JP2009002378A - スプール弁 - Google Patents

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太 川村
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二郎 近藤
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Abstract

【課題】 信頼性が高く、大型化することもなく、衝突音を緩和することができるスプール弁を提供する。
【解決手段】 スプール14の衝突位置に金属製のプレート31を配置し、スリーブ13との間にダンパ室Aを形成する。プレート14にダンパオイル通路32を設けて、スリーブ13内のオイルをダンパ室Aに導く。ダンパオイル通路32は、スプール14がプレート31に当接するとスプール14により閉塞され、ダンパ室Aが略液密に封止される。プレート31とスリーブ13が当接する固定部材当接箇所αと、プレート31とスプール14が当接するスプール当接箇所βとは、軸方向から見て重なることなく離れた位置に設けられる。スプール14がプレート31に衝突すると、プレート31の変形がオイルダンプされ、大型化を招くことなく衝突力を緩和する。また、衝突緩和に軟質性樹脂を用いないため、長期にわたり高い信頼性を確保できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オイル流路の開閉、切替、調圧、調量等を行うスプール弁に関するものであり、特にスプールの移動終端位置においてスプールの移動範囲を規制する部材にスプールが衝突(当接)した際に生じる衝突音の抑制技術に関する。
(従来技術)
オイル流路の開閉、切替、調圧、調量等を行うスプール弁を、電磁アクチュエータによって駆動する電磁スプール弁が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のスプール弁は、スプールがスリーブ(バルブハウジングの一例)内を軸方向に摺動自在に支持され、リターンスプリングの付勢力に抗して電磁アクチュエータがスプールを軸方向に駆動する。そして、電磁アクチュエータの駆動力が大きくなり、スプールがスリーブに直接当たることで、スプールの移動終端位置が規制される構造になっている。即ち、スリーブにスプールが直接衝突するストッパ機能を持たせて、スプールの移動終端位置を規制している。
(従来技術の問題点)
スプールがスリーブに衝突した際に発生した衝突音がスリーブから外部へ伝わり、衝突音が伝えられた部材が共鳴(共振)して騒音を発生する場合がある。
そこで、スプールがスリーブに衝突する際の衝突力を緩和する目的で、軟質性樹脂(ゴムや常温で柔らかい樹脂)を衝突部位に配置して、衝突力を軟質性樹脂で吸収させることが考えられる。
しかし、衝突力を吸収する目的で用いた軟質性樹脂は、長期の使用によりヘタリが生じる懸念がある。軟質性樹脂にヘタリが生じると、スプールのストローク範囲が変化して、スプール弁によるオイルのコントロール性が劣化する可能性がある。
また、長期の使用により、軟質性樹脂に摩耗や破損が生じる可能性があり、摩耗や破損で生じた異物が新たな問題(スプールの摺動性の劣化等)を招く可能性もある。
一方、軟質性樹脂とは異なり、皿バネ、ウェーブワッシャなどの金属製バネを衝突位置に配置して、衝突力を金属製バネで吸収させることが考えられる。
しかし、金属製バネだけでは衝突力の吸収量が小さいため、十分な衝突吸収能力を確保しようとすると、金属バネの軸方向長が長くなり、その結果スプール弁が大型化してしまう不具合が生じる。
特開2005−188631号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、信頼性が高く、また大型化することもなく、衝突音を緩和することができるスプール弁の提供にある。
[請求項1の手段]
請求項1の手段を採用するスプール弁は、固定部材当接箇所とスプール当接箇所とが離れた位置に設けられることにより、スプールがプレートに衝突すると、プレートに変形力が与えられ、プレートがダンパ室の容積を小さくする側に変形しようとする。
しかるに、スプールがプレートに衝突した状態、即ち、スプールがプレートに当接した状態では、スプールがダンパオイル通路を閉塞してダンパ室を略液密に封止するため、ダンパ室の容積変動がオイルにより抑制される。その結果、プレートの変形が抑制され、プレートの変形がオイルダンプされる。
このように、スプールによって衝突力が与えられるプレートがオイルダンプされることにより、スプールがスリーブに衝突する際の衝突力を、短い軸方向距離で緩和することができる。これにより、スプール弁の大型化を招かずに、スプールの衝突力を緩和することができる。
また、スプールが衝突するプレートは金属製であり、軟質性樹脂のようなヘタリは生じない。このため、長期に使用してもスプールのストローク範囲が変化せず、スプール弁によるオイルのコントロール性の劣化を招かない。
さらに、スプールが衝突するプレートは金属製であるため、軟質性樹脂のような摩耗や破損が生じない。このため、長期に使用しても摩耗や破損に伴う異物が発生する可能性が極めて小さく、長期にわたり高い信頼性を得ることができる。
[請求項2の手段]
請求項2の手段を採用するスプール弁は、スプールがプレートに当接して、スプールがダンパオイル通路を閉塞する状態の時、ダンパオイル通路が微小隙間を介してダンパ室と外部とを連通する。
微小隙間を調整することによって、スプールがプレートに当接した状態におけるダンパ室の液密性をコントロールすることができる。即ち、微小隙間を調整することによって、スプールがプレートに衝突した際におけるオイルダンプ量を最適値へ調節することができる。
[請求項3の手段]
請求項3の手段を採用するスプール弁におけるダンパオイル通路は、スプールがプレートに接近する際に、スプールとプレートの間に挟まれたオイルが、積極的にダンパ室に流入するように設けられる。
これにより、スプールがプレートに衝突する際に、ダンパ室内を確実にオイルで満たすことができ、ダンパ室のオイル抜けを防ぎ、オイルダンプ効果の低減を防ぐことができる。
最良の形態1のスプール弁は、バルブハウジング(筒状のスリーブであっても良いし、油圧サーキットを形成する油路ケースであっても良い)内をスプールが軸方向へ移動してオイル流路の開閉、切替、調圧、調量等を行う。
このスプール弁は、スプールの移動範囲の一端(移動終端位置)においてスプールが衝突する位置に配置されて、バルブハウジングとの間にダンパ室を形成するプレートと、スプールがプレートに当接していない状態においてバルブハウジング内のオイルをダンパ室内に導くダンパオイル通路とを備える。
さらに、このスプール弁は、スプールがプレートに当接する状態においてスプールがダンパオイル通路を閉塞してダンパ室を略液密に封止するように設けられるとともに、プレートとバルブハウジングが当接する固定部材当接箇所と、プレートとスプールが当接するスプール当接箇所とが、軸方向から見て、重なることなく離れた位置(例えば、径方向の内側と外側など)に設けられる。
本発明をバルブ可変タイミング装置(以下、VVT)におけるオイルフローコントロールバルブ(以下、OCV)のスプール弁に適用した実施例1を、図面を参照して説明する。
なお、以下の実施例1では、先ず図2を参照してVVTの構造を説明し、次に図3を参照して本発明の要部が適用されていないOCVの構造を説明し、その後で図1を参照して本発明が適用された特徴技術を説明する。
(VVTの説明)
VVTは、内燃機関(以下、エンジン)のカムシャフト(吸気バルブ用、排気バルブ用、吸排気兼用カムシャフトのいずれか)に取り付けられて、バルブの開閉タイミングを連続的に可変可能なバルブタイミング可変機構(以下、VCT)1と、このVCT1の作動を油圧制御する油圧回路2と、油圧回路2に設けられるOCV3を電気的に制御するECU4(エンジン・コントロール・ユニットの略:制御装置)とから構成されている。
(VCT1の説明)
VCT1は、エンジンのクランクシャフトに同期して回転駆動されるシューハウジング5と、このシューハウジング5に対して相対回転可能に設けられ、カムシャフトと一体に回転するベーンロータ6とを備えるものであり、シューハウジング5内に構成される油圧アクチュエータによってシューハウジング5に対してベーンロータ6を相対的に回転駆動して、カムシャフトを進角側あるいは遅角側へ変化させるものである。
シューハウジング5は、エンジンのクランクシャフトにタイミングベルトやタイミングチェーン等を介して回転駆動されるスプロケットにボルト等によって結合されて、スプロケットと一体回転するものである。このシューハウジング5の内部には、図2に示すように、略扇状の凹部7が複数(この実施例1では3つ)形成されている。なお、シューハウジング5は、図2において時計方向に回転するものであり、この回転方向が進角方向である。
一方、ベーンロータ6は、カムシャフトの端部に位置決めピン等で位置決めされて、ボルト等によってカムシャフトの端部に固定されるものであり、カムシャフトと一体に回転する。
ベーンロータ6は、シューハウジング5の凹部7内を進角室7aと遅角室7bに区画するベーン6aを備えるものであり、ベーンロータ6はシューハウジング5に対して所定角度内で回動可能に設けられている。
進角室7aは、油圧によってベーン6aを進角側へ駆動するための油圧室であってベーン6aの反回転方向側の凹部7内に形成されるものであり、逆に、遅角室7bは油圧によってベーン6aを遅角側へ駆動するための油圧室である。なお、各室7a、7b内の液密性は、シール部材8等によって保たれる。
(油圧回路2の説明)
油圧回路2は、進角室7aおよび遅角室7bのオイルを給排して、進角室7aと遅角室7bに油圧差を発生させてベーンロータ6をシューハウジング5に対して相対回転させるための手段であり、クランクシャフト等によって駆動されるオイルポンプ9と、このオイルポンプ9によって圧送されるオイル(油圧)を進角室7aまたは遅角室7bに切り替えて供給するOCV3とを備える。
(OCV3の説明)
OCV3は、スプール弁11と電磁アクチュエータ12とを結合した電磁スプール弁である。
(スプール弁11の説明)
スプール弁11は、スリーブ13、スプール14およびリターンスプリング15を備える。
スリーブ13は、略円筒形状を呈するものであり、複数の入出力ポートが形成されている。具体的に実施例1のスリーブ13には、スプール14を軸方向へ摺動自在に支持する挿通穴13a、オイルポンプ9のオイル吐出口に連通する入力ポート13b、進角室7aに連通する進角室出力ポート13c、遅角室7bに連通する遅角室出力ポート13d、オイルパン9a内にオイルを戻す排出ポート13eが形成されている。
入力ポート13b、進角室出力ポート13c、遅角室出力ポート13dおよび排出ポート13eは、スリーブ13の側面に形成された穴であり、図3左側(電磁アクチュエータ12とは異なる側)から右側(電磁アクチュエータ12側)に向けて、排出ポート13e、進角室出力ポート13c、入力ポート13b、遅角室出力ポート13d、排出ポート13eが形成されている。
スプール14は、スリーブ13の内径寸法(挿通穴13aの径)にほぼ一致した外径寸法を有するポート遮断用の大径部14a(ランド)を4つ備える。
各大径部14aの間には、スプール14の軸方向位置に応じて複数の入出力ポート(13b〜13e)の連通状態を変更する進角室ドレーン用小径部14b、オイル出力用小径部14c、遅角室ドレーン用小径部14dが形成されている。
進角室ドレーン用小径部14bは、遅角室7bに油圧が供給されている時に進角室7aの油圧をドレーンするためのものであり、オイル出力用小径部14cは進角室7aまたは遅角室7bの一方へ油圧を供給するためのものであり、遅角室ドレーン用小径部14dは進角室7aに油圧が供給されている時に遅角室7bの油圧をドレーンするためのものである。
リターンスプリング15は、スプール14を図3右側に向けて付勢する圧縮コイルスプリングであり、スリーブ13の図3左側のバネ室13f内において、スリーブ13の軸端壁面とスプール14の間で軸方向に圧縮された状態で配置される。
(電磁アクチュエータ12の説明)
電磁アクチュエータ12は、コイル16、プランジャ17、ステータ18、ヨーク19、コネクタ20を備える。
コイル16は、通電されるとプランジャ17を磁気吸引するための磁力を発生する磁力発生手段であり、樹脂製のボビン21の周囲に絶縁被覆された導線(エナメル線等)を多数巻回したものである。
プランジャ17は、磁気吸引ステータ22(後述する)に磁気吸引される磁性体金属(例えば、鉄:磁気回路を構成する強磁性材料)によって形成された円柱体であり、ステータ18の内側(具体的には、オイルシール用のカップガイドGの内側)で軸方向へ摺動自在に支持される。
ステータ18は、プランジャ17を軸方向に磁気吸引する磁気吸引ステータ22と、カップガイドGの外周を覆い、プランジャ17の周囲と磁気の受け渡しを行う磁気受渡ステータ23とからなる。
磁気吸引ステータ22は、スリーブ13とコイル16との間に挟まれて配置される円盤部22aと、この円盤部22aの磁束をプランジャ17の近傍まで導く筒状部22bとからなる磁性体金属(例えば、鉄:磁気回路を構成する強磁性材料)であって、プランジャ17と筒状部22bとの軸方向間には磁気吸引ギャップ(メインギャップ)が形成される。
筒状部22bは、プランジャ17と軸方向に交差可能に設けられている。筒状部22bの端部にはテーパが形成されており、プランジャ17のストローク量に対して磁気吸引力が変化しない特性に設けられている。
磁気受渡ステータ23は、カップガイドGを介してプランジャ17の外周を覆うとともに、ボビン21の内周に挿入配置されるステータ筒部23a、およびこのステータ筒部23aから外径方向に向かって形成され、外周に配置されるヨーク19と磁気結合されるステータフランジ23bからなる磁性体金属(例えば、鉄:磁気回路を構成する強磁性材料)であり、ステータ筒部23aとプランジャ17の径方向間には磁束受渡ギャップ(サイドギャップ)が形成される。
ヨーク19は、コイル16の周囲を覆う円筒形状を呈した磁性体金属(例えば、鉄:磁気回路を構成する強磁性材料)であり、図3左側に形成された爪部をカシメることでスリーブ13と結合される。
コネクタ20は、コイル16等を樹脂モールドする2次成形樹脂24の一部によって形成された結合手段であり、その内部には、コイル16の導線端部とそれぞれ接続されるコネクタ端子20aが配置されている。このコネクタ端子20aは、一端がコネクタ20内で露出するとともに、他端がボビン21に差し込まれた状態で2次成形樹脂24により樹脂モールドされている。
OCV3は、プランジャ17による図3左側への駆動力をスプール14へ伝えるとともに、スプール14に与えられたリターンスプリング15の付勢力をプランジャ17へ伝えるシャフト25を備える。
この実施例に示すシャフト25は、非磁性体の金属板(例えば、ステンレス板等)をカップ形状に加工した中空部品である。
シャフト25の内部は、シャフト25の図3左端に形成された穴25aを介してスプール14の軸心に形成されたスプール呼吸路14eと連通するとともに、シャフト25の図3右端のカップ開口25bを介してプランジャ17の軸心に形成されたプランジャ呼吸路17aと連通する。
これにより、プランジャ17の図3右側の容積変化部は、プランジャ呼吸路17a→シャフト25内→スプール呼吸路14eを介して、バネ室13fに形成されたオイル排出部13gと連通する。なお、オイル排出部13gは、オイルをOCV3の外部に排出する開口部である。
シャフト25の軸方向の中間位置には、シャフト25を成すカップの内外を貫通するシャフト呼吸孔25cが設けられている。
これにより、プランジャ17の図3左側の容積変化部は、シャフト呼吸孔25c→シャフト25内→スプール呼吸路14eを介して、バネ室13fに形成されたオイル排出部13gと連通する。
OCV3は、カップガイドGの図3左側に、磁気吸引ステータ22と磁気結合してプランジャ17の吸引力を高める磁性体金属製の磁気対向部材26が挿入されており、この磁気対向部材26は、非磁性体性金属(例えば、ステンレス板等)よりなる板バネ27により固定されている。
なお、図3中に示す符号28はシール用のOリング、符号29はOCV3を油圧ケース等に固定するためのブラケットである。
(ECU4の説明)
ECU4は、デューティ比制御によって電磁アクチュエータ12のコイル16へ供給する電流量(以下、供給電流量)を制御するものであり、コイル16への供給電流量を制御することによって、スプール14の軸方向の位置をリニアに制御し、エンジンの運転状態に応じた作動油圧を、進角室7aおよび遅角室7bに発生させて、カムシャフトの進角位相を制御するものである。
(VVTの作動説明)
車両の運転状態に応じてECU4がカムシャフトを進角させる際、ECU4はコイル16への供給電流量を増加させる。すると、コイル16の発生する磁力が増加し、プランジャ17とシャフト25とスプール14が図3左側(進角側)へ移動する。すると、入力ポート13bと進角室出力ポート13cの連通割合が増加するとともに、遅角室出力ポート13dと排出ポート13eの連通割合が増加する。この結果、進角室7aの油圧が増加し、逆に遅角室7bの油圧が減少して、ベーンロータ6がシューハウジング5に対して相対的に進角側へ変位し、カムシャフトが進角する。
逆に、車両の運転状態に応じてECU4がカムシャフトを遅角させる際、ECU4はコイル16への供給電流量を減少させる。すると、コイル16の発生する磁力が減少し、プランジャ17とシャフト25とスプール14が図3右側(遅角側)へ移動する。すると、入力ポート13bと遅角室出力ポート13dの連通割合が増加するとともに、進角室出力ポート13cと排出ポート13eの連通割合が増加する。この結果、遅角室7bの油圧が増加し、逆に進角室7aの油圧が減少して、ベーンロータ6がシューハウジング5に対して相対的に遅角側へ変位し、カムシャフトが遅角する。
〔実施例1の特徴〕
(実施例1の背景)
上記構成で示した本発明の要部技術を適用していないOCV3は、電磁アクチュエータ12の駆動力が大きくなった場合、スプール14がスリーブ13に直接衝突することで、スプール14の移動終端位置が規制される。即ち、スリーブ13にスプール14が直接衝突するストッパ機能を持たせて、スプール14の移動終端位置を規制している。
スプール14がスリーブ13に衝突した際には、その衝突による衝突音が発生する。発生した衝突音はスリーブ13から、スリーブ13が挿入されるエンジンへ伝わり、エンジンに設けられた部品に衝突音が伝達して、その部品が共鳴(共振)して騒音を発生する場合がある。
(不具合を解決する手段)
この実施例1のOCV3は、上記の不具合を解決する手段として、図1に示すように、スプール14の移動終端{図1(a)の左端}においてスプール14が衝突する位置に配置され、スリーブ13との間にダンパ室Aを形成するプレート31と、スプール14がプレート31に当接していない状態においてスリーブ13内のオイルをダンパ室A内に導くダンパオイル通路32とを備える。
このダンパオイル通路32は、スプール14がプレート31に当接する状態において、スプール14により閉塞されるものであり、ダンパオイル通路32がスプール14により閉塞されることで、ダンパ室Aのオイルが略液密に封止される。
一方、図1(b)に示すように、プレート31とスリーブ13が当接する固定部材当接箇所α(図中、ハッチングで示す部分)と、プレート31とスプール14が当接するスプール当接箇所β(図中、ハッチングで示す部分)とが、軸方向から見て、重なることなく離れた位置に設けられている。
上記を具体的に説明する。
プレート31は、スリーブ13内の端部に配置され、リターンスプリング15によって常にスリーブ13に押し付けられる。
プレート31は、リング円板形状を呈する金属板で、プレート31の中心部に形成された穴により、スプール14内に形成されたスプール呼吸路14eと、スリーブ13の軸端に形成されたオイル排出部13gとが常時連通する。
プレート31は、鉄板、ステンレス板、黄銅板などをプレス加工の加工技術により形成したものであり、スプール14が衝突した際に、その衝突力で板厚方向に塑性変形することなく弾性変形可能なものである。なお、プレート31は、リング円板形状を呈した金属製のバネ材によって設けられるものであっても良い。
プレート31が配置されるスリーブ13内の一端は、プレート31の内径側のみとスリーブ13とを当接させ、プレート31の外径側とスリーブ13との間でダンパ室Aを形成する形状に設けられている。具体的に、プレート31が配置されるスリーブ13内の軸端の外周側には、軸方向{図1(a)の左側}に凹む環状のリング溝が形成されており、このリング溝による空間によってプレート31とスリーブ13に挟まれたダンパ室Aが形成される。
そして、リング溝の内周のリング凸部のみがプレート31の内径側のみと当接する。即ち、図1(b)に示すように、プレート31の内径側のみが固定部材当接箇所α(スリーブ当接箇所)となるように設けられている。
一方、スプール14の端部は、リターンスプリング15の外周を覆う筒形状を呈しており、その筒の端部(輪形状を呈する部分)がスプール14の移動終端位置において、プレート31の外径側のみと当接するように設けられている。即ち、図1(b)に示すように、プレート31の外径側のみがスプール当接箇所βとなるように設けられている。
そして、軸方向から見て、固定部材当接箇所αと、スプール当接箇所βとの間には、スリーブ13とスプール14のどちらにも接触しない非接触範囲γが設けられている。
ダンパオイル通路32は、上述したように、スプール14がプレート31に当接していない状態においてスリーブ13内のオイルをダンパ室A内に導くものであり、その一例を図1(b)を参照して説明する。
この実施例1に示すプレート31の外径寸法は、プレート31が装着される挿通穴13aの内径寸法に略一致して設けられている。そして、この実施例1のダンパオイル通路32は、プレート31の外縁の一部に直線形状の切欠部によって設けられ、この切欠部によりスプール14がプレート31に当接していない状態においてダンパ室Aと外部(スリーブ13内)とを連通する。
この切欠部の切欠範囲は、スプール当接箇所βの最内径より外径側に設けられるものであり、図1(b)に示すように、スプール14がプレート31に当接する状態では、スプール14が切欠部によるダンパオイル通路32を閉塞し、その結果、ダンパ室Aが略液密に封止される構造を採用している。
(実施例1の効果)
この実施例1のOCV3は、スプール14がプレート31に衝突すると、その衝突力によってプレート31に軸方向の変形力が与えられ、プレート31がダンパ室Aの容積を小さくする側に変形しようとする。
しかるに、スプール14がプレート31に衝突した状態、即ち、スプール14がプレート31に当接した状態では、スプール14がダンパオイル通路32を閉塞してダンパ室Aを略液密に封止するため、ダンパ室Aの容積変動が抑制される。その結果、プレート31の変形が抑制され、プレート31の変形がオイルダンプされる。
このように、スプール14が衝突して変形しようとするプレート31がオイルダンプされることにより、スプール14がスリーブ13に衝突した際の衝突力が、短い軸方向距離で緩和される。これによって、スプール弁11の大型化を招くことなく、スプール14の衝突力を緩和することができる。
また、スプール14が衝突するプレート31は金属製であり、軟質性樹脂のようなヘタリは生じない。このため、長期に使用してもスプール14のストローク範囲が変化せず、OCV3によるオイルのコントロール性の劣化が生じない。
さらに、スプール14が衝突するプレート31は金属製であるため、軟質性樹脂のような摩耗や破損が生じない。このため、長期に使用しても摩耗や破損に伴う異物が発生せず、長期にわたりOCV3の信頼性を確保することができる。
図4を参照して実施例2を説明する。なお、以下の各実施例において、上記実施例1と同一符号は、同一機能物を示すものである。
この実施例2は、スプール14がプレート31に当接して、スプール14がダンパオイル通路32を閉塞する時、ダンパオイル通路32が微小隙間を介してダンパ室Aと外部とを連通するものである。即ち、スプール14がプレート31に当接してダンパオイル通路32を閉塞する際におけるダンパ室Aの液密度合を微小隙間によって実施例1より低くしたものである。
具体的に、この実施例2のダンパオイル通路32は、リング円板形状を呈するプレート31の外縁と内縁とを径方向に連通するスリットであり、スプール14がプレート31に当接した状態であってもスリットが微小隙間として機能して、ダンパ室Aを外部(スリーブ13内)と連通させるものである。
この実施例2に示すように、スリットによる微小隙間を設けることにより、微小隙間を調整することで、スプール14がプレート31に当接した状態におけるダンパ室Aの液密性をコントロールすることができる。即ち、スリットの幅(微小隙間)を調整することによって、スプール14がプレート31に衝突した際におけるオイルダンプ量を、最適値に調節することができる。
図5を参照して実施例3を説明する。
この実施例3のダンパオイル通路32は、プレート31の外側、即ちプレート31の外縁とスリーブ13との間に設けられたものである。
具体的に、プレート31の外径寸法は、プレート31が装着される挿通穴13aの内径寸法より少量だけ小径に設けられており、プレート31の外縁とスリーブ13との間に形成される外縁隙間によって、スプール14がプレート31に当接していない状態においてダンパ室Aと外部(スリーブ13内)とを連通するダンパオイル通路32を形成するものである。
なお、スプール14がプレート31に当接した状態では、スプール14の端部により閉塞されない外縁隙間により、実施例2で示した微小隙間が形成される。
図6を参照して実施例4を説明する。
この実施例4のダンパオイル通路32は、プレート31の外縁に等間隔で形成した略V字形状を呈する複数の切欠部によって設けられ、この複数の切欠部が、スプール14がプレート31に当接していない状態においてダンパ室Aと外部(スリーブ13内)とを連通する。
この切欠部の切欠範囲は、スプール当接箇所βの最内径より外径側に設けられるものであっても良いし、スプール当接箇所βの最内径より僅かに内径側に及ぶものであっても良い。切欠部の切欠範囲がスプール当接箇所βの最内径より内径側に及ぶ場合は、スプール当接箇所βの最内径より内径側に及ぶ範囲の切欠部が、実施例2で示した微小隙間の機能を果たす。
また、スプール14がプレート31に当接した状態では、切欠部の外周縁にスプール14の端部によって閉塞されない外縁隙間が形成され、このスプール14により閉塞されない切欠部の外縁隙間により実施例2で示した微小隙間が形成される。
図7を参照して実施例5を説明する。
この実施例5は、上記実施例4で示した切欠部の形状および数を変更したものである。具体的には、この実施例5は、実施例4に比較して切欠部の数を増やし、各切欠部の大きさを数の増加に伴い小さく設けたものである。
図8を参照して実施例6を説明する。
この実施例6は、上記実施例5で示した切欠部を丸穴に変更したものである。切欠部を丸穴に変更したことにより、実施例5において切欠部の外周縁に形成されていた微小隙間が形成されなくなり、スプール14がダンパオイル通路32を閉塞する際におけるダンパ室Aの液密度合を高めることができる。
なお、ダンパ室Aの液密度合は、丸穴の範囲をスプール当接箇所βの最内径より内径側に及ぶように設けて、実施例2で示した微小隙間の機能を持たせることで調節しても良い。
図9を参照して実施例7を説明する。
上記実施例1〜6では、プレート31の内径側に固定部材当接箇所αを設け、プレート31の外径側にスプール当接箇所βを設ける例を示した。
これに対し、この実施例7では、プレート31の外径側に固定部材当接箇所αを設け、プレート31の内径側にスプール当接箇所βを設ける例を示す。
この実施例に示すプレート31が配置されるスリーブ13内の軸端には、上述した実施例1〜6とは異なり、オイル排出部13gが設けられておらず、バネ室13fはスリーブ13の径方向に形成されたオイル排出部13gと常時連通するように設けられている。
プレート31が配置されるスリーブ13内の一端は、プレート31の外径側のみとスリーブ13とを当接させ、プレート31の内径側とスリーブ13との間でダンパ室Aを形成する形状に設けられている。具体的に、スリーブ13内の一端の中心部には、軸方向{図9(a)の左側}に窪む凹部が形成されており、この凹部による空間によってプレート31とスリーブ13により挟まれたダンパ室Aが形成される。
そして、凹部の外周のリング部のみがプレート31の外径側のみと当接する。即ち、図9(b)に示すように、プレート31の外径側のみが固定部材当接箇所α(スリーブ13当接箇所)となるように設けられている。
一方、スプール14の端部は、外周にリターンスプリング15を装着する軸形状を呈しており、その軸の端部(円形状を呈する部分)がスプール14の移動終端位置において、プレート31の内径側のみと当接するように設けられている。即ち、図9(b)に示すように、プレート31の内径側のみがスプール当接箇所βとなるように設けられている。
そして、軸方向から見て、固定部材当接箇所αと、スプール当接箇所βとの間には、スリーブ13とスプール14のどちらにも接触しない非接触範囲γが設けられている。
ダンパオイル通路32は、プレート31の中心部に形成された丸穴と、プレート31の外縁と内縁とを径方向に連通するスリットにより設けられる。
丸穴の外径寸法は、プレート31に当接するスプール14の径、即ちリターンスプリング15を装着する軸部の端部の径より小さく設けられ、図9(b)に示すように、スプール14がプレート31に当接する状態では、スプール14により丸穴が閉塞される。
スリットは、スプール14がプレート31に当接した状態であっても、上記実施例2で示した微小隙間として機能して、ダンパ室Aを外部(スリーブ13内)と連通させるものである。
図10を参照して実施例8を説明する。
この実施例8は、上記実施例7で示したスリットを短く設けたものである。具体的にこの実施例に示すスリットは、プレート31の内縁から外径方向の途中まで伸びるものであり、スリットの外径方向端は、スプール当接箇所βの最外径より外径側に伸びて設けられる。これにより、図10に示すように、スプール14がプレート31に当接する状態では、スプール当接箇所βの外径側のスリットが実施例2で示した微小隙間の機能を果たす。
図11を参照して実施例9を説明する。
この実施例9は、実施例7、8のスリットに代えて、プレート31の外縁に略V字形状を呈する切欠部を用いたものである。
この切欠部の切欠範囲は、固定部材当接箇所αの最内径より内径側に及ぶように設けられており、固定部材当接箇所αの最内径より内径側に及ぶ範囲の切欠部が、実施例2で示した微小隙間の機能を果たす。
この実施例10は、スプール14がプレート31に接近する際に、スプール14とプレート31の間に挟まれたオイルが、積極的にダンパ室Aに流入するように設けたものである。
具体的には、実施例1に示す切欠部、実施例2に示すスリット、実施例7、8に示すスリット、実施例9に示す切欠部が、OCV3を車両に搭載した状態において下側となるように組み付けられるものである。このように、ダンパオイル通路32の少なくても一部が下側に配置されることにより、バネ室13f内の一部に空気が存在していても、スプール14がプレート31に接近する際に、バネ室13fの下部に溜められたオイルがスプール14とプレート31の間に挟まれて、積極的にダンパ室Aに流入する。
即ち、バネ室13fの一部に空気が存在したとしても、スプール14がプレート31に衝突する際に、ダンパ室A内を確実にオイルで満たすことができ、ダンパ室Aのオイル抜けを防ぎ、オイルダンプ効果の低減を防ぐことができる。
〔変形例〕
上記の実施例で示したVCT1および油圧回路2は一例であって、他の構成を備えたVCT1および油圧回路2を用いても良い。
上記の実施例では、VVTに用いられるOCV3に本発明を適用する例を示したが、VVT以外の用途に用いられるスプール弁(例えば、自動変速機の油圧制御用のスプール弁等)に本発明を適用しても良い。
上記の実施例では、スプール弁を駆動する手段として電磁アクチュエータ12を用いるが、他の電動アクチュエータ(ピエゾアクチュエータ等)を用いても良いし、油圧によりスプール弁を駆動するものであっても良い。
スプール弁の端部の断面図、およびプレートを軸方向から見た平面図である(実施例1)。 VVTの概略図である。 OCVの軸方向に沿う断面図である。 プレートを軸方向から見た平面図である(実施例2)。 プレートを軸方向から見た平面図である(実施例3)。 プレートを軸方向から見た平面図である(実施例4)。 プレートを軸方向から見た平面図である(実施例5)。 プレートを軸方向から見た平面図である(実施例6)。 スプール弁の端部の断面図、およびプレートを軸方向から見た平面図である(実施例7)。 プレートを軸方向から見た平面図である(実施例8)。 プレートを軸方向から見た平面図である(実施例9)。
符号の説明
11 スプール弁
13 スリーブ(バルブハウジング)
14 スプール
31 プレート
32 ダンパオイル通路
A ダンパ室
α 固定部材当接箇所
β スプール当接箇所

Claims (3)

  1. バルブハウジング内をスプールが軸方向へ移動してオイル流路の開閉、切替、調圧、調量等を行うスプール弁において、
    このスプール弁は、
    前記スプールの移動範囲の一端において前記スプールが衝突する位置に配置されて、前記バルブハウジングとの間にダンパ室を形成するプレートと、
    前記スプールが前記プレートに当接していない状態において前記バルブハウジング内のオイルを前記ダンパ室内に導くダンパオイル通路とを備え、
    前記スプールが前記プレートに当接する状態において前記スプールが前記ダンパオイル通路を閉塞して前記ダンパ室を略液密に封止するように設けられるとともに、
    前記プレートと前記バルブハウジングが当接する固定部材当接箇所と、前記プレートと前記スプールが当接するスプール当接箇所とが、軸方向から見て、重なることなく離れた位置に設けられることを特徴とするスプール弁。
  2. 請求項1に記載のスプール弁において、
    前記スプールが前記プレートに当接して、前記スプールが前記ダンパオイル通路を閉塞する状態の時、前記ダンパオイル通路は、微小隙間を介して前記ダンパ室と外部とを連通することを特徴とするスプール弁。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスプール弁において、
    前記ダンパオイル通路は、前記スプールが前記プレートに接近する際に、前記スプールと前記プレートの間に挟まれたオイルが、積極的に前記ダンパ室に流入するように設けられることを特徴とするスプール弁。
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JP2020085057A (ja) * 2018-11-19 2020-06-04 アイシン精機株式会社 開閉弁

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