JP2008522050A - 繊維ウェブ処理方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

紙若しくは板紙ウェブ(1)若しくはその類の繊維ウェブを処理する方法及び装置において、処理混合物は、ウェブの表面上に拡散される。本方法では、処理されるウェブ(1)は、プレスニップ(8)から導かれ、このニップにおいてロール(8)間でプレスされる。ウェブがニップに入る前に、ウェブがニップに入る前に処理混合物が依然としてウエットであるような量の処理混合物が、ウェブ(1)の少なくとも一方の面に拡散される。

Description

本発明は、請求項1の冒頭部による繊維ウェブ処理方法に関し、当該方法は、特に板紙ウェブ上に、サイズ混合物、コーティング剤若しくは対応する処理混合物の拡散を含む。本発明は、また、紙ウェブ及び他のその類の繊維ウェブにも適用できる。
本発明は、また、本方法を適用するための装置に関する。
本願は、サイジング、顔料着色及びコーティング及びカレンダリングによるウェブの処理に関する。以下、本発明は、本発明の最も好ましい用途である特にサイジングを例に用いて説明される。本発明は、当然ながら、上述の他の目的にも適用できる。
用語サイズは、通常、水−澱粉混合物を指し、これは、板紙若しくは紙の表面上に拡散され、例えばロール間のニップにおいて、ウェブ内へと押し込まれる。サイズは、また、紙の印刷性及び表面特性を改善する。澱粉に加えて、サイズ混合物は、また、多くの添加物を含むことができ、ある場合には、ラテックスをサイズ内のバインダーとして用いることができる。原理上、本発明は、異なる種類の繊維ウェブ及び全てのサイズ混合物に適用できる。製品の強度は、段ボール紙の製造時に用いられるライナ及び段のような、幾つかの板紙グレードの最も重要な特性の1つである。サイズの使用は、とりわけ、曲げ及び表面強度を顕著に増大させるので、目的は、これらの板紙グレードにおいて大量のサイズを用いることである。現在、より大きな塗布量は、ポンド−塗布装置を用いて達成されるが、それらの最も大きい走行速度は、現代の要求に対してあまりに低い。それ故に、現代の板紙抄紙機では、フィルム転写塗布がサイズを拡散させるために用いられる。フィルム転写塗布では、サイズは、先ず、フィルム転写ロールの表面上に拡散され、これにより、サイズは、ウェブに転写される。板紙抄紙機では、同時両面塗布がしばしば用いられ、この場合、ウェブは、2つのフィルム転写ロールにより形成されるニップを通って走行する。これらの装置を用いると、30−35g/mのウエットフィルムとして表現されるような、一のウェブの表面上への適度に多い塗布量を達成する。
コーティング混合物を用いる態様は、サイジングに対して、目的が、コーティング剤の固体粒子をウェブの表面上に留まらせることである点が異なる。
しかし、フィルム転写コータは、その効率及び経済性を低減する制限を有する。フィルム転写ロールのニップで得られるニップ圧により、ウェブの繊維構造内への良好なサイズの浸透が得られるが、ニップの長さが極めて短く、従って、ウェブ内へのサイズの実際の吸収はニップ後に生ずるだけである。実際には、サイズの乾燥は、ウェブが接触乾燥され制御されることができるように、ニップの直後に開始されなければならないので、全体の吸収時間は短いままである。大量の処理剤がフィルム転写スプレッダ(複数も可)を用いてウェブ上に拡散されることができる場合でも、ポンドは、ウェブの表面及びフィルム転写ロールの表面の間で生ずることができる。ポンドの生成は、高いウェブ速度でスプラッシング(飛沫)の損害を引き起こすが、プールは、低速でも容易に生ずることができる。このいわゆるミニポンドの生成は、最も多い塗布量を制限する。というのは、ポンドはスプラッシング、ウェブ振動を引き起こし、また、迅速に回転するとき、ニップを通るエアの通過をも引き起こす。フィルム転写ニップでは、ウェブは、大量のサイズでウエットとなり、これにより、走行性問題が生ずる。ウェブがウエットになるとき、ウェブは、弱くなり、より容易に破れる。更に、ウエッティング及び乾燥は、ウェブの寸法を変化させ、寸法の変化は、ウェブ張力を調整すること及び可能な場合にはスプレッダロールを用いることにより考慮されなければならない。フィルム転写コータの塗布室は、サイズの均一な拡散を保証するために、極めて精度良く設計される。しかし、材料は、繊維ウェブの表面から連続的に離脱し、フィルム転写ロールの表面上を直接移動し若しくは塗布室内にマシーン循環と共に移動する。これは、特にそれがドクタロッドの下方に至るときに外乱を引き起こし、塗布室を遮蔽することもある。また、ドクタロッド及び塗布室を境界付けるそのクレイドルは、ロール表面と同様、早期に磨耗し、これは、短い整備間隔をもたらしてしまう。これは、整備中断に起因した生産性の減少及び直接的な整備コストを引き起こす。これらの問題は、リサイクル繊維を用いた抄紙機で顕著である。というのは、磨耗を引き起こす外来物質が常に繊維内に存在し、その最も重要なものはサンド(砂)及び特に研磨性の顔料−コーティング粒子であるからである。リサイクル繊維は、板紙の製造において重要な原料であるので、これらの問題は、特に板紙の製造時に用いられる抄紙機において特に顕著となる。塗布中、エア及び不純物は、コータのマシーン循環に容易に入ることができ、効率的なエア除去装置及びフィルタ装置で除去されなければならない。これらの装置は、高価であり、必要なマシーン循環が長くなり、その容量が大きくなる。
フィルタ転写塗布に表れる問題及び制限は、異なる製品の製造時に異なる重点を有する。明らかなこととして、ウェブの破れの危険性は、板紙グレードにおいては、リサイクル繊維から作成されうるより薄い紙に比べて大きくない。他方、印刷紙若しくは板紙を作成するとき、装置の磨耗及び汚染が少ない。
本発明は、広範な範囲で変化されることができる量で、移動する繊維ウェブ上に、効果的には表面サイズ若しくは顔料コーティング剤である処理剤を拡散し、従来のフィルム転写若しくはポンドプレスサイザによる塗布時に存在する制限を無くすことを可能とする方法及び装置を生成することを目的とする。
本発明は、塗布後の別個の乾燥及びニップにおける後続するプレス処理を省略することができる方法及び装置を生成することを目的とする。
本発明は、処理剤混合物がスプレイ塗布装置を用いてウェブの少なくとも一方の表面上に拡散され、その後、ウェブが、拡散ポイントから離れた位置で2つの移動する表面間のニップに導かれることに基づく。更に、本発明の一実施例によれば、ウェブは、塗布後に、ウェブと接触する少なくとも一方の表面が加熱されるニップへと導かれる。
より具体的には、本発明による方法は、請求項1の特徴部に言及されることにより特徴付けられる。
本発明による装置は、請求項17の特徴部に言及されることにより特徴付けられる。
かなりの効果が本発明により得られる。
本発明の最も重要な効果は、非常に大きな領域に亘る可変の塗布量である。特に、大きな塗布量は、本発明による方法を、従来の方法よりも効果的なものにする。長い遅延時間のおかげで、大量のサイズ混合物でも、ウェブの表面上及びウェブ内で硬化するための時間を有し、ロールのニップ内で搾り出されない。原理上、本方法により、少なくとも既存の知られたサイズ処理された製品の制限の範囲内で、望むだけ大量のサイズを用いることが可能である。必要な場合、大きな塗布量は、新たなタイプの製品の製造を可能とする。サイズの量及びプロフィールは、ノズルの供給量により若しくはノズルサイズを変化させることにより調整されることができる。遅延は、単に、塗布ユニットとプレスロールの間の距離を変化させることにより調整される。サイズの浸透の最終調整は、プレスロールのニップのニップ圧を変化させることによりなされる。
好ましくは、塗布は、ウェブの両面に同時に実行され、この場合、唯一の塗布ステーション及びドライヤしか必要とされない。本方法は、また、ウエットな表面上への2重塗布(ダブルアプリケーション)を可能とする。これは、サイズの第2層がロールニップにおいてウェブへ転写されるように、プレスロールが従来の塗布ビームを有する態様のような、通常のフィルム転写ユニットの態様で形成されたロールニップにより実行される。処理剤混合物は、ウェブの表面上に高温で拡散され、この場合、通常より流動性があり、乾燥及び硬化がウェブの表面上でより速やかに生ずる。水の蒸発は、また、ドライヤを直接形成する塗布装置にウェブを高温で至らせることができる事実により促進される。
カレンダニップは、また、ロールの一方がソフトロールであり他方が加熱ロールである態様で、例えばロールニップとしても用いることができる。従って、ロールの一方若しくは双方は、ベルトで置き換えることができ、若しくは、ニップは、シューカレンダから形成されることができる。加熱ロール若しくはベルト及び、長い、好ましくは調整可能な遅延のおかげで、プレス処理後の乾燥は、ニップ内でウェブに伝達される乾燥作用が十分である場合、無くすことができる。この場合、塗布、塗布のニッププレス処理、カレンダリング及び乾燥を、塗布及びホットカレンダニップ出置き換えることが本発明により可能である。特に、高価な浮動式若しくは赤外線のドライヤは無くされ、システムの購入コストを低減でき、小さな空間に適合でき、これは、特に製造ラインを再建するときに効果的である。この解決策は、顔料塗布に最も好適である。というのは、澱粉分を備えるサイズの場合、ホットロール若しくはベルト表面へのサイズの付着が本方法の使用を妨げるからである。サイズ処理に関して、特定の注意は、付着が防止されるように、高温表面の材料の選択に払われる必要がある。
上記の効果に加えて、フィルム転写プレスによるサイズ処理の欠点が防止され、これらは、ウェブへのサイズの不十分な浸透、即ち、製品の強度の制限、フィルム転写ニップを通過するサイズの量が多くなること、即ち、ロールニップにおいてあまりに大きいポンドが形成されることの回避、及び、特にリサイクル繊維マシーンにおける、塗布ロッド及びロッドクレイドル及びロール表面の早期の磨耗である。塗布室がないので、室が、ウェブから離脱する材料で遮蔽されることが防止される。ウェブから離脱する材料は、マシーン循環に入らず、従って、処理剤混合物は、不純物を除去するためにフィルタ処理される必要がない。戻り循環も、塗布混合物の全てがウェブにむけることができるので、通常、必要とされない。過剰な処理剤が、ロール若しくはスプレイ室から収集されなければならない場合、過剰な処理剤は、供給タンクに簡易な態様で戻るように導くことができる。量は、このとき少量であり、必要な移送装置は安価である。これらに加えて、ポンドプレスは、ポンドからのスプラッシングにより課される速度制限の欠点を有し、これは、今日要求されるウェブ速度でそれらを用いることの可能性を制限する。
次に、本発明は、添付図面を参照して実施例により説明される。
本発明によるサイジングステーションは、図1に示され、製造ラインに適合されている。ウェブ1の走行方向で、先ず、乾燥シリンダ集合2が来て、そこから、ウェブ1は、塗布装置3に直接ガイドされる。塗布装置3の後、プレスロール4及びエアドライヤ5が続き、そこから、ウェブ1は、仕上げへとガイドされる。乾燥シリンダ集合2と塗布装置3の間には、ウェブ1を監視するために用いられる測定装置6が存在する。
塗布装置3は、フレーム7内のベアリング内に搭載されるプレスロール8を含み、プレスロール8は、ニップを形成し、当該ニップを通って、処理されているウェブ1が走行する。ロール8及びフレーム7は、従来のフィルム転写コータの部品であってよく、従って、この点、塗布装置は、ロール8の塗布装置が取り除かれたフィルム転写コータに対応する。ウェブ1は、ロール8へと下方に直接走行するようにガイドロール9を介してガイドされる。ウェブガイドロール9とプレスロール8の間の領域は、ウェブの両側のケーシング9により囲繞される。従って、ウェブ1は、ウェブガイドロール9、プレスロール8及びケーシング10により囲繞された空間内を走行する。ウェブ1の縁部及び考えられるギャップは、ゴム若しくはシート金属シーリングストリップを用いてシールされることができる。ウェブの表面上にサイズミストを拡散する必要な数のスプレイノズル11は、ケーシング10内に配置される。圧力分散ノズルは、好ましくは、スプレイノズル11として用いられ、これにより、均一な被覆範囲が得られる一方、分散ガスの乾燥効果はない。ノズルの圧力は、極めて低く、通常1Mpaより小さく、通常約1−10barである。しかしながら、サイジング混合物の水分は非常に多いので、例えば分散エアは、内部の湿度が高いケーシング内のサイズ混合物を有害に乾燥することができない。必要な場合、水蒸気は、ノズル内の分散ガスとして用いることができ、この場合、乾燥は、全く生じないが、サイズ混合物は、同時に加熱されることができる。この実施例では、サイズ回収システムが必要とされない。というのは、サイズ混合物が、ケーシングの壁上の室内で凝縮し、若しくは、室内のミストが、プレスロール8上に落ち若しくは流れ、そこからウェブ1上に落ち若しくは流れるからである。ケーシング10の壁は、加熱されることができ、この場合、壁に付着するサイズミストは乾燥しないだろう。プレスロール8上に流れるサイズ混合物が、ウェブ1内に欠陥を引き起こす場合、過剰なサイズ混合物は、例えばケーシング10の下部内の溝を用いて、回収され、パルパー若しくはマシーン循環に戻される。
ウェブが顔料コーティング剤で処理される場合、コーティング混合物の乾燥は、エア分散ノズルを用いるときにより大きな問題となりうる。従って、より効果的なのは、コーティング混合物で圧力分散ノズルを用いることである。このとき、顔料コーティング剤の乾燥を防止するため、塗布室の表面が加熱されず冷却されることが望ましい。澱粉サイズ混合物の流動性は、温度の上昇と共に増加する一方、大量のミネラルベースの固形物を含む顔料コーティング剤の乾燥は、水が環境内に混合物から蒸発できる場合、極めて迅速である。
必要な場合、幾つかの列のスプレイノズルを用いることができる。この場合、例えば洗浄中に、一のノズル列が故障した場合、操業は、他のノズルを用いて続けることができる。本発明による装置は、両面コーティングで用いられるときに最も効果的であるが、もちろん片面のみへの塗布は、望まれる場合には用いられることができる。ウェブが破れ及び他の生産が中断する間、ノズルビームは、必要とされる場合には、180E若しくは90Eで、ケーシングから離れて洗浄トラフへと回転し、ノズルがチェックされ、洗浄され若しくは交換されることができるようにする。ケーシングの壁は、好ましくは、洗浄のために開口されることができる。
上述の実施例では、遅延時間は、ケーシング10内のノズル列の位置を変化させることにより調整されることができる。しかしながら、この場合、ケーシングは、大きくなり、調整距離は通常短い。
図2及び図3による解決策では、全体のノズルケーシング10が、プレスロール8に対して移動される。この実施例では、ウェブ1は、ウェブの両面がプレスロール8に同時に接触するような態様で、プレスロール8のニップへと直接的にガイドロール10によりガイドされる。これは、塗布とプレス処理の間の距離及び遅延量を、ウェブ1の両面で同じにする。ノズルケーシング10は、ウェブ1に平行に走るガイド12内のベース13上に配置され、サイズ混合物拡散ポイントとプレスロール8間のニップとの間の距離を変化させるために、ガイドに沿って移動されることができる。このガイド12の長さは、極めて大きくすることもできる。実際には、ガイド12の長さ及び最大の遅延量は、利用可能な空間及び制御下に留めつつ自由なドローでウェブを移動させることができる区間長により制限される。
本発明によれば、遅延量は、ニップ後のウェブ上に所望の量の処理剤を形成するために調整される。この調整は、処理剤の量若しくは、ウェブ速度のような、製品の他の製造若しくは品質ファクタ、ベースウェブの材料若しくはその類を、一度に変化させることにより発生することができる。或いは、調整は、ニップ後の処理剤の量の測定値、プロフィール、若しくは、表面の品質に基づくことができ、若しくは、ウェブ速度により生ずる調整にも基づくことができる。
ノズルケーシング10内には、ウェブ1の両側にノズルビーム14が存在する。上記の例で提示される教示は、ノズル10の動作、位置及び整備に適用される。しかし、ノズルケーシング10の構成は異なる。というのは、ロール8,10は、環境からケーシング10の内部をシールしないからである。ウェブ1で搬送されるエアは、狭幅のギャップ内に高圧を形成し、サイズミストがギャップを通ってケーシングに入ることを防止する。エアは、実質的に狭幅のギャップ15を通ってケーシング内に入らず、また、ノズルの動作が阻害されない。この場合、ノズル11は、ウェブ1と同一の方向に向けられ、従って、ノズルの噴射16は、ウェブ1により搬送されるエアと共に引かれ、ウェブ1上に来るだろう。ウェブ1の走行方向の後尾方向には、また、狭幅の出口ギャップ19が存在する。このギャップ19は、加熱室17により両側が境界付けられている。これらの室の仕事は、ウェブの後尾方向の領域においてサイズ混合物が乾燥するのを防止することである。室に代えて、加熱プレート若しくは加熱されていない表面でさえも用いることができる。過剰な処理剤ミストは、加熱室の両側に配置される出口溝18を通って除去される。必要な場合、真空が、ミストを除去するために用いられてよく、若しくは、小さい過剰圧が、ウェブによりもたらされるエアの補助によりケーシング内に生成されることができる。エアは、ミストが漏れるのを防止するために、例えばエアドクタのような装置を用いて、ウェブの後尾側の出口ギャップ内に吹かれることができる。この実施例によれば、別のサイズ拡散装置は、ウェブの任意の位置で動作するように配置されることができ、従って、ウェブ1の通紙は、プレスロール前に十分な直線セクションが存在する限り、極めて自由である。
本発明の範囲内において、ウェブ1上に拡散される混合物は、プレスロールニップに到着するときにウエット(濡れた状態)であるべきである。この場合、用語ウエットは、ニップ圧のおかげで、サイズのウェブ内への浸透を実現することが依然として可能であるだろうという事実、即ち、サイズ混合物が繊維層内部に押し込まれることができるという事実を指す。さもなければ、ニップからの利点がないだろう。サイズ混合物の拡散とプレスニップの間の距離のおかげで、ウェブ1への浸透は、所望の通り調整される。サイズ混合物は、当然ながら、ニップからの固定距離でウェブ上に拡散されることもできるが、この場合、調整能力の実質的な部分が失われることになる。サイズ混合物が作成されるとき、サイズ混合物は、通常、約50−80℃の高温であり、サイズは、ノズルにサイズが供給される前の熱交換器を用いて、若しくは、ノズル内で電気的にも、又は、ノズルビーム内の循環加熱媒体のエアによっても、当該温度で維持されるために加熱されることができる。サイズの加熱は、その粘性を低減し、ノズル内における液形成を改善し、ウェブの表面上の水の蒸発を促進する。ウェブは、乾燥ロール集合の最終ロールから来るので、通常は極めて高温であり、従って、水は、高温のウェブ表面に当たる高温のサイズ混合物から効率的に蒸発されることになる。顔料コーティング剤を用いるとき、加熱された混合物を用いることも可能であり、コーティング混合物が高温のウェブに転写されるときに水がコーティング混合物から効率的に蒸発されることは、しばしば好ましい。しかしながら、高温のコーティング混合物の使用は、塗布室の壁上へのコーティング混合物の望ましくない乾燥を引き起こし、従って、高温のコーティング混合物を用いるときは、特有の配慮が、乾燥を防止して塗布室を清浄に維持するためになされなければならない。
本方法で用いられるフィルム転写プレスのロールに代えて、例えば、一のロールが軟質な表面を有し他のロールが加熱される硬質な表面を有するカレンダニップを用いることは可能である。双方のロールは、また、軟質若しくは硬質であってもよく、一以上のロールが加熱されてもよい。ロールが互いに異なる場合、2つのロールニップが必要とされてよい。しかし、この場合、処理剤の浸透に関する後者のロールニップの作用は小さくなるだろう。というのは、ウェブの表面は、最初のロールニップ後に乾燥状態になりうるからである。ロールニップに代えて、1若しくは2つの連続したニップを含むシューカレンダ若しくはベルトを用いることが可能である。金属ベルトがカレンダ内に用いられる場合、ベルトは、ウェブの表面特性を変化させるために容易に加熱若しくは冷却されることができる。
本発明は、既存のポンド式サイズプレス若しくはフィルム転写プレスを再構築若しくは置換する際の使用に対して非常に好適である。この場合、ポンドを形成するのに必要とされる技術、若しくは、それに応じて塗布室及びコーティング若しくはサイズ循環は除去される。これらの塗布方法は、ロールニップ前にスプレイ塗布ビームを配置することによって本発明により置き換えられる。この種の再構築は、比較的安価であり、そのおかげで、走行速度及び使用される処理剤の量が実質的に増加されることができる。より多い量の処理剤のおかげで、装置は、従前よりも広範な製品範囲を製造するために用いることができる。
本発明の一実施例の概略図。 本発明の第2実施例の概略図。 図2の詳細図。

Claims (32)

  1. 紙若しくは板紙ウェブ又はその類の繊維ウェブ(1)を処理する方法であって、前記ウェブの表面への処理混合物の塗布を含む方法において、
    処理される前記ウェブ(1)は、2つの移動する表面間のプレスニップ(8)から走行するために乾燥シリンダ集合(2)の最後のシリンダから導かれ、
    前記処理混合物は、前記プレスニップ(8)において前記ウェブ(1)内へと押し込まれ、
    前記ウェブが前記ニップに入る前に、前記ウェブが前記ニップに入るときに前記処理混合物が依然としてウエットとなるような量の前記処理混合物が、前記ウェブ(1)の少なくとも一方の面上に拡散され、
    前記処理混合物は、前記乾燥シリンダ集合(2)の最後のシリンダと前記プレスニップ(8)の間の領域内で前記ウェブ(1)の表面上に拡散されることを特徴とする、方法。
  2. 前記処理混合物は、前記ウェブが前記ニップに入る前に、前記ウェブ(1)の両面上にスプレイノズル(11)から拡散されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも前記ウェブ(1)に残る量の処理剤は、前記ウェブ上に拡散される処理剤の硬化度合い及びスプレイノズル(11)と前記ニップとの間の遅延時間を変化させるために、スプレイノズルと前記ニップとの間の距離を変化させることにより変化されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記処理混合物は、前記ウェブの表面上にノズル(11)から供給される前に加熱されることを特徴とする、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の方法。
  5. サイズ混合物は、前記ウェブの表面上及び前記プレスニップに追加のサイズ剤を導くために、プレスニップを形成するロールの少なくとも1つの表面から拡散されることを特徴とする、請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記処理混合物は、前記ウェブの表面上に、圧力分散ノズルを用いて拡散されることを特徴とする、請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記処理混合物は、前記ウェブの表面上に、気体分散ノズルを用いて拡散されることを特徴とする、請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記ウェブ(1)は、好ましくはフィルム転写プレスのロールである、2つのロール(8)間のニップから走行するようにガイドされることを特徴とする、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記ウェブ(1)は、1つのロールとベルトの間のニップから走行するようにガイドされることを特徴とする、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の方法。
  10. 少なくとも1つのロール若しくはベルトの表面は柔質であることを特徴とする、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 少なくとも1つのロール若しくはベルトの表面は硬質であることを特徴とする、請求項8〜10のうちのいずれか1項に記載の方法。
  12. 少なくとも1つのロール若しくはベルトは、加熱されることができることを特徴とする、請求項8〜11のうちのいずれか1項に記載の方法。
  13. 少なくとも1つのロール若しくはベルトは、冷却されることができることを特徴とする、請求項8〜12のうちのいずれか1項に記載の方法。
  14. 加熱されたロール若しくはベルトにより、乾燥が前記プレスニップ(8)後に必要とされないほど大量の熱が前記ウェブ(1)に伝達されることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  15. 前記ウェブは、前記塗布後のプレスニップ(8)でカレンダ処理されることを特徴とする、請求項1〜14のうちのいずれか1項に記載の方法。
  16. シューニップが、前記プレスニップ(8)として用いられることを特徴とする、請求項1〜15のうちのいずれか1項に記載の方法。
  17. 紙若しくは板紙ウェブ又はその類の繊維ウェブ(1)を処理する装置であって、前記ウェブの表面に処理混合物を塗布する装置において、
    少なくとも1つのプレスニップ(8)と、
    前記プレスニップ(8)に前記ウェブ(1)を導く部材と、
    ウエットな処理混合物が要素(8)と前記ウェブ(1)の間のニップに至るような態様で処理混合物を拡散する部材とを含み、
    前記処理混合物を拡散する部材は、スプレイノズル(11)であり、前記ウェブ(1)の少なくとも一方の面上に処理混合物を供給するために、前記プレスニップ(8)からの前記ウェブの到来方向で調整可能な距離に配置されることを特徴とする、装置。
  18. 前記スプレイノズル(11)は、前記ウェブ(1)の両面のいずれの側にも配置されることを特徴とする、請求項17に記載の装置。
  19. 前記処理混合物を加熱する要素が、前記ウェブが供給される前に加熱されることを特徴とする、請求項17又は18に記載の装置。
  20. 前記ニップを形成する要素の少なくとも1つは、ロール(8)であり、
    前記プレスニップを形成する少なくとも1つのロール(8)の少なくとも上に前記処理混合物を拡散する要素を特徴とする、請求項17〜19のうちのいずれか1項に記載の装置。
  21. 前記スプレイノズルは圧力分散ノズルであることを特徴とする、請求項17〜20のうちのいずれか1項に記載の装置。
  22. 前記スプレイノズルは気体分散ノズルであることを特徴とする、請求項17〜20のうちのいずれか1項に記載の装置。
  23. 前記スプレイノズルはケーシング(10)内に配置されることを特徴とする、請求項17〜22のうちのいずれか1項に記載の装置。
  24. 前記スプレイノズルは、ロール(8)の前記プレスニップに対して移動可能なケーシング内に配置されることを特徴とする、請求項17〜23のうちのいずれか1項に記載の装置。
  25. 前記ニップを形成する要素は、2つのロール(8)であり、前記ウェブ(1)は、好ましくはフィルム転写プレスのロールであるこれら2つのロール(8)間のニップから走行するようにガイドされることを特徴とする、請求項17〜24のうちのいずれか1項に記載の装置。
  26. 前記ニップを形成する要素の少なくとも1つはベルトであり、前記ウェブ(1)は、少なくとも1つのロールとベルトの間のニップから走行するようにガイドされることを特徴とする、請求項17〜25のうちのいずれか1項に記載の装置。
  27. 少なくとも1つのロール若しくはベルトの表面は柔質であることを特徴とする、請求項25又は26に記載の装置。
  28. 少なくとも1つのロール若しくはベルトの表面は硬質であることを特徴とする、請求項25〜27のうちのいずれか1項に記載の装置。
  29. 少なくとも1つのロール若しくはベルトは、加熱されることができることを特徴とする、請求項25〜28のうちのいずれか1項に記載の装置。
  30. 少なくとも1つのロール若しくはベルトは、冷却されることができることを特徴とする、請求項25〜29のうちのいずれか1項に記載の装置。
  31. 前記プレスニップ(8)はカレンダニップであることを特徴とする、請求項17〜30のうちのいずれか1項に記載の装置。
  32. 前記プレスニップ(8)はシューニップであることを特徴とする、請求項17〜30のうちのいずれか1項に記載の装置。
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