JP2009003694A - 表示料金通知方法、料金事前算出サーバ、及び表示料金通知システム - Google Patents

表示料金通知方法、料金事前算出サーバ、及び表示料金通知システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ装置に対してWebページを送信する前に、該Webページの表示料金を該ユーザ装置に通知する。
【解決手段】
オペレータサーバ1が、ユーザ装置3からWebページの表示料金の確認要求を受け付けて、該Webページの取得依頼をCN4に対して送信し、該依頼に応じたCN4から該Webページを取得する。オペレータサーバ1が、取得されたWebページの表示料金の算出を料金事前算出サーバ2に依頼する。そして、料金事前算出サーバ2が、該Webページの表示料金の情報を算出して、該Webページの表示料金の情報をオペレータサーバ1に送信する。オペレータサーバ1は、該Webページの表示料金の情報をユーザ装置3に通知してユーザ装置3上に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示料金通知方法、料金事前算出サーバ、及び表示料金通知システムに関し、特に、ユーザ装置に対してWebページを送信する前に、該Webページの表示料金を該ユーザ装置に通知する表示料金通知方法、料金事前算出サーバ、及び表示料金通知システムに関する。
現在、携帯電話等を用いたWebブラウジングでは、キャリア(電気通信事業者)が用意するポータルサイトのWebページからユーザが閲覧したいサイト(例えば、天気、ニュースや路線検索など)をクリックすることで希望のWebページを表示させる。ポータルサイトは、ユーザがWebブラウジングをする際に、最初に携帯電話等に表示されるサイト(Webページ群)である。サイトの中には利用料(情報料)を取るサイトも存在し、サイト利用料(情報料)は無料であっても、通常、Webページを表示させるための表示料金が発生する。また、ポータルサイト内には、キャリア自身が情報提供を行っている、サービス条件や申し込み内容を変更するためのWebページなど、ユーザが接続しに行ってもWebページの表示料金を無料に設定しているWebページへのリンクも存在する。ネットワーク上のサイト閲覧においては、一般的に、Webページは、サイト提供者が提供したフォーマット(表示画面) のまま携帯電話等に表示される。
なお、下記の特許文献1に、ユーザが予め登録された情報提供者のサーバにアクセスすることで、ユーザの携帯電話の利用料金を減額する、携帯電話の利用料金減額サービスの提供方法について記載されている。
特開2001−331589号公報
例えば、現在の携帯電話等のユーザ装置では、情報通信が無料(フリー)のサイトは、文字通り無料である。サイトが無料かどうかは、サイト名(ハイパーリンクされている文字列)の横に「無料」や「Free」といったアイコンや文字が表示されているか否かによって判別可能であるが、通常は、ユーザに対する最初の誘導時(携帯電話に最初に表示されるWebページ)にのみ上記アイコンや文字が表示されているだけで、該最初に表示されるWebページ内からリンクされている、更に先のサイトまで無料であるのか、それとも有料となるのか分かりにくい場合が多い。
具体的には、ユーザがユーザ装置を操作してポータルサイトにアクセスすると、ユーザ装置上に、例えば図19(A)に示すような、サイトの選択画面が表示される。ユーザが、横に「Free」という文字が表示されている無料オタメシというサイトのサイト名をクリックすると、図19(B)に示すようなサイトの選択画面が表示される。図19(B)に示すサイトの選択画面に表示されている、特許バトル2006、特許マニア2006、特許と仲間たちという3個のサイトのサイト名の横には、それぞれのサイトについてのWebページの表示料金が表示されていない。従って、ユーザは、画面表示されている3個のサイトのいずれかにアクセスする前に、該サイトが有料なのか無料なのかがわからない。
その結果、ユーザが無料であると思って何度もアクセスしていたサイトが実は有料であり、ユーザが覚えのないパケット接続料を請求される、といった状況が起こり得る。現在も、サイトによっては、接続の際、例えば、「通信料として200円〜2000円かかります」といった案内をユーザ装置上に表示する技術も存在するが、通信料に1桁の差がある通知はユーザにとって不安を拭いきることはできない、あまり意味のない通知である。
また、1ページの情報が大量にある(大容量)場合には、ユーザが本当に知りたい情報以外も表示されるため、情報の検索(発見)に時間がかかる。そして、該大容量の情報をダウンロードする際の通信料(パケット代)は、データ量に比例して多くかかる。このように、現在のサイト閲覧方法では、ユーザは受動的かつ一方的にサイト提供者のデータを丸ごと選択の余地なしに受信しなければならず、ユーザにとって不満の種となり得る。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、ユーザ装置に対してWebページを送信する前に、該Webページの表示料金を該ユーザ装置に通知する表示料金通知方法、料金事前算出サーバ、及び表示料金通知システムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、Webページを実際にユーザ装置上に表示させる前に、料金事前算出サーバが、該Webページの情報量を算出し、該算出した情報量から該Webページの表示料金を算出し、該表示料金の情報をユーザ装置上に表示させる。例えば、ユーザがアクセスしようとしているサイトのサイトアドレス又はサイト名(ハイパーリンクされた文字列)の横などに該表示料金を表示する。ユーザは、ユーザ装置上に表示された表示料金を直接目で見ることによって、該サイトにアクセスして該サイトのWebページを閲覧する際の料金を確認することができる。
すなわち、本発明は、次のようにして前記課題を解決する。
(1)Webページの表示料金を通知する方法を用いる。上記方法が、ユーザ装置から該ユーザ装置がWebページを表示するために必要な表示料金の確認要求を受け付け、上記表示料金の確認要求に対応するWebページを取得し、該取得したWebページの情報量を取得し、該Webページの情報量に基づいて、該Webページの表示料金を算出し、該Webページを上記ユーザ装置に送信する前に、上記算出された表示料金の情報を該ユーザ装置に通知する。
(2)上記方法が、上記ユーザ装置から、上記Webページの送信要求を、該Webページの表示限度額の情報とともに受け付け、予め設定された、Webページのデータ内容毎の、上記ユーザ装置に表示させる優先順位と表示料金との対応情報に基づいて、表示料金が上記表示限度額以下となる送信データを選択し、選択された送信データを上記ユーザ装置に送信する。
(3)上記方法が、上記ユーザ装置から、上記Webページの送信要求を、該Webページの表示限度額の情報とともに受け付け、表示料金が上記表示限度額以下となるように、上記Webページのデータを編集し、該編集されたデータを上記ユーザ装置に送信する。(4)オペレータサーバと料金事前算出サーバとを備え、ユーザ装置にWebページの表示料金を通知する表示料金通知システムにおける料金事前算出サーバを設ける。上記料金事前算出サーバが、上記オペレータサーバから、該オペレータサーバが上記ユーザ装置から受け付けたWebページの表示料金の確認要求に応じて該オペレータサーバが取得したWebページの情報量を取得する手段と、該取得されたWebページの情報量に基づいて、該Webページの表示料金を算出する手段と、上記オペレータサーバが上記ユーザ装置から受け付けたWebページの送信要求に応じて該Webページを上記ユーザ装置に送信する前に、上記オペレータサーバに、上記算出されたWebページの表示料金の情報を上記ユーザ装置に通知させる手段とを備える。
(5)上記料金事前算出サーバが、上記オペレータサーバから、該オペレータサーバが上記Webページの送信要求とともに上記ユーザ装置から受け付けた該Webページの表示限度額の情報を取得する手段と、予め設定された、Webページのデータ内容毎の、上記ユーザ装置に表示させる優先順位と表示料金との対応情報に基づいて、表示料金が上記表示限度額以下となる送信データを選択し、選択された送信データを上記ユーザ装置に送信する手段とを備える。
(6)上記料金事前算出サーバが、上記オペレータサーバから、該オペレータサーバが上記Webページの送信要求とともに上記ユーザ装置から受け付けた該Webページの表示限度額の情報を取得する手段と、表示料金が上記表示限度額以下となるように、上記Webページのデータを編集し、該編集されたデータを上記ユーザ装置に送信する手段とを備える。
(7)オペレータサーバと料金事前算出サーバとを備え、ユーザ装置にWebページの表示料金を通知する表示料金通知システムを設ける。上記オペレータサーバが、上記ユーザ装置から該ユーザ装置がWebページを表示するために必要な表示料金の確認要求を受け付ける手段と、上記表示料金の確認要求に対応するWebページを取得して記憶手段に記憶するとともに、該Webページを上記料金事前算出サーバに送信する手段と、上記ユーザ装置から該Webページの送信要求を受け付けて、上記記憶手段から該Webページを抽出して該ユーザ装置に送信する手段と、上記料金事前算出サーバから該Webページの表示料金の情報を受信し、該Webページが上記ユーザ装置に送信される前に、該受信された表示料金の情報を上記ユーザ装置に通知する通知手段とを備える。また、上記料金事前算出サーバが、上記オペレータサーバから送信されたWebページの情報量を取得する手段と、該Webページの情報量に基づいて、該Webページの表示料金を算出する手段と、該算出されたWebページの表示料金の情報を上記オペレータサーバが備える通知手段に送信する手段とを備える。
本発明は、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明は、ユーザ装置に対してWebページを送信する前に、該Webページの表示料金を算出して該ユーザ装置に通知する。従って、本発明によれば、ユーザが、該Webページの送信をオペレータサーバに対して要求する前に、自分が見たいWebページの表示料金がいくらであるかを知ることができる。その結果、ユーザは、Webページの閲覧のための料金を節約することが可能となる。
(2)本発明は、ユーザ装置から受け付けたWebページの表示限度額に基づいて、表示料金が表示限度額以下となる送信データを選択し、選択された送信データをユーザ装置に送信する。また、本発明は、ユーザ装置から受け付けたWebページの表示限度額に基づいて、表示料金が表示限度額以下となるように、Webページのデータを編集し、該編集されたデータをユーザ装置に送信する。従って、本発明によれば、ユーザは、自分が支払ってもよいと思う表示限度額内のWebページのデータを見ることができる。
図1は、本発明のシステム構成の一例を示す図である。
本発明の表示料金通知システムは、オペレータサーバ1と料金事前算出サーバ2とを備え、ユーザ装置3にWebページの表示料金を通知する処理システムである。図1中に示すオペレータサーバ1、料金事前算出サーバ2、ユーザ装置3、CN(コアネットワーク)4は、互いに、図示を省略するネットワークを介して接続されている。
オペレータサーバ1と料金事前算出サーバ2は、共に、同一のキャリアが保有するサーバである。ユーザ装置3は、例えば携帯電話等の、ユーザが操作する処理装置である。CN4は、大容量の基幹通信回線であって、例えば、インターネットサービスプロバイダの接続拠点間を結ぶ通信回線である。
オペレータサーバ1は、ユーザ装置3からWebページの表示料金の確認要求を受け付けて、該Webページの取得依頼をCN4に対して送信し、該依頼に応じたCN4から該Webページを取得する。オペレータサーバ1は、取得されたWebページの表示料金の算出を料金事前算出サーバ2に依頼し、料金事前算出サーバ2が算出した該Webページの表示料金の情報をユーザ装置3に通知してユーザ装置3上に表示させる。上記Webページの表示料金は、ユーザ装置3が該Webページを表示するために必要な表示料金である。また、オペレータサーバ1は、該Webページの表示料金の算出を料金事前算出サーバ2に依頼する際に、該Webページを料金事前算出サーバ2に送信する。なお、オペレータサーバ1は、該Webページに代えて、又は該Webページとともに、該Webページの情報量を料金事前算出サーバ2に送信するようにしてもよい。
ユーザは、ユーザ装置3上に表示された表示料金を見て、該Webページを閲覧するか否かを判断することができる。ユーザが、該Webページを閲覧すると判断した場合、ユーザ装置3は、該ユーザの指定入力に従って、該Webページの送信要求をオペレータサーバ1に対して送信する。オペレータサーバ1は、ユーザ装置3からの該Webページの送信要求を受け付けて、上記CN4から取得したWebページをユーザ装置3に送信する。
料金事前算出サーバ2は、オペレータサーバ1からWebページの表示料金の算出依頼を受けると、該Webページの情報量を算出する。オペレータサーバから該Webページの情報量が送信される実施形態においては、料金事前算出サーバ2は、該送信されたWebページの情報量を取得する。料金事前算出サーバ2は、該Webページの情報量に基づいて、該Webページの表示料金を算出し、算出されたWebページの表示料金の情報をオペレータサーバ1に送信する。本発明の一実施形態によれば、料金事前算出サーバ2が、算出されたWebページの表示料金の情報をユーザ装置3に直接通知するようにしてもよい。
ユーザ装置3は、Webページの表示料金の確認要求をオペレータサーバ1に対して送信し、オペレータサーバ1から該Webページが送信される前に、オペレータサーバ1から該Webページの表示料金の通知を受け、該Webページの表示料金を表示する。また、ユーザ装置3は、Webページの送信要求をオペレータサーバ1に対して送信し、該送信要求に応じてオペレータサーバ1が送信されたWebページを受信し、表示する。
CN4は、オペレータサーバ1からWebページの取得依頼を受けて該Webページを取得し、該取得したWebページをオペレータサーバ1に送信する。
図2は、オペレータサーバの構成例を示す図である。
オペレータサーバ1は、通信信号制御部11、データ制御部2、データ一時保存部13を備える。図2中に示す太い矢印はデータの流れを示し、細い矢印は制御信号の流れを示す(後述する図3においても同様である)。
通信信号制御部11は、図示を省略するネットワークを介して、料金事前算出サーバ2、ユーザ装置3、CN4との間で制御信号を送受信する。具体的には、通信信号制御部11は、ユーザ装置3から該ユーザ装置3がWebページを表示するために必要な表示料金の確認要求を受け付け、CN4に対して該Webページの取得依頼を送信する。また、通信信号制御部11は、CN4から送信された該Webページがデータ一時保存部13に記憶されたことをデータ制御部12から通知されると、データ制御部12に制御信号を送信して、データ一時保存部13に記憶された該Webページを料金事前算出サーバ2に送信するとともに、該Webページの表示料金の算出依頼を料金事前算出サーバ2に送信する。通信信号制御部11は、上記Webページの送信に代えて、又は、該Webページの送信とともに、該Webページの情報量の情報を料金事前算出サーバ2に送信するようにしてもよい。
また、通信信号制御部11は、料金事前算出サーバ2から送信された該Webページの表示料金がデータ一時保存部13に記憶されたことをデータ制御部12から通知されると、データ制御部12に制御信号を送信して、データ一時保存部13に記憶された該表示料金の情報を、該Webページがユーザ装置3に送信される前に、ユーザ装置3に通知させる。また、通信信号制御部11は、ユーザ装置3から該Webページの送信要求を受け付けると、データ制御部に制御信号を送信して、データ一時保存部13から該Webページを抽出して、該抽出されたWebページをユーザ装置3に送信させる。また、通信信号制御部11は、ユーザ装置3からWebページの送信要求を受けて、データ制御部12に制御信号を送信し、データ一時保存部13に記憶されている該Webページをユーザ装置3に送信させる。
本発明の一実施形態によれば、通信信号制御部11が、ユーザ装置3から、Webページの送信要求とともに該Webページの表示限度額の情報を受信し、該Webページの表示限度額の情報を料金事前算出サーバ2に送信するようにしてもよい。
データ制御部12は、上記通信信号制御部11から送信される制御信号に従った処理を行う。また、データ制御部12は、データ一時保存部13に、CN4から送信されたWebページ、料金事前算出サーバ2から送信されたWebページの表示料金の情報を記憶し、通信信号制御部11に対して、Webページ、Webページの表示料金の情報がデータ一時保存部13に記憶されたことを通知する。
本発明の一実施形態によれば、データ制御部12は、料金事前算出サーバ2によって選択されて送信された、表示料金が表示限度額以下となる送信データを受信し、該受信した送信データをユーザ装置3に送信する。また、本発明の一実施形態によれば、データ制御部12は、料金事前算出サーバ2によって編集されて送信された、表示料金が表示限度額以下となるWebページのデータを受信し、該受信したWebページのデータをユーザ装置3に送信する。
データ一時保存部13には、CN4から送信されたWebページ、料金事前算出サーバ2から送信されたWebページの表示料金の情報が記憶される。本発明の一実施形態によれば、データ一時保存部13には、更に、上記Webページの情報量の情報が記憶される。
本発明の一実施形態によれば、オペレータサーバ1が、図3を参照して後述する料金事前算出サーバ2が備える顧客情報DB25と同様の顧客情報DBを備えるようにしてもよい。また、データ制御部12が、通信信号制御部11からの制御信号に従って、Webページの表示料金の算出依頼を料金事前算出サーバ2に送信する際に、上記顧客情報DBに記憶されているユーザの情報を料金事前算出サーバ2に送信するようにしてもよい。
図3は、料金事前算出サーバの構成例を示す図である。
料金事前算出サーバ2は、通信信号制御部21、データ制御部22、データ一時保存部23、料金算出部24、顧客情報データベース(DB)25を備える。
通信信号制御部21は、図示を省略するネットワークを介して、オペレータサーバ1及びユーザ装置3との間で制御信号を送受信する。具体的には、通信信号制御部21は、オペレータサーバ1から送信されたWebページの表示料金の算出依頼を受けて、料金算出部24に制御信号を送信し、該Webページの表示料金の算出処理を実行させる。該料金算出部24によって算出された表示料金は、データ一時保存部23に記憶される。
また、通信制御部21は、料金算出部24から該Webページの表示料金の算出処理が完了したことを通知されると、データ制御部22に制御信号を送信して、データ一時保存部23に記憶された該Webページの表示料金の情報をオペレータサーバ2に送信させる。
本発明の一実施形態によれば、通信信号制御部21は、オペレータサーバ1から送信された、Webページの表示限度額の情報を受信して、該Webページの表示限度額の情報を料金算出部24に通知する。
データ制御部22は、上記通信信号制御部21から送信される制御信号に従った処理を行う。また、データ制御部22は、オペレータサーバ1から送信されたWebページをデータ一時保存部23に記憶するとともに、該Webページが送信されたときの通信データに基づいて該Webページの情報量(例えば、パケット数)を算出し、該算出した情報量をデータ一時保存部23に記憶する。オペレータサーバ1が料金事前算出サーバ2に対してWebページの情報量を送信する構成を採る場合には、データ制御部22は、該送信されたWebページの情報量を取得して、データ一時保存部23に記憶する。
本発明の一実施形態によれば、データ制御部22は、料金算出部24が選択する、表示料金が表示限度額以下となる送信データをオペレータサーバ1に送信する。また、本発明の一実施形態によれば、データ制御部22は、料金算出部24が編集する、表示料金が表示限度額以下となるWebページのデータをオペレータサーバ1に送信する。
データ一時保存部23には、オペレータサーバ1から送信されたWebページと、該Webページの情報量が記憶される。また、データ一時保存部23には、料金算出部24が算出したWebページの表示料金の情報が記憶される。
料金算出部24は、通信信号制御部21から送信された制御信号を受けて、データ一時保存部23に記憶されているWebページの情報量を取得する。また、料金算出部24は、上記取得した該Webページの情報量に基づいて、該Webページの表示料金を算出し、算出した表示料金の情報をデータ一時保存部23に保存する。
本発明の一実施形態によれば、料金算出部24は、Webページの情報量と、後述する顧客情報DB25に記憶されているユーザの情報とに基づいて、該Webページの表示料金を算出するようにしてもよい。また、本発明の一実施形態によれば、料金算出部24は、例えば、Webページのデータ内容毎の、ユーザ装置3に表示させる優先順位と表示料金との対応情報を、図4に示すような優先順位表として所定のバッファ内に有している。該優先順位表中の優先順位は、予め設定しておいてもよいし、ユーザの指定入力に従って料金算出部24が設定するようにしてもよい。図4に示すように、例えば、ニュースというサイトについて、上記優先順位が最も高い優先度1であるデータ内容は、トップニュース(見出しと概要)であり、その表示金額は8円に設定されている。
料金算出部24は、通信信号制御部21からWebページの表示限度額の情報の通知を受けると、上記バッファ内の情報を参照して、表示料金が上記表示限度額以下となる送信データを選択し、選択された送信データをデータ一時保存部23に記憶する。そして、データ制御部22が、上記データ一時保存部23に記憶された、選択された送信データをオペレータサーバ1に送信する。
また、本発明の一実施形態によれば、料金算出部24は、通信信号制御部21からWebページの表示限度額の情報の通知を受けると、上記バッファ内の情報を参照して、表示料金が上記表示限度額以下となるように、上記Webページのデータを編集し、該編集されたデータをデータ一時保存部23に記憶する。そして、データ制御部22が、上記データ一時保存部23に記憶された、編集された該Webページのデータをオペレータサーバ1に送信する。
顧客情報DB25には、ユーザの情報が記憶されている。該ユーザの情報は、例えば、ユーザ毎の、該ユーザが加入している加入サービスへの加入年数、ユーザがオペレータサーバ1への接続を許可されている時間帯である接続時間帯、ユーザの加入サービスの種別(例えば、パケット割)等の情報である。
図5は、本発明の実施例1における処理シーケンスの例を説明する図である。
ユーザが、ユーザ装置(例えば、携帯端末)3を操作して、オペレータサーバ1にアクセスすると、例えば、図6(A)に示すような、特許バトル2006、特許マニア、特許と仲間たちといったサイトの選択画面が表示される。ユーザは、例えば、特許マニア2006のサイトを閲覧(表示)したいと思い、図6(A)中に表示された、特許マニア2006のサイト名をクリックする。また、ユーザは、例えば、特許と仲間たちのサイトを閲覧(表示)したいと思い、図6(A)中に表示された、特許と仲間たちのサイト名をクリックする。ユーザが上記サイトの選択画面上でサイト名をクリックすると、ユーザ装置(携帯端末)3が、該サイト名が示すサイトのWebページの表示料金の確認要求をオペレータサーバ1に対して送信する(図5の#1参照)。
次に、オペレータサーバ1が、CN4に対して該Webページの取得依頼を送信する(図5の#2参照)。CN4は、依頼されたWebページの情報を収集し(図5の#3参照)、該収集したWebページの情報をオペレータサーバ1に対して送信する(図5の#4参照)。上記オペレータサーバ1に対して送信されるWebページの情報は、該Webページの情報量の情報を含んでいる。
オペレータサーバ1は、CN4から送信された情報を料金事前算出サーバ2へ転送して、料金事前算出サーバ2に対してWebページの表示料金の算出依頼を行う(図5の#5参照)。料金事前算出サーバ2は、オペレータサーバ1から送信された情報に基づいて、Webページの情報量を取得し、該Webページの情報量と、顧客情報DB25内に記憶されたユーザの情報とに基づいて、該Webページの表示料金を算出する(図5の#6参照)。料金事前算出サーバ2は、算出したWebページの表示料金をオペレータサーバ1に送信する(図5の#7参照)。
オペレータサーバ1は、該Webページの表示料金をユーザ装置3に通知する(図5の#8参照)。その結果、例えば図6(B)に示すように、ユーザ装置2上で、特許マニア2006というサイトのサイト名の横に該サイトの表示料金[¥15]が表示される。また、例えば図6(C)に示すように、ユーザ装置2上で、特許と仲間たちというサイトのサイト名の横に該サイトの表示料金[¥55]が表示される。ユーザは、ユーザ装置2上に表示された表示料金を見て、該サイトを見ることにするのか、それとも見ないことにするのかを決める。
なお、Webページの表示料金の表示のタイミングは、上述したように、ユーザが図6(A)に示すようなサイトの選択画面から特定のサイト名をクリックした後でもよいし、例えばユーザがオペレータサーバ1にアクセスして、図6(A)に示すようなサイトの選択画面がユーザ装置3上に表示された直後(もしくは同時)であってもよい。
後者のタイミングで表示料金を表示する場合、図6(A)に示すようなサイトの選択画面がユーザ装置3上に表示された直後(もしくは同時)に、料金事前算出サーバ2が該サイトの選択画面上の全てのサイトの表示料金を算出し、ユーザ装置3が該表示料金を表示する。前者のタイミングの場合と後者のタイミングの場合のいずれの場合にも、表示料金を表示させる時の通信データ量は、(選択対象とするサイトのサイト名等を表示させるための通信データ量を除いた)表示料金の表示分だけであることが望ましい。本発明の一実施形態によれば、ユーザ装置1が、表示料金を、該表示料金に対応するサイトのサイト名の横に表示するのではなく、図7に示すように、該表示料金に対応するサイトに対応付けて、アンテナの横の時刻表示がされている表示領域に表示するようにしてもよい。
図5に戻って、ユーザ装置2上に表示された表示料金を見たユーザが、該サイト(のWebページ)をみることを決め、ユーザ装置2上に表示されている該サイトのサイト名等をクリックすると、ユーザ装置3が、該Webページの送信要求をオペレータサーバ1に送信する(図5の#9参照)。オペレータサーバ1は、ユーザ装置3から該Webページの送信要求を受信すると、該Webページをユーザ装置1に対して送信する(図5の#10参照)。
次に、本発明の実施例2について説明する。本発明の実施例2では、ユーザ装置3が、Webページの表示限度額を設定し、料金事前算出サーバ2が、表示金額が上記設定された表示限度額以下となるような送信データを決定して、該送信データをユーザ装置3に対して送信する。表示限度額の設定は、ユーザ装置(例えば携帯端末)3のメニューからの操作により設定可能としてもよいし、ユーザ装置3の表示画面上で入力するようにしてもよい。本発明の実施例2では、例えば、ユーザ装置3が、ユーザが選択したサイトの表示金額をユーザ装置3上に表示することなく、ユーザの指定入力に従ってユーザ装置3が入力した表示限度額以下のデータをユーザ装置3上に表示する。なお、ユーザ装置3がオペレータサーバ1から送信されたWebページの表示金額の情報を表示した後に、表示するWebページの情報を絞るために表示限度額を入力するようにしてもよい。本発明の実施例2では、サーバ側(オペレータサーバ1及び料金事前算出サーバ2)は、Webページの各種のデータ内容を個別に管理(把握) することが可能であるものとする。例えば、サーバ側は、文章と図といった、属性が明らかに違うものを別個に管理したり、同じ文章においても1文1文を個別のものとして管理する。
図8は、本発明の実施例2における処理シーケンスの一例を説明する図である。
図8では、ユーザ装置3が、ユーザが選択したサイトの表示金額をユーザ装置3上に表示することなく、ユーザの指定入力に従ってユーザ装置3が入力した表示限度額以下のデータをユーザ装置3上に表示する場合を例にとって説明する。
まず、ユーザ装置3が、ユーザの指定入力に従って、Webページの送信要求を該Webページの表示限度額とともにオペレータサーバ1に対して送信する(図8の#1)。例えば、ユーザが、オペレータサーバ1にアクセスしたときにユーザ装置3上に表示される、図9に示すようなサイトの選択画面上で、表示限度額「15円」を入力して、ニュースというサイトのサイト名をクリックすると、該表示限度額の情報と、該サイトの送信要求とがオペレータサーバ1に対して送信される。
次に、オペレータサーバ1が、CN4に対して該Webページの取得依頼を送信する(図8の#2参照)。本発明の一実施形態によれば、上記図8の#1の処理の後、料金事前算出サーバ2が、オペレータサーバ1を通じて、上記表示限度額で、図4に示す優先順位表に設定されたデータのうち、どの優先度のデータまで見られるかをユーザ装置3に対して通知するようにしてもよい。そして、該通知に応じたユーザ装置3から送信された、データの選択情報に基づいて、オペレータサーバ1が、CN4に対して該Webページの取得依頼を送信するようにしてもよい。
オペレータサーバ1が、料金事前算出サーバ2に表示限度額の情報を通知する(図8の#3参照)。料金事前算出サーバ2は、オペレータサーバ1から通知された表示限度額の情報をデータ一時保存部23に記憶する(図8の#4参照)。
一方、CN4は、オペレータサーバ1から依頼されたWebページの情報を収集し(図8の#5参照)、該収集したWebページの情報をオペレータサーバ1に対して送信する(図8の#6参照)。上記オペレータサーバ1に対して送信されるWebページの情報は、該Webページの情報量の情報を含んでいる。
オペレータサーバ1は、CN4から送信されたWebページの情報を料金事前算出サーバ2へ転送する(図8の#7参照)。料金事前算出サーバ2は、例えば図4に示すような優先順位表を参照して、該Webページについてのデータ内容のうち、表示料金が図8の#4において記憶された表示限度額以下となる送信データを選択する(図8の#8参照)。例えば、図4に示す優先順位表に設定された、ニュースというサイトについての優先度1のデータ内容(トップニュース(見出しと概要))と、優先度2のデータ内容(トップニュース(詳細))とが送信データとして選択される。
料金事前算出サーバ2は、選択された送信データをオペレータサーバ1に送信する(図8の#9)。オペレータサーバ1は、料金事前算出サーバ2から送信された送信データをユーザ装置3に送信する(図8の#10)。その結果、ユーザ装置3上に、例えば図10に示すような文字データが表示される。なお、図8の#10において、オペレータサーバ1が、ユーザに更なる情報が存在することを通知するための情報(例えば、「もっと見る」といった文字情報)をユーザ装置3に表示させるようにしてもよい。
なお、図8の#8において、料金事前算出サーバ2が、選択対象となるデータ内容のうち、表示限度額以下であるデータ内容がないと判断した場合、料金事前算出サーバ2は、(オペレータサーバ1を通じて)ユーザ装置3に、ユーザに対して表示限度額を上げるように促すためのメッセージを表示させるようにしてもよい。
図11は、図8の#8における、料金事前算出サーバによる送信データの選択処理フローの一例を示す図である。
まず、料金事前算出サーバ2が、図4に示す優先順位表を参照して、優先度1のデータが表示限度額内かを判断する(ステップS1)。料金事前算出サーバ2が、優先度1のデータが表示限度額内でないと判断した場合、料金事前算出サーバ2は、ユーザ装置3に対して表示限度額を上げるように通知する(ステップS2)。料金事前算出サーバ2が、優先度1のデータが表示限度額内であると判断した場合、料金事前算出サーバ2は、優先度2のデータを追加したときに表示限度額内かを判断する(ステップS3)。料金事前算出サーバ2が、優先度2のデータを追加したときに表示限度額内でないと判断した場合、料金事前算出サーバ2は、優先度1のデータのみを(オペレータサーバ1を通じて)ユーザ装置3に送信する(ステップS4)。料金事前算出サーバ2が、優先度2のデータを追加したときに表示限度額内であると判断した場合、料金事前算出サーバ2は、優先度3のデータを追加したときに表示限度額内かを判断する(ステップS5)。料金事前算出サーバ2が、優先度3のデータを追加したときに表示限度額内でないと判断した場合、料金事前算出サーバ2は、優先度1のデータと優先度2のデータを(オペレータサーバ1を通じて)ユーザ装置3に送信する(ステップS6)。
料金事前算出サーバ2は、以下、同様に、優先度を順次下げていき、各々の優先度のデータを追加したときに表示限度額内であるかの判断処理を行う。そして、料金事前算出サーバ2が、優先度が最も小さい優先度Nのデータを追加したときに表示限度額内であるかを判断し(ステップS7)、優先度Nのデータを追加したときに表示限度額内でないと判断した場合、料金事前算出サーバ2は、優先度N−1までのデータを(オペレータサーバ1を通じて)ユーザ装置3に送信する(ステップS8)。料金事前算出サーバ2が、優先度Nのデータを追加したときに表示限度額内であると判断した場合は、優先度Nまでのデータをユーザ装置3に送信して(ステップS9)、処理を終了する。
ここで、表示限度額が15円に設定されたとし、図11を参照して前述した送信データの選択処理フローに従うと、料金事前算出サーバ2は、図4に示す優先順位表を参照して、ニュースに関しては、優先度2のデータまで表示すると16円かかってしまうため、優先度1のデータまで(8円分)の表示とし、天気予報に関しては、優先度2のデータまで表示可能(14円)であるため、優先度2のデータまで(14円分)表示する。
図12は、本発明の実施例2における処理シーケンスの他の例を説明する図である。
図12では、ユーザ装置3が、オペレータサーバ1から送信されたWebページの表示金額の情報を表示した後に、表示するWebページの情報を絞るために表示限度額を入力する場合を例にとって説明する。すなわち、図12は、図5を参照して前述した処理シーケンスにおける#9と#10に示す処理の変形例である。
まず、ユーザ装置3が、ユーザの指定入力に従って、Webページの送信要求を該Webページの表示限度額とともにオペレータサーバ1に対して送信する(図12の#1参照)。例えば、図5を参照して前述した処理シーケンスに従って、該図5の#8の処理の後、ユーザ装置3上に図13に示すようなサイトの選択画面が表示されると、ユーザは、該選択画面上で、表示限度額「5円」を入力して、ニュースというサイトのサイト名をクリックする。該表示限度額の情報と、該サイトの送信要求とがオペレータサーバ1に対して送信される。
次に、オペレータサーバ1が、料金事前算出サーバ2に表示限度額の情報を通知する(図12の#2参照)。料金事前算出サーバ2は、オペレータサーバ1から通知された表示限度額の情報をデータ一時保存部23に記憶する(図12の#3参照)。オペレータサーバ1は、データ一時保存部13に記憶されているWebページの情報を料金事前算出サーバ2へ送信する(図12の#4参照)。料金事前算出サーバ2は、例えば図4に示すような優先順位表を参照して、該Webページについてのデータ内容のうち、表示料金が#4において記憶された表示限度額以下となる送信データを選択する(図12の#5参照)。 料金事前算出サーバ2は、選択された送信データをオペレータサーバ1に送信する(図2の#6)。オペレータサーバ1は、料金事前算出サーバ2から送信された送信データをユーザ装置3に送信する(図12の#7参照)。
次に、本発明の実施例3について説明する。本発明の実施例3では、ユーザ装置3が、Webページの表示限度額を設定し、料金事前算出サーバ2が、表示金額が上記設定された表示限度額以下となるように、該Webページのデータを編集して、該編集されたデータをユーザ装置3に対して送信する。
図14は、本発明の実施例3における処理シーケンスの一例を説明する図である。
図14では、ユーザ装置3が、ユーザが選択したサイトの表示金額をユーザ装置3上に表示することなく、ユーザの指定入力に従ってユーザ装置3が入力した表示限度額以下のデータをユーザ装置3上に表示する場合を例にとって説明する。
まず、ユーザ装置3が、ユーザの指定入力に従って、Webページの送信要求を該Webページの表示限度額とともにオペレータサーバ1に対して送信する(図14の#1参照)。次に、オペレータサーバ1が、CN4に対して該Webページの取得依頼を送信する(図14の#2参照)。また、オペレータサーバ1が、料金事前算出サーバ2に表示限度額の情報を通知する(図14の#3参照)。料金事前算出サーバ2は、オペレータサーバ1から通知された表示限度額の情報をデータ一時保存部23に記憶する(図14の#4参照)。
一方、CN4は、オペレータサーバ1から依頼されたWebページの情報を収集し(図14の#5参照)、該収集したWebページの情報をオペレータサーバ1に対して送信する(図14の#6参照)。上記オペレータサーバ1に対して送信されるWebページの情報は、該Webページの情報量の情報を含んでいる。
オペレータサーバ1は、CN4から送信されたWebページの情報を料金事前算出サーバ2へ転送する(図14の#7参照)。料金事前算出サーバ2は、表示料金が上記データ一時保存部23に記憶された表示限度額以下となるように、所定の編集ルールに基づいて、上記Webページのデータを編集する(図14の#8参照)。料金事前算出サーバ2は、例えば、Webページのデータが文字データである場合に、該文字データを全て体言止めに変更したり、ひらがなを漢字に変換したり、英語のデータを略語のデータに変換したりすることで、該文字データのデータ量を削減(文章を構成)して、該文字データの表示料金が表示限度額以下となるようにする。より、具体的には、「〜とのことです。」という文章を「〜とのこと。」として2文字削減し、更に、「こと」を「事」に変換して、1文字削減する。上記所定の編集ルールとして、予め文章と編集後の文章との対応フォーマットを料金事前算出サーバ2内に用意しておいてもよいし、上記のようなWebページのデータの編集を可能とするエンジンを持つツール(ソフトウェア)を用いるようにしてもよい。
料金事前算出サーバ2は、編集されたWebページのデータをオペレータサーバ1に送信する(図14の#9参照)。オペレータサーバ1は、料金事前算出サーバ2から送信されたWebページのデータをユーザ装置3に送信する(図14の#10参照)。その結果、ユーザ装置3上に、例えば図15に示すような文字データが表示される。料金事前算出サーバ2は、オペレータサーバ1を通じて、図15中に示すように、該編集されたデータを表示するためにかかった料金(4.5円)をユーザ装置3上に画面表示するようにしてもよい。 なお、図14の#8において、料金事前算出サーバ2が、Webページのデータを編集しても表示限度額以下とすることができないと判断した場合、料金事前算出サーバ2は、(オペレータサーバ1を通じて)ユーザ装置3に、図16に示すような、ユーザに対して表示限度額を上げるように促すためのメッセージを表示させるようにしてもよい。
また、料金事前算出サーバ2は、ユーザに対して、編集したデータ以外の更なる情報が存在することを意識させるために、ユーザ装置上で、例えば編集によって省略した部分(例えば文末) に、「もっと見る」といった文字などを表示させるようにしてもよい。
ユーザが、表示限度額として「5円」を設定したとすると、該ユーザがニュースを見たい場合、図11を参照して前述した本発明の実施例2によれば、図4に示す優先順位表に設定された優先度1のデータを表示するだけでも最低「8円」かかってしまうが、本発明の実施例3によれば、料金事前算出サーバ2が、文章をより簡潔にかつ短く編集することで、送信データ量を削減して、該5円という表示限度額内の表示料金で、該ユーザが、ニュースに関する情報を閲覧することができるようになる。
図17は、本発明の実施例3における処理シーケンスの他の例を説明する図である。
図17では、ユーザ装置3が、オペレータサーバ1から送信されたWebページの表示金額の情報を表示した後に、表示するWebページの情報を絞るために表示限度額を入力する場合を例にとって説明する。
まず、ユーザ装置3が、ユーザの指定入力に従って、Webページの送信要求を該Webページの表示限度額とともにオペレータサーバ1に対して送信する(図17の#1)。例えば、図5を参照して前述した処理シーケンスに従って、該図5の#8の処理の後、ユーザ装置3上に前述した図13に示すようなサイトの選択画面が表示されると、ユーザは、該選択画面上で、表示限度額「5円」を入力して、ニュースというサイトのサイト名をクリックする。該表示限度額の情報と、該サイトの送信要求とがオペレータサーバ1に対して送信される。
次に、オペレータサーバ1が、料金事前算出サーバ2に表示限度額の情報を通知する(図17の#2参照)。料金事前算出サーバ2は、オペレータサーバ1から通知された表示限度額の情報をデータ一時保存部23に記憶する(図17の#3参照)。
オペレータサーバ1は、データ一時保存部13に記憶されているWebページの情報を料金事前算出サーバ2へ送信する(図17の#4参照)。料金事前算出サーバ2は、表示料金が上記データ一時保存部23に記憶された表示限度額以下となるように、所定の文字編集ルールに基づいて、上記Webページのデータを編集する(図17の#5参照)。料金事前算出サーバ2は、編集された送信データをオペレータサーバ1に送信する(図17の#6参照)。オペレータサーバ1は、料金事前算出サーバ2から送信された送信データをユーザ装置3に送信する(図17の#7参照)。
図18は本発明の全体処理フローの例を説明する図である。
本発明の表示料金通知システムが、Webページの表示限度額を設定可能でない場合(ステップS11)、本発明の表示料金通知システムが、ユーザ装置3上に、Webページの表示料金を表示させる(ステップS12)。表示料金通知システムが、Webページの表示限度額を設定可能である場合、ユーザ装置3が、Webページの表示限度額を入力する(ステップS13)。次に、料金事前算出サーバ2が、自サーバが図4に示すような優先順位表を扱うサーバであるかを判断する(ステップS14)。料金事前算出サーバ2が、自サーバが優先順位表を扱うサーバであると判断した場合、料金事前算出サーバ2は、ユーザ装置3上への表示対象とする送信データを選択する(ステップS15)。料金事前算出サーバ2が、自サーバが優先順位表を扱うサーバでないと判断した場合、料金事前算出サーバ2が、Webページの表示料金が表示限度額内であるかを判断する(ステップS16)。
料金事前算出サーバ2が、Webページの表示料金が表示限度額内であると判断した場合、料金事前算出サーバ2は、ステップS15において選択された送信データを(オペレータサーバ1を通じて)送信し、ユーザ装置3上に表示させる(ステップS17)。料金事前算出サーバ2が、Webページの表示料金が表示限度額内でないと判断した場合、料金事前算出サーバ2は、自サーバがWebページのデータ内容を編集可能なサーバであるかを判断する(ステップS18)。料金事前算出サーバ2が、自サーバがWebページのデータ内容を編集可能なサーバであると判断した場合、料金事前算出サーバ2は、Webページの編集処理を実行する(ステップS19)。料金事前算出サーバ2が、自サーバがWebページのデータ内容を編集可能なサーバでないと判断した場合、料金事前算出サーバ2は、Webページの表示料金が表示限度額内であるかを判断する(ステップS20)。料金事前算出サーバ2が、Webページの表示料金が表示限度額内であると判断した場合、料金事前算出サーバ2は、上記ステップS19における編集処理後のデータをユーザ装置3上に表示させる(ステップS21)。料金事前算出サーバ2が、Webページの表示料金が表示限度額内でないと判断した場合、料金事前算出サーバ2は、例えば、Webページを表示できないことを示す情報をユーザ装置3上に表示させる(ステップS22)。
以上、説明したように、本発明によれば、ユーザが、該Webページの送信をオペレータサーバに対して要求する前に、自分が見たいWebページの表示料金がいくらであるかを知ることができる。その結果、ユーザは、Webページの閲覧のための料金を節約することが可能となる。また、本発明によれば、ユーザは、自分が支払ってもよいと思う表示限度額内のWebページのデータを見ることができる。
本発明のシステム構成の一例を示す図である。 オペレータサーバの構成例を示す図である。 料金事前算出サーバの構成例を示す図である。 優先順位表の例を示す図である。 本発明の実施例1における処理シーケンスの例を説明する図である。 サイトの選択画面及び表示料金の表示例を示す図である。 表示料金の表示例を示す図である。 本発明の実施例2における処理シーケンスの一例を説明する図である。 サイトの選択画面の表示例を示す図(1)である。 ユーザ装置上への文字データの表示例(1)である。 料金事前算出サーバによる送信データの選択処理フローの一例を示す図である。 本発明の実施例2における処理シーケンスの他の例を説明する図である。 サイトの選択画面の表示例を示す図(2)である。 本発明の実施例3における処理シーケンスの一例を説明する図である。 ユーザ装置上への文字データの表示例(2)である。 ユーザ装置へのメッセージの表示例である。 本発明の実施例3における処理シーケンスの他の例を説明する図である。 本発明の全体処理フローの例を説明する図である。 サイトの選択画面の表示例を示す図(3)である。
符号の説明
1 オペレータサーバ
2 料金事前算出サーバ
3 ユーザ装置
4 CN
11、21 通信信号制御部
12、22 データ制御部
13、23 データ一時保存部
24 料金算出部
25 顧客情報DB

Claims (7)

  1. Webページの表示料金を通知する方法であって、
    ユーザ装置から該ユーザ装置がWebページを表示するために必要な表示料金の確認要求を受け付け、
    上記表示料金の確認要求に対応するWebページを取得し、
    該取得したWebページの情報量を取得し、
    該Webページの情報量に基づいて、該Webページの表示料金を算出し、
    該Webページを上記ユーザ装置に送信する前に、上記算出された表示料金の情報を該ユーザ装置に通知する
    ことを特徴とする表示料金通知方法。
  2. 上記ユーザ装置から、上記Webページの送信要求を、該Webページの表示限度額の情報とともに受け付け、
    予め設定された、Webページのデータ内容毎の、上記ユーザ装置に表示させる優先順位と表示料金との対応情報に基づいて、表示料金が上記表示限度額以下となる送信データを選択し、選択された送信データを上記ユーザ装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示料金通知方法。
  3. 上記ユーザ装置から、上記Webページの送信要求を、該Webページの表示限度額の情報とともに受け付け、
    表示料金が上記表示限度額以下となるように、上記Webページのデータを編集し、該編集されたデータを上記ユーザ装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示料金通知方法。
  4. オペレータサーバと料金事前算出サーバとを備え、ユーザ装置にWebページの表示料金を通知する表示料金通知システムにおける料金事前算出サーバであって、
    上記オペレータサーバから、該オペレータサーバが上記ユーザ装置から受け付けたWebページの表示料金の確認要求に応じて該オペレータサーバが取得したWebページの情報量を取得する手段と、
    該取得されたWebページの情報量に基づいて、該Webページの表示料金を算出する手段と、
    上記オペレータサーバが上記ユーザ装置から受け付けたWebページの送信要求に応じて該Webページを上記ユーザ装置に送信する前に、上記オペレータサーバに、上記算出されたWebページの表示料金の情報を上記ユーザ装置に通知させる手段とを備える
    ことを特徴とする料金事前算出サーバ。
  5. 上記オペレータサーバから、該オペレータサーバが上記Webページの送信要求とともに上記ユーザ装置から受け付けた該Webページの表示限度額の情報を取得する手段と、 予め設定された、Webページのデータ内容毎の、上記ユーザ装置に表示させる優先順位と表示料金との対応情報に基づいて、表示料金が上記表示限度額以下となる送信データを選択し、選択された送信データを上記ユーザ装置に送信する手段とを備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の料金事前算出サーバ。
  6. 上記オペレータサーバから、該オペレータサーバが上記Webページの送信要求とともに上記ユーザ装置から受け付けた該Webページの表示限度額の情報を取得する手段と、 表示料金が上記表示限度額以下となるように、上記Webページのデータを編集し、該編集されたデータを上記ユーザ装置に送信する手段とを備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の料金事前算出サーバ。
  7. オペレータサーバと料金事前算出サーバとを備え、ユーザ装置にWebページの表示料金を通知する表示料金通知システムであって、
    上記オペレータサーバが、
    上記ユーザ装置から該ユーザ装置がWebページを表示するために必要な表示料金の確認要求を受け付ける手段と、
    上記表示料金の確認要求に対応するWebページを取得して記憶手段に記憶するとともに、該Webページを上記料金事前算出サーバに送信する手段と、
    上記ユーザ装置から該Webページの送信要求を受け付けて、上記記憶手段から該Webページを抽出して該ユーザ装置に送信する手段と、
    上記料金事前算出サーバから該Webページの表示料金の情報を受信し、該Webページが上記ユーザ装置に送信される前に、該受信された表示料金の情報を上記ユーザ装置に通知する通知手段とを備え、
    上記料金事前算出サーバが、
    上記オペレータサーバから送信されたWebページの情報量を取得する手段と、
    該Webページの情報量に基づいて、該Webページの表示料金を算出する手段と、
    該算出されたWebページの表示料金の情報を上記オペレータサーバが備える通知手段に送信する手段とを備える
    ことを特徴とする表示料金通知システム。
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