JP2008523176A5 - - Google Patents

Description

更なる慣習的添加剤は、防腐剤、陽イオン、陰イオンまたは非イオン性表面活性物質（界面活性剤および湿潤剤）、および例えば、ポリビニールアルコール、セルロース誘導体などの粘度調整剤、または結合力および耐こすり落ちを向上させるためのフィルム形成材としての水溶性天然または人工樹脂、主に難燃剤配合物のｐＨを上げるのに役立つ、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、Ｎ，Ｎ−ジメチルエタノールアミンまたはジイソプロピルアミンなどのアミン類である。

Claims (14)

1. ａ）一般式（１）の難燃剤
   

   

   ［式中、
   Ｒ_１は、水素、Ｃ_１〜４−アルキル、−ＣＨ_２Ｃｌ、−ＣＨ_２Ｂｒ、−ＣＨ_２Ｏ−Ｃ_１〜４−アルキルまたはフェニルであり、
   Ｒ_２は、水素、Ｃ_１〜４−アルキル、−ＣＨ_２Ｃｌ、−ＣＨ_２Ｂｒまたは−ＣＨ_２Ｏ−Ｃ_１〜４−アルキルであり、あるいは
   Ｒ_１およびＲ_２は、結合している環炭素原子と一緒になってシクロヘキシリデン、シクロヘキセニリデンまたは３，４−ジブロモシクロヘキシリデンを形成し、
   Ｒ_３およびＲ_５は、独立に水素またはＣ_１〜４−アルキルであり、
   Ｒ_４は、水素またはメチルであり、
   Ｘは、酸素または硫黄である。］および
   ｂ）モノアルケニル芳香族化合物５０から８０ｍｏｌ％およびアクリレート２０から５０ｍｏｌ％から本質的になり、１０００と５００００ｇ／ｍｏｌの間の平均モル質量Ｍｖを有するアクリレートコポリマー
   を含む水性分散物。
2. 前記Ｒ_１基が、メチル、エチル、プロピル、クロロメチル、ブロモメチルまたはフェニルである、請求項１に記載の分散物。
3. 前記Ｒ_２基が、メチル、エチル、プロピル、クロロメチルまたはブロモメチルである、請求項１または２に記載の分散物。
4. 前記難燃剤が式（１ａ）
   

   

   に一致する、請求項１から３のいずれか一項に記載の分散物。
5. アクリレートが、モノアルケニル芳香族化合物６０から７０ｍｏｌ％とアクリレート３０から４０ｍｏｌ％とのコポリマーである、請求項１から４のいずれか一項に記載の分散物。
6. 前記モノアルケニル芳香族化合物が、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ｔｅｒｔ−ブチルスチレン、ｏ−クロロスチレンまたはこれらの組合せからなる群から選択されるモノマーである、請求項１から５のいずれか一項に記載の分散物。
7. 前記アクリレートコポリマーが、スチレン、アクリル酸および／またはメタクリル酸のモノマーからなる、請求項１から６のいずれか一項に記載の分散物。
8. 前記式（１）の難燃剤と、前記アクリレートコポリマーとの間の重量比が、１：０．１から１：１までの範囲である、請求項１から７のいずれか一項に記載の分散物。
9. 式（３）の分散助剤、
   Ｒ−Ｏ−（ＣＨ_２−ＣＨ_２−Ｏ）_ｍ−ＣＨ_２−ＣＯＯＭ （３）、
   ［式中、
   Ｒは、Ｃ_１０〜Ｃ_２０−アルキル基またはＣ_１０〜Ｃ_２０−アルケニル基であり、
   ｍは、１から１５であり、
   Ｍは、一価の陽イオンである。］
   および／またはナフタレンスルホン酸−ホルムアルデヒド重縮合物の群からの分散助剤、
   および／またはトリスチリルフェノールエトキシレートの群からの分散助剤が追加的に存在する、請求項１から８のいずれか一項に記載の分散物。
10. 全て分散物の総量に対して、
    ａ）式（１）の難燃剤５重量％から５０重量％、
    ｂ）アクリレートコポリマー０．２５重量％から２０重量％、
    ｃ）式（３）の化合物および／またはナフタレンスルホン酸−ホルムアルデヒド重縮合物の群および／またはトリスチリルフェノールエトキシレートの群からの化合物０重量％から１２重量％、
    ｄ）水５重量％から６０重量％、
    ｅ）α−メチルω−ヒドロキシポリエチレングリコールエーテルである保持剤０重量％から１５重量％、
    ｇ）防腐剤、陽イオン、陰イオンまたは非イオン性表面活性物質、粘度調整剤、水溶性天然または人工樹脂、およびアミン類から選択される更なる慣用の添加剤０重量％から１０重量％
    からなる、請求項１から９のいずれか一項に記載の分散物。
11. 全て分散物の総量に対して、
    ａ）式（１）の難燃剤２０重量％から４５重量％、
    ｂ）アクリレートコポリマー１重量％から１０重量％、
    ｃ）式（３）の化合物および／またはナフタレンスルホン酸−ホルムアルデヒド重縮合物の群および／またはトリスチリルフェノールエトキシレートの群からの化合物１重量％から１２重量％、
    ｄ）水１０重量％から４０重量％、
    ｅ）α−メチルω−ヒドロキシポリエチレングリコールエーテルである保持剤５重量％から９重量％、
    ｇ）防腐剤、陽イオン、陰イオンまたは非イオン性表面活性物質、粘度調整剤、水溶性天然または人工樹脂、およびアミン類から選択される更なる慣用の添加剤０．５重量％から９．５重量％
    からなる、請求項１から１０のいずれか一項に記載の分散物。
12. 水の存在下、分散物アセンブリを用いて、アクリレートコポリマー（ｂ）の溶液に、難燃剤（ａ）、適切な場合は、成分（ｃ）、（ｅ）および／または（ｇ）を細かく分散させることを含む、請求項１から１１のいずれか一項に記載の分散物を生成する方法。
13. セルロース材料、動物繊維、植物繊維もしくは合成繊維またはこれらの混合物のバルク難燃剤仕上げまたは表面処理のための、請求項１から１１のいずれか一項に記載の分散物の使用。
14. 再生セルロース仕上げのための、請求項１３に記載の使用。