JP2008517312A5 - - Google Patents

Claims (25)

1. 一時的な入力データストリームを、入力データを複製する位相変調を有する少なくとも１つの並列光データストリームに変換するための光遅延手段および少なくとも１つの基準データセットを複製する並列位相変調を与えるための基準位相変調器を備える相関装置にして、基準位相変調器および光遅延手段が、入力データと基準データの両方に従って同相変調されている並列光信号を生成するように調整され、光遅延手段が、各々が入力位相変調された光信号の複製を生成し且つ各々が次々に遅れるチャンネルに与えられる遅れが一定量だけ変化する別個の遅れを有する複数のチャネルを与える、相関装置であって、該装置が、光遅延手段のチャンネルの出力に作用して複数の並列光データストリームを与えるように構成された光複製手段と、各々が並列光データストリームのうちの１つに基準位相変調を与える複数の基準データ位相変調器とを備えることを特徴とする、相関装置。
2. 入力位相変調された光信号が、位相変調されたデジタル信号であり、相次ぐ遅れの間の漸増的な遅れが、入力位相変調された光信号のビットレートと等しい、請求項１に記載の相関装置。
3. 入力位相変調された信号が、２値位相変調された信号である、請求項２に記載の相関装置。
4. 光遅延手段が、別個の遅れの複数の光導波路遅延線路を備える、請求項１から３のいずれかに記載の相関装置。
5. 光遅延手段が、一時的な入力データストリームに応答して変調された位相変調された光源を備える、請求項１から４のいずれかに記載の相関装置。
6. 基準位相変調器が位相変調空間光変調器（ＳＬＭ）を備える、請求項１から５のいずれかに記載の相関装置。
7. 位相変調ＳＬＭが、２値位相変調ＳＬＭである、請求項６に記載の相関装置。
8. 位相変調ＳＬＭが、アナログの位相変調ＳＬＭである、請求項６に記載の相関装置。
9. 位相変調ＳＬＭが、２値位相変調を与える、請求項８に記載の相関装置。
10. 基準位相変調器が、各光チャンネル用に少なくとも１つ、複数の位相変調要素を備える、請求項１から９のいずれかに記載の相関装置。
11. 位相変調要素が、一体化された電気−光位相変調器である、請求項１０に記載の相関装置。
12. 並列光信号の干渉計結合を引き起こすための結合手段および結合手段の出力を検出するための光検出器をさらに備える、請求項１から１１のいずれかに記載の相関装置。
13. 複数の基準空間位相パターンを表示する空間光位相変調器を備え、各基準空間位相パターンが基準データ位相変調器である、請求項１から１２のいずれか一項に記載の相関装置。
14. 光複製手段が回折光学部品を備える、請求項１から１３のいずれか一項に記載の相関装置。
15. 周期的に装置を較正するための較正手段を備える、請求項１から１４のいずれかに記載の相関装置。
16. 較正手段が、基準データセットと相関があることが知られているデータを入力し、かつ装置の出力を測定するための手段を備える、請求項１５に記載の相関装置。
17. 較正手段が、データが入力されたとき光検出器の出力を監視し、この出力に基づいて相関を識別するための閾値を設定する、請求項１２に直接的または間接的に従属するとき請求項１６に記載の相関装置。
18. 較正手段が、装置の位相ずれに応答して、少なくともアナログＳＬＭの一部の位相変調を調節する、請求項８に直接的または間接的に従属するとき請求項１５から１７のいずれかに記載の相関装置。
19. 基準位相変調器が、複数の基準空間位相パターンを表示するための空間光位相変調器を備え、光遅延手段が、複数の同一データの空間位相パターンを生成するための光複製手段を備え、各データの空間位相パターンが、別個の基準空間位相パターンと光学的整合である、請求項１に記載の相関装置。
20. 位相変調が入力データを表す位相変調された一時的な光信号を取得するステップと、
    各々が入力位相変調された光信号の複製を生成し且つ各々が次々に遅れるチャンネルに与えられる遅れが一定量だけ変化する別個の遅れを有する複数のチャネルを有する光遅延手段に位相変調された一時的な光信号を入力することにより、位相変調された一時的な光信号を、入力データを表す位相変調を有する少なくとも１つの並列データの光信号に変換するステップと、
    前記少なくとも１つの並列光データの信号を変調するステップであって、位相変調が基準データを複製するステップと、
    基準変調によって変更された、この光データ信号または各光データ信号を干渉計結合し、検出器上に導くステップと、
    入力データと基準データの間の相関の指標として検出器出力を使用するステップとを含む、入力データと基準データの相関をとる方法であって、該方法が、
    光遅延手段のチャンネルの出力を、複数の並列光データストリームを与えるために光複製手段上に導くステップを含んでおり、
    少なくとも１つの並列光データの信号を変調するステップが、基準位相変調を並列光データストリームの各々に与えることを含むことを特徴とする、方法。
21. 位相変調された一時的な光信号が、光遅延手段の相次ぐチャンネルの遅れが変化する量と等しいビットレートを有する２値のデジタル位相信号である、請求項２０に記載の方法。
22. 基準データと相関があることが知られている入力データとの相関をとり、関連する検出器の出力を測定し、この出力を使用して閾値を設定する初期の較正ステップを含む、請求項２０から２１のいずれかに記載の方法。
23. 周期的に較正ステップを繰り返すステップを含む、請求項２２に記載の方法。
24. 較正ステップの間の検出器の出力が、現在の閾値を維持するか、閾値を調節するか、またはシステムの位相状態を再設定する必要性を示すために使用される、請求項２３に記載の方法。
25. 並列光データを、基準データを表す位相変調で変調するステップが、アナログの空間光変調器（ＳＬＭ）を使用して行われ、ＳＬＭに表示された適切な基準空間位相パターンの少なくとも一部の位相が周期的に調節されて、ＳＬＭ上のそのポイントで入射する放射内の位相ずれを補償する、請求項２４に記載の方法。