JP2008518989A - 四級界面活性剤と非イオン性界面活性剤との混合物 - Google Patents
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Abstract
本発明は、(a)式(I):R1O-[G]p[式中、R1は4〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキルおよび/またはアルケニル基であり、Gは5または6個の炭素原子を有する糖単位であり、pは1〜10の数である。]に相当するアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド、および(b)式(II):R2-O-[G]x-Zy[式中、R2は4〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキルおよび/またはアルケニル基であり、Gは5または6個の炭素原子を有する糖単位であり、xは1〜10の数であり、yは1〜4の数であり、Zは-OCH2-(CH(B))v-(CH(A))w-N+(R3R4R5)X−基であり、AおよびBは相互に独立に水素またはヒドロキシル基を表し、vおよびwは相互に独立に1〜18の数であり、Xは塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、フッ化物イオン、NO3 −、SO4 2−およびPO4 3−からなる群から選択されるアニオンであり、R3、R4およびR5は相互に独立に水素、或いは1〜22個の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアルケニル基を表し、置換基R3〜R5の少なくとも2個はアルキルおよび/またはアルケニル基である。]に相当するカチオン性アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド誘導体を含む製剤に関する。本発明はまた、前記製剤の製造方法、並びに前記製剤の化粧品への使用または洗浄布製造のための使用に関する。
Description
本発明は一般に、カチオン性置換グリコシド界面活性剤、特にそれらの製造方法、並びにそれらの化粧品および洗浄剤への使用に関する。
天然原料、特に糖類由来の界面活性剤は、その著しい穏やかさ故に極めて一般的である。従って、新規な特性に加えて引き続き穏やかな特性を有するこの種の化合物の誘導体を見出すことには相当な関心が寄せられている。例えば、アルキルポリグリコシドのカチオン性誘導体は、WO 90/15809の対象である。WO 90/15809の四級界面活性剤は、アルキルポリグリコシドの四級化がうまくいかないので、四級化糖類のアルキル化によって製造される。
同方法の欠点は、アルキルポリグリコシドのカチオン性誘導体を製造するための出発物質にある。アルキルポリグリコシドは一般的かつ頻繁に使用される種類の界面活性剤であり、従って、誘導体化のための出発物質として手軽に使用することができた。そして、未反応出発物質が生成物中に残留し、界面活性特性に影響する場合があった。
従って、本発明の目的は、除去されねばならない有害な副生物を生じない、カチオン性アルキルポリグリコシド誘導体の簡単な製造方法を提供することである。また、本発明は、向上した発泡特性および乳化特性を有する、極めて皮膚科学的に適合性の糖界面活性剤に基づく界面活性剤混合物を提供する。
本発明は、
(a)式(I):
R1O-[G]p (I)
[式中、R1は4〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキルおよび/またはアルケニル基であり、Gは5または6個の炭素原子を有する糖単位であり、pは1〜10の数である。]
に相当するアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド、および
(b)式(II):
R2-O-[G]x-Zy (II)
[式中、R2は4〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキルおよび/またはアルケニル基であり、Gは5または6個の炭素原子を有する糖単位であり、xは1〜10の数であり、yは1〜4の数であり、Zは-OCH2-(CH(B))v-(CH(A))w-N+(R3R4R5)X−基であり、AおよびBは相互に独立に水素またはヒドロキシル基を表し、vおよびwは相互に独立に1〜18の数であり、Xは塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、フッ化物イオン、NO3 −、SO4 2−およびPO4 3−からなる群から選択されるアニオンであり、R3、R4およびR5は相互に独立に水素、或いは1〜22個の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアルケニル基を表し、置換基R3〜R5の少なくとも2個はアルキルおよび/またはアルケニル基である。]
に相当するカチオン性アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド誘導体
を含む製剤に関する。
(a)式(I):
R1O-[G]p (I)
[式中、R1は4〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキルおよび/またはアルケニル基であり、Gは5または6個の炭素原子を有する糖単位であり、pは1〜10の数である。]
に相当するアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド、および
(b)式(II):
R2-O-[G]x-Zy (II)
[式中、R2は4〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキルおよび/またはアルケニル基であり、Gは5または6個の炭素原子を有する糖単位であり、xは1〜10の数であり、yは1〜4の数であり、Zは-OCH2-(CH(B))v-(CH(A))w-N+(R3R4R5)X−基であり、AおよびBは相互に独立に水素またはヒドロキシル基を表し、vおよびwは相互に独立に1〜18の数であり、Xは塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、フッ化物イオン、NO3 −、SO4 2−およびPO4 3−からなる群から選択されるアニオンであり、R3、R4およびR5は相互に独立に水素、或いは1〜22個の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアルケニル基を表し、置換基R3〜R5の少なくとも2個はアルキルおよび/またはアルケニル基である。]
に相当するカチオン性アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド誘導体
を含む製剤に関する。
本発明の製剤は、肌および毛髪に対する著しい穏やかさを特徴とし、同時に優れた発泡特性および洗浄特性を特徴とする。
成分(a)および(b)は、好ましくは10:90〜90:10の重量比で存在し、特に好ましい態様では、40:60〜60:40の重量比で存在する。
好ましい態様では、成分(b)は、Bが水素であり、Aがヒドロキシル基であり、wおよびvが1であり、R3およびR4がメチル基を表し、R5がメチルまたはラウリル基を表し、X−が塩化物イオンを表す、式(II)の化合物から選択される。特に好ましい態様では、成分(b)は、Bが水素であり、Aがヒドロキシル基であり、wおよびvが1であり、R3、R4およびR5がメチル基を表し、X−が塩化物イオンを表す、式(II)の化合物から選択される。
本発明の製剤は、いわゆるワンポット法によって製造される。未反応アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドは、最終生成物中に残留する。従って、本発明は、式(II):
R2-O-[G]x-Zy (II)
[式中、R2は4〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキルおよび/またはアルケニル基であり、Gは5または6個の炭素原子を有する糖単位であり、xは1〜10の数であり、yは1〜4の数であり、Zは-OCH2-(CH(B)v-(CH(A))w-N+(R3R4R5)X−基であり、AおよびBは相互に独立に水素またはヒドロキシル基を表し、vおよびwは相互に独立に1〜18の数であり、Xは塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、フッ化物イオン、NO3 −、SO4 2−およびPO4 3−からなる群から選択されるアニオンであり、R3、R4およびR5は相互に独立に水素、或いは1〜22個の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアルケニル基を表し、置換基R3〜R5の少なくとも2個はアルキルおよび/またはアルケニル基である。]
に相当するカチオン性アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド誘導体の製造方法であって、アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドを、式(III):
Cl-CH2-(CH(B))v-(CH(A))w-N+(R3R4R5)X− (III)
[式中、A、B、v、w、R3、R4およびR5は、式(II)における意味と同じ意味を有する。]
に相当する四級化剤と、強塩基の存在下で反応させることを特徴とする方法に関する。
R2-O-[G]x-Zy (II)
[式中、R2は4〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキルおよび/またはアルケニル基であり、Gは5または6個の炭素原子を有する糖単位であり、xは1〜10の数であり、yは1〜4の数であり、Zは-OCH2-(CH(B)v-(CH(A))w-N+(R3R4R5)X−基であり、AおよびBは相互に独立に水素またはヒドロキシル基を表し、vおよびwは相互に独立に1〜18の数であり、Xは塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、フッ化物イオン、NO3 −、SO4 2−およびPO4 3−からなる群から選択されるアニオンであり、R3、R4およびR5は相互に独立に水素、或いは1〜22個の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアルケニル基を表し、置換基R3〜R5の少なくとも2個はアルキルおよび/またはアルケニル基である。]
に相当するカチオン性アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド誘導体の製造方法であって、アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドを、式(III):
Cl-CH2-(CH(B))v-(CH(A))w-N+(R3R4R5)X− (III)
[式中、A、B、v、w、R3、R4およびR5は、式(II)における意味と同じ意味を有する。]
に相当する四級化剤と、強塩基の存在下で反応させることを特徴とする方法に関する。
好ましく使用される出発物質は、式(I):
R1O-[G]p (I)
[式中、R1は4〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキルおよび/またはアルケニル基であり、Gは5または6個の炭素原子を有する糖単位であり、pは1〜10の数である。]
に相当するアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドである。式(III)の四級化剤は、好ましくは、Bが水素であり、Aがヒドロキシル基であり、wおよびvが1であり、R3、R4およびR5がメチル基を表し、X−が塩化物イオンである、化合物から選択される。
R1O-[G]p (I)
[式中、R1は4〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキルおよび/またはアルケニル基であり、Gは5または6個の炭素原子を有する糖単位であり、pは1〜10の数である。]
に相当するアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドである。式(III)の四級化剤は、好ましくは、Bが水素であり、Aがヒドロキシル基であり、wおよびvが1であり、R3、R4およびR5がメチル基を表し、X−が塩化物イオンである、化合物から選択される。
アルキルおよびアルケニルオリゴグリコシドは、式(I):
R1O-[G]p (I)
[式中、R1は4〜22個の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアルケニル基であり、Gは5または6個の炭素原子を有する糖単位であり、pは1〜10の数である。]
に相当する既知の非イオン性界面活性剤である。それらは、適切な有機化学法によって得ることができる。
R1O-[G]p (I)
[式中、R1は4〜22個の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアルケニル基であり、Gは5または6個の炭素原子を有する糖単位であり、pは1〜10の数である。]
に相当する既知の非イオン性界面活性剤である。それらは、適切な有機化学法によって得ることができる。
アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドは、5または6個の炭素原子を有するアルドースまたはケトース、好ましくはグルコースから誘導され得る。従って、好ましいアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドは、アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグルコシドである。一般式(I)中の添え字pは、オリゴマー化度(DP)、即ちモノ−およびオリゴグリコシドの分布を示しており、1〜10の数である。所定の化合物中のpは常に整数でなくてはならず、とりわけ1〜6の値をとり得るのに対して、あるアルキルオリゴグリコシドの値pは、一般的に整数でない分析的に決定された計算値である。平均オリゴマー化度pが1.1〜3.0である、アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドが好ましく使用される。オリゴマー化度が1.7未満、より好ましくは1.2〜1.5であるアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドは、応用の観点から好ましい。
アルキルまたはアルケニル基R1は、4〜11個、好ましくは8〜10個の炭素原子を有する第1級アルコールから誘導され得る。典型例は、ブタノール、カプロンアルコール、カプリルアルコール、カプリンアルコールおよびウンデシルアルコール並びにこれらの工業用混合物(例えば、工業用脂肪酸メチルエステルを水素化することによって、またはRoelenのオキソ合成由来のアルデヒドを水素化することによって得られる。)である。工業用C8〜18ヤシ油脂肪アルコールの蒸留分離の初留として得られ、不純物として6重量%未満のC12アルコールを含み得るC8〜C10(DP=1〜3)の鎖長を有するアルキルオリゴグルコシド、および工業用C9/11オキソアルコール(DP=1〜3)ベースのアルキルオリゴグルコシドが好ましい。加えて、アルキルまたはアルケニル基R1は、12〜22個、好ましくは12〜14個の炭素原子を有する第1級アルコールからも誘導され得る。典型例は、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、パルミトレイルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、エライジルアルコール、ペトロセリニルアルコール、アラキルアルコール、ガドレイルアルコール、ベヘニルアルコール、エルシルアルコール、ブラシジルアルコール並びに上記に示したように得られるこれらの工業用混合物である。DPが1〜3である加水分解C12/14ヤシ油アルコールベースのアルキルオリゴグルコシドが好ましい。
本発明の方法の好ましい態様は、アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド並びに式(III)の四級化剤を1:0.5〜1:4、より好ましくは1:1〜1:1.5のモル比で使用することを特徴とする。
反応を20〜100℃で、特に好ましい態様では40〜80℃で行う場合、特に良好な収率が得られる。
式(I)のアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド混合物を式(II)のカチオン性アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド誘導体と組み合わせて含む、本発明の方法によって得られる界面活性剤は、他の標準的成分、例えば他の界面活性剤、乳化剤、油成分、活性成分、シリコーン、脂肪およびワックスなどと組み合わせて、例えばシャンプーおよびシャワーバスのような化粧品、または洗浄剤に使用され得る。しかしながら、本発明の製剤は、直接、または他の標準的成分の添加による化粧品の製造後、洗浄布に塗布してもよい。このような洗浄布は、含浸された布の含水量によって、乾燥拭取り用布または湿潤拭取り用布として知られている。これらの拭取り用布は、肌および毛髪の洗浄または調整のために、直接または湿潤後使用され得る。
Claims (11)
- (a)式(I):
R1O-[G]p (I)
[式中、R1は4〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキルおよび/またはアルケニル基であり、Gは5または6個の炭素原子を有する糖単位であり、pは1〜10の数である。]
に相当するアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド、および
(b)式(II):
R2-O-[G]x-Zy (II)
[式中、R2は4〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキルおよび/またはアルケニル基であり、Gは5または6個の炭素原子を有する糖単位であり、xは1〜10の数であり、yは1〜4の数であり、Zは-OCH2-(CH(B))v-(CH(A))w-N+(R3R4R5)X−基であり、AおよびBは相互に独立に水素またはヒドロキシル基を表し、vおよびwは相互に独立に1〜18の数であり、Xは塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、フッ化物イオン、NO3 −、SO4 2−およびPO4 3−からなる群から選択されるアニオンであり、R3、R4およびR5は相互に独立に水素、或いは1〜22個の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアルケニル基を表し、置換基R3〜R5の少なくとも2個はアルキルおよび/またはアルケニル基である。]
に相当するカチオン性アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド誘導体
を含む製剤。 - 成分(a)および(b)が10:90〜90:10の重量比で存在することを特徴とする、請求項1に記載の製剤。
- 成分(b)の式(II)において、Bが水素を表し、Aがヒドロキシル基を表し、wおよびvが1であり、R3およびR4がメチル基を表し、R5がメチルまたはラウリル基を表し、X−が塩化物イオンを表すことを特徴とする、請求項1または2に記載の製剤。
- 成分(b)の式(II)において、Bが水素を表し、Aがヒドロキシル基を表し、wおよびvが1であり、R3、R4およびR5がメチル基を表し、X−が塩化物イオンを表すことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の製剤。
- 式(II):
R2-O-[G]x-Zy (II)
[式中、R2は4〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキルおよび/またはアルケニル基であり、Gは5または6個の炭素原子を有する糖単位であり、xは1〜10の数であり、yは1〜4の数であり、Zは-OCH2-(CH(B)v-(CH(A))w-N+(R3R4R5)X−基であり、AおよびBは相互に独立に水素またはヒドロキシル基を表し、vおよびwは相互に独立に1〜18の数であり、Xは塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、フッ化物イオン、NO3 −、SO4 2−およびPO4 3−からなる群から選択されるアニオンであり、R3、R4およびR5は相互に独立に水素、或いは1〜22個の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアルケニル基を表し、置換基R3〜R5の少なくとも2個はアルキルおよび/またはアルケニル基である。]
に相当するカチオン性アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド誘導体の製造方法であって、アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドを、式(III):
Cl-CH2-(CH(B))v-(CH(A))w-N+(R3R4R5)X− (III)
[式中、A、B、v、w、R3、R4およびR5は、式(II)における意味と同じ意味を有する。]
に相当する四級化剤と、強塩基の存在下で反応させることを特徴とする方法。 - アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド並びに式(III)の四級化剤を1:0.5〜1:4のモル比で使用することを特徴とする、請求項5に記載の方法。
- アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド並びに式(III)の四級化剤を1:1〜1:1.5のモル比で使用することを特徴とする、請求項5または6に記載の方法。
- 反応を40〜80℃の温度で行うことを特徴とする、請求項5〜7のいずれかに記載の方法。
- 式(III)において、Bが水素を表し、Aがヒドロキシル基を表し、wおよびvが1であり、R3、R4およびR5がメチル基を表し、X−が塩化物イオンを表すことを特徴とする、請求項5〜8のいずれかに記載の方法。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の製剤の化粧品または洗浄剤への使用。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の製剤の拭取り用布の製造のための使用。
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