JP2008527265A

JP2008527265A - 複式キー孔アクチュエータ装置および方法

Info

Publication number: JP2008527265A
Application number: JP2007550643A
Authority: JP
Inventors: リュ，ジンタオ
Original assignee: シュクラオブノースアメリカリミテッド
Priority date: 2005-01-14
Filing date: 2006-01-12
Publication date: 2008-07-24
Also published as: KR20070097572A; CN101137850B; EP1838968A1; WO2006074545A1; US7494183B2; US20060169091A1; CN101137850A; KR100915552B1

Abstract

対称の筐体を保有し、このような筐体の両側にキー孔が存在する、ランバサポート装置用のアクチュエータ。本発明の筐体は、一方の端部で正反対に位置するキー孔溝孔を備え、アクチュエータが、運転者側または同乗者側座席の中で、より容易に任意の向きで取り付けられることを可能とする。複式キー孔筐体では、ランバサポートシステムの組立時に、複式キー孔は、張力ケーブルワイヤおよび張力ケーブルワイヤ端が筐体のどちらかの側の中へ挿入されることを可能とするので、筐体の正確な側が使用されることを保証することに関連する余分な時間および労力が排除される。このような懸念の排除は、アクチュエータ組立過程における貴重な時間および金を節約することになる。

Description

本発明は、一般にアクチュエータに関し、さらに詳細には、自動車座席用のランバサポートシステムで主に使用するための張力ケーブルワイヤと併用されるアクチュエータに関する。本明細書に開示されたアクチュエータは、ボーデンケーブルを有するアクチュエータと、ランバサポートと、および座席枠組との組立を迅速化しかつ能率化するように設計されている。

座席枠組の内部に配置されたランバサポート装置に動きを与えるために、アクチュエータを張力ケーブルワイヤと併用することが当業ではよく知られている。通常、この種の構成で使用される張力ケーブルワイヤは、ボーデンケーブルである。ボーデンケーブルは、各側にワイヤ端を有するワイヤから成る。このワイヤは、時にスリーブまたは導管と呼ばれるワイヤ被覆を通って軸方向へ滑動する。張力を与えるために、通常、ワイヤ端は可動部に付着され、他方でワイヤ被覆は静止ユニットに付着される。可動部は、ワイヤ端をワイヤ被覆端から離れる方向へ繰り出し、よって他方のスリーブ端に対する他方のワイヤ端の対応する動きを生み出す。この動きは、ランバサポート装置を駆動するために使用される。この動きは典型的に張力下にある。

張力ケーブルワイヤ端を張力ケーブルワイヤ被覆から引き離す可動部として、ねじ山付きねじの使用を利用するアクチュエータを使用することも当業では知られている。このようなアクチュエータは一般に、同様にねじ山が付けられているナットを含み、そこでは、ナットが回転されるとき、ねじはナットを通って軸方向へ進む。このようなねじの一端は、通常、張力ケーブルワイヤ端を配置するための開口を有する。止めもこの開口付近に存在する。この止めは、ねじが止めから離れる方向へ誘導されるとき、張力ケーブルワイヤ被覆端が張力ケーブルワイヤ端と一緒に繰り出すことを防止する。このような当該種類の発明の実施例が、クリンガ（Ｋｌｉｎｇｅｒ）の米国特許第５６３８７２２号明細書、ゴーウィング（Ｇｏｗｉｎｇ）らの米国特許第６０５３０６４号明細書、およびシュワルツビッチ（Ｓｃｈｗａｒｚｂｉｔｃｈ）の米国特許第５７７１７５１号明細書に開示されている。

さらには、２個ねじシステムも以前に開示されており、そこでは、ナットが回転されるとき、ナットの回転方向に応じて、ねじが同時に相互に近づくかまたは遠ざかる方向へ移動するように、各ねじは、逆向きにねじ山が付けられた区間を含む。ロバートマクミラン（ＲｏｂｅｒｔＭｃＭｉｌｌｅｎ）の米国特許出願第１０／００８８９６号明細書およびロバートマクミラン（ＲｏｂｅｒｔＭｃＭｉｌｌｅｎ）のＰＣＴ出願ＰＣＴ／ＵＳ０２／３９０７６号明細書を参照されたい。この種のシステムでは、止めが一般に一方のねじに含まれ、他方でワイヤ端を受け入れる開口が他方のねじに含まれる。このような構成は、張力ワイヤケーブル端と張力ワイヤケーブル被覆との間に、単一のねじ構成における場合と同じ移動距離を許容するが、このような結果はナットのより少ない回転で得られる。この利点は、自動車の座席に座っている人が、ランバサポートシステムを所望の支持水準に調整すると共に、より少ないエネルギー量を使って調整を遂行することを可能とする。

これらの発明のすべては、ランバサポート装置の駆動に要する必要な張力を張力ワイヤケーブルの両端に生み出すのに必要な動きを与えるために、何らかの種類のアクチュエータに依存する。アクチュエータは一般に、非対称的である筐体中の、アクチュエータ用に設けられた座席枠組孔中の溝孔に対応するように設計されたタブ、または別法として、同様の溝孔を有する取付けグロメットによって、座席枠組の中に配向されている。

多くのアクチュエータ筐体は、張力ケーブルワイヤ端を取り付けるためにキー孔開口の使用を利用する。キー孔は、張力ケーブルワイヤ端と、このワイヤ端に典型的に固着されたブレットとを受け入れるように設計された幅寸法を有する溝孔である。キー孔の狭い首部が、端部ブレットを軸方向の張力に対抗して保持しながら、張力ケーブルワイヤの挿入を可能とするように設計されている。

非対称的な筐体中に単一のキー孔を有する従来のアクチュエータは、「スナップ嵌め」構成要素として使用されるとき、不適切な取付けを引き起こしかつ組立を混乱させる。組立過程時、作業員は、張力ケーブルワイヤ端がワイヤ端開口の中へ適切に挿入され得るように、キー孔を保有する筐体の側がワイヤ端開口と適切に整列することを保証するために余分な時間および労力を費やさねばならない。これは、組立過程に相対的に多大な損失時間をもたらし、さらにアクチュエータを組み立てる際の不適切な取付けおよび混乱につながる。組立過程の迅速化および能率化をもたらし、かつ非対称的な筐体に関連する不適切な組立および混乱を排除するアクチュエータの設計に対する要望が当業に存在する。

本発明が開発されたのは、以上の問題を考慮してのことである。本発明は、対称の筐体を保有し、このような筐体の両側にキー孔が存在するアクチュエータである。本発明の筐体は、両側で正反対に位置するキー孔溝孔を備え、アクチュエータが、運転者側または同乗者側座席の中でより容易に任意の向きで取り付けられることを可能とする。このことは、上で説明されたねじ型アクチュエータに特に該当する。複式キー孔筐体では、筐体の両側が適正なキー孔を保有するので、筐体の正確な側が使用されることを保証することに関連する余分な時間および労力が排除される。このような懸念の排除は、アクチュエータ組立過程における貴重な時間および金を節約することになる。

本発明が内部に使用されるランバサポート装置の品質の向上に関する本発明の利点も存在する。動作時、ランバサポート装置は、ランバサポートの最小量に関する点からランバサポートの最大量に関する点まで移動することが可能である。最小量の位置は、休止位置として知られる。理想的には、この休止位置では、ランバサポートは、牽引ケーブルワイヤに対して殆どかまたは一切の張力を掛けることはないが、アクチュエータの完全に引き込まれた位置とも位置合わせされることになる。このようなランバサポートと牽引ケーブルとアクチュエータとの間の理想的な組立協働性は、連結機構における「遊び」またはたるみをいずれも排除し、それによって使用者によって感じ取られ、かつ市場で評価され得る応答感および精度を高める。

組立過程時に、張力ケーブルワイヤ端受容部が、この受容部に対するアクセスが得られるように筐体中のキー孔と直接位置合わせされていなければ、受容部に対するアクセスが筐体によって妨害される。その結果として、キー孔が整列する引き込まれた位置に受容部があるとき、座席組立作業員は、張力ケーブルワイヤ端の長さとその受容部とが整合しないと判断する可能性がある。よって、当該位置ではキー孔にアクセスできないので、当該長さでは、たるみまたは張力が存在しない休止組立体を作製するためのワイヤ長さと受容部位置との整合は得られない。したがって、受容部を含む親ねじは、受容部がキー孔と整列するまで、筐体に通して回転されねばならない。このような位置合わせを達成するために、親ねじがより多く回転されればされるほど、それだけ受容部が理想的な長さから移動される距離が大きくなり、望ましくない張力または望ましくないたるみを生み出す。受容部とキー孔との間の適正な位置合わせを実現するために、理想的であると計算された長さに応じて、単一キー孔アクチュエータの親ねじは、１８０度も回転されねばならない恐れがある。しかし、本明細書に開示された本発明は、受容部を２つのキー孔の一方と適正に位置合わせすることを実現するために、最大９０度の回転のみで済む。アクチュエータ筐体の両側で正反対に位置する複式キー孔を有すると、適正な位置合わせが親ねじのより小さい回転量で実現されることを可能とし、それは、適正な位置合わせが実現されるとき、受容部がその理想的な長さにより近づいていることになる。

本発明の他の特徴および利点ばかりでなく、本発明の様々な実施形態の構造および動作も、添付の図面を参照して以下に詳細に説明される。

本明細書に組み込まれかつその一部を形成する添付の図面は、本発明の実施形態を説明するものであり、本明細書ともども本発明の原理を説明する役目を果たすものである。

同様の参照数字が同様の要素を示す添付の図面を参照すると、図１〜６は、本発明のアクチュエータの斜視図および側面図である。筐体１０は、本ユニットが自動車の座席枠組の中に取り付けられ得るように、ねじを繋止するための孔を有する２つのフランジ３８を有する。ナット２６が筐体１０の内部に配置されている。ナット２６は、筐体１０の内部で回転され得る。ナット２６は、その内径側に、第１の組のねじ山４０および第２の組のねじ山２８を含む（図４参照）。第１の組のねじ山４０は上親ねじ１６と直接連係し、他方で第２のねじ山２８は下親ねじ１４と直接連係する。さらに詳細には、第１の組のねじ山４０は上親ねじ１６の対応するねじ山３０と噛み合い、第２のねじ山２８は下親ねじ１４の対応するねじ山３４と噛み合う。

図２は、組立られたアクチュエータの切取り斜視図である。上親ねじ１６は、張力ケーブルワイヤを繋止するために、このワイヤ端６２を挿入する張力ケーブルワイヤ端受容部１８を含む。下親ねじ１４は張力ケーブルスリーブ止め２０を含む。

上親ねじ１６は、第１の方向にあるナットねじ山４０と噛み合うねじ山３０を有する。上親ねじが、第２の組のナットねじ山２８および下親ねじ１４のねじ山３４とは反対方向へねじ山が付けられていれば、この第１の方向が右回りであるか、それとも左回りであるかは重要ではない。このように構成されていれば、ナット２６の回転は、両方の親ねじ１６および１４を筐体１０およびナット２６に対して反対方向へ繰り出させる。

図３は、本アクチュエータの筐体１０の２つの斜視図である。この図は、筐体１０によって保有された複式キー孔２４を示す。この図で分かるように、キー孔２４は、張力ケーブルワイヤ端６２を受容するように設計された広い寸法と、張力ケーブルワイヤ６４の挿入を可能とするように設計された狭い寸法とを有する溝孔である。図示された実施形態では、２つのキー孔２４が、筐体１０の同じ端部に配置され、かつ筐体１０の両側で正反対に位置する。このような構成は、アクチュエータの完全な組立後に、張力ケーブルワイヤ端６２および張力ケーブルワイヤ６４が張力ケーブルワイヤ端受容部１８の中へ挿入されることを可能とする。さらには、複式キー孔構成は、組立作業員が、組立時に、筐体のどちら側がキー孔２４を有しているかを判断する必要性を排除する。張力ケーブルワイヤ端６２および張力ケーブルワイヤ６４は、ランバサポートシステムが組み立てられているとき、適正にどちらかのキー孔２４の中へ挿入され得る。本実施形態で説明された筐体１０は、２つのねじアクチュエータと併用される。しかし、本発明の他の実施形態は、上で論じられた従来技術の幾つかで開示されたように１個ねじ型構成と関連する複式キー孔筐体を保有する。

図４〜６は、ナット２６、上親ねじ１６、および下親ねじ１４の詳細な例示である。ランバサポートシステムの移動に必要とされる張力を実現するために、ナット２６、上親ねじ１６、および下親ねじ１４は、ナット２６がある方向へ回転されるとき、上親ねじ１６および下親ねじ１４がお互いから離れる軸方向へ移動されるように相互連結される。

図５は、上親ねじ１６の斜視図である。上親ねじ１６は、一般に一種の開口である張力ケーブルワイヤ端受容部１８を含む。張力ケーブルワイヤ端６２は、受容部１８によって上親ねじ１６に付着される。付着は当業で現在知られている多様な態様で行われ得るが、図示された実施形態は、単にワイヤ端ブレットを親ねじキー孔に配置するだけで、このブレットがキー孔の中に嵌るように構成される。上親ねじ１６はまた、ねじ山３０の組を含む。本実施形態では、上親ねじ１６は、下親ねじ１４の内部溝４２の中へ挿入される軸３２を保有する。軸３２は、張力ケーブルワイヤ端受容部１８が下親ねじ１４のキー孔４４の一方と適正に位置合わせされるように、この受容部をある距離だけ繰り出す。

図６は、下親ねじ１４の斜視図である。この図から、下親ねじ１４の内部溝４２が容易に分かる。この内部溝４２は、上親ねじ１６の軸および張力ケーブルワイヤ端受容部１８が下親ねじ１４の内部に配置されることを可能とする。このような構成は、アクチュエータのサイズ全体の縮小と、その動作に必要とされる空間の縮減を可能とする。下親ねじ１４はまた、張力ケーブルスリーブ止め２０を含む。この止め２０は、張力ケーブルワイヤ端６２が上親ねじ１６によって移動されるとき、張力ケーブルスリーブ６０がワイヤ端６２と一緒に繰り出すことを防止する。止め２０は、ねじ１４の端部における座繰り領域であることが好ましい。

下親ねじ１４の他の形状構成は、張力ケーブルワイヤ端６２が張力ケーブルワイヤ端受容部１８の中へ挿入され得るように、下親ねじ１４の一方の端部に配置された２つのキー孔４４を含む。図示された実施形態では、２つのキー孔４４が、下親ねじ１４の一方の端部の両側で正反対に位置する。筐体１０の中におけるように、下親ねじ１４の中のキー孔４４は、張力ケーブルワイヤ端６２および張力ケーブルワイヤ６４がどちらかのキー孔溝孔４４の中へ挿入され得るとき、ランバサポートシステムのより容易な組立を可能とする。この形状構成は、張力ケーブルワイヤ端受容部１８が下親ねじ１４の内部に延びるようにアクチュエータが設計されている場合に重要である。このような構成では、張力ケーブルワイヤ６４および張力ケーブルワイヤ端６２は、このような領域に対するアクセスが下親ねじ１４によって妨害されるとき、張力ケーブルワイヤ端受容部１８の中へ適正に挿入され得ない。下親ねじ１４の中のキー孔４４は、張力ケーブルワイヤ端６２を張力ケーブルワイヤ端受容部１８の中へ挿入することが完了され得るように、張力ケーブルワイヤ端受容部１８に対する組立作業員のアクセスを可能とする。

先に論じられたように、上親ねじ１６および下親ねじ１４は、ねじ山付き部分３０および３４を含む。これらのねじ山付き部分３０および３４は、ナット２６の内側に配置されたナットねじ山４０および２８と直接連係する。ナット２６が一方向へ回転されるとき、上親ねじ１６および下親ねじ１４は、お互いから離れるように移動される。ナット２６が反対方向へ回転されるとき、上親ねじ１６および下親ねじ１４は相互により近づくように移動される。これらの２つのねじ１４および１６の外向きの移動は、張力ケーブルワイヤ端６２が張力ケーブルスリーブ６０から切り離されることをもたらし、よってランバサポートシステムを駆動するために所望の張力を張力ケーブルワイヤの両端に生み出す。

図４はまた、組立の容易さを促進する本発明の態様を例示する。ナット２６は、上親ねじ１６および下親ねじ１４が、ナット２６の内部面上のねじ山におけるそれらの適正な箇所に配置され得るように、２つの半部分に分割される。一旦、親ねじ１６および１４がそれらの適正な位置に配置されると、ナット２６の第２の半部分が親ねじに被せて配置される。これが完了された後で、組立作業員は、アクチュエータの当該部分を取って、それを筐体１０の中へ「スナップ嵌めする」ことができる。この場合も、複式キー孔筐体１０の利点は、筐体１０のどちら側がキー孔２４を有しているかを判断し、かつそれを張力ケーブルワイヤ端受容部１８と整列させる時間および労力を掛ける必要がない、このような組立過程時点で分かる。そうしなくても、組立作業員は、張力ワイヤ端受容部１８が２つのキー孔２４の少なくとも一方と適正に位置合わせしていることを知り、単にナットと上親ねじと下親ねじとの組立体を筐体１０の中へ配置するだけよい。

以上を考慮すると、本発明の幾つかの利点が実現されかつ達成されることが分かる。

本実施形態は、本発明の原理およびその実用的な応用を最も適切に説明し、それによって当業者が、様々な実施形態で、かつ企図された特定の用途に適切である様々な変更によって、本発明を最も適切に活用することを可能とするものである。

本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書に説明されかつ例示された構造および方法に様々な変更が実施され得るので、以上の説明に含まれたまたは添付の図面に示されたすべての事柄は、限定ではなく例示として解釈されるものとすることが企図されている。例えば、本アクチュエータは、自動車の座席中のランバサポート装置と併用されることが主に企図されているが、本装置は、張力ワイヤケーブルの使用を利用する任意の種類のシステムで張力を与えるために使用され得る。同様に、複式キー孔筐体が本実施形態における複式ねじアクチュエータと併用されているが、本筐体は、単一ねじアクチュエータで、または張力ケーブルワイヤ端を配置するために開口を使用する他の任意の種類のアクチュエータに使用される。よって、本発明の間口および範囲は、上で説明された例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではなく、本明細書に添付された以下の特許請求の範囲およびそれらの均等物にしたがってのみ画定されるべきである。

組み立てられたアクチュエータの斜視図である。ボーデンケーブルと組み合わせたアクチュエータの切取り斜視図である。アクチュエータ筐体の斜視図である。ナットの切取り斜視図および切取り側面図である。上親ねじの斜視図である。下親ねじの斜視図である。

Claims

第１のキー孔および第２のキー孔を有する筐体と、
張力ケーブルスリーブ止めと、
ねじ山が付けられ、張力ケーブルワイヤ端受容部を有する親ねじと、
前記筐体の内部に配置され、前記親ねじの前記ねじ山と連係するねじ山を含むナットと、を備え、
前記筐体の内部における前記ナットの回転が、前記親ねじを前記ナットの内部で移動させて、前記張力ケーブルワイヤ端受容部が前記張力ケーブルスリーブ止めから引き離されることをもたらす、張力ケーブルアクチュエータ。
前記第１のキー孔および前記第２のキー孔は、前記筐体の一方の端部で正反対に位置する、請求項１に記載のアクチュエータ。
第１のキー孔および第２のキー孔を含む筐体と、
第１の方向へねじ山が付けられる第１の端部と張力ケーブルワイヤ端受容部を有する第２の端部とを有する上親ねじと、
第２の方向へねじ山が付けられた第１の端部と張力ケーブルスリーブ止めを有する第２の端部とを有する下親ねじと、
前記筐体の内部に配置されたナットであって、第１の方向へねじ山が付けられた第１の端部と第２の方向へねじ山が付けられた第２の端部とを有し、前記ナットねじ山は、前記上親ねじおよび前記下親ねじの前記ねじ山と作用的に連係しているナットと、を備え、
前記筐体内部における前記ナットの回転が、前記上および下親ねじの相互に対する軸移動を仲介する、ワイヤ張力アクチュエータ。
前記第１のキー孔および前記第２のキー孔は、前記筐体の一方の端部で正反対に位置する、請求項３に記載のアクチュエータ。
前記上または下親ねじの一方が、第１のキー孔および第２のキー孔を含む、請求項４に記載のアクチュエータ。
前記下親ねじの前記第１のキー孔および前記第２のキー孔は、前記下親ねじの一方の端部で正反対に位置する、請求項５に記載のアクチュエータ。
前記受容部、前記下親ねじの前記キー孔の一方、および前記筐体の前記キー孔の一方は、張力ケーブルワイヤ端および張力ケーブルワイヤが前記キー孔に通して配置されかつ前記受容部に付着され得るように整列し得る、請求項５に記載のアクチュエータ。
前記筐体、前記ナット、前記上親ねじ、および前記下親ねじはプラスチックから作製される、請求項３に記載のアクチュエータ。
前記筐体、前記ナット、前記上親ねじ、および前記下親ねじはポリウレタンから作製される、請求項３に記載のアクチュエータ。
前記筐体、前記ナット、前記上親ねじ、および前記下親ねじは金属から作製される、請求項３に記載のアクチュエータ。
前記アクチュエータは、ボーデンケーブルである張力ケーブルを駆動するように適応される、請求項３に記載のアクチュエータ。
前記上親ねじは、前記下親ねじの中へ挿入する軸を有する、請求項３に記載のアクチュエータ。
前記下親ねじは中空である、請求項３に記載のアクチュエータ。
前記受容部は前記軸の端部に配置される、請求項１２に記載のアクチュエータ。
前記ナットは２つの着脱可能な部品から成る、請求項３に記載のアクチュエータ。
ケーブル端をスリーブから離すように移動させる手段と、
前記ケーブル端を受容する手段と、
前記スリーブを止める手段と、
前記移動させる手段、前記受容する手段、および前記止める手段の少なくとも１つを閉じ込め、第１のキー孔および第２のキー孔を含む筐体と、を備えるワイヤ張力アクチュエータ。
前記移動させる手段は、ナットおよび第１のねじおよび第２のねじの少なくとも１つを含み、前記止める手段は、前記第１のねじおよび前記第２のねじの少なくとも一方の端部を含み、前記受容する手段は開口を含む、請求項１６に記載のアクチュエータ。
第１の非支持位置と第２の支持位置との間で並進する支持表面と、
前記第１の非支持位置と前記第２の支持位置との間における前記支持表面の移動を仲介する案内部と、
スリーブを通って軸方向へ滑動するように配置されたワイヤを備える張力ケーブルであって、前記ワイヤは第１の端部および第２の端部を有し、前記スリーブは第１の端部および第２の端部を有し、前記ワイヤの前記第１の端部および前記スリーブの前記第１の端部は、前記圧力表面および前記案内部と作用的に係合される、張力ケーブルと、
座席枠組に取り付けられるように適応され、第１のキー孔および第２のキー孔を有するアクチュエータ筐体と、
第１の方向へねじ山が付けられた第１の端部と張力ケーブルワイヤ端受容部を有する第２の端部とを有する上親ねじと、
第２の方向へねじ山が付けられた第１の端部と張力ケーブルスリーブ止めを有する第２の端部とを有する下親ねじと、
前記筐体の内部に配置されたナットであって、第１の方向へねじ山が付けられた第１の端部と第２の方向へねじ山が付けられた第２の端部とを有し、前記ナットねじ山は、前記上親ねじおよび前記下親ねじの前記ねじ山と作用的に連係しているナットと、を備え、
前記筐体内部における前記ナットの回転が、前記上および下親ねじの相互に対する軸移動を仲介する、座席用のランバサポート装置。
前記第１の孔および前記第２のキー孔は、前記筐体の一方の端部で正反対に位置する、請求項１８に記載のアクチュエータ。
前記下親ねじは、前記下親ねじの一方の端部で正反対に位置する第１のキー孔および第２のキー孔を含む、請求項１８に記載のアクチュエータ。
前記筐体、前記ナット、前記上親ねじ、および前記下親ねじはプラスチックから作製される、請求項１８に記載のアクチュエータ。
前記筐体、前記ナット、前記上親ねじ、および前記下親ねじはポリウレタンから作製される、請求項１８に記載のアクチュエータ。
前記張力ケーブルはボーデンケーブルである、請求項１８に記載のアクチュエータ。
前記上親ねじは、前記下親ねじの中へ挿入する軸を有する、請求項１８に記載のアクチュエータ。
前記下親ねじは中空である、請求項１８に記載のアクチュエータ。
第１の方向へねじ山が付けられ、張力ケーブルワイヤ端を受容するように適応される上親ねじを作製するステップと、
第２の方向へねじ山が付けられ、張力ケーブルワイヤ被覆を受け入れるように適応される下親ねじを作製するステップと、
前記親ねじのそれぞれをナットの中に嵌めるステップであって、前記ナットは前記下親ねじと噛み合うようにねじ山が付けられた第１の端部を有し、かつ前記上親ねじと噛み合うようにねじ山が付けられた第２の端部を有する、嵌めるステップと、
張力ケーブルワイヤおよび張力ケーブルワイヤ端を挿入するための第１のキー孔および第２のキー孔を有する筐体を作製するステップと、
前記ナットを回転させることが前記下親ねじおよび前記上親ねじの移動を仲介するように、前記ナットを収容するステップと、を含む張力ケーブルアクチュエータを製造する方法。
前記上親ねじの前記受容部を前記筐体の前記第１のキー孔または前記第２のキー孔の一方と位置合わせするステップと、
前記筐体の前記位置合わせされたキー孔に通して、前記張力ケーブルワイヤおよび前記張力ケーブルワイヤ端を前記上親ねじの前記受容部の中へ挿入するステップと、をさらに含む、請求項２６に記載の方法。
前記下親ねじも、張力ケーブルワイヤおよび張力ケーブルワイヤ端を挿入するための第１のキー孔および第２のキー孔を有するように前記下親ねじを作製するステップをさらに含む、請求項２６に記載の方法。
前記上親ねじの前記受容部を前記下親ねじの前記第１のキー孔または前記第２のキー孔の一方と位置合わせし、かつ前記筐体の前記第１のキー孔または前記第２のキー孔の一方と位置合わせするステップと、
前記張力ケーブルワイヤおよび前記張力ケーブルワイヤ端を前記筐体の前記位置合わせされたキー孔と前記下親ねじの前記位置合わせされたキー孔とに挿通し、かつ前記上親ねじの前記受容部の中へ挿入するステップと、をさらに含む、請求項２８に記載の方法。
前記第１のキー孔および前記第２のキー孔が前記筐体の一方の端部で正反対に位置する前記筐体を作製するステップをさらに含む、請求項２６に記載の方法。