JP2009003605A - データベース管理装置,データベースシステム及びデータベース管理プログラム - Google Patents

データベース管理装置,データベースシステム及びデータベース管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】テーブル形式データを他形式のデータに変換して管理するタイプの、データベース内の一部のデータをユーザが利用できる状態で、データの更新作業を行えるデータベース管理装置を提供する。
【解決手段】データベース管理装置10を、或るテーブルの更新指示を入力した場合、各ユーザPC30のユーザが任意のテーブルを利用できる状態から、各ユーザが、更新指示が入力されたテーブルを利用した情報処理を新たに開始できない状態に移行すると共に、更新指示が入力されたテーブルを使用している各ユーザに、テーブルの使用を中止する旨を通知してから、実際のデータ更新処理を開始する装置として構成しておく。
【選択図】図1

Description

本発明は、データベース管理装置,データベースシステム及びデータベース管理プログラムに関する。
近年のデータベースシステムの中には、各種のデータ処理(データの検索処理や集計処理等)をより高速に行えるようにするために、データベースを構成する各テーブルの内容を表すデータとして、通常のテーブル形式データではなく、FAST構造データを管理するようにしたもの(テーブル形式データをFAST構造データに変換して管理するもの;例えば、特許文献1参照。)が存在している。
ここで、FAST構造データとは、図7(a)に示したテーブル形式データに対応するものが,図7(b)に示したものとなるデータのことである。
すなわち、FAST構造データは、テーブル形式データにおけるレコード番号のリスト(各VLテーブル中の各種項目値を相互に関連づけるための情報のリスト)であるOrdsetテーブルを含むデータであると共に、項目毎に、重複していない項目値のソート済リストであるVLテーブルと,各Ordset値に対する項目値番号(VL中での位置を示す情報)のリストであるVNoテーブルとを含むデータ(テーブル形式のデータを、それと同値の,各種項目値が重複していない形式のものに変換したものに相当するデータ)となっている。
このため、テーブル形式データをFAST構造データに変換して管理するデータベースシステムは、実際に各種のデータ処理を通常のデータベースシステムよりも高速に行えるものとなっている。ただし、FAST構造データは、その構成(図7(b)参照)から明らかなように、テーブル形式データよりも、データの更新作業(既存の項目値の変更作業やレコードの追加作業)に時間がかかるものとなっている。そして、更新されることが確定したデータに基づいた作業を行っても無意味であることが多いため、テーブル形式データをFAST構造データに変換して管理する既存のデータベースシステムは、データの更新作業を行う際には、更新するデータが何であっても、システムを停止させなければならない(ユーザからのデータのアクセス要求を受け付けない状態でシステムを動作させなければならない)システムとして構成されている。
特許第3581831号明細書
そこで、本発明の課題は、テーブル形式データを他形式のデータに変換して管理するデータベース管理装置,データベースシステム,データベース管理プログラムであって、データベース内の一部のデータをユーザが利用できる状態で、データの更新作業を行えるデータベース管理装置,データベースシステム,データベース管理プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の,複数台のコンピュータと接続されて使用されるデータベース管理装置は、データベースを構成する各テーブルの内容をテーブル形式で表したテーブル形式データを,所定形式の参照用データに変換して管理するデータ管理手段と、複数台のコンピュータのそれぞれをデータベースの任意のテーブルを利用可能な通常情報処理を行える装置として動作させるための通常制御処理をデータ管理手段が管理している参照用データに基づき実行することと、複数台のコンピュータのそれぞれをデータベースの更新対象テーブルとして指定されているテーブルを除いた各テーブルは制限なく利用可能であるが,更新対象テーブルとして指定されているテーブルの使用を開始することが出来ないデータ更新時用情報処理を行える装置として動作させるためのデータ更新時用制御処理をデータ管理手段が管理している参照用データに基づき実行する機能を有する制御処理実行手段と、各コンピュータが行っている通常情報処理により利用されているテーブルを管理する使用中テーブル管理手段と、更新すべきテーブルの指定を含む所定のデータ更新指示が入力されたときに、そのデータ更新指示で指定されているテーブルを更新対象テーブルとして指定したデータ更新時用制御処理を制御処理実行手段に開始させると共に、使用中テーブル管理手段が管理している情報に基づき,そのテーブルを使用しているコンピュータを特定し、特定した各コンピュータのユーザに,そのテーブルの使用を停止すべきことを通知するための通知処理を行うデータ更新準備手段と、データ更新準備手段が機能した後に機能する、データ更新指示で指定されているテーブルに関するテーブル形式データの参照用データへの変換をデータ管理手段に行わせてから制御処理実行手段に通常制御処理を開始させるデータ更新制御手段とを備える。
すなわち、本発明のデータベース管理装置は、更新すべきテーブルの指定を含む所定のデータ更新指示を入力した場合、各ユーザ(各コンピュータ)が任意のテーブルを利用できる状態〔制御処理実行手段が通常制御処理を行っている状態〕から、各ユーザ(各コンピュータ)が、入力されたデータ更新指示で指定されているテーブルを利用した情報処理を新たに開始できない状態〔制御処理実行手段がデータ更新時用制御処理を行っている状態〕に移行した後に、実際のデータ更新処理(データ更新指示で指定されているテーブルに関するテーブル形式データの参照用データへの変換)を開始する構成を有している。従って、本発明のデータベース管理装置は、更新対象となっているテーブル以外のテーブルのみを利用する作業(情報処理)を行っているユーザに作業を中断させる必要がない形で(データベース内の一部のデータをユーザが利用できる状態で)、データの更新作業を行える装置となっていると言うことが出来る。
さらに、本発明のデータベース管理装置は、或るテーブルに関するデータ更新処理を実際に開始する前に、そのテーブルを利用しているユーザに,そのテーブルの使用を停止すべきことを通知する装置(データ更新指示入力時に通知処理を行う装置)ともなっている。このため、本発明のデータベース管理装置を用いておけば、無駄な作業(更新されてしまうデータに基づいた作業)が行われることを防止できることにもなる。
本発明のデータベース管理装置を実現する際には、データ更新指示を、時間の指定を含む指示としておくと共に、データ更新制御手段を、データ更新準備手段による通知処理の実行後,データ更新指示で指定されている時間が経過したときに、機能する手段としておくことが望ましい。何故ならば、更新するテーブル形式データの種類/内容によって、そのテーブル形式データを利用する情報処理を完了させるのに必要とされる時間や当該情報処理の重要性は異なるが、上記のような構成を採用しておけば、データ更新処理が開始される時間(データ更新指示入力後の経過時間)を指定できることになるからである。
また、本発明のデータ管理装置を実現する際には、参照用データの形式/構造をどのようなものとしておくことも出来るが、参照用データを、テーブル形式データの項目毎に、その項目の各項目値を重複がない形でソートしたデータであるVLデータと、テーブル形式データにおけるレコード番号相当の各情報に当該VLデータ中の対応する項目値の位置を示す情報を対応づけたデータであるVNoデータとを含むデータとしておくことが望ましい。何故ならば、参照用データをそのようなデータとしておけば、データ処理を極めて高速に行えるデータベース管理装置が得られることになるからである。
また、本発明のデータベース管理プログラムは、複数台のコンピュータと接続されて使用されるコンピュータを、本発明のデータベース管理装置(請求項1記載のもの)として動作させることが出来るものとなっている。従って、本発明のデータベース管理プログラムを用いても、データ更新対象となっているテーブル以外のテーブルのみを利用する作業(情報処理)を行っているユーザに作業を中断させる必要がない形で(データベース内の一部のデータをユーザが利用できる状態で)、データの更新作業を行える環境を実現できることになる。
そして、本発明のデータベースシステムは、本発明の請求項1記載のデータベース管理装置相当のデータベース管理装置と、データベース管理手段と通信を行うことにより、通常情報処理或いはデータ更新時用情報処理を実行する情報処理実行手段と、使用停止要求を受信した際、それに含まれるテーブル形式データの識別情報が示しているテーブル形式データの使用を停止すべき旨のメッセージを出力するメッセージ出力手段とを備えた複数台のクライアント装置とが接続されたシステムとなっている。従って、本発明のデータベースシステムを用いても、データ更新対象となっているテーブル以外のテーブルのみを利用する作業(情報処理)を行っているユーザに作業を中断させる必要がない形で(データベース内の一部のデータをユーザが利用できる状態で)、データの更新作業を行える環境を実現できることになる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
まず、図1を用いて、本発明の一実施形態に係るデータベースシステムの概要説明を行うことにする。
図示してあるように、本発明の一実施形態に係るデータベースシステムは、データベース管理装置10と複数台のユーザPC30とがネットワーク接続されたシステムである。
このデータベースシステム内のデータベース管理装置10は、各種のテーブルに関するテーブル形式データ(テーブル形式で表示可能な,各種項目に関する各種項目値からなるデータ;本実施形態では、CSV形式のもの)からなるデータベースを、既に説明したFAST構造データからなるデータベースに変換して管理するためのデータベース管理プログラム(図では、DB管理プログラム)11を、比較的に高機能なコンピュータ(本実施形態では、ディスプレイ,キーボードを備えたもの)にインストールした装置である。
ユーザPC30は、ユーザが使用するコンピュータに、データベース管理装置10内のデータベースを利用するためのクライアントプログラム31をインストールした装置である。
データベース管理装置10にインストールされているデータベース管理プログラム11,及び,各ユーザPC30にインストールされているクライアントプログラム31は、連携した処理を行うことにより、本データベースシステムを、ログイン作業(ユーザPC30へのパスワード等の入力作業)を行うことにより各ユーザPC30のユーザがデータベース管理装置10内のデータベースを利用できるシステムであると共に、各ユーザがデータベース管理装置10内のデータベースを通常のRDBと同様に扱えるシステム(各ユーザが、各テーブルに関するデータがFAST構造データとして保持・管理されていることを意識しなくて良いシステム)として機能させるものとなっている。
以上のことを前提に、以下、本実施形態に係るデータベースシステムの構成及び動作をさらに具体的に説明する。
データベース管理装置10内のデータベース管理プログラム11は、上記のような機能に加えて、以下の機能を有するプログラムとなっている。
データベース管理プログラム11は、ユーザがログイン作業を行った際にクライアントプログラム31が送信するユーザID等を含むログイン要求を受信した場合には、データベース管理装置10内に用意されている図2に示した構成のユーザ管理テーブルに、受信したログイン要求中のユーザID,当該ログイン要求を送信したユーザPC30のPC識別情報(本実施形態ではIPアドレス),及び,現在日時(ログイン日時)を設定し,かつ,各種テーブル(図における“TABLE1”,“TABLE2”等)に関する使用状況情報(図における“未使用”,“使用中”)として“未使用”を設定したレコードを追加する。
また、データベース管理プログラム11は、或るユーザによって、データベース内の或るテーブルを利用する作業(データベース内の或るテーブルに関するFAST構造データを利用する情報処理)が開始された際には、ユーザ管理テーブル内の当該ユーザに関するレコード中の当該テーブルに関する使用状況情報を“使用中”に変更する。さらに、データベース管理プログラム11は、或るユーザによる或るテーブルの利用が終了した場合には、ユーザ管理テーブル内の当該ユーザに関するレコード中の当該テーブルに関する使用状況情報を“未使用”に変更し、或るユーザによってログアウト作業が行われた場合には、ユーザ管理テーブルから当該ユーザに関するレコードを消去する。
要するに、データベース管理プログラム11は、ログイン中の各ユーザが使用しているユーザPC30や、各ユーザが使用しているテーブルが分かる情報が記憶されているように、ユーザ管理テーブル内の情報を更新するプログラムとなっている。
また、データベース管理プログラム11は、管理者パスワードの入力を含む所定手順の操作がなされた場合には、図3に示した構成の共有メモリ管理用ウィンドウをディスプレイ上に表示するプログラムとなっている。
この共有メモリ管理用ウィンドウ上の共有テーブル表示領域21は、FAST構造データ化されている各テーブルの名称が,チェックボックスと共に表示される領域である。テーブル使用中ユーザ表示領域27は、共有テーブル表示領域21内の選択されている名称(対応するチェックボックスがチェックされている名称)で識別されるテーブルを使用している各ユーザのユーザIDが表示される領域(図2のユーザ管理テーブル内の情報に基づき、その表示内容が決定される領域)である。このテーブル使用中ユーザ表示領域27は、ユーザIDの選択操作が可能な領域となっている。
メッセージ設定領域28,送信ボタン29は、メッセージ設定領域28内にメッセージを設定する操作,及び,テーブル使用中ユーザ表示領域27内の幾つかのユーザIDを選択する操作を行った上で送信ボタン29を押下(マウスでクリック)すると、メッセージ設定領域28内に設定されているメッセージをパラメータとして含むメッセージ表示指示コマンドが、選択しておいた各ユーザIDで識別されるユーザが使用しているユーザPC30へ送信されるアイテムである。なお、メッセージ表示指示コマンドとは、それを受信したクライアントプログラム31が、それにパラメータとして含まれるメッセージが示されたウィンドウをディスプレイ上にポップアップ表示することになるコマンドのことである。
入れ替えファイル格納ディレクトリ設定領域22は、更新する(FAST構造データを変更する)テーブルに関するテーブル形式データのファイルが保存されているディレクトリの名称を設定するための領域である。
入れ替え実行ボタン26は、それを操作すると、データベース管理プログラム11が、テーブル更新処理(詳細は後述)を開始するボタンである。2つのラジオボタン23及び24,指定時間設定欄(ラジオボタン24の右に存在する数値入力欄),通知メッセージ送信指示チェックボックス25は、実行すべきテーブル更新処理の内容を指定するためのアイテムであり、データベース管理プログラム11は、通知メッセージ送信指示チェックボックス25がチェックされている状態で入れ替え実行ボタン26が操作された場合、図4に示した手順のテーブル更新処理を実行するプログラムとなっている。
すなわち、この場合、データベース管理プログラム11は、まず、共有テーブル表示領域21(図3参照)内の,選択されている名称で識別されるテーブル(以下、更新対象テーブルと表記する)を利用する情報処理を各ユーザが新たに開始することができない状態(更新対象テーブルを利用する情報処理を既に開始しているユーザは、処理を続行できるが、更新対象テーブル内の情報を要求する新たなコマンドにはエラーメッセージを返送する状態)である更新対象テーブル使用不可状態へ移行する処理(ステップS101)を行う。
次いで、データベース管理プログラム11は、ラジオボタン23,24のいずれが選択されているかを判断(ステップS102)し,ラジオボタン23が選択されていた場合(ステップS102;NO)には、第2ログアウト依頼メッセージをパラメータとして含めたメッセージ表示指示コマンド(図では、第2ログアウト依頼メッセージ表示指示コマンド)を、更新対象テーブルを利用する情報処理をその時点において行っている各ユーザのユーザPC30(その時点におけるユーザ管理テーブル内の情報から特定できる各ユーザPC30;以下、更新対象テーブル使用中PCと表記する)へ送信する処理(ステップS105)を行う。
なお、第2ログアウト依頼メッセージとは、共有メモリ管理用ウィンドウの“メッセージ設定”タブ(図3)に、それを設定するためのアイテムが設けられているメッセージのことである。既に説明したように、クライアントプログラム31は、メッセージ表示指示コマンドを受信した場合、それにパラメータとして含まれるメッセージが示されたウィンドウをディスプレイ上にポップアップ表示するプログラムとなっている。このため、ステップS105の処理が実行されると、各更新対象テーブル使用中PCのディスプレイ上に、例えば、図5に示したようなウィンドウが表示されることになる。
ステップS105の処理を終えたデータベース管理プログラム11は、所定時間(本実施形態では、20秒)の経過を待機する処理(ステップS106)を行う。そして、データベース管理プログラム11は、ステップS106の処理が終了した場合には、ステップS107にて、“更新対象テーブル使用中PCが存在していた場合には,各更新対象テーブル使用中PCのユーザを強制的にログアウトさせる処理”(更新対象テーブル使用中PCが存在していなかった場合には,何も行わない処理)である強制ログアウト処理を行ってから、入れ替えファイル格納ディレクトリ設定領域22にその名称が設定されているディレクトリ内のテーブル形式データをFAST構造データに変換して、更新対象テーブルに関するFAST構造データを,変換によって得られたFAST構造データに入れ替えるための更新対象テーブル更新処理(ステップS108)を開始する。
そして、データベース管理プログラム11は、更新対象テーブル更新処理が完了した場合には、使用できるテーブルに制限がない通常状態に復帰する処理(ステップS109)を行ってから、このデータ更新処理(図4の処理)を終了する。
また、データベース管理プログラム11は、ラジオボタン24が選択されていた場合(ステップS102;YES)には、第1ログアウト依頼メッセージをパラメータとして含めたメッセージ表示指示コマンド(図では、第1ログアウト依頼メッセージ表示指示コマンド)を、各更新対象テーブル使用中PCへ送信する処理(ステップS103)を行ってから、指定時間設定欄に設定されている指定時間の経過を待機する処理(ステップS104)を行う。なお、第1ログアウト依頼メッセージは、上記した第2ログアウト依頼メッセージと同様に、“メッセージ設定”タブに、それを設定するためのアイテムが設けられているメッセージとなっている。この第1ログアウト依頼メッセージは、ステップS103,S104の処理内容から明らかなように、各更新対象テーブル使用中PCのディスプレイ上に図6に示したようなウィンドウを表示させるためのものを設定しておくべきメッセージとなっている。
そして、ステップS104の処理を終えたデータベース管理プログラム11は、既に説明したステップS105〜S109の処理を行ってから、このデータ更新処理(図4の処理)を終了する。
データベース管理プログラム11が、通知メッセージ送信指示チェックボックス25がチェックされていない状態で入れ替え実行ボタン26が操作された場合に実行するテーブル更新処理も、図4のテーブル更新処理と、本質的には同内容の処理である。ただし、データベース管理プログラム11が、通知メッセージ送信指示チェックボックス25がチェックされていない状態で入れ替え実行ボタン26が操作された場合に実行するテーブル更新処理は、ステップS103,S105,S106の処理が行われない処理となっている。
以上の説明から明らかなように、本発明の一実施形態に係るデータベースシステム内のデータベース管理装置10は、共有メモリ管理用ウィンドウ(図3参照)に対して、更新対象テーブルを指定した上で入れ替え実行ボタン26を押下する操作を行った場合、各ユーザPC30のユーザが任意のテーブルを利用できる状態から、各ユーザが、更新対象テーブルとして指定されているテーブルを利用する情報処理を新たに開始できない状態(更新対象テーブル使用不可状態)に移行した後に、実際のデータ更新処理(ステップS108の更新対象テーブル更新処理)を開始する装置となっている。このため、このデータベースシステムは、更新対象となっているテーブル以外のテーブルのみを利用する作業(情報処理)を行っているユーザに作業を中断させる必要がない形で(データベース内の一部のデータをユーザが利用できる状態で)、データの更新作業を行えるシステムとなっていると言うことが出来る。
さらに、本実施形態に係るデータベースシステムは、或るテーブルに関するデータ更新処理(ステップS108の更新対象テーブル更新処理)を実際に開始する前に、そのテーブルを利用しているユーザに,そのテーブルの使用を停止すべきことを通知することが出来るシステム(データベース管理装置10に、図4の処理を実行させることが可能なシステム)であるため、このデータベースシステムを用いておけば、無駄な作業(更新されてしまうデータに基づいた作業)が行われることを防止できることにもなる。
《変形形態》
上記したデータベースシステムは、各種の変形を行うことが出来る。例えば、データベース管理装置10を、専用のソフトを各ユーザPC30にインストールしておく必要がない装置(各ユーザPC30へ、スクリプトやHTML/XMLデータを提供することによって、各ユーザPC30のユーザにデータベース内の情報を利用させる装置)に変形することが出来る。また、データベース管理装置10を、使用の中止を指示したにも拘わらず更新対象テーブルを使用し続けているユーザを強制的にログアウトさせる装置であったが、データベース管理装置10を、そのようなユーザの更新対象テーブルの使用を強制的に中止させる装置(例えば、ユーザPC30内の更新対象テーブル関連の情報を破棄してしまう装置)に変形することも出来る。
また、データベース管理装置10を、各種テーブルに関するテーブル形式データを、FAST構造データ以外の形式のデータ(例えば、FAST構造データから、Ordsetテーブルを取り除いたものに相当するデータ)に変換して管理する装置に変形することも出来る。ただし、FAST構造データは、各種のデータ処理を極めて高速に行える形式のデータであるため、データベース管理装置10は、各種テーブルに関するテーブル形式データを、FAST構造データに変換するものとしておくことが望ましい。
本発明の一実施形態に係るデータベースシステムの構成図。 実施形態に係るデータベース管理装置が有しているユーザ管理テーブルの説明図。 実施形態に係るデータベース管理装置が表示する共有メモリ管理用ウィンドウの説明図。 実施形態に係るデータベース管理装置が実行可能なデータ更新処理の流れ図。 データ更新処理時にユーザPCのディスプレイ上に表示されることがあるウィンドウの説明図。 データ更新処理時にユーザPCのディスプレイ上に表示されることがあるウィンドウの説明図。 FAST構造データの説明図。
符号の説明
10 データベース管理装置
11 データベース管理プログラム
30 ユーザPC
31 クライアントプログラム

Claims (5)

  1. 複数台のコンピュータと接続されて使用されるデータベース管理装置であって、
    データベースを構成する各テーブルの内容をテーブル形式で表したテーブル形式データを,所定形式の参照用データに変換して管理するデータ管理手段と、
    前記複数台のコンピュータのそれぞれを前記データベースの任意のテーブルを利用可能な通常情報処理を行える装置として動作させるための通常制御処理を前記データ管理手段が管理している参照用データに基づき実行することと、前記複数台のコンピュータのそれぞれを前記データベースの更新対象テーブルとして指定されているテーブルを除いた各テーブルは制限なく利用可能であるが,更新対象テーブルとして指定されているテーブルの使用を開始することが出来ないデータ更新時用情報処理を行える装置として動作させるためのデータ更新時用制御処理を前記データ管理手段が管理している参照用データに基づき実行する機能を有する制御処理実行手段と、
    各コンピュータが行っている前記通常情報処理により利用されているテーブルを管理する使用中テーブル管理手段と、
    更新すべきテーブルの指定を含む所定のデータ更新指示が入力されたときに、そのデータ更新指示で指定されているテーブルを前記更新対象テーブルとして指定した前記データ更新時用制御処理を前記制御処理実行手段に開始させると共に、前記使用中テーブル管理手段が管理している情報に基づき,そのテーブルを使用しているコンピュータを特定し、特定した各コンピュータのユーザに,そのテーブルの使用を停止すべきことを通知するための通知処理を行うデータ更新準備手段と、
    前記データ更新準備手段が機能した後に機能する、前記データ更新指示で指定されているテーブルに関するテーブル形式データの前記参照用データへの変換を前記データ管理手段に行わせてから前記制御処理実行手段に前記通常制御処理を開始させるデータ更新制御手段と
    を備えることを特徴とするデータベース管理装置。
  2. 前記データ更新指示が、時間の指定を含む指示であり、
    前記データ更新制御手段が、前記データ更新準備手段による前記通知処理の実行後,前記データ更新指示で指定されている時間が経過したときに、機能する手段である
    ことを特徴とする請求項1記載のデータベース管理装置。
  3. 前記参照用データが、
    テーブル形式データの項目毎に、その項目の各項目値を重複がない形でソートしたデータであるVLデータと、テーブル形式データにおけるレコード番号相当の各情報に当該VLデータ中の対応する項目値の位置を示す情報を対応づけたデータであるVNoデータとを含むデータである
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデータベース管理装置。
  4. 複数台のコンピュータと接続されて使用されるコンピュータを、
    データベースを構成する各テーブルの内容をテーブル形式で表したテーブル形式データを,所定形式の参照用データに変換して管理するデータ管理手段と、
    前記複数台のコンピュータのそれぞれを前記データベースの任意のテーブルを利用可能な通常情報処理を行える装置として動作させるための通常制御処理を前記データ管理手段が管理している参照用データに基づき実行することと、前記複数台のコンピュータのそれぞれを前記データベースの更新対象テーブルとして指定されているテーブルを除いた各テーブルは制限なく利用可能であるが,更新対象テーブルとして指定されているテーブルの使用を開始することが出来ないデータ更新時用情報処理を行える装置として動作させるためのデータ更新時用制御処理を前記データ管理手段が管理している参照用データに基づき実行する機能を有する制御処理実行手段と、
    各コンピュータが行っている前記通常情報処理により利用されているテーブルを管理する使用中テーブル管理手段と、
    更新すべきテーブルの指定を含む所定のデータ更新指示が入力されたときに、そのデータ更新指示で指定されているテーブルを前記更新対象テーブルとして指定したデータ更新時用制御処理を前記制御処理実行手段に開始させると共に、前記使用中テーブル管理手段が管理している情報に基づき,そのテーブルを使用しているコンピュータを特定し、特定した各コンピュータのユーザに,そのテーブルの使用を停止すべきことを通知するための通知処理を行うデータ更新準備手段と、
    前記データ更新準備手段が機能した後に機能する、前記データ更新指示で指定されているテーブルに関するテーブル形式データの前記参照用データへの変換を前記データ管理手段に行わせてから前記制御処理実行手段に前記通常制御処理を開始させるデータ更新制御手段と
    を備える装置として動作させることを特徴とするデータベース管理プログラム。
  5. データベース管理装置と複数台のクライアント装置とが接続されたデータベースシステムであって、
    前記データベース管理装置が、
    データベースを構成する各テーブルの内容をテーブル形式で表したテーブル形式データを,所定形式の参照用データに変換して管理するデータ管理手段と、
    前記複数台のコンピュータのそれぞれを前記データベースの任意のテーブルを利用可能な通常情報処理を行える装置として動作させるための通常制御処理を前記データ管理手段が管理している参照用データに基づき実行することと、前記複数台のコンピュータのそれぞれを前記データベースの更新対象テーブルとして指定されているテーブルを除いた各テーブルは制限なく利用可能であるが,更新対象テーブルとして指定されているテーブルの使用を開始することが出来ないデータ更新時用情報処理を行える装置として動作させるためのデータ更新時用制御処理を前記データ管理手段が管理している参照用データに基づき実行する機能を有する制御処理実行手段と、
    各クライアント装置が行っている前記通常情報処理により利用されているテーブルを管理する使用中テーブル管理手段と、
    更新すべきテーブルの指定を含む所定のデータ更新指示が入力されたときに、そのデータ更新指示で指定されているテーブルを前記更新対象テーブルとして指定したデータ更新時用制御処理を前記制御処理実行手段に開始させると共に、前記使用中テーブル管理手段が管理している情報に基づき,そのテーブルを使用しているクライアント装置を特定し、特定した各クライアント装置に,テーブル形式データの識別情報を含む使用停止要求を送信するデータ更新準備手段と、
    前記データ更新準備手段が機能した後に機能する、前記データ更新指示で指定されているテーブルに関するテーブル形式データの前記参照用データへの変換を前記データ管理手段に行わせてから前記制御処理実行手段に前記通常制御処理を開始させるデータ更新制御手段と
    を備えた装置であり、
    複数台のクライアント装置のそれぞれが、
    前記データベース管理手段と通信を行うことにより、前記通常情報処理或いは前記データ更新時用情報処理を実行する情報処理実行手段と、
    前記使用停止要求を受信した際、それに含まれる識別情報が示しているテーブルの使用を停止すべき旨のメッセージを出力するメッセージ出力手段と
    を備えた装置である
    ことを特徴とするデータベースシステム。
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