JP2009004292A - 照明制御装置および照明制御システム - Google Patents

照明制御装置および照明制御システム Download PDF

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伸二 酒瀬川
Hajime Yabu
肇 藪
Goro Oda
悟朗 小田
Takashi Yoshida
吉田  孝
Hiroshi Miura
啓 三浦
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Abstract

【課題】段調光の光出力を調整するときの作業効率を向上することができるとともに、各操作端末器の照明負荷に対して同じ段調光の光出力で制御することができる、照明制御装置および照明制御システムを提供する。
【解決手段】照明負荷の近傍に設置し、この照明負荷を制御する照明制御装置において、照明負荷の光出力が段階的に変化する段調光の各段を操作部の入力に応じて切り替える段調光切替手段と、照明負荷における段調光の光出力を操作部の入力に応じて各段で増減する光出力増減手段と、照明負荷における段調光の光出力を操作部の入力に応じて各段で記憶する光出力記憶手段と、この光出力記憶手段が記憶する照明負荷の光出力または光出力増減手段が増減する照明負荷の光出力に基づいて照明負荷に調光信号を送信する調光信号送信手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、照明負荷を制御する、照明制御装置および照明制御システムに関する。
設置場所や設置環境に応じて照明負荷の光出力をさまざまに制御する照明制御システムが知られている。
たとえば、多重伝送方式を用い、操作端末器の入力に応じて照明負荷の光出力を制御する下記の特許文献1に記載の遠隔監視制御システムが公知である。また、このような遠隔監視制御システムにおいて照明負荷の光出力が段階的に変化する段調光と連続的に変化する連続調光とを1つの操作端末器で制御する下記の特許文献2に記載の遠隔監視制御システムが公知である。
具体的には、遠隔監視制御システムにおける分電盤の内部に調光端末器を備え、この調光端末器が、操作端末器の入力に応じた調光信号を照明負荷に送信することで照明負荷の光出力を制御している。
特開平6−335068号公報 特開2000−277271号公報
ところで、上記の遠隔監視制御システムは、操作端末器が記憶した段調光の光出力データをもとに段調光の光出力を制御している。また、これらの遠隔監視制御システムの操作端末器は、段調光の光出力を変更するごとに段調光の光出力データを更新している。
このため、複数の操作端末器で構成した遠隔監視制御システムでは各操作端末器の調光データが異なってしまい、各操作端末器の照明負荷に対して同じ段調光の光出力で制御することができない。
以上にかんがみて、本発明の目的は、段調光の光出力を調整するときの作業効率を向上することができるとともに、各操作端末器の照明負荷に対して同じ段調光の光出力で制御することができる、照明制御装置および照明制御システムを提供することである。
請求項1にあっては、この課題を解決するために、照明負荷の近傍に設置し、この照明負荷を制御する照明制御装置において、照明負荷の光出力が段階的に変化する段調光の各段を操作部の入力に応じて切り替える段調光切替手段と、照明負荷における段調光の光出力を操作部の入力に応じて各段で増減する光出力増減手段と、照明負荷における段調光の光出力を操作部の入力に応じて各段で記憶する光出力記憶手段と、この光出力記憶手段が記憶する照明負荷の光出力または光出力増減手段が増減する照明負荷の光出力に基づいて照明負荷に調光信号を送信する調光信号送信手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2にあっては、この課題を解決するために、照明負荷を制御する照明制御システムにおいて、照明負荷の近傍に設置し、伝送制御装置に制御データを送信することでこの照明負荷を制御する照明制御装置が、照明負荷の光出力が段階的に変化する段調光と連続的に変化する連続調光とを操作部の入力に応じて切り替える調光切替手段と、照明負荷における段調光の光出力または連続調光の光出力を操作部の入力に応じて増減する光出力増減手段を備えるとともに、照明制御システムの伝送を制御する伝送制御装置が、照明制御装置が送信した制御データに基づいて照明負荷における段調光の光出力を記憶する光出力記憶手段を備え、この光出力記憶手段が記憶する段調光の光出力と光出力増減手段が増減する段調光の光出力または連続調光の光出力に基づいて照明負荷に調光信号を送信することを特徴とする。
請求項3にあっては、この課題を解決するために、請求項2の解決手段に加え、照明制御装置が、照明負荷における段調光の各段を操作部の入力に応じて切り替える段調光切替手段を備えるとともに、伝送制御装置が、照明制御装置が送信した制御データに基づいて照明負荷における段調光の光出力を各段で記憶する光出力記憶手段を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、照明負荷の近傍に設置した照明制御装置が、この照明負荷における段調光の光出力を増減し、段調光の光出力を各段で記憶するので、照明負荷における明るさを実際に目視しながら段調光の光出力を各段で変更することができる。
請求項2の発明によれば、照明負荷の近傍に設置した照明制御装置が、この照明負荷における段調光の光出力と連続調光の光出力を増減し、伝送制御装置が段調光の光出力を記憶するので、照明負荷における実際の明るさを目視しながら段調光の光出力を変更することができる。また、段調光と連続調光を1つの照明制御装置で制御することができる。さらに、複数の照明負荷で同じ段調光の光出力に切り替えることができるとともに、段調光の光出力を変更することができる。
請求項3の発明によれば、請求項2の効果に加え、伝送制御装置が、段調光の光出力を各段で記憶するので、複数の照明負荷で同じ段調光の光出力に切り替えることができるとともに、段調光の光出力を各段で変更することができる。
本発明の第1実施形態について図面を参照しながら説明する。
第1実施形態では、照明負荷の近傍壁面に設置した、照明負荷の光出力を段階的に変化する(以降、段調光と表記)照明制御装置が、段調光における各段の光出力を制御するための電気信号を照明負荷に送信する。また、第1実施形態では、この照明制御装置が、段調光における各段の光出力を増減し、増減した光出力を各段で記憶することを特徴とするものである。
これらによって、第1実施形態に係る照明制御装置は、ユーザによって、照明負荷の明るさを実際に目視しながら段調光の光出力を各段で変更させることができる。また、この第1実施形態に係る照明制御装置によれば、調光信号を送信するための端末器を設置することなく照明負荷に調光信号を送信することができる。
以降、この照明制御装置の構成と作用とについて説明する。
図1は、第1実施形態における照明制御装置の外観を示した正面図である。照明制御装置2は、本体ハウジングの裏面に設けた金具(図示しない)で壁面に設置している。
図2は、第1実施形態における照明制御装置2の主要構成を機能別に示したブロック図である。照明制御装置2は、第1の段調光スイッチ21と、第2の段調光スイッチ22と、第3の段調光スイッチ23と、アップスイッチ24と、ダウンスイッチ25と、記憶スイッチ26と、調光スイッチ27と、スイッチインターフェース(以降、スイッチI/F部28と表記)と、調光データ記憶部30と、調光信号送信部31と、データ送受信部32と、照明制御部29とを構成要素としている。各スイッチ21〜27は、図1で示したように本体ハウジングの内部から外部に露出している。
第1の段調光スイッチ21と、第2の段調光スイッチ22と、第3の段調光スイッチ23とは、ユーザによる段調光の各段を切り替える操作を電気信号に変換する。アップスイッチ24とダウンスイッチ25とは、段調光の光出力を各段で増減する操作を電気信号に変換する。記憶スイッチ26は、段調光の光出力を各段で記憶する操作を電気信号に変換する。調光スイッチ27は、照明負荷9を点灯・消灯する操作を電気信号に変換する。
スイッチI/F部28は、各スイッチ21〜27と照明制御部29とにおける信号のやりとりを仲介する。また、スイッチI/F部28は、第1の段調光スイッチ21と、第2の段調光スイッチ22と、第3の段調光スイッチ23と、調光スイッチ27とが動作するとそれぞれに対応する図1で示したオン・オフ表示部2aを制御する。具体的には、スイッチI/F部28は、スイッチ21〜27がオンのときは、当該スイッチ21〜27に対応したオン・オフ表示部2aのうちの赤のLED(Light Emitting Diode)を点灯し、スイッチ21〜27がオフのときは、当該スイッチ21〜27に対応したオン・オフ表示部2aのうちの緑のLEDを点灯する。
照明制御部29は、調光データ記憶部30と、調光信号送信部31と、データ送受信部32とを制御する。具体的には、照明制御部29は、CPU(Central Processing Unit)を用いて構成されている。
調光データ記憶部30は、第1の段調光スイッチ21と、第2の段調光スイッチ22と、第3の段調光スイッチ23とに対応した、照明負荷9の光出力を制御するためのデータ(以降、調光データと表記)を記憶する。具体的には、調光データ記憶部30は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)を用いて構成されている。
調光信号送信部31は、各段調光スイッチ21〜23に対応した調光データを調光信号に変換して照明負荷9に送信する。この調光データは、照明負荷9の点灯強度を表し、たとえば、30%、50%、80%といった、0%(消灯)〜100%の中間値を表している。なお、調光信号の送信するための電力は多重伝送信号線の±24Vから作成している。
データ送受信部32は、後述のリレー端末器5を制御するためのデータ(以降、オン・オフ制御データと表記)を伝送制御装置4に送信する。
図3は、第1実施形態の照明制御装置2を備えた照明制御システム1の主要構成を示したブロック図である。照明制御システム1は、照明制御装置2と、伝送制御装置4と、トランスユニット8と、照明負荷9と、リレー端末器5と、リレー7とを構成要素としている。照明制御装置2は、2線式の信号線で照明負荷9と接続し、多重伝送方式を用いた2線式の信号線(多重伝送信号線)で伝送制御装置4とリレー端末器5と接続している。照明負荷9は、リレー7と2線式の電力線で接続している。リレー端末器5は、トランスユニット8を経由してリレー7と接続し、伝送制御装置4と多重伝送方式を用いた2線式の信号線で接続している。
伝送制御装置4は、照明制御システム1における信号の伝送を制御する。具体的には、ビット分割・割込式サイクリック時分割多重伝送方式を用いている。
リレー端末器5は、パルス的な電源をリレー7に供給することでリレー7の接点をオン・オフ制御する。
リレー7は、リレー端末器5が供給するパルス的な電源を受給すると接点をオン・オフする。具体的には、ラッチング型を用いている。
トランスユニット8は、リレー7が接点を閉じると照明の点灯に必要な電力を照明負荷9に供給する。
照明負荷9は、トランスユニット8が供給する電力をもとに照明制御装置2が送信した調光信号に基づいて光出力を制御する。具体的には、インバーター蛍光灯を用いている。
以上の構成による照明制御装置2の動作について説明する。
照明負荷9を点灯させる操作を照明制御部29が検知すると、照明制御部29は、検知した段調光スイッチ21〜23のいずれかに対応する調光データを出力するよう調光データ記憶部30に指示する。調光データ記憶部30は、照明制御部29に調光データを出力する。照明制御部29は、調光信号送信部31にこの調光データを出力するとともに、照明負荷9に送信するよう指示する。調光信号送信部31は、照明制御部29が出力した調光データを調光信号に変換して照明負荷9に送信する。また、照明制御部29は、オン・オフ制御データをリレー端末器5に対して送信するようデータ送受信部32に指示する。データ送受信部32は、オン・オフ制御データをリレー端末器5に送信する。伝送制御装置4は、照明制御装置2が送信したオン・オフ制御データをリレー端末器5に送信する。リレー端末器5は、伝送制御装置4が送信したオン・オフ制御データを受信し、このオン・オフ制御データに基づいてリレー7にパルス的な電源を供給する。リレー7は、リレー端末器5が供給するパルス的な電源を受給して接点を閉じる。トランスユニット8は、リレー7が接点を閉じると照明の点灯に必要な電力を照明負荷9に供給する。これらによって、照明負荷9は、リレー7から供給された電力を用いて、操作されたいずれかの段調光スイッチ21〜23に対応した調光信号に従って、照明負荷9を段調光制御する。
照明負荷9の点灯時において、照明制御部29が段調光の光出力を増減する操作を検知すると、照明制御部29は、現時点で照明負荷9に点灯させている光出力の段調光スイッチに対応する調光データを出力するよう調光データ記憶部30に指示する。調光データ記憶部30は、照明制御部29に調光データを出力する。照明制御部29は、検知した操作内容に基づいてこの調光データを増減し、増減した調光データを調光信号送信部31に出力するとともに、照明負荷9に送信するよう指示する。調光信号送信部31は、調光データを調光信号に変換して照明負荷9に送信する。また、照明制御部29は、増減した調光データを調光データ記憶部30に出力するとともに、一時的に保持するよう指示する。調光データ記憶部30は、この調光データを一時的に保持する。これらによって、照明負荷9は、上述したように段調光スイッチ21〜23が操作された後に、光出力を変化させる操作がなされた場合には、当該段調光スイッチ21〜23に対応した段調光の光出力から変更された光出力に制御される。
照明負荷9の点灯時において、上述のように照明負荷9の光出力が増減された後に、照明制御部29が段調光の光出力を記憶する操作を検知すると、照明制御部29は、保持している調光データを記憶するよう調光データ記憶部30に指示する。調光データ記憶部30は、保持している調光データが現時点の段調光スイッチ21〜23に対応するものであれば記憶する。
つぎに、本発明の第2実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、上述した第1実施形態と同じ部分については、同一符号を付することによりその詳細な説明を省略する。
第2実施形態では、照明負荷9の近傍壁面に設置した、照明負荷9の光出力を連続的に変化する(以降、連続調光と表記)照明制御装置2が、伝送制御装置4を制御するためのデータ(以降、調光制御データと表記)を伝送制御装置4に送信する。また、伝送制御装置4がこの調光制御データに基づいて照明負荷9の制御方式を連続調光モードと段調光モードとを切り替え、照明負荷9の光出力を増減し、増減した光出力を記憶する。
これらによって、照明負荷9の明るさを実際に目視しながら連続調光の光出力を調整するとともに、段調光モードにおける照明負荷9の光出力を変更することができる。また、段調光を制御するための端末器を設置することなく段調光の光出力を制御することができる。さらに、段調光の光出力に切り替えてから連続調光で調整することができる。さらにまた、複数の照明制御装置2で同じ段調光の光出力に切り替えることができるとともに、段調光の光出力を変更することができる。
以降、この照明制御システム1の構成と動作について説明する。
図4は、第2実施形態における照明制御システム1の主要構成を示したブロック図である。照明制御システム1は、第1実施形態に加えて調光端末器6を構成要素としている。調光端末器6は、多重伝送方式を用いた2線式の信号線で伝送制御装置4とリレー端末器5と接続し、2線式の信号線で照明負荷9と接続している。照明制御装置2は、多重伝送方式を用いた2線式の信号線で伝送制御装置4とリレー端末器5と調光端末器6と接続している。
調光端末器6は、調光データを調光信号に変換して照明負荷9に送信する。また、調光端末器6は、照明制御装置2が調光端末器6を制御するための制御データ(以降、調光信号制御データと表記)に基づいて調光信号を照明負荷9に送信する。
図5は、第2実施形態における伝送制御装置4の主要構成を機能別に示したブロック図である。伝送制御装置4は、データ送受信部43と、調光データ記憶部42と、伝送制御部41とを構成要素としている。
伝送制御部41は、調光データ記憶部42とデータ送受信部43とを制御する。具体的には、伝送制御部41は、CPUを用いて構成されている。
調光データ記憶部42は、後述するが、照明制御装置2に対するユーザの操作に基づいて設定された段調光の光出力を表す調光データを記憶する。具体的には、調光データ記憶部42は、EEPROMを用いて構成されている。
データ送受信部43は、照明制御装置2が送信した調光制御データまたは調光信号制御データを受信する。また、データ送受信部43は、照明制御装置2が送信したオン・オフ制御データをリレー端末器5に送信する。さらに、データ送受信部43は、調光信号制御データまたは調光データを調光端末器6に送信する。
図6は、第2実施形態における照明制御装置2の外観を示した正面図である。照明制御装置2は、第1実施形態と同様に壁面設置している。この第2実施形態における照明制御装置2は、第1実施形態における照明制御装置2とは異なり、アップスイッチ24と、ダウンスイッチ25と、オン・オフスイッチ35のみで構成されている。
図7は、第2実施形態における照明制御装置2の主要構成を機能別に示したブロック図である。照明制御装置2は、アップスイッチ24と、ダウンスイッチ25と、オン・オフスイッチ35と、スイッチI/F部28と、照明制御部29と、データ送受信部32とを構成要素としている。各スイッチ24,25,35は、図6で示したように本体ハウジングの内部から外部に露出している。
オン・オフスイッチ35は、照明負荷9を点灯・消灯する操作と、連続調光モードと段調光モードとを切り替える操作と、段調光の光出力を記憶する操作とを電気信号に変換する。なお、アップスイッチ24とダウンスイッチ25とについては第1実施形態と同等である。
スイッチI/F部28は、各スイッチ24,25,35と照明制御部29とにおける信号のやりとりを仲介する。
照明制御部29は、データ送受信部32を制御して、伝送制御装置4に記憶させる段調光の光出力を出力させたり、伝送制御装置4を介して調光端末器6に調光信号を出力させたりする。また、照明制御部29は、オン・オフスイッチ35が出力した電気信号の出力時間(操作時間)に基づいて、照明負荷9を点灯・消灯する操作と、連続調光モードと段調光モードとを切り替える操作と、段調光モードにおける光出力を記憶する操作とのいずれかを識別する。具体的には、照明制御部29は、操作時間が2秒以下である場合には、照明負荷9を点灯・消灯する操作と判断し、操作時間が2秒以上4秒以下である場合には、連続調光モードと段調光モードとを切り替える操作と判断し、操作時間が4秒以上である場合には、段調光モードにおける光出力を記憶する操作と判断する。さらに、照明制御部29は、アップスイッチ24,ダウンスイッチ25の操作によって変化される光出力の強度を表すように、光出力表示部2bを制御する。具体的には、光出力表示部2bは、複数のLEDからなり、点灯させるLEDの数によって照明負荷9の光出力の強度を表す。
データ送受信部32は、オン・オフ制御データまたは、調光制御データ、調光信号制御データを伝送制御装置4に送信する。
以上の構成による照明制御システム1の動作について説明する。
照明負荷9を連続調光モードで点灯させているときにおいて、照明制御装置2の照明制御部29が連続調光モードと段調光モードとを切り替える操作を検知すると、照明制御部29は、調光制御データをデータ送受信部32に出力するとともに、伝送制御装置4に送信するよう指示する。データ送受信部32は、この調光制御データを伝送制御装置4に送信する。伝送制御装置4のデータ送受信部43は、照明制御装置2が送信した調光制御データを受信し、伝送制御部41に出力する。伝送制御部41は、この調光制御データに基づいて調光データ記憶部42に調光データを出力するよう指示する。調光データ記憶部42は、伝送制御部41に調光データを出力する。伝送制御部41は、この調光データをデータ送受信部43に出力するとともに、調光端末器6に送信するよう指示する。データ送受信部43は、伝送制御装置4が送信した調光データを調光端末器6に送信する。調光端末器6は、伝送制御装置4が送信した調光データを受信し、この調光データを調光信号に変換して照明負荷9に再送信する。これらによって、照明負荷9は、伝送制御装置4に記憶させていた調光データで表されている段調光の光出力で点灯する。
照明負荷9を段調光モードで点灯させているときにおいて、照明制御装置2の照明制御部29が段調光モードにおける光出力を増減する操作を検知すると、照明制御部29は、当該操作による増減量を表す調光制御データをデータ送受信部32に出力するとともに、伝送制御装置4に送信するよう指示する。データ送受信部32は、この調光制御データを伝送制御装置4に送信する。伝送制御装置4のデータ送受信部43は、照明制御装置2が送信した調光制御データを受信し、伝送制御部41に出力する。伝送制御部41は、この調光制御データに基づいて現時点の調光データを出力するよう調光データ記憶部42に指示する。調光データ記憶部42は、伝送制御部41に調光データを出力する。照明制御部41は、調光制御データによって表されている増減量に従ってこの調光データを増減し、増減した調光データをデータ送受信部43に出力するとともに、調光端末器6に送信するよう指示する。また、照明制御部41は、増減した調光データを調光データ記憶部42に出力するとともに、一時的に保持するよう指示する。データ送受信部43は、この調光データを調光端末器6に送信する。調光データ記憶部42は、この調光データを一時的に保持する。調光端末器6は、伝送制御装置4が送信した調光データを調光信号に変換して照明負荷9に再送信する。これらによって、照明負荷9は、段調光モードにおける照明負荷9の光出力を増減させる。
照明負荷9の段調光における点灯時において、上述したように段調光モードにおける光出力が調整され、照明制御装置2の照明制御部29が段調光の光出力を記憶する操作を検知すると、照明制御部29は、現在の段調光モードにおける照明負荷9の光出力を記憶する命令を含む調光制御データをデータ送受信部32に出力するとともに、伝送制御装置4に送信するよう指示する。データ送受信部32は、この調光制御データを伝送制御装置4に送信する。伝送制御装置4のデータ送受信部43は、照明制御装置2が出力した調光制御データを受信し、伝送制御部41に出力する。伝送制御部41は、この調光制御データにて命令されたように、保持している調光データを記憶するよう調光データ記憶部42に指示する。調光データ記憶部42は、保持している調光データを記憶する。これによって、この照明制御システム1は、あらかじめ伝送制御装置4に記憶していた段調光モードにおける光出力を増減させた場合に、当該増減された光出力を記憶させて、段調光モードにおける光出力を更新できる。
図8は、段調光の光出力を記憶する操作を検知したときの伝送制御装置4と照明制御装置2とにおける伝送手順を示した図である。
S1において、照明制御装置2は、段調光の光出力を記憶する操作を検知すると伝送制御装置4に割り込みパルスを送信する。S2において、伝送制御装置4は、S1において割り込みパルスを送信した照明制御装置2に識別アドレスを問い合わせる。S3において、照明制御装置2は、S2の問い合わせに応答して、伝送制御装置4に識別アドレスを返信する。S4において、伝送制御装置4は、S3にて識別アドレスを返信した照明制御装置2に、割り込みパルスを発生した要因となる要求内容を問い合わせる。S5において、照明制御装置2は、S4の問い合わせに応答して、伝送制御装置4に、S1にて操作された段調光の光出力を記憶する要求を送信する。S6において、伝送制御装置4は、S5にて送信された要求に含まれる段調光の光出力を記憶した後に、照明制御装置2にACKを送信する。S7において、照明制御装置2は、伝送制御装置4にACKを返信する。
図9は、照明負荷9の制御方式を連続調光モードと段調光モードとで切り替える操作を検知したときの伝送制御装置4と、照明制御装置2と、調光端末器6とにおける伝送手順を示した図である。
S11において、照明制御装置2は、連続調光モードと段調光モードとで切り替える切替操作を検知すると伝送制御装置4に割り込みパルスを送信する。S12において、伝送制御装置4は、S11の割り込みパルスを送信した照明制御装置2に識別アドレスを問い合わせる。S13において、照明制御装置2は、S12の問い合わせに応答して、伝送制御装置4に識別アドレスを返信する。S14において、伝送制御装置4は、S13にて識別アドレスを返信した照明制御装置2に、割り込みパルスを発生させた要因となる要求内容を問い合わせる。S15において、照明制御装置2は、伝送制御装置4に、S11で操作されたように連続調光モードを段調光モードに切り替える要求を送信する。S16において、伝送制御装置4は、照明負荷9の制御方式を連続調光モードから段調光モードに切り替えた後に、段調光モードに切り替える要求を送信した照明制御装置2に、ACKを送信する。S17において、照明制御装置2は、伝送制御装置4にACKを返信する。S18において、伝送制御装置4は、調光端末器6に、現在の照明負荷9の状態を問い合わせる。S19において、調光端末器6は、伝送制御装置4に、現在の照明負荷9の状態を返信する。S20において、伝送制御装置4は、段調光モードでの制御を要求した照明制御装置2に、調光制御データを問い合わせる。S21において、照明制御装置2は、伝送制御装置4に調光制御データを返信する。S22において、伝送制御装置4は、調光制御データに基づいて調光端末器6に調光データを送信する。S23において、伝送制御装置4は、調光端末器6に状態を問い合わせる。S24において、調光端末器6は、伝送制御装置4に状態を返信する。
つぎに、本発明の第3実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、第2実施形態と同等のものについては、同一の符号を付することによってその説明を省略することがある。
第3実施形態では、第2実施形態に加え、伝送制御装置4が、段調光の光出力を各段で増減し、増減した光出力を各段で記憶する。
これによって、照明負荷9の明るさを実際に目視しながら連続調光の光出力を調整するとともに、段調光における各段の光出力を各段で変更することとができる。また、段調光を制御するための端末器を設置することなく照明負荷9の光出力を段調光で制御することができる。さらに、段調光に切り替えてから連続調光で光出力を調整することができる。さらにまた、複数の照明制御装置2で同じ段調光の光出力に切り替えることができるとともに、段調光の光出力を各段で変更することができる。
以降、この照明制御システム1の構成と作用について説明する。
第3実施形態における照明制御システム1の構成は、第2実施形態と同等である。
伝送制御装置4の構成は、図6に示した第2実施形態と同等である。調光データ記憶部42は、第1の段調光スイッチ21と、第2の段調光スイッチ22と、第3の段調光スイッチ23とに対応した調光データを記憶する。具体的には、EEPROMを用いている。
図10は、第3実施形態における照明制御装置の外観を示した正面図である。照明制御装置2は、第1実施形態と同様に壁面設置している。
図11は、第3実施形態における照明制御装置の主要構成を機能別に示したブロック図である。照明制御装置2は、第1の段調光スイッチ21と、第2の段調光スイッチ22と、第3の段調光スイッチ23と、アップスイッチ24と、ダウンスイッチ25と、調光スイッチ27と、オン・オフスイッチ35と、スイッチI/F部28と、照明制御部29と、データ送受信部32とを構成要素としている。各スイッチは、図11で示したように本体ハウジングの内部から外部に露出している。
調光スイッチ27は、照明負荷9の調光をオン・オフする操作を電気信号に変換する。なお、第1の段調光スイッチ21と、第2の段調光スイッチ22と、第3の段調光スイッチ23と、アップスイッチ24と、ダウンスイッチ25とは、第1実施形態と同等である。また、スイッチI/F部28は、第1実施形態と同等である。
このような第3実施形態に係る照明制御システム1によれば、照明制御装置2が、照明負荷9における段調光の各段を段調光スイッチ21〜23の入力に応じて切り替えることができる。この場合、照明制御システム1においては、伝送制御装置4に記憶された段調光スイッチ21〜23に対応した段調光の光出力値を、当該伝送制御装置4から調光端末器6に送信し、調光端末器6によって照明負荷9の光出力値を変化させる。
以上、本発明の最適な実施形態について説明したのだが、本発明は、これらの実施形態に限らず、要旨を逸脱しない範囲でさまざまな改変を施すことができる。
第1実施形態における照明制御装置の外観を示した正面図である。 第1実施形態における照明制御装置の主要構成を機能別に示したブロック図である。 第1実施形態における照明制御システムの主要構成を示したブロック図である。 第2実施形態における照明制御システムの主要構成を示したブロック図である。 第2実施形態における照明制御装置の外観を示した正面図である。 第2実施形態における伝送制御装置の主要構成を機能別に示したブロック図である。 第2実施形態における照明制御装置の主要構成を機能別に示したブロック図である。 段調光の光出力を記憶する操作を検知したときの伝送制御装置と照明制御装置とにおける伝送手順を示した図である。 連続調光と段調光とを切り替える操作を検知したときの伝送制御装置と照明制御装置と調光端末器とにおける伝送手順を示した図である。 第3実施形態における照明制御装置の外観を示した正面図である。 第3実施形態における照明制御装置の主要構成を機能別に示したブロック図である。
符号の説明
1 照明制御システム
2 照明制御装置
2a オン・オフ表示部
2b 光出力表示部
4 伝送制御装置
5 リレー端末器
6 調光端末器
7 リレー
8 トランスユニット
9 照明負荷
21 第1の段調光スイッチ
22 第2の段調光スイッチ
23 第3の段調光スイッチ
24 アップスイッチ
25 ダウンスイッチ
26 記憶スイッチ
27 調光スイッチ
28 スイッチI/F部
29 照明制御部
30 調光データ記憶部
31 調光信号送信部
32 データ送受信部
35 オン・オフスイッチ
41 伝送制御部
42 調光データ記憶部
43 データ送受信部

Claims (3)

  1. 照明負荷の近傍に設置し、該照明負荷を制御する照明制御装置において、
    前記照明負荷の光出力が段階的に変化する段調光の各段を操作部の入力に応じて切り替える段調光切替手段と、
    前記照明負荷における段調光の光出力を操作部の入力に応じて各段で増減する光出力増減手段と、
    前記照明負荷における段調光の光出力を操作部の入力に応じて各段で記憶する光出力記憶手段と、
    該光出力記憶手段が記憶する前記照明負荷の光出力または前記光出力増減手段が増減する前記照明負荷の光出力に基づいて前記照明負荷に調光信号を送信する調光信号送信手段とを備えたことを特徴とする照明制御装置。
  2. 照明負荷を制御する照明制御システムにおいて、
    照明負荷の近傍に設置し、伝送制御装置に制御データを送信することで該照明負荷を制御する照明制御装置が、
    前記照明負荷の光出力が段階的に変化する段調光と連続的に変化する連続調光とを操作部の入力に応じて切り替える調光切替手段と、
    前記照明負荷における段調光の光出力または連続調光の光出力を操作部の入力に応じて増減する光出力増減手段を備えるとともに、
    照明制御システムの伝送を制御する前記伝送制御装置が、
    前記照明制御装置が送信した制御データに基づいて前記照明負荷における段調光の光出力を記憶する光出力記憶手段を備え、
    該光出力記憶手段が記憶する段調光の光出力と前記光出力増減手段が増減する段調光の光出力または連続調光の光出力に基づいて前記照明負荷に調光信号を送信することを特徴とする照明制御システム。
  3. 前記照明制御装置が、前記照明負荷における段調光の各段を操作部の入力に応じて切り替える段調光切替手段を備えるとともに、
    前記伝送制御装置が、前記照明制御装置が送信した制御データに基づいて前記照明負荷における段調光の光出力を各段で記憶する光出力記憶手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の照明制御システム。
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