JP2008530914A - ガードビームを有する車輌レーダーシステム - Google Patents
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Abstract
第一のアンテナ(22)及びガードアンテナ(24)を備えた車輌(16)中の予測衝突レーダーシステム(10)であって、放射パターン(44、46)がオーバーラップしており、ガードアンテナ(24)の放射パターン(44)は第一のアンテナ(22)の放射パターンよりも広い。第一のアンテナ及びガードアンテナからの信号の比較(718,120)が車輌(16)の脅威となりそうでない標的の除外を提供する。第一のアンテナ(22)の第一の実施例はマルチビームアンテナ(22.1、22.2)であって、電磁レンズ(40、56)が例えば誘電体(40、40.1)または平面(56)であって、前方放射エレメント(58)からの信号が、それらと整列したガードアンテナ(24)からの信号と比較される。他の実施例では、電磁レンズ(70)は、ガードアンテナ(24)と協働して放射パターン(44.1’)の方向を変化させる。
Description
関連出願についての相互参照
本出願は、ここに本願に参照として組み入れる、2005年2月10日に出願された米国特許仮出願No.60/593,763号の利益を主張するものである。次の出願もここにおいて参照として組み入れる: 2004年3月26日に出願された米国特許仮出願No.60/521,284号の利益を主張して2005年3月28日に出願された米国特許出願No.10/907,305号および2004年8月11日に出願された米国特許仮出願No.60/522,077号の利益を主張して2005年8月11日に出願された米国特許出願No.11/161,681号。米国特許No.6,424,319号、6,085,151号および5,969,667号もここにおいて参照として組み入れる。
本出願は、ここに本願に参照として組み入れる、2005年2月10日に出願された米国特許仮出願No.60/593,763号の利益を主張するものである。次の出願もここにおいて参照として組み入れる: 2004年3月26日に出願された米国特許仮出願No.60/521,284号の利益を主張して2005年3月28日に出願された米国特許出願No.10/907,305号および2004年8月11日に出願された米国特許仮出願No.60/522,077号の利益を主張して2005年8月11日に出願された米国特許出願No.11/161,681号。米国特許No.6,424,319号、6,085,151号および5,969,667号もここにおいて参照として組み入れる。
実施例の詳細な説明
図1を参照すると、予測衝突レーダーシステム10が、例えば自己車輌16内の関連した安全システム14の関連した動作閾値や動作時間の変更を行うために、関連した安全システム制御プロセッサ12に対して衝突前の接近速度および/または接近角度情報を与えることによって、衝突安全性を向上させるための種々の対策動作を、衝突事象の発生に先立って行うことを提供している。種々の安全システム14は、自己車輌16に組み込まれた予測衝突レーダーシステム10および関連した衝突センサ18からの信号に応答して制御されうる。そのような安全システム14の例は、これに限られてはいないが、固定的または制御可能な膨張特性を有するエアバッグシステム14.1(例えば、運転者側エアバッグシステム14.1’または同乗者側エアバッグシステム14.1’’)、シートベルトプリテンショナー14.2、または例えば駆動型シートベルト14.2’のような逆転可能拘束システムまたは配置変化型シートシステムを含んでいる。
図1を参照すると、予測衝突レーダーシステム10が、例えば自己車輌16内の関連した安全システム14の関連した動作閾値や動作時間の変更を行うために、関連した安全システム制御プロセッサ12に対して衝突前の接近速度および/または接近角度情報を与えることによって、衝突安全性を向上させるための種々の対策動作を、衝突事象の発生に先立って行うことを提供している。種々の安全システム14は、自己車輌16に組み込まれた予測衝突レーダーシステム10および関連した衝突センサ18からの信号に応答して制御されうる。そのような安全システム14の例は、これに限られてはいないが、固定的または制御可能な膨張特性を有するエアバッグシステム14.1(例えば、運転者側エアバッグシステム14.1’または同乗者側エアバッグシステム14.1’’)、シートベルトプリテンショナー14.2、または例えば駆動型シートベルト14.2’のような逆転可能拘束システムまたは配置変化型シートシステムを含んでいる。
予測衝突レーダーシステム10は、例えばマルチビームアンテナ22である第一のアンテナと、ガードアンテナ24とを含む関連したアンテナシステム20を含んでいる。図1および図2を参照すると、アンテナシステム20.1の第一の実施例においては、マルチビームアンテナ22.1の関連した第一の実施例のフィード26およびガードアンテナ24.1の関連した第一の実施例のフィード28は、例えばここにおいて参照として組み入れられる米国出願No.10/907,305号の図1−5およびその説明によって記述されている、フェルミテーパースロットアンテナまたは他のテーパースロットアンテナエレメントのような、エンドフィード型のアンテナエレメントを含むものである。フィード26、28は、例えばここにおいて共に参照として組み入れられる米国特許No.6,424,319号及び米国特許出願No.10/907,305号に開示されている、例えば登録商標デュロイド(Duroid)のような共通誘電体基板32上に形成した導電層30により構成される。フィード26、28は、例えば、ここにおいて共に参照として組み入れられる米国特許No.6,424,319号及び米国特許出願No.10/907,305号が教示するように、関連スイッチングネットワーク36の共同入力34に動作可能に接続されている。
例えば、1つの実施例においては、個々のフィード26、28はスイッチングネットワーク36の関連するポートに、ここにおいて参照として組み入れられる米国出願No.10/907,365号の図6−9に記述されるように、例えば誘電体基板32のフィード26、28と反対の側において導電性経路38を介して結合している。マルチビームアンテナ22.1のフィード26は、例えばここにおいて参照として組み入れる米国特許No.6,424,319号の教示に従った、例えば球形電磁レンズ40.1のような誘電体電磁レンズ40と協働する。共同入力34は、例えば、ここにおいて参照として組み入れられる米国特許No.5,969,667号および6,085,151号の教示に従った、送信レーダー信号を発生し、対応する反射レーダー信号を受信し処理するレーダー信号源およびプロセッサ42と、動作可能に結合されている。
レーダー信号源およびプロセッサ42は、安全システム制御プロセッサ12と動作可能に結合しており、例えば、1つの実施例においては、マルチビームアンテナ22の夫々のビームについて、レーダー信号源およびプロセッサ42によって検知された強度および距離情報を出力する。それに代えて、レーダー信号源およびプロセッサ42と安全システム制御プロセッサ12の機能は、単一のプロセッサに統合されてもよく、また、特定のビームの選択は、安全システム制御プロセッサ12に応答して制御してもよい。
図3を参照すると、ガードアンテナ24の放射パターン44は、マルチビームアンテナ22の対応するビームの対応する放射パターン46と比較して、かなり広いビーム幅と対応して低いゲインとを有している。マルチビームアンテナ22を含む信号経路は、通常標的検出に用いられるのであるが、ここでは「マルチビームチャネル」と称することとし、これにより得られた信号は「マルチビームチャネル信号」と称することとする。同様に、ガードアンテナ24を含む信号経路は「ガードチャネル」、それにより得られた信号は「ガードチャネル信号」と称することとする。したがって、マルチビームチャネルは比較的狭いビームであってより高いゲインを有し、ガードチャネルは比較的広いビームで比較的低いゲインを有する。
例えば、図1および図2を参照すると、ガードチャネルはガードアンテナ24.1の第1の実施例の、マルチビームアンテナ22.1の誘電体電磁レンズ40を介して放射をしない、独立した1つのテーパースロットフィード28で構成され、誘電体レンズ40でエネルギーが集束されないが故に垂直面及び水平面においてかなりの程度により広いビーム幅を与えるものである。例えば、1つの実施例においては、ガードアンテナ24.1における付随する3デシベルアンテナビーム幅は、約60度(即ち±30度)である。図2.1を参照すると、9:1のRFスイッチングネットワーク36が、マルチビームアンテナ22.1から誘電体電磁レンズ40を通過する放射のための8本の分離した経路と、ガードアンテナ24.1のための1本の独立した経路を提供する。
図3を参照すると、安全システム14の制御のために予測衝突レーダーシステムを使用するときには、例えば、予測的な間違った警告を車輌搭乗者、例えば運転者に対しておこなうことを避けるため、可逆的拘束システムの起動を避けるため、または衝突が切迫していない状態において衝突対応動作の閾値を下げてしまうことを避けるために誤警報の発生を最小化することは、利益が多い。誤警報の潜在的原因は、例えば道路のひび割れ、開いたマンホール、岩48.1または道路面上に存在するその他の堆積物といった、道路の不連続性や堆積物の結果としての誤標的48から生じるものである。誤警報は、自己車輌16がその下を走行する陸橋によっても引き起こされうる。自己車輌16の、例えば縦軸方向に沿った経路中に在る誤標的48は、予測誤警報の共通する原因となる。
軸線外の対象物は、より懸案でない事項である。なぜならば、これらの方向から接近する高速対象物は、通常地面に沿って移動するものであろうし、それゆえに、検出された際に誤警報となってしまう誤標的48であるよりは、予測衝突レーダーシステム10の検出対象候補となるべきものであろうからである。軸線外の角度から接近してくるより低速の対象物は、自己車輌16が旋回している際に遭遇するかもしれないが、そのような状況では誤警報が比較的に懸案はいえないほどに、接近測度が十分に遅いであろう。
図3に見ることができるように、標的がマルチビームチャネルアンテナビームのメインローブの中に存在するかどうかを決定するために、ここにおいて「ガードテスト」と名づける方法によるマルチビームチャネル信号とガードチャネル信号との比較を、複数回おこなうことによって、自己車輌16が正しい標的52と衝突しそうでない場合に、誤標的48に応答して対応した安全システム14が起動することが排除されるに十分な自己車輌16からの距離にある誤標的48を、正しい標的52と区別することを提供するために、ガードアンテナ22およびマルチビームアンテナ20の夫々の垂直ビームパターン42.1、44,1は、誤標的48が実質的にマルチビームアンテナ20からの放射よりもガードアンテナ22からの放射によってより多く照射されるように適合される。
直径aで波長λの平面板アンテナ(flat-plate antenna)のメインローブ輻射のパターンの近似は次の通りである:
ここにおいて、E(φ)はアンテナの主軸方向からの角度φ方向における、アンテナのボルテージゲインを表す。この式はここにおいて参照として組み入れられる、Merrill I Skolinik著、Introduction to Radar Systems, McGraw Hill, 1980 の231頁からのものである。比較的狭いビーム幅、または合理的に大きいa/λの値においては、sin(φ)の値はφで置き換えることが出来る。この単純化した近似は、a/λの値が少なくとも約2という値において使用可能である。a/λが2であると、3デシベルアンテナビーム幅は、約25度(±12.5度)となる。さらに、xが約1.4のとき、sin(x)/x=1/√2即ち−3デシベルである。
したがって、等式(1)と共にこれら近似を用いれば、開口直径aのアンテナの、一方向3デシベルビーム幅――すなわち送信または受信のうちの一方のビーム幅――は、次の式で近似される:
ここにおいて、開口直径aは、関連するフィード28の開口寸法、すなわち平面板または平面版の導体パッチまたはパッチアンテナの直径、または例えば協働するマルチビームアンテナ22のような、アンテナのための誘電体電磁レンズ40の直径に対応するものである。例えば、77ギガヘルツにおいては、直径2.6インチ(6.6cm)の平面アンテナは、3デシベルビーム幅(1方向)が3度(±1.5度)であり、10デシベルビーム幅は5度(±2.5度)であろう。24ギガヘルツにおいては、直径2.8インチ(7.11cm)の平面アンテナは、ずっと広い3デシベルビーム幅(1方向)である9度(±4.5度)と、10デシベルビーム幅15度(±7.5度)を有するであろう。
上記のアンテナ近似と、計算されたビーム幅を用いて、またレーダーが地上2フィート(0.61m)のところに設置されていると仮定して、地上の標的に対して、3デシベル減衰及び10デシベル減衰が発生――これを「ビームフォールオフ」と称する――する距離は、次のように計算することができる。
ここにおいて、2方向減衰は、送信および受信を合計したものである。
減衰が、車輌が実際に対象物に到達するまたは上を通過する時点により近い時点において発生し、それによって誤警報の発生の可能性を高めることの故に、また、アンテナの効果とは独立に、標的についての信号強度が、自己車輌16が近づくに従って1/r4の関係で増加し、ここでrは標的への距離であり、それによって、ビームフォールオフの結果として標的が除外される可能性をさらに減らすこととなることの故に、24ギガヘルツにおける、比較的広いビーム幅に伴った比較的近接したフォールオフ距離は、注目すべきものである。
時速60マイル(26.8m/s)で移動する自己車輌16についての、77ギガヘルツ及び24ギガヘルツのレーダーシステムによる、地面上の対象物からの2方向減衰が6デシベル及び20デシベル(一方向減衰で3デシベル及び10デシベル)となる時点から対象物との交差までの時間は、次のテーブルに示され、ここにおいて対象物との交差までの時間は、比較的広い幅を有する24ギガヘルツアンテナビームにおけるものの方が、比較的狭い幅を有する77ギガヘルツアンテナビームよりもかなり小さいということが見て取れる。
予測衝突レーダーシステム10は、マルチビームアンテナ22の少なくとも中央ビームは、ガードアンテナ24のビームホールオフ距離よりも十分に大きなビームフォールオフ距離を有するようにされ、それによって、両者の間に存在する誤標的48の検出を可能にしている。以下の記述においては、前方照射マルチビームチャネル54が、マルチビームチャネル信号の信号源として使用される。例えば、図1及び2に示されるような、対応する長手方向軸50の両側に複数の前方照射ビームチャネルを有するマルチビームアンテナ22.1の場合は、関係するプロセッシングは夫々の前方照射マルチビームチャネル54について、別々に実行可能である。その代わりに、単一ビームアンテナを、前方照射マルチビームチャネル54において使用することもできる。
60度(±30度)3デシベルビーム幅、即ち式(1)によって近似できるものであるが、においてはa/λを0.89とする。例えば、ここにおいて参照として組み入れる、Merril I Skolnik著「Introduction to Radar Systems」McGraw Hill、1980、225-226ページには、アンテナの絶対ゲインGとビーム幅との関係を、次のような式によって記述している :
ここにおいてφとθは、夫々水平方向及び垂直方向のビーム幅であり、Gは、関連するスカラーゲインである。例えば、24ギガヘルツで3.6インチ(9.14cm)アパーチャーの場合ビーム幅9度(±4.5度)であり、対応するゲインは約24デシベルi(dBi)である。式(3)から、誘電体レンズを介して集光されない60度(±30度)で3デシベルビーム幅を有するフィード28の場合、対応するピークアンテナゲインとして約13.5デシベルとなる。
例えば、図4は、角度φまたはθの関数として、アンテナゲインGをデシベルでプロットした、マルチビームチャネル(MB)とガードチャネル(G)の1方向アンテナパターンを示している。マルチビームチャネルは3デシベルビーム幅が9度(±4.5度)であり、ピークゲインが24デシベルi(dBi)であるのに対し、ガードチャネルは3デシベルビーム幅は60度(±30度)であり、ピークゲインは13.5デシベルi(dBi)であり、この例においては、マルチビームチャネルとガードチャネルのアンテナゲインGは、7.6度のところで同じ値となり、ビーム中心においては、マルチビームチャネルのアンテナゲインGがガードチャネルのアンテナゲインを10.5デシベル上回っている。
図5は、2つの異なった標的接近シナリオについての、地面に沿った標的からの距離の関数としての、マルチビームチャネル信号及びガードチャネル信号の、2方向(送信及び受信)相対的信号強度の例を示すものである。一つはバンパー高さの標的についてのもの(ケース1)であり、もう一つは地面上にある標的についてのもの(ケース2)であって、アンテナシステム20の中心は、地上2フィート(0.61m)のところにある。図6は、対応するマルチビームチャネル信号とガードチャネル信号との差を示す、これら2つのケースの夫々についての図である。信号強度が1/r4で距離に依存するので、距離が近づくにつれて信号強度が増加するという結果になる。
標的が、バンパー高さで接近してくるというケース1の場合においては、――図6が示すように――2方向ゲインの差は、実質的に約21デシベルに保たれ、これは図4に示される、マルチビームチャネルとガードチャネルの一方向ゲインパターンの差である10.5デシベルの2倍である。標的が、地面において接近してくるケース2の場合においては、ガードチャネル信号は、関連するビームの比較的幅広のメインローブの故に、ケース1における信号と実質的に同じである。しかしながら、標的がマルチビームチャネルのビームの比較的幅の狭いメインローブから逸脱し始めるにつれて、信号強度が減衰するので、マルチビームチャネル信号はケース1における信号からかなり逸れていく。標的から4.5mの距離において、地上の標的までの迎核は約7.6度であり、マルチビームとガードチャネルのアンテナゲインは等しくなり、この距離が図4におけるゲインの「クロスオーバー」点に相当する。
図7を参照すると、予測衝突検知プロセス700に従えば、ステップ(702)において、マルチビームアンテナ22の走査が、ステップ(704)におけるカウンタiの初期化を伴って開始し、その後ステップ(706)において、マルチビームアンテナ22の第i番目のフィードがスイッチングネットワーク36によって選択されレーダー信号源及びプロセッサ42と結合されて、ステップ(708)において電磁エネルギーのビームがi番目のフィード24から送信され、そして反射された電磁エネルギーがそれにより受信されレーダー信号源及びプロセッサ42によって処理される。次に、ステップ(710)において、若し全てのフィード24がまだ処理されていない場合にはステップ(712)においてカウンタiが加算されてアンテナ走査プロセスが次ぎのフィード24についてステップ(706)を繰り返すことによって継続される。他方、マルチビームアンテナ22の全てのフィード24が処理されてしまった場合、ステップ(710)からステップ(714)へ移り、ステップ(706)において夫々のフィード24から入力し、レーダー信号源及びプロセッサ42によって処理されたたレーダー信号に応答して、自己車輌16内の予測衝突レーダーシステム10が、追跡している対象と衝突する可能性が十分高いことを表示すると、次に、追尾している対象が、誤標的48かどうかを確かめるガードテストが実施される。
より詳しく言えば、ステップ(716)において、ガードアンテナ22のフィード26から電磁エネルギーのビームが送信され、環境から反射された電磁エネルギーがガードチャネル信号として受信され、そしてステップ(718)においてガードチャネル信号またはその機能を、マルチビームアンテナ22の前方照射マルチビームチャネルのうちの対応するマルチビームチャネル信号と比較され、それを夫々の前方照射マルチビームチャネルについておこなう。次に、ステップ(720)において、ステップ8718)における比較に応答して誤標的が検知されると、予測衝突検知プロセス700はステップ(702)を繰り返す。
1つの実施例においては、例えば、もし係数k倍だけ、ガードチャネル信号の値が関連する前方照射マルチビームチャネル54からのマルチビームチャネル信号よりも大きいならば、その標的は誤標的48であると同定され、マルチビームチャネル信号のメインローブの範囲外に位置するものであり、したがって自己車輌16にとっての脅威ではないとして、以後無視されるであろう。例えば、誤標的48は地面に位置する標的か、または自己車輌16がその下を通過すると予想される、陸橋のような標的でありうる。実際においては、マルチビームとガードチャネル信号の「クロスオーバー点」は、たとえばソフトウエア的には係数kの値を変化させる、または、図2に開示される平面アンテナシステム20上のガードチャネルテーパードスロットフィード28の形状を変化させることによって、ハードウエア的またはソフトウエア的に調節することができる。例えば、最も有利なピークゲインとビーム幅とを与えてクロスオーバー点を最適位置にするために、ガードチャネルの放射パターンを最適化して、誤標的48を正しい標的52から区別することによって、誤警報を減らすまたは誤警報率を減らすことが可能であろう。
図8−10を参照すると、第2の実施例に従えば、アンテナシステム20.2がマルチビームアンテナ22.2の第2の実施例及びガードアンテナ22.4の第2の実施例を含んでいる。マルチビームアンテナ22.2の第2の実施例は、ここにおいて参照として組み込まれる米国特許出願No.11/161,681の開示に従った、第一の平面電磁レンズ56を備えており、ここにおいて平面電磁レンズ56は、誘電体基板または基板組立体62の第一の面60に設けられ、誘電体基板または基板組立体62の反対側の第二の面66上に設けた第二の複数のパッチエレメント64と互いに接続している複数の第一のパッチエレメント58を有しており、接続は誘電体基板または基板組立体中において遅延要素68を伴ってなされており、遅延要素68は、誘電体電磁レンズ40が第一の実施例におけるアンテナシステム20.1において提供した作用と同様に、生じる位相遅れが電磁エネルギービームのフォーカシングを起こさせるように、関連する第1の複数のパッチエレメント58および第2の複数のパッチエレメント64の位置に応じて適合されている。
例えば、1つの実施例においては、遅延要素68は、誘電体基板または基板組立体62の内部または表面に設けた、関係する第1及び第2の複数のパッチエレメント58、64を導電性のビア(via)で接続する、導電性エレメントを含んでおり、ここにおいて、導電性エレメントの長さは夫々の特定の第1と第2のパッチエレメント58、64のための位相遅れを与えるように適合される。そのほかの点では、マルチビームアンテナ22.2の第2の実施例のアンテナフィード26は、前記したマルチビームアンテナ22.2の第一の実施例と同様である。
ガードアンテナ24.2の第2の実施例も、上記した第1の平面電磁レンズ56と同様の構成であるが、位相遅れはガードアンテナ24.2の動作に適合したものであって、例えば自己車輌16に設置された際に第2の平面電磁レンズの素子を介して下方向に垂直方向放射パターン44.1’を拡大し、図11に示すように、地上高さの対象の検出をより良く検知できるようにするか、または上空の対象をより良く検知するようにした、第2の平面電磁レンズ70を有している。
例えば、第1と第2の平面電磁レンズ56、70は共通の誘電体基盤または基板組立体62を用いて構成される。図12を参照すると、1つの実施例においては、第1及び第2の平面電磁レンズ56、70は、ガードアンテナ24及びマルチビームアンテナ22の前方放射マルチビームチャネル54に伴う水平方向放射パターン44.2’、46.2’が方向および広がりについて実質的に等しくなるようにされる。
図10を参照すると、1つの実施例においては、一枚のボードの平面に位置するアンテナシステム20.2は、もう1つのボード上の関連するレーダー信号源及びプロセッサ42と、相互接続ケーブル72で動作可能に結合しており、それら全ては第1及び第2の平面電磁レンズ56、58と共に2部分からなるハウジングに納められている。レーダー信号源及びプロセッサ42は付属するコネクタ76を介して安全システム制御プロセッサ12に動作可能に接続される。
ガードアンテナ24を含む予測衝突レーダーシステム10は、自己車輌16が通常はその上を通過する地上にある対象物からの、自己車輌16が通常その下を通過する、橋のような対象物からの、そして自己車輌16がその近くを通過する、他の車輌や建造物の樽などからの誤警報を減少させるために使用できる。ガードアンテナ24及びガードテストは、レーダーの位置との相対的な垂直または水平位置に関して分離された誤標的48を排除するために使用できる。例えば、ガードアンテナ24がマルチビームパターン22の水平方向放射パターンに比較して実質的に広い水平方向放射パターンを有するように適合された1つの実施例では、ガードテストは予測衝突レーダーシステム10と同じ高さに在るが、自己車輌16と衝突しないであろう潜在的誤標的48からの誤警報の減少をもたらすように用いることができる。
アンテナシステム20は、一般的に第1のアンテナとガードアンテナ24との組み合わせから成る。第1のアンテナはここにおいてマルチビームアンテナ22として説明されたが、代替の実施例においては、第一のアンテナはガードアンテナ24のビームと相対的に走査が可能なシングルビームアンテナから成っていてもよく、また、相対的に固定的であっても、走査をおこなう構成においては、ガードテストが第1のアンテナからのビームが実質的にガードアンテナ24に対して整列していれば、マルチビームチャネルシグナルを用いることもできる。
もう1つの可能な代替実施例は、ガードアンテナ24をマルチビームアンテナとし、複数の異なった方向について複数のガードテストを可能とし、ここにおいてそれぞれのガードテストは第一のアンテナの対応するビームとそれにオーバーラップするガードアンテナ24についておこなわれるものである。さらにもう1つの可能な実施例は、ガードアンテナ24が複数のガードアンテナ24から構成され、それぞれが、異なった方向に向いた第一のアンテナの対応するビームを越えて広がる、扇形のビームを有するようにして、アンテナシステム20に対して異なった方向に位置する誤標的48の識別を可能とし、例えば地上の対象物と上空の対象物の区別を与えたり、自己車輌16の両側に位置する誤標的の区別を与えたりすることもできる。
これまでの詳細な説明及び図面の説明において特定の実施例を詳述したが、この分野の通常の技術を有する者であれば、これら詳細の多くの変形や代替物が、この開示の教えるところに従って構築可能であることは理解されるところである。従って、開示された特定の構成は単に説明を目的としたものであって、付随する請求の範囲及びそれらの均等物の最大の範囲である本発明の範囲を限定するものではない。
Claims (1)
- a.少なくとも1つの第一の方向に第一の電磁放射ビームを生成すること、
b.少なくとも1つの第二の方向に第二の電磁放射ビームを生成すること、ここにおいて前記少なくとも1つの第二の方向における1つの第二の方向は、前記少なくとも1つの第一の方向における1つの第一の方向と実質的に向きが揃えられており、前記第二の方向に向いた第二の電磁放射ビームは、前記第一の方向に向いた第一の電磁放射のメインローブと重なるものであり、前記第一の方向に向いた第一の電磁放射ビームの前記メインローブは、レーダーシステムによって検出されるべき正しい標的を照射するのに適するものであり、前記第二の電磁放射ビームの実質的部分が、該レーダーシステムにより無視されるべき誤りの標的への照射を与えるために、前記第一の電磁放射ビームを超えて少なくとも1つの第三の方向を照射するものであり、
c.前記第一の電磁放射ビームを反射した第一の反射電磁放射の受信に応答して第一の信号を生成すること、ここにおいて第一の反射電磁放射は、前記レーダーシステムをとりまく環境から反射されたものであり、
d.前記第二の電磁放射ビームを反射した第二の反射電磁放射の受信に応答して第二の信号を生成すること、ここにおいて第二の反射電磁放射は、前記レーダーシステムをとりまく前記環境から反射されたものであり、
e.正しい標的を誤りの標的から区別するために前記第一および第二の信号を処理すること、
を含む、レーダーシステムによって標的を検知する方法。
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