JP2009004081A - 第二のばらつきの検出による再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】位相ロックループ手段のような追加の構成要素を必要としない再生装置を提供する。
【解決手段】情報は、第一の物理パラメータに関するばらつきの形式で情報キャリア2に記録される。再生装置は、トランスデューサ4により情報キャリアを走査し、かかる物理パラメータのばらつきに応答する。情報回復回路5は、トランスデューサ4から受信された第一の検出信号D1から情報を回復する。情報回復回路5は、位相ロックループ51を有する。情報キャリア2は、第二の物理パラメータの第二のばらつきを示し、この第二の物理パラメータは、第一の物理パラメータとは異なるが、トランスデューサ4により検出可能である。検出回路6は、トランスデューサ4から受信された第二の検出信号D2に基づいて第二のばらつきの存在を検出する。本発明は、検出回路6が、第二のばらつきの存在を検出するため、情報回復回路5の位相ロックループを使用可能なことにある。
【選択図】図3
【解決手段】情報は、第一の物理パラメータに関するばらつきの形式で情報キャリア2に記録される。再生装置は、トランスデューサ4により情報キャリアを走査し、かかる物理パラメータのばらつきに応答する。情報回復回路5は、トランスデューサ4から受信された第一の検出信号D1から情報を回復する。情報回復回路5は、位相ロックループ51を有する。情報キャリア2は、第二の物理パラメータの第二のばらつきを示し、この第二の物理パラメータは、第一の物理パラメータとは異なるが、トランスデューサ4により検出可能である。検出回路6は、トランスデューサ4から受信された第二の検出信号D2に基づいて第二のばらつきの存在を検出する。本発明は、検出回路6が、第二のばらつきの存在を検出するため、情報回復回路5の位相ロックループを使用可能なことにある。
【選択図】図3
Description
本発明は、再生装置に収容される情報キャリアのトラックから情報を読取るための再生装置に関する。この情報キャリアは、第一の物理パラメータに関する第一のばらつきを示す。この第一のばらつきは、情報キャリアに記録される情報に対応している。この情報キャリアは、第二の物理パラメータに関する第二のばらつきを示すことができる。この第二の物理パラメータは、第一の物理パラメータとは異なる。
この再生装置は、以下を有している。走査手段は、情報キャリアを走査して、第一のばらつきに依存する第一の信号のばらつきを示す第一の検出信号を発生し、第二のばらつきに依存する第二の信号のばらつきを示す第二の検出信号を発生する。移動手段は、該走査手段に関してトラックの相対的な変位を生じる。デコード手段は、第一の位相ロックループ手段を有し、第一の信号のばらつきに依存して、第一の検出信号をデコードされた信号に変換する。検出手段は、第一の信号のばらつきの第一の周波数スペクトルの外側に位置される第二の周波数スペクトルにおける第二の検出信号により、第二の物理パラメータに関する第二のばらつきを検出する。
開始節に係るこの再生装置の実施の形態は、欧州特許EP-A-0930614号から知られている。
この公知の再生装置の場合、第二のばらつきが情報キャリアに存在するかを判定するために検出手段が使用される。この第二のばらつきが存在するか否かに依存して、デコーダ手段がそれぞれ始動されるか、又は停止される。情報キャリアの情報をコピーするために一般に使用される装置は、第二の物理パラメータに関する第二のばらつきがコピーされることなしに、情報を表す第一の情報をコピーする。第二のばらつきが存在しないとき、再生装置は、コピーされた情報キャリアの場合にはデコード手段を停止する場合がある。これは、情報キャリアをコピーすることを困難にする。
この公知の再生装置の場合、第二のばらつきが情報キャリアに存在するかを判定するために検出手段が使用される。この第二のばらつきが存在するか否かに依存して、デコーダ手段がそれぞれ始動されるか、又は停止される。情報キャリアの情報をコピーするために一般に使用される装置は、第二の物理パラメータに関する第二のばらつきがコピーされることなしに、情報を表す第一の情報をコピーする。第二のばらつきが存在しないとき、再生装置は、コピーされた情報キャリアの場合にはデコード手段を停止する場合がある。これは、情報キャリアをコピーすることを困難にする。
検出手段は、第二の位相ロックループ手段を有している。位相ロックループ手段は、入力信号に依存する所定の周波数の発振信号を発生するための発振器、位相差を示す位相差信号を発生する、入力信号と発振信号との間の位相差を検出するための位相検出手段、この位相差信号をフィルタリングして、発振器の入力信号としての役割を果たすフィルタリングされた信号を発生するフィルタリング手段を一般に有している。
第二の検出信号は、第二の位相ロックループ手段の入力に供給される。発振信号の周波数は、第二の検出信号の周波数に同調される。かかる同調が成功した場合、第二の位相ロックループ手段がロックされる。この場合、検出手段は、第二のばらつきが情報キャリアに存在することを示す信号を発生する。
第一のパラメータの第一のばらつきの例は、情報キャリアの表面の反射におけるばらつきである。この場合、走査手段は、光ビームを該表面に入射させるレーザを有している。この表面に特定の反射領域のシーケンス及び非反射領域のシーケンスを書き込むことで、情報キャリアに情報を位置することができる。この領域のシーケンスは、先に説明されたトラックを形成する。他の物理パラメータに関する他のばらつきもまた可能である。
第二の物理パラメータに関する第二のばらつきも異なるやり方で実現することができる。かかるばらつきの例は、再生装置における回転中心に関するトラックの半径方向の距離におけるばらつきであり、この場合、移動手段は、情報キャリアを回転するための回転手段を有している。このばらつきは、所定の周波数からなる波状をとる場合がある。周波数を変化することもできる。このばらつきは、半径方向のトラックの蛇行(radial track wobble)と呼ばれる。別の例は、かかる領域の幅におけるばらつきである。このばらつきにより、トラックを走査するビームの変調が生じる。このばらつきの周波数スペクトルが第一のばらつきの第一の周波数スペクトルにオーバラップしない場合、検出手段は、このばらつきの存在を判定することができる。
かかる再生装置の例は、CD、DVD及びDVR再生装置である。
公知の再生装置の問題点は、検出手段が、位相ロックループ手段のような追加の構成要素を必要とすることであり、その結果、再生装置が比較的高価になる。
公知の再生装置の問題点は、検出手段が、位相ロックループ手段のような追加の構成要素を必要とすることであり、その結果、再生装置が比較的高価になる。
本発明の目的は、より少ない構成要素を検出手段用に必要とする再生装置を提供することにある。
上記目的は、本発明による再生装置により達成され、第二のばらつき(variation)を検出するため、デコード手段の第一の位相ロックループ手段を使用するように検出手段が実現される。
第二のばらつきが第一の検出信号において検出される場合、第一の検出信号が第二の検出信号としての役割を果たすことができる。この場合、第二のばらつきの検出は、第二のばらつきの周波数スペクトルに同調することで達成される。第一の位相ロックループ手段が第二のばらつきの周波数にロックする場合、検出手段は、第二のばらつきが存在することを示す信号を発生する。この信号がない場合、たとえば、デコード手段は停止され、これにより、情報キャリアをコピーすることが困難にする。
再生装置の場合、検出手段は、追加の位相ロックループ手段を必要としない。これは、デコード手段に既に存在している第一の位相ロックループ手段を使用するからである。結果として、より少ない構成要素が必要となり、再生装置をより経済的に製造することができる。
再生装置の実施の形態では、第二のばらつきは、トラックにおける半径方向の起伏(radial undulation)を有している。
トラックにおける半径方向の起伏は、トラックの方向に横切るトラックの半径方向の位置に関する波状のばらつきであり、半径方向の起伏は、以下、半径方向の蛇行とも呼ばれる。全てのCDベース及びDVDベースの書き込み可能及び再書込み可能なフォーマットは、先に説明されたトラックにおいて半径方向の蛇行のばらつきを有している。たとえば、望まれない複製に対する保護のため、トラックにおいて半径方向の蛇行の存在を検出することが有効な場合がある。
再生装置の更なる実施の形態では、再生装置は、位相ロックループ手段が第一の検出信号に接続される第一の状態と、位相ロックループ手段が第二の検出信号に接続される第二の状態の間で切換えるように実現されるスイッチ手段をさらに有している。
この実施の形態は、第一の検出信号が第二の検出信号を含んでいない場合には有効である。かかるスイッチ手段により、第一の検出手段が位相ロックループ手段に接続されるか、第二の検出手段が位相ロックループ手段に接続されるかを選択することができる。
この実施の形態に関するより特定の態様では、第二の検出手段は、走査手段にトラックを追跡させるために使用することができる。これは、既に存在する検出手段が第二のばらつきを検出するために使用することができるという利点を与える。実際に、走査手段によりトラックに追跡するために再生装置において検出信号を使用する様々な例が知られている。本発明による再生装置に関する次の2つの実施の形態は、かかる検出信号を使用する。
実施の形態では、第二の検出信号は、トラックに追跡するために半径方向のプッシュプル信号を有している。半径方向のプッシュプル信号は、3ビームのプッシュプル信号である。かかる3ビームのプッシュプル信号の場合、走査手段は、3つの光ビームを発生する。メインビームは、第一の検出信号を発生し、2つのサテライトビームは、これらサテライトビームの間で所望のトラックがクランプされる。一方のサテライトビームは、メインビームに関して正の方向において半径方向かつ接線方向に移動され、他方のサテライトビームは、メインビームに関して負の方向において半径方向かつ接線方向に移動される。半径方向における移動量は、トラック間の距離の4分の1となる。それぞれ反射されたサテライトスポットを変換するための個別のダイオードを使用することで、半径方向の追跡信号が発生される。この場合、ダイオードから発生された信号は、互いに引かれる。先に説明された半径方向の蛇行は、プッシュプル信号により容易に検出される。プッシュプル信号は、CDプレーヤのような再生装置でしばしば使用される。これらの装置を第二のばらつきの検出に適するようにすることは、比較的簡単である。検出手段の簡単な実現に加えて、スイッチ手段を追加することは十分である。
ある実施の形態では、第二の検出信号は、トラックに追跡するために位相差検出手段を有している。位相差検出信号は、以下、DPD(Differential-Phase Detection)信号と呼ばれる。DPD信号によりトラックの追跡は、DVDプレーヤのような再生装置でしばしば実行されている。この場合、走査手段は、光ビームを発生する。この光ビームは、反射後に、4つの検出面を有するダイオードにより受光され、その後、それぞれの検出面は、該面に入射した光量に依存する信号を発生する。DPD信号を発生するため、以下のステップが行われる。
対角線方向に互いに反対にある、検出面から生じる信号が互いに加算され、2つの総和信号が生じる。この総和信号の間の位相差が決定される。DPD信号がこの位相差の測定値となる。
DPDトラッキング信号による再生装置は、第二のばらつきの検出のために調節することができる。また、この場合、検出手段の簡単な実現に加えて、スイッチ手段を追加することは十分である。
スイッチ手段を有する再生装置の更なる実施の形態では、検出手段は、以下のステップを実行することで、半径方向の蛇行を検出することができる。
a:スイッチ手段を第二の状態にスイッチさせる。
b:移動手段に走査手段に関してトラックを移動させ、これにより、第二の信号のばらつきの周波数を、第一の位相ロックループ手段が同調することができる帯域幅の範囲内にする。
c:第一の位相ロックループ手段に第二の信号のばらつきに同調させる。
d:第一の位相ロックループ手段が同調される周波数が回転速度に対応するとき、第二のばらつきの検出信号を発生する。
a:スイッチ手段を第二の状態にスイッチさせる。
b:移動手段に走査手段に関してトラックを移動させ、これにより、第二の信号のばらつきの周波数を、第一の位相ロックループ手段が同調することができる帯域幅の範囲内にする。
c:第一の位相ロックループ手段に第二の信号のばらつきに同調させる。
d:第一の位相ロックループ手段が同調される周波数が回転速度に対応するとき、第二のばらつきの検出信号を発生する。
位相ロックループ手段は、入力信号に対するロックが可能な所定の周波数帯域を有していることがある。この理由のため、走査手段とトラックの間の相対速度は、第二の信号のばらつきの周波数がこの周波数帯域に含まれるレベルにされる。実際に、移動手段は、これにより情報キャリアが回転される回転手段を有している。その後、位相ロックループ手段は、第二の信号のばらつきに同調される。このことが可能である場合、第二のばらつきが情報キャリアに存在するという結果を導出することができる。
再生装置の別の実施の形態では、かかる再生装置は、第二のばらつきにより、情報キャリアの特性を判定するための判定手段をさらに有している。たとえば、CDが半径方向の蛇行を有しているか否かを発見することで、書き込み可能なCDとROM−CDの間の差が判定される。書き込み可能なCDは、半径方向の蛇行を有しているが、ROM−CDは有していない。
この実施の形態に関する更に特定の実現の場合、再生装置はDVDプレーヤであり、判定装置は、DVD−RWフォーマットをもつ情報キャリアとDVD+RWフォーマットをもつ情報キャリアの間の判別を行うことが可能である。DVD−RWフォーマットをもつ情報キャリアとDVD+RWフォーマットをもつ情報キャリアの間の区別は、両方の情報キャリアの半径方向の蛇行の周波数が異なるという事実の結果として行うことができる。第一の位相ロックループ手段がどの周波数に同調されるか発見することで、情報キャリアのフォーマットを発見することができる。
更なる実施の形態に関する検出手段は、第二のばらつきに含まれる場合がある追加の情報をデコードするための手段をさらに有している。たとえば、半径方向の蛇行のばらつきの場合、この蛇行は、周波数変調のように変調される。更なる情報がこの変調に含まれる場合がある。かかる更なる情報は、たとえばコードを有する場合がある。このコードは、予め知られたコードと比較される。これらのコードが一致する場合、読み取りを継続することが決定され、一致しない場合、読み取りを停止することが決定される。この場合、検出手段は、半径方向の蛇行を復調するための復調器、及び復調されたコードと予め知られたコードを比較する比較手段を必要とする。
本発明に係る再生装置のこれらの態様及び他の態様は、以下に説明される実施の形態から明らかとなり、該実施の形態を参照して理解されるであろう。
図1では、情報キャリア2は、本発明の実施の形態に係る再生装置に収容されている。移動手段3が存在しており、走査手段4に関してトラックを移動可能である。実際に、移動手段3は、情報キャリア2を回転する回転手段を有していることがある。走査手段4は、情報キャリア2のトラック1を走査する。この処理では、第一の検出信号D1及び第二の検出信号D2が発生される。D1は、デコード手段5に送出される。デコード手段5は、位相ロックループ手段51に有している。検出手段6は、第二のばらつきを検出するため、デコード手段5の位相ロックループ手段51を使用可能である。
図2aは、情報キャリア2及びトラック1の平面図である。第二のばらつきは、様々なやり方で実現することができ、第二のばらつきは、半径方向の蛇行を有している。図示されている領域8は、いわゆる「ピッチ」8と呼ばれる。ピッチ8は、たとえば、情報キャリア2の表面における高さにおける差を構成する場合がある。ピッチ8のシーケンスは、トラック1を形成しており、ピッチ8は、第一のばらつきであり、情報が含まれる。図2cでは、第二のばらつきは、ピッチ8の幅を有している。最後に、図2dは、ピッチ8の高さにおけるばらつきを示している。この場合、情報キャリア2は、断面図で示されている。
第一の検出信号D1及び第二の検出信号D2は、位相ロックループ手段51に供給される。位相ロックループ手段51は、2つのモードで動作可能であるように実現することができる。すなわち、第一のモードでは、第一の検出信号D1へのロックが行われ、これにより、デコードされた信号が発生される。第二のモードでは、第二の検出信号D2へのロックが行われる。
図3に示される再生装置の実施の形態では、スイッチ手段7は、第一のモードと第二のモードの間での切換えのために使用される。この実施の形態は、スイッチ手段のみが必要である以外に、デコード手段が僅かな変更を受けるだけであるため、非常に容易に実現することができる。デコード手段は、これらの手段を作り変えることが困難であるため、ICの形態で集積されていることがある。
図4に示されるように、3ビームのプッシュプル追跡の場合、3つの光ビーム9,10,11、すなわちメインビーム9、第一のサテライトビーム10及び第二のサテライトビーム11は、走査手段4により発生される。第一のサテライトビーム10は、接線方向及び半径方向において、メインビーム9から所定の距離で投射される。サテライトビーム10,11の反射光は、ダイオードにより受光され、2つのサテライト信号に変換される。第二の検出信号D2は、追跡信号として使用することができ、互いからサテライト信号を差し引くことで発生される。半径方向の蛇行から生じる第二のばらつきは、結果として得られるプッシュプル信号において比較的容易に検出することができる。
DPD追跡の場合、唯一の光ビームが発生される。反射の後、図5を参照して4つの面A、B、C、Dに分割されるフォトダイオードにビームが入射される。
図5に示される矢印は、トラック1を横切るフォトダイオードの方向を示している。DPD信号を発生するため、フェーズA及びフェーズCから生じる信号が追加され、フェーズB及びフェーズDから生じる信号が追加される。DPD信号は、2つの結果的に得られる総和信号の間の位相差の測定値である。図6aでは、光ビームがピッチ8を通してどのように動くかを矢印は示している。図6aでは、光ビームは、ピッチの中央の入射し、これは良好な追跡を示している。総和信号A+C及びB+Dは、位相差を示していない。この場合、DPD信号は小さい。図6bでは、光ビームは、ピッチ8の中央に入射していない。結果として、図6bに示されるように、位相差は、総和信号の間で生じる。また、図6cでは、光ビームは、ピッチ8の中央に入射していないが、図6bに関して、ピッチ8の別の側に入射している。また、DPD信号では、蛇行のばらつきは、DPD信号において第二の信号のばらつきを生じている。
半径方向の蛇行の存在は、図7に示される処理を実行することで検出することができる。ステップ20では、スイッチ手段7は、第二の状態にスイッチされる。つぎに、ステップ21では、情報キャリア2は、第二のばらつきの周波数が、位相ロックループ手段51がこの周波数に同調可能である範囲内となる回転速度にされる。この位相ロックループ手段51の範囲は、第二のばらつきの周波数に調節することもできる。ステップ22では、位相ロックループ手段51は、この周波数に同調することができる。周波数が情報キャリア2の回転速度に一致する場合、ステップ23で、半径方向の蛇行が検出されたことを示す信号が発生される。半径方向の蛇行の周波数は、回転周波数の倍数である場合がある。
検出手段6には、第二のばらつきに含まれる場合がある追加情報をデコードするための追加の手段が設けられる場合がある。図8では、かかる追加の手段に関する例が示されている。この例では、第二のばらつきにおける追加情報は、第二のばらつきの変調により含まれる場合がある。図8では、第二の検出信号D2は、復調手段12に供給される。復調のため、復調手段12は、位相ロックループ手段51から生じる発振信号14を使用する。追加情報は、コードC1を含んでいる場合がある。比較手段13により、復調されたコードC1は、予め知られたコードC2に比較される。これらのコードが一致する場合、コードが一致することを示すため、比較手段13によりコード信号15が発生される。このコード信号15は、再生装置の読み取りを継続可能にするか、又は読み取りを阻止するために使用される。このようにして、望まれない複製に対する保護を達成することができる。
1:トラック
2:情報キャリア
3:移動手段
4:走査手段
5:デコード手段
6:検出手段
51:位相ロックループ手段
2:情報キャリア
3:移動手段
4:走査手段
5:デコード手段
6:検出手段
51:位相ロックループ手段
Claims (2)
- 再生装置に含まれる情報キャリアのトラックから情報を読取る再生装置であって、
前記情報キャリアは、第一の物理パラメータに関する第一のばらつきを示し、前記第一のばらつきは、前記情報キャリアに記録される情報に対応し、前記情報キャリアは、第二の物理パラメータに関する第二のばらつきを示すことができ、前記第二の物理パラメータは、前記第一の物理パラメータとは異なり、
前記情報キャリアを走査して、前記第一のばらつきに依存する第一の信号のばらつきを示す第一の検出信号を発生するとともに、前記第二のばらつきに依存して第二の信号のばらつきを示す第二の検出信号を発生する走査手段と、
前記走査手段に関してトラックの相対的な変位を生じる移動手段と、
第一の位相ロックループ手段を有し、前記第一の信号のばらつきに依存して前記第一の検出信号をデコードされた信号に変換するデコード手段と、
前記第一の信号のばらつきの第一の周波数スペクトルの外に位置される第二の周波数スペクトルにおける前記第二の検出信号により、第二の物理パラメータに関する第二のばらつきを検出する検出手段とを有し、
前記検出手段は、前記第二のばらつきを検出するため、前記デコード手段の前記第一の位相ロックループ手段を使用するように実現され、
前記走査手段は、前記第一の検出信号を形成する1つのメインビームと、所定のトラックをクランプする2つのサテライトビームとを含む3つの光ビームを発生し、
前記2つのサテライトビームのうちの第一のサテライトビームは、前記メインビームに関して正の方向において、前記情報キャリアの半径方向かつ前記トラックの接線方向に移動され、第二のサテライトビームは、前記メインビームに関して負の方向において、前記情報キャリアの半径方向かつ前記トラックの接線方向に移動され、
前記走査手段は、前記情報キャリアから反射される前記第一及び第二のサテライトビームをそれぞれ検出する個別の検出器を含み、検出された第一のサテライトビームと第二のサテライトビームを互いに引くことで前記第二の検出信号を発生する、
ことを特徴とする再生装置。 - 再生装置に含まれる情報キャリアのトラックから情報を読取る再生装置であって、
前記情報キャリアは、第一の物理パラメータに関する第一のばらつきを示し、前記第一のばらつきは、前記情報キャリアに記録される情報に対応し、前記情報キャリアは、第二の物理パラメータに関する第二のばらつきを示すことができ、前記第二の物理パラメータは、前記第一の物理パラメータとは異なり、
前記情報キャリアを走査して、前記第一のばらつきに依存する第一の信号のばらつきを示す第一の検出信号を発生するとともに、前記第二のばらつきに依存して第二の信号のばらつきを示す第二の検出信号を発生する走査手段と、
前記走査手段に関してトラックの相対的な変位を生じる移動手段と、
第一の位相ロックループ手段を有し、前記第一の信号のばらつきに依存して前記第一の検出信号をデコードされた信号に変換するデコード手段と、
前記第一の信号のばらつきの第一の周波数スペクトルの外に位置される第二の周波数スペクトルにおける前記第二の検出信号により、第二の物理パラメータに関する第二のばらつきを検出する検出手段とを有し、
前記検出手段は、前記第二のばらつきを検出するため、前記デコード手段の前記第一の位相ロックループ手段を使用するように実現され、
前記走査手段は、前記情報キャリアで反射された後に4つの検出面を有する前記走査手段の検出器により受光される光ビームを発生し、前記4つの検出面のそれぞれは、前記4つの検出面のそれぞれに入射する光の量に依存する信号を発生し、
前記走査手段は、前記4つの検出面のうち互いに斜め向かいにある検出面から生じる信号を互いに加算することで2つの総和信号を発生し、前記2つの総和信号の間の位相差を前記第二の検出信号として決定する、
ことを特徴とする再生装置。
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