JP2008516278A - 表示ドライバにおけるオーバドライブ技術 - Google Patents
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Abstract
本発明は、表示ドライバによって受け取られた現フレームの表示データをオーバドライブによって抑制するために、内蔵フレーム・メモリおよびオーバドライブ論理ブロックを含む表示ドライバに関する。オーバドライブ論理ブロックは内蔵フレーム・メモリとの間でデータを読み取り、書き込むように、また内蔵フレーム・メモリに記憶された前画像の表示データを使用して現フレームのオーバドライブ表示データを計算するように構成される。オーバドライブ表示データは、表示デバイス上に描画された画像をリフレッシュするために使用される。本発明はさらに、かかる表示デバイスを含むLCD表示デバイスに関する。
Description
本発明は、表示ドライバ、および、かかる表示ドライバを含むLCD表示デバイスに関する。
モニタ、TV、コンピュータ、移動デバイス、無線デバイス等のLCD表示デバイスは通常、ある中間調(grey level)から別の中間調にピクセルを切り替える間に比較的長い応答時間を有する。一般に、動画は、LCD表示デバイス上での動的描画(motion portrayal)におけるアーチファクト(artefacts)に通じる乱れた外観(disturbed appearances)をもつ。かかるアーチファクトを低減するためには、画像がLCD表示デバイス上に適切に描画される必要がある。
LCD表示デバイスの長い応答時間は、フレーム変化時に、液晶材料特有の緩慢さから、ピクセルがその所期の透過値に達するまでに2、3フレーム時間(frame-times)を要するという事実によって引き起こされる。
一部のLCD表示ドライバがオーバドライブ技術を実施することが知られている。米国第20030156092号は、かかるオーバドライブ技術の実施態様を記載している。この文書では、フレーム・メモリをホストする表示ドライバ、ならびにその表示ドライバを制御する処理ユニットが開示されている。この発明の範囲は、オーバドライブの実施にある。
オーバドライブは、LCD表示デバイスの実際のピクセル透過率に対応する表示データ信号よりも一時的に強調された表示データ信号を書き込むための技術である。この技術により、LCD表示デバイスの液晶セルが、その所期の透過率にはるかに早く到達する。したがってオーバドライブ技術は、それがピクセルの応答時間を向上させるので、LCD表示デバイスにおける動画の表示性能を改善する。
このオーバドライブ技術は、到来表示データ信号をピクセル・ドライブ電圧(pixel drive voltage)で表すことによって機能し、この電圧は、より良い透過率の場合、そのピクセルの所要の電圧よりも大きい。同様に、ピクセル透過率が低減される必要がある場合にはいつでも、より低いピクセル電圧が供給される。
この技術は、前フレーム(previous frame)の表示データ信号の情報、現フレーム(current frame)の表示データ信号、およびオーバドライブ・ルックアップテーブルを使用してオーバドライブのための補正された信号を計算する。次いで、オーバドライブ補正された信号が、LCD表示デバイスのピクセルに伝送されて到来表示データの対応する画像を表示する。
従来技術で論じられている技術に関して問題なのは、LCD表示デバイスでの表示データのリフレッシング(refreshing)が、容量の大きなフレーム・メモリを必要とし比較的高い電力消費をもたらすことである。
本発明の目的は、比較的低い電力消費での、具体的にはLCD表示デバイスへの改善された動的描画を提供することである。
請求項1に明記されている本発明による表示ドライバが、この目的を達成する。ドライバは、表示ドライバによって受け取られた現フレームの表示データをオーバドライブによって抑制するために、内蔵フレーム・メモリおよびオーバドライブ論理ブロックを含み、オーバドライブ論理ブロックは内蔵フレーム・メモリとの間でデータを読み取り、書き込むように、また内蔵フレーム・メモリに記憶された前フレームの表示データを使用して現フレームのオーバドライブ表示データを計算するように構成される。
内蔵フレーム・メモリおよびオーバドライブ論理ブロックは、表示ドライバ内にホストされ追加のハードウェアなしでオーバドライブを達成する。オーバドライブ論理ブロックは、内蔵フレーム・メモリとの間でデータを読み取り、書き込むために使用され、またオーバドライブを必要とするピクセル・ドライブ電圧に関する計算も実施する。前フレームの表示データが、現フレームの到来表示データに適用されるべきオーバドライブ補正を計算するためにオーバドライブ論理ブロックによって使用される。この動作モードは、以下で、間接表示モード(indirect display mode)または内部タイミング・モード(internal timing mode)と呼ばれる。
他の実施形態は、オーバドライブ表示データが交互のフレームで計算されることを特徴とする。
他の実施形態では、オーバドライブ補正係数が、オーバドライブ・ルックアップテーブルに記憶され、オーバドライブ表示データを計算するのに使用される。
前記オーバドライブ・ルックアップテーブルは、ROM(read-only-memory、読取り専用)、EEPROM(electrically erasable programmable read-only-memory、電気的にプログラム内容を消去および再書き込み可能な読取り専用メモリ)、あるいは類似の機能を有するその他の任意の記憶デバイスを用いて実装されてよい。オーバドライブ論理ブロックは、オーバドライブ・ルックアップテーブルを使用して現フレームの到来表示データ信号に適用されるべき補正係数を獲得する。したがって、これらのオーバドライブ表示データは、メモリに記憶されている前フレームのオーバドライブ表示データ、現フレームの到来表示データ、およびルックアップテーブルから獲得される適切なオーバドライブ補正係数から計算されるのが好ましい。
他の好ましい実施形態は、内蔵フレーム・メモリが、現フレームの少なくとも一部のオーバドライブ表示データを記憶することを特徴とする。
オーバドライブは、フレームにではなく、画像に働かなければならない。一般に、移動デバイスでは、画像リフレッシュ・レートが極めて低い。したがって、移動アプリケーションでは、画像データを複製することによって、同じ画像データを含む複数のフレームをもたらす、フレーム・レートアップ変換(frame rate up-conversion)がしばしば適用される。
本発明の他の実施形態は、ドライバがさらに、フレーム・レートアップ変換モードで動作するように構成されていることを特徴とし、この場合、内蔵フレーム・メモリが、表示データを反復するためのフレーム・ストア(frame store)として使用される。フレーム・レートアップ変換は静止画像について動作するのが好ましい。
到来表示データが背景画像およびメニュー等の主に静止画像を含む場合、ドライバはフレーム・レートアップ変換モードで動作するが好ましい。
ドライバはまた、到来表示データがビデオ・クリップ等の主にフルスクリーン動画(full screen moving images)を含む場合、直接表示モード(direct display mode)で動作するように設定されることもできる。直接表示モードでは、内蔵フレーム・メモリは、LCDパネル上に表示されている表示データをもはや記憶しておらず、その代わりに異なる機能を有することができる。外部制御ユニットは、タイミング信号を生成して表示データのLCDパネルへの直接伝送を制御する。
直接表示モードの他の好ましい実施形態では、内蔵フレーム・メモリが、表示データのオーバドライブ補正のためのフレーム遅延FIFO(frame-delay FIFO)である。
他の実施形態は、オーバドライブ表示データが、少なくとも、動画のビデオ・ウィンドウ(video window)を表す表示域の一部に対して計算されることである。
内蔵フレーム・メモリにフレームの一部を記憶する利点は、ビデオ・ウィンドウだけが全フレームでリフレッシュされればよく、フレームの静止部分はメモリに保持され、より少ない頻度でリフレッシュされ得ることである。内蔵フレーム・メモリはフレーム全体を記憶するが、ビデオ・ウィンドウの次の画像のオーバドライブ補正にはビデオ・ウィンドウの画像データが使用される。
他の実施形態は、ドライバがさらにオーバレイ・モード(overlay mode)で動作するように構成されており、この場合、内蔵フレーム・メモリは表示データを混合するフレーム・オーバレイ(frame overlay)である。
オーバレイ・データは内蔵フレーム・メモリに記憶される。電話メニュー等のオーバレイ・データは、内蔵フレーム・メモリからフェッチされ、マルチプレクサ(multiplexer)あるいはミキサ(mixer)を用いて背景表示データと混合され、LCDパネル上に表示される。マルチプレクサは、背景と到来表示データの両方を、好ましくは直接表示モードにおいて所定の比率で、LCDパネル上に出力する。
他の実施形態では、ドライバが、オーバドライブをもつ直接表示モード、オーバレイ・モード、間接表示モード、およびフレーム・レートアップ変換モード等の異なる動作モード間で切替えを行う手段を含む。
他の好ましい実施形態は、オーバドライブ表示データがLCDパネルの応答時間を向上させることを特徴とする。
オーバドライブ・ピクセル電圧は、LCD表示デバイス上に表示されるべきピクセルの光透過率(optical transmission)の変化を早めるために、LCD表示パネルのピクセルに供給される電圧を高める。このことの利点は、LCD表示デバイスの応答時間が向上されることである。
本発明の他の態様は、上記で説明された表示ドライバを含むLCD表示デバイスである。本発明による表示ドライバによってオーバドライブを達成し動的描画を改善することが、ハードウェアをほとんど追加せず、より少ない電力消費で、LCD表示デバイスの効率を改善する。
本発明の諸態様は、添付の図面を参照しながら以下で説明される実施形態から明らかとなり解明されるであろう。図面は本発明の諸実施形態を例示し、その説明と併せることで、本発明の原理を説明するのに役立つ。
上記で述べられた実施形態が本発明を限定ではなく例示していること、また当業者が添付の特許請求の範囲を逸脱することなく代替実施形態を設計できることに留意されたい。特許請求の範囲において、如何なる参照符号も特許請求の範囲を限定しない。本発明は、いくつかの異なる要素を含むハードウェアによって実施され得る。
オーバドライブを有するLCD表示デバイスは一般に、LCDパネルのピクセルが、1フレーム(時間)期間内に、ある中間調から別の中間調へドライブされるとき、前記ピクセルの到来表示データを表すピクセル・ドライブ電圧と呼ばれる、ピクセルをドライブするのに要する電圧がLCD表示パネルの応答時間を向上させるという原則に立脚している。次のフレーム期間で、所望のピクセル透過率に対応する実際の電圧が適用される。特定のピクセルの中間諧調における変化は、現ピクセル値から前ピクセル値を引くことによって計算され得る。次いで、この値が、オーバドライブ・ルックアップテーブルを使用して補正値を決定するのに用いられ、それにしたがってピクセル電圧を適合する。到来表示データのピクセルに対するオーバドライブ値は、
V”(pixel_n)=V(pixel_n)+Cf(V(pixel_n)−V(pixel_(n−1)))(1)
を用いて計算され得る。ただし、V”(pixel_n)は所与のピクセルに対する計算されたオーバドライブ値を表し、V(pixel_n)はピクセルの所望の透過率に対応する実際のピクセル電圧を表し、Cfは補正係数を表し、V(pixel_n)−V(pixel_(n−1))は所期のピクセル値と前フレームのピクセル値との間の差を表す。
V”(pixel_n)=V(pixel_n)+Cf(V(pixel_n)−V(pixel_(n−1)))(1)
を用いて計算され得る。ただし、V”(pixel_n)は所与のピクセルに対する計算されたオーバドライブ値を表し、V(pixel_n)はピクセルの所望の透過率に対応する実際のピクセル電圧を表し、Cfは補正係数を表し、V(pixel_n)−V(pixel_(n−1))は所期のピクセル値と前フレームのピクセル値との間の差を表す。
比較的素早く応答する液晶材料は、目がLCDパネル上の画像の動くエッジを追うとき、ちらつき(flickering effect)あるいは後続波効果(trailing wave effect)を引き起こすことがある。これについての言及は、説明の中で後ほどなされる。
オーバドライブを適用する場合、液晶ピクセルへの電圧が所望のピクセル透過率に対応するレベルを超えて増加され、LCD表示デバイスの応答時間を向上させる。しかし、LCDパネルの物理的特性がこの処理中に変化することはないことに留意するのは重要である。
図1aは、Y軸上のピクセル・ドライブ電圧とX軸上の時間の概略的な表現である。図に示されている概略的な表現は、到来表示データ信号にオーバドライブが適用されないシステムに関して従来技術でよく知られている。到来信号は、全くオーバドライブなしにLCDパネル上のピクセルに直接与えられる。到来表示データは、0からVmaxボルトまでのどこでも様々にあり得るピクセル・ドライブ電圧の形式をとる。電圧レベル0ボルトは、例えば、光透過をもたない黒ピクセルに対応し、電圧Vmaxボルトは最大光透過をもつ白ピクセルを表すことができる。
図1aでは、到来表示データ信号を表すピクセル・ドライブ電圧が、時間Tの所与の瞬間に変化する。時間t=0では、ピクセル電圧ドライブはV1ボルトである。1フレーム期間後、時間Tで、ピクセル・ドライブ電圧はV1ボルトからV2ボルトに変化する。ピクセル・ドライブ電圧におけるこの変化は、図1bに示されているLCD表示デバイスのピクセルの透過率と直接的な対応関係をもつ。図1bでは、X軸は時間を表し、Y軸はピクセルの光透過率を表す。
図1aの電圧が0ボルトである場合、図1bのピクセルの透過率も0であり、ピクセルに光透過がないことに対応しており、したがってピクセルは黒である。図1aでピクセル・ドライブ電圧がVmaxボルトである場合、対応するピクセル透過率はほとんど100%であり、図1bでは1の光透過率で表され、完全な光透過があり、ピクセルは白である。
V1ボルトのピクセル・ドライブ電圧は、図1bに示されるように25%の光透過率を表す。時間期間Tで、ピクセル・ドライブ電圧は、V1ボルトからV2ボルトに変化し、ピクセルの対応する光透過率は25%から75%に変化する。ピクセル・ドライブ電圧は、図1aに示されるように、V1ボルトからV2ボルトへと急に変化できるが、対応するピクセル透過応答は比較的緩慢で、例えば、図1bに示されるように、所期の透過値に到達するのにはるかに長い時間を、例えば、この例では約5フレーム期間を要する。このことが、動きアーチファクト、例えば後続波効果が、LCD表示デバイス上に表示される原因となり得る。
図2aは、オーバドライブ・システムにおける、Y軸上のピクセル電圧ドライブおよびX軸上の対応する時間期間を概略的に示す。時間期間Tで、ピクセル・ドライブ電圧が、Vmaxよりは低いV3ボルトの電圧までオーバドライブされる。次の時間期間で、ピクセル・ドライブ電圧はV2ボルトで安定する。ピクセルの対応する光透過率が図2bに示される。25%から所期の透過率である75%までのピクセル透過がより早く達成されることがわかる。式(1)から、時間期間t=Tで、V(pixel_n)=V(T)=V2およびV(pixel_(n−1))=V(0)=V1である。したがって、式(1)から、V”(pixel_n)=V3ということになる。次の時間期間であるt=2Tでは、V(pixel_n)=V(2T)=V2およびV(pixel_(n−1))=V(T)=V2である。さらに、式(1)から、V”(pixel_n)=V2ということになる。したがって、ピクセル・ドライブ電圧が前フレームと同じである場合、V(pixel_n)はV(pixel_(n−1))と同じであり、オーバドライブ補正は適用されない。このことは、図2aに見て取れ、そこではピクセル・ドライブ電圧がV2ボルトで安定している。
本発明によるオーバドライブ補正の計算は、式、
V”(pixel_n)=V(pixel_n)+Cf*(V(pixel_n)−V”(pixel_(n−1)))(2)
によって表すことができる。ただし、V”(pixel_(n−1))は内蔵フレーム・メモリに記憶された前フレームの補正済みピクセル電圧を表し、Cf*は補正係数である。式(2)のその他の記号は、式(1)で定義されたものと同じである。本オーバドライブ技術の重要な利点は、その技術が処理に際して追加のフレーム・メモリを含まず、したがってデバイスによる電力消費を節約することである。
V”(pixel_n)=V(pixel_n)+Cf*(V(pixel_n)−V”(pixel_(n−1)))(2)
によって表すことができる。ただし、V”(pixel_(n−1))は内蔵フレーム・メモリに記憶された前フレームの補正済みピクセル電圧を表し、Cf*は補正係数である。式(2)のその他の記号は、式(1)で定義されたものと同じである。本オーバドライブ技術の重要な利点は、その技術が処理に際して追加のフレーム・メモリを含まず、したがってデバイスによる電力消費を節約することである。
上記のアルゴリズムは、内蔵フレーム・メモリを含む表示ドライバ内で実施され得る。図3は、内部タイミング・モードで動作する、LCD表示パネル340の表示ドライバ300の一実施形態の概略図を与える。表示ドライバ300は、オーバドライブ論理ブロック305、オーバドライブ・ルックアップテーブル310、制御ブロック320、および内蔵フレーム・メモリ330を含む。通常のやり方は、フレーム内の専用時間スロットに、到来表示データ334の実際の同期に、すなわちフレーム同期に使用される、情報以外のビットを挿入することである。到来表示データ信号334が、LCDパネル340上に表示される前に、オーバドライブ補正される。システムは、到来表示データ信号334のオーバドライブ値を計算するのに使用されるオーバドライブ論理ブロック305を含む。オーバドライブ・ルックアップテーブル310は、到来表示データをオーバドライブするのに使用される補正係数を記憶するのに使用される。また、表示ドライバ300は、オーバドライブ技術およびタイミング・モードを制御するのに本質的に使用される制御論理ブロック320も含む。
オーバドライブ論理ブロック305、オーバドライブ・ルックアップテーブル310、および制御ブロック320は、好ましい一実施形態では、組み合わせて1つのブロック375にすることができる。しかし、この好ましい実施形態は、上記で述べられたブロックのそれぞれが、表示ドライバ300内に別々のユニットとして存在することを制限しない。要求された初期フレーム・データの到来表示データ信号334が、オーバドライブ論理ブロック305に入り、好ましくはオーバドライブ・ルックアップテーブル310を用いることによって、オーバドライブ補正のために処理される。次いで、オーバドライブ補正されたフレーム335が、LCDパネル340上に表示されるべきフレーム336として送られる前に、内蔵フレーム・メモリ330に記憶される。
図4aは、ドライバの内部タイミング・モードを概略的に示しており、この場合、オーバドライブ表示データが交互のフレームで計算される。「od」は、オーバドライブ補正されるフレームを表す。内蔵フレーム・メモリ330内の画像データ「n」の名目的な補正されていない画像(nominal uncorrected image)「nom」が、次の画像「n+1」にオーバドライブ補正を実施するのに使用される。初期画像「n」は、オーバドライブ補正されておらず、名目画像「nom」として内蔵フレーム・メモリ330に記憶される。名目画像が、内蔵フレーム・メモリ330からLCDパネル340に送られる。次の画像「n+1」が、内蔵フレーム・メモリ330に記憶されている前画像「n」の画像データを用いてオーバドライブ補正される。続いて、オーバドライブ補正されたデータが、表示されるべきLCDパネル540に送られる前に内蔵フレーム・メモリ530に記憶される。次の画像「n+2」は、オーバドライブ補正されず、ここでも名目フレーム「nom」として記憶される。続いて、「n+2」は、オーバドライブ論理ブロック305によって取り出されて次の到来画像データ「n+3」をオーバドライブ補正する。
その結果、偶数フレームは処理されず、奇数フレームがオーバドライブ補正され、オーバドライブは交互のフレームに適用される。偶数フレームの名目フレーム「nom」の画像データは、内蔵フレーム・メモリ330に記憶され、奇数フレーム「n+1」、「n+3」等々にオーバドライブ補正を実施するのに使用される。
図4bは、交互のフレームに適用されるオーバドライブ補正を表す。この場合、到来画像レートは低く、例えば、毎秒15画像である。次いで、画像データは、LCDパネル340上に表示される前に、フレーム・レートアップ変換される必要がある。この場合、フレーム・レートアップ変換は外部からなされる。各画像データの第1フレームおよび第3フレームがオーバドライブ補正される。第3フレームは、オーバドライブ補正されるが、
V”(pixel_n)=V2+Cf*(V(pixel_n)−V”(pixel_n))=V2+Cf*(0)=V(pixel_n)
から推定され得るように、この場合適用されるオーバドライブ補正がゼロなので、内蔵フレーム・メモリ330内でなお名目画像データである。したがって、第1フレームはオーバドライブ補正され、フレーム・レートアップ変換から結果として生じる画像データの3つの次フレームが、オーバドライブ補正なしに内蔵フレーム・メモリ330に送られる。したがって、オーバドライブが到来表示データの各画像「n」、「n+1」等の第1フレームにだけ適用されるので、オーバドライブは、代替フレームに、ただし不完全な方法で適用される。「n」の画像データの最終フレームが、続く画像「n+1」の到来表示データ信号をオーバドライブ補正するのに使用される。これが同じように後続のフレームに対して進められる。このモードは、到来画像が比較的低い画像レートをもつ場合に好ましい。
V”(pixel_n)=V2+Cf*(V(pixel_n)−V”(pixel_n))=V2+Cf*(0)=V(pixel_n)
から推定され得るように、この場合適用されるオーバドライブ補正がゼロなので、内蔵フレーム・メモリ330内でなお名目画像データである。したがって、第1フレームはオーバドライブ補正され、フレーム・レートアップ変換から結果として生じる画像データの3つの次フレームが、オーバドライブ補正なしに内蔵フレーム・メモリ330に送られる。したがって、オーバドライブが到来表示データの各画像「n」、「n+1」等の第1フレームにだけ適用されるので、オーバドライブは、代替フレームに、ただし不完全な方法で適用される。「n」の画像データの最終フレームが、続く画像「n+1」の到来表示データ信号をオーバドライブ補正するのに使用される。これが同じように後続のフレームに対して進められる。このモードは、到来画像が比較的低い画像レートをもつ場合に好ましい。
低い画像レートをもつ画像データにオーバドライブを実施する好ましい方法が、図4cに示されている。画像データがフレーム・レートアップ変換され、この場合、初期入力画像が次の入力画像の直前に転送され、処理されることなく内蔵フレーム・メモリに記憶される。この補正されていないフレームは、次の画像の第1フレームのオーバドライブ補正の参照として働く。オーバドライブは、第1フレームに対して計算され、内蔵フレーム・メモリ330内のオーバドライブ補正された画像がパネルに対し複数回(複数フレーム)繰り返される。画像に対応する4つのフレームの最終フレームが名目フレームであり、このフレームが内蔵フレーム・メモリ330に書き込まれ、オーバドライブ補正なしにLCDパネル340に送られる。
オーバドライブを実施する他の好ましい方法が図4dに示されている。画像データに対するフレーム・レートアップ変換が、内蔵フレーム・メモリ330内のオーバドライブ補正された画像データを用いて、ドライバの内部で全てなされる。前画像の名目画像データが、現画像をオーバドライブし、LCDパネル上に表示される前に次のフレームのオーバドライブを計算するのに使用される。第4フレームを書き込んだ後、名目画像データが内蔵フレーム・メモリ330に書き込まれる。その直後に、画像データ「n+1」がオーバドライブ・ブロック305に供給されて、LCDパネル340上に表示される前にオーバドライブ補正される。
本発明による表示ドライバの他の実施形態が、図5に示されている。表示ドライバ500は、オーバドライブ論理ブロック505、オーバドライブ・ルックアップテーブル510および制御論理ブロック520、オーバレイ・ユニット506、ミキサ550、ならびにLCD表示パネル540を含む。このドライバは、他の動作モードをサポートするために、いくつかの追加の構成要素を含む。ユニットは、単一のブロック575に組み合わされてもよいが、ユニットが個別のユニットであることを決して制限しない。表示ドライブはさらに、特に画像を含む到来表示データがオーバレイ・モードでパネルに伝送される場合に使用されるオーバレイ・ブロック506を含む。表示ドライブはまた、異なる表示データ信号を、例えば、静止メニュー・オーバレイと背景ビデオ画像を混合するミキサ550も含む。この実施形態は、以下の図面の説明で論じられるように、異なるモードをサポートする。
以下では外部タイミング・モードとも称される直接表示モードでは、画像データが、内蔵フレーム・メモリ530に記憶されずにLCDパネル540に直接書き込まれてよい。
図6aは、オーバレイ・モードと呼ばれる、ドライバの外部タイミング動作モード(external timing operational mode)を示す。オーバレイ・モードでは、図では「olay」で表されているオーバレイ画像が、内蔵フレーム・メモリ530に記憶される。オーバレイ画像は、オーバレイ・ブロック506に入り、内蔵フレーム・メモリ530に記憶される。新しい背景画像データ「n」、「n+1」等が、LCDパネル540上に表示される前に、内蔵フレーム・メモリ530からの「olay」画像データとミキサ550で混合される。到来画像データと内蔵フレーム・メモリ530からのオーバレイ・データとのこの混合は、図に示されるように「ol」としてLCDパネル540上に表される。オーバレイ・モードでは、例えば、静止メニューが、背景の動画と組み合わされたオーバレイとして表示される。動画データは、表示データ534として入り、ミキサ550を介してLCDパネル540上に表示される。メニュー画像は内蔵フレーム・メモリ530からフェッチされ、ミキサ550で背景画像データ信号と混合される。次いで、混合された画像信号「ol」がLCDパネル540上に表示される。オーバレイ・モードでは、内蔵フレーム・メモリ530は既に占有されており、オーバドライブ補正は存在しない。このことは、オーバレイ・データが当然ながら静止画であるので、問題でない。
図6bは、到来ビデオ信号がLCDパネル540上に表示される前における到来ビデオ信号へのオーバドライブの適用を概略的に示す。到来ビデオ信号は、ビデオ・データの次の画像をオーバドライブ補正するために内蔵フレーム・メモリ530に記憶される。したがって、内蔵フレーム・メモリ530は、前画像データを記憶するFIFOとして働く。オーバドライブ補正されたデータ「od」は、ミキサ550がこのモードでアクティブでないので、LCDパネル540上に直接表示される。
図6cでは、画像レートは毎秒15画像である。各画像は、到来表示データを時間領域で毎秒60フレームに向上させるために複数回送られる。ここでも、内蔵フレーム・メモリ530が、前フレーム・データを記憶するFIFOとして働く。オーバドライブ補正されたデータ「od」が、LCDパネル540に送られる。各画像データ「n」、「n+1」等の第1フレームが、内蔵フレーム・メモリ530に記憶されている「n−1」、「n」等の最終名目フレームを用いてオーバドライブ補正される。同じ画像「n」、「n+1」等、データの3つの次フレームの画像データは、ここでも、
V”(pixel_n)=V2+Cf*(V(pixel_n)−V”(pixel_n))=V2+Cf*(0)=V(pixel_n)
なので、オーバドライブ補正されない。
V”(pixel_n)=V2+Cf*(V(pixel_n)−V”(pixel_n))=V2+Cf*(0)=V(pixel_n)
なので、オーバドライブ補正されない。
したがって、各画像の第1フレームがオーバドライブ補正され、上記から明らかなように、次の3つの名目フレームは実際にオーバドライブ補正されない。
図6dもまた、15画像という低い到来レートでの同じ入力画像を示す。各到来画像は、到来表示データが毎秒60フレームになるように複数回送られる。画像の最終フレームが、図に示されるように、LCDパネル540に送られるだけでなく、内蔵フレーム・メモリ530に記憶され、LCDパネル540上に表示される前に到来画像データ「od」をオーバドライブ補正するのに使用される。この場合、全フレームが、LCDパネル540上に表示される前にオーバドライブ補正される。
上記で説明されたモードのうちの何れも組み合わせて使用することができ、すなわち画像の一部に対してドライバが所与のモードで動作し、画像の異なる部分に対してドライバが別のモードで動作する。例えば、ドライバが、ビデオ・ウィンドウに対してはオーバドライブを有する直接表示モードで動作し、同時に静止背景画像に対してはフレーム・レートアップ変換モードで動作するように設定されてよい。
本明細書で説明された新しいオーバドライブ方式は、移動電話、PDA等のより小型のLCD表示デバイスに関する適用例では一般的事例であるように、内蔵フレーム・メモリを有する表示ドライバによってドライブされるLCD表示デバイスに実際に適用されてよい。到来表示データ信号をオーバドライブ補正して効率的な電力消費で動的描画を改善するこの技術は、この大規模な電子市場区分における費用対効果の高い解決策である。
以上、本発明は上記で説明された実施形態を参照しながら解明されてきたが、他の実施形態が同じ目的を達成するために代替的に使用されてよいことは明白であろう。したがって、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されず、例えばTV等のより大型のLCDの表示ドライバにも適用することができる。
特許請求の範囲を含むこの明細書における、動詞「含む(comprising/comprises)」およびこの動詞の同根語の使用は、述べられた特徴、数字、ステップ、あるいは構成要素の存在を指定するためであると理解され、1つまたは複数のその他の特徴、数字、ステップ、構成要素、あるいはそれらのグループの存在または追加を排除しないことにさらに留意されたい。特許請求の範囲の要素に先行する不定冠詞「a」または「an」は、かかる要素の複数の存在を排除するものでないことにも留意されたい。さらに、如何なる参照符号も特許請求の範囲を限定せず、本発明はハードウェアおよびソフトウェアの両方によって実施されてよく、同じハードウェアがいくつかの手段であることができる。また、本発明はあらゆる新規の特徴あるいは特徴の組合せにある。
この発明は、表示ドライバによって受け取られた現フレームの表示データをオーバドライブによって抑制するために、内蔵フレーム・メモリおよびオーバドライブ論理ブロックを含む表示ドライバに関する。オーバドライブ論理ブロックは内蔵フレーム・メモリとの間でデータを読み取り、書き込むように、また内蔵フレーム・メモリに記憶された前フレームの表示データを使用して現フレームのオーバドライブ表示データを計算するように構成される。オーバドライブ表示データは、表示デバイス上に描画された画像をリフレッシュするために使用されてよい。本発明はさらに、かかる表示デバイスを含むLCD表示デバイスに関する。また、交互のフレームでピクセル・ドライブ電圧をオーバドライブすることによって、ピクセルの透過率の応答特性を改善する。本発明の他の実施形態は、直接表示モードと内部タイミング・モードとの間で切り替えることであり、この場合、内蔵フレーム・メモリは直接表示モードでFIFOとして働く。
Claims (11)
- 表示ドライバによって受け取られた現フレームの表示データをオーバドライブによって抑制するために、内蔵フレーム・メモリおよびオーバドライブ論理ブロックを含む表示ドライバであって、前記オーバドライブ論理ブロックが前記内蔵フレーム・メモリとの間でデータを読み取り、書き込むように、また前記内蔵フレーム・メモリに記憶された前画像の表示データを使用して前記現フレームのオーバドライブ表示データを計算するように構成された表示ドライバ。
- 前記オーバドライブ表示データが、交互のフレームで計算されることを特徴とする請求項1に記載のドライバ。
- 前記オーバドライブ表示データが、ビデオ・ウィンドウを表す表示域の少なくとも一部で計算されることを特徴とする請求項1又は2に記載のドライバ。
- オーバドライブ補正係数がオーバドライブ・ルックアップテーブルに記憶され、前記オーバドライブ表示データを計算するのに用いられることを特徴とする請求項1に記載のドライバ。
- 前記内蔵フレーム・メモリが、前記現フレームの少なくとも一部の前記オーバドライブ表示データを記憶することを特徴とする請求項1に記載のドライバ。
- フレーム・レートアップ変換モードで動作するようにさらに構成され、前記内蔵フレーム・メモリが前記表示データを繰り返すフレーム・ストアとして構成されていることを特徴とする請求項1に記載のドライバ。
- 直接表示モードで動作するようにさらに構成され、前記内蔵フレーム・メモリが前記オーバドライブのフレーム遅延FIFOとして構成されていることを特徴とする請求項1に記載のドライバ。
- オーバレイ・モードで動作するようにさらに構成され、前記内蔵フレーム・メモリが表示データを混合するフレーム・オーバレイとして構成されていることを特徴とする請求項1に記載のドライバ。
- 前記ドライバが、異なる動作モード間で切替えを行う手段をさらに含むことを特徴とする請求項6、7および8のいずれかに記載のドライバ。
- 前記オーバドライブ表示データが、LCDパネルの全体的な応答時間を向上させることを特徴とする請求項1に記載のドライバ。
- 請求項1から10のいずれかに記載の表示ドライバを含むLCD表示デバイス。
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