en) * | 2021-04-28 | 2022-09-06 | 井関農機株式会社 | Threshing device |
-
2007
- 2007-06-28 JP JP2007171176A patent/JP2009005640A/en active Pending
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