JP2008542912A - エルゴノミックキーボード装置 - Google Patents

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Abstract

より自然な形で、すなわち、人間のタイピングに最適化された方法でユーザの腕、手首、手および指とのインタフェースとなる改良エルゴノミックキーボードのいくつかの実施形態が提供される。種々の実施形態において、本発明によれば、指で押す角度が最適化され、「切妻形(gable)」角度付けの範囲が最適化され、切妻形の外縁が平坦化され、分割キー配列のキーパターンが薄くされ、パームレストが最適位置に上下され、および/またはパームレストが2つ(またはそれ以上の)コンポーネントに分割される。

Description

本発明は一般に、エルゴノミックキーボード(ergonomic keyboard)の改良に関し、より具体的には、パーソナルコンピュータ、端末、ポータブルコンピュータ、キオスク(kiosk)などのコンピューティングデバイスと共に使用されるような、改良エルゴノミック英数字キーボードに関する。
ある種のエルゴノミック(人間工学的)特徴、すなわち、人々が最も効率的かつ安全にこれらの特徴とやりとりできるように人々によって使用されるように設計され、配置された特徴を備えたキーボード設計は、現在、いくつか存在している。しかし、場合によっては、このようなキーボード設計は、20年またはそれ以上前の研究に基づいている(例えば、非特許文献1参照)。図1Aに示すエルゴノミックマイクロソフト(登録商標)ナチュラルキーボード(Natural Keyboard)は、部分的にそのキーボード設計に基づいている。
従って、エルゴノミックキーボードは、人間の腕、手首および手の特有の角度と構造に関する限り人間の好みによく適した構造を具備している。既存のエルゴノミック特徴の例としては、いくつかの既存のキーボード設計は「固定分割エルゴノミック(fixed split ergonomic)」キーボード設計を採用しており、そこでは主要な英数字キーは2セクションに分割され、これら2セクションは、キーボードユーザの典型的な腕/手首/手によってなされる角度に、より適合するように角度付けされている。このような分割設計の例としては、マイクロソフト(登録商標)ナチュラルキーボード(以下、「ナチュラルキーボード」設計という)のほかに、分割キーボードのタイピングエリアの外観が同一でないにしても、類似している他の製品がある。図1Aに図示した例示的なナチュラルキーボードの2半分H1とH2は、英数字キーの分割設計を示している。
図1Aおよび図1Bに図示したように、ナチュラルキーボードは、分割キーボードの2半分のジオメトリ(geometry)によってだけでなく、全体的および部分的に種々のサブパーツに対するキーボードのジオメトリによっても定義されている。分割された2半分に関しては、主要QWERTタイピングセクションは2半分H1とH2に「分割」され、その各々は、図1Aに図示したように、24または25度の総オープン分割(total split open)に対して、12または12.5度の角度でオープンに分割されている。
2半分H1とH2は、例示ナチュラルキーボードの2半分H1とH2の一列の分離側面図で示すように、8度の角度で垂直方向にテント形(tented)に、つまり、切妻形(gabled)になっている。この側面図は、Caps Lock、A、S、D、F、G(半分H1)およびH、J、K、L、,、‘およびEnter(半分H2)のキーを含む従来のQWERTY列の外観を示している。この点に関して、図1Bに示すように、ナチュラルキーボードの2半分のキーは同一平面上に保持され、その平面上のすべてのキーには一方の平面が用意されるようになっている。この点に関して、半分H1のキーのすべては平面P1(ラインで定義された側面図)上に提示または位置しており、半分H2のキーのすべては平面P2(ラインで定義された側面図)上に提示または位置している。
さらに、ユーザに表面として提示される場合の例示ナチュラルキーボードNKB全体の向きは、キーボードの向き(keyboard orientation)KOが図1Cに示すように「フラット」(表面Sに対し0度)で提示されると共に、図1Dおよび図1Eに示すように「正の」スロープ(表面Sに対し5度と15度の間)で提示されるようになっている。パームレスト(wrist rest)WRはキーボードの一部として含まれていることもあり、ユーザの手首が自然にそこに置かれるようになっているが、これは、それぞれ図1Dおよび図1Eに示すように、キーボードの他の部分と共にスロープしている場合とそうでない場合とがある。このようなキーボード全体の前方向のスロープは、足や脚などのような例示機械的手段(mechanical means)MMで示すように、キーボード本体の下に機械的メカニズムをキーボードの背後に向かって設けることによって達成されているのが一般的である。
上述したように、ナチュラルキーボードはパームレストWR(「palm rest」または「wrist rest」と呼ばれることがある)が付いているものと、付いていないものとがある。パームレストは「固定型」設計と「取り外し可能型」設計とがある。既存の設計では、ナチュラルキーボードのパームレストの高さは、図1C乃至図1Eの各々にキーボードのフロントエッジ(前縁)の矢印で示すように、キーボード自体のフロントエッジと同じ高さであり、パームレストは同じ高さでキーボードエッジに隣接していることを示している。
非特許文献2には、手が受けるいくつかの典型的な動きが説明されている。背景説明の目的のために、そのような手の動きの例は図1Fに示され、名前付けされており、その中には、中立位置(neutral position)、伸長(extension)、橈骨方向の偏り(radial deviation)、屈曲(flexion)、尺骨方向の偏り (ulnar deviation)およびつまみ(pinch)が含まれている。
ナチュラルキーボードの設計目標の1つとして、タイピングしているときの手首姿勢を改善することがあった。すなわち、回内(pronation)、つまり、手のひらが内側または下側に向くように(手のひらを上にねじる)手と前腕を回転することであり、その一部は上述した8度の切妻形角度によって達成されており、さらに伸長(手を後方に曲げること)を少なくすることであり、その一部は上述したキーボード全体のスロープ調整と固定パームレストの存在によって達成されており、さらに尺骨方向の偏り(手を小指側にねじること)を少なくすることであり、これは2キーボード半分の上述した分割角度によって達成されている。
M. Nakaseko、E. GrandjeanおよびW. Hunting共著「Studies on Ergonomically Designed Alphanumeric Keyboards(人間工学的設計の英数字キーボードに関する研究)」、The Human Factors Society, Human Factors 175-187 (1985) Vern Putz-Anderson他著「Cumulative trauma disorders: A manual for musculoskeletal diseases of the upper limbs(累積的外傷障害:上腕の筋骨格障害マニュアル)」、Taylor & Francis(1988)
ナチュラルキーボードの上述した特徴は、キーによって使用可能にされる機能に関してより多くの考慮が必要であった従前のキーボードに比べて改良されているが、現行ナチュラルキーボードを人間工学的にさらに改良することが望まれている。
以上に鑑みて、本発明によれば、より自然な形で、すなわち、人間のタイピングに最適化された方法で、ユーザの腕、手首、手および指とのインタフェースとなる改良エルゴノミックキーボードのいくつかの実施形態が提供される。種々の実施形態において、本発明によれば、指で押す角度が最適化され、「切妻形(gable)」角度付けの範囲が最適化され、切妻形の外縁が平坦化され、分割キー配列のキーパターンが薄くされ、パームレストが最適位置に上下され、および/またはパームレストが2(またはそれ以上の)コンポーネントに分割されているが、これらの実施形態に限定されない。
本発明のその他の特徴は、以下に説明されている。
以下では、本発明の改良エルゴノミックキーボードを、添付図面を参照して詳しく説明する。
(概要)
背景技術の欄で言及したように、本発明は、ナチュラルキーボードに関して上述した手首姿勢を改善することだけでなく、タイピングしているときに指がキーキャップ表面をたたいときに指先の軌跡をマッチングし、キーボードとキーのジオメトリの結果として遠く離れた位置にあるキーを得るために複雑な動きを少なくすることを考慮することによって、従来のエルゴノミックキーボードの既存ジオメトリを新規かつ有益な方法で改善している。
以下に例示して詳しく説明する種々の実施形態(これらの実施形態に限定されない)において、本発明によれば、エルゴノミックキーボードにについて指でキーを押す角度は最適な角度が選択されて提供され、「切妻形(gable)」角度付け範囲はより最適な範囲(9度から16度までの範囲を含むが、これに限定されない)が特定されて提供され、切妻形の外縁は平坦化され(この中には、「中間(between)」キー(すなわち、フラットキーと切妻形角度のキーの間のキーを特定し、別々に角度付けしたものも含む)、キー列または列のセグメントおよびその一部の曲線付けをより最適にすることによって分割キー配列のキーパターンが薄くされ、第1オプションとして、(ピボット回転または垂直方向に)調節可能なパームレストをユーザが定義した通りに最適位置に上下させることを可能にし、第2オプションとして、キーボードのフロントエッジ(前縁)より高い最適レベルでパームレストを取り付けることを可能にし、および/またはパームレストは2つ(またはそれ以上の)コンポーネントに分割され、(少なくとも)1つのコンポーネントは各々の手用であり、少なくとも1つの他の部分が機能目的のために2つのコンポーネントの間に位置付けされている。
(例示的コンピューティングデバイス)
本発明は、キーボードからインプットを与えることが望ましいとされている、どのようなデバイスにも適用される。従って、このことから理解されるように、本発明によれば、適用可能な限り、すなわち、キーによるインプットをデバイスが受け入れることができる場所ならばどこにおいても、ハンドヘルド、ポータブル、他のコンピューティングデバイスおよびあらゆる種類のコンピューティングオブジェクトが、本発明のいくつかの実施形態と関連して使用されることを意図している。従って、図2を参照して以下に説明されている以下の汎用リモートコンピュータは単なる一例であり、本発明はどのようなコンピュータとも関連して実現することができる。
必ずしもそのことは要求されないが、本発明のキーボードは、オペレーティングシステム、デバイスまたはオブジェクト用のサービス、および/またはキーによるインプットと関連して動作するアプリケーションソフトウェア内に組み込まれたサービスを通してコンピュータとのインタフェースになることができる。ソフトウェアは、プログラムモジュールのように、クライアントワークステーション、サーバまたは他のデバイスなどの1つまたは2つ以上のコンピュータによって実行されるコンピュータ実行可能命令の一般的なコンテキストの中で説明することができる。この分野の当業者ならば理解されるように、本発明のエルゴノミックキーボードは、キーボードからのインプットをコンピュータに通知するための、どのようなコンピュータシステム構成およびプロトコルと共に利用することが可能である。
以上のように、図2は本発明を実現することができる適当なコンピューティングシステム環境100aを示しているが、上記から明らかなように、このコンピューティングシステム環境100aは適当なコンピューティング環境の単なる一例であり、本発明の用途または機能の範囲が限定されることを示唆するものではない。また、コンピューティング環境100aは、例示動作環境100a内に図示されたコンポーネントの任意の1つまたは組み合わせに関しても、あるいは本発明のエルゴノミックキーボードに関しても、なんらの依存関係または要求条件があるものと解釈されるものでもない。
図2を参照して説明すると、本発明を実現するための例示リモートデバイスは、コンピュータ110aの形体をした汎用コンピューティングデバイスを含んでいる。コンピュータ110aのコンポーネントとしては、処理ユニット120a、システムメモリ130a、およびシステムメモリを含む種々のシステムコンポーネントを処理ユニット120aに結合するシステムバス121aがあるが、これらに限定されない。システムバス121aは、いくつかのタイプのバス構造のいずれにすることも可能であり、その中には、種々のバスアーキテクチャのいずれかを使用したメモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、およびローカルバスが含まれる。
コンピュータ110aは一般的に、種々のコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、利用可能な媒体であれば、コンピュータ110aによってアクセス可能である、どのような媒体にすることもできる。例を挙げると、コンピュータ可読媒体としては、コンピュータ記憶媒体と通信媒体があるが、これらに限定されない。コンピュータ記憶媒体には、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールまたは他のデータなどの情報を格納するための、なんらかの方法またはテクノロジで実現された揮発性および不揮発性、取り外し可能および取り外し不可能な媒体の両方が含まれる。コンピュータ記憶媒体としては、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリテクノロジ、CDROM、デジタルバーサタイルディスク(digital versatile disk DVD)または他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ディスクストレージデバイス、または必要とする情報を格納するために使用でき、コンピュータ110aによってアクセス可能である他の媒体があるが、これらに限定されない。通信媒体は一般的に、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールまたは他のデータを、搬送波などの変調データ信号や他のトランスポートメカニズムで具現化され、任意の情報配信媒体を含む。
システムメモリ130aとしては、リードオンリメモリ(read only memory ROM)および/またはランダムアクセスメモリ(random access memory RAM)などの揮発性および/または不揮発性メモリの形体をしたコンピュータ記憶媒体がある。起動時などに、コンピュータ110a内のエレメント間で情報を転送するのを支援する基本ルーチンからなる基本入力/出力システム(basic input/output system BIOS)は、メモリ130aに格納することができる。メモリ130aは一般的に、処理ユニット120aに即時にアクセス可能である、および/または処理ユニット120aによって現在操作の対象になっているデータおよび/またはプログラムモジュールを含む。例を挙げると、メモリ130aは、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、その他のプログラムモジュール、およびプログラムデータを含むことができるが、これらに限定されない。
コンピュータ110aは、他の取り外し可能/取り外し不可能な、揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体を備えていることもできる。例えば、コンピュータ110aは、取り外し不可能な不揮発性磁気媒体との間で読み書きを行なうハードディスクドライブ、取り外し可能な不揮発性磁気ディスクとの間で読み書きを行なう磁気ディスクドライブ、および/またはCD−ROMや他の光媒体のような、取り外し可能な不揮発性光ディスクとの間で読み書きを行なう光ディスクドライブを備えることもできる。例示動作環境で使用できる、その他の取り外し可能/取り外し不可能な揮発性/不揮発性コンピュータ記憶媒体としては、磁気テープカセット、フラッシュメモリカード、デジタルバーサタイルディスク、デジタルビデオテープ、ソリッドステートRAM、ソリッドステートROMなどがあるが、これらに限定されない。ハードディスクドライブは一般的に、インタフェースのような取り外し不可能なメモリインタフェースを通してシステムバス121aに接続され、磁気ディスクドライブまたは光ディスクドライブは一般的に、インタフェースのような取り外し可能なメモリインタフェースを介してシステムバス121aに接続される。
ユーザは、本発明の種々の実施形態に従って提供されるエルゴノミックキーボードなどの入力デバイスおよび一般にマウス、トラックボールまたはタッチパッドとも呼ばれているポインティングデバイスを通して、コマンドと情報をコンピュータ110aに入力することができる。その他の入力デバイスとしては、マイクロホン、ジョイスティック、ゲームパッド、サテライトディッシュ、スキャナなどがある。これらの入力デバイスおよびその他の入力デバイスは、ユーザ入力140aおよびシステムバス121aに結合された関連インタフェースを通して処理ユニット120aに接続されることが多いが、パラレルポート、ゲームポートまたはユニバーサルシリアルバス(universal serial bus USB)などの他のインタフェースおよびバス構造によって接続されることもある。グラフィックスサブシステムも、システムバス121aに接続することができる。モニタや他のタイプのディスプレイデバイスも、出力インタフェース150aのようなインタフェースを介してシステムバス121aに接続されるが、出力インタフェースはビデオメモリと結合することができる。モニタのほかに、コンピュータは、スピーカやプリンタのような、他の周辺出力デバイスを備えることもでき、これらは出力インタフェース150aに接続することができる。
コンピュータ110aは、リモートコンピュータ170aのような、1つまたは2つ以上のリモートコンピュータとの論理接続を使用したネットワーキングまたは分散環境で動作することが可能であり、リモートコンピュータは、デバイス110aとは異なった媒体能力を備えることができる。リモートコンピュータ170aは、パーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピアデバイスまたは他の共通ネットワークノードとすることができ、コンピュータ110aに関連して上述した要素のいずれかまたはすべてを備えることができる。図2に図示された論理接続としては、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)のようなネットワーク171aがあるが、他のネットワーク/バスが含むこともできる。このようなネットワーキング環境は、ホーム、オフィス、企業内コンピュータネットワーク、イントラネットおよびインターネットでは一般的である。
LANネットワーキング環境で使用される場合、コンピュータ110aはネットワークインタフェースまたはアダプタを通してLAN171aに接続される。WANネットワーキング環境で使用される場合、コンピュータ110aは一般的に、インターネットのようなWAN上の通信を確立するためのモデムまたは他の手段を備える。モデムは内蔵型と外付け型があり、入力140aのユーザ入力インタフェースまたは他の適当なメカニズムを介してシステムバス121aに接続することができる。ネットワーキング環境では、コンピュータ110aに関連して図示したプログラムモジュールまたはその一部は、リモートメモリストレージデバイス内に格納することができる。以上から理解されるように、図示し、上述したネットワークコネクションは例示であり、コンピュータ間の通信リンクを確立する他の手段を使用することもできる。
(エルゴノミックキーボードの改良)
上述したように、本発明は、パーソナルコンピュータ、端末、ポータブルコンピュータ、キオスクなどのコンピューティングデバイスと共に使用されるようなエルゴノミック英数字キーボードの改良に関する。本発明によって使用可能にされる種々のエルゴノミック(人間工学的)特徴は、これらの特徴の種々の置換(permutation)および組み合わせに従って個別に提供することも、組み合わせて提供することもできる。以下に種々の実施形態の中で説明するように、本発明によるエルゴノミックキーボードの改良された構造と実現形態では、改良された手首姿勢(wrist posture)が考慮されるだけでなく、指先がキーをたたく軌跡がキーキャップ表面にマッピングされ、キー配置とジオメトリに基づいてキーを求める動きを単純化する。
このように、本発明の一側面では、本発明によれば、エルゴノミックキーボードのキーに対して指でキーを押す角度が最適化される。本発明によれば、指がキーキャップ表面をたたく傾向のある角度は、各キーキャップの相互に独立した位置付けを最適化するように検討された。例えば、図3Aは、複数の独立キーについて選択された角度の例を示す(なお、この例に限定されない)。キー上の数字は、仮想上のキーを押す指がこれらのキーへのアクセスを最適化するために、最適なキーを押す角度を評価したときの角度θを示したものである(この評価は単なる例示であり、これらに限定されない)。このような例示の指先軌跡角度(この例に限定されない)は、以下に詳しく説明する本発明の「平坦にする」および「薄くする」側面といった、本発明の他の側面ともよく調和している。つまり、相互に影響し合っている。従って、角度θの実際の数値は、本発明によれば設計によってマッチングさせることを目的としていない。よって、図3Aは単なる1つの数値の実現例を示したものであり、本発明は、指で押す動きと角度に関してキーの角度が最適化されるような、すべての数値の実施形態を包含するものである。種々の実施形態において以下で述べるように、周辺上のキーは、中央に近いキーよりも急峻な角度で指によってたたかれるので、改良のために新しい角度になっている。
図3Bに例示するように、角度θは、θ1のように、直交垂直軸SN1からキーボードの平面KNまでのキーKのキーキャップ表面に対する直交線KNがなす角度として定義することができる。図3Cに例示するように、角度θは、θ2のように、直交垂直軸SN2からキーボードの本体が載置している表面Sの平面までのキーKのキーキャップ表面に対する直交線KNがなす角度として定義することもできる。
角度θは、図3Bおよび図3Cに示すようにさまざまに定義することができるが、エルゴノミックの利点は明確である。すなわち、本発明により得られる最適なキーを押す角度は、キーボードの周辺上のキーについてはキーボードの中央側のキーよりも大きくなる傾向があることである。なお、キーの位置づけがユニークであるため、広い意味においてなんらかの変形も可能である。例えば、caps lock、 tab、shiftなどの、主要QWERTYタイピングセクションの両側の列のキーは、指に対する角度がキーボードの中央側のキーの場合よりも比較的大きいとき、指によるアクセスがより最適になる傾向がある。同様に、キーボードの中央および前面から背後までのセクションにおいて指でたたく角度は、キーボードが載置されているキーボード平面または表面に直交する近くで角度付けが最適化される傾向がある。
上記観察の有用性の例として、「Backspace」キーがナチュラルキーボードでは相対的に遠くに離れた位置にあることは、「Backspace」キーを求めて、押すために必要な複雑な動きが観察されたことを示す共に、そのような複雑な動きがいかに非効率であるかを示している。指を使って手を伸ばす必要があるだけでなく、手と手首の作用を同時に使用する必要もある。指に対する角度をもっと最適化すると、「Backspace」キーをたたく動きは大幅に単純化されることになる。図3Aに図示した実施形態では(これに限定されない)、「Backspace」キーを押すことを最適化するために、角度θは18度が選択されている。
本発明のエルゴノミックキーボードの他の側面では(これに限定されない)、「切妻形」の角度付けには最適な範囲が提供されており、その中には、12度または14度のように、中心が約12−14度であるが、9度以下または16度以上を超えない範囲、すなわち、約9−16度以内の範囲が含まれるが、これに限定されない。
この点に関して、以下の表IAのジオメトリを含む種々の代替ジオメトリがテストされ、パフォーマンス、姿勢および選好メトリックス(preference metrics)に関して代表的なコンピュータユーザと共にナチュラルキーボード設計と比較された。ユーザは既存キーボードに用意されている切妻形角度よりも急峻な切妻形角度を好んでいる。例えば、ユーザはナチュラルキーボードの8度の切妻形ではなく、12度の切妻形を強く好んでいた。表IAおよび表IBから明らかであるように、ユーザの好みは、キーボード#3の12度の急峻な切妻形に傾いていた。急峻な切妻形キーボード#3は、それぞれ2.8−4.2のスコアだけナチュラルキーボードより好まれていた(1が「最良」であり、6が「最悪」である)。
Figure 2008542912
上述したように、上記キーボードは1(最良)から6(最悪)までの値を使用して選好順にランク付けされた。平均のランク付けは、以下の表IBに示すとおりである。
Figure 2008542912
以下の表IIに示すように、6つの異なる切妻形角度:8度(従来技術)、10度、12度、14度、16度および18度別のキーボードジオメトリとキーの提示を含む、さらに包含的な別の有用性の検討において、ユーザは、8度から18度までの間でテストされた他の切妻形角度に比べて12度と14度の切妻形角度に対してエルゴノミック選好を示しており、最も人気のなかった切妻形角度は、12度または14度の切妻形角度から最も程遠かった。すなわち、8度、16度および18度の切妻形角度が最も人気のない切妻形に属し、18度の切妻形角度は有用性の観点で許容し得ない切妻形角度としてランクされていた。従って、例えば、12度と14度の切妻形角度が一貫して選択され、10度の切妻形角度よりもエルゴノミックであるとされた。しかし、切妻形角度が16度を超えると、有用性が減少することが明らかであることから、高い切妻形角度に対するユーザの選好にも限界がある。
Figure 2008542912
従って、本発明の種々の実施形態において、図4Aに図示されるように、エルゴノミックキーボードは、約9度と約16度の間に設けられた切妻形角度θAを含み、好ましいデータポイントが14度である分割英数字セクション(split alphanumeric section)を備える。なお、本発明によれば、切妻形角度θAとして約11−15度、約12−14度および約10−16度の製造範囲も意図されている。さらに、英数字セクションの左側のキーが右側のキーよりも少なくなっていることが時にはある。すなわち、図4Aに示すように、左側のキーセクションは6キーに、右側のキーセクションは7キーになっている。従って、本発明によれば、左側切妻形の切妻形角度θAが右側切妻形の切妻形角度θと異なっている実施形態も意図されており、そこではキーの数および対応するキーのサイズの違いが考慮されているが、それにもかかわらず、左側切妻形角度と右側切妻形角度は共に、本発明の切妻形角度付けのエルゴノミック利点によれば、約9度と約16度の間にある。
図4Bに図示される本発明の実施形態では、最適な切妻形角度は14度になっている。図4Aに示すように、本発明によれば、切妻形角度付けの実施形態もオプションとして意図されており、そこではスプリングやコイルなどの機械的メカニズム、またはエレクトロメカニカル分野の通常の知識を有するものの領域に属する他の調節可能なメカニズムがエルゴノミックキーボードに関連して設けられ、分割英数字キーボードの左側と右側の切妻形角度付けを上述した角度範囲内に制御できるようにしている。この実施形態に代わるものとして、図4Bに示すように、切妻形角度付けを14度のように、あらかじめ決めた値に固定することもできる。
上述した切妻形角度付けのほかに、キーボードの分割キーセクションを切妻形にする別のエルゴノミック特徴として、本発明よれば、左側と右側のキーセクションの外周にある、またはその近くにあるキーの一部が平坦化される。これはその一部が図4Bに示されているが、そこでは、図4Bに示すように、エッジキーの表面は一部が切妻形角度で設けられ、一部が平坦に設けられる。
従って、図5Aに示すように、本発明の改良エルゴノミックキーボードの種々の実施形態(これに限定されない)において、周辺上のキーの表面は切妻形と同じ平面上にではなく、むしろ主要QWERTYキーの外側のキーと同じ「平坦な」平面上にある。図4Aの実施形態と同様に、図5Aに示す本発明の代替実施形態では、切妻形角度θBは、図示のように英数字分割キーボード設計のキーセクションにあるキー(またはその一部)のサブセットにだけ適用される。例えば、外側キーOK1とOK2は平坦部分上にあることがあり、このことは、本発明によれば、英数字分割セクションのすべてのキーが最適な切妻形角度で設けられる必要がないことを示している。このことから当然に理解されるように、切妻形角度θAを設けることに関する上述した議論は、切妻形角度θBを設けることにも適用される。
上述した切妻形角度付けのほかに、キーボードの分割キーセクションを角度付けする別のエルゴノミック特徴として、本発明によれば、中間ゾーンのキーが平坦から切妻形角度に移る切妻形角度のキーの近くに置かれることが示されている。これらの中間ゾーンのキー、すなわち、「中間(between)」キーについては、切妻形角度のキー(すなわち、切妻形角度によって定義された平面上に置かれたキー)から外側キー、例えば、キーセクションの外縁に平坦に置かれた外側キー(またはその外縁付近の他のキーまたはその部分)までの移行をスムーズにするために、切妻形角度とは異なる別の角度(または複数の角度)が選択される。QWERTYキーボード上のセクションの周辺に置かれた、このような外側キーの例としては、図4Bに示すように、「Caps Lock」キーOK1と「Enter」キーOK2があるが、このような周辺キーはエッジにあるキーに限定されるものではない。言うまでもないことであるが、あるセクションまたは列のキーまたはその一部は、いくつでも切妻形角度で設けることが可能であり、そのようなキーまたはその一部はいくつでも周辺に向かって平坦に設けることが可能であり、本発明のここで説明している実施形態によれば、そのようなキーまたはその一部はいくつでも、中間ゾーンに属するものとして特定し、これらが切妻形角度より小さいが、周辺キーの角度よりも大きい移行角度で設けられるようにすることができる。
一実施形態(これに限定されない)では、左側切妻形セクションと右側切妻形セクションは、英数字キーボードの主要QWERTYキーボードを分割するために設けられたものであり、左側切妻形セクションでは、平坦キーはTab、Caps Lock、Shift、およびCtrlであり、右側切妻形セクションでは、平坦キーはBackspace、\、Enter、ShiftおよびCtrlである。別の実施形態(これに限定されない)では、中間ゾーンの移行キーは完全切妻形キーの角度の半分で設けられている。すなわち、切妻形角度が16度の場合は8度の角度で設けられ、切妻形が14度の場合は7度の角度で設けられ、切妻形角度から中間ゾーンまたは中間ゾーンから平坦への移行上に置かれているキーは、列間の移行をスムーズにするために表面が「カーブ」している。一実施形態(これに限定されない)では、左切妻形セクションと右切妻形セクションは英数字キーボードの主要QWERTYキーボードを分割するために設けられたものであり、左切妻形セクションでは、中間キーは1、QおよびAキーであり、右切妻形セクションでは、移行キーは=、]、‘および?キーである。分割QWERTYキーボードの他のオプションの中間キーとしては、Z、[および−キーがある。
図5Bは、例示において中間キーがどのように設けられているかを示す図である。図示のように、左エッジの「Caps Lock」および右エッジの「Enter」キーは非切妻形キー、つまり、平坦キーとして設けられている。S、D、FおよびGキーは左切妻形角度θで設けられ、H、J、KおよびLキーは右切妻形角度θで設けられている。切妻形キーとエッジキーの間に中間キーがあり、ここでは左側ではキーA BK1として、右側では“;”および“‘”キーBK2とBK3として示されている。上述したように、キーは平坦向き、中間角度付け向き、または切妻形角度付け向きのいずれかで表面を含んでいることもあれば、これら表面の組み合わせを移行ポイントで含んでいることもある。従って、キーBK1は中間角度αで角度付けされたラインLBL構成の間の左側に設けられ、キーBK2とBK3は中間角度αで角度付けされたラインRBL構成の間の右側に設けられている。これらのキー上の矢印で示すように、全体的効果は切妻テント形(gable tent)のエッジを「平坦化」またはスムーズにすることであり、このことは、従来技術では、切妻形セクションのすべてのキーに対して固執されていた。
従って、図5Aおよび図5Bの種々の実施形態(これらの実施形態に限定されない)では、本発明によれば、切妻形部分の外縁を平坦化する構造が設けられ、オプションとして、「中間」キー(すなわち、平坦キーと切妻形角度付けキーの間のキー)の角度付けを別々にする構造が提供される。
本発明の他の種々の実施形態(これらの実施形態に限定されない)では、図6Aおよび図6Bに図示されるように、図4A、4B、5Aおよび5Bに関連して上述した切妻形角度付け構造とキー配列に加えて、分割英数字セクションを有するエルゴノミックキーボードの構造も提供されており、その構造では、キーボードの周辺近くのキーまたはその一部はキーボードのそれぞれのサイドに向かってカーブしている。すなわち、左側英数字分割セクションの周辺キーについては反時計回り方向にカーブしており、右側英数字分割セクションの周辺キーについては時計回り方向にカーブしている。このようにすると、従来技術で設けられている英数字分割セクションの定義された長方形の幅が「薄くなる」という全体的効果がある。
この概念を実現したものの例(これに限定されない)が図6Aに示されており、そこではセクションの周辺キーは上述したように外側にカーブしている。従来技術のセクションは図6Aのキーボード上にブロックの形で重なっており、このことは、ここで説明している本発明の実施形態による英数字分割セクションのカーブした周辺キーによって得られる「薄くすること」に違いがあることを示している。基本的に、カーブしていない従来技術の長方形セクションの幅WOLDは本発明によるカーブしたキーセクションの幅WNEWよりも広くなっている。このように英数字分割セクションにカーブを付けることは、本発明による上述した切妻形構造、角度および手法のいずれとも関係なく行なうことも、これらと関連付けて行なうこともできる。英数字分割セクションを薄くすると、ユーザから最も遠くに離れたキーを薄くした範囲まで近づけるというエルゴノミック効果が得られる。図6Bは、上述したように薄くした英数字分割セクションを含み、これらのセクションが周辺でカーブしているエルゴノミックキーボードの別の実施例(これに限定されない)を示す図である。
本発明のさらに別の実施形態(これに限定されない)では、図7に示すように、キーボード用のパームレストが設けられ、このパームレストは左側手首用の少なくとも1つのパームレストコンポーネントLWRPと、右側手首用の少なくとも1つのパームレストコンポーネントRWRPとを含む。LWRP部分とRWRP部分の間のエリアが、本発明によれば、エルゴノミックの観点から未使用と認識されているのは、両親指の間のエリアはタイピング時に使用されない位置に置かれる傾向があるからである。従って、本発明のさらに別の実施形態(これに限定されない)では、図7に示すように、本発明によれば、オプションとして機能セクションFSが設けられ、そこにはオプションとしてキーボードインプットに適した(非キーの)機能メカニズムを含むことができ、機能メカニズムとして、スクロールバーまたはホイール、マイクロホン、LED、スタンドアロンキーボード用のタッチパッド、ズーム、マウスボタン、ボリュームコントロール、ナビゲーションコントロール、ランチ(launch)キー、ボタン、スライダ、トラックボール、メディアプレイバックUIコンポーネント(プレイ、ポーズ、ストップ、ミュート)などが含まれており(なお、これらに限定されない)、親指の間に位置している従来のQWERTYキーボードの未使用エリアは、Webサイトをスクロールし、ミュージックをナビゲートするといった特別な目的のためにキーボードのユーザによって利用されるようになっている。
本発明によるキーボードのこれらオプションの実現形態では、パームレスト構造RWRPとLWRPは、固定パームレスト、取り外し可能パームレスト、あるいは本発明の実施形態に従って説明した調節可能パームレストなどの、任意タイプのパームレストにすることも、パームレスト分野の通常の知識を有するものに広く知られているパームレストにすることも可能であり、プラスチック、ゲル、ファブリックなどの材質で作ることができる。従って、非英数字キー、非編集キー、非機能キーおよび非数字パッドキーは、本発明によれば、ユーザの両手の間の「デッド」スペースに置かれることがある。上述した実施形態の切妻形によると、印刷回路ボード用のエリアがキーボード内に得られるので、ボタンB、スクロールバーやホイールSW、または図7の機能によって得られる機能に関連してこのエリアを利用することができるという利点がある。
本発明のさらに別の実施形態(これに限定されない)では、図8Aに示すように、キーボード用のパームレストは、キーボードの本体のフロントエッジに対して高い位置に固定的に設けられる。例えば、パームレストの高さはh2であり、キーボードのフロントエッジの高さはh1である。本発明によれは、h2はh1より高いレベルになっている。図1Fに示すように伸長(extension)を避けるユーザの好みに合わせて、パームレストを高くすると、キーボード本体のフロントエッジを、従来技術と同じようにパームレストと同じレベルにするという条件を無理に実行すると引き起こされる伸長の困難性の一部が緩和されることになる。
高くしたパームレストの代替実施形態は、図8B乃至図8Dにも示されている。例えば、図8Bにおいて、パームレストとキーボード本体との間の移行個所でパームレストからキーボード本体への移行部分TPがスムーズになっているのは、パームレストが、手首が不安定に置かれる角度をなすことがあるからである。
図8Cにおいて、パームレストをユーザの好み合わせて高くし、オプションとして低くするために調節可能な垂直伸長メカニズム(adjustable vertical expansion mechanism)が設けられているのは、手首のジオメトリがすべて同じであるとは限らないからである。同様に、図8Dにおいて、ピボット回転メカニズムがピボットポイントを中心に設けられており、これは、ピボット回転メカニズムのピボット回転作用に応じて、同じくパームレストをユーザの好みに合わせて上下させることを可能にする。ピボットポイントは、キーボード本体がパームレストとのインタフェースとなる個所のどこにでも、あるいはその近くになるように選択することができる。図8Cおよび図8Dの実施形態は、ピボット回転と垂直伸長が同時に、あるいは独立して得られるように組み合わせることができる。従って、ユーザの手首は、キーボードタイピストの手がより自然に、気持ちよく置かれる位置が得られるように高くすることができる。
従って、手首の伸長を最小限にするために、本発明によれば、第1オプションとして、調節可能(ピボット回転または上下方向に)パームレストは、ユーザが定義したとおりにパームレストを最適位置に上下させることを可能にし、あるいは第2オプションとして、パームレストをキーボードのフロントエッジよりも高い最適なレベルで取り付けることを可能にする。以下の表IIIA乃至表IIICに示すように、種々の異なる高さが比較され、キーボードのフロントエッジより約7mm高くすることがパームレストの高さとして最適であることが判断された。
Figure 2008542912
Figure 2008542912
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一実施形態(これに限定されない)では、本発明によれば、キーボードの現在表面よりも、種々の事前に固定された高さの一連の交換可能パームレストが設けられている。現行設計に比べて、高さは、現行高さよりも7、10および14mmのレベルで選択される。
調節可能パームレストは、数字パッドエリアまで延ばせる場合とそうでない場合がある。このエルゴノミック特徴の一実施形態では、数字パッドの近くに手首が置かれるセクションのパームレストの高さは、手首が置かれる他の部分用に選択されたレベルより低いままである。
本発明の一好適実施形態(これに限定されない)では、調節可能パームレストが載置される高さは、現行の平面レベル設計よりも最大10mmより上にあり、その許容範囲は0mmから7mmおよび10mmまでになっている。この調節可能パームレストは、0mmから10mmまでの高さが連続的にまたは小刻みに区分されている。種々の実施形態では、パームレスト表面はその表面が高く持ち上げられるのに伴い負の角度(negative angle)になり、手首の伸長が減少すると手掌の支持面となるようにしている。
この分野の通常の知識を有するものならば理解されるように、上述したように、パームレストを上下させる方法は無数にある。これを行なう方法は無尽蔵であり、そのいくつかを示すと、独立型(free standing)パームレストにデュアルピボット回転脚を設けて複数の高さ調節を可能にする方法、パームレストの裏側にピボット回転フィンを設ける方法、伸縮自在のフット(foot)「カップ(cup)」を設ける方法、パームレストのサイドにパドルリリースを設けてロックおよびアンロックさせる方法、内部モータギアを設けてパームレストを上下に駆動する方法、キーボード表面にスクープディテール(scoop detail)を設けて、パームレストの高さに関係なくフラッシュフィット(flush fit)を可能にする方法、ツイストダイヤル(twist dial)を設けてパームレストを上下にクランクする方法、回転ダイヤルを設けてウォームドライブ(worm drive)を動かす方法、上下ダイヤルを設けてパームレストを上下に動かす方法、下に押して高さを大きくするトップアクセスフィート(top access feet)をパームレストに設ける方法、パームレストフィートを外側にピボット回転させ、キーボードのフロントエッジを中心にパームレスト全体をピボット回転させる方法、バーリンケージ(bar linkage)を設けてパームレストを連結する方法、キーボードに複数のスロットを設けてパームレストを望みのロケーションに「差し込む」ことを可能にする方法、サイド調節伸縮自在脚を設ける方法、サイドパドルを設けてパームレストを数字パッドにではなく主要QWERTYセクション近くに移動する方法、エアポンプを設けて高さを大きくする方法、複数のペグロケーション(peg location)を設けて高さ調節を可能にする方法、バックエッジ中心点を中心にパームレストをピボット回転させてフットストップで所定位置にロックする方法、デュアルバーリンケージを設けてパームレストをy軸とx軸の両方向に移動させる方法、ピボット回転するパームレストの底の複数のロケーションに差し込まれる切り離し可能ペグフットを設ける方法、パームレスト周囲をフレキシブルなスカート材料にして高さが大きくされたときに生じたギャップを埋め合わせる方法などがある。上記以外の方法を採用することも可能である。
図9A乃至9Cは、本発明の上述した特徴の1つまたは2つ以上を取り入れた、本発明によるエルゴノミックキーボードの第1斜視図、第2斜視図および側面図を示す。当然に理解されるように、図9A乃至9Cは、上述した特徴の実施形態の1つまたは2つ以上を実現した単なる1例を示したものであり、上述した特徴のいずれかを置換したものおよび組み合わせたものは、本発明の改良エルゴノミックキーボードの趣旨の範囲に含まれるものである。
必要に応じて、上述してきた種々の構造と手法のいずれも、エレクトロメカニカル部品を含むハードウェアまたはソフトウェアと関連付けて実現することも、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせと関連付けて実現することも可能である。従って、本発明の方法と装置、あるいはそのいくつかの側面またはその一部は、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、ハードドライブまたは他の任意のマシン可読記憶媒体のような有形の媒体で具現化されたプログラムコード(すなわち、命令)の形体にすることができ、そこでは、プログラムコードがコンピュータのようなマシンにロードされ、マシンによって実行されるとき、マシンは本発明を実施するための装置になる。プログラムコードがプログラマブルコンピュータ上で実行される場合には、コンピューティングデバイスは一般的に、プロセッサ、プロセッサによって読み取り可能な記憶媒体(揮発性および不揮発性メモリ、および/または記憶エレメントを含む)、本発明のエルゴノミックキーボードの実施形態のいずれかのような、少なくとも1つの入力デバイス、および少なくとも1つの出力デバイスを備える。なお、プログラムは、必要ならば、アセンブリ言語またはマシン言語で実現することができる。この言語は、コンパイル型または解釈型言語にして、ハードウェアで実現したものと組み合わせることが可能である。
本発明のエルゴノミックキーボードの種々の特徴(これらに限定されない)の1つまたは2つ以上を、本発明の種々の構成と実現形態が人々によって使用されたときの効力を実証した少なくとも1つの有用性研究のコンテキストの中で説明してきたが、当然に理解されるように、本発明が有用であるのは、本発明によって使用可能にされ、上述した種々の構成上の側面によるものである。さらに、各図に示す好適な実施形態と関連付けて本発明を説明してきたが、当然に理解されるように、他の類似実施形態を使用することも、本発明の範囲から逸脱しない限り、上述した実施形態に変更または追加を行なって本発明の同一機能を実行することも可能である。従って、本発明は、どの単一実施形態に限定されるものでもなく、本発明の範囲は、特許請求の範囲に従って解釈されるものである。
従来のエルゴノミックキーボード設計の例を示す図である。 従来のエルゴノミックキーボード設計の例を示す図である。 従来のエルゴノミックキーボード設計の例を示す図である。 従来のエルゴノミックキーボード設計の例を示す図である。 従来のエルゴノミックキーボード設計の例を示す図である。 手の動きの例および手の動きを説明する図例と名前を示す図である。 本発明を実現または利用することができるコンピューティングシステム環境の例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による表面垂直キー角度の構成または実現形態の例を示す図である。 本発明の一実施形態による表面垂直キー角度の構成または実現形態の例を示す図である。 本発明の一実施形態による表面垂直キー角度の構成または実現形態の例を示す図である。 本発明の一実施形態による切妻形角度付けの構成または実現形態の例を示す図である。 本発明の一実施形態による切妻形角度付けの構成または実現形態の例を示す図である。 本発明の一実施形態による切妻形角度付けの構成または実現形態の別の例を示す図である。 本発明の一実施形態による切妻形角度付けの構成または実現形態の別の例を示す図である。 本発明の一実施形態による分割キーボード2半分の外側キーの曲線付けの構成または実現形態の例を示す図である。 本発明の一実施形態による分割キーボード2半分の外側キーの曲線付けの構成または実現形態の例を示す図である。 本発明の一実施形態による複数のパームレストエリアの構成または実現形態の例を示す図である。 本発明の一実施形態による調節可能パームレストの構成または実現形態の例を示す図である。 本発明の一実施形態による調節可能パームレストの構成または実現形態の例を示す図である。 本発明の一実施形態による調節可能パームレストの構成または実現形態の例を示す図である。 本発明の一実施形態による調節可能パームレストの構成または実現形態の例を示す図である。 本発明によるエルゴノミックキーボードの種々の実施形態の1つまたは2つ以上の特徴を取り入れたキーボードの設計例を示す図である。 本発明によるエルゴノミックキーボードの種々の実施形態の1つまたは2つ以上の特徴を取り入れたキーボードの設計例を示す図である。 本発明によるエルゴノミックキーボードの種々実施形態の1つまたは2つ以上の特徴を取り入れたキーボードの設計例を示す図である。

Claims (21)

  1. 事前に定義されたキー配列を有する英数字キーボードであって、該事前に定義されたキー配列は、
    事前に配列された複数のキーを含む少なくとも1つのキーセクションを含み、前記事前に配列された複数のキーのうちの少なくとも1つのキーは、該少なくとも1つのキーに対して指で押す動きが最適化された事前決定の角度に応じて角度付けされたキーストローク面を有していることを特徴とする英数字キーボード。
  2. 前記少なくとも1つのキーセクションは第1キーと第2キーを含み、前記第1キーは、該第1キーに対して指で押す動きが最適化された事前決定の第1角度に応じて角度付けされた第1キーストローク面を含み、前記第2キーは、該第2キーに対して指で押す動きが最適化された事前決定の第2角度に応じて角度付けされた第2キーストローク面を含むことを特徴とする請求項1に記載の英数字キーボード。
  3. 前記第1角度は前記第2角度と等しくなく、前記第1キーは前記第2キーよりもキーボードの周辺近くにあり、前記第1角度は前記第2角度よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の英数字キーボード。
  4. 前記第1角度は前記第2角度と等しくなく、前記第1キーは前記第2キーよりもキーボードの中央近くにあり、前記第2角度は前記第1角度よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の英数字キーボード。
  5. 前記事前決定の角度は、前記少なくとも1つのキーに対して指で押す動きの方向に実質的に角度付けされていることを特徴とする請求項1に記載の英数字キーボード。
  6. 前記少なくとも1つのキーはキーキャップ面を含み、前記事前定義の角度は、該少なくとも1つのキーのキーキャップ面に直交する線の角度がキーボードの平面に直交する線に対するものとして定義されていることを特徴とする請求項1に記載の英数字キーボード。
  7. 前記少なくとも1つのキーはキーキャップ面を含み、前記事前定義の角度は、キーのキーキャップ面に直交する線の角度が直交線からキーボードの本体が載置されている面の平面に対するものとして定義されていることを特徴とする請求項1に記載の英数字キーボード。
  8. 事前に定義されたキー配列を有する英数字キーボードであって、該事前に定義されたキー配列は、
    複数の事前に配列されたキーを含む少なくとも1つのキーセクションを含み、前記複数の事前に定義されたキーの少なくとも一部は、キーボードの平面に対し同一切妻形角度で設けられ、前記同一切妻形角度は約9度から約16度までの範囲内に実質的にあることを特徴とする英数字キーボード。
  9. 前記少なくとも1つのキーセクションは、
    第1の同一切妻形角度で設けられた複数の事前に配置されたキーを含む第1キーセクションと、
    第2の同一切妻形角度で設けられた複数の事前に配置されたキーを含む第2キーセクションとを含み、前記第1および第2の同一切妻形角度は約9度から約16度までの範囲内に実質的にあることを特徴とする請求項8に記載の英数字キーボード。
  10. 前記第1キーセクションはユーザの左手用にキーボードの左側にあり、前記第2キーセクションはユーザの右手用にキーボードの右側にあり、左側の前記第1の同一切妻形角度は右側の前記第2の同一切妻形角度とは異なっていることを特徴とする請求項9に記載の英数字キーボード。
  11. 前記同一切妻形角度は約12度から約14度までの範囲内に実質的にあることを特徴とする請求項8に記載の英数字キーボード。
  12. 前記同一切妻形角度は約12度または約14度の一方であることを特徴とする請求項11に記載の英数字キーボード。
  13. 前記同一切妻形角度は約11度から約15度までの範囲内に実質的にあることを特徴とする請求項8に記載の英数字キーボード。
  14. 前記同一切妻形角度を調整するための調整可能メカニズムをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の英数字キーボード。
  15. 前記複数の事前に配列されたキーのサブセットは前記同一切妻形角度ではなく、前記同一切妻形角度よりも平坦な角度で設けられていることを特徴とする請求項8に記載の英数字キーボード。
  16. 事前に定義されたキー配列を有する英数字QWERTYキーボードであって、キーの主要QWERTY部分に対する前記事前に定義されたキー配列は、
    複数の事前に配列されたキーを含む少なくとも1つのキーセクションを含み、該少なくとも1つのキーセクションのキーセクションは、
    第1サブセットのキーであって、該第1サブセットの各キーはキーボードの平面に対して非ゼロの切妻形角度で設けられている前記第1サブセットのキーと、
    キーボードのキーセクションの周辺に置かれた第2サブセットのキーとを含み、前記周辺はキーボードの中央から離れた位置にあり、前記第2サブセットのキーは非ゼロの切妻形角度で設けられていないことを特徴とする英数字QWERTYキーボード。
  17. 前記キーセクションの周辺に置かれた前記第2サブセットのキーは、実質的にゼロの切妻形角度で設けられていることを特徴とする請求項16に記載の英数字QWERTYキーボード。
  18. 前記事前に定義されたキー配列は、
    前記第1サブセットのキーと前記第2サブセットのキーとの間に実質的に置かれた中間サブセットのキーをさらに含み、前記中間サブセットの各キーは、前記第1サブセットのキーに対して設けられた切妻形角度よりも小さく、キーボードの平面に対して第2非ゼロの切妻形角度で設けられていることを特徴とする請求項17に記載の英数字QWERTYキーボード。
  19. (A)少なくとも1つのキーは前記第1および中間サブセットのキーに属し、該少なくとも1つのキーのキーは少なくとも2つの面を含み、前記2つの面の第1面は非ゼロの切妻角度で設けられ、前記2つの面の第2面は前記第2非ゼロの切妻形角度で設けられていないこと、または(B)少なくとも1つのキーは前記中間および第2サブセットのキーに属し、前記少なくとも1つのキーのキーは少なくとも2つの面を含み、前記2つの面の第1面は第2非ゼロの切妻形角度で設けられ、前記2つの面の第2面は前記実質的にゼロ角度で設けられていないこと、のうちの一方であることを特徴とする請求項18に記載の英数字QWERTYキーボード。
  20. 少なくとも1つのキーは前記第1および第2サブセットのキーに属し、該少なくとも1つのキーのキーは少なくとも2つの面を含み、前記2つの面の第1面は非ゼロの切妻形角度で設けられ、前記2つの面の第2面は非ゼロの切妻形角度で設けられていないことを特徴とする請求項16に記載の英数字QWERTYキーボード。
  21. 前記キーセクションは、少なくとも1つの列のキーがキーボードの中央から離れるに従ってキーボードのサイドに向かってカーブした少なくとも1つの列を含み、そうすることによって前記キーセクションによって実質的に定義された擬似長方形の幅が薄くなっていることを特徴とする請求項16に記載の英数字QWERTYキーボード。
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