JP2008541676A - 補聴器用フック - Google Patents

補聴器用フック Download PDF

Info

Publication number
JP2008541676A
JP2008541676A JP2008512686A JP2008512686A JP2008541676A JP 2008541676 A JP2008541676 A JP 2008541676A JP 2008512686 A JP2008512686 A JP 2008512686A JP 2008512686 A JP2008512686 A JP 2008512686A JP 2008541676 A JP2008541676 A JP 2008541676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
hearing aid
sound
housing
output transducer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008512686A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4944877B2 (ja
Inventor
リンケンカール−ハンセン・モルテン
オルセン・ホルヘン・メイネル
Original Assignee
ヴェーデクス・アクティーセルスカプ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヴェーデクス・アクティーセルスカプ filed Critical ヴェーデクス・アクティーセルスカプ
Publication of JP2008541676A publication Critical patent/JP2008541676A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4944877B2 publication Critical patent/JP4944877B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/65Housing parts, e.g. shells, tips or moulds, or their manufacture
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2225/00Details of deaf aids covered by H04R25/00, not provided for in any of its subgroups
    • H04R2225/021Behind the ear [BTE] hearing aids
    • H04R2225/0213Constructional details of earhooks, e.g. shape, material
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/45Prevention of acoustic reaction, i.e. acoustic oscillatory feedback
    • H04R25/456Prevention of acoustic reaction, i.e. acoustic oscillatory feedback mechanically
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/60Mounting or interconnection of hearing aid parts, e.g. inside tips, housings or to ossicles
    • H04R25/607Mounting or interconnection of hearing aid parts, e.g. inside tips, housings or to ossicles of earhooks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/65Housing parts, e.g. shells, tips or moulds, or their manufacture
    • H04R25/658Manufacture of housing parts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Headphones And Earphones (AREA)

Abstract

【構成】補聴器用のフックである。このフックは,補聴器の出力トランスデューサから出た音を伝達するための音通路を備えている。このフックは,その機械的振動を減衰する減衰手段をさらに備えている。

Description

この発明は,補聴器用,特にBTE式補聴器用フック(a hook)およびそのようなフックを用いる補聴器に関する。
BTE式補聴器は,一般的に,典型的には補聴器の入力トランスデューサおよび出力トランスデューサを含めた電子機器のすべてを内部に配置したシェルを備えた補聴器ハウジングを有する。シェルは,耳の後(Behind The Ear)に装着され,したがってBTEと略される。出力トランスデューサが補聴器ハウジング内に位置する場合,補聴器からの出力音は,音管(a sound tube)を介して,補聴器を装着している人の耳に入れられたイヤプラグに伝えられる。
BTE式補聴器は,一般的に音出力トランスデューサを内部に配置した補聴器ハウジングから音管への移行部分を形成するフック形部分(a hook-shaped part)を有する。このフック形部分は,補聴器ハウジングのシェルと一体に形成されることもある。フックは湾曲形状を有し,それは特に,補聴器を装着者の耳の後の適正位置に保持するのに役立たせることができる。
しかしながら,BTE式補聴器では多くの場合,音管は直接的に補聴器ハウジングのシェルに接続されてはいない。むしろ,一般的にフックと呼ばれる別体の中間ピース(部材)が,補聴器ハウジングのシェルと音管との移行部分を形成する。
フックは,音管を容易に着脱できるようにするために,音管の材料よりも硬質の材料からつくられる。フックという名前が表すように,それは湾曲形状を有する。フックの外形は通常,フックからそれが取付けられる補聴器ハウジングへの滑らかな移行が得られるようにするものである。したがって,補聴器ハウジングに取付けられるフックの近接端において,通常は外側断面が補聴器ハウジングの外側断面と一致する。フックは一般的に,近接端から末端に向かって先細(テーパ)になっている。内部において,フックは,近接端から末端まで延びる音通路(a sound passage)を有する。この通路は通常,円形断面を有し,長手方向に沿って直径が一定である。
補聴器において,出力トランスデューサおよび入力トランスデューサ間にフィードバックの問題が存在することが知られている。フィードバックは,とりわけ補聴器において達成可能な最大利得を制限するという問題がある。
この発明自体は,出力トランスデューサおよび入力トランスデューサが同一ハウジング内に位置するとしても,補聴器ハウジングのシェルに取付けられたフックが,あるいは補聴器が一体型ハウジングを有する場合には出力トランスデューサを越えて延びるフック形部分が,これらのフィードバック問題において重要な役割を果たす,という発明者の認識に基づく。
この背景に基づき,この発明は,特にBTE式補聴器における出力トランスデューサおよび入力トランスデューサ間のフィードバックの量を減少させることを行うものである。これに関連して,この説明および特許請求の範囲が入力トランスデューサに言及する場合は常に,複数の入力トランスデューサの使用を排除しないことに注意されたい。当業者であれば,たとえば指向性を得るために,複数の入力トランスデューサが一般的に使用されること,かつ入力トランスデューサの数は,この明細書で論じるようなフィードバック問題にほぼ無関係であることが理解できよう。
この発明の第1態様によると,この目的を達成する補聴器用フックは,補聴器の出力トランスデューサから出た音を伝達するための音通路を有する補聴器用フックにおいて,このフックが,弾性特性(elastic properties)が異なる第1材料および第2材料(first and second materials)を備えていることを特徴とする。
2つの異なる材料を使用することによって,特に可聴周波数範囲内の機械的振動が,フックから補聴器ハウジング内の入力トランスデューサに伝達されないようにすることができる。
この発明の第2態様によると,この目的を達成する補聴器は,補聴器の出力トランスデューサから出た音を伝達するための音通路を有するフック形音出力部分(a hook-shaped sound output part)を備えた補聴器であって,フック形音出力部分の機械的振動を減衰する減衰手段を備えていることを特徴とする。
そのような減衰手段を補聴器と組み合わせて設けることによって,特に可聴周波数範囲内の機械的振動がフック形音出力部分から補聴器ハウジング内の入力トランスデューサに伝達されないようにすることができる。
この発明の第1態様の好適な実施形態では,上記第1材料および第2材料は,フックの一体形部分(integral parts of the hook)として設けられる。両方の材料をフックの一体形部分として設けることは,たとえば,両方の材料の一方をフックに取付けるべき別体の部品として,またはフックアセンブリの一部として設けるよりも,製造および保管の観点から好ましい。
現時点では,上記材料の一方を,上記フックの近接端および上記フックの末端間の1つの部分品(セクション)(a section)として設けることが好ましい。これにより,たとえばフックの部品(parts)を接着することによって簡単な製造が可能になる。
この発明の第1態様によるさらなる好適な実施形態では,上記第1材料は,フックの2つの部品を結合する接着剤層(a layer of adhesive material)である。この場合,接着剤は,振動減衰材として役立つ。したがって,振動減衰材の他の部品が必要とされない。
この発明の第1態様によるさらなる好適な実施形態では,上記第1材料は,ゴム材料である。多くの設計オプション,たとえばゴム自体をプラスチック材料製のフックの2つの部品間の接着剤として使用することが可能になるという利点がある。プラスチック材料の使用は,それによって,フックが既存のフックと実質的に同一特性を有することができるので好ましい。したがって,既存の補聴器の既存のフックと相互交換可能であるフックをつくり,これにより,既存の補聴器を改良するようにしてもよい。
この発明の第1態様による最も好適な実施形態では,上記第1材料および上記第2材料のうちの,フックの小さい方の部分(the minor part)を形成する材料が,フックの大きい方の部分(the major part)を形成する材料よりも軟質である材料として設けられる。これにより,上記のゴムおよびプラスチック材料の両方を使用することができる。
この発明の第2態様による補聴器の第1実施形態では,減衰手段は,フックの一体形部分(an integral part of the hook)として設けられる。減衰材料を,フックの一体形部分として設けることは,たとえばフックに取付けるべき別体の部品として,またはフックアセンブリの一部として設けるよりも,製造および保管の観点から好ましい。
しかしながら,これに代えて,減衰手段を,フックと,出力トランスデューサを収容している補聴器ハウジングの部分(the part of the hearing aid housing containing the output transducer)との間の別体の部品として設けてもよい。これにより,使用されている補聴器の既存の従来型フックに代えてこの発明による一体型減衰手段を有するフックを使用するのではなく,この発明から逸脱することなく,減衰手段を既存のフックと補聴器のハウジングとの間に挿入することができる。
しかしながら,この発明の第2態様による補聴器のさらなる実施形態によると,減衰手段は,出力トランスデューサが内部に配置された補聴器ハウジングの部分(the part of the hearing aid housing in which the output transducer is located)とフック形部分(the hook-shaped part)との間に設けられる。これにより,減衰手段を,フックおよび補聴器ハウジング間に挿入可能な別体の部材片(a separate piece)として設けることができる。
この発明の第2態様による補聴器のさらなる実施形態によると,減衰手段は,フック形部分の大きい部分(the major part)および補聴器ハウジングを形成する材料よりも軟質である減衰材料として設けられる。これにより,上述したゴムおよびプラスチック材料の両方を使用することができる。
次に,図面に示す非制限的な例示的実施形態に基づいて,この発明をさらに詳細に説明する。
図1aおよび図1bは,補聴器1を異なる角度から示している。補聴器1は,4つの部分(parts)(部品),すなわち補聴器ハウジング2,イヤプラグ3,フック4および音管(a sound tube)5を備えている。補聴器ハウジング2は,入力トランスデューサおよび出力トランスデューサ,信号処理手段,スイッチ,電池などを含む補聴器の電子機器のすべてを備えるものでもよい。
補聴器ハウジング2に,フック4は取付けられる。補聴器ハウジング2へのフック4の取付けは,ほぼ固定状態とすることができる。すなわち,工具を使用することなく取外し可能なものであってもよいし,ハウジングと機械的に係合され,フックの交換または取外しを行うに際して,工具によってハウジング部分から分解される必要性を有するものであってもよい。フック4の他端に音管5の一端が取付けられる。音管5の他端はイヤプラグ3に取付けられる。
音管5およびとりわけイヤプラグは,使用によって汚れやすく,したがって交換可能でなければならない。したがって,音管5は,工具をまったく使用せずに,フック4から,そしてイヤプラグ3から,容易に取り外し可能である。
フック4,音管5およびイヤプラグ3のすべてが音通路(a sound passage)を含み,それにより,補聴器ハウジング内のトランスデューサからイヤプラグ3内の出力開口6に至るまで音を伝えるための連続的な音通路(a continuous sound passage)がつくられている。補聴器ハウジング2も,補聴器ハウジング2内の出力トランスデューサの実際の位置に応じて,出力トランスデューサからイヤプラグ3内の音出力開口6に至るまでの音通路の一部を構成する,内部配置された管状部材(an internally arranged tubular member)を備えていてもよい。
図2は,フック4および補聴器ハウジング2をより詳細に示している。図面からわかるように,図示されているこの実施例のフックは,3つの部品4a,4b,4cを備えている。3つの部品4a,4b,4cは,図3aおよび図3bの分解図によりさらに詳細に示されている。
部品4aおよび4cは,いずれもプラスチック材料でつくられており,必須ではないが好ましくは同一のプラスチック材料でつくられている。フック4の末端,すなわち,部品4aの端部に,音管係合および保持手段(a sound tube engaging and holding means)4dが設けられている。図示の例では,音管係合および保持手段は,円周方向返し部(a circumferential barb)4dとして設けられている。図3bから最もわかるように,フック4の近接端,すなわち部品4cの端部に,ハウジング係合手段が設けられている。図示の例では,ハウジング係合手段は溝4eの形のアンダーカットであり,そこに補聴器ハウジング2のシェル部分が係合し,それによりフック4が補聴器ハウジング2に固定される。
部品4aと部品4cの間に,第3の部品4bが位置している。第3部品4bは振動減衰材(a vibration damping material)を備えている。そのような振動減衰材をフック4内に含ませることによって,フック4から入力トランスデューサへのフィードバックを大幅に減少させることがわかっている。振動減衰材は,部品4aおよび4cを形成する材料よりも軟質の材料であることが好ましい。
好ましくは,部品4aおよび4cは,PMMA,PC,CP,PEXなどの透明プラスチック材料,あるいはABSまたはPOMなどの不透明プラスチック材料でつくられる。これに代えて,アルミニウムまたはステンレス鋼などの金属でつくることもできるであろう。第3部品4bの,より軟質の振動減衰材としては,シリコーン,ブチル,EDPM,TPEなどのゴム材料であることが好ましい。もちろん,ゴム以外の減衰材料を使用してもよい。
減衰材は,多くの異なったやり方でフック4内に組み込むことができることを理解されたい。
図3aおよび図3bの分解図において,振動減衰材は,フック4の近接端およびフック4の末端の間のセクション(一部分)(一区画)(部分品)(a section)として設けられる。このセクションを別体の部品4bとして形成して,その後,部品4aおよび4cのそれぞれの面をそれに密着させることができる。振動減衰材の部品4bは,ほぼ環状の形状を有しており,フック4の残り部分と同様に,音通路7を含む。別体の部品4bおよびフック4のその他の部品4a,4cは,個別の成形工程で形成することができる。これに代えて,フック4を,2要素射出成形工程(a two-component injection molding process)のような多要素成形工程(a multi-component molding process)で一体的に形成してもよい。また,減衰材を別体の部品として設ける場合,部品4a,4cのそれぞれに形成される対応するロッキング手段に係合する機械的ロッキング手段を,別体の部品に形成してもよい。
しかしながら,部品4aおよび4c間の薄い振動減衰材部材片(a thin segment of vibration damping material)であっても,フィードバックを大幅に減少させることが,実験で証明されている。したがって,シリコーン接着剤などの接着剤を適切に選択することによって,そのように別体の振動減衰部材を用いることなく,フック4の2つの部品4aおよび4cを互いに結合する接着剤によって,振動減衰材を設けることができる。すなわち,接着剤自体が振動減衰手段として役立つ。
現時点では,フック4の末端よりも近接端の近くに振動減衰材を位置させるのが好ましい。好ましくは,近接端から末端までの距離の半分未満,特に近接端から末端までの距離の1/3未満とする。
また,図示された実施例は,現在の好都合な実施例にすぎず,振動減衰材をフック4の2つの端部部品4a,4c間に配置する必要がないことに注意されたい。むしろ,フック4は,2つの部品だけ,すなわち硬質部品(a rigid part)と軟質部品(a soft part)とを備えたものとすることができる。好ましくは,軟質部品は,フック4の,補聴器ハウジング2に隣接した近接端に配置される。特に,フックは,単一部品として形成されることができ,また振動減衰材は,フック4および補聴器ハウジング2間のスペーサとして位置付けることもできる。
振動減衰手段の厚さは,使用する材料または製造工程に基づいて決めることができる。現時点では,減衰材を別体の要素とするためには,1〜3mmの厚さが好ましい。しかしながら,より薄い厚さを使用してもよい。特に,上述したように,接着剤をただ一つの減衰材として使用する場合,その厚さは1mm未満,たとえば1mm〜0.1mm,好ましくは約0.3mmとすることができる。
さらに,この発明は,減衰材の単一部材片(a single segment of damping material)の使用に制限されないことに注意されたい。そうでなく,異なる弾性特性を有するいくつかの(several)減衰材部材片を用いることもできる。
また,図示した実施例は一定厚さを持つ減衰材の環状セクション(an annular section)を表わしているが,環状セクションは一定厚さを有する必要がないことにも注意されたい。たとえば,環状部材片をフックのくぼみ側(the concave side)に向かってテーパ状にすることができる。
現在のところの最も好適な実施例の上記説明は,別体の交換可能なフックに関しての減衰手段の使用に関するが,この発明はこれに制限されない。
そうではない,図4aおよび図4bの第2実施例では,減衰手段は,フック部品4と,出力トランスデューサを収容している補聴器ハウジング2の部分との間に位置する要素(element)4bとして設けられている。減衰手段4bは,フック4を補聴器ハウジング4の残り部分に結合する接着剤層とすることができる。これに代えて,フック部品4,減衰材4b,およびハウジング2の少なくとも一部分を,たとえば2要素射出成形工程などの多要素成形工程を使用して,一体的に形成するようにしてもよい。
第1実施例の別体のフック4に関連して上述した材料,寸法,形状に関する考察は,この第2実施例の場合も有効であろう。
事実上,この発明は,音を補聴器ハウジング2内の出力トランスデューサからそれに取付けられたフック4へ放出する補聴器1におけるフィードバックを減少させる方法であって,減衰手段をフック4と組み合わせて使用することによって振動を減衰するステップを含む方法を利用するものであると言うこともできる。
この発明によるフックを組み込んだBTE式補聴器の斜視図を示す。 図1aのBTE式補聴器の異なった斜視図を示す。 この発明に従って取付けられたフックを含む補聴器の補聴器ハウジングを示す。 第1角度から見たこの発明によるフックの分解図を示す。 別の角度から見たこの発明によるフックの分解図を示す。 この発明による減衰手段を組み込んだBTE式補聴器の斜視図を示す。 図4aのBTE式補聴器の異なった斜視図を示す。

Claims (12)

  1. 補聴器の出力トランスデューサから出た音を伝達するための音通路を有する補聴器用フックであって,上記フックは弾性特性が異なる第1材料および第2材料を備えていることを特徴とする,補聴器用フック。
  2. 上記第1材料および上記第2材料は,上記フックの一体形部分として設けられることを特徴とする,請求項1に記載のフック。
  3. 上記第1材料は,上記フックの近接端および上記フックの末端の間の少なくとも1つの部分品として設けられることを特徴とする,請求項2に記載のフック。
  4. 上記第1材料は,上記フックの2つの部分を結合する接着剤層であることを特徴とする,請求項2または3に記載のフック。
  5. 上記第1材料は,ゴム材料であることを特徴とする,請求項2から4のいずれか一項に記載のフック。
  6. 上記フックの2つの部分は,プラスチック材料でつくられていることを特徴とする,請求項4または5に記載のフック。
  7. 上記第1材料および上記第2材料のうちの,上記フックの小さい方の部分を形成する材料は,上記フックの大きい方の部分を形成する材料よりも軟質であることを特徴とする,請求項2から6のいずれか一項に記載のフック。
  8. 補聴器の出力トランスデューサから出た音を伝達するための音通路を有するフック形音出力部分を有する補聴器であって,上記フック形音出力部分の機械的振動を減衰する減衰手段を備えていることを特徴とする,補聴器。
  9. 減衰手段は,上記フックと,上記出力トランスデューサを収容する補聴器ハウジングの部分との間の別体の部品として設けられていることを特徴とする,請求項8に記載の補聴器。
  10. 上記減衰手段は,上記フックの一体形部分として設けられることを特徴とする,請求項8に記載の補聴器。
  11. 上記減衰手段は,上記出力トランスデューサが内部に配置された補聴器ハウジングの部分と上記フック形部分との間に設けられることを特徴とする,請求項8,9または10のいずれか一項に記載の補聴器。
  12. 上記減衰手段は,上記フック形部分の大きい方の部分および上記補聴器ハウジングを形成する材料よりも軟質である減衰材料として設けられることを特徴とする,請求項8から11のいずれか一項に記載の補聴器。
JP2008512686A 2005-05-25 2005-05-25 補聴器用フック Expired - Fee Related JP4944877B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/DK2005/000344 WO2006125434A1 (en) 2005-05-25 2005-05-25 A hook for a hearing aid

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008541676A true JP2008541676A (ja) 2008-11-20
JP4944877B2 JP4944877B2 (ja) 2012-06-06

Family

ID=35466041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008512686A Expired - Fee Related JP4944877B2 (ja) 2005-05-25 2005-05-25 補聴器用フック

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8605928B2 (ja)
EP (1) EP1884140B1 (ja)
JP (1) JP4944877B2 (ja)
AU (1) AU2005332240B2 (ja)
CA (1) CA2609362A1 (ja)
DK (1) DK1884140T3 (ja)
WO (1) WO2006125434A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013546262A (ja) * 2010-11-11 2013-12-26 ジーエヌ リザウンド エー/エス 聴覚装置のレシーバ用のサスペンション、聴覚装置の製造方法、および聴覚装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1988744A1 (de) 2007-04-30 2008-11-05 Siemens Medical Instruments Pte. Ltd. Verbindungselement für einen Tragehaken eines Hörgeräts
DE102007028224A1 (de) 2007-06-20 2008-12-24 Siemens Medical Instruments Pte. Ltd. Gehäuseteil und Gehäuse aus zweilagigem Kunststoff
DE102007028225A1 (de) 2007-06-20 2009-01-02 Siemens Medical Instruments Pte. Ltd. Schallausgangsröhrchen mit 2-Komponenten-Aufbau
DE102007033289A1 (de) 2007-07-17 2009-01-22 Siemens Audiologische Technik Gmbh Anordnung mit Tragehaken für Hörgeräte und dazugehöriges Verfahren
DE102008007553A1 (de) * 2008-02-05 2009-08-13 Siemens Medical Instruments Pte. Ltd. Hörgerät mit akustischem Dämpfer
EP2107831A3 (en) * 2008-03-31 2010-12-29 Starkey Laboratories, Inc. Real ear measurement adaptor with internal sound conduit
US8442252B2 (en) 2010-09-30 2013-05-14 Audiotoniq, Inc. Behind-the-ear hearing aid with interchangeable ear hook and ear tube
DE102011007848A1 (de) 2011-04-21 2012-10-25 Siemens Medical Instruments Pte. Ltd. Reduktion von akustischen Rückkopplungen durch vibrationstechnische Verkürzung des Hörgeräts
DE102013203169A1 (de) * 2013-02-26 2013-11-07 Siemens Medical Instruments Pte. Ltd. Hörinstrument mit vibrationsgedämpft verbundenem Anbauteil sowie Herstellungsverfahren
WO2016209948A1 (en) * 2015-06-22 2016-12-29 Perryman Laura Tyler An earpiece assembly to interact with implantable neural stimulators

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2975244A (en) * 1958-03-19 1961-03-14 Dictograph Products Inc Carrier for ear level hearing aid
JPS4737428Y1 (ja) * 1968-02-13 1972-11-13
JP2000300599A (ja) * 1999-04-26 2000-10-31 Mimii Denshi Kk 耳せん
JP2001510976A (ja) * 1997-07-18 2001-08-07 リザウンド コーポレイション 耳の後ろに取り付ける補聴器装置
JP2002537665A (ja) * 1999-06-16 2002-11-05 フォーナック アーゲー 耳後方取付補聴器及びその組立方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE550044A (ja) * 1956-07-16
US2882348A (en) * 1957-07-26 1959-04-14 Telex Inc Hearing aid
US3457375A (en) * 1965-10-01 1969-07-22 John W Haggerty Hearing aid mechanisms that are largely impervious to the leakage of sound energy at audio frequencies
US3491214A (en) * 1967-01-12 1970-01-20 Otarion Electronics Inc Hearing aid with adjustable sound inlet means
NL8400925A (nl) * 1984-03-23 1985-10-16 Philips Nv Hoorapparaat, in het bijzonder achter-het-oor hoorapparaat.
US5046580A (en) * 1990-08-17 1991-09-10 Barton James I Ear plug assembly for hearing aid
DE29819415U1 (de) * 1998-10-30 1999-01-28 Siemens Audiologische Technik Tragehaken für hinter dem Ohr tragbare Hörhilfegeräte
EP1550351B1 (en) * 2002-07-12 2010-04-28 Oticon A/S Suspension means for transducer
US20040141628A1 (en) * 2003-01-17 2004-07-22 Fellowes, Inc. Earpiece with interchangeable end portion

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2975244A (en) * 1958-03-19 1961-03-14 Dictograph Products Inc Carrier for ear level hearing aid
JPS4737428Y1 (ja) * 1968-02-13 1972-11-13
JP2001510976A (ja) * 1997-07-18 2001-08-07 リザウンド コーポレイション 耳の後ろに取り付ける補聴器装置
JP2000300599A (ja) * 1999-04-26 2000-10-31 Mimii Denshi Kk 耳せん
JP2002537665A (ja) * 1999-06-16 2002-11-05 フォーナック アーゲー 耳後方取付補聴器及びその組立方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013546262A (ja) * 2010-11-11 2013-12-26 ジーエヌ リザウンド エー/エス 聴覚装置のレシーバ用のサスペンション、聴覚装置の製造方法、および聴覚装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4944877B2 (ja) 2012-06-06
EP1884140B1 (en) 2012-10-10
WO2006125434A1 (en) 2006-11-30
CA2609362A1 (en) 2006-11-30
US8605928B2 (en) 2013-12-10
AU2005332240B2 (en) 2009-09-10
DK1884140T3 (da) 2013-01-14
US20080085024A1 (en) 2008-04-10
AU2005332240A1 (en) 2006-11-30
EP1884140A1 (en) 2008-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4944877B2 (ja) 補聴器用フック
JP5271412B2 (ja) 非ロール型フォームイヤーチップ
US7369670B2 (en) Earplug and method for manufacturing the same
EP1880699B1 (en) Method for manufacturing an earplug
AU2009357228B2 (en) An ear plug for a hearing aid and a hearing aid
US20120082336A1 (en) Earphone sleeve assembly having integral barrier
US20070217642A1 (en) Isolating deep canal fitting earphone
US8130993B2 (en) Hearing device with a securing system for a receiver tube
EP2451195A1 (en) Hearing aid
US20100319189A1 (en) Replaceable hearing protection membrane for hearing devices
US7891360B2 (en) Earplug and manufacturing method
CN212137926U (zh) 听觉装置子组件
JPH10126897A (ja) 補聴器のハウジング又は耳アダプタの音響入口開口及び又は音響出口開口のための防護器具
JP2013143612A (ja) インサート型ヘッドホンの測定用装着部材
CA3140944A1 (en) Apparatus for recording physiological parameters, which can be inserted in an ear canal
WO2001024579A3 (en) Insert earphone assembly for audiometric testing and method for making same
US9724241B2 (en) Simplified hearing aid
KR20040036934A (ko) 맞춤제작 가능한 스플릿 스템 청진기
US20080267437A1 (en) Sound transmission apparatus
US9392383B2 (en) Coupling member and hearing system using it
JP3218417U (ja) イヤーピース及びそれを用いたイヤホン
US11115744B2 (en) Audio device with conduit connector
JP2020022161A (ja) マイクロフォンユニット、筐体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110415

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110927

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees