JP2009005364A - オーディオデジタル信号の効率的な送受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】各々が第2の複数のフレームを有する第1の複数のブロックを有し、各フレームが第3の複数のサブフレームを有し、各サブフレームがプリアンブルとバイナリデータとを有するタイプのデジタルオーディオ信号を送信し受信する方法を提供する。
【解決手段】本方法は、サブフレームがフレームの第1のサブフレームであり、且つフレームがブロックの第1のフレームである、サブフレームと関連付けられプリアンブルをサーチし、次いで、各サブフレームのバイナリデータだけを各フレームにおいて送信し、その後各ブロックにおいて送信する段階とによって、デジタルオーディオ信号を効率的に送信し再構成する。好ましい実施形態において、データの送信用プロトコルは、512バイトからなるように送信される各データパケットを要求する。送信機により送信されるデータパケットは、受信機からの確認応答(ACK)パケットの送信により確認される必要がある。
【選択図】図1
【解決手段】本方法は、サブフレームがフレームの第1のサブフレームであり、且つフレームがブロックの第1のフレームである、サブフレームと関連付けられプリアンブルをサーチし、次いで、各サブフレームのバイナリデータだけを各フレームにおいて送信し、その後各ブロックにおいて送信する段階とによって、デジタルオーディオ信号を効率的に送信し再構成する。好ましい実施形態において、データの送信用プロトコルは、512バイトからなるように送信される各データパケットを要求する。送信機により送信されるデータパケットは、受信機からの確認応答(ACK)パケットの送信により確認される必要がある。
【選択図】図1
Description
本出願は、2007年5月30に出願され、その開示全体が引用により本明細書に組み込まれる米国特許出願11/809,061の一部継続出願である。
本発明は、デジタルオーディオデータの送受信方法に関し、より詳細には、オーディオデジタル信号を送信及び再構成するための効率的方法に関する。
ストリーミングデータの無線送受信は通常、クロックリカバリ及びビットクロックデータなどのクロック情報に応じて、又は関連のトラッキングループ情報によって実行される送信、処理、バッファリング、及び受信を含む。最も効率的な送信メカニズム/方式を選択する際には、例えば、典型的なシステムは、データシンク又は受信機においてパケット又はビット誤り率などの値或いは信号強度の測定を行う。しかしながら、送信メカニズム/方式は、このようなタイムドメイン観測に基づいて選択されるので、送信の選択及び多様化の可能性は限定される。これらのシステムの欠点は、利用可能な最大限の送信ダイバーシチを得るために、空間、周波数、及び時間のメカニズム/方式の組み合わせを利用できないことに関する。
ストリーミングデータを処理及び受信するための他の既存のシステムは、このような情報が極めて急激に変化する間でさえもこれらの情報を処理するように実装された特殊なトラッキング構成要素を含むことがある。しかしながら、このような構成要素は、一般に、特定用途向けハードウェアなどの複雑な及び/又は専用のハードウェアを通じて実現される必要がある。これらのような構成要素は、迅速且つ容易には開発することができず、製造後の修正が困難である。
更に、多くの既存のトラッキング構成要素は、クロックリカバリの理論に基づいて動作している。これらのシステムは、物理ビットがシステム内に同期して読み込まれるレートでのみ受信要素がトラッキングする状況を対象としているので、データはデータソースのレートに一致するレートで受信バッファから引き出される。これらのシステムは、クロックレートのトラッキングだけでは無線データの正確な受信ができないという問題には対処していない。
更に、受信機のバッファで受信されるビットを受信機において固定のクロックレートで同期読み出しする送信において、例えば媒体でエラーが存在した場合、アンダーフロー状況が発生する可能性があり、これによりデータは受信されるよりも高速にクロック制御される。
要約すると、例えばシステムの複雑さを低く維持しながらこのような欠点を克服するバッファリング及びダイバーシチ送信機能を含むことにより、ストリーミングデータを適切に送受信することができるシステム及び方法に対する必要性がある。
本発明は、各々が第2の複数のフレームを有する第1の複数のブロックを有し、各フレームが第3の複数のサブフレームを有し、各サブフレームがプリアンブルとバイナリデータとを有するタイプのデジタルオーディオ信号を送信及び受信する方法に関する。本方法は、サブフレームがフレームの第1のサブフレームであり、且つフレームがブロックの第1のフレームである、サブフレームと関連付けられプリアンブルをサーチし、次いで、各サブフレームのバイナリデータだけを各フレームにおいて送信し、その後各ブロックにおいて送信する段階とによって、デジタルオーディオ信号を送信し、再構成する。
本明細書の一部を構成する添付図面は、本発明の種々の実施形態及び態様を示しており、この記述と共に本発明の原理を説明する。
ここで本発明について詳細に述べ、その実施例が添付図面に示されている。以下の説明で記載される実施は、請求項に記載された発明と一致する全ての実施を表すものではない。代わりにこれらの実施は、単に本発明に関連する特定の態様に一致する幾つかの実施例に過ぎない。同じ又は同様の要素を示すために図面全体にわたって可能な限り同じ参照数字が用いられる。
ここで本発明について詳細に述べ、その実施例が添付図面に示されている。以下の説明で記載される実施は、請求項に記載された発明と一致する全ての実施を表すものではない。代わりにこれらの実施は、単に本発明に関連する特定の態様に一致する幾つかの実施例に過ぎない。同じ又は同様の要素を示すために図面全体にわたって可能な限り同じ参照数字が用いられる。
ストリーミングデータを送信、処理、及び受信するために数多くのシステム及び環境が使用される。このようなシステム及び環境の実施例は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、或いはハードウェア、ファームウェア、及び/又はソフトウェアの組み合わせから構成されるデバイスである。これらのシステム及び環境は、送信機、送受信機、受信機、及び/又はこれらの組み合わせを含む様々な要素を通じて実施することができる。
図1は、本発明に関連する特定の態様による例示的なシステムのブロック図を示している。図1に示されるように、システムは、少なくとも1つの無線データソース110及び少なくとも1つの無線データ受信機120を含むことができる。このようなシステム内部では、無線データ送信機110は、データソース130及びソースデータバッファ140から構成することができる。同様に、無線データ受信機120は、受信データシンク160及び受信データバッファ150から構成することができる。本発明に関連する幾つかの態様によれば、データは、複数のアンテナ、複数の周波数、及び/又は複数のチャンネル符号を含む多様な送受信手段を通じて、ソースと受信機との間で無線伝送することができる。本明細書で用いられる用語「チャンネル符号」又は「複数のチャンネル符号」とは、波形又は波形変調の種類、送信データに適用される前方誤り訂正、及び/又は他の時間又は変調関連波形符号化を意味する一般用語である。
このような例示的な形態では、複数の「N」個のアンテナが無線データ送信機110及びデータ受信機120の両方に存在することができる。図1に示されるように、アンテナは、無線データ送信機110では「T」で(すなわちT1からTNまで)、データ受信機120では「R」で示される(すなわちR1からRNまで)。様々な周波数上での送信に関して、データソース及びデータ受信機は、本明細書では文字「F」で示されるM個の周波数(すなわちF1からFMまで)の何れか1つを用いるように構成することができる。同様に、様々なK個のチャンネル符号の何れかを使用することは、本明細書では文字「C」で示される(すなわちC1からCKまで)。
本明細書では、本発明の態様はダイバーシチ送信技術と関連して用いることができる。アンテナは通常は空間次元とみなされ、周波数は周波数次元、及びチャンネル符号は時間次元とみなすことができる。本発明と関連してこれらの種々の形態を使用することに関して、複数のアンテナ、周波数、及び/又はチャンネル符号は、ダイバーシチ選択対象における選択肢とみなすことができる。これらの次元及びそれぞれのパラメータの組み合わせを変えることで、本システムにおいてダイバーシチの変更が発生する。通常、データ受信機120がダイバーシチ選択肢を選ぶことによって決定するが、本発明の特定の態様では、無線データ送信機110がマスタとなり、ダイバーシチ選択を行うことができる。
図1を参照すると、無線データ送信機110及びデータ受信機120は、ソースデータバッファ140及び受信データバッファ150などの1つ又はそれ以上のバッファリング構成要素を含むことができる。本発明の態様によれば、種々の特徴及び利点を実施するために、これらのバッファレベルが監視される。例えば、データ送信及びデータストリーミングに関しては、データ関連のバッファレベルを用いて複数の次元においてダイバーシチを選択することができる。更に、以下でより詳細に取り上げるデータ受信及び関連の受信構成要素に関しては、データ受信、処理、及び復号は、データソース及びデータ受信機の両方のバッファレベル、並びにこれらの集約に応じて達成することができる。
図2を参照すると、図1に示された無線送信及び受信機システムのより詳細なブロック図が示されている。図2に示されるように、送信側は、発振器210により制御されるクロックレートで第1又は送信側バッファ140にデータを送信するデータソース130を含む。次いで、データは、第2又は受信バッファ150に無線送信され、最終的にはデータシンク160により受信及び処理され、このデータシンクもまた関連付けられる自己発振器220を有することができる。既存のシステムを超える新しい方式を提供する特定のデータレートトラッキングの制御及びバッファのオーバー/アンダーフロー機能などのような、受信側発振器220の制御、フィードフォワード、フィードバック、その他の制御を含む処理及び制御機能を達成するために制御パス230が提供される。
既存のシステムでは、例えば、送信側データソース130が、発振器210により決定される固定レートで第1バッファ140にデータを連続して送信する。次に、第1データバッファ140は通常は、データのオーバーフローを回避するためにその内容を第2バッファ150に送信する。次いでデータシンク160が、発振器220により決定される一定のレートで第2バッファ150からデータを引き出す。しかしながら、多くの場合、発振器210、220の周波数オフセットが、このようなシステムにエラーをもたらすことがある。例えば、データシンク160が第2バッファ150から極めて低速でデータを引き出す場合には、これはデータのオーバーフロー問題を生じさせる可能性がある(例えば、第2バッファ150内の記憶領域が不十分であることに起因してデータが欠落する、その他)。逆に、データシンク160が第2バッファ150から極めて高速でデータを引き出す場合、これはデータのアンダーフロー問題を生じさせる可能性がある(例えば、第2バッファ150から読み出されるデータが不十分/不完全であることに基づくデータシンク160に対する無効データの生成及び提供、その他)
他の既存のソリューションもエラーをもたらす。例えば、第2バッファ150が不足している状況では、アンダーフローを回避するために第2バッファ150を単純に用いて受信側発振器220を低速にすることは理想的でない。同様に、第2バッファ150がほとんどいっぱいである場合にオーバーフローを回避するために受信側発振器220を高速にすることは、理想的なソリューションを提供することはできない。ここではまた、例えば伝送媒体が不完全である理由から、こうした単純なソリューションでは、受信側発振器220の満足できる調整を達成することができない。
図2に戻ると、第2発振器220に処理情報を提供する及び/又は第2発振器220を制御することができる制御パス230が提供され、その結果、データシンク160のトラッキング処理をデータ送信又はレート情報、バッファレベル、その他などの追加データに応じて実施することができる。結果として、バッファのオーバーフロー及び/又はアンダーフローを回避する画期的なシステム及び方法をもたらす改善されたトラッキング処理が実現される。最初に、位相ロックループ(PLL)などのクロックリカバリ要素の代わりにバッファレベルに応じてトラッキングすることで、ハードウェア設計において有意な節約が可能である。例えば、クロックリカバリ形態では、ビットクロックが極めて高速なレートで変化し、これは、一般には特定用途向けハードウェアでトラッキングループ全体を実施しなければならないことを意味する。しかしながら、図2のシステムによれば、バッファレベルに基づくトラッキングアルゴリズムは、ソフトウェアを通じて容易に実施される。クロックレートに比べるとバッファレベルが変化するレートはより低速であるので、本明細書で記載されるソフトウェア及び他のより柔軟な構成要素は、バッファレベルを監視して適切なトラッキング制御を行うことができる。従って、ソフトウェアなどの非特定的な設計は、開発並びに製造後の修正も遙かに容易になるので、バッファレベルトラッキングは、ハードウェアベースのクロックリカバリループなどの既存の特定用途向けハードウェアに優る有意な利点をもたらす。
本発明の特定の態様によれば、より堅牢なトラッキング制御機能が、集約バッファレベルに応じて実施される。例えば、集約バッファレベルとは、送信バッファ140と受信バッファ150との合計とすることができる。このような集約バッファレベルの機能性に一致する特徴は、受信バッファ150のバッファレベルの増減の根底にあるデータフロー原因に関する情報を含む、様々な利点をもたらす。この情報により、データソース130からの入力レートがデータシンク160の出力レートに一致すべきである、リアルタイム又はライブデータストリーミング、無線オーディオ及び/又はビデオ伝送、その他などのより高度なデマンドデータ伝送を可能にする。
更に、本発明は、確認応答及び/又はパケット転送の保証に関するプロトコルを含む。送信される全てのパケットについてのデータ受信機からの確認応答を要求することでデータ転送を保証するような、例示的なプロトコルについて以下でより詳細に説明する。これらのプロトコルから生じる利点は、信号フェージング、マルチパス伝搬、及び信号干渉などの困難な伝送の期間中でも集約バッファレベルを一定に保持することができることを含む。更に、このようなプロトコルにより、受信バッファに関連する特徴及び観測はまた、例えばシステムのダイバーシチ送信態様に関する十分な情報を提供することもできる。最終的に、本発明の特徴により、全ての伝送誤りをバッファ内のデータ量に影響を与える伝送輻輳として扱うことが可能になる。
図3を参照すると、無線データ送信機110の一実施形態のより詳細なブロックレベル図が示されている。データソース130の一実施形態は、DVDプレーヤを含むことができる。当然ながら、限定ではないが、CD、MP3プレーヤ、空中伝送、HDTV、その他などを含む他のあらゆるデータソースは全て、データソース130として使用することができる。好ましい実施形態では、公開された国際IEC 60958標準規格でもあるS/PDIF(ソニー/フィリップスデータインタフェース)規格に従って、データソース130からのオーディオ信号がデータバッファ140に供給される。
データバッファ140は、データソース130からオーディオ信号を受信するためにオーディオインタフェース回路142を備える。オーディオインタフェース回路142から、デジタル化されたオーディオ信号が送信バッファ144又はSRAM又はシリアルレジスタ144に供給される。以下でより詳細に説明されるように、送信バッファ144のレベルが監視され、データ受信機120に送信される。デジタルオーディオ信号は次に送受信機146に供給され、該送受信機は、第1アンテナTxを通じてデジタル信号をパケットで送出する。
図4を参照すると、データ受信機120の一実施形態のより詳細なブロックレベル図が示されている。データ受信機120の一実施形態は、無線データ送信機110から信号を受信するため、及び確認応答データを無線データ送信機110に送信するために受信機アンテナRxを含むことができる。信号は送受信機156により処理され、送受信機が該信号を復調してデジタル信号を生成し、このデジタル信号が受信機データバッファ150に供給される。信号は、受信機データバッファ150からオーディオインタフェース回路152に供給され、この回路がスピーカー162に信号を供給する。バッファ150からのデジタル信号はまた、オーディオインタフェース回路152を制御する発振器220にも供給される。
図8を参照すると、本発明の無線送信機110又は無線データ受信機120のブロック図が示されている。好ましい実施形態では、(以下で議論されるように)データ受信機120はまた、確認応答(ACK)パケットを送信し、すなわち、受信機120は送受信機であり、無線送信機110もACKパケットを受信する。従って、(図9に示される)プロセッサ366の動作を制御するソフトウェアを除けば、無線送信機110と無線受信機120のハードウェア構成要素は同じである。従って、図8に示されるように、送信機110/受信機120は、フラッシュメモリチップ310並びにRF送受信機320とインタフェースするベースバンド及びコントローラチップ300を備える。デジタル信号がベースバンド及びコントローラチップ300に供給される。信号は、コントローラチップ300からRF送受信機320に供給され、次いで信号は(更なる増幅のために)RF電力増幅器330に供給され、最後にアンテナスイッチ340を通じてアンテナ350の1つに供給される。
図9にコントローラチップ300がより詳細に示されている。コントローラチップ300は、デジタル信号を受信するシリアル/パラレルインタフェース360を備える。デジタル信号は次にバス362に供給される。デジタル信号は、バス362から、プロセッサ366、ブータ364、pRAM368、MIC(Modem Interface Controller、モデムインタフェースコントローラ)380、ベースバンドモデム370、及びSPDIFインタフェース372を含むコントローラチップ300の種々の構成要素に供給される。プロセッサ366は、以下で説明されるソフトウェアを実行する。ブータ364は、プロセッサ366のための起動用ソフトウェアを含む不揮発性メモリチップである。チップ300の外部のフラッシュ310又はブータ364の何れかがまた、以下で説明される方法をプロセッサ366が実行するソフトウェアのコードを含むことができる。pRAM368又はプログラムRAMは、プロセッサ366の動作中にキャッシュとして主に使用される揮発性メモリであり、6T SRAMセルからなる。MIC380は、ベースバンドモデム370とdRAM382との間のブリッジとして機能する。MIC380は、これら2つの回路ブロック間のデータ移動を制御する。ベースバンドモデム370は、データの無線伝送に必要なデジタル変調及びデジタル復調の機能を実行する。ベースバンドモデム370は、当該分野で公知のクロックポート及びデータポートのシリアルインタフェースにおいてMIC380とインタフェースする。コントローラチップ300はまた、dRAM382、DMA−IF384、及びI2S378といった構成要素も含む。これらの構成要素の各々の機能は以下の通りである。dRAM382は、MIC380の揮発性記憶装置としての役目を果たす。これは通常、6T SRAMを用いて実現される。DMA−IF384は、プロセッサ366を経由せずにdRAM382から内容物を取り出すように設計されたダイレクトメモリアクセスデバイスである。DMA−IF384により取り出されたデータは、I2S378に供給される。I2S378は、チップのI/Oピンに接続するIC間サウンド(Inter−IC sound)回路である。データシンク160の場合、取り出されるデータは、I/Oピンに接続されているI2S378に進み、このI2S378がこのデータを別のチップに供給する。データソース130の場合、I2S378は入力インタフェースとしての役目を果たすので、DMA384は、I2S378からデータを転送してdRAMブロック382に直接データを書き込む。
図5を参照すると、無線データ送信機110とデータ受信機120との間の信号の送受信におけるプロトコルが全体的に示されている。無線データ送信機110は、PSN110と示されたPSN(Packet Serial Number、パケットシリアル番号)を有し、データ受信機120は、PSN120のPSNを有する。動作開始時には、PSN110=PSN120である。次いで、無線データ送信機110が(PSN110と表記された)最初のパケットをデータ受信機120に送信する。データ受信機120は、パケットPSN110を受信して、CRC32などのチェックサム又はあらゆる数の他の公知の誤り訂正技術を用いて、パケットPSN110の妥当性確認を試みる。データパケットが正しい場合、データ受信機120は、ACKパケットを無線データ送信機110に返す。更に、データパケットが正しく、且つ(データパケットから抽出された)PSN110がPSN120に等しい場合、つまり、データ受信機120が期待しているものを取得したことを意味するので、PSN120は1だけ増えて、これに応じて関連データバッファのアドレスポインタが移動する。データパケットが誤っている場合、データ受信機120は何も行わない。無線データ送信機110は、チェックサムCRC32又は他の何れかの公知の誤り訂正技術を用いてACKパケットの妥当性確認を試みる。ACKパケットが正しい場合、これはこのパケット/ACK反復が完全に完了したことを意味し、PSNは1だけ増えて、これに応じて関連データバッファのアドレスポインタが移動することになる。ACKパケットが誤っている場合、PSN110は変更されないままであり、これは、送信する次のパケットが同じままであることを意味する。
無線システムの動作において、無線データ送信機110とデータ受信機120との間で伝送されるデジタルデータは、前述のように個別のクロック、すなわち発振器210及び220により制御されるので、バッファ140及び150に格納される送信データパケットと受信データパケットとの間に不一致が生じる場合がある。具体的には、オーバーフロー又はアンダーフロー状況が発生する可能性がある。このような状況を回避するために、本システムでは、データソースバッファ140内の格納レベルがデータ受信機120に送信されるという方法が考案された。更に、データ受信機バッファ160内の格納レベルも判断される。集約バッファレベル、すなわち2つのレベルの合計が計算される。合計又は集約バッファレベル(Aggregate Buffer Level、ABL)は、一定か又は特定の範囲内に維持される。
図6を参照すると、ABLを維持し、これによってオーバーフロー又はアンダーフロー状況を回避する方法のフローチャートが示されている。具体的には、好ましい実施形態では、4つの閾値を用いて二重閾値低ジッタの発振器トラッキングを行う。以下の定義は、図6に示されるチャートに関する。
LH=高閾値
LL=低閾値
LP=正常範囲の高閾値
LQ=正常範囲の低閾値
L140=データソースバッファレベル
L150=データシンクバッファレベル
LH=高閾値
LL=低閾値
LP=正常範囲の高閾値
LQ=正常範囲の低閾値
L140=データソースバッファレベル
L150=データシンクバッファレベル
ブロック510において、集約バッファレベルL=L140+L150を計算する。ブロック520で、L>LH?の比較を行う。ブロック530において、LがLHを超える場合、トラッキングレートを減速する。(減速モードで持続し、560/580の次のエントリによってのみ変わることができる。)ブロック540において、L>LP?を判断する。ブロック550において、L<LL?を判断する。ブロック560において、L<LLの場合、トラッキングレートを加速する。(加速モードで持続し、530/580の次のエントリによってのみ変わることができる。)ブロック570において、L<LQ?を判断する。ブロック580において、LがLQよりも小さくない場合、標準トラッキングレートを用いる。(標準モードで持続し、530/560の次のエントリによってのみ変わることができる。)ABLの増減は、発振器220又は発振器210の何れかのクロック周波数を変更することにより行うことができる。
初期システム電源立ち上げに関しては、この時点での送信及び受信バッファは通常は空であるので、集約バッファレベルは一般に無効である。従って、動作状態に入るために、2つのステップを実行することができる。まず、送信データバッファ140が予め定められた第1レベルL1に達すると直ちにデータソース130がデータを送信する。次に、受信バッファ150が予め定められた第2レベルL2に達すると、データシンク160が受信バッファからバッファ取り出しを開始する。このとき、これらの第1及び第2レベルの合計は、動作にとって望ましい集約バッファレベルとすることができる。従って、この技術により、所望の集約バッファレベルを達成し維持するための電源立ち上げが可能になる。
前述のことから分かるように、2つのバッファレベルの合計又は集約を制御することにより、更に、バッファレベルのレートはクロックレートよりも低速で変化するので、ABLトラッキングアルゴリズムはソフトウェアで実施することができ、これは実施に対してより高い柔軟性及び低コストをもたらす。更に、ABLトラッキングは、ハードウェアベースのクロックリカバリループなど、既存の特定用途向けハードウェアを超える有意な利点をもたらす。
特定の初期の態様に関して、集約バッファレベル情報を実現するための1つの技術は、データパケットヘッダでソースバッファのレベルを送信することを含むことができ、次いで、パケット受信時にデータ受信要素によりこれを抽出することができる。この最初の技術において、データ受信要素は次に、受信したソースバッファレベルを既知の受信バッファレベルと合計することで集約バッファレベルを計算することができる。この技術では、例えば、発振器220のクロック周波数を変更することで集約バッファレベルを一定に保持することも可能である。例えば、ソース及び受信構成要素の両方の発振器が完全に一致した状況にある場合、集約バッファレベルは依然として一定のままである。逆に、集約バッファレベルを用いて、ソース及び受信側の発振器が一致するようにこれらを制御することができる。
トラッキング機能、基準、及び制御はまた、あらゆる所与の伝送期間にわたって集約バッファがどのように変化するかに応じて変わる可能性がある。例えば、受信側発振器220がソース発振器210よりも高速である場合、集約バッファレベルは時間と共に低下する。逆に、受信側発振器220がソース発振器210よりも低速である場合、集約バッファレベルは時間と共に増加する。例示的な一態様では、トラッキング基準は、高及び低閾値などの1つ又はそれ以上の集約バッファレベル閾値に応じて開始することができる。ここで集約バッファレベルが高閾値を越える場合、受信側発振器220はより高い周波数に駆動される必要があり、集約バッファレベルが低閾値を越える場合、受信側発振器220はより低い周波数に駆動される必要がある。
更に無線システムの動作において、干渉及び/又は妨害の影響を受けやすい無線信号の性質により、送信及び/又は受信は、ノイズ及び/又は干渉の影響を受ける可能性がある。従って、アンテナ、周波数、及び/又はチャンネル符号の何れかを変えることが望ましい場合がある。これらのパラメータの各々を変更して一方のデバイスから他方のデバイスに伝達することができる方法を以下で説明する。
前述のように、無線データ送信機110からの各パケットの送信後には、無線データ送信機110によって受信されるデータ受信機120からのACKすなわち確認応答の受信が続く必要がある。無線データ送信機110によりACKパケットが受信されない場合、無線データ送信機110により送信されたパケットがデータ受信機120によって受信されなかったか、或いは干渉及び/又はノイズにより、データ受信機120からのACKパケットを無線データ送信機110が受信できなかったことになる。何れの場合にも、リトライのアルゴリズムに従って、無線データ送信機110は、アンテナ、周波数、又はチャンネル符号の何れかを変更するための処理を開始することができる。
初期アンテナ選択は、無線データ送信機110のバッファ#1の比率、すなわちABL内の固定値に対する送信機110内のバッファレベルに基づいて設定される。ABLは、N2個のセクタに分割される。各セクタには、アンテナの組み合わせが割り当てられる。例えば、セクタ1に対しては{T1、R1}の組み合わせが選ばれ、セクタ2に対しては{T2、R2}、その他となる。システム内で特定のレベルのダイバーシチを得るために特定の順列は許可されない。従って、{T2、R1}は{R1、T2}と同じセットとすることができる。次いで、バッファ#1が位置するセクタ領域には、この特定のアンテナが割り当てられる。
アンテナを変更するには、データソースがそのセットに従って単にアンテナすなわちTxを変更するだけでよい。新規のアンテナセット情報は、パケットヘッダ内のビットを用いてデータ受信機に送信される。データ受信機120は、新規のパケットを受け取って、有効なパケットを受信すると、受信情報に従ってアンテナを変更する。従って、この場合、アンテナの変更はマスタ−スレーブ関係と同様である。
周波数選択に関しては、同様にABLに対するバッファ#1の比率を用いて、初期周波数選択を決定する。ABLは、M個のセクタに分割され、これはN2個のアンテナセクタと重複する場合がある。各周波数セクタMxに対して、周波数チャンネル番号が割り当てられる。従って、M1には周波数F1などが割り当てられる。
周波数を変更するために、データソースがパケットPi-2、Pi-1、Pi、Pi+1、Pi+2を送信すると仮定する。更に、パケットPi-2及びPi-1がFk-1で送信され、パケットPi、Pi+1、Pi+2が周波数Fkで送信されることになると仮定する。無線データ送信機110は、「周波数変更」フラグがセットされた状態でパケットPi-1を送信し、新しい周波数Fkに変更することをデータ受信機120に通知する。無線データ送信機110は次に、周波数Fk-1でデータ受信機により送信されるACKパケットの受信を待たずに、周波数FkでパケットPiを送信するようにシフトする。データソースが周波数Fkでデータ受信機120からACKパケットを受信すると、周波数の変更がデータ受信機120により実施されたことを認識する。しかしながら、無線データ送信機110が周波数Fkでデータ受信機120からACKパケットを受信しない場合には、無線データ送信機110は、「周波数変更」フラグがセットされた状態でパケットPi-1をFk-1周波数で送信する段階に戻る。
パケット内の「周波数変更」フラグが受信されたことを予想して、データ受信機120が新しい周波数チャンネルになるであろうと仮定することによるこの周波数変更方法は、動作開始前にACKパケットの受信を待機する方式よりも優れている。具体的には、データ受信機120によりFk-1周波数で送信されるACKパケットの受信を無線データ送信機110が待機しなければならない場合、システムは、動作開始前にFk-1周波数での2つのパケット伝送を経なければならない。周波数チャンネルのノイズが極めて多い場合、2個のパケットの送受信が成功する可能性は、1個のパケットのみの送受信が成功する必要があることを予期する場合よりもより負担となる。
チャンネル符号選択に関しては、同様にABLに対するバッファ#1の比率を用いて、初期チャンネル符号選択を決定する。ABLはK個のセクタに分割され、これはN2個のアンテナセクタ及びM個の周波数セクタと重複する場合がある。各チャンネル符号セクタKxに対して、チャンネル符号が割り当てられる。従って、K1にはチャンネル符号C1などが割り当てられる。
チャンネル符号を変更するために、データソースがパケットPi-2、Pi-1、Pi、Pi+1、Pi+2を送信すると仮定する。更に、パケットPi-2及びPi-1がチャンネル符号Ck-1で送信され、パケットPi、Pi+1、Pi+2がチャンネル符号Ckで送信されることになると仮定する。無線データ送信機110は、「チャンネル符号変更」フラグがセットされた状態でパケットPi-1を送信し、新しいチャンネル符号Ckに変更することをデータ受信機120に通知する。無線データ送信機110は次に、チャンネル符号Ck-1でデータ受信機により送信されるACKパケットの受信を待たずに、チャンネル符号CkでパケットPiを送信するようにシフトする。データソースがチャンネル符号Ckでデータ受信機120からACKパケットを受信すると、チャンネル符号の変更がデータ受信機120により実施されたことを認識する。しかしながら、無線データ送信機110がチャンネル符号Ckでデータ受信機120からACKパケットを受信しない場合には、無線データ送信機110は、「チャンネル符号変更」フラグがセットされた状態でパケットPi-1をCk-1チャンネル符号で送信する段階に戻る。
パケット内の「チャンネル符号変更」フラグが受信されたことを予想して、データ受信機120が新しいチャンネル符号になるであろうと仮定することによるこのチャンネル符号変更方法は、動作開始前にACKパケットの受信を待機する方式よりも優れている。具体的には、データ受信機120によりチャンネル符号Ck-1で送信されるACKパケットの受信を無線データ送信機110が待機しなければならない場合、システムは、動作開始前にCk-1チャンネル符号での2つのパケット伝送を経なければならない。チャンネル符号のノイズが極めて多い場合、2個のパケットの送受信が成功する可能性は、1個のパケットのみの送受信が成功する必要があることを予期する場合よりもより負担となる。
最後に、本無線システムでは、前述のように、好ましい実施形態において、データソース130からのオーディオ信号は、S/PDIFフォーマットでデータバッファ140に有線構成で供給される。図7に示されるS/PDIFフォーマットでは、データブロックは192個のフレームからなる。各フレームは2個のサブフレームを有する。各サブフレームは、4ビットのプリアンブルと28ビット(又は3.5バイト。1バイトは8ビット)のデータとからなる。ブロック内の第1フレームの第1サブフレームのプリアンブルは、常に一意の識別子「Z」で埋められる。そのブロック内のそれ以降の全てのフレームの全ての第1サブフレーム(全部で191個のプリアンブル)は、異なる一意の識別子「W」で埋められる。最後に、全フレーム内の全ての第2サブフレームのプリアンブル(全部で192個)は、更に別の一意の識別子「M」で埋められる。従って、何れのブロック内にも、3個だけの一意のプリアンブルZ、M、及びWがあり、「Z」が検出された場合、後に続くものはブロックの先頭であることを意味する。従って、SPDIFフォーマットでは、プリアンブルZ、W、及びMを用いて、オーディオデータのパケットの送受信を同期する。
帯域幅を節約するための本無線システムでは、同期のために以下の方法が用いられる。無線データ送信機110は、各サブフレーム/フレーム/ブロックからデータ部だけを送信する。無線データ送信機110は、無線伝送の前に各パケットからプリアンブル部を取り除く。従って、各フレームから7バイトのデータのみが送信される。
データがデータ受信機120により受信されると、データバッファ150内にバイト単位で格納される。好ましい実施形態では、各パケットは512バイトを含む。しかしながら、これは当然ながら、実装に伴って変化する可能性のある任意の数である。SPDIFデータの各フレームを取り出すには、データバッファ150からの7バイトの読み出しが必要となる。オーディオインタフェース回路は次に、適切なプリアンブル、すなわちZ、W、又はMを付加する。データ受信機120は、受信される最初のフレームがブロックの第1フレームであると仮定して、この第1サブフレームにZプリアンブルを付加し、それ以降のサブフレーム(3.5バイト)には必要に応じてW又はMのプリアンブルが付加される。
上述のように、データ信号の各パケットの送信後には、確認応答(ACK)パケットの受信が続かなければならない。信号が欠落し、例えばデータパケットが受信機120により受信されないか、又はACKパケットが送信機110により受信されず、送受信を再確立する必要がある場合には、無線データ送信機110は常にブロックの先頭から再送し、同期を再確立する。従って、データ受信機120は常に、最初に受信される第1フレーム(又は送受信の失敗後に受信される第1パケット)がブロックの先頭であると仮定して、Zプリアンブルを付加する。
この方法の利点は、低減された送信帯域幅が必要とされる点である。更に、データ送信機110及びデータ受信機120の両方が、各伝送の開始は常にZプリアンブルからであることを認知している。同期の確立の際にZプリアンブルから開始する先験的に確立されるプロトコルを用いることは、簡単なリカバリルーチンを実施することができることを意味する。最終的に、本方法は、バイトアライメントを可能にし、データバッファ140及び160にバイト単位のデータを格納させる。これは、IEC61937などの他のIEC標準規格との互換性を可能にする。
本発明の処理及びバッファリング機能を含むデータの無線送受信は、多様な構成で配置された様々なシステムにより行うことができる。このようなシステムの実施例は、送信機、受信機、送受信機、及び同様のものの組み合わせである。更に、これらのシステムは、上述の実施例で提示されたものを含む様々な構成要素で実施することができる。しかしながら、この場合もやはり、前述の説明は例示的で説明のためのものに過ぎず、本明細書で記載される本発明を限定するものではない。
例えば、システム全体は、とりわけ、送信構成要素及び受信構成要素から構成することができる。しかしながら、本発明は、個々の構成要素に適用可能であり、これによって実施することができるので、上述の実施例の多くは、単に送信機又は受信機の関連で説明されている。
更に、本明細書で開示されるように、本発明の実施形態及び特徴は、コンピュータ−ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアを通じて実施することができる。例えば、本明細書で開示されるシステム及び方法は、例えば、データベースも含むコンピュータなどのデータプロセッサ、デジタル電子回路、ファームウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせを含む様々な形式で具現化することができる。更に、開示される実装の一部がソフトウェアなどのソースコード編集構成要素について説明している一方で、本発明に一致するシステム及び方法は、ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアのあらゆる組み合わせで実施することができる。更に、上述の特徴及び本発明の他の態様及び原理は、種々の環境で実施することができる。このような環境及び関連のアプリケーションは、本発明に従って様々なプロセス及び動作を実行するように特別に構成することができ、或いは、必要な機能性を提供するためにコードにより選択的に起動又は再構成される汎用コンピュータ又はコンピューティングプラットフォームを含むことができる。本明細書で開示されるプロセスは、何れかの特定のコンピュータ、ネットワーク、アーキテクチャ、環境、又は他の装置に本質的に関連しておらず、ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアの適切な組み合わせにより実施することができる。例えば、本発明の教示に従って記述されたプログラムと共に種々の汎用マシンを使用することができ、或いは、所要の方法及び技術を実行するために専用の装置又はシステムを構成するほうがより好都合な場合がある。
本明細書で開示されるシステム及び方法の態様はまた、コンピュータプログラム製品、すなわち、例えばプログラム可能プロセッサ、コンピュータ、又は複数のコンピュータなどのデータ処理装置により実行するため又はこれらの動作を制御するために、情報担体(例えばマシン読み出し可能記憶媒体又は要素、或いは伝搬信号)で有形的に具現化されるコンピュータプログラムとして実施することもできる。コンピュータプログラムは、コンパイラ型又はインタープリタ型言語を含むプログラミング言語のあらゆる形式で記述することができ、スタンドアロン型プログラム、或いはモジュール、コンポーネント、サブルーチン、又はコンピューティング環境での使用に適した他のユニットを含むあらゆる形式で導入することができる。コンピュータプログラムは、1台のコンピュータ上、或いは1つのサイト又は複数のサイトに分散されて通信ネットワークにより相互接続された複数のコンピュータ上で実行されるように導入することができる。
本発明の一実施形態では、送信機110及び受信機120が2.4GHzから5.9GHzの間の64の周波数で送受信することができる。更に、各周波数内には、2つの可能なチャンネル符号が存在する。送信機110と受信機120との間の通信を確立する初期段階では、送信機110は、該送信機110と受信機120との間に「ハンドシェーク」プロトコルを確立するために以下を送信する。
図9を参照すると、以下のように送信機110と受信機120との間に最初に通信を確立するプロトコル又は「ハンドシェーク」の状態図が示されている。
1.送信機110はT110の状態ステータスを有し、受信機120はT120の状態ステータスを有する。
2.送信機110と受信機120との間に通信を確立する初期段階において、T110=01、T120=01である。
3.送信機110は、T110で表記されたハンドシェークパケットを受信機120に送信する。
4.CRC32又は他のチェックサム機能を用いて、受信機120はハンドシェークパケットの正当性を確認する。ハンドシェークパケットが正しい場合、受信機120は、ACKパケットを送信機110に返送する。ハンドシェークパケットが誤っている場合、受信機120は何も行わない。送信機110はACKパケットを受信しないので、別のパケットの送信を試みることで継続する。更に、ハンドシェークパケットが正しく、パケットから抽出されるパケットT110がT120に等しい場合、受信機120は、T120の状態ステータスを1だけ増やし、従って、T120=02となる。
5.CRC32又は他のチェックサム機能を用いて、送信機110がACKパケットの正当性を確認する。ACKパケットが正しい場合、送信機110は、自己の状態ステータスを1だけ増やし、従って、T110=02となる。ACKパケットが誤っている場合、送信機はT110という自己の状態ステータスにとどまる。次に送信機110は、前の状態ステータスでハンドシェークパケットを送信する。
6.T110=03及びT120=03の場合、ハンドシェーク処理が完了する。それ以外の場合、送信機110及び受信機120はステップ3に戻る。
7.T110=03及びT120=03の場合、通常の通信が始まる。
1.送信機110はT110の状態ステータスを有し、受信機120はT120の状態ステータスを有する。
2.送信機110と受信機120との間に通信を確立する初期段階において、T110=01、T120=01である。
3.送信機110は、T110で表記されたハンドシェークパケットを受信機120に送信する。
4.CRC32又は他のチェックサム機能を用いて、受信機120はハンドシェークパケットの正当性を確認する。ハンドシェークパケットが正しい場合、受信機120は、ACKパケットを送信機110に返送する。ハンドシェークパケットが誤っている場合、受信機120は何も行わない。送信機110はACKパケットを受信しないので、別のパケットの送信を試みることで継続する。更に、ハンドシェークパケットが正しく、パケットから抽出されるパケットT110がT120に等しい場合、受信機120は、T120の状態ステータスを1だけ増やし、従って、T120=02となる。
5.CRC32又は他のチェックサム機能を用いて、送信機110がACKパケットの正当性を確認する。ACKパケットが正しい場合、送信機110は、自己の状態ステータスを1だけ増やし、従って、T110=02となる。ACKパケットが誤っている場合、送信機はT110という自己の状態ステータスにとどまる。次に送信機110は、前の状態ステータスでハンドシェークパケットを送信する。
6.T110=03及びT120=03の場合、ハンドシェーク処理が完了する。それ以外の場合、送信機110及び受信機120はステップ3に戻る。
7.T110=03及びT120=03の場合、通常の通信が始まる。
上述のようなハンドシェークプロトコルは、状態マシン又は状態遷移経路によって実行することができる。図9を参照すると、様々な状態は以下のようになる。
A.T110:T120=01:01−パケット正、及びACK正
B.T110:T120=01:01−パケット正、及びACK誤
C.T110:T120=01:01−パケット誤
D.T110:T120=01:02−パケット誤、又は(パケット正及びACK誤)
E.T110:T120=01:02−パケット正、及びACK正
F.T110:T120=02:02−パケット正、及びACK正
G.T110:T120=02:02−パケット正、及びACK誤
H.T110:T120=02:02−パケット誤
I.T110:T120=02:03−パケット誤、又は(パケット正及びACK誤)
J.T110:T120=02:03−パケット正、及びACK正
A.T110:T120=01:01−パケット正、及びACK正
B.T110:T120=01:01−パケット正、及びACK誤
C.T110:T120=01:01−パケット誤
D.T110:T120=01:02−パケット誤、又は(パケット正及びACK誤)
E.T110:T120=01:02−パケット正、及びACK正
F.T110:T120=02:02−パケット正、及びACK正
G.T110:T120=02:02−パケット正、及びACK誤
H.T110:T120=02:02−パケット誤
I.T110:T120=02:03−パケット誤、又は(パケット正及びACK誤)
J.T110:T120=02:03−パケット正、及びACK正
上記では信号の無線送受信を説明しているが、本発明は、有線環境でも使用することができる。図11を参照すると、データソースバッファ140からのデータが同軸ケーブル、又は送電線、又は他のあらゆるタイプの媒体などの媒体200を通じて送信されて1つ又はそれ以上の受信データバッファ150により受信することができる本発明の別の実施形態のブロック図が示されている。住居の構造により無線送信信号が著しく減衰される可能性のある住宅構造などの一部の環境では、電線又はケーブル線などの既存の有線システムを通じて信号を送受信するのが好ましい場合がある。この場合、ソースデータバッファ140は、引用により本明細書に組み込まれる米国特許第6,856,788号で開示されるような接続を介して、同軸ケーブル又は送電線などの有線媒体200に接続されている。この場合、信号は有線媒体200を通じて送信され、有線媒体200に接続された1つ又はそれ以上の受信データバッファ150によって受信され、アンテナを通じて及び「空中」で伝達されることはない。
図12を参照すると、本発明の更に別の実施形態のブロック図が示されている。この実施形態では、データソースバッファ140からのデータは、ケーブル又は電線などの有線媒体200を通じて送信され、送信アンテナ108の接続先の場所か、又は受信データバッファ150の接続先の場所、或いは別の送信データソースバッファ140の接続先の場所の何れかで終端する。媒体200がアンテナ108の接続部で終端する場合、アンテナ108が無線で信号を送信し、この信号が1つ又はそれ以上のアンテナ106により無線で受信される。この方法では、データソースバッファ140からのデータ信号は、無線送信信号を減衰する可能性のある構造の区域をバイパスするために部分的に有線媒体200上で送信することができ、その後、無線でデータ信号を送信する。同様に、受信側では、受信アンテナ106により受信された信号が媒体200に供給され、次いで、無線機156に供給することができる。或いは、媒体200が受信データバッファ150への接続部で終端する場合、信号伝達の当該部分は、信号の送受信全体が媒体200を通じて行われる図11で示されたものと同一である。最後に、媒体が別のデータソースバッファ140(及びより具体的には無線フロントエンド146)への接続部で終端する場合、信号は第2データソースバッファ(及びより具体的には第2無線フロントエンド)により再送され、別の媒体200を通じて別のもの、例えばアンテナ108に供給される。第2データソースバッファ140の使用が必要とされるのは、信号が媒体200上で減衰し、信号強度を上昇させるために第2データソースバッファ140が必要な場合とすることができる。
図13a及び13bを参照すると、図12に示された実施形態を実施するための2つの特定の実施形態が示されている。図13aにおいて、無線フロントエンド146(送信機用)又は156(受信機用)からの信号は、コンデンサ210に接続され、次いで、必要に応じて整合インピーダンスネットワーク220に接続される。整合インピーダンスネットワーク220は、媒体200に接続され、次いで、アンテナ108(送信側)又は106(受信側)に、或いは別のインピーダンス整合ネットワーク220に(信号が受信バッファ150に接続されることになるか、又は別のデータソース140により再送されることになる場合)接続される。整合インピーダンスネットワーク220は、コンデンサ210からのインピーダンス出力により整合されなければならないRG6ケーブルでの75オームなどの特定のインピーダンスを媒体200が有する場合に必要とされる。しかしながら、媒体200が特定のインピーダンスを必要としない場合、整合インピーダンスネットワーク220は必要ではない。
図13bは、図12に示された実施形態の別の特定の実施形態を示している。図13aに示された実施形態と同様に、図13bにおいて、無線フロントエンド146(送信機用)又は156(受信機用)からの信号は、変圧器又は混載デバイス230に接続され、次いで、必要に応じて整合インピーダンスネットワーク220に接続される。整合インピーダンスネットワーク220は、媒体200に接続され、次いで、アンテナ108(送信側)又は106(受信側)に、或いは別のインピーダンス整合ネットワーク220に(信号が受信バッファ150に接続されることになるか又は別のデータソース140により再送されることになる場合)接続される。この場合も同様に、整合インピーダンスネットワーク220は、変圧器230からのインピーダンス出力により整合されなければならないRG6ケーブルでの75オームなどの特定のインピーダンスを媒体200が有する場合に必要とされる。しかしながら、媒体200が特定のインピーダンスを必要としない場合、整合インピーダンスネットワーク220は必要ではない。
図13aに示される実施形態と図13bに示される実施形態との間の相違は、図13aに示される実施形態が簡単で低コストな点である。しかしながら、これは半二重通信に関してのみ十分である。全二重通信が求められる場合、図13bに示される実施形態が好ましい。しかしながら、図13bに示される実施形態は、より高コストでより複雑である。
上述の説明は、本発明の範囲を例証するものであり限定するものではなく、本発明の範囲は、添付の請求項によって定義される点を理解されたい。他の実施形態も添付の請求項の範囲内に含まれる。
110 無線データ送信機
120 無線データ受信機
130 データソース
140 データバッファ
150 データバッファ
160 データシンク
120 無線データ受信機
130 データソース
140 データバッファ
150 データバッファ
160 データシンク
Claims (21)
- 各々が第2の複数のフレームを有する第1の複数のブロックを有し、前記各フレームが第3の複数のサブフレームを有し、前記各サブフレームがプリアンブルとバイナリデータとを有するタイプのデジタルオーディオ信号を送信する方法であって、
前記サブフレームがフレームの第1のサブフレームであり、且つ前記フレームがブロックの第1のフレームである、前記サブフレームと関連付けられプリアンブルをサーチする段階と、
前記各サブフレームのバイナリデータだけを各フレームにおいて送信し、その後各ブロックにおいて送信する段階と、
を含む方法。 - 各フレームが2つのサブフレームによって特徴付けられ、各ブロックが192個のフレームによって特徴付けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 各ブロックにおける前記第1のフレームの第1のサブフレームが、第1のプリアンブルに続くバイナリデータによって特徴付けられ、各ブロック内の後続のフレームの第1のサブフレームが、第1のプリアンブルとは異なる第2のプリアンブルに続くバイナリデータによって特徴付けられ、各ブロックにおける各フレームの第2のサブフレームが、第1及び第2のプリアンブルとは異なる第3のプリアンブルに続くバイナリデータによって特徴付けられる、
ことを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 前記各サブフレーム内のバイナリデータが28ビットを含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 各フレームにおいて、各バイトが8ビットを有するデータの7バイトが送信される、
ことを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 前記デジタルオーディオ信号がIEC 60958形式に適合する、
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。 - 各々が8ビットを有する第1の複数のバイトを受信する段階と、
前記第1の複数のバイトを、各々が第3の複数のバイトを有する第2の複数のフレームに構文解析する段階と、
前記各フレームのバイトにプリアンブルを付加する段階と、
を更に含む、
請求項1に記載の方法。 - 各フレームが7バイトを有し、192フレームが1ブロックである、
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 各サブフレームが3.5バイトを有して各フレームを2つのサブフレームに分割する段階を更に含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。 - 第1のプリアンブルをフレームの第1のサブフレームに付加し、第2のプリアンブルをフレームの第2のサブフレームに付加する段階を更に含み、
前記第2のプリアンブルが各ブロック内の全てのフレームについて同じであり、前記第1のプリアンブルが、各ブロック内の第1のフレームを除く全てのフレームについて同じであり、ブロックの第1のフレームにおける第1のプリアンブルが、他の第1のプリアンブル及び第2のプリアンブルとは異なる、
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 前記送信段階が前記バイナリデータをパケットで送信し、前記方法が、
各パケットが送信された後、確認応答パケットを受信する段階を更に含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 確認応答パケットが受信されない場合に、ブロックの第1のフレームの第1のサブフレームのプリアンブル後の各ブロックの各フレームにおいて各サブフレームのバイナリデータを再送信する段階を更に含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。 - 複数のビットで送信された送信デジタルオーディオ信号を再構成する方法であって、
前記複数のビットを受信し、前記受信したビットを各々が8ビットを有する第1の複数のバイトに再編成する段階と、
前記第1の複数のバイトを、各々が第3の複数のバイトを有する第2の複数のフレームに構文解析する段階と、
前記各フレームのバイトにプリアンブルを付加する段階と、
を含む方法。 - 各フレームが7バイトを有し、192フレームが1ブロックである、
ことを特徴とする請求項13に記載の方法。 - 各サブフレームが3.5バイトを有して各フレームを2つのサブフレームに分割する段階を更に含む、
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。 - 第1のプリアンブルをフレームの第1のサブフレームに付加し、第2のプリアンブルをフレームの第2のサブフレームに付加する段階を更に含み、
前記第2のプリアンブルが各ブロック内の全てのフレームについて同じであり、前記第1のプリアンブルが、各ブロック内の第1のフレームを除く全てのフレームについて同じであり、ブロックの第1のフレームにおける第1のプリアンブルが、他の第1のプリアンブル及び第2のプリアンブルとは異なる、
ことを特徴とする請求項15に記載の方法。 - 前記送信段階が無線で送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記送信段階が有線媒体を通じて送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 有線媒体を通じて送信した後に無線で送信する段階を更に含む、
請求項18に記載の方法。 - 前記受信段階が、前記複数のビットを無線で受信する、
ことを特徴とする請求項13に記載の方法。 - 前記受信段階が、有線媒体を通じて前記複数のビットを受信する、
ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
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