JP2008517225A - 回転する軸の軸受の温度を監視するための方法および装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、回転する軸(2)の軸受(1b)の温度を監視するための方法および装置であって、リゾルバ(3)が軸受(1b)の近傍に配置されており、リゾルバ(3)の固定子巻線(4)が測定電流(Imess)を付加され、固定子巻線(4)のオーム抵抗と固定子巻線(4)に至る導線(13)のオーム抵抗(RL)とからなる総オーム抵抗(RG)が、測定電流(Imess)と、測定電流(Imess)によって固定子巻線(4)および導線(13)上に現れる電圧降下(Umess)とによって算定され、総オーム抵抗(RG)、および/または総オーム抵抗(RG)から求められるリゾルバ(3)の温度(T)が限界値を上まわるとき、軸受(1b)の過熱が検知される方法および装置に関する。本発明は、温度を監視するのに温度センサが必要とされない、回転する軸(2)の軸受(1b)の温度を監視するための方法および装置を提供する。
【選択図】 図2
【選択図】 図2
Description
本発明は、回転する軸の軸受の温度を監視するための方法および装置に関する。
モータ、特に電気モータではしばしば、軸受の損傷およびモータ軸の損傷を避けるために、モータの回転軸の軸受温度を監視する必要がある。
回転するモータ軸の軸受温度を監視するための一般的方法が図1に図式化して示してある。図1に例示的に示したモータは回転するモータ軸2を支承するための2つの軸受1a、1bとハウジング5とを含む。モータが2つの側を有し、これらの側が図1で符号A、Bとされている。当然にモータはなお他の要素を含むが、しかしそれらは本発明を理解するのに重要でないので図1には図示されていない。
基準点に関してモータ軸の位置、すなわち角度位置を測定するために、および/または回転数を測定するために、モータはさらにリゾルバ3の態様の誘導式位置検出器を有する。リゾルバ3は、本発明を理解するうえで重要でないことから理解し易いよう図示されていない別の構成要素の他に、固定子巻線4を有する。リゾルバ3の固定子巻線4は交流電圧源UACに接続されている。交流電圧源UACがリゾルバ3の固定子巻線4内に生成する交流電流IACは、リゾルバ回転子の図示しない回転子巻線内に信号を発生し、この信号は回転子の回転運動によって変調される。このように変調された信号によってモータ軸2の位置が算定される。
B側軸受1bの温度を測定するために軸受1bに取付けられた温度センサ17が軸受1bの温度TSを外部評価ユニット6に転送する。評価ユニット6は実質的に、最大許容軸受温度を上まわるとき警報信号ALを出力する限界値モニタを含む。B側軸受1bの温度TSから一般にA側軸受1aの温度を推定できるので、多くの場合A側軸受1aの温度を個別に監視することは行われない。
一般的に利用されるこの軸受温度の監視は幾つかの欠点を有する。一方で温度センサ17を設けねばならず、他方で温度監視を実現するために一般に外部評価ユニット6が温度センサ5に接続される。外部評価ユニット6は個別の機器であり、モータを制御(シーケンス制御)ないし調節(フィードバック制御)するため元々設けられている制御器または調節器の構成要素ではない。指摘した諸欠点から、モータ軸受の温度を監視するための一般的に実施される前記方法は高価で手間のかかるものとなる。
本発明の課題は、温度を監視するのに温度センサを必要としない、回転する軸の軸受の温度を監視するための方法および装置を明示することである。
この課題は、回転する軸の軸受の温度を監視するための方法であって、
リゾルバが軸受の近傍に配置されており、
リゾルバの固定子巻線が測定電流を付加され、
固定子巻線のオーム抵抗と固定子巻線に至る導線のオーム抵抗とからなる総オーム抵抗が、測定電流と、測定電流によって固定子巻線および導線上に現れる電圧降下とによって算定され、
−総オーム抵抗、および/または総オーム抵抗から求められるリゾルバの温度が限界値を上まわるとき、軸受の過熱が検知される方法によって解決される。
リゾルバが軸受の近傍に配置されており、
リゾルバの固定子巻線が測定電流を付加され、
固定子巻線のオーム抵抗と固定子巻線に至る導線のオーム抵抗とからなる総オーム抵抗が、測定電流と、測定電流によって固定子巻線および導線上に現れる電圧降下とによって算定され、
−総オーム抵抗、および/または総オーム抵抗から求められるリゾルバの温度が限界値を上まわるとき、軸受の過熱が検知される方法によって解決される。
さらにこの課題は、回転する軸の軸受の温度を監視するための装置であって、リゾルバが軸受の近傍に配置されており、
リゾルバの固定子巻線に測定電流を付加するための手段を有し、
固定子巻線のオーム抵抗と固定子巻線に至る導線のオーム抵抗とからなる総オーム抵抗を算定するための手段を有し、測定電流と、測定電流によって固定子巻線および導線上に現れる電圧降下が評価され、
総オーム抵抗が限界値を上まわるか否かを監視するための手段を有し、限界値を上まわるとき、軸受の過温度が検知され、および/または
総オーム抵抗から求められたリゾルバ温度が限界値を上まわるか否かを監視するための手段を有し、限界値を上まわるとき軸受の過熱が検知される装置によって解決される。
リゾルバの固定子巻線に測定電流を付加するための手段を有し、
固定子巻線のオーム抵抗と固定子巻線に至る導線のオーム抵抗とからなる総オーム抵抗を算定するための手段を有し、測定電流と、測定電流によって固定子巻線および導線上に現れる電圧降下が評価され、
総オーム抵抗が限界値を上まわるか否かを監視するための手段を有し、限界値を上まわるとき、軸受の過温度が検知され、および/または
総オーム抵抗から求められたリゾルバ温度が限界値を上まわるか否かを監視するための手段を有し、限界値を上まわるとき軸受の過熱が検知される装置によって解決される。
本発明の有利な第1構成は、測定電流が直流電流成分を有し、総オーム抵抗が直流電流成分と、直流電流成分によって固定子巻線および導線上に現れる電圧降下とによって算定されることを特徴としている。測定電流の直流電流成分を使用することによって特別簡単な仕方で総オーム抵抗を算定することができる。
さらに、リゾルバの温度Tが総オーム抵抗から関係式
T=(RG−R20−RL)/(R20・α)+20℃
に従って求められ、式中RGが作動中の固定子巻線のオーム抵抗と固定子巻線に至る導線のオーム抵抗とからなる総オーム抵抗、RLが導線の抵抗、R20が20℃におけるリゾルバの固定子巻線の抵抗、αが20℃に関係した温度係数であると有利であることが実証されている。これにより、リゾルバの温度Tを特別精確に求めることが可能となる。
T=(RG−R20−RL)/(R20・α)+20℃
に従って求められ、式中RGが作動中の固定子巻線のオーム抵抗と固定子巻線に至る導線のオーム抵抗とからなる総オーム抵抗、RLが導線の抵抗、R20が20℃におけるリゾルバの固定子巻線の抵抗、αが20℃に関係した温度係数であると有利であることが実証されている。これにより、リゾルバの温度Tを特別精確に求めることが可能となる。
さらに、限界値が、軸受の最大許容温度からリゾルバ温度と軸受温度との間の温度勾配を引いたものに一致するように選択されると有利であることが実証されている。これにより、リゾルバと軸受との間の温度勾配も考慮される。
さらに、軸がモータのモータ軸として構成されていると有利であることが実証されている。殊にモータ軸の場合しばしばモータ軸の軸受の温度監視が不可欠である。
さらに、本発明に係る装置がモータを制御および/または調節するための制御器および/または調節器として構成されていると有利であると実証される。
さらに、本発明に係る方法を実施することのできる本発明に係る装置用のコード領域を含むコンピュータプログラム製品が設けられていることが有利であると示される。
装置の有利な諸構成は方法の有利な諸構成と同様に生じ、またその逆である。
本発明の1実施例が図面に示してあり、以下で詳しく説明される。
図2に実施例の態様で本発明に係る方法および本発明に係る装置が示してある。図2に示すモータは、先に図1に示したモータと基本構造が実質的に同一である。それゆえに図2において同じ要素には図1と同じ符号が付けてある。モータに関する唯一の本質的違いは、図2によるモータが図1による温度センサ7を持たないことにある。当然にモータはなお他の要素を含むが、しかしそれらは本発明を理解するうえで重要でないので図2に図示されていない。
本発明によれば、モータ軸の軸受1bの温度監視のためにリゾルバ3の固定子巻線4の加熱が利用される。モータ軸の位置および/または回転速度を測定するためのリゾルバ3はモータの場合ふつう有利にはモータ軸2の両方の軸受のうちの一つのすぐ近くに配置されており、軸受温度はリゾルバ3の温度Tに伝わり、それとともにリゾルバ3の固定子巻線4に伝わる。実施例においてリゾルバ3はモータのB側でB側軸受1bの端板に直接固着されており、軸受1bとリゾルバ3との間で良好な熱伝達が保証されている。
リゾルバ3が軸受1bのすぐ近くに配置されているので軸受1bとリゾルバ3との間の温度勾配は小さい。リゾルバ3の一体な構成要素としてリゾルバ3は既に上で述べたように固定子巻線4を有し、この固定子巻線は軸受1bによってリゾルバ3全体と同程度に加熱される。固定子巻線4の加熱によって固定子巻線4のオーム抵抗が高まり、そのことが本発明によれば軸受温度の監視に利用される。
固定子巻線RSのオーム抵抗と固定子巻線4に至る導線13のオーム抵抗RLとを加算してなる総オーム抵抗RG、すなわち固定子巻線のオーム抵抗RSと固定子巻線に至る導線のオーム抵抗RLとからなる総オーム抵抗RGを求めるために、導線13(導線が図2では多少太く記されている)および固定子巻線4上で低下する電圧降下Umessが電圧計10によって測定され、固定子巻線4および導線13を流れる測定電流Imessが電流計9によって測定される。リゾルバの固定子巻線4に付加される測定電流Imessは一方で、リゾルバ3の直接的作動用に不可欠な、交流電圧UACを発生する交流電圧源7によって発生され、他方で直流電圧UDCを発生する付加的直流電圧源8によって発生される。それとともに測定電流Imessは、直流電圧源8によって発生される直流電流成分IDCと交流電圧源7によって発生される交流電流成分IACとから加算的に構成される。
電圧源8によって発生される測定電流Imessの直流電流成分IDCと、測定電流Imessの結果として固定子巻線4と固定子巻線4に至る導線13とに現れる電圧降下Umessとに基づいて、以下で総オーム抵抗RGが求められる。このため電圧降下Umessが入力量としてフィルタ11bに供給され、電流Imessが入力量としてフィルタ11aに供給される。フィルタ11bは電圧Umessから直流電圧成分UDCを取り出し、フィルタ11aは測定電流Imessから、直流電圧源8によって発生される直流電流成分IDCを取り出す。フィルタ11a、11bはこのため例えば、各交流成分を取り出す低域通過フィルタの態様で設けることができる。
直流電流成分IDCと直流電圧成分UDCは引き続き入力量として抵抗検出ユニット14に供給され、抵抗検出ユニットは直流電圧成分UDCを直流電流成分IDCで除算することによって総オーム抵抗RGを出力量として求める。
総抵抗RGは入力量として温度検出ユニット15に供給され、温度検出ユニットは固定子巻線の温度を求め、それとともに十分な近似でリゾルバの温度Tを求める。温度検出ユニット15は有利にはリゾルバの温度Tを総オーム抵抗RGから関係式
T=(RG−R20−RL)/(R20・α)+20℃ (1)
に従って求め、式中RGはモータ作動中の固定子巻線のオーム抵抗と固定子巻線に至る導線のオーム抵抗とからなる総オーム抵抗、RLは導線の抵抗、R20は20℃におけるリゾルバ固定子巻線の抵抗、αは20℃に関係した温度係数である。
T=(RG−R20−RL)/(R20・α)+20℃ (1)
に従って求め、式中RGはモータ作動中の固定子巻線のオーム抵抗と固定子巻線に至る導線のオーム抵抗とからなる総オーム抵抗、RLは導線の抵抗、R20は20℃におけるリゾルバ固定子巻線の抵抗、αは20℃に関係した温度係数である。
導線13の抵抗RLは予め例えばモータの運転開始時の測定によって、または導線13の横断面積と導線13の材料と導線13の長さとから関係式
RL=l/(χ*A) (2)
l:導線の長さ(往線路と復線路との総長)
A:導線の横断面積
χ=導線の材料の導電率
に従って計算することによって求めることができる。定格温度20℃におけるリゾルバ固定子巻線の抵抗R20は20℃の周囲温度で休止状態においてリゾルバを測定することによって測定することができる。しかしリゾルバ固定子巻線の抵抗R20はしばしばリゾルバ製造業者によって直接明示されることもある。
RL=l/(χ*A) (2)
l:導線の長さ(往線路と復線路との総長)
A:導線の横断面積
χ=導線の材料の導電率
に従って計算することによって求めることができる。定格温度20℃におけるリゾルバ固定子巻線の抵抗R20は20℃の周囲温度で休止状態においてリゾルバを測定することによって測定することができる。しかしリゾルバ固定子巻線の抵抗R20はしばしばリゾルバ製造業者によって直接明示されることもある。
温度係数αは一般に知られた物理テーブルに作表されており、例えば銅の場合1/255(1/ケルビン)である。
このように求められたリゾルバ温度Tは入力量として限界値モニタ16に供給される。総オーム抵抗RGから求められるリゾルバ温度Tが限界値を上まわると、軸受の過温度が検知され、限界値モニタ16が警報信号ALを発生する。限界値は有利には、軸受の最大許容温度からリゾルバ温度と軸受温度との間に現れる温度勾配を引いたものに一致するように選択される。限界値がこうして上記のように選択されると、軸受温度とリゾルバ温度との間に現れるふつう僅かな温度勾配も考慮され、軸受温度の監視がきわめて精確となる。
しかし選択的に、総オーム抵抗RGからリゾルバの温度Tを求めるのでなく、図2に破線で示唆したように総オーム抵抗RGを入力量として限界値モニタ16に直接供給することも考えられる。総オーム抵抗RGが限界値を上まわる場合、それは軸受の過熱(過温度)として検知され、限界値モニタ16が警報信号ALを発生する。
しかし、総オーム抵抗RGもリゾルバ温度Tも同時にそれぞれ付属する限界値を上まわるか否かを監視され、こうして軸受の過熱が検知されて警報信号ALが発生されるように限界値モニタ16を構成することも考えられる。
さらに、直流電圧源8を設けるのでなく、本発明に係る方法を実施するのに、リゾルバ機能にとって不可欠な元々設けられる交流電圧源7のみを利用することも当然に考えられる。その場合、総オーム抵抗RGの算定は、固定子巻線のインピーダンスと導線のインピーダンスとから加算的に与えられる総インピーダンスZGの実部を算定することによって行われる。総インピーダンスZGは測定電圧Umessと測定電流Imessとから算定され、測定電圧と測定電流はこの場合直流成分ではなく専ら交流成分のみを含む。総インピーダンスZGおよびその実部の算定は抵抗検出ユニット14において行われる。本発明のこの構成において両方のフィルタ11a、11bは省かれる。
本発明に係る装置がモータを制御ないし調節するための制御器ないし調節器として構成されていると、このような制御器ないし調節器はいずれにしてもモータを調節ないし制御するために設けられているので、特別有利である。それとともに、先行技術による軸受温度を監視するための図1による付加的外部評価ユニット6は省くことができる。
さらに、本発明に係る方法を本発明に係る装置で実施することのできるようにする、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、コンパクトディスク、フラッシュカードまたは別の記憶媒体の態様の、符号区域を含むコンピュータプログラム製品を設けると有利である。
さらに指摘しておくなら、直流電圧源8は調節された直流電圧源の態様で設けておくこともでき、こうして、一定した直流電流成分IDCを発生する直流電流源として作動することができる。
B側軸受1bの温度から一般にA側軸受1aの温度を推定できるので、本発明に係る方法および本発明に係る装置によって一般にA側軸受1aの監視は同時に実施されもする。
さらに、ここで明確に付記しておくなら、本発明に係る方法および本発明に係る装置は当然に回転するモータ軸の軸受温度の監視だけでなく、ごく一般に、例えば発電機の軸等の別の回転する軸において軸受温度を監視するのにも適している。
さらにここで付記しておくなら、軸受1a、1bは例えば転がり軸受として構成しておくことができる。
1a,1b 軸受
2 軸
3 リゾルバ
4 固定子巻線
6 評価ユニット
7 交流電圧源
8 直流電圧源
9 電流計
10 電圧計
13 導線
14 抵抗検出ユニット
15 温度検出ユニット
16 限界値モニタ
AL 警報信号
IAC 交流電流成分
IDC 直流電流成分
Imess 測定電流
RG 総オーム抵抗
RL 導線のオーム抵抗
RS 固定子巻線のオーム抵抗
T 温度
UDC 直流電圧
Umess 電圧降下
ZG 総インピーダンス
2 軸
3 リゾルバ
4 固定子巻線
6 評価ユニット
7 交流電圧源
8 直流電圧源
9 電流計
10 電圧計
13 導線
14 抵抗検出ユニット
15 温度検出ユニット
16 限界値モニタ
AL 警報信号
IAC 交流電流成分
IDC 直流電流成分
Imess 測定電流
RG 総オーム抵抗
RL 導線のオーム抵抗
RS 固定子巻線のオーム抵抗
T 温度
UDC 直流電圧
Umess 電圧降下
ZG 総インピーダンス
Claims (8)
- 回転する軸(2)の軸受(1b)の温度を監視するための方法であって、
リゾルバ(3)が軸受(1b)の近傍に配置されており、
リゾルバ(3)の固定子巻線(4)が測定電流(Imess)により付勢され、
固定子巻線(4)のオーム抵抗と固定子巻線(4)に至る導線(13)のオーム抵抗(RL)とからなる総オーム抵抗(RG)が、測定電流(Imess)と、測定電流(Imess)によって固定子巻線(4)および導線(13)上に現れる電圧降下(Umess)とによって算定され、
総オーム抵抗(RG)、および/または総オーム抵抗(RG)から求められるリゾルバ(3)の温度(T)が限界値を上まわるとき、軸受(1b)の過熱が検知されることを特徴とする方法。 - 測定電流(Imess)が直流電流成分(IDC)を有し、総オーム抵抗(RG)が直流電流成分(IDC)と、直流電流成分(IDC)によって固定子巻線および導線上に現れる電圧降下(Umess)とによって算定されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- リゾルバの温度Tが総オーム抵抗から関係式
T=(RG−R20−RL)/(R20・α)+20℃
に従って求められ、式中RGが作動中の固定子巻線のオーム抵抗と固定子巻線に至る導線のオーム抵抗とからなる総オーム抵抗、RLが導線の抵抗、R20が20℃におけるリゾルバの固定子巻線の抵抗、αが20℃に関係した温度係数であることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。 - 限界値が、軸受の最大許容温度からリゾルバの温度(T)と軸受の温度との間の温度勾配を引いたものに一致するように選択されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の方法。
- 軸(2)がモータのモータ軸として構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の方法。
- 回転する軸の軸受の温度を監視するための装置であって、リゾルバ(3)が軸受(1b)の近傍に配置されており、
リゾルバ(3)の固定子巻線(4)に測定電流(Imess)を付加するための手段を有し、
固定子巻線のオーム抵抗と固定子巻線に至る導線(13)のオーム抵抗(RL)とからなる総オーム抵抗(RG)を算定するための手段を有し、測定電流(Imess)と、測定電流(Imess)によって固定子巻線(4)および導線(13)上に現れる電圧降下(Umess)が評価され、
総オーム抵抗(RG)が限界値を上まわるか否かを監視するための手段を有し、限界値を上まわるとき、軸受(1b)の過熱が検知され、および/または
総オーム抵抗(RG)から求められたリゾルバの温度(T)が限界値を上まわるか否かを監視するための手段を有し、限界値を上まわるとき軸受(1b)の過熱が検知される装置。 - 装置がモータを制御ないし調節するための制御器ないし調節器として構成されている請求項6記載の装置。
- 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の方法を実施することのできる装置用のコード領域を含むコンピュータプログラム製品。
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Publication Number | Publication Date |
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CN (1) | CN101084421A (ja) |
DE (1) | DE102004050898B4 (ja) |
WO (1) | WO2006042843A2 (ja) |
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