JP2008539683A - 燃料電池システムにおける適応エネルギー管理のためのシステムおよび方法ここで使用する各セクションの見出しは、構成上使用するものであり、したがって、いかなる点においても、クレームを限定すると解釈すべきではない。 - Google Patents
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Abstract
電気化学電池システムが、燃料電池発電モジュールおよび電気エネルギー貯蔵モジュールを有している。システムは、さらに、燃料電池発電モジュールの動作を調整するため、燃料電池発電モジュールおよび電気エネルギー貯蔵モジュールに接続されている適応エネルギー管理コントローラを有している。適応エネルギー管理コントローラは、負荷によって取り出される電力または電流、または負荷によって要求される電流を指示するプロセス・パラメータを測定するための測定装置を有している。コントローラは、さらに、第一の予め設定された時間期間に亘って取り出される電力を指示する時間平均値を計算し、かつ、記憶するための計算および記憶装置を有している。記憶された平均値は、第一の時間期間に続く第二の時間期間の間、燃料電池発電モジュールの動作を調整するため、適応エネルギー管理コントローラによって、実際の電流取出し要求設定点信号として使用される。時間平均は、移動時間平均、平均値、または終点-終点平均である。システムは、さらに、燃料電池スタックおよびバランス・オブ・プラント・ユニットを調整するための制御ユニットを有している。適応エネルギー管理コントローラは、制御ユニットを組み込むことができる。
Description
本発明は、燃料電池システムに関し、詳細には、燃料電池システムにおける適応エネルギー管理のためのシステムおよび方法に関する。
燃料電池セルは、特定の電気化学プロセスによって、貯蔵された反応体の化学エネルギーから電気エネルギーを生成する一種の電気化学装置である。特定のタイプの燃料電池セルの一例は、負荷に対して電気エネルギーを供給するよう動作可能なプロトン交換膜(PEM)燃料電池セルである。一般に、PEM燃料電池セルは、陽極、陰極、および陽極と陰極との間に配置された薄い重合体の膜を備えている。水素および酸化剤が、電気、熱、および水を生ずる一組の相補的な電気化学反応の反応体として供給される。
燃料電池セルは、実際には、一般に、単一のユニットとしては使用されない。それどころか、多数の燃料電池セルが、直列に接続されて、燃料電池スタックを形成し、これは今度は、燃料電池発電モジュール(FCPM)に内蔵される。燃料電池スタックで使用される酸化剤は、酸素を運ぶ周囲の空気によって供給される。高圧の燃料電池システムでは、周囲の空気は、空気圧縮機を通過させて、速度および圧力を増大させ、その状態で、酸素が、燃料電池スタック内の陰極に渡される。しかしながら、空気圧縮機は、それが動作可能であるためには、一般に、比較的大きなエネルギー入力を必要とし、これは今度は、燃料電池発電モジュールの全体的な効率を低減することになる。他方、酸化剤入力ストリームに対する入力圧の条件を緩和した低圧の燃料電池システムが開発された。しかしながら、低圧燃料電池システムに共通の問題は、そのようなシステムは、一般に、急激な、そして(あるいは)急速な負荷変動に対する出力過渡応答が遅いことである。
燃料電池システムに、より急速な動的応答性をもたらす試みでは、燃料電池発電モジュールを、よりよい過渡挙動を示す別の電力源と結合することが考えられる。一時的な電力源として、電池および(または)ウルトラキャパシタの組合せを用いるシステムが、以前に披露された。詳細には、燃料電池システムの過渡応答性を改善するばかりでなく、自動車の運転範囲を拡げるため、電池パックを備えた燃料電池システムが、実験的な燃料電池自動車で使用されてきた。
動作の際、この電池パックは、燃料電池システムと一体化された充電システムを用いて、燃料電池スタックからの出力エネルギーを結合することにより、充電される。一般に、充電システムは、電池パックの充電状態(SOC)およびシステムのデューティ・サイクル(DC)履歴(すなわち、どのようなDC電流が取り出されたか、(システムのドライブ・サイクルともいう))についての詳細なリアルタイム情報を必要とする。この情報を得るためには、燃料電池システムに、高価で複雑な計装を加えるが、これは、燃料電池システムの重量およびコスト両方の増加となる。
本発明の一実施形態の一アスペクトによれば、 燃料電池発電モジュールと電気エネルギー貯蔵モジュールとの間に接続可能な、燃料電池発電モジュールの動作を調整するための、(適応エネルギー管理コントローラの一部とすることができる)エネルギー貯蔵モジュール・インタフェースにおいて、エネルギー貯蔵モジュールは、使用の際、負荷に接続可能であり、かつ、エネルギー貯蔵モジュールは、
負荷によって取り出される電力を指示するプロセス・パラメータを測定するための測定装置と、
第一の予め設定された時間期間に亘って取り出される電力を指示する時間平均値を計算し、かつ、記憶するための計算および記憶装置と、
を含み、
記憶された時間平均値は、適応エネルギー管理コントローラによって、第一の時間期間に続く第二の時間期間の間、燃料電池発電モジュールの動作を調整するための実際の電流取出し要求設定点信号として使用される、
ことを特徴とするエネルギー貯蔵モジュール・インタフェースが提供される。
負荷によって取り出される電力を指示するプロセス・パラメータを測定するための測定装置と、
第一の予め設定された時間期間に亘って取り出される電力を指示する時間平均値を計算し、かつ、記憶するための計算および記憶装置と、
を含み、
記憶された時間平均値は、適応エネルギー管理コントローラによって、第一の時間期間に続く第二の時間期間の間、燃料電池発電モジュールの動作を調整するための実際の電流取出し要求設定点信号として使用される、
ことを特徴とするエネルギー貯蔵モジュール・インタフェースが提供される。
本発明の別のアスペクトによれば、電気エネルギー貯蔵モジュールに電気的に接続可能な燃料電池発電モジュールを含む燃料電池システムを動作させる方法であって、該方法は、
a) 燃料電池システムを負荷に接続する工程と、
b) 負荷によって取り出される電力を指示するプロセス・パラメータを測定する工程と、
c) 第一の予め設定された時間期間に亘って取り出される電力の時間平均値を計算し、かつ、記憶する工程と、
d) 記憶された平均値を、適応エネルギー管理コントローラに対する実際の電流取出し要求設定点信号として使用して、燃料電池発電モジュールの動作を、続く第二の時間期間の間、調整する工程と、
e) 工程b)乃至工程d)を第二の時間期間の終わりから繰り返す工程と、
を含むことを特徴とする方法が提供される。
a) 燃料電池システムを負荷に接続する工程と、
b) 負荷によって取り出される電力を指示するプロセス・パラメータを測定する工程と、
c) 第一の予め設定された時間期間に亘って取り出される電力の時間平均値を計算し、かつ、記憶する工程と、
d) 記憶された平均値を、適応エネルギー管理コントローラに対する実際の電流取出し要求設定点信号として使用して、燃料電池発電モジュールの動作を、続く第二の時間期間の間、調整する工程と、
e) 工程b)乃至工程d)を第二の時間期間の終わりから繰り返す工程と、
を含むことを特徴とする方法が提供される。
本発明のさらなるアスペクトによれば、燃料電池発電モジュールおよび電気エネルギー貯蔵モジュールを有する電気化学電池システムであって、燃料電池発電モジュールは、燃料電池スタック、燃料電池スタックを少なくとも一つのプロセス流体と流体連通状態で制御可能に接続するバランス・オブ・プラント・ユニット、電気エネルギー貯蔵モジュールに接続可能な燃料電池発電モジュールの出力、および負荷に接続可能な電気エネルギー貯蔵モジュールの出力を含むシステムにおいて、該システムは、さらに、
燃料電池発電モジュールと電気エネルギー貯蔵モジュールとの間に接続可能な、燃料電池発電モジュールの動作を調整するための適応エネルギー管理コントローラであって、該適応エネルギー管理コントローラは、
負荷によって取り出される電力を指示するプロセス・パラメータを測定するための測定装置と、
第一の予め設定された時間期間に亘って取り出される電力を指示する時間平均値を計算し、かつ、記憶するための計算および記憶装置と、
を含む適応エネルギー管理コントローラ、
を含み、
記憶された時間平均値は、燃料電池発電モジュールの動作を調整するための適応エネルギー管理コントローラによって、第一の時間期間に続く第二の時間期間の間、実際の電流取出し要求設定点信号として使用される、
ことを特徴とするシステムが提供される。
燃料電池発電モジュールと電気エネルギー貯蔵モジュールとの間に接続可能な、燃料電池発電モジュールの動作を調整するための適応エネルギー管理コントローラであって、該適応エネルギー管理コントローラは、
負荷によって取り出される電力を指示するプロセス・パラメータを測定するための測定装置と、
第一の予め設定された時間期間に亘って取り出される電力を指示する時間平均値を計算し、かつ、記憶するための計算および記憶装置と、
を含む適応エネルギー管理コントローラ、
を含み、
記憶された時間平均値は、燃料電池発電モジュールの動作を調整するための適応エネルギー管理コントローラによって、第一の時間期間に続く第二の時間期間の間、実際の電流取出し要求設定点信号として使用される、
ことを特徴とするシステムが提供される。
本発明の他のアスペクトおよび特徴は、本発明の具体的な実施形態についての以下の説明を検討すれば、この技術における普通の技術を有する者なら、明らかとなるであろう。
本発明をよりよく理解するために、 また、それをどのようにして実行することができるかをより明瞭に示すために、ここで例として、本発明の実施形態のアスペクトを図解し、かつ、以下に説明する添付の各図面を参照する。
燃料電池スタックは、一般に、直列に接続された多数の単一の燃料電池セルで構成されている。燃料電池スタックは、燃料電池モジュール(燃料電池発電モジュール(FCPM)とも呼ぶ)に内蔵されており、これは、適当な支持要素の組合せ(まとめて「バランス・オブ・プラント・システム」と呼ぶ)を含み、これらは、具体的には、燃料電池スタックの動作パラメータおよび機能が、定常状態の運転で、維持されるよう構成されている。バランス・オブ・プラント・システムの好適な機能は、各種の圧力、温度および流量の維持および調整を含んでいる。したがって、燃料電池モジュールは、燃料電池モジュールの機能および動作を支援するのに使用される、関連する構造要素、機械的なシステム、ハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアの適当な組合せも備えていることが、当業者には、理解されよう。このような品目には、配管、センサー、調整器、集電装置、シール、絶縁物、および電気機械コントローラが、限定無しに含まれている。以後、本発明独特のアスペクトに関わる品目のみについて説明する。
燃料電池セルの技術には、多数の異なるものがあり、一般に、本発明は、あらゆるタイプの燃料電池セルに適用可能であることが予想される。本発明の非常に具体的な実施形態例は、プロトン交換膜(PEM)燃料電池セルで使用されるよう開発されたものである。他のタイプの燃料電池セルには、アルカリ燃料電池(AFC)、直接メタノール型燃料電池(DMFC)、溶融炭酸塩型燃料電池(CMCFC)、リン酸型燃料電池(PAFC)、固体酸化物型燃料電池(SOFC)、および回生型燃料電池(RFC)が、限定無しに含まれている。
図1を参照すると、プロトン交換膜(PEM)燃料電池モジュール(以後、単に燃料電池モジュール100と呼ぶ)の簡単化された概略図が示されており、ここでは、これを説明して、電気化学電池モジュールの動作に関わるいくつかの一般的な問題を明らかにする。本発明は、一つまたはそれ以上の燃料電池セルを含む各種の構成の燃料電池モジュールに適用できることを理解すべきである。
燃料電池モジュール100は、陽極電極21および陰極電極41を備えている。陽極電極21は、ガス入力ポート22およびガス出力ポート24を備えている。同様に、陰極電極41は、ガス入力ポート42およびガス出力ポート44を備えている。陽極電極21と陰極電極41との間には、電解質膜30が配置されている。
燃料電池モジュール100はまた、陽極電極21と電解質膜30との間に第一の触媒層23、そして陰極電極41と電解質膜30との間に第二の触媒層43を備えている。いくつかの実施形態では、第一および第二の触媒層23、43は、それぞれ、直接、陽極および陰極電極21、41上に蒸着されている。
陽極電極21と陰極電極41との間には、負荷115が接続可能である。
動作の際には、水素燃料が、いくつかの予め決められた条件下で、ガス入力ポート22を通して、陽極電極21に導入される。予め決められた条件としては、例えば、流量、温度、圧力、相対湿度、および水素と他のガスとの混合比などのファクターが有るが、これらに限定されない。水素は、電解質膜30および第一の触媒層23の存在下で、以下に示す反応式(1)により、電気化学的に反応する。
H2 → 2H+ + 2e- (1)
反応式(1)の化学的な生成物は、水素イオン(すなわち、陰イオン)と電子である。水素イオンは、電解質膜30を通過して陰極電極41に至り、一方、電子は、負荷115により取り出される。過剰な水素(他のガスおよび(または)流体との組合せ体内である場合がある)は、ガス出力ポート24を通して取り出される。
H2 → 2H+ + 2e- (1)
反応式(1)の化学的な生成物は、水素イオン(すなわち、陰イオン)と電子である。水素イオンは、電解質膜30を通過して陰極電極41に至り、一方、電子は、負荷115により取り出される。過剰な水素(他のガスおよび(または)流体との組合せ体内である場合がある)は、ガス出力ポート24を通して取り出される。
同時に、周囲の空気中の酸素などの酸化剤が、いくつかの予め決められた条件下で、ガス入力ポート42を通して、陰極電極41に導入される。予め決められた条件としては、例えば、流量、温度、圧力、相対湿度、および酸化剤と他のガスとの混合比などのファクターが有るが、これらに限定されない。過剰な酸化剤および生成した水を含む過剰なガスは、ガス出力ポート44を通して、陰極電極41から取り出される。前に注目したように、低圧燃料電池システムでは、酸素は、空気ブロワー(図示せず)を用いて、燃料電池スタック内に導入される酸素を含む周囲の空気により供給される。
酸化剤は、電解質膜30および第二の触媒層43の存在下で、以下に示す反応式(2)によって、電気化学的に反応する。
1/2O2 + 2H+ + 2e- → H2O (2)
1/2O2 + 2H+ + 2e- → H2O (2)
反応式(2)の化学的な生成物は、水である。陽極電極21で、反応式(1)によって生成された電子およびイオン化された水素原子は、陰極電極41で、反応式(2)によって、電気化学的に消費される。電気化学反応式(1)および(2)は、互いに他に対して補足的であり、電気化学的に消費される各酸素分子(O2)に対して、二つの水素分子(H2)が、電気化学的に消費されることを示している。
反応体、すなわち、水素と酸素が、燃料電池モジュール100に運ばれる速度と圧力は、反応式(1)および(2)が行なわれる速度に影響する。反応速度はまた、負荷115の電流需要によって影響される。負荷115の電流需要が増大するにつれて、反応式(1)および(2)の速度は、電流需要を満たすように増大する。
増大した反応速度は、反応体が、燃料電池モジュール100の消費要求を支持する速度で補給されないかぎり、維持できない。上で注目したように、燃料電池発電装置(すなわち、図1に示した、負荷に電力を供給するため使用されている燃料電池モジュール)は、良好な定常状態の性能を示すが、負荷からの電流需要の急激な変化に対する動的応答性の点で、十分に動作しない場合がある。
すなわち、燃料電池セルは、一般に、本来的に限定された負荷スルー速度を有しており、これは、ある用途では、十分であるが、緊密な負荷追従が必要な場合は、不十分である。例えば、一般に、ブロワーは、酸化剤としての空気を供給するよう設けられており、ブロワーの速度を変えて空気供給の速度を変える。しかしながら、ブロワーには、一定の慣性が有り、その速度は、瞬間的には変えられず、ブロワーは、一般に、その速度が上がるのに数秒掛かり、その時間は、ブロワーのサイズで左右され、また、ブロワーのサイズは、燃料電池発電モジュールのサイズに関わってくる。他のタイプの燃料電池セルは、迅速な応答を妨げる他の特性を有している場合がある。動的応答性の固有の欠如が不十分であると分かった代表的な燃料電池モジュールの一例は、燃料電池モジュールが、負荷による電流需要変化の推測的な報知を受信しない(あるいは、可能的には、受信することができない)スタンドアロンAC発電システム内に在る。
より急速な動的応答性を有する燃料電池システムを得るためには、燃料電池モジュールを、電池などの、より良い過渡挙動を示す別の電力源と結合すればよい。別のオプションは、電池の代わりにウルトラキャパシタを使用することである。ウルトラキャパシタは、高い電力密度を有する電流バーストを貯蔵し、かつ、迅速に解放するのに適している。詳細には、本発明のいくつかの実施形態によれば、高電流および高容量のウルトラキャパシタを、PEM燃料電池モジュールと有利に組み合わせて、比較的急速な動的応答性を有する燃料電池システムを設けることができる。
別の装置は、FCMFの動作中に、電池およびウルトラキャパシタのいずれか、または、両方のSOCSOCのほぼ下側の境界が維持されるよう、使用することができる。本発明のいくつかの実施形態によれば、エネルギー貯蔵モジュールにおける充電状態を適応制御し、かつ、維持するため、電池パック・インタフェースが設けられる。
図1Aを参照すると、図2〜6のシミュレーション結果を出すのに使用された論理構成が示されている。ここでは、便宜上、図2との関係で以下に説明する場合に用いるのと同様の参照数字を用いる。したがって、エネルギー貯蔵モジュールとしての電池は、125で示し、適応エネルギー管理コントローラ130の一部を形成するコントローラは、231で示してある。FCPM100からの電流取出し許可信号は、237で示し、合計要求電流は、239で示してある。したがって、合計要求電流239(負荷115によって要求される電流)は、引算器50に接続されている。以下に詳述するように、これはまた、FCPM100によって供給される電流を指示する信号も受信し、したがって、その差分が、必要な、そして、電池125から取り出される電流である。52は、電池から取り出される、計算された正味の電流である。
追加の信号は、54の時間信号、56の電池電力指示信号、58の電池電圧信号、および60の電池充電状態(SOC)信号を含んでいる。電池電力信号56は、利用できる電力をキロワット単位に変換する乗算器または利得ユニット62から供給される。
図1Aでは、ブロック125は、電池125のシミュレーションを示し、充電状態60は、電池125から取り出される電流に依存して計算される。
この充電状態信号はまた、電池コントローラにも接続されており、選択されたアルゴリズムに従って、イネーブルFCPM信号を設定するのに使用される。ここで、このイネーブルFCPM信号は、充電状態信号60および合計要求電流239と共に、64で示したある種の出力表示装置または同様のものに接続されていることが注目される。
イネーブルFCMP信号は、乗算器ユニット66に接続されており、これはまた、電流取出し許可用の信号237にも接続されており、したがって、乗算器66は、イネーブルFCPM信号がセットされた時のみ、電流取出し許可信号237を前方に伝える。この電流信号は、上で注目したように、引算器50に、また、FCPM電流の出力68にも送られる。FCPMイネーブル信号には、さらなる出力70も設けられている。
図2は、本発明のアスペクトに従って設けられたエネルギー貯蔵モジュール・インタフェースを含む拡張された燃料電池システムの概略図である。具体的には、拡張された燃料電池システムは、燃料電池モジュール100(図1で説明)(図2ではFCPM100の標識が付いている)を含んでいる。拡張された燃料電池システムはまた、実践的な燃料電池セル試験システムで見出されるいくつかの基本的な特徴も含んでいる。当業者には、実践的な試験システムはまた、ハードウェア、ソフトウェア、およびファームウェアの適当な組合せに加えて、センサー、調整器(例えば、温度、圧力、湿度、および流量制御用)、制御ライン、および支援装置/計装の適当な組合せも含んでいることが理解されよう。さらに、この拡張された燃料電池システムは、PEMタイプの燃料電池セル用に構成されているが、センサー、調整器などは、他のタイプの燃料電池セル用のものに変えることが必要となる場合もある。
拡張された燃料電池システムはまた、反応体モジュール120、適応エネルギー管理コントローラ130、およびエネルギー貯蔵モジュール125も含んでおり、負荷115に接続されている状態を、例としてのみ示してある。反応体モジュール120は、FCPM100用の水素および(または)酸化剤を貯蔵するため設けてある。エネルギー貯蔵モジュール125は、鉛酸電池または他の適当なタイプの電池、および(または)ウルトラキャパシタを含む電池パックとすることができる。図2には、電流取出し許可信号(CDA)237を示したほか、電流取出し要求(CDR)信号235も示してある。CDA237は、FCPMの状態により、CDR235より小さくすることができ、例えば、FCPM100のセルが損傷されたか、あるいは、通常のレベル以下で動作している場合、小さくすることができる。
適応エネルギー管理コントローラ130は、コントローラ231およびエネルギー貯蔵モジュール・インタフェース(ESMI)233を含んでおり、FCPM100とエネルギー貯蔵モジュール125との間に結合されて、エネルギー貯蔵モジュール125のSOCの下側の境界の維持を容易にしている。いくつかの実施形態では、適応エネルギー管理コントローラ130によって行なわれるSOC制御は、安価で、証明済みで、広く利用できる鉛酸電池技術の利用を可能にするものである。鉛酸電池は、放電深さおよび充電率に非常に敏感なので、電気自動車用途では、一般に、使用されない。本発明のアスペクトによる方法では、充電/放電の比率は、電池および(または)使用されるウルトラキャパシタの満容量に近い狭い範囲内で管理される。本発明の他のアスペクトによれば、他のタイプの電池、例えば、リチウム・イオン電池が使用できる。
いくつかの実施形態では、ESMI233によって有効化される制御には、回生制動などの追加のエネルギー源も考慮することができる。必要とされる全てのことは、以下でさらに詳述するように、SOCの目標設定点を変えることである。さらに、電池および(または)ウルトラキャパシタに関連したデューティ・サイクルについてのいかなる推測的な報知も必要としない。設定点は、所望なら、シミュレーションによって推測的にチューニングを取ることができるが、これは、必要ではない。
またさらに、FCPMの寿命は、延長することが可能である。なぜなら、拡張された燃料電池システムは、電力アップと電力ダウンそしてアップの厳しい傾斜変化を繰り返しサイクル動作させる必要なしに、ESMI233を用いて最適化された定常状態で動作可能にすることができるからである。
本発明の範囲は、他のエネルギー貯蔵装置を含んでおり、シミュレーション・データは、本発明のアスペクトによる制御方法が、ウルトラキャパシタ・システムと組み合せたFCPMに適用できることを示している。この制御方略は、ウルトラキャパシタからの電圧リミットにおいて狭い振幅を維持することを可能にするであろう。これは、ある用途に対して、リザーブ電力が必要とされる場合に有利である。より大きな電圧振幅が、望まれるか、あるいは、ある用途に対して許容できる場合は、この制御方略は、適切な設定点を最高および最低電圧に設定することによって、これを考慮する。同じ制御論理は、エネルギー貯蔵媒体とは無関係に利用できる。この制御方略は、電圧および電流リミット(最高および最低)に対する最適な設定点を決定するため、電池化学の知識の使用を必要とする場合がある。上で説明したように、所望の充電状態を維持するためには、制御利得をチューニングして、各電池モデルおよびタイプ独特の能率に取り組めばよい。
図3を参照し、続いて図2を参照すると、585Ah(Ahはアンペア時)の最大容量を有する第一の電池パックの、純然たる電気的放電中の、放電電圧、放電電流、および充電状態(SOC)についてのシミュレーション結果を示す好適な一組のグラフが示されている。すなわち、図2を参照すると、エネルギー貯蔵モジュール125は、585Ahの容量を有する電池パック125である。充電率は、履歴的な平均データ(デューティ・サイクルに基づく)に関連づけられる。アンペア時が、計算され、SOCが、一定の目標値に達したと判定された時、FCPM100は、オフに切り換えられる。したがって、切換え点は、SOCを測定するハードウェア計装の使用によってではなく、アンペア時の簡単な計算によって判定される。別法として、アンペア時を計算する代わりに、一定の時間に亘って電池電圧を監視して、SOCを予測することもできる。また、例えば、使用する電池のタイプによって、両方の方法を同時に使用し、かつ、「アンド」または「オア」関係と論理的に組み合わせることもできる。これは、使用される電池または他の貯蔵装置のタイプで完全に決まると言える。例えば、鉛酸電池は、SOCを電池の端子電圧から判定することを可能にする分極曲線を有している。他のタイプの電池、例えば、NiMHは、平らな特性曲線を示し、したがって、充電状態の指示は、電圧では、ほとんど得られないが、NiMHの場合、他の方法、例えば、電池温度を監視する方法が可能である。図3は、電池パック125を再充電することなく、一定の時間に亘って、純然たる放電を行う場合のベースライン・ケースを示す。上側のグラフは、経過時間の関数としての出力電圧を示し、真ん中のグラフは、経過時間の関数としての取出し電流を示し、下側のグラフは、経過時間の関数としての、一般に3-1で表わされるSOCを示す。
図4は、放電電圧、放電電流、SOC4-1、および燃料電池発電モジュール(FCPM)イネーブル/充電信号4-2についてのシミュレーション試験結果を示す、第一の一組の延長時間グラフ例である。FCPMイネーブル/充電信号は、電池パック125を充電するためのデューティ・サイクルを指示する。図4で示すデータに対応するシミュレーションでは、585Ahの電池パック125は、図3と同じ負荷曲線で動作し、FCPM100は、電池パック125を特定の時間で、かつ、0.136C(この場合は80A)に等しい充電電流で充電する(ここで1.0Cは、電池パック125のアンペア単位で表わされた最大容量、すなわち、ここでは585アンペアを表わす)。上側の二つのグラフは、電池パックの、経過時間の関数としての電流および電圧を示す。下側の二つのグラフは、電池のSOC4-1およびFCPMイネーブル信号4-2を経過時間の関数として示す。電池パック125の充電を開始/停止させるFCPMイネーブル信号4-2に対して選択された設定点は、0.9SOCである。図4では、FCPM100は、シミュレーション動作の開始から約2500秒で電池パック125を充電するよう動作させ、かつ、シミュレーションの終わりまで動作状態にしておく。シミュレーション結果は、SOC4-1は、この例(0.136C)の充電電流を用いた場合、FCPM100を連続的に動作させても、所望の値0.9以上には維持できないことを示している。これは、恐らく、クーロン非効率から生ずるシステム損失によっている。本発明のいくつかのアスペクトによれば、以下に述べるように、利得パラメータを利用して、所望のSOCレベルを維持し、かつ、クーロン非効率を克服することができる。
図5は、放電電圧、放電電流、SOC5-1、およびFCPMイネーブル/充電信号5-2についてのシミュレーション試験結果を示す、第二の一組の延長時間グラフ例である。このシミュレーションでは、充電電流は、0.146C(この特定の例では85.4A)に設定されている。結果は、SOC5-1は、図4の場合に比べて、より高いレベルに維持され、かつ、負荷からの電力需要の変化によるいくらかの変動は有るが、一般に、所望の充電状態0.9Cを維持している。しかしながら、SOC5-1は、この例(0.146C)の充電電流を用いて、所望の値以上に維持することはできるが、欠点は、電池パック125の充電を維持するためには、FCPMイネーブル信号5-2、したがってFCPM100を連続的に高い状態で動作させなければならないことである。
図6は、放電電圧、放電電流、SOC6-1、およびFCPMイネーブル/充電信号6-2についてのシミュレーション試験結果を示す、第三の一組の延長時間グラフ例である。このシミュレーションでは、充電電流は、0.2C(この特定の例では117A)に設定されている。したがって、SOC6-1は、図4および5に示したシミュレーション結果に比べて、より高いレベルに維持することができる。事実、SOC6-1は、完全に近い充電レベルに接近し、もし、FCPMイネーブル信号6-2を、充電プロセスに対して停止を指示するよう変化させなかったとしたら、完全な充電レベルに達していたはずである。すなわち、SOC6-1は、FCPMイネーブル信号6-2がオフ状態に切り換えられる直前に到達する最高値(0.95C)と、FCPMイネーブル信号6-2が、オン状態に切り換えられる直前に到達する最低値(0.9C)との間を変動する。SOC6-1が変動する範囲は、最高および最低の電池電圧値で規定することができ、かつ、本発明の異なる実施形態では、使用する電池のタイプおよび電池システムを使用する用途により変えることができる。
図6はまた、FCPM100をオンおよびオフに切り換える効果を明瞭に示している。すなわち、オンにすると、電池電圧は、より高くなり、かつ、SOCが0.95に近づくにつれて、上向きに傾斜変化し、FCPMをオフに切り換えると、電圧は、降下し、かつ、SOCが、0.9Cの値まで傾斜降下するにつれて、傾斜降下する。一般に、充電率が高ければ高いほど、電池端子の電圧に対するその影響は、より顕著になる。これは、少なくとも部分的には、内部電池抵抗によるものである。この抵抗の両端の電圧降下は、充電率に左右され、かつ、この電圧降下は、電池端子に現れる電圧に加えられる。したがって、FCMPを高いレベルで充電するよう設定し、次いで、頻繁にオン・オフさせると、電池端子に大きな電圧振幅が生ずる。他の好適な充電率は、0.136C、0.25C、0.3C、0.4C、および0.8Cであり、これらは全て、電池の容量をアンペア単位で表わしたものを1.0Cとして求めた値である。
ここで図1Bを参照すると、これは、電池の充電状態を管理するための適応エネルギー管理システムまたは技法のインプリメンテーションを含む、図1Aの構成の変形例を示している。簡単さおよび簡潔さのため、図1Bの同様な構成要素には、図1Aと同じ参照番号を付け、かつ、これら構成要素の説明は、繰り返さない。
要するに、図1Bにおいては、エネルギー貯蔵モジュール・インタフェース(ESMI)233が、追加的に示されている。
このエネルギー貯蔵モジュール・インタフェース233は、時間信号54用の入力、および要求または取出し電流239用の入力を有している。それはまた、以下に詳しく説明するように、電流積分用の入力72を有している。
エネルギー貯蔵モジュール・インタフェース233は、その出力側に、電流平均出力を有しており、これは、電流取出し許可信号237を与え、また、乗算器66に接続されており、したがってFCPM100にイネーブル信号を与える。また、電流開始信号用の出力74、および時間開始信号76用の出力76も有している。時間開始信号76は、引算器78に接続されており、ここで、それは、現在の時刻から引かれて、時間期間の開始からの経過時間を効果的に与える。この経過時間は、次いで、ユニット80に送られ、ここで、それは、区間ユニット82から与えられる設定された時間区間と比較される。経過時間が、区間ユニット82から供給される時間区間より大きい場合は、次いで、エネルギー貯蔵モジュール・インタフェース233の制御入力84に信号が供給される。
積分ユニット86も、この制御信号を受け取り、さらに電流開始信号64および電流要求または取出しも受け取る。積分ユニット86は、時間について電流を積分して、例えば、アンペア時として測定される供給された総電荷の量を与える。この信号は、72で示したように、ESMI233に供給される。
使用の際には、信号237により、ある期間に対して設定すべき平均電流は、以前の時間期間で求めた総電荷量(積分された電流信号72)により設定される。したがって、次の、あるいは、第二の時間期間では、この平均電流が、供給され、同時に、総計の取出し電流が、再び時間について積分されて、第二の時間期間中に渡された電荷の量が得られる。したがって、連続的に、ESMI233は、各時間区間中にFCPM100によって渡される電流を調整し、かつ、以前の電流履歴、もしくは、供給された総電荷量に依存して、電池パック125の充電状態を所望のレベルに維持する。充電状態が、所望のレベルを超える場合は、イネーブルFCPM信号は、設定されない。
図7は、本発明のアスペクトによる、放電電圧、放電電流、SOC7-1、およびFCPMイネーブル/充電信号7-2についてのシミュレーション試験結果を示す、第一の一組の延長時間グラフである。より具体的には、図7は、本発明のアスペクトによる適応エネルギー管理(AEM)システムおよび方法によるシミュレーション結果を示している。より具体的には、図7は、図3〜6の場合と同じ負荷115を駆動する585Ahの電池パック125を示しており、FCPM100は、以下に説明するように計算される変化する電流取出し要求(CDR)に等しい充電電流で、電池パック125を充電する。
本発明のいくつかのアスペクトによって、適応的かつ変化的な電流平均化充電手順を用いて、電池パック125を充電したが、その際、簡単な2元のオン/オフ信号とは対照的に、FCPM100から取り出される充電電流に比例したレベルに設定したFCPMイネーブル/充電信号7-2に時間平均化周期を適用した。
本発明のいくつかのアスペクトによれば、デューティ・サイクルの「移動」時間平均は、測定された取出し電流、測定された取出し電力、電流取出し要求、または電力取出し要求のうちの一つの形を取る。本発明のいくつかのアスペクトによれば、時間平均取出し電流が、計算され、かつ、選択された時間区間に亘る平均化された電流が、FCPM(例えば、FCPM100)に対する電流取出し要求(CDR)となる。これは、各種のやり方で行うことができる。すなわち、選択された期間に亘る時間についての電流の真の積分、時間期間中に取られた選択された数の電流データ点の平均、あるいは、終点、すなわち時間期間の終点における電流の平均とすることができる。いくつかの用途では、移動窓を用いることができる場合がある。本発明のいくつかのアスペクトによれば、移動平均区間の時間期間は、充電電流の大きさに影響を与える場合がある。以下に、本発明のアスペクトによるFCPMイネーブル/充電信号のレベルの決定法を説明する。
図7を詳しく参照すると、上側の二つのグラフは、経過時間の関数としての取出し電流および電圧を示している。下側の二つのグラフは、経過時間の関数としての電池SOC7-1およびFCPM7-2を示している。図7は、15秒の時間平均化周期を利用した結果を示しているが、この15秒は、例としてのみ選択されたものである。当業者は、時間平均化周期は、特定の用途に具体的に適するよう、調整/選択することができ、かつ、他の好適な平均化周期は、30、60、120、180、300、および600秒であることが理解されよう。この結果は、SOC7-1が、非常に小さな変動で、ほぼ一定のレベル(この特定の例では約0.9C)に維持されることを示している。
図8は、本発明のアスペクトによる、放電電圧、放電電流、SOC8-1、およびFCPMイネーブル/充電信号8-2についてのシミュレーション試験結果を示す、第二の一組の延長時間グラフである。より具体的には、図8は、図7に示したグラフに対応するグラフを示しているが、30秒の時間平均化周期を利用している。図8に示した結果は、SOC8-1が、30秒の時間平均化周期を用いる時間に亘って、ゆっくりと減少することを示している。一般に、時間平均化周期が、閾値(例えば、図7に示したこの例では15秒)を超えて増大すると、電池パックのSOCが、図8の場合のように、予め決められた下側の境界(例えば、0.90C)以下に落ちる可能性が増大する。本発明のいくつかのアスペクトによれば、(以下に説明するように)、この効果を補償するため、利得係数を導入することができる。
図9は、本発明のアスペクトによる、放電電圧、放電電流、SOC9-1、およびFCPMイネーブル/充電信号9-2についてのシミュレーション試験結果を示す、第三の一組の延長時間グラフである。より具体的には、図9は、図7および8に示したグラフに対応するグラフを示しているが、600秒の時間平均化周期を利用している。SOC9-1は、図8で得られた結果で確立した傾向に従い、この特定の時間平均化周期を用いる一定の時間に亘って、減少するが、より長い平均化周期により、より迅速な減少速度およびより大きな変動量の両方を示す。これは全て、可変FCPMイネーブル/充電信号902により指示されるFCPM100の可変動作とは無関係に生ずる。
図10は、本発明のアスペクトによる、放電電圧、放電電流、SOC10-1、およびFCPMイネーブル/充電信号10-2についてのシミュレーション試験結果を示す、第四の一組の延長時間グラフである。続いて図2を参照すると、図10で得られたシミュレーション結果は、293Ahの最大容量を有する電池パック125、および適応的な電流平均化充電手順を用い、時間平均化周期を利用した本発明のアスペクトによる第二の充電スキームで得られたものである。
本発明のいくつかのアスペクトによれば、デューティ・サイクルの「移動」時間平均は、測定された取出し電流、測定された取出し電力、電流取出し要求、または電力取出し要求のうちの一つの形を取る。本発明のいくつかのアスペクトによれば、時間平均取出し電流が、計算され、かつ、選択された時間区間に亘る平均化された電流が、FCPM(例えば、FCPM100)に対する電流取出し要求(CDR)となる。本発明のいくつかのアスペクトによれば、移動平均区間の時間期間は、充電電流の大きさに影響を与える場合がある。以下に、本発明のアスペクトによるFCPMイネーブル/充電信号のレベルの決定法を説明する。
図10を詳しく参照すると、上側の二つのグラフは、経過時間の関数としての取出し電流および電圧を示している。下側の二つのグラフは、経過時間の関数としての電池SOC10-1およびFCPMイネーブル/充電信号10-2を示している。結果は、図7に示した結果の場合と同様、15秒の時間平均化周期を利用して得られた。図7に示した結果の場合と同様、この場合も、SOC10-1は、非常に小さな変動で、ほぼ一定のレベル(この特定の例では約0.9C)に維持されている。
図11は、本発明のアスペクトによる、放電電圧、放電電流、SOC11-1、およびFCPMイネーブル/充電信号11-2についてのシミュレーション試験結果を示す、第五の一組の延長時間グラフである。図11は、図10で示したグラフに対応するグラフを示しているが、30秒の時間平均化周期を利用している。結果は、SOC11-1が、図10に示した変動よりややより大きな変動で、ほぼ一定のレベル(この特定の例では約0.9C)に維持されることを示している。図8に示した結果(これは、SOC8-1が、時間平均化周期が30秒の場合、一定の時間に亘って減少することを示している)とは対照的に、SOC11-1は、FCPMイネーブル/充電信号11-2に適用された電流利得係数の追加の結果として、維持されている。以下に、電流利得係数の決定法を説明する。
図12は、本発明のアスペクトによる、放電電圧、放電電流、SOC12-1、およびFCPMイネーブル/充電信号12-2についてのシミュレーション試験結果を示す、第六の一組の延長時間グラフである。図12は、図10で示したグラフに対応するグラフを示しているが、600秒の時間平均化周期を利用している。結果は、SOC12−2が、電流利得係数の適用にも係らず、この特定の時間平均化周期を用いる一定の時間に亘って、ゆっくりと減少することを示している。
提供したシミュレーション結果について示したように、本発明のいくつかのアスペクトによれば、FCPMイネーブル/充電信号に適用できるチューニング可能な/調整可能な制御パラメータを用いることが有利な場合もある。本発明のいくつかのアスペクトによれば、このようなパラメータは、電流利得係数または利得パラメータの形を取ることができる。
さらに、適応エネルギー管理制御手順に従って、電流取出し要求(CDR)を、次の式(3)を用いて求めることができる。
CDR = (利得 * 時間_平均_負荷_電流) (3)
時間_平均_負荷_電流は、代表的な時間区間、例えば600秒に亘る時間平均である。
CDR = (利得 * 時間_平均_負荷_電流) (3)
時間_平均_負荷_電流は、代表的な時間区間、例えば600秒に亘る時間平均である。
利得パラメータ、利得は、次の式(4)を用いて推計する。
利得 = ES_V/FC_V/C (4)
ES_V項は、維持すべき所望の目標SOCにおける電池エネルギー貯蔵電圧である。FC_V項は、最大電流密度(一般に約0.8A/cm2)におけるFCPM電圧である。C項は、平均化された電池クーロン効率および平均化された電力エレクトロニクス効率の最低値である。
利得 = ES_V/FC_V/C (4)
ES_V項は、維持すべき所望の目標SOCにおける電池エネルギー貯蔵電圧である。FC_V項は、最大電流密度(一般に約0.8A/cm2)におけるFCPM電圧である。C項は、平均化された電池クーロン効率および平均化された電力エレクトロニクス効率の最低値である。
以下は、10kWのFCPMおよびNiCdエネルギー貯蔵(ES)電池モジュールを用いた場合の計算例である。
ES_V = 77.82 V 0.9のSOCにおけるNiCd電池の電圧
FC_V = 40.28 V 0.8 A/cm2におけるハイドロジェニクスHyPM 10 FCPMの場合
C = 最低(0.9、0.945) = 0.9 (平均的な電池クーロン効率は、0.9であり、平均的なブースト変換器効率(電力エレクトロニクス効率)は、0.945である。)
したがって、制御利得 = 77.82/40.28/0.9 = 2.1465。
ES_V = 77.82 V 0.9のSOCにおけるNiCd電池の電圧
FC_V = 40.28 V 0.8 A/cm2におけるハイドロジェニクスHyPM 10 FCPMの場合
C = 最低(0.9、0.945) = 0.9 (平均的な電池クーロン効率は、0.9であり、平均的なブースト変換器効率(電力エレクトロニクス効率)は、0.945である。)
したがって、制御利得 = 77.82/40.28/0.9 = 2.1465。
上記の説明は、実施形態の例であるが、本発明は、正当な意味および添付のクレームの範囲を逸脱することなしに、修正および変更の余地が有ることが分かるであろう。したがって、上記の説明は、単に本発明の実施形態のアスペクトの用途を説明するものにすぎず、本発明の多数の修正および変形例が、上記の教示に照らして可能である。
本発明は、一つの先行する時間期間において、電池または他のエネルギー貯蔵装置からの電力消費量を記録し、あるいは計算し、次いで、この電力消費量を用いて、第二の、続いて起こる時間期間でFCPM100が生成すべき電力を決定して、エネルギー貯蔵装置に補給する原理を基にしている。これらの時間期間は、FCPM100を新しい動作レベルに調整するのに必要な時間に比べて、比較的長く取ることができ、かつ、各期間中、FCPM100は、実質的に一定のレベルで動作する。
本発明は、具体的には、まさに最大電力までの電力の大部分が、エネルギー貯蔵モジュールによって生成されるシステムに適用可能であるよう意図されている。例えば、自動車タイプの用途では、25キロワットの容量を有するFCPM100および最大定格100キロワットを有するエネルギー貯蔵モジュール125が実現可能であろう。(エネルギー貯蔵装置の最大定格は、燃料電池セル電力ユニットの最大定格に比べて、正確さがはるかに低い量の場合があることが理解されよう。例えば、ウルトラキャパシタは、短い時間期間の間なら、非常に高い電力レベルで供給できるが、多くの電池では、内部抵抗が高いため、内部抵抗による損失および結果としての熱発生が許容できれば、高い電力レベルが得られる。)このようなセットアップでは、最大電力は、FCPM100および電池または他のエネルギー貯蔵モジュール125の両方が、最大容量で動作した場合、125キロワットとなるであろうことが、理解されよう。より小形の車両、例えば、近隣住区電気自動車に基づくものは、FCPM100は、5キロワットと定格し、30キロワットのウルトラキャパシタ・バンク(エネルギー貯蔵モジュール125となる)と組み合わせることができよう。
したがって、このようなセットアップでは、大部分の時間の間、電力は、エネルギー貯蔵モジュール125によって供給され、かつ、FCPM100は、エネルギー貯蔵モジュール125を、実質的に一定の充電状態に維持するよう動作するであろうことが、想像される。また、最大電力が必要とされる場合(例えば、突然の加速、登坂、などの場合)は、エネルギー貯蔵モジュール125から最大電流の取出しが必要となり、同時にFCPM100は、最大容量で動作する場合があることが認識されよう。
同様に、任意の与えられた時間期間におけるFCPM100の動作は、その時間期間に先行する電力に基づくことが意図されているが、大部分の用途では、動作条件が突然に変わる場合は、ある種のオーバライド・タイプの機能が働くことが望ましいか、あるいは、必要であろう。例えば、上で注目したように、高い電力レベルに対する突然の需要が生じた場合、取り出された電力の当面の過去の履歴とは無関係に、FCPM100は、最高の動作レベルに切り換えられるべきである。対応的に、車両が、一般に一様な電力レベルで運転されていた状態で、突然に停止された場合は、FCPM100を当面の過去の動作履歴によって決定される電力レベルで動作させ続けるのではなく、迅速に停止させることが必要となる場合がある。
FCPM100は、エネルギー貯蔵モジュール125を所望のSOCに維持するよう動作するであろうことが、示唆されている。貯蔵のタイプにもよるが、このSOCを別個に監視することが可能である(別個に監視する理由は、さもないと、エネルギー貯蔵モジュール125から取り出される電力およびそれに供給される電力の連続的な積分または計算を行なって、その現在のSOCを判定しなければならないからである)。このSOCは、エネルギー貯蔵モジュールの特性、および、それが、どの程度までSOCの広い振れを受け入れることができるか、を含む多数の特性により設定することができる。
自動車および他の用途の場合は、一般に、SOCを十分低いレベルにして、実際、回生制動でエネルギーを回復するのに利用できる貯蔵室が、エネルギー貯蔵モジュール125の中に有るようにするのが望ましいであろう。したがって、いかなる時でも、望ましくは、設定されたSOCと最高SOCとの間の差は、回生制動によって車両の最高速度から回復できるであろうエネルギーに相当する。
時間期間の長さの選択については、これは、個々の構成要素の特性、および特定のシステムの動作特性に依存することになる。例えば、電力需要に、頻繁で大幅な変動が有る場合は、比較的短い時間期間にして、エネルギー貯蔵モジュールを所望の充電状態に維持することが必要な場合がある。他方、電力需要に大きな変動が有るが、それらは、比較的短い継続時間のものである場合は、比較的長い期間にして、実際、各期間内で、それらの変動をいくらか平滑にするのが、より有利である場合がある。また、各種の技法を用いて、サンプリング速度を設定し、かつ、そのサンプリング速度を変化させて、例えば、エネルギー貯蔵モジュール125から取り出される電力の導関数を取り、これが、高いレベルを示して、大きな、かつ、多くの変動を指示する場合は、それにより、より短い時間期間を設定することもできる。
自動車用途の場合は、これは、実際、異なる運転条件同士の間でシステムを調整することを可能にするであろう。例えば、市内運転で、電力需要に多くの、かつ、大幅な変動が有る場合は、比較的短い時間期間を設定することができよう。他方、上記の導関数法、または、何らか他の技法を用いる場合は、これは、車両が高速道路条件で実質的に一定の電力レベルで動作する時、検出することができよう。したがって、時間期間は、実質的に同じ充電状態を維持しながら、長くすることができよう。これは、FCPM100を、動作条件のより少ない変化で、より一定の条件で動作させることを可能にするであろうし、また、これは、一般に、FCPM100の効率を向上させることになろう。
鉛酸、リチウムイオン、およびニッケル水素電池などの各種の異なる貯蔵装置が使用でき、また、ウルトラキャパシタが、非電池貯蔵媒体として使用できる。これらの、また、任意の他の適当な貯蔵装置は、二つまたはそれ以上の異なるタイプの装置を含む組合せで使用できる。さらに、得られた総貯蔵量の比率は、変更でき、使用された各貯蔵装置のタイプについて同じである必要はない。
ここで疑念を回避するため付言すれば、SOCの事前の報知は、不要であることに注目したい。本発明は、貯蔵モジュールから電力を供給し、次いで、FCPM100によって供給される電力が、これにマッチして、一様なSOCを維持することを保証するというコンセプトに基づいている。貯蔵モジュールから利用できる電力が、FCPM100からのそれより大きい場合は、これは、「電池支配の」または「パワー・モジュール支配の」システムと考えることができる。
Claims (20)
- 燃料電池発電モジュールと電気エネルギー貯蔵モジュールとの間に接続可能な、該燃料電池発電モジュールの動作を調整するための、エネルギー貯蔵モジュール・インタフェースにおいて、該エネルギー貯蔵モジュールは、使用の際、負荷に接続可能であり、かつ、該エネルギー貯蔵モジュールは、
該負荷によって取り出される電力を指示するプロセス・パラメータを測定するための測定装置と、
第一の予め設定された時間期間に亘って取り出される電力を指示する時間平均値を計算し、かつ、記憶するための計算および記憶装置と、
を含み、
該記憶された時間平均値は、該適応エネルギー管理コントローラによって、該第一の時間期間に続く第二の時間期間の間、該燃料電池発電モジュールの動作を調整するための実際の電流取出し要求設定点信号として使用される、
ことを特徴とするエネルギー貯蔵モジュール・インタフェース。 - 該測定装置によって測定される該プロセス・パラメータは、該負荷によって取り出される電力、要求される電力、取り出される電流、および要求される電流のうちの一つである、請求項1記載のエネルギー貯蔵モジュール。
- 該時間平均値は、移動時間平均、平均値、および終点-終点平均からなるグループから選択される、請求項1記載のエネルギー貯蔵モジュール。
- 該燃料電池スタックを調整するための制御ユニットをさらに含む、請求項3記載のエネルギー貯蔵モジュール。
- 該制御ユニットは、該燃料電池発電モジュールによって供給される電流に適用されるべき利得を計算するための利得計算装置を含む、請求項4記載のエネルギー貯蔵モジュール。
- 該利得計算装置は、該燃料電池セルによって供給される電流を設定するため、下記の式、すなわち、
電流取出し要求 = 「利得」 x 記憶された時間平均値
によって電流取出し要求を計算する、請求項5記載のエネルギー貯蔵モジュールにおいて、
該「利得」は、次の式、すなわち、
利得 = ES_V/FC_V/C
によって計算され、
ここで、ES_Vは、該エネルギー貯蔵モジュールの、所望の目標充電状態における電圧であり、
FC_Vは、該燃料電池発電モジュールの、最大電流密度における電圧であり、かつ、
Cは、該エネルギー貯蔵モジュールの、平均化されたクーロン非効率の最低値であり、かつ、該電力エレクトロニクスの、平均化された非効率である、
請求項5記載のエネルギー貯蔵モジュール。 - 該第一および第二の時間期間は、同じである、請求項1記載のエネルギー貯蔵モジュール。
- 該第一および第二の時間期間は、異なっている、請求項1記載のエネルギー貯蔵モジュール。
- 該燃料電池発電モジュールの最大電力出力は、該エネルギー貯蔵モジュールの最大電力出力より少ない、請求項1記載のエネルギー貯蔵モジュール。
- 該エネルギー貯蔵モジュールは、該燃料電池発電モジュールの最大電力出力の4乃至5倍の範囲内である最大電力出力を有している、請求項9記載のエネルギー貯蔵モジュール。
- 電気エネルギー貯蔵モジュールに電気的に接続可能な燃料電池発電モジュールを含む燃料電池システムを動作させる方法であって、該方法は、
a) 該燃料電池システムを負荷に接続する工程と、
b) 該負荷によって取り出される電力を指示するプロセス・パラメータを測定する工程と、
c) 第一の予め設定された時間期間に亘って取り出される電力の時間平均値を計算し、かつ、記憶する工程と、
d) 該記憶された平均値を、該適応エネルギー管理コントローラに対する実際の電流取出し要求設定点信号として使用して、該燃料電池発電モジュールの動作を、続く第二の時間期間の間、調整する工程と、
e) 工程b)乃至工程d)を該第二の時間期間の終わりから繰り返す工程と、
を含むことを特徴とする方法。 - 工程(b)は、該負荷によって取り出される電力、要求される電力、取り出される電流、および要求される電流のうちの一つを測定する工程を含む、請求項7記載の方法。
- 工程b)における該時間平均は、移動時間平均、平均値、および終点-終点平均からなるグループから選択される、請求項11記載の方法。
- 該第二の時間期間を、該第一の時間期間と同じであるように選択する工程を含む、請求項11記載の方法。
- 該第一および第二の時間期間の長さを変化させる工程を含む、請求項11記載の方法。
- 燃料電池発電モジュール、電気エネルギー貯蔵モジュール、および適応エネルギー管理コントローラを有する電気化学電池システムを動作させる方法であって、該方法は、
a) 燃料電池発電モジュールを、該適応エネルギー管理コントローラを介して、該電気エネルギー貯蔵モジュールに接続する工程と、該電気エネルギー貯蔵モジュールを負荷に接続して、電力を該負荷に供給する工程と、
b) 該負荷によって取り出される電力を指示するプロセス・パラメータを測定する工程と、
c) 第一の予め設定された時間期間に亘って該負荷によって取り出される電力の時間平均値を計算し、かつ、記憶する工程と、
d) 記憶された平均値を、該適応エネルギー管理コントローラに対する実際の電流取出し要求設定点信号として使用して、該燃料電池発電モジュールの動作を、続く第二の時間期間の間、調整する工程と、
e) 工程b)、c)、およびd)を該第二の時間期間の終わりから繰り返す工程と、
を含むことを特徴とする方法。 - 燃料電池発電モジュールおよび電気エネルギー貯蔵モジュールを有する電気化学電池システムであって、該燃料電池発電モジュールは、燃料電池スタック、該燃料電池スタックを少なくとも一つのプロセス流体と流体連通状態で制御可能に接続するバランス・オブ・プラント・ユニット、該電気エネルギー貯蔵モジュールに接続可能な該燃料電池発電モジュールの出力、および負荷に接続可能な該電気エネルギー貯蔵モジュールの出力を含むシステムにおいて、該システムは、さらに、
該燃料電池発電モジュールと該電気エネルギー貯蔵モジュールとの間に接続可能な、該燃料電池発電モジュールの動作を調整するための適応エネルギー管理コントローラであって、該適応エネルギー管理コントローラは、
該負荷によって取り出される電力を指示するプロセス・パラメータを測定するための測定装置と、
第一の予め設定された時間期間に亘って取り出される電力を指示する時間平均値を計算し、かつ、記憶するための計算および記憶装置と、
を含む適応エネルギー管理コントローラ、
を含み、
該記憶された時間平均値は、該燃料電池発電モジュールの動作を調整するための該適応エネルギー管理コントローラによって、該第一の時間期間に続く第二の時間期間の間、実際の電流取出し要求設定点信号として使用される、
ことを特徴とするシステム。 - 該時間平均値は、移動時間平均、平均値、および終点-終点平均からなるグループから選択される、請求項17記載のシステム。
- 該システムは、該燃料電池スタックおよび該バランス・オブ・プラント・ユニットを調整するための制御ユニットをさらに含む、請求項18記載のシステム。
- 該適応エネルギー管理コントローラは、該制御ユニットを含む、請求項19記載のシステム。
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