JP2008521716A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 蓋（２０）が着座されるシート（Ｓ）を画定する開口部（１４）を有するタイプの缶用金属蓋にして、一体片で、自由上端縁部（２３）が設けられかつシート（Ｓ）の内部に摩擦によって着座されかつ軸方向に保持されるように設計された側壁（２２）を上方かつ周辺に有する底部壁（２１）を含む、金属蓋であって、底部壁（２１）は、側壁（２２）に隣接した周辺環状部（２１ａ）と、中央部（２１ｂ）と、断面が逆さ「Ｕ」字の形を有する環状リブ部（２５）とを含み、環状リブ部（２５）の側方の脚の自由縁部が、底部壁（２１）の周辺環状部（２１ａ）および中央部（２１ｂ）の隣接した縁部とそれぞれ一体となることを特徴とする、金属蓋。
2. 環状リブ部（２５）が、底部壁（２１）の周辺環状部（２１ａ）および中央部（２１ｂ）から上方に突出することを特徴とする、請求項１に記載の金属蓋。
3. 底部壁（２１）の中央部（２１ｂ）が、底部壁（２１）の周辺環状部（２１ａ）を含む平面に対してより高い平面に配置されることを特徴とする、請求項２に記載の金属蓋。
4. 環状リブ部（２５）が、蓋（２０）の側壁（２２）の自由上端縁部（２３）を含む平面（Ｐｓ）より下に配置されることを特徴とする、請求項２に記載の金属蓋。
5. 底部壁（２１）の周辺環状部（２１ａ）の半径方向幅が、蓋（２０）の側壁（２２）の高さにほぼ等しいことを特徴とする、請求項１に記載の金属蓋。
6. 開口部（１４）が、缶の上部壁（１３）において設けられ、かつシート（Ｓ）は、開口部（１４）の縁部と上方で一体となる垂下管状凸部（１５）によって画定され、前記垂下管状凸部（１５）は、開口部（１４）の内方に、次いで上方にかつ垂下管状凸部（１５）に対向して曲げられた下端部を設けられており、連続管状リブ（１６）を形成し、蓋（２０）の側壁（２２）は、内側において垂下管状凸部（１５）の連続管状リブ（１６）が密封状に嵌められかつ軸方向に保持された連続周辺凹部（２４）を設けられている、金属蓋であって、環状リブ部（２５）は、蓋（２０）の連続周辺凹部（２４）の領域において蓋（２０）の側壁（２２）と交差する平面（Ｐｍ）内に存在する上部縁（２５ａ）を有することを特徴とする、請求項２に記載の金属蓋。
7. 蓋（２０）が積み重ねられる際、１つの蓋（２０）の周辺環状部（２１ａ）の外側および内側の周辺縁部が、すぐ下に設けられた他の蓋（２０）の周辺凹部（２４）上と環状リブ部（２５）上とに各々着座されることを特徴とする、請求項６に記載の金属蓋。
8. 蓋（２０）の底部壁（２１）の周辺環状部（２１ａ）および中央部（２１ｂ）が平らであることを特徴とする、請求項１に記載の金属蓋。
9. 蓋（２０）の底部壁（２１）の中央部（２１ｂ）が、環状リブ部（２５）の隣接した側方の脚の自由な下部縁を含む平面（Ｐｉ）より僅かに下にある平面に存在し、前記中央部（２１ｂ）は、上方かつ外側に傾けられ、環状リブ部（２５）の前記自由な下部縁と一致する周縁環状領域（２ｌｃ）を提供することを特徴とする、請求項８に記載の金属蓋。