JP2009004600A - Method of manufacturing semiconductor device - Google Patents
Method of manufacturing semiconductor device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009004600A JP2009004600A JP2007164680A JP2007164680A JP2009004600A JP 2009004600 A JP2009004600 A JP 2009004600A JP 2007164680 A JP2007164680 A JP 2007164680A JP 2007164680 A JP2007164680 A JP 2007164680A JP 2009004600 A JP2009004600 A JP 2009004600A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- resist
- forming
- resist film
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
Description
本発明は、レジストを除去する工程を含む半導体装置の製造方法に関する。 The present invention relates to a method for manufacturing a semiconductor device including a step of removing a resist.
図4は、一般的なデュアルダマシン法による半導体装置の配線溝形成方法を説明する図である。図4(a)に示すように、下層配線11上に、ストッパ膜12、低誘電率膜13、シリコン酸化膜14を順次形成した状態で、ビア孔17を形成する。次に、レジスト18をビア孔17内に埋め込み、かつシリコン酸化膜14上に所定の膜厚となるように塗布する(図4(b))。続いて、配線溝パターンを形成するためのマスク(不図示)をレジスト18上に形成し、レジスト18に配線溝パターンの該マスク形状を転写する。さらに、このレジスト18をマスクにして、シリコン酸化膜14および低誘電率膜13をエッチングし、残存したレジスト18を除去することにより図4(c)に示すデュアルダマシン構造が形成される。
FIG. 4 is a diagram for explaining a wiring trench forming method for a semiconductor device by a general dual damascene method. As shown in FIG. 4A, a
ここで、図4(b)におけるレジスト18の塗布工程において、塗布装置の不具合等により、塗布ムラが発生する場合がある。このような場合、レジスト18を一旦除去し、レジストを再度塗布する処理が必要である。レジスト18の除去には、酸素プラズマによるアッシング方法が用いられるが、ビア孔17の側壁に露出する低誘電率膜13の表層に与えるダメージを抑制する必要がある。これに対し、電極間に高周波電力を印加し、さらに半導体基板にバイアス高周波電力を印加して発生した酸素プラズマによるアッシング方法が、低誘電率膜13の表層に与えるダメージの抑制に有効であることが特許文献1に記載されている。
しかしながら、前述の半導体基板にバイアス高周波電力を印加した条件での酸素プラズマによるアッシング方法を用いて、レジスト18を完全に除去しようとした場合、レジストの塗布ムラによりレジストが全く埋め込まれなかったビア孔では、その底部にあるストッパ膜12がエッチングされ、消失してしまうということがあった。
However, when the
ここで、図5を用いて詳細に説明する。図5(a)は、図4(b)に示したレジスト18の塗布工程においてレジスト18の塗布ムラが発生した状態を示す断面図である。塗布ムラにより、正常にレジストが塗布された部分以外に、ビア孔にレジストが全く埋め込まれていない部分と、レジストの膜厚が通常の4倍程度以上と非常に厚いレジストが塗布されている部分とが同一ウェハ上に存在してしまう。この状態で、レジスト18を除去しようとすると、正常に塗布された膜厚のレジストを除去する条件のアッシング処理では、図5(b)のように、レジスト膜厚が非常に厚い部分のレジストが残存することになる。
Here, it demonstrates in detail using FIG. FIG. 5A is a cross-sectional view showing a state where uneven application of the
一方、レジスト膜厚が厚い部分のレジスト18を完全に除去できるまでアッシング処理を行った場合、図5(c)のように、レジストが正常に塗布された部分や、ビア孔にレジストが全く埋め込まれていない部分では、ストッパ膜12が上記アッシングにより除去されてしまう。その結果、下層配線11が露出した状態となり、下層配線が例えばCuの場合は、Cu酸化物が生成されることにより高抵抗の原因となり、歩留まり低下が懸念されることとなる。
On the other hand, when the ashing process is performed until the
したがって、ビア孔側壁の低誘電率膜へのダメージを抑制しつつ、ビア孔の底部にあるストッパ膜の消失を防止するレジスト膜の除去方法が求められる。 Accordingly, there is a need for a resist film removal method that prevents the stopper film at the bottom of the via hole from disappearing while suppressing damage to the low dielectric constant film on the sidewall of the via hole.
また、上述のような課題は、配線構造形成に限らず、コンタクト孔などを形成するプロセスなどでも生じる課題である。 The above-described problems are not limited to the formation of the wiring structure, but also occur in processes for forming contact holes and the like.
本発明によれば、
半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜に、第1の凹部を形成する工程と、
前記半導体基板の全面に第1のレジスト材料を塗布して第1のレジスト膜を形成する工程と、
前記半導体基板の全面に第2のレジスト材料を塗布して平坦な表面を有する第2のレジスト膜を形成する工程と、
前記半導体基板にバイアス高周波電力を印加した条件で酸素プラズマ雰囲気にさらして前記第2のレジスト膜及び前記第1のレジスト膜を除去する工程とを含み、
第1の凹部を形成する前記工程において、
前記第1の凹部は、底部にSi及びCを構成元素として含む膜が設けられることを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
According to the present invention,
Forming an insulating film on the semiconductor substrate;
Forming a first recess in the insulating film;
Applying a first resist material to the entire surface of the semiconductor substrate to form a first resist film;
Applying a second resist material over the entire surface of the semiconductor substrate to form a second resist film having a flat surface;
Removing the second resist film and the first resist film by exposing the semiconductor substrate to an oxygen plasma atmosphere under a condition where bias high frequency power is applied,
In the step of forming the first recess,
The first recess is provided with a film containing Si and C as constituent elements at the bottom, and a method for manufacturing a semiconductor device is provided.
この発明によれば、第1のレジスト材料を塗布して第1のレジスト膜を形成した後、さらに第2のレジスト材料を塗布することにより平坦な表面を有する第2のレジスト膜を形成することができる。これにより、第1の凹部にレジスト材料を埋め込むことができる。このため半導体基板にバイアス高周波電力を印加した条件で酸素プラズマ雰囲気にさらして第2のレジスト膜及び第1のレジスト膜を除去する際に、第1の凹部が酸素プラズマ雰囲気に過剰にさらされることがなく、レジストを均一に除去することができる。
その結果、第1の凹部の底部に設けられた膜及び側壁の酸素プラズマによる損傷を抑制し、第1の凹部の底部の膜が消失することを抑制することができる。
According to the present invention, after the first resist material is applied to form the first resist film, the second resist material is further applied to form the second resist film having a flat surface. Can do. Thereby, the resist material can be embedded in the first recess. Therefore, when the second resist film and the first resist film are removed by exposure to an oxygen plasma atmosphere under the condition that bias high frequency power is applied to the semiconductor substrate, the first recess is excessively exposed to the oxygen plasma atmosphere. The resist can be removed uniformly.
As a result, it is possible to suppress damage due to oxygen plasma on the film and side walls provided at the bottom of the first recess, and to suppress the disappearance of the film at the bottom of the first recess.
本発明によれば、レジスト除去による凹部の底部に設けられた膜及び側面の絶縁膜損傷または消失を抑制することができる半導体装置の製造方法を提供する。 According to the present invention, there is provided a method for manufacturing a semiconductor device capable of suppressing damage or disappearance of a film provided on the bottom of a recess and a side surface insulating film due to resist removal.
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1実施形態)
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In all the drawings, the same reference numerals are given to the same components, and the description will be omitted as appropriate.
(First embodiment)
図1は、本実施形態の半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
まず、半導体基板(不図示)上に下層配線101と絶縁膜(ストッパ膜102、低誘電率膜103、シリコン酸化膜107)を形成する。次に、絶縁膜に第1の凹部(ビア孔109)を形成する。ビア孔109を形成する方法は、ビア孔109のパターンを形成したマスク膜(不図示)をマスクにして、シリコン酸化膜107、低誘電率膜103を順次エッチングし、マスク膜を除去することによりビア孔109を形成する。これにより、ビア孔109の底部に、ストッパ膜102が露出した状態となる。
FIG. 1 is a process cross-sectional view illustrating a method for manufacturing a semiconductor device of this embodiment.
First, a
さらに、半導体基板の全面に第1のレジスト材料を塗布して第1のレジスト膜(レジスト膜108)を形成する(図1(a))。第1のレジスト材料の膜厚は、例えば400nmである。 Further, a first resist material is applied to the entire surface of the semiconductor substrate to form a first resist film (resist film 108) (FIG. 1A). The film thickness of the first resist material is, for example, 400 nm.
ここで、ストッパ膜102は、Si及びCを構成元素として含む膜であればよく、具体的にはSiCN膜またはSiC膜である。また、例えばストッパ膜102の厚みは、50nmであり、低誘電率膜103の厚みは400nm、シリコン酸化膜107の厚みは200nmである。
さらに、低誘電率膜103としては、例えばSiOC膜が挙げられる。
Here, the
Further, as the low dielectric
ここで、図1(a)は、第1のレジスト材料塗布時に塗布ムラが発生した場合を示している。塗布ムラが発生した場合、通常の膜厚の4倍程度に膜厚大となる部分と、ビア孔109内にレジスト膜108が埋め込まれない部分が生じる。このため、レジスト膜108を除去し、再度均一な膜厚のレジストを塗布する必要がある。
Here, FIG. 1 (a) shows a case where uneven application occurs during the application of the first resist material. When the coating unevenness occurs, there are a portion where the film thickness is about four times the normal film thickness and a portion where the
このため、第2のレジスト材料を半導体基板全面に塗布して硬化させることにより平坦な表面を有する第2のレジスト膜(レジスト膜112)を形成する(図1(b))。 Therefore, a second resist material (resist film 112) having a flat surface is formed by applying and curing the second resist material over the entire surface of the semiconductor substrate (FIG. 1B).
このとき、第2のレジスト材料は、第1のレジスト膜の最大膜厚以上の厚さに塗布することが好ましい。ここで第1のレジスト膜の最大膜厚とは、図1(a)においてシリコン酸化膜107表面からの第1のレジスト膜の膜厚が最も厚くなる点での膜厚をいう。第2のレジスト材料を追加塗布することで、レジスト膜108が埋め込まれなかったビア孔109内に第2のレジスト材料が埋め込まれ、さらに平坦な表面を有するレジスト膜112が形成される。第2のレジスト材料の膜厚は、例えば1600nmの膜厚が挙げられる。
At this time, it is preferable to apply the second resist material to a thickness equal to or greater than the maximum thickness of the first resist film. Here, the maximum film thickness of the first resist film means the film thickness at the point where the film thickness of the first resist film from the surface of the
ここで、第1のレジスト材料及び第2のレジスト材料は、同種のレジスト材料とすることができる。同種のレジスト材料であれば、アッシング又はエッチバックの際のエッチレートが均一になるため好ましい。 Here, the first resist material and the second resist material can be the same type of resist material. The same kind of resist material is preferable because the etch rate at the time of ashing or etchback becomes uniform.
さらに、図1(c)に示すように第2のレジスト材料を塗布して平坦な表面を有するレジスト膜112を形成する工程は、レジスト膜112をエッチバックする工程を含むことができる。
Furthermore, as shown in FIG. 1C, the step of applying the second resist material to form the resist
このエッチバック処理は、例えばマイクロ波(2.45GHz)プラズマアッシャーにて、ステージ温度250℃、マイクロ波パワー3000W、O2流量2400sccm、圧力200Paの条件で行う。ここでは、レジスト膜112により半導体基板全面が覆われているため、低誘電率膜103がプラズマにさらされない。従って、低誘電率膜103へのダメージは問題にならないため、バイアス高周波電力を印加しないアッシング方法等のアッシングレートの高い条件を使用することができる。その際、アッシング量は低誘電率膜が露出する以前の任意の位置で停止させればよい。
This etch-back process is performed using, for example, a microwave (2.45 GHz) plasma asher under conditions of a stage temperature of 250 ° C., a microwave power of 3000 W, an O 2 flow rate of 2400 sccm, and a pressure of 200 Pa. Here, since the entire surface of the semiconductor substrate is covered with the resist
次に、半導体基板にバイアス高周波電力を印加した条件の酸素プラズマ雰囲気にさらして残りのレジスト膜112およびレジスト膜108を除去する。ここで、半導体基板にバイアス高周波電力を印加した条件とは、電極間に高周波電力を印加するとともに、半導体基板にバイアス高周波電力を印加することをいう。この状態で、発生した酸素プラズマ雰囲気にさらすことにより、レジスト膜をアッシング除去する。具体的には、2周波RIE装置を用い、圧力30mT、ソースパワー900W、バイアスパワー200W、O2流量200sccmの条件を用いる。これにより、図1(d)に示すように、ストッパ膜102が消失することなく、レジスト膜を除去することができる。
Next, the remaining resist
この後、レジスト再塗布を行い、塗布ムラのない状態でのレジスト塗布工程を完了する。 Thereafter, resist re-coating is performed, and the resist coating process without any coating unevenness is completed.
次に本実施形態における半導体装置の製造方法の効果を説明する。
本実施形態における半導体装置の製造方法によれば、第1のレジスト材料を塗布して第1のレジスト膜を形成した後、第2のレジスト材料を塗布して平坦な表面を有する第2のレジスト膜を形成することができる。これにより、ビア孔にレジスト材料を埋設することができる。このため半導体基板にバイアス高周波電力を印加した条件で酸素プラズマ雰囲気にさらして第2のレジスト膜及び第1のレジスト膜を除去する際に、第1の凹部の底部及び側面が酸素プラズマ雰囲気に過剰にさらされることがなく、レジストを均一に除去することができる。
Next, the effect of the semiconductor device manufacturing method according to the present embodiment will be described.
According to the method of manufacturing a semiconductor device in the present embodiment, the first resist material is applied to form the first resist film, and then the second resist material is applied to form the second resist having a flat surface. A film can be formed. Thereby, the resist material can be embedded in the via hole. Therefore, when the second resist film and the first resist film are removed by exposure to an oxygen plasma atmosphere under the condition that bias high frequency power is applied to the semiconductor substrate, the bottom and side surfaces of the first recess are excessive in the oxygen plasma atmosphere. Therefore, the resist can be removed uniformly.
その結果、ビア孔の底部の損傷を抑制し、絶縁膜の消失を防ぐとともに、ビア孔の側壁の損傷を抑制することができる。
さらに、ストッパ膜102が消失することがないため、下層配線101が露出することがない。そのため、下層配線の配線材料の酸化を抑制することができる。
As a result, damage to the bottom of the via hole can be suppressed, loss of the insulating film can be prevented, and damage to the sidewall of the via hole can be suppressed.
Furthermore, since the
また第2のレジスト材料を塗布して平坦にした後、レジスト膜112を、エッチバックを行うことによりさらに平坦化することで、この後のバイアス電力を印加した酸素プラズマ雰囲気にさらして第2のレジスト膜及び第1のレジスト膜を除去する際に、レジストをより均一に除去することができる。
Further, after the second resist material is applied and flattened, the resist
ここで、従来の製造方法において、半導体基板にバイアス高周波電力を印加した条件で酸素プラズマ雰囲気にさらしレジスト膜を除去する際の、ビア孔の底部に与える影響について説明する。 Here, in the conventional manufacturing method, the influence on the bottom of the via hole when the resist film is removed by exposure to an oxygen plasma atmosphere under the condition that bias high frequency power is applied to the semiconductor substrate will be described.
バイアス高周波電力を印加した条件で酸素プラズマ処理を行うと、イオンによるスパッタリング効果により、ストッパ膜がスパッタエッチングされてしまう。 ここでは、ストッパ膜としてSiCN膜を例に説明する。
例えば、バイアス高周波電力を印加した条件で酸素プラズマ処理について上記に例示した条件 (圧力30mT、ソースパワー900W、バイアスパワー200W、O2流量200sccm)において、レジストのエッチレートは600nm/min、SiCN膜のエッチレートは15nm/minであり、エッチング選択比は40程度である。
When the oxygen plasma treatment is performed under the condition that bias high frequency power is applied, the stopper film is sputter etched due to the sputtering effect by ions. Here, a SiCN film will be described as an example of the stopper film.
For example, the resist etch rate is 600 nm / min under the conditions exemplified above for the oxygen plasma treatment with the bias high frequency power applied (pressure 30 mT, source power 900 W, bias power 200 W, O 2 flow rate 200 sccm), the SiCN film The etching rate is 15 nm / min, and the etching selectivity is about 40.
深さ600nmのビア孔を形成したウェハ上にレジスト膜を400nm塗布した場合、塗布ムラ等の発生で局所的に1600nmの膜厚部分が発生する場合がある。この厚く塗布された部分を除去するためのアッシング時間は、160sec必要であり、ビア孔内に埋め込まれたレジストを除去するためのアッシング時間は60sec必要となる。したがって合計220secのアッシング時間が必要であるが、レジストが塗布されていない部分ではSiCN膜が55nm以上エッチング除去されてしまうこととなる。SiCN膜は誘電率が高いため、微細デバイスでは薄膜化が要求されており、30nm〜50nm程度の厚さに設計されている。このため、レジストが塗布されていない部分ではSiCN膜はほとんどエッチング除去されてしまう。 When a resist film is applied to a thickness of 400 nm on a wafer having a via hole having a depth of 600 nm, a film thickness portion of 1600 nm may be locally generated due to the occurrence of coating unevenness or the like. The ashing time for removing the thickly applied portion needs to be 160 seconds, and the ashing time for removing the resist buried in the via hole is required for 60 seconds. Therefore, although a total of 220 seconds of ashing time is required, the SiCN film is etched away by 55 nm or more in the portion where the resist is not applied. Since the SiCN film has a high dielectric constant, a thin device is required for a fine device, and the SiCN film is designed to have a thickness of about 30 nm to 50 nm. For this reason, the SiCN film is almost removed by etching in the portion where the resist is not applied.
また、バイアス高周波電力を印加しない通常のアッシングを用いた場合、SiCN膜はほとんどエッチングされないため、SiCN膜が消失する問題は発生しない。しかし、ビア孔109の側壁へのダメージが大きいため適用が困難であり、特に、ビア孔側壁に低誘電率膜が設けられている場合、損傷が大きくなる。
In addition, when normal ashing without applying bias high frequency power is used, the SiCN film is hardly etched, so that the problem of disappearance of the SiCN film does not occur. However, it is difficult to apply because the damage to the side wall of the via
これに対して、本実施形態の半導体装置の製造方法では、レジストが埋め込まれていないビア孔109内にもレジストを埋め込むと共に、レジスト膜厚を均一化できる。このため、ビア孔底部のストッパ膜であるSiCN膜がレジスト膜で覆われているため、アッシング中に局所的に過剰な酸素プラズマ雰囲気にさらされることがない。これにより低誘電率膜へのダメージ及びビア孔底部のストッパ膜であるSiCN膜を消失させることなくレジストの除去が可能となる。
On the other hand, in the method of manufacturing the semiconductor device of this embodiment, the resist is embedded in the via
(第二の実施形態)
図2及び図3は、本実施形態の半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
(Second embodiment)
2 and 3 are process cross-sectional views illustrating the method for manufacturing the semiconductor device of this embodiment.
まず図2(a)のように、半導体基板(不図示)上に段差のある下層配線a213及び下層配線b214を形成し、さらに絶縁膜(ストッパ膜215、低誘電率膜216、シリコン酸化膜217)を形成する。次に、図2(b)のように下層配線a213上に第1の凹部(ビア孔219)を形成するためのパターンをレジスト218にパターニングする。レジスト218をマスクにしてシリコン酸化膜217、低誘電率膜216をエッチングし、絶縁膜にビア孔219を形成する。レジスト218を除去することにより図2(c)のようにビア孔219を下層配線a213上にのみ形成する。
First, as shown in FIG. 2A, a lower layer wiring a 213 and a lower
次に、図2(d)のように第1のレジスト材料を塗布してビア孔219内をレジストで埋め込み、第1のレジスト膜(レジスト膜220)を形成し、このレジスト膜220にパターンを形成する。レジスト膜220をマスクにして絶縁膜を選択的にエッチングし、絶縁膜に第2の凹部(ビア孔221)を形成する(図3(a))。これにより、下層配線b214上にのみビア孔221が形成される。また、ビア孔221の底部は、ストッパ膜215が露出した状態となる。
ここで、ストッパ膜215は、Si及びCを構成元素として含む膜であればよく、具体的にはSiCN膜またはSiC膜である。
Next, as shown in FIG. 2D, a first resist material is applied and the via
Here, the
次に、半導体基板の全面にビア孔221を埋設するように第2のレジスト材料を塗布して平坦な表面を有する第2のレジスト膜(レジスト膜222)を形成する(図3(b))。これにより、ビア孔219、ビア孔221共に凹部内にレジストが埋め込まれた状態となる。ここで、第1のレジスト材料及び第2のレジスト材料は同種のレジスト材料を用いることが好ましい。
Next, a second resist material is applied so as to fill the via
さらに、平坦な表面を有する第2のレジスト膜を形成する工程において、第2のレジスト膜をエッチバックする工程を含むことができる。これにより、第2のレジスト膜表面をより平坦化することができる。
このエッチバック処理は、第1の実施形態で挙げたものと同じ条件を例示することができる。
次に、レジスト膜222及びレジスト膜220をバイアス高周波電力を印加した条件で酸素プラズマ雰囲気にさらして除去する(図3(c))。例えば、2周波RIE装置を用い、圧力30mT、ソースパワー900W、バイアスパワー200W、O2流量200sccmの条件を用いる。
Further, in the step of forming the second resist film having a flat surface, a step of etching back the second resist film can be included. Thereby, the surface of the second resist film can be further planarized.
This etch back process can be exemplified by the same conditions as those described in the first embodiment.
Next, the resist
これにより、ビア孔219、ビア孔221共に凹部内にレジストが埋め込まれた状態であるため、ビア孔221の底部にかかる過剰なアッシング時間を短くすることができる。これにより、低誘電率膜216へのダメージを抑制しつつ、ビア孔221底面のストッパ膜215がエッチングされて消失することを防いだレジストの除去をおこなうことができる。
As a result, since both the via
本実施の形態では、次のような効果がある。
高さの異なる下層配線上にそれぞれビア孔を形成する場合、下層配線上の絶縁膜厚さに差があるため、ビア孔を同時に形成するためのエッチングを行うことが困難である。例えば絶縁膜の膜厚が薄い箇所ではオーバーエッチ量が増加するため、ストッパ膜215の抜けが発生してしまう。このため、深さの異なるビア孔を個別に形成することが好ましい。このような場合に、深い方のビア孔を形成した後、このビア孔をレジストでマスクし、浅い方のビア孔を形成する。次にマスクとして用いたレジストを除去する際に、浅い方のビア孔の側面及び底部が露出した状態であるため、レジスト除去によるアッシングのダメージを受けることになる。しかしながら、本実施形態においては、浅い方のビア孔221を埋設するように第2のレジスト材料を塗布して平坦な表面を有するレジスト膜222を形成しているため、深さの異なるビア孔は共にレジストが埋め込まれた状態となる。
The present embodiment has the following effects.
When via holes are formed on lower wirings having different heights, it is difficult to perform etching for forming via holes at the same time because there is a difference in insulating film thickness on the lower wiring. For example, since the amount of overetching increases at a location where the insulating film is thin, the
さらに、レジスト膜222及びレジスト膜220をバイアス電力を印加した酸素プラズマ雰囲気にさらして除去するため、ビア孔の底面及び側面に対して与える損傷を抑制したレジストの除去を行うことができる。
Further, since the resist
ここで、特開昭64−74723に凹凸パターン面に平坦なレジスト膜を形成する方法として第1のレジスト膜を形成し、この第1のレジスト膜を所望量エッチバックし、その上に第2のレジスト膜を形成する方法が開示されている。しかし、その目的は凹凸段差を有する基板上に平坦なレジスト膜を形成することである。 Here, as a method for forming a flat resist film on a concavo-convex pattern surface in Japanese Patent Application Laid-Open No. 64-74723, a first resist film is formed, a desired amount of this first resist film is etched back, and a second resist film is formed thereon. A method of forming a resist film is disclosed. However, the purpose is to form a flat resist film on a substrate having uneven steps.
一方本発明における半導体装置の製造方法は、凹部を有する基板に塗布されたレジスト膜を凹部の側面及び底部に損傷を与えることなく除去する方法であり、その目的が異なっている。 On the other hand, the method for manufacturing a semiconductor device according to the present invention is a method for removing a resist film applied to a substrate having a recess without damaging the side surface and the bottom of the recess, and the purpose thereof is different.
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、第一の実施形態において、ビア孔を形成する際のレジスト膜の再工事を例としたが、コンタクト孔を形成する際のレジスト膜の再工事にも適用することができる。
また、第二の実施形態において、下層配線に段差が有り同一層で深さの異なる凹部を形成する場合を例にしたが、これに限らず異なる層の配線層に形成された深さの異なる凹部を形成する場合にも適用することができる。
As mentioned above, although embodiment of this invention was described with reference to drawings, these are the illustrations of this invention, Various structures other than the above are also employable.
For example, in the first embodiment, the rework of the resist film when forming the via hole is taken as an example, but the present invention can also be applied to the rework of the resist film when forming the contact hole.
Further, in the second embodiment, an example has been described in which a lower layer wiring has a step and a recess having a different depth is formed in the same layer. However, the present invention is not limited to this, and the depths formed in different wiring layers are different. The present invention can also be applied when forming a recess.
11 下層配線
12 ストッパ膜
13 低誘電率膜
14 シリコン酸化膜
17 ビア孔
18 レジスト
101 下層配線
102 ストッパ膜
103 低誘電率膜
107 シリコン酸化膜
109 第1の凹部(ビア孔)
108 第1のレジスト膜(レジスト膜)
112 第2のレジスト膜(レジスト膜)
213 下層配線a
214 下層配線b
215 ストッパ膜
216 低誘電率膜
217 シリコン酸化膜
218 レジスト
219 第1の凹部(ビア孔)
220 第1のレジスト膜(レジスト膜)
221 第2の凹部(ビア孔)
222 第2のレジスト膜(レジスト膜)
11
108 First resist film (resist film)
112 Second resist film (resist film)
213 Lower layer wiring a
214 Lower layer wiring b
215
220 First resist film (resist film)
221 Second recess (via hole)
222 Second resist film (resist film)
Claims (6)
前記絶縁膜に、第1の凹部を形成する工程と、
前記半導体基板の全面に第1のレジスト材料を塗布して第1のレジスト膜を形成する工程と、
前記半導体基板の全面に第2のレジスト材料を塗布して平坦な表面を有する第2のレジスト膜を形成する工程と、
前記半導体基板にバイアス高周波電力を印加した条件で酸素プラズマ雰囲気にさらして前記第2のレジスト膜及び前記第1のレジスト膜を除去する工程とを含み、
第1の凹部を形成する前記工程において、
前記第1の凹部は、底部にSi及びCを構成元素として含む膜が設けられることを特徴とする半導体装置の製造方法。 Forming an insulating film on the semiconductor substrate;
Forming a first recess in the insulating film;
Applying a first resist material to the entire surface of the semiconductor substrate to form a first resist film;
Applying a second resist material over the entire surface of the semiconductor substrate to form a second resist film having a flat surface;
Exposing the semiconductor substrate to an oxygen plasma atmosphere under a condition where bias high frequency power is applied to the semiconductor substrate, and removing the second resist film and the first resist film,
In the step of forming the first recess,
The method of manufacturing a semiconductor device, wherein the first recess is provided with a film containing Si and C as constituent elements at a bottom.
第2のレジスト膜を形成する前記工程との間に、
前記第1のレジスト膜にパターンを形成し、前記第1のレジスト膜をマスクにして前記絶縁膜を選択的にエッチングして前記絶縁膜に第2の凹部を形成する工程をさらに含み、
第2の凹部を形成する前記工程において、前記第2の凹部は、底部にSi及びCを構成元素として含む前記膜が設けられ、
第2のレジスト膜を形成する前記工程において、
前記第2の凹部を埋設するように前記第2のレジスト材料を塗布することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 Forming the first resist film;
Between the step of forming the second resist film,
Forming a second recess in the insulating film by forming a pattern in the first resist film, and selectively etching the insulating film using the first resist film as a mask;
In the step of forming a second recess, the second recess is provided with the film containing Si and C as constituent elements at the bottom,
In the step of forming the second resist film,
2. The method of manufacturing a semiconductor device according to claim 1, wherein the second resist material is applied so as to bury the second recess.
前記第2のレジスト膜をエッチバックする工程を含むことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の半導体装置の製造方法。 The step of forming the second resist film includes:
5. The method of manufacturing a semiconductor device according to claim 1, further comprising a step of etching back the second resist film.
前記第1のレジスト膜の最大膜厚以上の厚さに前記第2のレジスト材料を塗布することを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の半導体装置の製造方法。 In the step of forming the second resist film,
6. The method of manufacturing a semiconductor device according to claim 1, wherein the second resist material is applied to a thickness equal to or greater than a maximum thickness of the first resist film.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007164680A JP2009004600A (en) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | Method of manufacturing semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007164680A JP2009004600A (en) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | Method of manufacturing semiconductor device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009004600A true JP2009004600A (en) | 2009-01-08 |
Family
ID=40320657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007164680A Pending JP2009004600A (en) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | Method of manufacturing semiconductor device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009004600A (en) |
-
2007
- 2007-06-22 JP JP2007164680A patent/JP2009004600A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9607883B2 (en) | Trench formation using rounded hard mask | |
JP2007059531A (en) | Method of manufacturing semiconductor device | |
JP2007013074A (en) | Method for manufacturing semiconductor device | |
WO2011068029A1 (en) | Method for manufacturing semiconductor device | |
JP2008218999A (en) | Method of manufacturing semiconductor device | |
JP3950446B2 (en) | Anisotropic etching method | |
JP2000150632A (en) | Manufacture of semiconductor substrate | |
JP2009004600A (en) | Method of manufacturing semiconductor device | |
KR100303779B1 (en) | Method for forming pattern using double photoresist silylation | |
US20060024965A1 (en) | Method of etching cavities having different aspect ratios | |
US20030064599A1 (en) | Pattern forming method | |
KR100912958B1 (en) | Method for fabricating fine pattern in semiconductor device | |
JP2006108423A (en) | Manufacturing method of isolation structure | |
KR100511128B1 (en) | Method of forming a metal line in a semiconductor device | |
KR100221585B1 (en) | Forming method for via hole of semiconductor device | |
JP2000307003A (en) | Fabrication of semiconductor device | |
KR100223265B1 (en) | Method for forming a contact of a semiconductor device | |
KR20040045111A (en) | Method for forming nano via and method for manufacturing a metal line using the same | |
JP2006049401A (en) | Semiconductor device and its manufacturing method | |
KR100377163B1 (en) | Method for forming polysilicon plug in semiconductor device | |
KR100607368B1 (en) | Method for Forming Contact Hole in Semiconductor Device | |
KR100939161B1 (en) | Method for fabricating device isolation film of semiconductor device | |
JP2004356178A (en) | Method for etching and method of manufacturing semiconductor device | |
KR100824632B1 (en) | Method of Manufacturing Semiconductor Device by 90nm Design Rule | |
KR20030091452A (en) | Method of forming pattern inhibiting pitting effect |