JP2009005529A - 電源システム、電源システムの電力供給制御方法及びその電力供給制御プログラム - Google Patents

電源システム、電源システムの電力供給制御方法及びその電力供給制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電源装置の停止時に、蓄電装置の状態を確実に監視することで、バックアップ機能をできる限り持続させることができる電源システム、電源システムの電力供給制御方法、及び、電源システムの電力供給制御プログラムを提供する。
【解決手段】負荷装置200に電力を供給する電源装置100と、電源装置100の停止時に、電源装置100に代わって、負荷装置200に電力を供給する蓄電装置300と、蓄電装置300の状態を監視し、蓄電装置300の異常状態を検出することにより、蓄電装置300から負荷装置200への電力供給を制御する制御部500とを備え、制御部500は、電源装置100の停止が予測される災害情報が取得されると、蓄電装置300の状態を監視する監視周期を短縮する電源システムである。
【選択図】図1

Description

本発明は、商用電源等の電源装置が停止した際に電力を供給する蓄電装置を備えた電源システム、その電源システムの電力供給制御方法及び、その電源システムの電力供給制御方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
近年、蓄電装置は商用電源のバックアップ用電源として注目され利用されている。バックアップ電源は、商用電源が正常に動作している場合には充電され、商用電源が異常の場合には、商用電源に代わって機器に電力を供給し続ける。このような例としてはUPS(Uninterruptible Power Supply)が挙げられる。商用電源が停電時にバックアップ電源からの出力に瞬間的に切り替えることにより、使用中のコンピュータや記憶装置、サーバー等のネットワーク機器などが停止することを未然に防止している。このような蓄電装置を組み合わせたバックアップ用電源では、蓄電装置の充電状態(State Of Charge)を示す残存容量(以下、「SOC」と呼ぶ。)を高い状態に維持するように制御が行なわれている。
また、蓄電装置は、例えば太陽電池などの発電装置と組み合わされ、電源システムとして利用されることがある。発電装置は、太陽光、風力、水力といった自然エネルギーを用いて電力を発電する。このような蓄電装置を組み合わせた電源システムは、余剰な電力を蓄電装置に蓄積し、負荷装置が必要な時に蓄電装置から電力を供給することによって、エネルギー効率の向上を図っている。
かかる電源システムの一例としては、太陽光発電システムが挙げられる。太陽光発電システムでは、太陽光による発電量が負荷装置の消費電力量よりも多い場合には、余剰電力で蓄電装置に充電が行われる。逆に、発電量が負荷装置の消費電力量よりも少ない場合には、不足の電力を補うために蓄電装置から放電された電力が負荷装置に供給される。このように、太陽光発電システムにおいては、従来利用されていなかった余剰電力を蓄電装置に蓄積できるため、従来の電源システムに比べてエネルギー効率を高めることができる。
このような原理は、エンジンとモータを用いたハイブリット自動車(Hybrid Electric Vehicle、以下、「HEV」と呼ぶ。)でも利用されている。HEVは、走行に必要な動力に対してエンジンからの出力が大きい場合には、余剰の電力で発電機を駆動して蓄電装置を充電する。また、HEVは、車両の制動や減速時には、モータを発電機として利用することで蓄電装置を充電する。
さらに、夜間電力の有効活用をした負荷平準化電源やプラグインハイブリット車が注目されている。負荷平準化電源は電力消費が少ないシステムである。電力料金が安い夜間に蓄電装置に電力を貯蔵し、電力消費がピークとなる日中に貯蔵した電力を活用する。電力の消費量を平滑化することにより、電力の発電量を一定にし、電力設備の効率的運用や設備投資の削減に貢献することを目的としている。
一方、プラグインハイブリット車は夜間電力を活用するものである。燃費が悪い市街地走行時には蓄電装置から電力を供給するEV走行を主体とし、長距離走行時にはエンジンとモータを活用したHEV走行を行う。プラグインハイブリット車はトータルのCOの排出量の削減を目的としている。
さらに、エレベータでは、乗りものかごとつりあいおもりとを備えることで、運転中に必要な電力消費量を抑制したハイブリットエレベータが開発されている。一般的にこのようなエレベータシステムでは、電動機の発電作用により余剰電力を効率良く蓄電装置に充電するため、SOCが100%にまで増大しないように充電制御され、必要な時に電動機に電力を供給するため、SOCが0(ゼロ)にまで低下しないように放電制御される。具体的には、通常、蓄電装置のSOCが20〜80%の範囲で推移するように制御が行なわれている。
このようなハイブリットエレベータは、蓄電装置の電力を停電時に活用することで、運転中に停電等の異常状態が発生した場合に、蓄電装置からエレベータを駆動するための電力を供給し、最寄りの階あるいは任意の階までエレベータを運転して、かごの内の乗客を安全に救出するようにしている。
上記の電源システム等に搭載される蓄電装置は、複数の蓄電素子(単電池、単位電池等)を直列に接続することによって構成されている。このため、このような電源システムでは、蓄電装置や、蓄電装置を構成する各蓄電素子を所定のサンプル周期で監視し、蓄電素子に異常が発生した場合に、蓄電装置に入出力される電力を停止し、蓄電素子の過放電や過充電による劣化を防止している。
このような蓄電装置の制御方法として、例えば特許文献1には、二次電池の電力値を所定周期毎に計測し、その計測結果から二次電池の異常を判定することにより、二次電池を過放電や過充電から保護する制御方法が開示されている。
特開2006−136101号公報
しかしながら、特許文献1に開示された制御方法では、二次電池の電圧と電流の計測、それら計測結果に基づく二次電池の電力値の演算、及び、その演算結果に基づく二次電池の異常判定を、所定の周期毎にすべて実行しなければならない。さらに、これらの処理は二次電池の正常時においても当然に実行されるため、これらの処理を制御するマイクロコンピュータには非常に大きな負荷が掛かることになる。このため、上記のような処理を行う周期が短くなった場合においては、一定の時間内にすべての処理を完了させることが困難となってしまう。
特に、蓄電装置が危険な状態になる直前までエネルギーの供給が要求されるバックアップ用途では、蓄電装置の状態をリアルタイムで監視できなくなると、蓄電装置を危険な状態に至らしめる可能性があった。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、災害などにより電源装置が停止した場合に、蓄電装置の状態の監視を確実に実行することにより、バックアップ機能をできる限り長期間に渡り持続させることができる電源システム、電源システムの電力供給制御方法、及び、電源システムの電力供給制御プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る電源システムは、負荷装置に電力を供給する電源装置と、前記電源装置の停止時に、前記電源装置に代わって、前記負荷装置に電力を供給する蓄電装置と、前記蓄電装置の状態を監視し、前記蓄電装置の異常状態を検出することにより、前記蓄電装置から前記負荷装置への電力供給を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記電源装置の停止が予測される災害情報が取得されると、前記蓄電装置の状態を監視する監視周期を短縮する。
本発明に係る電源システムによれば、電源装置の停止が予測される場合に、蓄電装置の状態を監視する監視周期を短縮することにより、負荷装置への電力供給により蓄電装置が危険な状態に入ったとしても、その蓄電装置の異常状態を確実に検出することができる。このため、蓄電装置を危険な状態に至らしめること無く、蓄電装置による負荷装置への電力供給をできるだけ長く持続することができる。
前記制御部は、前記蓄電装置の異常状態を検出すると、前記電源装置から前記蓄電装置への充電電力及び前記蓄電装置から前記負荷装置への放電電力を低下させることにより、前記蓄電装置から前記負荷装置への電力供給を制御することが好ましい。
この場合、蓄電装置が異常状態であっても、蓄電装置に入力される充電電力及び蓄電装置から出力される放電電力の低下により、蓄電装置に入出力される電力が所定の範囲内に制限される。この結果、蓄電装置の入出力電力の増大により蓄電装置が危険な状態に至ることを防止できる。
上記の電源システムにおいて、前記制御部は、前記災害情報を取得する情報取得部と、前記蓄電装置の状態を前記監視周期で監視し、前記蓄電装置の異常状態を検出する第1の異常検出部と、を有し、前記電源装置の通常動作時に、前記監視周期として第1の周期が設定され、前記災害情報が取得されると、前記監視周期として前記第1の周期よりも短い第2の周期が設定されることが好ましい。
この場合、情報取得部により災害情報が取得されるので、電源装置の停止の予測に合わせて監視周期を短縮することができる。
上記の電源システムにおいて、前記制御部はさらに、前記蓄電装置の充電状態を所定の範囲で維持するために、前記蓄電装置を充電する際の目標値とすべき前記蓄電装置の充電状態を示す第1の目標状態量及び前記蓄電装置を放電する際の目標値とすべき前記蓄電装置の充電状態を示す第2の目標状態量を設定する充放電管理部、を有し、前記災害情報が取得されると、前記第1の目標状態量を上昇させ、前記第2の目標状態量を低下させることにより、前記蓄電装置による前記負荷装置への電力供給量を増大させることが好ましい。
この場合、電源装置の停止が予測される場合に蓄電装置の第1の目標状態量を上昇させ、第2の目標状態量を低下させることにより、災害時等に負荷装置への電力供給量を一時的に増大させることができる。
上記の電源システムにおいて、前記制御部はさらに、前記災害情報の取得時における前記蓄電装置の状態の監視及び前記蓄電装置の異常状態の検出を実行する第2の異常検出部、を有し、前記第1の異常検出部は、前記電源装置の通常動作時における前記蓄電装置の状態の監視及び前記蓄電装置の異常状態の検出を実行するが好ましい。
この場合、電源装置の停止が予測された場合における蓄電装置の状態監視及び蓄電装置の異常状態の検出のみを実行する第2の異常検出部を別途設けることにより、これらの処理を第1の監視周期より短い第2の監視周期でも確実に完了させることが可能となる。
上記の電源システムにおいて、前記電源システムはさらに、前記蓄電装置と前記電源システムとの間の電気的接続を切断可能な開閉部、を備え、前記制御部はさらに、前記災害情報が取得されると、所定時間経過後に、前記開閉部による前記蓄電装置と前記電源システムとの間の電気的接続の切断を実行させる開閉実行部、を有することが好ましい。
この場合、負荷装置へ所定の電力量が供給された後に、蓄電装置を電源システムから電気的に切断されるので、蓄電装置が過放電などによる危険な状態に陥ることを確実に防止して、蓄電装置や、電源システム自体の安全性を確保できる。
本発明に係る電源システムの電力供給制御方法は、負荷装置に電力を供給する電源装置の停止時に、前記電源装置に代わって、前記負荷装置に電力を供給する蓄電装置を備え、前記蓄電装置の状態を監視し、前記蓄電装置の異常状態を検出することにより、前記蓄電装置から前記負荷装置への電力供給を制御する電源システムの電力供給制御方法であって、前記電源装置の通常動作時に、前記蓄電装置の状態を監視する第1の監視周期で前記蓄電装置の状態を監視し、前記蓄電装置の異常状態を検出するステップと、前記電源装置の停止が予測される災害情報が取得されると、前記第1の監視周期よりも短い第2の監視周期で前記蓄電装置の状態を監視し、前記蓄電装置の異常状態を検出するステップとを備える。
本発明に係る電源システムの電力供給制御方法によれば、電源装置の停止が予測された場合に、蓄電装置の状態を監視する監視周期を短縮することにより、負荷装置への電力供給により蓄電装置が危険な状態に入ったとしても、その蓄電装置の異常状態をより迅速に検出することができる。このため、蓄電装置を危険な状態に至らしめること無く、蓄電装置による負荷装置への電力供給をできるだけ長く持続することができる。
本発明に係る電源システムの電力供給制御プログラムは、負荷装置に電力を供給する電源装置の停止時に、前記電源装置に代わって、前記負荷装置に電力を供給する蓄電装置を備え、前記蓄電装置の状態を監視し、前記蓄電装置の異常状態を検出することにより、前記蓄電装置から前記負荷装置への電力供給を制御する電源システムの電力供給制御プログラムであって、前記電源装置の停止が予測される災害情報を取得する情報取得部と、前記蓄電装置の状態を監視する監視周期で前記蓄電装置の状態を監視し、前記蓄電装置の異常状態を検出する異常検出部としてコンピュータを機能させ、前記異常検出部は、前記電源装置の通常動作時に、第1の監視周期で監視し、前記災害情報が取得されると、前記第1の監視周期よりも短い第2の監視周期で監視する。
本発明に係る電源システムの電力供給制御プログラムによれば、電源装置の停止が予測された場合に、蓄電装置の状態を監視する監視周期を短縮することにより、負荷装置への電力供給により蓄電装置が危険な状態に入ったとしても、その蓄電装置の異常状態をより迅速に検出することができる。このため、蓄電装置を危険な状態に至らしめること無く、蓄電装置による負荷装置への電力供給をできるだけ長く持続することができる。
本発明によれば、電源装置の停止時に、蓄電装置の状態の監視を確実に実行することにより、バックアップ機能をできる限り長期間に渡り持続させることができる電源システム、電源システムの電力供給制御方法及びその電力供給制御プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、同一部分には同一符号を付し、図面で同一の符号が付いたものは、説明を省略する場合もある。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る電源システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態に係る電源システム10は、電源装置100と、蓄電装置300と、充放電制御装置400と、電力供給制御装置500と、総合制御ECU(Electronic Control Unit)600と、を備える。電源システム10は、例えば、自然エネルギーから電力を発電する発電装置を用いた電源システムや、負荷平準化電源、プラグインハイブリット車といった夜間電力を活用した蓄電装置を備える電源システム、UPSやハイブリットエレベータなどのように通常電源をバックアップする電源システムであってもよい。
電源装置100は、例えば商用電源であり、また、エンジンを動力源とする発電機等も含まれる。負荷装置200は、電力の供給により駆動される各種の負荷を含む。
蓄電装置300は、電源装置100からの余剰電力や負荷装置200で発生する回生電力を貯蔵し、その貯蔵された電力を負荷装置200に必要に応じて供給する。蓄電装置300は、N個の蓄電素子ブロックB1、B2,・・・、BNを直列に接続して構成されている。また、蓄電素子ブロックB1、B2、・・・、BNのそれぞれは、複数個の蓄電素子301を電気的に直列に接続して構成されている。各蓄電素子301としては、ニッケル水素電池などのアルカリ蓄電池、リチウムイオン電池などの有機電池、及び電気二重層キャパシタを用いることができる。尚、蓄電素子ブロックの数N、蓄電素子301の数は特に限定されるものではない。なお、蓄電装置300は、少なくとも一つの蓄電素子から構成された蓄電素子ブロックB1、B2、・・・、BNのことをいうものとする。もちろん、その個数や接続関係は図1に限定されるものでなく、少なくとも一つの蓄電素子を組み合わせたものであればよい。
充放電制御装置400は、蓄電装置300の充放電を制御する。電源装置100、負荷装置200及び蓄電装置300のそれぞれと接続され、電源装置100から蓄電装置300への充電、及び蓄電装置300から負荷装置200への放電を制御する。充放電制御装置400は、負荷装置200の消費電流が急激に増大した場合、または、負荷装置200から要求される電力が所定値を越える場合、その不足分の電力を蓄電装置300から負荷装置200に放電する。
充放電制御装置400による充放電制御は、通常、蓄電装置300のSOCが20〜80%程度の範囲内に入るように行われる。ただし、夜間電力の有効活用をした負荷平準化電源やプラグインハイブリット車等では、SOCが100%の状態まで充電され、負荷装置でエネルギーが必要な時に放電されるように制御される。
電力供給制御装置500は、電源装置100の停止時に、蓄電装置300から負荷装置200への電力供給を制御する。
総合制御ECU600は、充放電制御装置400及び電力供給制御装置500と接続されて、電源システム10全体を制御する。
次に、電力供給制御装置500について説明する。図1において、電力供給制御装置500は、電圧測定部501と、電流測定部502と、温度測定部503と、通信部504と、第1の制御部505と、第2の制御部506と、第1の切換部507と、第2の切換部508と、を備える。
電圧測定部501は、蓄電装置300の電圧値を測定する。具体的には、電圧測定部501は、蓄電装置300のN個の蓄電素子ブロックB1、B2、…、BNのそれぞれの端子電圧V0、V1、V2、…、VN−1、VNを所定の周期で時系列的に測定する。測定した蓄電素子ブロック毎の端子間電圧をアナログ信号からデジタル信号に変換し、ブロック毎の電圧データ及びその加算値を蓄電装置300の端子電圧データVDとして出力する。電圧測定部501から第1の切換部507へのデータ出力は予め定められた周期で行われる。この蓄電素子ブロック毎の端子間電圧を時系列に測定する方法としては、例えばフライングキャパシタ方式が知られている。
電流測定部502は、蓄電装置300の電流値を測定する。具体的には、電流測定部502は、電流センサ302を用いて蓄電装置300の充放電電流Iを所定の周期で測定する。測定した充放電電流をアナログ信号からデジタル信号に変換して、充電方向(+)と放電方向(−)を示す符号C(Charge)/D(Discharge)とともに充放電電流データIDとして出力する。電流測定部502から第1の切換部507へのデータ出力も、電圧測定部501からのデータ出力と同様、予め定められた周期で行われる。ここで、電流センサ302は、抵抗素子、電流変成器などで構成される。
温度測定部503は、蓄電装置300の温度を測定する。具体的には、温度測定部503は、蓄電装置300内に配置された温度センサ303を用いて蓄電装置300内の温度を所定の周期で測定する。測定された温度をアナログ信号からデジタル信号に変換して温度データTDとして予め定められた周期で第1の切換部507へ出力する。
通信部504は、第2の切換部508とECU600との間での通信を可能とする。ECU600と通信部504との通信手段は、通常のRS232Cなどのシリアル通信、CAN、LIN及びEthenetであってもよく、無線などであってもよい。
第1の制御部505は、電力供給制御装置500内の各部を制御する。例えば、電流測定部502から出力された充放電電流データIDの積算を所定期間(例えば、1日以下の期間)にわたって行い積算容量Qを算出する。この積算の際、充放電電流データIDとともに受け取った符号C/Dが充電方向(+)を示す場合、充放電電流データIDに充電効率(1よりも小さい係数、例えば0.8)を乗算する。第1の制御部505は、積算容量Qを用いて残存容量SOCを予測して記憶する。
ここでは、上記のように積算容量Qを用いてSOCを求めたが、本実施の形態はこれに限るものではない。例えば、電圧データVDと電流データIDとの複数のペアデータを充電方向(+)と放電方向(−)について取得し、これらペアデータを直線(VD−ID直線)近似した際の電圧切片である無負荷電圧Voを求め、蓄電装置300の内部抵抗及び分極成分による電圧降下を無負荷電圧Voから減算して得られた起電力Vemfを索引として、予め実験により求められている起電力−SOC特性テーブルを参照してSOCを求めることもできる。さらに、蓄電装置300の温度が大きく変化するような用途では、温度測定部503から出力された温度データTを上記の起電力−SOC特性テーブルの補正パラメータとすることもできる。
第2の制御部506は、後述するように、第1の制御部505により実行される処理のうち、電源装置100の停止時における蓄電装置300の異常状態の検出及びそれに基づく蓄電装置300の充放電管理のみを行うものである。第2の制御部506は、これらの処理の実行に特化された制御部であり、その処理内容を限定することにより第1の制御部505に対して処理能力が大幅に向上されている。
第1の切換部507は、電圧測定部501からの端子電圧データVD、電流測定部502からの充放電電流データID及び温度測定部503からの温度データTDが入力され、それらデータを第1の制御部505及び第2の制御部506のうちのいずれか一方に出力する。第1の切換部507は第1の制御部506により制御されており、第1の制御部506からの指示に基づき第1の切換部507の出力先が決定される。
第2の切換部508は、第1の制御部505及び第2の制御部506のうちのいずれか一方を通信部504を用いた統合制御ECU600との間での通信を可能にする。第2の切換部508は第1の制御部506により制御されており、第1の制御部506からの指示に基づき第1の切換部507の接続先が決定される。
次に、電力供給制御装置500の電力供給制御の処理について説明する。電力供給制御装置500は、電源装置100の停止時に蓄電装置300から負荷装置200に電力を供給する場合において、蓄電装置300の状態を監視し、蓄電装置300の電力供給力を維持するものである。以下、この電力供給制御の処理について詳細に説明する。なお、最初に、図2及び図3を用いて第1の制御部505及び第2の制御部506の構成について説明し、その後、この電力供給制御の処理手順について説明する。
まず、第1の制御部505は、上述したように、電力供給制御装置500内の各部を制御するが、上記の電力供給制御の処理を実行するために、例えば次のような構成を備える。
図2に、電力供給制御装置500の電力供給制御の処理を実現するために第1の制御部505が備えるべき構成を示す。図2において、第1の制御部505は、第1の異常検出部5051と、第1の充放電管理部5052と、情報取得部5053と、切換実行部5054と、を備える。
第1の異常検出部5051は、蓄電装置300の蓄電素子ブロックB1、B2、…、BNの状態を所定の周期により監視し、蓄電装置300の異常状態を検出する。第1の異常検出部5051は、電圧測定部501、電流測定部502及び温度測定部503から出力される電圧データVD、充放電電流データID及び温度データTDを第1の切換部507を通して適宜取得し、それらのデータVD、ID及びTDに基づいて各種の演算を行い、蓄電装置300の異常状態を検出する。例えば、第1の異常検出部5051は、蓄電装置300の電圧値が所定の期間、所定の電圧値以下であれば、蓄電装置300が過放電状態にあると判定し、蓄電装置300の異常状態を検出する。
第1の充放電管理部5052は、充放電制御装置400による蓄電装置300の充放電制御の際に利用される、蓄電装置300の状態量の目標値(以下、「目標状態量」と呼ぶ。)を設定する。充放電制御装置400は、この目標状態量に基づき、蓄電装置300の充放電を制御する。蓄電装置300の状態量は、例えば、蓄電装置300の充電状態を示すSOCであり、第1の充放電管理部5052は、必要に応じて、この目標状態量の再設定を行う。なお、設定される目標状態量は、第2の切換部508、通信部504及び統合制御ECU600を介して、充放電制御装置400に出力される。
情報取得部5053は、電源装置100の停止情報が第1の制御部505に入力されることを監視し、その停止情報を取得する。電源装置100の停止情報とは、例えば、商用電源、主電源等の停止のことをいうものとする。さらに、商用電源が停止する可能性がある災害情報を含んでもよい。災害情報とは、水害を予測する気象情報や火災情報さらに地震情報であってもよい。もちろん、上記の例に限定されるものでなく、電源装置100の停止及びそれを予測される災害情報であれば良い。
切換実行部5054は、第1の切換部507及び第1の切換部508を制御する。切換実行部5054は、第1の切換部507を制御することにより、第1の制御部505及び第2の制御部506のうちのいずれか一方に、電圧測定部501、電流測定部502及び温度測定部503から出力される電圧データVD、充放電電流データID及び温度データTDを入力する。また、切換実行部5054は、第2の切換部508を制御することにより、第1の制御部505及び第2の制御部506のうちのいずれか一方に、通信部504を用いた統合制御ECU600との通信を可能にする。
次に、図3に、電力供給制御装置500の電力供給制御の処理を実現するために第2の制御部506が備えるべき構成を示す。図3において、第2の制御部506は、第2の異常検出部5061と、第2の充放電管理部5062と、を備える。
第2の異常検出部5061は、上記の第1の異常検出部5051と同様に、蓄電装置300の蓄電素子ブロックB1、B2、…、BNの状態を所定の周期により監視し、蓄電装置300の異常状態を検出する。第2の異常検出部5061は、電圧測定部501、電流測定部502及び温度測定部503から出力される電圧データVD、充放電電流データID及び温度データTDを第1の切換部507を通して適宜取得し、それらのデータVD、ID及びTDに基づいて各種の演算を行い、蓄電装置300の異常状態を検出する。例えば、第2の異常検出部5061は、蓄電装置300の電圧値が所定の期間、所定の電圧値以下であれば、蓄電装置300が過放電状態にあると判定し、蓄電装置300の異常状態を検出する。
ここで、第2の異常検出部5061と第1の異常検出部5051との異なる点は、第2の異常検出部5061による蓄電装置300の状態監視の周期が第1の異常検出部5051よりも短く設定されている点である。上述したように、第2の制御部506は、電源装置100の停止時における蓄電装置300の異常状態の検出及びそれに基づく蓄電装置300の充放電管理のみを行うものであり、第1の制御部505に比較して、これら処理に対する処理能力が大幅に向上されている。このため、第2の異常検出部5061は、蓄電装置300の状態を第1の異常検出部5051よりも短い周期によりリアルタイムで監視することができる。したがって、電源装置100の停止時において、蓄電装置300が危険な状態になる直前まで蓄電装置300からの電力供給を持続することが可能となる。例えば、第1の異常検出部5051による蓄電装置300の状態監視は100msの周期で実行され、第2の異常検出部5061による蓄電装置300の状態監視は50msの周期で実行される。
第2の充放電管理部5062は、上記の第1の充放電管理部5052と同様に、充放電制御装置400による蓄電装置300の充放電制御の際に利用される、蓄電装置300の目標状態量を設定する。充放電制御装置400は、この目標状態量に基づき、蓄電装置300の充放電を制御する。蓄電装置300の状態量は、例えば、蓄電装置300の充電状態を示すSOCであり、第2の充放電管理部5062は、必要に応じて、この目標状態量の再設定を行う。
次に、図4を用いて、この電力供給制御の処理手順について説明する。図4は、本実施の形態に係る電力供給制御装置500の電力供給制御の処理の手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、情報取得部5053は、電源装置100の停止情報が第1の制御部505に入力されることを監視し、その停止情報を取得する(ステップS101)。ここで、電源装置100の停止情報は、統合制御部ECU600によって収集され、電力供給制御装置500に出力される。統合制御ECU600は、その内部に電源装置100の停止情報を収集するための情報収集601を備えており、外部から電源装置100の停止情報を情報収集部601を用いて収集する。電源装置100の停止情報としては、例えば、気象や、火災、地震の災害等による電源装置100の停電に関する情報であり、これらの情報を情報収集部601が収集する。また、情報収集部601が電源装置100の電力供給の停止を直接検出しても良い。
情報取得部5053により電源装置100の停止情報が取得されると、切換実行部5054は、第1の切換部507を制御することにより、電圧測定部501、電流測定部502及び温度測定部503から出力される電圧データVD、充放電電流データID及び温度データTDを第2の制御部506に入力する。また、切換実行部5054は、第2の切換部508を制御することにより、通信部504を用いた統合制御ECU600との通信を第2の制御部506との間で可能にする(ステップS102)。すなわち、第1の制御部505は、電源装置100の停止情報が取得されると、それまで第1の制御部505により実行されていた、蓄電装置300の異常状態の検出及びそれに基づく蓄電装置300の充放電管理を、第2の制御部506により実行させるべく、切換実行部5054により第1及び第2の切換部507及び508を制御する。このため、電源装置100が停止し、蓄電装置300によるバックアップ機能が実行される場合において、蓄電装置300の状態監視が、電源装置100の通常動作時よりも短い周期で、かつ、リアルタイム性を損なうことなく確実に、実行されることになる。
第2の制御部506の第2の異常検出部5061は、第1の制御部505の第1の異常検出部5051に代わって、蓄電装置300の状態監視を開始する(ステップS103)。第2の異常検出部5061は、所定の周期により蓄電装置300の状態を監視すると共に、蓄電装置300の異常状態が検出されると(ステップS103YES)、第2の制御部506は、蓄電装置300が異常状態にあることを通信部504を用いて統合制御ECU600に通知する(ステップS105)。
一方、上記のステップS103において、蓄電装置300の異常が検出されない限り(ステップS103NO)、電源装置100が復帰されるまで(ステップS104YES)、上記のステップS103の蓄電装置300の状態監視が継続される。
統合制御ECU600は、電力供給制御装置500から蓄電装置300の異常状態の通知を受け取ると、充放電制御部400を制御することにより、蓄電装置300の充放電を停止させる(ステップS106)。
このようにして、本発明の実施の形態1に係る電力供給制御の処理が実行される。
以上説明したように、本発明の実施の形態1によれば、電源装置100の停止時に、蓄電装置300の状態を監視する周期を電源装置100の通常動作時よりも短くすることにより、蓄電装置300の異常状態を速やかに、かつ、確実に検出して、蓄電装置300を停止させ、蓄電装置300を保護することができる。このため、蓄電装置300が危険な状態になる直前まで電力供給が要求される場合であっても、蓄電装置300を危険な状態に至らしめること無く、蓄電装置300によるバックアップ機能をできる限り長期間に渡り持続させることが可能となる。
本発明の実施の形態1において、図4のステップS101にて、第1の充放電管理部5052が情報取得部5053により取得された電源装置100の停止情報に基づき電源装置100の停止状態の内容を把握し、その内容に応じて蓄電装置300の目標状態量の再設定を行うようにしてもよい。蓄電装置300の目標状態量を一時的に低下させることにより、蓄電装置300の電力供給力を増大させることができる。このため、例えば、電源装置100の停止が長引く場合であれば、蓄電装置300の電力供給力を増大させることで、負荷装置200が必要とする電力を、より長期間に渡って供給し続けることが可能となる。
また、図4のステップS105にて、第2の充放電管理部5062が第2の異常検出部5061により検出された蓄電装置300の異常状態の内容を把握し、その内容に応じて蓄電装置300の目標状態量の再設定を行うようにしてもよい。この場合も、蓄電装置300の目標状態量を一時的に低下させることにより、蓄電装置300の電力供給力を増大させることができる。これにより、蓄電装置300の状態監視の周期を短くして異常を早期に検出し、蓄電装置300の異常状態に応じて、蓄電装置300の充電状態を安全な範囲に制限するので、蓄電装置300の安全性を確保しながら災害時にエネルギーを最大限に供給することが可能となる。
なお、上記のいずれの場合であっても、蓄電装置300は一時的には過放電となるが、蓄電装置300の電池特性、寿命、信頼性を損なわない範囲で実施する限り、蓄電装置300の電池特性等に影響を及ぼすことは無い。
また、本発明の実施の形態1において、例えば第1の制御部の処理能力を大幅に向上させることにより、第1の制御部505と第2の制御部506とを一体化することも可能である。この場合、第1及び第2の切換部507及び508も不要となり、電力供給制御装置500の部品点数を少なくすることができ、電源システム10の低コスト化を図ることができる。第1の制御部505と第2の制御部506とが一体化された制御部は、電源装置100の停止情報が取得されると、蓄電装置300の状態監視を電源装置100の通常動作時よりも短い周期で実行する。また、電源装置100の停止が解消された場合に蓄電装置300の状態監視の周期を通常に戻すように構成すれば良い。
さらに、本発明の実施の形態1において、電力供給制御装置500の電力供給制御の処理を実現するプログラムをマイクロコンピュータ上で実行してもよい。すなわち、マイクロコンピュータに図2に示す第1の制御部505が備える第1の異常検出部5051、第1の充放電管理部5052、情報取得部5053及び切換実行部5054、並びに、図3に示す第2の制御部506が備える第2の異常検出部5061及び第2の充放電管理部5062を実現するための電力供給制御プログラムをインストールし、その電力供給制御プログラムをマイクロコンピュータ上で実行させればよい。
この電力供給制御プログラムをマイクロコンピュータによって読み込ませ、このプログラムを実行することによって、電力供給制御装置500の電力供給制御方法を実現する。マイクロコンピュータの記憶部にこの電力供給制御プログラムをインストールし、この電力供給制御プログラムをマイクロコンピュータの演算部(Central Processing Unit:CPU)で実行させればよい。この電力供給制御プログラムをマイクロコンピュータの演算部で実行させることにより、第1の異常検出部5051、第1の充放電管理部5052、情報取得部5053、切換実行部5054、第2の異常検出部5061及び第2の充放電管理部5062が実現される。
また、本発明の実施の形態1において、充放電制御装置400に第1の制御部505及び第2の制御部506の機能を持たせることも可能である。この場合、例えば、充放電制御装置400を構成するマイクロコンピュータに上記の電力供給制御プログラムをインストールし、そのプログラムを実行させればよい。もちろん、第1の制御部505または第2の制御部506に充放電制御装置400の機能を設けても構わない。さらに、負荷装置200または統合制御ECU600に第1及び第2の制御部505及び506の機能を持たせてもよい。例えば、統合制御ECU600が第1及び第2の制御部505及び506の機能を備える構成であった場合、電力供給制御装置500は蓄電装置300の電圧、温度、電流を測定する機能等限定された機能のみを備えることになる。また、本発明の電源装置は、情報の送受信部を備えたネットワーク型の電源装置としてもよい。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。上記の実施の形態1は、電源装置100の停止情報が取得された場合に、蓄電装置300の状態監視の周期を短くすることにより、蓄電装置の状態の監視を確実に実行し、バックアップ機能をできる限り長期間に渡り持続させる電源システムに係るものであった。これに対し、本実施の形態は、電源装置100の停止情報が取得された場合に、所定の時間経過後、蓄電装置300を充放電制御装置400から強制的に切り離すことにより、蓄電装置300や電源システム10の安全性を確実に確保するものである。
図5は、本発明の実施の形態2に係る電源システムの構成を示すブロック図である。。図5に示すように、本実施の形態に係る電源システム10は、上記の実施の形態1と同様、電源装置100と、蓄電装置300と、充放電制御装置400と、電力供給制御装置500と、総合制御ECU(Electronic Control Unit)600と、を備える。本実施の形態に係る電源システム10が上記の実施の形態1と異なる点は、電力供給制御装置500が第1の制御部505に代えて第1の制御部505aを備えると共に、蓄電装置300と充放電制御部400とを結ぶ経路上に開閉部700が配置されている点である。以下、この点について説明する。
図6に、本実施の形態に係る電力供給制御装置500の電力供給制御の処理を実現するために第1の制御部505aが備えるべき構成を示す。図6において、第1の制御部505aは、上記の実施の形態1の第1の制御部505と同様に、第1の異常検出部5051と、第1の充放電管理部5052と、情報取得部5053と、切換実行部5054と、を備え、さらに、開閉実行部5055を備える。
開閉実行部5055は、情報取得部5053により電源装置100の提示情報が取得されると、その取得の時点からの経過時間を計測し、あらかじめ定められた所定時間経過後、その所定時間経過を通信部504を用いて統合制御ECU600に通知する。この通知の際、第1の制御部505aは、切換実行部5054により第2の切換部508を制御し、統合制御ECU600との間の通信を確保する。この所定時間は、電源システム10に接続される負荷装置200が必要とする電力に応じて、あらかじめ決定すればよい。もちろん、電源装置100の停止の期間に合わせて、その長短を決めても良い。
次に、図7を用いて、本実施の形態に係る電力供給制御の処理手順について説明する。図7は、本実施の形態に係る電力供給制御の処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、情報取得部5053は、電源装置100の停止情報が第1の制御部505に入力されることを監視し、その停止情報を取得する(ステップS201)。情報取得部5053により電源装置100の停止情報が取得されると、上記の実施の形態1と同様、切換実行部5054は、第1の切換部507を制御することにより、電圧測定部501、電流測定部502及び温度測定部503から出力される電圧データVD、充放電電流データID及び温度データTDを第2の制御部506に入力する。また、切換実行部5054は、第2の切換部508を制御することにより、通信部504を用いた統合制御ECU600との通信を第2の制御部506との間で可能にする(ステップS203)。その後、図4のステップS103に進むことになる。
本実施の形態ではさらに、情報取得部5053により電源装置100の停止情報が取得されると(ステップS201)、開閉実行部5055は、その取得の時点からの経過時間の計測を開始する(ステップS202)。そして、あらかじめ定められた時間経過後(ステップS204YES)、開閉実行部5055は、第2の切換部508及び通信部504を用いて、その所定時間経過を統合制御ECU600に通知する(ステップS206)。統合制御ECU600は、電力供給制御装置500からその通知を受け取ると、開閉部700を制御することにより、蓄電装置300を充放電制御装置400から切り離す。
一方、上記のステップS204において、所定時間が経過しない限り(ステップS204NO)、電源装置100が復帰されるまで(ステップS205YES)、上記のステップS204の所定時間の経過の監視が継続される。
このようにして、本発明の実施の形態2に係る電力供給制御の処理が実行される。
以上説明したように、本発明の実施の形態2によれば、電源装置100の停止時に、負荷装置200に所定量の電力供給を行った後に開閉部700を開状態にすることにより、蓄電装置300が過放電などによる危険な状態に陥ることを確実に防止して、蓄電装置300や、電源システム10自体の安全性を確保することができる。このため、負荷装置200をできる限り稼動させつつ、電源システム10の安全性が確保されることになる。
本発明の実施の形態2において、図8に示すように、開閉部700aを充放電制御装置400と負荷装置200とを結ぶ経路上に配置してもよいし、図9に示すように、開閉部700bを充放電制御装置400と電源装置100とを結ぶ経路上に配置してもよい。これらの場合、蓄電装置300が危険な状態に至った場合でも、電源装置100、負荷装置200の安全性を確保することできる。
また、電源装置100の停止が解消された場合には、統合制御ECU600は、開閉部700を制御することにより、再び、蓄電装置300と充放電制御装置400とを接続するようにすればよい。
さらに、図7のステップS204にて、所定の時間の経過前であっても、第2の制御部506により蓄電装置300の異常が検出された場合には、開閉部700により蓄電装置300を充放電制御部400から切り離すようにしてもよい。
本発明の実施の形態2において、電力供給制御装置500の電力供給制御の処理を実現するプログラムをマイクロコンピュータ上で実行してもよい。すなわち、マイクロコンピュータに図6に示す第1の制御部505が備える第1の異常検出部5051、第1の充放電管理部5052、情報取得部5053、切換実行部5054及び開閉実行部5055、並びに、図3に示す第2の制御部506が備える第2の異常検出部5061及び第2の充放電管理部5062を実現するための電力供給制御プログラムをインストールし、その電力供給制御プログラムをマイクロコンピュータ上で実行させればよい。
この電力供給制御プログラムをマイクロコンピュータによって読み込ませ、このプログラムを実行することによって、電力供給制御装置500の電力供給制御方法を実現する。マイクロコンピュータの記憶部にこの電力供給制御プログラムをインストールし、この電力供給制御プログラムをマイクロコンピュータの演算部(Central Processing Unit:CPU)で実行させればよい。この電力供給制御プログラムをマイクロコンピュータの演算部で実行させることにより、第1の異常検出部5051、第1の充放電管理部5052、情報取得部5053、切換実行部5054、開閉実行部5055、第2の異常検出部5061及び第2の充放電管理部5062が実現される。
今回開示した本発明の実施の形態は、例示であってこれに限定されるものではない。本発明の範囲は開示した内容ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明における電源システム、その電力供給制御方法及びその電力供給制御プログラムは、バックアップ電源機能を有する電源及び機器に有効であり、産業上の利用可能性を有するものである。
本発明の実施の形態1に係る電源システムの構成を示すブロック図である。 第1の制御部の構成を示すブロック図である。 第2の制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る電力供給制御の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る電源システムの構成を示すブロック図である。 第1の制御部の他の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る電力供給制御の処理手順を示すフローチャートである。 開閉部の他の配置構成を示す図である。 開閉部のさらに他の配置構成を示す図である。
符号の説明
10 電源装置
100 通常電源
200 負荷装置
300 蓄電装置
301 蓄電素子
302 電流センサ
303 温度センサ
400 充放電制御装置
500 電力供給制御装置
501 電圧測定部
502 温度測定部
503 温度測定部
504 通信部
505、505a 第1の制御部
506 第2の制御部
507 第1の切換部
508 第2の切換部
600 統合制御ECU
601 情報収集部
700、700a、700b 開閉部
5051 第1の異常検出部
5052 第1の充放電管理部
5053 情報取得部
5054 切換実行部
5055 開閉実行部
5061 第2の異常検出部
5062 第2の充放電管理部

Claims (8)

  1. 負荷装置に電力を供給する電源装置と、
    前記電源装置の停止時に、前記電源装置に代わって、前記負荷装置に電力を供給する蓄電装置と、
    前記蓄電装置の状態を監視し、前記蓄電装置の異常状態を検出することにより、前記蓄電装置から前記負荷装置への電力供給を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記電源装置の停止が予測される災害情報が取得されると、前記蓄電装置の状態を監視する監視周期を短縮することを特徴とする電源システム。
  2. 前記制御部は、前記蓄電装置の異常状態を検出すると、前記電源装置から前記蓄電装置への充電電力及び前記蓄電装置から前記負荷装置への放電電力の低下により前記蓄電装置の入出力電力を所定の範囲内に収めることにより、前記蓄電装置から前記負荷装置への電力供給を制御することを特徴とする請求項1に記載の電源システム。
  3. 前記制御部は、
    前記災害情報を取得する情報取得部と、
    前記蓄電装置の状態を前記監視周期で監視し、前記蓄電装置の異常状態を検出する第1の異常検出部と、を有し、
    前記電源装置の通常動作時に、前記監視周期として第1の周期が設定され、
    前記災害情報が取得されると、前記監視周期として前記第1の周期よりも短い第2の周期が設定されることを特徴とする請求項1に記載の電源システム。
  4. 前記制御部はさらに、
    前記蓄電装置の充電状態を所定の範囲で維持するために、前記蓄電装置を充電する際の目標値とすべき前記蓄電装置の充電状態を示す第1の目標状態量及び前記蓄電装置を放電する際の目標値とすべき前記蓄電装置の充電状態を示す第2の目標状態量を設定する充放電管理部、を有し、
    前記災害情報が取得されると、前記第1の目標状態量を上昇させ、前記第2の目標状態量を低下させることにより、前記蓄電装置による前記負荷装置への電力供給量を増大させることを特徴とする請求項3に記載の電源システム。
  5. 前記制御部はさらに、
    前記災害情報の取得時における前記蓄電装置の状態の監視及び前記蓄電装置の異常状態の検出を実行する第2の異常検出部、を有し、
    前記第1の異常検出部は、前記電源装置の通常動作時における前記蓄電装置の状態の監視及び前記蓄電装置の異常状態の検出を実行することを特徴とする請求項3に記載の電源システム。
  6. 前記電源システムはさらに、
    前記蓄電装置と前記電源システムとの間の電気的接続を切断可能な開閉部、を備え、
    前記制御部はさらに、
    前記災害情報が取得されると、所定時間経過後に、前記開閉部による前記蓄電装置と前記電源システムとの間の電気的接続の切断を実行させる開閉実行部、を有することを特徴とする請求項3〜4のいずれか1項に記載の電源システム。
  7. 負荷装置に電力を供給する電源装置の停止時に、前記電源装置に代わって、前記負荷装置に電力を供給する蓄電装置を備え、前記蓄電装置の状態を監視し、前記蓄電装置の異常状態を検出することにより、前記蓄電装置から前記負荷装置への電力供給を制御する電源システムの電力供給制御方法であって、
    前記電源装置の通常動作時に、前記蓄電装置の状態を監視する第1の監視周期で前記蓄電装置の状態を監視し、前記蓄電装置の異常状態を検出するステップと、
    前記電源装置の停止が予測される災害情報が取得されると、前記第1の監視周期よりも短い第2の監視周期で前記蓄電装置の状態を監視し、前記蓄電装置の異常状態を検出するステップと
    を備えることを特徴とする電源システムの電力供給制御方法。
  8. 負荷装置に電力を供給する電源装置の停止時に、前記電源装置に代わって、前記負荷装置に電力を供給する蓄電装置を備え、前記蓄電装置の状態を監視し、前記蓄電装置の異常状態を検出することにより、前記蓄電装置から前記負荷装置への電力供給を制御する電源システムの電力供給制御プログラムであって、
    前記電源装置の停止が予測される災害情報を取得する情報取得部と、
    前記蓄電装置の状態を監視する監視周期で前記蓄電装置の状態を監視し、前記蓄電装置の異常状態を検出する異常検出部としてコンピュータを機能させ、
    前記異常検出部は、
    前記電源装置の通常動作時に、第1の監視周期で監視し、
    前記災害情報が取得されると、前記第1の監視周期よりも短い第2の監視周期で監視することを特徴とする電源システムの電力供給制御プログラム。
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