JP2008526164A - 3ストライプ・ギルバート低密度パリティ検査符号 - Google Patents
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Abstract
通信信号の符号化プロセスのための方法及び装置が提供される。ギルバート低密度パリティ検査符号のパリティ検査行列から3ストライプパリティ検査行列が生成され、ギルバート低密度パリティ検査符号のパリティ検査行列は、単位行列を含む第1のストライプと、巡回置換行列を含む第2のストライプとを有する。第3のストライプが追加されることにより3ストライプパリティ検査行列が形成され、それを通信チャネルにおける情報の符号化プロセスに適用することができる。
【選択図】 図3
【選択図】 図3
Description
本発明の実施形態は、包括的には通信信号の誤り訂正に関する。
通信チャネルは、光ファイバチャネル、同軸チャネル、有線チャネル、無線チャネル、又は大量のデータが転送されるシステムにおいて場所を接続するバスのいずれであっても、そのチャネルによって伝送されている情報に対して雑音及び誤りを付加する可能性がある。通信チャネルによって付加される誤りを訂正するために、情報を符号語の形式で送信することができる。その場合、各符号語は、同じ数の全ビットを含み、或る数のビットは情報(メッセージ)ビットであり、或る数のビットは誤り訂正のために使用される。nビットの長さを有する符号語は、符号のメッセージ長のためのkビットと、r=n−k個の冗長ビットとを含む。r個のビットは訂正のためであり、r個のパリティ検査ビットである。パリティ検査行列Hは、以下の関係に従って符号語を定義する一組のパリティ検査式を含み、
である。ここで、Cは符号語ビットのn次元ベクトルである。受信機において、この関係が満足されない場合、受信された符号語は有効でなく、訂正されるか又は再送信されなければならない。
通信チャネルを通して伝播された符号語を復号する種々の方式が存在する。精度を提供することができる方式もあれば、高速な復号を提供することができる方式もある。高速データ通信で必要なものは、正確且つ高速であるが、同時に、著しい複雑性なしに実装することができる復号方式である。
以下の詳細な説明は、本発明を実施してもよい特定の詳細及び実施形態を例として示す添付図面を参照する。これら実施形態を、当業者が本発明を実施できるようにするために十分詳細に説明する。他の実施形態を利用してもよく、本発明の範囲から逸脱することなく構造的変更、論理的変更及び電気的変更を行ってもよい。本明細書で開示するさまざまな実施形態は、いくつかの開示する実施形態を1つ又は複数の他の開示する実施形態に結合することによって新たな実施形態を形成することができるため、必ずしも相互に排他的ではない。したがって、以下の詳細な説明は、限定する意味でとられるべきではなく、本発明の実施形態の範囲は、添付の特許請求の範囲と、こうした請求の範囲に権利が与えられる均等物の完全な範囲とによってのみ定義される。
低密度パリティ検査(LDPC)符号は、高速通信システムにおいて、復号の複雑性が低いことと加法性白色ガウス雑音(AWGN)チャネルで達成されるビット誤り率(BER)とにより、強力な前方誤り訂正ツールを提供する。LDPC符号は、大部分の0と限られた数の1とを含むパリティ検査行列を使用する。2進正則(n,γ,ρ)LDPC符号は、nビットの符号語長又はブロック長と、各列において正確にγ個の1及び各行において正確にρ個の1を含むパリティ検査行列とを有する。LDPC符号では、各符号ビットはγ回のパリティ検査によって検査され、各パリティ検査はρ個の符号ビットを使用する。さらに、符号は、kがn個のビットを有する符号語におけるメッセージ(情報)ビットの数である場合、R=k/nとして定義されるレートRを有する。既知のLDPCデコーダの例には、特に、min−sumアルゴリズム、事後確率(a posteriori probability)(APP)復号アルゴリズム及び一様最強力(UMP)デコーダがある。
低密度パリティ検査符号は、非常に高速な復号手続きと、ウォーターフォール領域として知られるもの、すなわち信号対雑音比SNRの増大によってBERが急速に低下する領域における有効な誤り性能とに対して適合される誤り訂正符号を提供する。しかしながら、LDPC符号によっては、最小距離が不十分である場合がある。距離は、ブロック符号における符号語間の差の測度を提供する。2つの符号語間のハミング距離は、2つの符号語が異なる対応する位置の数である。符号に対する最小距離を、符号ブロックにおける符号語の各々の間の距離のセットの最小値として導出してもよい。
LDPCデコーダによって復号され得る符号構成であるLPDC符号構成として適用されてもよい、誤りのバーストを訂正するために適用されてきた符号は、ギルバート(Gilbert)符号である。ギルバート符号を、2つのストライプ、すなわち単位行列を含むストライプと巡回置換行列を含むストライプとを有する行列として形成されるパリティ検査行列を有する擬似巡回ブロック符号として実現することができる。パリティ検査行列は、0及び1、主に0の行を含む。複数の行及び列を、0及び1のブロックとして配置しグループ化してもよい。ストライプは、パリティ検査行列におけるブロックの行である。各ブロックを、行列として配置してもよい。ギルバートLDPC符号に対するパリティ検査行列の一例を、式(1)及び(2)によって与えてもよい。すなわち、
である場合、
である。
項Imはm×m単位行列であり、Cは巡回置換行列である。巡回置換行列として、Cは、ベクトルをCで乗算することが1つの位置における巡回シフトと同一であるという特性を有する。項Ciは、Cをi回乗算すること(Cをi乗すること)を表し、それはi位置における巡回シフトと同一である。このため、パリティ検査行列Hlを、2つのストライプ又は層を有する行列であるように考慮してもよい。第1のストライプは、上述したように連結されるl個の単位行列を有する。第2のストライプは、単位行列と、iが1〜l−1の範囲である場合、l−1個の巡回置換行列Ciとを有する。l及びmに対して異なる値を選択することにより、異なるパラメータを有する異なるギルバート符号構成が可能になる。さらに、或る用途で使用される単位行列のサイズを定義することに加えて、mは、k=n−2m+lである場合、nの符号長を有する関連符号語におけるメッセージビットの数kに関連する。lの値は、パリティ検査行列の行におけるブロックの数であり、lをメッセージビットの数kに関連付ける符号長nに関連する。lの値はmより小さい。
上述したように、ギルバート符号は、誤りのバーストを訂正する手段を提供することができる。しかしながら、独立した個々の誤りを訂正する際のギルバートLDPC符号構成の性能は、非常に低い最小ハミング距離(このクラスの符号の場合は4である)を有することによって劣化する。独立した誤りを訂正する例には、AWGNチャネルのような無記憶通信路において、且つインタリービング手続きを含む通信システムにおいて、独立した誤りを訂正することがある。
一実施形態において、LDPC符号構成は、ギルバート符号のパリティ検査行列に第3のストライプを追加することによって生成される。本明細書において、LDPC符号を、3ストライプギルバートLDPC符号と呼ぶ。第3のストライプを、或る数にべき乗された巡回置換行列の連結として形成してもよい。3ストライプギルバートLDPC符号の実施形態は、増大した最小距離のような関連するギルバート符号に関して拡張したパラメータを有するLPDC符号方式を提供することができる。
図1は、ギルバート符号構成を変更する符号化方法の一実施形態のフローチャートを示す。こうした変更は、独立した誤りに対する誤り訂正を提供してもよい。110において、ギルバート低密度パリティ検査符号のパリティ検査行列が提供され、そこでは、パリティ検査行列は、単位行列を含む第1のストライプを有し、第2のストライプは巡回置換行列を有する。120において、パリティ検査行列に第3のストライプが追加されることにより、3ストライプパリティ検査行列が形成される。3ストライプギルバート符号構成に対するパリティ検査行列の実施形態を式3において以下のように実現してもよい。
巡回置換行列のべき指数ijは、一般に非負整数である。べき指数ijは、0〜m−1の範囲であってもよい。ijがm−1より大きい一実施形態では、ij乗されるCはk=ijモジュロmのように、0とm−1との間の或るkに対するCkに等しい。第3のストライプを、長さ4のサイクルを有していない3ストライプパリティ検査行列を生成するように形成してもよい。第3のストライプを、符号に4より大きい最小距離を提供するように追加してもよい。一実施形態では、第3のストライプは、べき乗される巡回置換行列として形成される成分を有するように生成され、そこでは巡回置換行列は、2ストライプギルバートパリティ検査行列の第2のストライプから取得される。一実施形態では、第3のストライプにおけるj番目の成分位置における巡回置換行列に対する各べき指数ijは、ij≠jであるように選択される。130において、3ストライプパリティ検査行列は、通信チャネルにおける情報の符号化プロセスに適用される。符号化プロセスは、デコーダにおける受信信号の復号であってもよい。符号化は、3ストライプギルバートパリティ検査行列に関連する符号語へのメッセージビットの符号化であってもよい。
一実施形態の例示的な一例では、ギルバート符号における重み4の符号語が考慮される。符号語の重みは、符号語が含む非ゼロ要素の数である。ギルバート符号では、4という重みが符号語に対する最小非ゼロ重みである。一実施形態の以下の例示的な例は重み4の符号語に関連するが、他の重みの符号を用いる他の実施形態を適用してもよい。
図2は、ギルバート符号における重み4の符号語に対するパリティ検査行列205のサイクルを示す。循環する線で示すパリティ検査行列205の非ゼロエントリを、グラフのノードとして考慮してもよく、こうしたノードの間で水平に且つ/又は垂直に引かれる点線を、このグラフのエッジとして考慮してもよい。そして、符号語の存在は、たとえば図2に示すように、こうしたグラフにおける閉じたサイクルの存在を意味する。垂直点線を含む列210−0、210−1、210−1、210−3のモジュロ2和は、符号語を確定する0列に等しい。図2は、長さ4のサイクルを示し、サイクル長は符号語重みに対応する。長さ4のサイクルは重み4の符号語に対応する。このサイクルは、8本の点線(図2に示すように)、すなわち4本の垂直の点線及び4本の水平の点線を含み、4本の垂直点線は符号語の重みを確定する。ギルバート符号の2ストライプパリティ検査行列に第3のストライプを追加する場合、最小重みの符号語は、ストライプの第1−第2対におけるサイクルとストライプの第1−第3対におけるサイクルとの両方に対応する。最小重みの符号語は、すべての符号語の中で非ゼロ要素が最小数である非ゼロ符号語である。したがって、いくつかの列が第1のストライプ及び第2のストライプにおけるサイクルを形成し、且つ第1のストライプ及び第3のストライプにおけるサイクルを形成しない場合、この列のセットは符号語を表さない。
図3は、図2におけるギルバートパリティ検査行列におけるサイクルを断ち切るために2ストライプパリティ検査行列に追加される第3のストライプの実施形態の例示的な例を示す。一実施形態では、第3のストライプにおけるブロックを、第2のストライプからの次数の置換として構成することができる。こうした3ストライプパリティ検査行列における符号語は、グラフにおいて2つのサイクルによって確定される。すなわち、1つのサイクルは第1のストライプ310及び第2のストライプ320にあり、もう1つのサイクルは、第1のストライプ310及び第3のストライプ330にある。図3におけるサイクルはノードに対応し、点線はグラフのエッジに対応する。これらのサイクルの垂直エッジは、パリティ検査行列における同じ列に属すべきである。図3において、サイクルは第1のストライプ310及び第2のストライプ320に存在するが、3ストライプパリティ検査行列305の同じ列に関して第1のストライプ310及び第3のストライプ330には存在しない。サイクルを、第1のストライプ310及び第2のストライプ320において列の或るセットに示すが、第1のストライプ310及び第3のストライプ330における同じ列は、先のブロックの対応する列に1がないことを示す線335と、サイクルを完了するために1つのブロックにおける対応する位置345から1が欠落していることを示す線340とによって示すように、サイクルを形成しない。したがって、これらの列は、図2に関して示すように、2ストライプギルバート符号において符号語を確定するが、3ストライプ符号では符号語を確定しない。
式(3)の3ストライプパリティ検査行列に関して、パリティ検査行列における長さ4のすべてのサイクルの除去を、第3のストライプにおいて次数i0,…,il−1を適当に選択することにより達成することができる。図3に示すように、第3のストライプにおける途切れたサイクルを、線335、340及び円345によって示す。第1のストライプ及び第2のストライプにサイクルがあり、第1のストライプ及び第3のストライプにサイクルがないため(同じ列において)、重み4の符号語は、3ストライプパリティ検査行列の場合、これら列から除去される。同じ状況は、最初の2つのストライプにおいて重み4のすべての符号語に対して発生する。長さ4のすべてのサイクルを除去することにより、関連する2ストライプ符号の最小距離から増大した最小距離が提供される。一実施形態では、式3の3ストライプパリティ検査行列において、そのパリティ検査行列における長さ4のすべてのサイクルを除去するためにij≠jが十分である。
一実施形態では、第3のストライプを追加することにより、変更されたギルバート符号が提供される。第3のストライプを追加することにより、重み4のすべての符号語が除去される(すなわち、列の第1のストライプ及び第3のストライプにはサイクルがなく、第1のストライプ及び第2のストライプにはサイクルがある)場合、非ゼロ符号語の最小重みが増大する。こうした増大した最小重みは、少なくとも6であり得る。その結果、符号の最小距離も増大する。これは、符号の最小距離は非ゼロ符号語の最小重みに等しいためである。第3のストライプを追加することにより、2つのストライプのみを使用するより符号レートRの範囲が広い符号のファミリを得ることができる。さらに、第3のストライプを追加することにより、変更されたギルバート符号を無記憶通信路において使用することが実際的となり、第3のストライプがなければ、ギルバート符号の最小距離がより小さいことにより、復号誤りの確率が上昇することになる。通常、符号の4という最小距離は、独立した誤りを訂正することに関して非常に小さいと考えられる。このため、ギルバート符号(2ストライプパリティ検査行列)は、独立した誤りを訂正するために適当でない可能性がある。
図4は、AWGNチャネルの場合の標準ギルバート符号に関する3ストライプギルバート符号の一実施形態のシミュレーション結果を示す。曲線410によって表される3ストライプギルバート符号は、206のメッセージ長とレートが0.8078である255の符号語長とを有する。曲線420によって表される対応するギルバート符号は、201のメッセージ長とレートが0.8040である250の符号語長とを有する。およそ0.8の同等のレートの2つの符号を比較することにより、標準ギルバート符号に対しそのBER−SNR関係に関して性能が向上したことが示される。
図5は、通信チャネルから受信する3ストライプギルバートLDPC符号を復号するようになっているデコーダ510を含む装置500の一実施形態のブロック図を示す。デコーダ510を、有効な符号語からメッセージを提供するために受信機505からの受信信号を復号するようにH行列構成520を適用する低密度パリティ検査デコーダの形態で実現してもよい。一実施形態では、H行列構成520は、3ストライプギルバートLDPC符号に対する3ストライプパリティ検査行列であってもよい。3ストライプギルバートLDPC符号の使用により、独立した誤り訂正が可能となるが、装置500における能力は、バースト誤り訂正を提供する能力を有する可能性がある。H行列構成520を、デコーダ510の一体部分として又はデコーダ510の外部に格納される3ストライプパリティ検査ギルバート行列を定義する一組のパラメータとして実現してもよい。3ストライプギルバートLDPC符号の実施形態の適用に焦点を当てるために、装置500のさらなる詳細は示さない。装置500の実施形態は、限定されないが、高速モデム、10ギガビットイーサネットデバイス、無線イーサネットデバイス及び/又はデータ伝送における誤り訂正に備える他の通信システムを含んでもよい。
図6は、通信チャネルで伝送するために符号語を形成する3ストライプギルバートLDPC符号に関してメッセージを符号化するようになっているエンコーダ610を含む装置600の一実施形態のブロック図を示す。エンコーダ610を、送信機605からの信号を通信チャネルに伝送するためにH行列構成520に関して受け取った情報から符号語を生成する低密度パリティ検査エンコーダの形態で実現してもよい。一実施形態では、H行列構成620は、3ストライプギルバートLDPC符号に対する3ストライプパリティ検査行列であってもよい。H行列構成620を、エンコーダ610の一体部分として又はエンコーダ610の外部に格納される3ストライプパリティ検査ギルバート行列を定義する一組のパラメータとして実現してもよい。3ストライプギルバートLDPC符号の実施形態の適用に焦点を合わせるために、装置600のさらなる詳細は示さない。装置600の実施形態は、限定されないが、高速モデム、10ギガビットイーサネットデバイス、無線イーサネットデバイス及び/又はデータ伝送における誤り訂正に備える他の通信システムを含んでもよい。
3ストライプギルバートLDPC符号を生成し適用する装置及び方法のさまざまな実施形態又は実施形態の組合せを、ハードウェアインプリメンテーション、ソフトウェアインプリメンテーション並びにハードウェアインプリメンテーション及びソフトウェアインプリメンテーションの組合せで実現することができる。これらのインプリメンテーションは、3ストライプギルバートLDPC符号を生成し且つ/又は適用する一実施形態を実行するコンピュータ実行可能命令を格納するコンピュータ可読媒体を含んでもよい。一実施形態では、コンピュータ可読媒体は、機械によって実行されると、その機械に対し、ギルバート低密度パリティ検査符号のパリティ検査行列を提供させ(パリティ検査行列は、単位行列を含む第1のストライプと巡回置換行列を含む第2のストライプとを有する)、3ストライプパリティ検査行列を形成するようにパリティ検査行列に第3のストライプを追加させ、通信チャネルにおいて情報の符号化プロセスに3ストライプパリティ検査行列を適用させる命令を格納する。一実施形態では、3ストライプパリティ検査行列は、長さ4のサイクルを有していない3ストライプギルバートパリティ検査行列である。3ストライプギルバートパリティ検査行列は複数の成分を有してもよく、各成分は、べき乗される巡回置換行列として形成される。巡回置換行列を、パリティ検査行列の第2のストライプから取得してもよい。一実施形態では、第3のストライプのj番目の位置におけるj番目の巡回置換行列に対する各べき指数ijは、ij≠jであるような値を有する。コンピュータ可読媒体は、いかなる1つのタイプの媒体にも限定されない。使用されるコンピュータ可読媒体は、3ストライプギルバートLDPC符号の一実施形態を使用する用途によって決まるであろう。
図7は、3ストライプギルバートLDPC符号の一実施形態を実装するシステムを有する通信ネットワーク700の一実施形態のブロック図を示す。通信ネットワーク700は、3ストライプギルバートパリティ検査行列の一実施形態を実装するH行列構成725を使用するエンコーダ715を含む装置703を有するネットワークノード701を含んでもよい。ネットワークノード701を、通信ネットワーク700においてネットワークノード702からチャネル730によって分離してもよい。ネットワークノード702は、3ストライプギルバートパリティ検査行列の一実施形態を実装するH行列構成720を使用するデコーダ710を含む装置704を有してもよい。ネットワークノード701及び702の間で伝送されるメッセージの場合、H行列構成725及びH行列構成720は、装置703において符号化される情報ビットを提供する装置704において信号を復号するために一組の同じパラメータを含んでもよい。一実施形態では、装置703及び704は、各々、デコーダ及びエンコーダを有してもよい。装置703及び装置704を、図5及び図6の実施形態のような符号化及び復号のために3ストライプパリティ検査行列を採用する方法の1つ又は複数の実施形態を使用する装置の1つ又は複数の実施形態として実現してもよい。
装置703において、エンコーダ715及びH行列構成725を単一ユニットとして実現してもよく、又は別法として、H行列構成725をエンコーダ715の外部に構成してもよい。装置703は、送信機又は送受信機を有してもよい。装置710は、データを伝送する信号をチャネル730内に生成してもよい。データは、装置703に通信可能に結合されたホストシステム745から又はネットワークノード701における他のシステムから発生する情報を提供してもよい。ホストシステムは、ノードにおいて1つ又は複数の機能を提供してもよい。ホストシステムは、ノードにおける他のシステム及び/又は装置の動作を命令してもよい。ホストシステム745は、装置703への結合の一部として有線又は無線である外部接続を含んでもよい。別法として、ホストシステム745は装置705を含んでもよい。ホストシステム745を、スイッチ、ルータ、コンピュータ、サーバ、又はこれらの要素の組合せとして実現してもよい。ホストシステム745は、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト(Peripheral Component Interconnect)(PCI)又はPCIエクスプレスと互換性のある媒体によって装置703に結合してもよい。
装置704において、デコーダ710及びH行列構成720を単一ユニットとして実現してもよいが、別法として、H行列構成720をデコーダ710の外部に構成してもよい。装置704は、受信機又は送受信機を有してもよい。装置704は、データを伝送する信号をチャネル730から受信してもよい。データを、装置704に通信可能に結合されるホストシステム740に又はネットワークノード702の他のシステムに情報を提供するための適当な符号語に復号してもよい。ホストシステム740は、装置704への結合の一部として、有線又は無線である外部接続を含んでもよい。別法として、ホストシステム740は、装置704を含んでもよい。ホストシステム740を、スイッチ、ルータ、コンピュータ、サーバ、又はこれらの要素の組合せとして実現してもよい。ホストシステム740は、ペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト(PCI)又はPCIエクスプレスと互換性のある媒体によって装置704に結合してもよい。
ネットワークノード701、702は、各々、たとえばIEEE802.3an標準規格シリーズによって定義されるように10GBase−Tに従って動作するように構成される物理層(PHY)エンティティを有する処理システムを表してもよい。10GBase−T PHYは、たとえばIEEEアーキテクチャにおける10Gメディアアクセス制御(MAC)及びギガビットメディア独立インタフェース(Gigabit Media Independent Interface)(XGMII)とインタフェースしてもよい。10GBase−T PHYは、たとえばネットワークインタフェースカード(NIC)の一部を含んでもよい。ノード701、702は、10GBase−Tデバイスで使用するために適当な任意の処理システム及び/又は通信デバイスを含んでもよい。たとえば、ノード701、702を、一対のスイッチ、一対のルータ、一対のサーバ、スイッチ及びルータ、スイッチ及びサーバ、サーバ及びルータ等として実装してもよい。さらに、ノード701、702はまた、10GBase−Tがシステムに対する高速接続であるモジュール式システムの一部であってもよい。一実施形態では、ネットワークノード701、702を、ホストシステム735及びホストシステム740が単一ホストシステムとして構成されるように配置してもよい。ノード701、702に対するさらなる例には、ハイエンドサーバ、スーパーコンピュータ、クラスタ、グリッドコンピューティング、ワークグループスイッチアップリンク、アグリゲーションアップリンク、ストレージシステム等が含まれてもよい。実施形態は、この文脈で限定されない。別法として、ノード701、702は各々、IEEE802.11標準規格シリーズに従って動作するように構成される物理層(PHY)エンティティを有する処理システムを表してもよい。当業者は理解することができるように、ネットワークノード701、702及び装置703、704において、通信ネットワークにおける3ストライプギルバートLDPC符号の適用に焦点を合わせるために本明細書では示さず且つ論じていない、ネットワークで通信する他の要素があってもよい。
図8は、ネットワークにおいて通信するために3ストライプギルバートLDPC符号の一実施形態を採用するシステム800の一実施形態のブロック図を示す。システム800は、コントローラ805、メモリ820及びバス815を有し、バス815は、コントローラ805とメモリ820との間及びコントローラ805と通信ユニット810との間の電気接続を提供する。通信ユニット810は、有線ネットワークに結合するネットワークインタフェースであってもよく、無線ネットワークに結合するネットワークインタフェースであってもよい。別法として、通信ユニット810は、有線ネットワークと無線ネットワークとに結合するネットワークインタフェースであってもよい。有線ネットワークは、有線チャネル、光ファイバチャネル及び/又は同軸チャネルを有するネットワークを含んでもよい。
一実施形態において、通信ユニット810は、ネットワークインタフェースカードを含んでもよい。一実施形態では、通信ユニット810は、10GBase−Tデバイスに準拠する通信デバイスを含んでもよい。一実施形態では、通信ユニット810は、有線ネットワークへの接続845を含んでもよい。無線の一実施形態では、通信ユニット810をアンテナ850に結合してもよい。一実施形態では、アンテナ850は実質的に全方向性アンテナであってもよい。システム800は、限定されないが、情報処理装置、無線システム、電気通信システム、光ファイバシステム、電気光学システム及びコンピュータを含んでもよい。
一実施形態では、コントローラ810はプロセッサである。一実施形態において、通信ユニット810は、システム800が他のシステムと通信するのを可能にする送受信機を含む。通信ユニット810は、図5及び図6のそれぞれの装置500及び600の実施形態のさまざまな適当に変更された組合せにおいて符号化ユニット及び復号ユニットを含んでもよい。別法として、復号ユニット及び符号化ユニットを、通信インタフェースとして構成される通信ユニット810の外部の周辺デバイス825に含めてもよい。
メモリ820は、3ストライプギルバートLDPC符号を復号し、且つ符号化するさまざまな実施形態に従って3ストライプギルバートパリティ検査行列を使用してデータを符号化し、且つ復号するコンピュータ実行可能命令を有する任意の形態のコンピュータ可読媒体を含んでもよい。一実施形態は、バス815に結合される追加の1つ又は複数の周辺デバイス825を含んでもよい。バス815は、PCI又はPCIエクスプレスと互換性があってもよい。周辺デバイス825はまた、ディスプレイ、追加の記憶メモリ、又はコントローラ805と協働して動作することができる他の制御デバイスを含んでもよい。別法として、周辺デバイス825は、ディスプレイ、追加の記憶メモリ、又はコントローラ805、通信ユニット810及び/又はメモリ820と協働して動作することができる他の制御デバイスを含んでもよい。
3ストライプギルバートLDPC符号構成を有する符号化ユニット及び復号ユニットを含むシステムの実施形態を、通信チャネルと動作するいかなるシステムで使用してもよい。通信チャネルは、地上通信ネットワーク又は無線通信ネットワークの一部であってもよい。実際には、実施形態を、限定なしに、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、無線メトロポリタンエリアネットワーク(WMAN)、無線広域ネットワーク(WWAN)、セルラネットワーク、第3世代(3G)ネットワーク、第4世代(4G)ネットワーク、ユニバーサル移動電話システム(UMTS)及び同様の通信システム内で使用してもよいような、マルチキャリア無線通信チャネル(たとえば、直交周波数分割多元(OFDM)、離散マルチトーン変調(DMT)等)を使用する任意の無線システムの一部として適切に実装してもよい。
3ストライプギルバートLDPC符号のさまざまな実施形態は、関連する標準2ストライプギルバート符号の最小距離に関して増大した最小距離を提供する。こうした実施形態は、3ストライプパリティ検査行列における非ゼロ要素の数が低いままであるため、符号化パラメータ及び高速復号手続きに関する柔軟性が向上する。3ストライプギルバートLDPC符号を採用することにより、通信チャネルにおける有効な性能を向上させることができる。
本明細書において特定の実施形態を示して説明したが、当業者には、示した特定の実施形態の代りに同じ目的を達成するように計算される任意の構成を用いてもよいということが理解されよう。この出願は、本発明の実施形態の任意の適応又は変形を包含するように意図されている。上記説明は限定的ではなく例示的であるように意図されており、本明細書で採用する用語又は術語は、限定の目的ではなく説明の目的のためのものであるということが理解されなければならない。上記実施形態と他の実施形態との組合せは、上記説明を再検討することで当業者には明らかとなろう。本発明の範囲は、上記構造及び製作方法の実施形態が使用される他の任意の適用を含む。本発明の実施形態の範囲は、添付の特許請求の範囲とこうした特許請求の範囲に権利が与えられる均等物の完全な範囲とに関連して確定されるべきである。
Claims (42)
- ギルバート低密度パリティ検査符号のパリティ検査行列を提供することであって、該パリティ検査行列は、単位行列を含む第1のストライプと巡回置換行列を含む第2のストライプとを有する、提供すること、
前記パリティ検査行列に第3のストライプを追加することであって、それにより3ストライプパリティ検査行列を形成する、追加すること、及び
通信チャネルにおける情報の符号化プロセスに対して前記3ストライプパリティ検査行列を適用すること
を含む方法。 - 前記パリティ検査行列に第3のストライプを追加することであって、それにより3ストライプパリティ検査行列を形成する、追加することは、長さ4のサイクルを有していない前記3ストライプパリティ検査行列を形成するように、前記パリティ検査行列に前記第3のストライプを追加することを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記パリティ検査行列に第3のストライプを追加することであって、それにより3ストライプパリティ検査行列を形成する、追加することは、符号に対して4を上回る最小距離を提供するために、前記3ストライプパリティ検査行列を形成するように前記パリティ検査行列に前記第3のストライプを追加することを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記パリティ検査行列に第3のストライプを追加することは、べき乗される巡回置換行列として形成される成分を有する前記第3のストライプを追加することを含み、前記巡回置換行列は、前記パリティ検査行列の前記第2のストライプから取得される、請求項1に記載の方法。
- 前記第3のストライプを追加することは、長さ4のサイクルを有していない前記3ストライプパリティ検査行列を形成するように、巡回置換行列成分に対して1つ又は複数のべき指数を選択することを含む、請求項4に記載の方法。
- 前記1つ又は複数のべき指数を選択することは、前記第3のストライプのj番目の成分位置において巡回置換行列に対し各べき指数ijを、ij≠jであるように選択することを含む、請求項5に記載の方法。
- 符号化プロセスに対して前記3ストライプパリティ検査行列を適用することは、該3ストライプパリティ検査行列に基づいて受信信号を復号することであって、それにより前記情報を含む有効な符号語を提供する、復号することを含む、請求項1に記載の方法。
- 符号化プロセスに対して前記3ストライプパリティ検査行列を適用することは、該3ストライプパリティ検査行列に基づいて前記情報を符号化することを含む、請求項1に記載の方法。
- 通信チャネルから信号を受信すること、
3ストライプギルバート(3-stripes Gilbert)パリティ検査行列を適用することにより前記信号を復号することであって、それにより有効な符号語を提供し、前記3ストライプギルバートパリティ検査行列は、ギルバート低密度パリティ検査符号のパリティ検査行列の第1のストライプ及び第2のストライプを有することに加えて第3のストライプを有する、復号すること、及び
前記符号語からメッセージを抽出すること
を含む方法。 - 前記3ストライプギルバートパリティ検査行列を適用することは、長さ4のサイクルを有していない3ストライプギルバートパリティ検査行列を適用することを含む、請求項9に記載の方法。
- 前記3ストライプギルバートパリティ検査行列を適用することは、複数の成分を有する前記第3のストライプを含む3ストライプギルバートパリティ検査行列を適用することを含み、各成分はべき乗される巡回置換行列として形成され、該巡回置換行列は前記パリティ検査行列の前記第2のストライプから取得され、前記第3のストライプのj番目の位置におけるj番目の巡回置換行列に対する各べき指数ijは、ij≠jであるような値を有する、請求項9に記載の方法。
- 情報を受信すること、
前記情報を符号化することであって、それにより3ストライプギルバートパリティ検査行列に対応する符号語を形成し、該3ストライプギルバートパリティ検査行列は、ギルバート低密度パリティ検査符号のパリティ検査行列の第1のストライプ及び第2のストライプを有することに加えて第3のストライプを有する、符号化すること、及び
通信チャネルに前記符号語を送信すること
を含む方法。 - 3ストライプギルバートパリティ検査行列を適用することは、該3ストライプギルバートパリティ検査行列を適用することにより符号に対して4を上回る最小距離を提供することを含む、請求項12に記載の方法。
- 前記3ストライプギルバートパリティ検査行列を適用することは、複数の成分を有する前記第3のストライプを含む3ストライプギルバートパリティ検査行列を適用することを含み、各成分はべき乗される巡回置換行列として形成され、該巡回置換行列は前記パリティ検査行列の前記第2のストライプから取得され、前記第3のストライプのj番目の位置におけるj番目の巡回置換行列に対する各べき指数ijは、ij≠jであるような値を有する、請求項12に記載の方法。
- 命令を格納するコンピュータ可読媒体であって、機械によって実行されると、該機械に対し、
3ストライプギルバートパリティ検査行列を適用することにより、通信チャネルから受信した信号を復号させて有効な符号語を提供させ、前記3ストライプギルバートパリティ検査行列はギルバート低密度パリティ検査符号のパリティ検査行列の第1のストライプ及び第2のストライプを有することに加えて第3のストライプを有し、且つ
前記符号語からメッセージを抽出させる
命令を格納する、コンピュータ可読媒体。 - 前記3ストライプギルバートパリティ検査行列は、長さ4のサイクルを有していない3ストライプギルバートパリティ検査行列を含む、請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
- 前記3ストライプギルバートパリティ検査行列は、複数の成分を有する前記第3のストライプを含む3ストライプギルバートパリティ検査行列を含み、各成分はべき乗される巡回置換行列として形成され、該巡回置換行列は前記パリティ検査行列の前記第2のストライプから取得され、前記第3のストライプのj番目の位置におけるj番目の巡回置換行列に対する各べき指数ijは、ij≠jであるような値を有する、請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
- 機械によって実行されると、該機械に対し、
単位行列を含む前記第1のストライプと巡回置換行列を含む前記第2のストライプとを有する前記パリティ検査行列を提供させ、且つ
前記パリティ検査行列に前記第3のストライプを追加させることにより、前記3ストライプパリティ検査行列を形成させる
命令を格納する、請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。 - 機械によって実行されると、該機械に対し、
メッセージを符号化させることにより3ストライプギルバートパリティ検査行列に対応する符号語を形成させ、該3ストライプギルバートパリティ検査行列は、ギルバート低密度パリティ検査符号のパリティ検査行列の第1のストライプ及び第2のストライプを有することに加えて第3のストライプを有し、且つ
前記符号語を含む信号を通信チャネルに送信させる
命令を格納する、コンピュータ可読媒体。 - 前記3ストライプギルバートパリティ検査行列は、長さ4のサイクルを有していない3ストライプギルバートパリティ検査行列を含む、請求項19に記載のコンピュータ可読媒体。
- 前記3ストライプギルバートパリティ検査行列は、複数の成分を有する前記第3のストライプを含む3ストライプギルバートパリティ検査行列を含み、各成分はべき乗される巡回置換行列として形成され、該巡回置換行列は前記パリティ検査行列の前記第2のストライプから取得され、前記第3のストライプのj番目の位置におけるj番目の巡回置換行列に対する各べき指数ijは、ij≠jであるような値を有する、請求項19に記載のコンピュータ可読媒体。
- 通信チャネルから信号を受信する受信機と、
3ストライプギルバートパリティ検査行列を有する低密度パリティ検査デコーダであって、該3ストライプギルバートパリティ検査行列は、ギルバート低密度パリティ検査符号のパリティ検査行列の第1のストライプ及び第2のストライプを有することに加えて第3のストライプを有し、前記受信機に結合され前記信号から有効な符号語を提供する、低密度パリティ検査デコーダと
を具備する装置。 - 前記3ストライプギルバートパリティ検査行列は、長さ4のサイクルを有していない3ストライプギルバートパリティ検査行列を含む、請求項22に記載の装置。
- 前記3ストライプギルバートパリティ検査行列は、複数の成分を有する前記第3のストライプを含む3ストライプギルバートパリティ検査行列を含み、各成分はべき乗される巡回置換行列として形成され、該巡回置換行列は前記パリティ検査行列の前記第2のストライプから取得され、前記第3のストライプのj番目の位置におけるj番目の巡回置換行列に対する各べき指数ijは、ij≠jであるような値を有する、請求項22に記載の装置。
- 前記3ストライプギルバートパリティ検査行列に関して符号化メッセージを提供する低密度パリティ検査エンコーダと、
前記符号化メッセージを含む出力信号を送信する送信機と
を具備する、請求項22に記載の装置。 - メッセージを符号化して前記3ストライプギルバートパリティ検査行列に関して符号語を生成する低密度パリティ検査エンコーダであって、該3ストライプギルバートパリティ検査行列は、ギルバート低密度パリティ検査符号のパリティ検査行列の第1のストライプ及び第2のストライプを有することに加えて第3のストライプを有する、低密度パリティ検査エンコーダと、
前記符号語を含む信号を送信する送信機と
を具備する、装置。 - 前記低密度パリティ検査エンコーダは、4を上回る最小距離を有する一組の符号語を提供する、請求項26に記載の装置。
- 前記3ストライプギルバートパリティ検査行列は、長さ4のサイクルを有していない3ストライプギルバートパリティ検査行列を含む、請求項26に記載の装置。
- 前記3ストライプギルバートパリティ検査行列は、複数の成分を有する前記第3のストライプを含む3ストライプギルバートパリティ検査行列を含み、各成分はべき乗される巡回置換行列として形成され、該巡回置換行列は前記パリティ検査行列の前記第2のストライプから取得され、前記第3のストライプのj番目の位置におけるj番目の巡回置換行列に対する各べき指数ijは、ij≠jであるような値を有する、請求項26に記載の装置。
- システムであって、
有線通信ネットワークに結合する接続を有する装置であって、
前記有線通信ネットワークから結合される信号を受信する受信機と、
3ストライプギルバートパリティ検査行列を有する低密度パリティ検査デコーダであって、該3ストライプギルバートパリティ検査行列は、ギルバート低密度パリティ検査符号のパリティ検査行列の第1のストライプ及び第2のストライプを有することに加えて第3のストライプを有し、前記受信機に結合されて前記信号から有効な符号語を提供する、低密度パリティ検査デコーダと
を備える装置
を具備するシステム。 - 前記3ストライプギルバートパリティ検査行列は、長さ4のサイクルを有していない3ストライプギルバートパリティ検査行列を含む、請求項30に記載のシステム。
- 前記3ストライプギルバートパリティ検査行列は、複数の成分を有する前記第3のストライプを含む3ストライプギルバートパリティ検査行列を含み、各成分はべき乗される巡回置換行列として形成され、該巡回置換行列は前記パリティ検査行列の前記第2のストライプから取得され、前記第3のストライプのj番目の位置におけるj番目の巡回置換行列に対する各べき指数ijは、ij≠jであるような値を有する、請求項30に記載のシステム。
- 前記装置はネットワークインタフェースカードを含む、請求項30に記載のシステム。
- 前記装置は、10GBase−Tに準拠するネットワークインタフェースを含む、請求項30に記載のシステム。
- 前記ホストシステムは、コンピュータ、スイッチ、ルータ又はサーバのうちの少なくとも1つを含む、請求項30に記載のシステム。
- 前記装置は、前記受信機に情報信号を結合するバスを含み、該バスはPCIと互換性がある、請求項30に記載のシステム。
- 前記装置は、前記受信機に情報信号を結合するバスを含み、該バスはPCIエクスプレスと互換性がある、請求項30に記載のシステム。
- メッセージを符号化することにより、前記3ストライプギルバートパリティ検査行列に関して出力符号語を生成する、低密度パリティ検査エンコーダと、
前記出力符号語を含む出力信号を送信する送信機と
を具備する、請求項30に記載のシステム。 - 実質的に全方向性アンテナと、
前記全方向性アンテナに結合され信号を受信する受信機と、
3ストライプギルバートパリティ検査行列を有する低密度パリティ検査デコーダであって、該3ストライプギルバートパリティ検査行列は、ギルバート低密度パリティ検査符号のパリティ検査行列の第1のストライプ及び第2のストライプを有することに加えて第3のストライプを有し、前記受信機に結合され前記信号から有効な符号語を提供する、低密度パリティ検査デコーダと
を具備するシステム。 - 前記3ストライプギルバートパリティ検査行列は、長さ4のサイクルを有していない3ストライプギルバートパリティ検査行列を含む、請求項39に記載のシステム。
- 前記3ストライプギルバートパリティ検査行列は、複数の成分を有する前記第3のストライプを含む3ストライプギルバートパリティ検査行列を含み、各成分はべき乗される巡回置換行列として形成され、該巡回置換行列は前記パリティ検査行列の前記第2のストライプから取得され、前記第3のストライプのj番目の位置におけるj番目の巡回置換行列に対する各べき指数ijは、ij≠jであるような値を有する、請求項39に記載のシステム。
- メッセージを符号化して前記3ストライプギルバートパリティ検査行列に関して出力符号語を生成する低密度パリティ検査エンコーダと、
前記出力符号語を含む出力信号を送信する送信機と
を具備する、請求項39に記載のシステム。
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