JP2008517353A - 交通標識検出方法 - Google Patents

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Abstract

ここに記載されているのは、少なくとも1つの交通標識を検出して認識する方法である。複数の画像フレームを含むビデオシーケンスを受信する。1つまたはそれ以上のフィルタが使用されて、関心対象オブジェクトを示す少なくとも1つの画像フレームにおいて特徴を測定する。これらの測定した特徴を組み合わせて、オブジェクトが存在し得ることを示すスコアに総計する。ロバストな検出のために、複数の画像フレームにわたってこれらのスコアを融合する。スコアにより、この画像フレームの1エリアにおいてオブジェクトが存在し得ることが示される場合、このエリアとモデルとを位置合わせする。つぎにこのエリアが交通標識を表すか否かについて決定する。このエリアが交通標識を表す場合、このエリアを交通標識の特定のタイプに分類する。本発明はまた、交通標識を検出して認識するシステムをトレーニングすることにも関する。

Description

関連出願に対する相互参照
この明細書は、2004年8月16日に提出した米国暫定特許明細書第60/601,788号および2004年12月21日に提出した米国暫定特許明細書第60/637,841号に優先権を主張するものであり、これらの明細書全体を引用によってここに組み込むものである。
発明の技術分野
本発明は、交通標識検出方法に関するものであり、殊にグレイスケールまたは色、形状および動き情報を使用して、交通標識を検出し認識する方法およびシステムに関する。
発明の背景
交通環境では標識によって交通が規制され、運転者に警告が発せられ、また特定の行動が命じられるかまたは禁止される。リアルタイムかつロバストな自動交通標識認識は、運転者を支援して負担を軽減することができ、ひいては運転の安全性および快適性を大幅に向上させることが可できる。例えば、上記のような自動交通標識認識は、現在の速度制限を運転者に気づかせ、また一方通行道路に進入する、追い越し不可区域において他車を追い越す、不所望の高速走行などのような不適切な行動を運転者が起こさないようにすることができる。さらに、このような自動標識認識は、ストレスの多い運転を軽減するためにアダプティブクルーズコントロール(ACC adaptive cruise control)に組み込むことが可能である。一層グローバルなコンテキストでは、自動交通標識認識は、(例えば、自動車が市内または高速道路を走行している場合などに)交通状況を把握しようするシーンに貢献することができる。
交通標識認識は、いくつかの基本的な仮定を前提としており、交通標識のいくつかの有効な特徴が利用される。第1に交通標識のデザインに一意的であり、したがってオブジェクトの変化は小さい。さらに標識の色は、周囲環境に対して極めて良好にコントラストをなしていることが多い。さらに標識は、(車両と異なり)周囲環境に対して固定に配置されており、運転者から見易いところに設置されることが多い。
それにもかかわらず、認識に成功するためには多くの難題が残っている。第1に交通環境において天候およびライティング条件は多く変化するため、上記の一意性の利点が小さくなってしまう。また、カメラは移動しているため、付加的な画像の歪み、例えば、動きによるぼけおよび急峻なコントラスト変化が頻繁に発生する。さらに標識の設置状況および表面材料は、事故および天候の影響を受けて時間の経過と共に物理的に変化するため、標識が回転したり、退色が発生したりという結果になる。最後に、適用分野によって課される制約により、安価なシステム(すなわち、低品質のセンサ、低速のハードウェア)、高精度およびリアルタイム計算が要求される。
公知の交通標識認識に対するテクニックの大多数は、少なくとも2つのステップを利用している。1つの検出を目的としており、他の1つは分類、すなわち検出した標識画像をその意味上のカテゴリに対応付けるというタスクを目的としているのである。検出についての問題に関していくつかのアプローチが提案されている。これらのアプローチのうちのいくつかは、グレイスケールデータに依拠している。このようなアプローチの1つは、距離変換と組み合わせたテンプレートベースのテクニックを使用している。別のアプローチは、放射形対称についての尺度を利用し、これをフレームワーク内でのプレセグメンテーションとして適用している。放射形対称性は、単純化された(すなわち高速な)円形ハフ変換に相応するため、殊に円形の標識が出現し得ることを検出するのに適用可能である。仮説の検証は、上記の分類内に組み込まれる。
交通標識を検出するための別のいくつかのテクニックでは色情報を使用するものがある。これらのテクニックの共通であるのは、2ステップのストラテジである。第1に、赤緑青(RGB)などの色表現に対する閾値処理によってプリセグメンテーションが行われる。RGB表現の線形または非線形な変換も使用されている。引き続いて最終的な検出の決定が、形状ベースの特徴から得られる。これは上記のプリセグメンテーションが行われた領域だけに適用される。コーナおよびエッジ特徴、遺伝的アルゴリズムおよびテンプレートマッチングが使用されている。
これらのような逐次形のストラテジの欠点は、カラーセグメンテーションによって誤って否認された領域を、後続の処理において回復させることができないことである。またカラーセグメンテーションには閾値を固定しなければないが、これはほとんど場合に時間を消費しかつエラーを生じやすい手動のチューニングから得られるのである。
色および形状を組み合わせて扱うアプローチもすでに提案されている。このアプローチでは、標識の幾何学モデルを組み込む一方で、色および勾配情報に基づいて全体画像フレームの特徴マップを計算する。このアプローチにも手動の閾値チューニングが必要であり、計算コストがかかる。
上記の分類タスクに対して、ほとんどのアプローチでは、テンプレートマッチング、マルチレイヤ認知(multi-layer perception)、放射ベース関数ネットワーク(radial basis function network)およびラプラスカーネルクラシファイア(Laplace kernel classifier)などの周知のテクニックが利用される。フレームの時間的な融合(temporal fusion of frame)をベースにした検出を使用して、一層ロバストで包括的な検出を得ようとするアプローチはわずかである。これらのアプローチには、なんらかのトラッキングフレームワークが必要である。このように一般的なオブジェクト検出における色および形状モデリングに対して統合されたアプローチを使用するが、閾値を手動でチューニングする必要のない交通標識検出および認識のための方法に対するニーズが存在するのである。
本発明の概要
本発明は、少なくとも1つの交通標識を検出して認識する方法に関する。複数の画像フレームからなるビデオシーケンスを受信する。1つ以上のフィルタを使用して、関心対象オブジェクトを示す少なくとも1つの画像フレームにおいて特徴を測定する。測定した特徴を組み合わせ、オブジェクトが存在し得ることを示すスコアに総計する。これらのスコアは、ロバストな検出のために複数の画像フレームにわたって融合される。スコアにより、この画像フレームの1エリアにおいてオブジェクトが存在し得ることが示される場合、このエリアとモデルとを位置合わせする。つぎにこのエリアが交通標識を表すか否かについて決定を行う。このエリアが交通標識を表す場合、このエリアを交通標識の特定のタイプに分類する。本発明はまたシステムをトレーニングして、このシステムにより、交通標識が検出されて認識されるようにすることにも関する。
本発明の有利な実施形態では、上記の画像フレームは、カラー画像フレームまたはグレイスケール画像フレームである。
本発明の有利な実施形態では、少なくとも1つのフィルタは色表現フィルタまたはグレイスケール表現フィルタである。
本発明の有利な実施形態では、カラーフィルタに1つまたはそれ以上のカラーチャネルが組み込まれている。
本発明の有利な実施形態では、少なくとも1つのカラーチャネルは、正規化されたカラーチャネルである。
本発明の有利な実施形態では、少なくとも1つのチャネルは、グレイチャネルである。
本発明の有利な実施形態では、少なくとも1つのカラーチャネルは、カラーチャネルの線形変換である。
本発明の有利な実施形態では、少なくとも1つのフィルタは、リングフィルタである。
本発明の有利な実施形態では、上記の特徴を組み合わせてスコアにするステップにさらに、単純なクラシファイアおよびウェーブレット特徴を総計して評価することが含まれる。
本発明の有利な実施形態では、逐次仮説検定方式および部分クラシファイア決定を使用して、上記の総計されたクラシファイアを評価する。
本発明の有利な実施形態では、上記の交通標識を検出するステップにさらに、連続する画像フレームに対してスコアを累積して、累積スコアを得るステップと、各画像フレームの後、この累積されたスコアを比較して、あらかじめ定めた閾値よりもこのスコアが大きいか否かを決定するステップと、このスコアが閾値よりも大きい場合、つぎの画像フレームから得られる特徴スコアを上記の累積スコアに加えるステップと、スコアが閾値よりも小さい場合、この特徴は、関心対象のオブジェクトと関連していないと決定するステップとが含まれている。
本発明の有利な実施形態では、上記の画像のエリアを位置合わせするステップにさらに、エッジ領域、境界領域、リング領域および内部領域を定めるステップと、標識モデルと候補標識画像パッチとの間の相違を測定するコスト関数を定めるステップと、パラメタ空間にてエラー関数を最小化することによって正しい標識パラメタを推定するステップとが含まれている。
本発明の有利な実施形態では、上記の標識パラメタを推定するステップを画像の正規化に使用し、またこのステップにさらに、上記の標識パラメタの位置をおよびスケールを正規化するステップと、x,yおよびrで定められたエリアおよびこのエリアの統計的な特性を使用することによって画像輝度を正規化するステップとが含まれている。
本発明の有利な実施形態では、上記の推定された標識パラメタはx,yおよびrであり、また画像の関心対象領域ROI(region-of-interest)を形成するために使用される。
本発明の有利な実施形態では、上記のROIにおけるピクセルの線形判別分析(LDA linear discriminant analysis)から分類特徴ベクトルを得る。
本発明の有利な実施形態では、特徴空間のマルチバリアントガウス確率密度関数および最大アプリオリ(MAP maximum-a-priori)または最尤度(ML maximum likelihood)アプローチを使用して前記の標識画像の分類を得る。
本発明の有利な実施形態では、上記の分類のステップにさらに、連続する画像フレームに対する分類スコアを累積して、累算分類スコアを得るステップが含まれている。
本発明の有利な実施形態では、AdaBoostを使用して、フィルタft,重み付けαtおよびクラシファイア閾値Θtを適合させる。
本発明の有利な実施形態では、AdaBoostを使用して、フィルタftの幾何学的パラメタを適合させる。
本発明の有利な実施形態では、AdaBoostを使用して、フィルタftの色表現を適合させる。
本発明の有利な実施形態では、上記の色空間におけるオブジェクトおよび非オブジェクトの線形判別分析(LDA linear discriminant analysis)によって線形変換を決定する。
本発明の有利な実施形態では、標識クラスのトレーニングに、トレーニング画像の自動位置合わせ、画像の正規化、関心対象領域の形成、線形判別分析(LDA)特徴変換およびガウス確率密度関数の推定が含まれている。
図面の簡単な説明
以下では図面に基づいて本発明の有利な実施形態を詳しく説明する。図中、同じ参照符号は、同じ要素を表す。ここで、
図1は、本発明にしたがって標識を認識するシステムのシステムブロック図であり、
図2は、本発明にしたがって検出可能な交通標識の例を例示する一連の画像であり、
図3は、本発明にしたがって交通標識を認識する方法を説明する図であり、
図4は、本発明による弱いクラシファイアの関数である部分応答のポジティブおよびネガティブの例のグラフを示しており、
図5は、本発明によるリング形状フィルタの例を示しており、
図6は、本発明によるリングフィルタウェーブレットを含み、AdaBoostアルゴリズムによって選択される最初の6つのHaarウェーブレットを示しており、
図7は、本発明にしたがい、標識に対して定められる3つの領域を示している。
詳細な説明
本発明は、交通標識を検出して認識する方法に関する。図1は、本発明を実現するシステムのブロック図を示している。カメラ102が使用されて、道路およびその周囲の画像がキャプチャされる。カメラ102はふつう車両に取り付けられ、交通標識をキャプチャするために1方向を向いている。典型的な道路画像で予期されるように、画像には道路、建物、樹木、および家のような背景画像およびこの道路を走行する車両が含まれている。これらの画像はプロセッサ104に供給され、このプロセッサにより、画像強度および画像の動きが分析されて、シーンダイナミクスにおける任意の変化が検出される。
標識検出フレームワークは、AdaBoostトレーニングを使用して実現され、フィルタベースの特徴が組み合わされる。検出されたオブジェクトは、時間情報伝搬フレームワーク(tempora information propagation frame)内でトラッキングされる。つぎに、精確な正規化を得るため、検出された標識は、標識の幾何学形状の統計的なモデリングを使用してピクセル精度まで精確に位置合わせされる。最後に、複数のフレームにわたる仮説融合(hypothesis fusion)を含め、ベイズ生成モデリングに基づいて分類が行われる。
一旦交通標識が検出されると、この標識は、出力装置106を介して識別される。出力装置106によって出力信号が供給され、この出力信号により、交通標識の存在することがユーザに伝えられる。この出力信号は音響信号、または別のタイプの警報信号とすることができる。出力装置106は、検出した標識を見るためのディスプレイを含むこともできる。このディスプレイによって、検出されまたトラッキングしている標識のアイコン表示が供給される。これらのアイコンはデータベース108に記憶することが可能である。
本発明によって提供されるのは、リアルタイムでロバストな交通標識検出および認識に対するフレームワークであり、このフレームワークでは、色、形状および動きから得られる手掛かりが融合される。このようなシステムは、例えば、インテリジェント自動車コクピット環境において運転者を支援するために使用することができる。図2には、本発明の方法を使用して検出可能な交通標識を例示する一連の画像フレームが示されている。これらの画像は白黒であるが、グレイスケール輝度の違いは、標識の彩色を示しており、ここでこの彩色は上で述べた背景色から大きく異なっている。
本発明は、3つの主要なコンポーネントから構成されている。図3には、交通標識を検出する本発明の方法の概略が示されている。最初の画像フレーム302は、道路環境から得られたものである。画像フレーム302には道路の図ならびに背景の図が含まれている。まず、AdaBoostトレーニングを使用して標識検出フレームワークを実現し、フィルタベースの特徴を組み合わせる。検出されたオブジェクトは、時間情報伝搬フレームワーク内でトラッキングされる。本発明では、検出すべき標識の形状に特に適合されたフィルタ設計を利用する。カラーセンシティブHaarウェーブレット特徴を使用して、各フレームtにおいて標識の外観が検出される。フレーム304のような後続の画像フレーム毎に、オブジェクト(例えば、交通標識)が検出されるか否かが決定される。一旦、標識が検出されると、この標識をトラッキングし、ロバストで包括的に検出するため、フレーム(t−t0,…,t)から得られる個別の検出結果を時間的に融合する。第2に、精確な正規化を得るため、検出された標識は、標識の幾何学形状の統計的なモデリングを使用してピクセル精度まで精確に位置合わせされる。標識は、位置、スケールおよび明るさについて正規化される。結果的に得られる画像は、フレーム306に示されており、このフレームによってオブジェクト候補が分離される。第3に、複数のフレームにわたる仮説融合を含めて、ベイズ生成モデリングに基づいて分類を行う。検出したオブジェクトが、関心対象のオブジェクトである場合、画像308によって図示したように最終的なオブジェクトが示される。
この例では交通標識であるオブジェクトの検出は、パッチベースアプローチで扱われる。詳しくいうと、単純な特徴および単純なクラシファイアの総計を評価することによって、画像パッチxi(ベクトルと解釈する)を、2つのクラス「オブジェクト」(yi≧0)および「非オブジェクト」(yi<0)のうちの1つに割り当てる。すなわち、
Figure 2008517353
である。
変数ft(ベクトルと解釈する)はフィルタマスクであり、これはHaarウェーブレットの過完備集合である。この過完備集合は、所定の幾何学的パラメタ、例えば位置(a,b)、幅wまたは高さを変化させることによって生成される。これらのウェーブレットの最適な部分集合、重み付けαtおよびクラシファイア閾値Θtは、AdaBoostトレーニングアルゴリズムから得られる。
以下でさらに詳しく説明するように本発明では、AdaBoostトレーニングフレームワーク内で色および形状を組み合わせたモデリングアプローチを使用する。交通標識認識の応用に対して、色は重要な情報である。それは、ふつうの背景パターン(例えば、樹木、家、アスファルトなど)において、ほとんどのオブジェクト色が観察されないからである。
AdaBoostが特徴選択として解釈される場合、AdaBoostにより、単純ではあるが、色の統合に対して極めて効果的な手段が得られる。従来のアプローチではAdaBoostは、位置(a,b),幅wまたは高さhなどの幾何学的特性によってパラメトライズされて、ウェーブレット特徴の集合を選択するために(また重み付けするため)に使用されている。これらのウェーブレットはふつうのグレイスケール画像のパッチに適用される。グレイスケール情報ではなく色が利用可能な状況において、いずれの色表現を使用すべきかという選択に対して、または線形または非線形の色変換内でどのように最適に組み合わされるかということに対して、従来技術により、一般的なガイダンスは得られない。
本発明によれば、色表現は、a,b,wおよびhと並んで、自由なウェーブレットパラメタとして操作されるとみなされ、これによってAdaboostフレームワーク内で完全に自動に色が選択される。組み合わされる色表現の変化は、R,GおよびBに限定されない。事前のドメインについての知識は、線形または非線形の色変換を採用することよって組み込むことができる。このモデリングの有益な特性の1つは、これらの変換がAdaBoostトレーニングに対する単なる「提案」に過ぎないことである。
基本的には色および幾何学空間におけるどの組み合わせも提案することができる。上記のAdaBoostフレームワークは、最も有効なものを選択しかつ有効でないものを無視するように設計される。上記の「提案」の変化形態は、計算および記憶資源だけで制限される。本発明によれば、9つの色表現がつぎのように使用される。すなわち、
1) 単純なチャネルR,GおよびB,
2) 正規化されたチャネルr=R/S,g=G/Sおよびb=B/S、ただしS=R+G+B,
3) グレスケールチャネルS/3,および
4) 2つの線形変換T1(R,G,B)およびT2(R,G,B)
が使用されるのである。ここでTiは、3次元RGB空間における線形判別分析(Fisher Discriminant Analysisとしても知られているLDA linear dicriminant analysis)の第1の主要な成分に相応する。ここのデータは2つのクラスによって表される。すなわち、クラス1はふつうのオブジェクトを含み、クラス2は背景ピクセルを含む。この点からみるとTiは、オブジェクトと背景ピクセルとを判別するための最適な線形変換である。(標識の「はじまり」に相応する)大きな赤のエリアが存在する標識に対してT1を評価し、(標識の「一時中止」に相応する)灰色によって占有されている標識に対してT2を評価する。
本発明の範囲および精神から逸脱することなく色表現の別の組み合わせまたはタイプを使用できることは当業者には当然のことである。
交通標識に対するAdaBoostトレーニングの結果は、図4に示されており、この図には標識検出に対してAdaBoostによって選択される最初の6つのウェーブレットが示されている。6つのHaarウェーブレットの1ずつに対して、白のエリアの下にあるピクセルは+1で重み付けが行われ、黒のエリアは−1で重み付けが行われる。これらのウェーブレットは、その幅w,高さhおよび相対座標aおよびbによってパラメトライズされる。グレイレベルの違いで示される背景の「着色」は、個々の特徴を計算するカラーチャネルを示している。この例に対して、カラーチャネルは、r,R,G,r,S/3,gに相応する。
本発明を説明するため、本発明を使用して、周囲に赤いリングを有する円形の標識を位置決めすると仮定する。しかしながら、本発明の範囲および精神を逸脱することなく、上記の色表現およびウェーブレット特徴を相応に変更して、特性の異なる標識を検出できることは当業者にとって当然である。ウェーブレットを使用して標識を検出する場合、最も重要な情報は、色表現から選択される。この例の場合、r,RおよびGは、しばしば観察されるポジティブサンプル集合の赤いリングおよびネガティブサンプル集合の樹木にそれぞれ相応する。このことによって強調されるのは、本発明において色が有効なことである。
パッチベースの検出は、スケールに対して不変ではないため、多くの離散スケールに対して種々異なる検出器をトレーニングする。検出の後、相応する検出器の応答マップにおける最大値から、検出した標識パラメタの推定値(すなわち、位置(a0,b0)およびスケールr0)を得ることができる。
標識を一旦検出すると、単純な動きモデルおよび時間情報伝搬を使用して標識をトラッキングする。一層ロバストな検出に対して、個々のフレームに基づく検出の結果を融合して、結合された1つスコアにする。
本発明の別の様相によれば、リング形オブジェクトを検出するために新しいタイプのフィルタ特徴を使用する。この新たなフィルター特徴は、サイズが異なるが中心が同じ3つの矩形エリアの組み合わを利用することによってリング構造を近似する。このリング特徴の幾何学的な説明は図5に示されている。図示のように、白のエリアは、ポジティブピクセルに相応し、これらはフィルタによって+1で重み付けされる。黒のエリアは、ネガティブピクセルに相応し、上記のフィルタによって−1で重み付けされる。灰色のエリアは背景であり、これは0の重み付けに相応する。このタイプのモデリングでは、標識は画像パッチの中心に位置合わせされていることを前提としていることに注意されたい。
AdaBoostに対する変形形態の全体をトレース可能に維持するため、自由なパラメタの個数をできるかぎり小さく維持する。リング特徴は、内側の矩形の高さh(これは幅と同じである)および帯域幅bによってパラメトライズ可能である。外側の矩形の高さおよび幅は2hである。センタリングされた小さなドット502,504,506に相応するオブジェクト(例えば標識)を適切にレジストレーションすることによって、上記のリングはセンタリングされたままになる。
本発明の別の様相は、数式(1)で定めるように「強いクラシファイア」を効果的に評価することに関する。ここで使用されるパッチベースのオブジェクト検出原理の一般的なコンテキストでは、以下の2つの考察が有効である。すなわち、
1) 観察されるテストパッチxiの極めて大多数(実際上は99.99%以上)が、オブジェクトでない。すなわち結果はネガティブなyiになる。
2) yiの精確な推定値が数式(1)の最初のいくつかの和だけから形成することができるという意味で、これらの非オブジェクトの大半は「明らかに」ネガティブである。
第2の考察の実験的な検査結果は、図4に示されている。この図に示されているのは、500個のポジティブなトレーニング例(図4(a))および500個のネガティブなトレーニング例(図4(b))xiの部分応答
Figure 2008517353
であり、これは弱いクラシファイアのインデックスtの関数である。図4(b)から解釈できるのは、約10〜50の弱いクラシファイアの評価後、ネガティブな例の大半がすでに比較的大きな負の値(ここでは≒−0.05…−0.15)を有することである。ポジティブな例では、弱いクラシファイアの評価の同じ区間内でつねに値がri (t) > −0.05になる。
この点からみれば適切な際にyiについて早期に決定を行うことによって計算コストを大幅に低減することができる。逐次に到着するデータに基づいてモデルを検証するというこの極めて一般的な問題は、逐次仮説検定という名称で文献において研究されている。このコンセプトを、つぎのように強いクラシファイア計算に適用する。閾値φ=(φi,…,φT)の集合が与えられた場合、部分的なクラシファイア決定は、
Figure 2008517353
のように定義され、また以下に説明するような候補刈り込みストラテジが考えられる。各ステップt∈{1,…,T−1}においてyi (t)をゼロと比較する。yi (t) ≧ 0の場合、上記の加算を継続する。yi (t) < 0の場合、上記の加算を終了して、xiをネガティブなパターンとして分類する。
効率と精確さとの間のトレードオフは、閾値φtによって制御することができる。φtが大きくなればなるほど、ステップtにおいて刈り込まれる候補が少なくなる。以下の2つの状況は、極端なケースを表す。すなわち、
1)
Figure 2008517353
の場合、yi (t)>0がつねに成り立つ。ゆえにこの総和は、t=Tの前には終了せず、結果は、数式(1)の単純な評価に等しくなる。
2) ε>0を任意の小さな数とし、
Figure 2008517353
の場合、yi (t)<0であり、上記の繰り返しは直ちに終了して、xiはネガティブサンプルとして分類される。しかしながら実際上はφtはポジティブと選択されることが極めて多い。
上記の閾値φは、与えられたデータから適合させることができる。合理的なストラテジの1つは、AdaBoostトレーニング中(またはこの後に)φtの集合を調整して、ステップtにおけるトレーニングデータ集合(または共通部分のない評価データ集合)について、所定の誤ったネガティブレート1−dtとなるようにすることであり、すなわち、
Figure 2008517353
である。
ゼロターゲット誤りネガティブレート(zero target false negative rate)、すなわち1−dt=0,∀t∈{1,…,T−1}である特別なケースに対して、これは
Figure 2008517353
と等しく、ここで
Figure 2008517353
は、ステップtにおけるポジティブトレーニング集合(または評価集合)の最小応答である。図4(a)のコンテキストでは
Figure 2008517353
は、すべての{ri (t)}の小さい方の境界に相応する。
交通標識検出というここでの応用に対して上で説明したストラテジを使用すると、平均でネガティブなxiに対して250個の弱いクラシファイア評価の94%を刈り取ることができた。ポジティブなxiの端数は小さいため(上記の観察1を参照されたい)、これは大ざっぱにいって、候補の全体集合内の同じパーセントに相応する。
本発明ではカスケーディングとして知られる逐次検定を使用して、強いクラシファイアを識別する。複雑さの増大する複数の検出器のカスケード(すなわち、劣化された決定木)を評価する。(これらの各々は、数式(1)に起因してブーストされた強いクラシファイアによって実現される)。このカスケードにおいて、早い方(かつそれほど複雑でない方の)ノードは、明らかにネガティブな例を大量に拒否することを目的としており、これに対して遅い方(かつ一層複雑な方)のノードは、困難なネガティブおよびポジティブサンプルの間で精確に判別するために特化されている。
この逐次検定アプローチによってつぎのような利点が得られる。早期の決定は、明らかにネガティブな候補に対して行われる。逐次検定により、単一の強いクラシファイア決定が評価される。その目的は、特に定められたエラーレートを最小化することである。これに加えて、上記の逐次検定では、追加の計算なしに前のノードから得られる応答を再使用する。またこの逐次検定法により、それぞれの弱いクラシファイア評価の後、候補が刈り取られる。
本発明は、精確に位置合わせされたオブジェクト(例えば、標識)の検出に基づいている。フィルタ特徴に基づく検出により、標識の位置およびスケールが大まかに推定される。それはこのフィルタ特徴によって、あらかじめ定めた離散のスケールでパッチが検出されるからである。以下では、検出されたオブジェクトを本発明にしたがって位置合わせする方法を説明する。説明する例において、検出すべき標識はすべて円形である。したがってその位置およびサイズは、パラメタ(a,b,r)によって表すことができ、ここで(a,b)は中心位置を、またrは標識の半径を表す。
本発明では、標識の幾何学形状についての付加的な統計的情報によって強化したエッジ画像およびハフ変換を使用する。
検出する標識のほとんどは、その円形の全体形状によって背景上に輪郭が描かれるが、また例えば、周囲のリングである実質的に均一な領域または内部のピクトグラム領域によって区別される。
オブジェクトパラメタ(a,b,r)が与えられると、画像の4つの領域
Figure 2008517353
が図7および以下に示すように定められる。すなわち、
Figure 2008517353
である。
量3r/4は、標識のあらゆる「はじまり」に対する内側の円の半径に相応する。
パラメタ(a,b,r)を有する真の標識オブジェクトに対して予想されるのは、
1)
Figure 2008517353
は、(a,b)Tの方を向いている勾配ベクトルの成分の値が大きい。
2)
Figure 2008517353
は、(a,b)Tの方を向いている勾配ベクトルの成分の値が大きい。
3)
Figure 2008517353
は、単峰形色分布において幅の狭い1つのピークを有する。
4)
Figure 2008517353
は、双峰形色分布において幅の狭い2つのピークを有し、
Figure 2008517353
を背景領域
Figure 2008517353
および前景(テキスト)領域
Figure 2008517353
の2つのモードに分割する。ここで
Figure 2008517353
である。
5)
Figure 2008517353
の分布は、内部の背景モード
Figure 2008517353
とは大きく異なる。
これらの考察に基づいてエネルギー関数を定める。すなわち、
Figure 2008517353
であり、これは真の標識パラメタに対して最小になるはずである。すなわち、
Figure 2008517353
である。
数式(10)においてα1,…,α6は重みであり、これらを調整する。本発明では、分類エラーについて6次元α空間における勾配降下を使用することによってこの問題を解く。
Figure 2008517353
における2つのモードのカバーされていない部分は、標準のテクニック(例えば、平均シフト、EM)によって解くことができる。
推定したパラメタ(a0,b0,r0)に基づいて、以下の正規化ステップを実行する。すなわち、
1) パラメタ(a,b,r)を有する標識エリアに相応する円形領域を抽出する。
2) ヒストグラム等化によってこの領域内で画像の明るさを正規化する。
3) 得られた画像を、クラシファイア解像度まで双線形にスケーリングする。
つぎにこのオブジェクトの分類を実行する。この分類フレームワークは、生成パラダイムに基づいており、単峰形のガウス確率密度を使用する。確率的モデリングに先立って、標準線形判別分析(LDA linear discrimination analysis)を使用して特徴変換を行う。この点から見れば標識パターンの特徴ベクトルx∈R25には、LDAの25個の最初の基本的なコンポーネントが含まれている。
クラスl毎に、確率密度関数p(x|l)を単峰形マルチバリアントガウシアン
Figure 2008517353
に基づいて推定する。したがって全クラシファイアは、23個(異なる標識クラスの数に等しい)の平均および共分散
Figure 2008517353
の対によって決定される。
フレームtにおけるテストシーケンスから特徴ベクトルx(t)が与えられる場合、最尤度(ML maximum likelihood)アプローチは、分類の決定
Figure 2008517353
に意味し、これは
Figure 2008517353
および
Figure 2008517353
によって定められる。
分類の性能は、時間的な依存性を考慮することによって改善することができる。上記のトラッキングから得られる結果として特徴シーケンスX(t0)=[x(l),...,x(t0)]が与えられる場合、上記のクラシファイアの決定は、これまで考察してきた観察から組み合わせることができる。x(l),…,x(t0)の統計的な依存性を前提とすると、結合された距離は、
Figure 2008517353
によって得られる。
実際的観点からは、個々のフレームの影響を別個に重み付けすることも有効であり得る。すなわち、
Figure 2008517353
である。
重み付けの1例は
Figure 2008517353
であり、ただしa<1である。この値を選択したのは、後のフレームにおいて交通標識が大きくなると、一層精確にフレームが分類されるようになるからである。
分類に対する確率的信頼度尺度は、クラスl’毎の事後確率によって得られ、
Figure 2008517353
である。したがって例えば交通環境(例えば市内または高速道路)から得られる標識についての情報を事前に上記アプローチに組み込むことは極めて素直なことである、
本発明は、交通標識を検出し、トラッキングして認識するシステムおよび方法に関する。このシステムでは、色、形状および動き情報が組み合わされる。本発明は3つのコンポーネントをベースとしている。すなわち、AdaBoostおよびHaarウェーブレット特徴に基づく検出およびトラッキングフレームワークと、標識幾何学形状の統計的なモデリングに基づく精確な位置合わせと、ガウス分布に基づくクラシファイアとをベースとしている。
ここまでは交通標識を検出する方法に対する複数の実施形態について説明してきたが、上で教示したことを考え合わせれば、当業者は種々の変更および変形をなし得ることに注意されたい。したがって、ここに示した本発明の特定の実施形態においてさまざまな変更をすることができるが、これらの変更が、添付の特許請求の範囲に定められた本発明の範囲および精神内の枠内にあることは当然である。ここまでは特許法によって要求される細目および詳細さで本発明を説明したが、請求しかつ特許証によって保護されることを望む事項は、添付の特許請求の範囲に記載されている。
本発明にしたがって標識を認識するシステムのシステムブロック図である。 本発明にしたがって検出可能な交通標識の例を例示する一連の画像である。 本発明にしたがって交通標識を認識する方法を説明する図である。 本発明による弱いクラシファイアの関数である部分応答のポジティブおよびネガティブの例のグラフである。 本発明によるリング形状フィルタの例を示す図である。 本発明によるリングフィルタウェーブレットを含み、AdaBoostアルゴリズムによって選択される最初の6つのHaarウェーブレットを示す図である。 本発明にしたがい、標識に対して定められる3つの領域を示す図である。

Claims (28)

  1. 少なくとも1つの交通標識を検出して認識する方法において、
    該方法は、
    a. 複数の画像フレームからなるビデオシーケンスを受信するステップと、
    b. 1つ以上のフィルタを使用し、関心対象オブジェクトを示す少なくとも1つの画像フレームにて、特徴を測定するステップと、
    c. 特徴を組み合わせて、オブジェクトが存在し得ることを示すスコアに総計するステップと、
    d. ロバストな検出を得るために複数の画像フレームにわたって該スコアを融合するステップと、
    e. スコアにより、画像フレームの1エリアにてオブジェクトが存在し得ることが示される場合、当該エリアとモデルとを位置合わせするステップと、
    f. 該エリアが交通標識を示しているか否か決定するステップと、
    g. 交通標識を示している場合、該エリアを交通標識の所定のタイプに分類するステップとを有することを特徴とする、
    少なくとも1つの交通標識を検出して認識する方法。
  2. 前記画像フレームは、カラー画像フレームである、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記画像フレームは、グレイスケール画像フレームである、
    請求項1に記載の方法。
  4. 少なくとも1つのフィルタは、色表現フィルタである、
    請求項2に記載の方法。
  5. 少なくとも1つのフィルタは、グレイスケール表現フィルタである、
    請求項3に記載の方法。
  6. 前記のカラーフィルタには1つまたはそれ以上のカラーチャネルが組み込まれている、
    請求項4に記載の方法
  7. 少なくとも1つのカラーチャネルは、正規化されたカラーチャネルである、
    請求項6に記載の方法。
  8. 少なくとも1つのチャネルは、グレイチャネルである、
    請求項6に記載の方法。
  9. 少なくとも1つのカラーチャネルは、カラーチャネルの線形変換である、
    請求項6に記載の方法。
  10. 少なくとも1つのフィルタは、リングフィルタである、
    請求項1に記載の方法。
  11. 前記の特徴を組み合わせてスコアにするステップにはさらに、単純なクラシファイアおよびウェーブレット特徴を総計して評価することが含まれる、
    請求項1に記載の方法。
  12. 逐次仮説検定方式および部分クラシファイア決定を使用して、前記の総計されたクラシファイアを評価する、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記の交通標識を検出するステップにはさらに、
    連続する画像フレームに対してスコアを累積して、累積スコアを得るステップと、
    各画像フレームの後、当該の累積されたスコアを比較して、あらかじめ定めた閾値よりも当該スコアが大きいか否かを決定するステップと、
    該スコアが閾値よりも大きい場合、つぎの画像フレームから得られる特徴スコアを前記の累積スコアに加えるステップと、
    スコアが閾値よりも小さい場合、当該特徴は、関心対象のオブジェクトと関連していないと決定するステップとが含まれている、
    請求項1に記載の方法。
  14. 前記の画像のエリアを位置合わせするステップにはさらに、
    エッジ領域、境界領域、リング領域および内部領域を定めるステップと、
    標識モデルと候補標識画像パッチとの間の相違を測定するコスト関数を定めるステップと、
    パラメタ空間にてエラー関数を最小化することによって正しい標識パラメタを推定するステップとが含まれている、
    請求項1に記載の方法。
  15. 前記の標識パラメタを推定するステップを画像の正規化に使用し、また該ステップにはさらに、
    前記の標識パラメタの位置をおよびスケールを正規化するステップと、
    x,yおよびrで定められたエリアおよび該エリアの統計的な特性を使用することによって画像輝度を正規化するステップとが含まれている、
    請求項14に記載の方法。
  16. 前記の推定された標識パラメタはx,yおよびrであり、また画像の関心対象領域ROI(region-of-interest)を形成するために使用される、
    請求項14に記載の方法。
  17. 前記ROIにおけるピクセルの線形判別分析(LDA linear discriminant analysis)から分類特徴ベクトルを得る、
    請求項16に記載の方法。
  18. 特徴空間のマルチバリアントガウス確率密度関数および最大アプリオリ(MAP maximum-a-priori)または最尤度(ML maximum likelihood)アプローチを使用して前記の標識画像の分類を得る、
    請求項1に記載の方法。
  19. 前記の分類のステップにはさらに、
    連続する画像フレームに対する分類スコアを累積して、累算分類スコアを得るステップが含まれている、
    請求項18に記載の方法。
  20. 検出される交通標識は、周囲に色付きのリングを有する円形の標識である、
    請求項1に記載の方法。
  21. AdaBoostを使用して、フィルタft,重み付けαtおよびクラシファイア閾値Θtを適合させる、
    請求項1に記載の方法。
  22. AdaBoostを使用して、フィルタftの幾何学的パラメタを適合させる、
    請求項1に記載の方法。
  23. AdaBoostを使用して、フィルタftの色表現を適合させる、
    請求項1に記載の方法。
  24. 前記の色空間におけるオブジェクトおよび非オブジェクトの線形判別分析(LDA linear discriminant analysis)によって線形変換を決定する、
    請求項17に記載の方法。
  25. 逐次仮説検定に対する閾値Θtは、
    Figure 2008517353
    から決定され、ここでターゲット誤りネガティブレートは
    Figure 2008517353
    である、
    請求項21に記載の方法。
  26. 逐次仮説検定に対する閾値Θtは、
    Figure 2008517353
    から決定される、
    請求項21に記載の方法。
  27. Figure 2008517353
    におけるパラメタαiの適合化を分類エラーについての勾配降下によって行う、
    請求項14に記載の方法。
  28. 標識クラスのトレーニングには、トレーニング画像の自動位置合わせ、画像の正規化、関心対象領域の形成、線形判別分析(LDA)特徴変換およびガウス確率密度関数の推定が含まれている、
    請求項18に記載の方法。
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