JP2008535861A - ヒトの美しさの利益のための経口投与されたプロバイオティクビフィズス菌の使用方法 - Google Patents

ヒトの美しさの利益のための経口投与されたプロバイオティクビフィズス菌の使用方法 Download PDF

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Abstract

美容上の美しさの利益を実現するためのヒトのケラチン組織の状態の調節。前記方法は、ヒトの毛髪、皮膚(例えば、頭皮)、及び爪などのヒトのケラチン組織の美容上の外観の予防的または治療的調節のいずれかを包含する。

Description

本発明は、プロバイオティクビフィズス菌の分野に関し、より具体的には、美容上の美しさの利益を実現するためにヒトのケラチン組織の状態を調節するためのプロバイオティクビフィズス菌の使用方法に関する。
哺乳類の胃腸(GI)管を細菌のコロニー形成から守るための防御機構は、きわめて複雑である。ほとんどの哺乳類のGI管には、自然の微生物相及び侵入性病原微生物の両方がコロニーを形成している。健康な状態では、これらの対抗する微生物相は平衡状態にある。ヒトの健康は、食餌及びGIの健康と密接に関係しており、ヒトの腸内微生物相の平衡の維持が、ヒトの健康の改善をもたらすことができる。
腸の微生物相の数及び組成は、安定する傾向にあるが、年齢及び食餌によって変化することもある。胃液酸性度、胆汁、腸ぜん動運動及び局所免疫は、ヒトの小腸内の細菌叢の調節に重要であると考えられている因子である。多くの場合、ヒトのGIの疾患は、細菌異常増殖及び病原菌による腸毒素の産出と関連がある。これらの因子は、腸の微生物相平衡を乱し、炎症及び異常な免疫反応を促進させ得る。それ故に、腸の微生物相平衡の変更は、多くのGI疾患をもたらすまたは防止する場合がある。
最近、ヒトなどの哺乳類の胃腸管から単離することによって得られるいくつかの貴重な細菌株、及びプロバイオティク剤(probiotic agents)としてのそれらの潜在的な利用に脚光を当てた研究が始まっている。プロバイオティクスは、生菌若しくは死菌、タンパク質若しくは炭水化物などのそれらの構成成分、または天然微生物相をGI管内に保存することによって哺乳類の健康を促進する細菌発酵の精製画分を調製して、異常な免疫反応における正常な制御を強化すると考えられている。
プロバイオティク細菌は、治療を意図している種に由来するかまたは近縁種である場合、より有効であると一部で考えられている。幾つかのプロバイオティク細菌株は解明されているが、これら菌株の使用方法及びそれらの治療上の有効性は、主としてヒトの胃腸疾患の調節に限られていた。今までのところ、これらの生物が胃腸管以外の生理的系統に有益に影響する潜在能力について、多くの調査はなされてこなかった。
簡単な説明
本発明により、プロバイオティクビフィズス菌、特にヒトの胃腸管からの単離により得られるプロバイオティクビフィズス菌の使用方法が提供される。前記方法は、ヒトの毛髪、皮膚(例えば、頭皮)、及び爪などのヒトのケラチン組織の美容上の外観の予防的または治療的調節のいずれかを包含する。
別の態様では、本発明は、プロバイオティクビフィズス菌を含む組成物を販売する方法を提供する。1つの実施形態では、上記方法は:(1)プロバイオティクビフィズス菌を含む組成物の売り出しをすること;及び(2)前記組成物の潜在的消費者に、前記組成物の経口投与は、ヒトのケラチン組織の美容上の外観を調節できることを伝えることを含む。
本発明のこれら及びその他の特徴、態様、及び利点は、本開示を読むことにより当業者に明らかになる。
本明細書中の重量、長さ及び濃度はすべて、特に記述がない限り、組成物全体に関して25℃で測定される。
指示がない限り、本明細書で言及される組成物のすべてのパーセンテージは重量%であり、すべての比率は重量比である。
特に指定されない限り、分子量はすべて重量平均分子量である。
実際に測定した値の特定の例を提示する場合を除いて、本明細書で言及する数値は、「約」という言葉が付与されていると考えるべきである。
以下の説明では、略語CFU(「コロニー形成単位:colony-forming unit」)は、当該技術分野において一般に理解されるように、寒天プレート上の微生物数によって示される細菌性細胞の数を示す。
本明細書で使用するとき、「その突然変異体」という用語には、参照菌株の16s−23s遺伝子間スペーサーポリヌクレオチド配列と少なくとも88%の相同性、好ましくは少なくとも90%の相同性、より好ましくは95%の相同性を有する派生した細菌株が包含されるが、そうでなければ、細菌ゲノム内の他のDNA配列中のDNA突然変異を含む。
本明細書で使用するとき、「DNA突然変異」という用語には、欠失、挿入、トランスバージョン、及び当業者に既知の他のDNA操作、例えば、親配列に対して少なくとも50%の相同性を維持しながら親ヌクレオチド若しくはアミノ酸配列に遺伝子操作を導入することを包含する、少なくとも単一の塩基変化を含む自然突然変異または誘発突然変異が包含される。好ましくは、(1若しくは複数の)DNA突然変異を含む配列は、親配列と少なくとも60%、より好ましくは少なくとも75%、さらに好ましくは85%の相同性を有する。本明細書で使用するとき、配列「相同性」は、当業者に既知の標準法を使用して決定することができる。例えば、http://www.ncbi.nlm.nih.gov/BLAST/で公的に入手可能なオンライン相同性アルゴリズム「BLAST」プログラムを使用して、相同性を決定してもよい。
本明細書で使用するとき、「遺伝子操作」には、生物のゲノムへの挿入によって、または当業者に既知であるプラスミドDNA若しくはバクテリオファージを包含するベクターによって、前記生物のゲノムに外来性及び/または内在性DNA配列を導入することが包含されており、前記DNA配列の長さは、少なくとも2つのデオキシリボ核酸塩基分である。
本明細書で使用するとき、「プロバイオティク」という用語は、1以上のプロバイオティクス、それらの1以上の培養上清、及び/またはこれらの混合物を包含するほど十分に広義である。
細菌寄託番号
下の表は、本発明に有用であり得るプロバイオティクビフィズス菌についての菌株番号、及び寄託/アクセス番号を記載している。細菌の菌株は、英国スコットランド、アバディーン(Aberdeen)のナショナル・コレクションズ・オブ・インダストリアル、フード・アンド・マリーンバクテリア(National Collections of Industrial, Food and Marine Bacteria)(NCIMB)に寄託されている。
Figure 2008535861
プロバイオティクビフィズス菌
特定の実施形態では、本発明を実施する際に用いられるプロバイオティクビフィズス菌は、アクセス番号NCIMB 41050、NCIMB 41051、NCIMB 41052、NCIMB 41053、NCIMB 41099、NCIMB 41100、NCIMB 41003を有するプロバイオティクビフィズス菌、それらの突然変異体、及びこれらの混合物から成る群から選択される。
これらのプロバイオティクビフィズス菌は、PCT国際公開特許WO00/42168及びPCT国際公開特許WO03/010297にさらに詳細に記載されている。PCT国際公開特許WO00/42168は、ヒトのGI管から単離されたプロバイオティクビフィズス菌について記載している。これらの細菌はNCIMBに、寄託番号41050、41051、41052、41053、41099、及び41100で寄託されている。PCT国際公開特許WO03/010297は、ヒトのGI管から単離されたプロバイオティクビフィズス菌のさらなる例について記載している。この細菌は、寄託番号41003でNCIMBに寄託されている。
GI管から得られるビフィズス菌株は、生菌細胞の摂取後にGI管に付着し、また、生存可能形態、非生存可能形態、または断片化形態で摂取されたときに大きな免疫調節性をもつことが判明している。理論に束縛されるものではないが、GI管から得られるビフィズス菌は、腸粘膜組織と密接に関連していると考えられている。さらに理論に束縛されるものではないが、このことは、プロバイオティク作用をもたらす代替的な宿主反応を生み出すプロバイオティクビフィズス菌をもたらすと考えられている。GI管からの単離によって得られるプロバイオティク細菌は、粘膜上皮及び宿主の免疫細胞との直接相互作用を介して宿主の免疫系を調節できることが判明している。この免疫調節は、プロバイオティク細菌に関連した従来の作用機序、即ち、閉鎖(occlusion)による腸への病原体付着の防止、及び栄養競合と相まって、ビフィズス菌をプロバイオティク生物としてきわめて有効なものにしている。
ヒトのGI管からの単離によって得られる、本発明で有用なビフィズス菌は、多数の病原菌株/種に対してインビトロ抗菌活性を有する。理論に束縛されるものではないが、このインビトロ抗菌活性は、ヒトのインビボでの潜在的プロバイオティク活性を示すと考えられている。
理論に束縛されるものではないが、ビフィズス菌の抗菌活性は、ビフィズス菌による多種多様な作用に起因する場合があると考えられている。これまで、当該技術分野では、糞便試料から単離された幾つかの細菌株が、経口消費後に、閉鎖(occlusion)によって腸粘膜への病原生物の付着を防止することにより、GI管でそのプロバイオティク効果を及ぼすことが示唆されてきた。これには、腸内に細菌のコロニーを形成させるために、「生きている」または生菌細胞の経口消費が必要である。しかし、ヒトのGI管からの単離によって得られる、本発明で有用なビフィズス菌は、生存可能形態で与えられれば閉鎖(occlusion)による何らかのプロバイオティク効果を及ぼすが、インビトロ発酵の間に、病原微生物の増殖を阻害するか病原微生物を死滅させるかのいずれか、及び/または宿主のヒトの免疫能力を変化させる(1若しくは複数の)物質が産生されるので、生存可能形態または非生存可能形態のいずれかにおいて大きなプロバイオティク効果をもたらす場合があると考えられている。この形態のプロバイオティク活性は、本発明の細菌を生存可能または非生存可能な培養物若しくは精製発酵産物として与えることができ、それでもなお宿主に有益な効果をもたらすので、望ましい。
好ましくは、ビフィズス菌は、GI管を通過後に生存能力を維持することができる。このことは、生きた培養菌を経口摂取し、並びに食道及び胃を通過後に小腸及び大腸内でコロニー形成を生じるために望ましい。本発明のプロバイオティクビフィズス菌による小腸及び大腸でのコロニー形成は、宿主に長期にわたるプロバイオティク利益をもたらすのに望ましい。非生存細胞またはその精製単離物の経口服用は、一時的な利益をもたらすが、細菌は、生存可能ではないので、増殖してその場で継続的にプロバイオティク効果をもたらすことができない。結果として、これには、健康上の利益を維持するために宿主に定期的に服用させることが必要になる場合がある。それに対し、生存可能形態で胃を通過して生き残ることができ、その後腸粘膜に付着して腸粘膜上で増殖することによってコロニーを形成する生存細胞は、その場で継続的にプロバイオティク効果をもたらすことが可能である。
したがって、本発明のビフィズス菌が、pH2.5の培地に1時間懸濁させた後で生存能力を維持することが好ましい。本明細書で使用するとき、「生存能力を維持する」は、当業者に既知の平板計数法を使用して、初めに試験培地に懸濁させた細菌の少なくとも25%が生存可能であることを意味する。好ましくは、「生存能力を維持する」は、初めに懸濁させた細菌の少なくとも50%が生存可能であることを意味する。本発明のビフィズス菌が低いpHに曝された後で生存能力を維持することが望ましく、これは、経口消費後にヒトにおいてインビボで胃及び腸上部で胃液に曝される状況を模しているからである。
さらに、本発明の細菌が、少なくとも0.5%のブタ胆汁酸塩の存在下にあるときに少なくとも33%増殖することが好ましい。より好ましくは、本発明の細菌は、少なくとも1%のブタ胆汁酸塩の存在下にあるときに少なくとも33%増殖する。理論に束縛されるものではないが、本発明の細菌は、少なくとも0.5%ブタ胆汁酸塩の存在下で生存能力を維持することができ、腸内に存する状況で生存することが可能であると考えられている。これは、培養培地にブタ胆汁を加えて腸の条件を模した結果と考えられる。
さらになお、本発明で有用なビフィズス菌が、インビトロにて腸上皮細胞に対して大きな付着力を有することが好ましい。本明細書で使用するとき、「大きな付着力」は、上皮細胞と共にインキュベートされた細菌の総数の少なくとも4%がインビトロにて該上皮細胞に付着することを意味する。より好ましくは、共にインキュベートされた細菌細胞の少なくとも6%がインビトロにて上皮細胞に付着する。理論に束縛されるものではないが、インビトロでの腸上皮細胞への付着は、該細菌がインビボでヒトのGI管にコロニーを形成できることを示すと考えられている。
16s−23s遺伝子間ポリヌクレオチド配列は、当業者には、様々な細菌種及び細菌株を識別するために使用できる細菌ゲノム内のDNA配列として知られている。この遺伝子間ポリヌクレオチド配列は、以下に詳述する方法によって決定することができる。
ビフィズス菌のコロニーを寒天プレートから釣菌し、IX PCR緩衝剤に再懸濁させ、96℃で5分間加熱し、−70℃で5分〜10分間凍結させ、解凍して、アリコートをPCRエッペンドルフチューブに加える。遺伝子間スペーサ(IGS)プライマーであるIGS L:5’−GCTGGATCACCTCCTTTC−3’及びIGS R:5’−CTGGTGCCAAGGCATCCA−3’を使用して、PCRを実施する。サイクル条件は、96℃で1分間(1サイクル)、94℃で30秒、53℃で30秒、72℃で30秒(28サイクル)とする。PCR反応は、DNA 5μL、PCR緩衝液(バイオライン(Bioline)、英国)、0.2mM dNTPs(ロッシュ(Roche)、英国)、0.4μM IGS L及びRプライマー(150 ng/50μL)(MWGバイオテック(Biotech)、ドイツ)並びにバイオライン(Bioline)Taqポリメラーゼ(0.6単位)を含有する。ハイベイド(Hybaid)サーモサイクラーでPCR反応を実施する。PCR産物(8μL)を、TAE中2%アガロースEtBr染色ゲル上で分子量マーカー(μX174HaeIII、プロメガ(Promega))と並べて分析して、それらのIGSプロファイルを決定する。以上と同一のプライマーを使用して、当業者に既知の方法を用いて遺伝子間スペーサ(IGS)DNAをビフィズス菌株について配列決定する
配列決定後、菌株について得られた配列を、他の寄託細菌16s−23s配列との相同性について、http://www.ncbi.nlm.nih.gov/BLAST/で入手可能なオンライン配列データベース「BLAST」と比較することができる。
使用方法
本発明により、プロバイオティクビフィズス菌、特にヒトの胃腸管からの単離により得られるプロバイオティクビフィズス菌の使用方法が提供される。前記方法は、ヒトの毛髪、皮膚(例えば、頭皮)、及び爪などのヒトのケラチン組織の美容上の外観の予防的または治療的調節のいずれかを包含する。
1つの態様では、方法は、ヒトのケラチン組織の美容上の外観を調節するための、前記プロバイオティクビフィズス菌の使用を含む。特定の態様では、方法は、前記ヒトのケラチン組織の美容上の外観を調節する目的で、前記プロバイオティクビフィズス菌をヒトへ経口投与することを含み、その際、前記ヒトは、前記ヒトのケラチン組織の美容上の外観を調節することを求めている。特定の実施形態では、ヒトのケラチン組織の状態を調節することは、ヒトのケラチン組織の美容上の外観を改善することを含むことができる。
好ましくは、プロバイオティクビフィズス菌は、有効な量において経口投与されるが、これはヒトのケラチン組織の美容上の外観を調節するために十分な量においてということを意味する。特定の実施形態では、プロバイオティクビフィズス菌は毎日、好ましくは少なくとも3ヶ月間または約3ヶ月間毎日、及びより好ましくは少なくとも1年間または約1年間経口投与される。
別の態様では、本発明は、プロバイオティクビフィズス菌を含む組成物を販売する方法を提供する。1つの実施形態では、方法は:(1)プロバイオティクビフィズス菌を含む組成物の売り出しをすること;及び(2)前記組成物の潜在的消費者に、前記組成物の経口投与は、ヒトのケラチン組織の状態を調節できることを伝えることを含む。特定の実施形態では、ヒトのケラチン組織の状態を調節することは、前記ヒトのケラチン組織の美容上の外観を改善することを含む。
本明細書で使用するとき、「伝える」とは、メッセージを提供することを意味し、印刷メッセージ(例えば、組成物を含有する容器に直接または間接に取り付けられた印刷物)、電子メッセージ、または放送メッセージが挙げられるが、これらに限定されない。本明細書で使用するとき、「潜在的消費者」という用語は、組成物の実際の若しくは潜在的な購入者及び/または実際の若しくは潜在的なユーザーを意味する。
本発明のプロバイオティクビフィズス菌は、ケラチン組織(例えば、毛髪、皮膚[例えば、頭皮]、または爪)の状態を調節するために有用であることができる。本明細書で使用するとき、「調節する」または「調節」とは、美容上の外観を維持するまたは改善することを意味し、ケラチン組織の視覚的、戦術的、及び運動感覚的特性を調節することを包含し、予防的調節及び/または治療的調節を包含することができる。
ケラチン組織の状態、特にヒトの皮膚、毛髪、または爪の状態の調節は、体に対する内因性及び/または外因性因子によって誘発または引き起こされる場合がある状態のために望ましいことが多い。その例としては、環境的な損傷、放射線暴露(紫外線を包含する)、加齢による老化、更年期状態(例えば閉経後の皮膚、毛髪、または爪の変化)、ストレス、病気、疾患などが挙げられる。
例えば、「皮膚、毛髪、または爪の状態の調節」としては、皮膚、毛髪、または爪の状態の予防的調節及び/または治療的調節が挙げられ、次の利益の1以上を伴ってもよい:皮膚、毛髪、または爪の萎縮を減少させるために皮膚、毛髪、または爪を厚くさせること(例えば、皮膚の表皮及び/または真皮及び/または皮下[例えば、皮下脂肪若しくは筋肉]層の構築、並びに適用可能であれば爪及び毛幹のケラチン層の構築)、真皮−表皮境界の回旋の増加(乳頭間隆起としても既知である)、弾性線維症、弛み、皮膚または毛髪の変形反動の喪失のような皮膚または毛髪の弾性喪失(例えば、機能性皮膚エラスチンの喪失、損傷、及び/または不活性化)の防止;メラニンまたは非メラニン性の皮膚、毛髪、または爪の着色の変化、例えば、目の下のくま、染み(例えば、酒さによる不均一な赤味)(以後、「赤斑」と呼ぶ)、血色の悪さ(青白い色)、毛細血管拡張症またはクモ状脈管によって生じる変色、及び白くなりかけた髪の変化。調節はまた、鎮静化、柔軟化(例えば、皮膚の)、並びに皮膚及び/または頭皮の剥離の減少を包含することができる。調節は、視覚的に、感触により、ないしは別の方法で感知されてもよい、望ましくないケラチン組織の状態を、遅延、最小化、防止、改善、及び/または消失することを包含できる。例えば、調節は、老化の兆候を調節することを包含できる。
本明細書で使用するとき、「弛み」という用語は、弛緩、落ち込み、または真皮エラスチン、筋肉、及び/若しくは皮下脂肪の喪失、損傷、変質、及び/若しくは異常の結果として生じる同様な皮膚の状態を意味する。
本明細書で使用するとき、「鎮静化」及び「柔軟化」という用語は、ケラチン組織の表面を、その触感及び/または全体的な見た目が改善されるように変えることを意味する。
「ケラチン組織の老化の兆候」または「老化の兆候」という用語は、外面の視覚的及び触知的に知覚できる兆候のすべて、並びにケラチン組織の老化による、いずれかの他の巨視的または微視的効果を包含するが、これらに限定されない。このような徴候は内因性因子または外因性因子、例えば加齢による老化及び/または環境的損傷によって誘導されるかまたは引き起こされる場合がある。これらの徴候は、これらに限定されるものではないが、皺及び荒くて深い皺、小皺、皮膚の線、亀裂、打撲傷、大きな毛穴(例えば、汗腺管、脂腺または毛包のような付属器官構造に関連した)、不均一性または粗さのような構造不規則性の発生、皮膚の弾性喪失(機能性皮膚エラスチンの喪失及び/または不活性化)、弛み(目の領域や顎の腫れを包含する)、皮膚堅固性の喪失、皮膚緊張性の喪失、皮膚の変形反動の喪失、変色(目の下のくまを包含する)、染み、血色の悪さ、年齢斑やそばかすのような色素沈着過剰皮膚領域、角化症、異常な分化、過剰ケラチン化、弾性線維症、コラーゲン分解、及び角質層、真皮、表皮、皮膚血管系(例えば、毛細血管拡張症またはクモ状脈管)、並びに基礎となっている組織(例えば脂肪及び/または筋肉)、とりわけ皮膚近位のその他の組織学的変化を包含する過程から生じる場合がある。
本発明のビフィズス菌の使用方法は、通常、ヒトによる経口消費を伴う。経口消費は、通常の食餌摂取の一部として、またはそのサプリメントとして行われてもよい。経口消費は、通常、少なくとも月に1回、好ましくは少なくとも週に1回、より好ましくは少なくとも1日に1回行われる。ビフィズス菌は、ヒトのケラチン組織の状態を調節するために、有効な、好ましくは安全且つ有効な量において、ヒトにより投与されてもよい。本明細書で使用するとき、ビフィズス菌に関して「安全且つ有効な量」という用語は、処置が必要なヒトに所望の効果または利益を提供するのに十分であるが、毒性、刺激、またはアレルギー反応のような悪影響を回避するために十分に少ない、本発明の方式で使用したときに適当な利益/危険比に相応する細菌の量を意味する。具体的な「安全且つ有効な量」は、処置されている特定の条件、ユーザーの身体条件、処置期間、併用療法(もしあれば)の性質、使用されることになる具体的な剤形、採用されるキャリア、服用形態の溶解度、及び特定の服用レジメンのような因子によって異なる。
好ましくは、ビフィズス菌は、1日当たり1.0E+04〜1.0E+14CFU、より好ましくは1日当たり1.0E+06〜1.0E+12CFUの分量でヒトに投与される。組成物は、好ましくは、ヒトのGI管からの単離によって得られる1.0E+04〜1.0E+12CFU/gのビフィズス菌を少なくとも0.001%含有してもよい。ビフィズス菌は、生存可能な形態で、若しくは死菌細胞として、または本発明のビフィズス菌の発酵産物の留出物、単離物、若しくは他の画分、あるいはこれらのいずれかの混合物としてヒトに与えることができる。
好ましくは、ビフィズス菌、またはその精製された若しくは単離された画分は、ヒトのケラチン組織の美容上の外観を調節することを意図した組成物を調製するために使用される。前述のように、組成物は、通常の食餌摂取の一部であってもよく、またはサプリメントであってもよい。組成物が通常の食餌摂取の一部を含む場合、組成物は、錠剤、カプセル、食品、キャンデー、ヨーグルト、粉末、飲料などの形態であってもよい。このような組成物は、さらなる構成成分を含んでもよい。
本発明の細菌を含む組成物は、また、プレバイオティクを含んでもよい。「プレバイオティク」は、ヒトの腸内細菌叢によって発酵される、したがって病原菌を犠牲にしてヒトの胃腸管内でビフィズス菌の増殖または発達を促進する物質または化合物を包含する。この発酵の結果は、結腸での脂肪酸、特に短鎖脂肪酸の放出である。これは、結腸においてpH値を低下させる効果を有する。好適なプレバイオティクの非限定例としては、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖、またはデンプンのオリゴ誘導体として一般に知られている、イヌリン及びその加水分解生成物のようなオリゴ糖が挙げられる。プレバイオティクは、いずれかの好適な形態で提供されてもよい。例えば、プレバイオティクは、繊維を含有する植物材料の形態で提供されてもよい。好適な植物材料としては、アスパラガス、アーティチョーク、玉ねぎ、小麦、若しくはチコリー、またはこれらの植物材料の残渣が挙げられる。別法として、プレバイオティク繊維は、イヌリン抽出物として提供されてもよく、例えば、チコリーからの抽出物が好適である。好適なイヌリン抽出物は、ベルギー、3300チルルモン(Tirlemont)のオラフティ(Orafti)SAから、商標名「ラフティライン(Raftiline)」として入手可能である。例えば、イヌリンは、約90重量%〜約94重量%のイヌリン、約4重量%までのグルコース及びフルクトース、並びに約4重量%〜9重量%のスクロースを含有する微細な白色粉末である、ラフティライン(Raftiline)(g)STの形態で提供されてもよい。あるいは、繊維は、ベルギー、3300チルルモン(Tirlemont)のオラフティ(Orafti)SAから、商標「ラフティルーズ(Raftilose)」として入手可能なフラクトオリゴ糖の形態であってもよい。例えば、イヌリンは、ラフティルーズ(Raftilose)(g)P95の形態で提供されてもよい。さもなければ、フラクトオリゴ糖は、イヌリンを加水分解することにより、酵素による方法により、または微生物を使用することにより得られてもよい。
食品は、長鎖脂肪酸及び亜鉛のような他の活性剤を含有してもよい。好適な長鎖脂肪酸としては、α−リノール酸、γ−リノレン酸、リノール酸、エイコサペンタン酸、及びドコサヘキサン酸が挙げられる。魚油は、好適なエイコサペンタン酸及びドコサヘキサン酸源である。
ルリチシャ油、ブラックカレント種子油、及びマツヨイグサ油は、好適なγリノレン酸源である。ベニバナ油、ヒマワリ油、トウモロコシ油、及び大豆油は、好適なリノール酸源である。また、これらの油を、以上で言及したコーティング基材で使用してもよい。亜鉛は、様々な好適な形態で、例えば、硫酸亜鉛または酸化亜鉛として提供されてもよい。
以下の実施例は、本発明の範囲内にある実施形態をさらに説明及び実証する。それらは、例証の目的で与えられており、本発明を制限するものとして解釈されるべきではない。該当する場合、成分はCTFA名で与えられる。
Figure 2008535861
上記の例は以下の手順に従って調製された乾燥細菌組成物である。すべての操作は、RHが30〜36%に維持される、湿度制御環境において行なわれる。凍結乾燥細菌の適量(所望のCFU/gに予備濃縮される)が、微結晶セルロース、ジャガイモデンプン、または同様なもののような安定剤の適量と共に、ファーマテク(Pharmatech)ミキサーの混合用空洞部に加えられる。細菌及び安定剤は、より効果的な混合を可能にするためにそれらの水分活性及び水分含有量が低くなるように、並びに粒径及び密度が類似するように選択されたものである。混合用空洞部内のヘッドスペースに、乾燥窒素ガスを、もとのヘッドスペースのガスが置換されるように、合計10回または混合用空洞部内部のRHが20%未満に減少するまで勢いよく流す。混合用空洞部は次に、気密な蓋により密封され、及び粉末は、6.3rad/s(60rpm)の回転速度で20分間共に混合される。混合が終わってからは、その粉末を高いRH(36%RHより高い)または水分に富む環境に露出しないようにすることによって粉末ブレンドの安定性を維持することができる。乾燥ブレンド粉末は窒素/低RH環境下でゼラチンカプセル中に包装され、密封容器中でまたは袋若しくは容器中の乾燥粉末として保存することができる。結果として得られるカプセル及びその中に収容された粉末は、低温(4℃)及び室温(25℃)の両方において改善された長期安定性を有する。
さらなる実施形態では、実施例1〜8の乾燥細菌組成物を、窒素/低(<36%)相対湿度(RH)環境下でカプセルまたは袋などの単位用量形態中に包装することができる。実施例9〜11はカプセルに詰められ包装された単位用量組成物の非限定例を例示している。このカプセルは丸ごと飲み込む単回投与品として摂取されるように意図されている。実施例12〜14は、カプセルと比較した場合に、投与1回当たりに細菌の数をより多く提供する袋へと包装された単位用量組成物の非限定例である。
Figure 2008535861
実施例15〜17は、プロバイオティクビフィドバクテリア・グロボーサムを含むヨーグルトサプリメント組成物の実施例である。
Figure 2008535861
実施例18〜20は、プロバイオティクビフィズス菌を含む組成物を販売する方法の実施例である。
Figure 2008535861
本明細書で引用されるすべての出版物はその全体を本明細書に参考として組み込まれるが、いかなる文献の引用も、それが本発明に対する従来技術であることを認めるものと解釈されるべきでない。この文書における用語のいずれかの意味または定義が、参考として組み込まれる文献における用語のいずれかの意味または定義と対立する範囲内においては、本文書におけるその用語に与えられた意味または定義を適用するものとする。
本発明の特定の実施形態を例示し記載したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (7)

  1. ヒトのケラチン組織の状態を調節するための、経口投与プロバイオティクビフィズス菌の使用。
  2. 前記ビフィズス菌がヒトの胃腸管から単離される、請求項1に記載の経口投与プロバイオティクビフィズス菌の使用。
  3. 前記ビフィズス菌が、アクセス番号NCIMB 41050、NCIMB 41051、NCIMB 41052、NCIMB 41053、NCIMB 41099、NCIMB 41100、NCIMB 41003であるビフィズス菌、これらの突然変異体、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項1または2に記載の経口投与プロバイオティクビフィズス菌の使用。
  4. 前記ヒトのケラチン組織がヒトの皮膚である、請求項1から3のいずれか1項に記載の経口投与プロバイオティクビフィズス菌の使用。
  5. 前記ヒトのケラチン組織がヒトの頭皮である、請求項1から3のいずれか1項に記載の経口投与プロバイオティクビフィズス菌の使用。
  6. 前記ヒトのケラチン組織がヒトの爪である、請求項1から3のいずれか1項に記載の経口投与プロバイオティクビフィズス菌の使用。
  7. 前記ヒトのケラチン組織がヒトの毛髪である、請求項1から3のいずれか1項に記載の経口投与プロバイオティクビフィズス菌の使用。
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