JP2008511492A - ウィンドスクリーン用ワイパのブレードラバーのバーティブラ用異形レール - Google Patents
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Abstract
ウィンドスクリーン用ワイパのブレードラバー(10)のバーティブラ用レール(22’,22”)は、その長さの全体にわたって、矩形断面と異なる実質的に一定の断面を有している。レール(22’,22”)は、慣性モーメントIを有すると共に、特定の幅と特定の表面積とを有している。慣性モーメントIは、同じ幅と同じ表面積とを有する矩形ワイヤの慣性モーメントよりも大きい。この断面は、凸部と凹部の両方を呈する周囲を有している。このレールは、伸線鋼ワイヤまたは圧延鋼ワイヤから作製されている。このレールの典型的な断面によって、重量を大きくさせることなく、剛性のある構造体をもたらすことが可能となっている。
Description
本発明は、ウィンドスクリーン用ワイパのブレードラバーのバーティブラ(vertebra)を形成する1本または複数のレールに関する。
また、本発明は、1本または複数の前記レールを備えるウィンドスクリーン用ワイパに関する。
従来技術によるウィンドスクリーン用ワイパは、ブレードラバーを有するバーティブラを備えている。ブレードラバーは、1本または複数のレールが嵌合し得る1つまたは複数の長孔または凹部を備えている。レールは、バネとして機能し、力をブレードラバーに伝達させ、ブレードラバーをウィンドスクリーンの表面と当接させて保持することとなる。レールは、平坦なワイヤの形状であり、または矩形断面を有するワイヤの形態である場合もある。
一般的に、バーティブラは、乗用車のウィンドスクリーンの場合、450mm〜550mmの範囲内の長さを有しており、トラックのウィンドスクリーンの場合、850mmまでの長さを有している。後者の場合は、400mmよりも長いレバーが設けられることを意味している。作動中に、ブレードラバーをウィンドスクリーンの表面に密着させて保持するためには、より小さい撓みであることがレールのバネ機能にとって好ましい。このような小さい撓みは、レールの厚みを増加させることによって、実現することが可能である。しかしながら、厚みをこのように増加させると重量も増加することとなる。このことは、前述した寸法に関する多くのケースにおいて、受入れられることではない。
本発明の第1の目的は、従来技術の上記の欠点を回避することにある。
本発明の第2の目的は、その重量または体積を増加させることなく、バネ性のあるレールの撓みを減少させることにある。
本発明の第3の目的は、ウィンドスクリーン用ワイパのブレードラバーのバーティブラ用として代替となるレールを提供することにある。
本発明の第1の実施形態によれば、ウィンドスクリーン用ワイパのブレードラバーのバーティブラ用レールが提供されることとなる。前記レールは、その長さの全体にわたって、矩形断面と異なる実質的に一定の断面を有している。前記レールは、慣性モーメントIを有すると共に、特定の幅と特定の表面積とを有している。本発明の前記レールの前記慣性モーメントIは、同じ幅と同じ表面積とを有する矩形ワイヤの慣性モーメントよりも大きくなっている。本発明の前記レールの断面は、凸部と凹部の両方を呈する外周形状を有している。具体的な実施形態として、前記レールは、I字状、U字状、およびL字状からなる群から選択される断面を有している。好ましくは、前記レールは、丸みのある縁を有する前記断面を有しているとよい。前記レールは、好ましくは、鋼、最も好ましくは、普通炭素鋼から作製されるとよい。前記レールは、伸線鋼ワイヤおよび/または圧延鋼ワイヤから作製されるとよい。圧延加工または伸線加工の利点は、以下の通りである。
圧延加工および伸線加工は、連続性のある製造方法であって極めて経済的である。加えて、圧延および伸線ステップは前記鋼ワイヤの強度を増加させ、結果として、前記鋼ワイヤがバネとしてより適切な機能を得ることとなる。
前記レールの典型的な断面によって、重量を増加させることなく、より剛性のある構造体を得ることが可能である。
片持ちバネまたは単純なビームバネの機能に関する以下の式を用いて、本発明の機能を説明する。
F=P×L3/[48×E×I]
但し、
Fは、撓みであり、
Pは、作用する荷重であり、
Lは、バネの長さであり
Eは、縦弾性係数またはヤング率であり、
Iは、慣性モーメントである。
但し、
Fは、撓みであり、
Pは、作用する荷重であり、
Lは、バネの長さであり
Eは、縦弾性係数またはヤング率であり、
Iは、慣性モーメントである。
前記レールの方式を選択する場合では、変更可能なパラメータはEとIのみである。
レールの材料にあっては、ステンレス鋼、さらに好ましくは、普通炭素鋼を選択することによって、縦弾性係数を最大にすることが可能であり、これによって、撓みを最小にすることが可能となる。ステンレス鋼の縦弾性係数は、約185,000MPa〜190,000MPaの範囲内となっている。普通炭素鋼の縦弾性係数は、205,000MPa〜210,000MPaの範囲内となっている。
矩形ワイヤの慣性モーメントIの式は、以下の通りである。
I=w×t3/12
但し、
wは、レールの幅であり、
tは、レールの厚みである。
但し、
wは、レールの幅であり、
tは、レールの厚みである。
慣性モーメントIは厚みtの3乗に正比例するため、前記ワイヤの厚みを増加させることは、極めて効果的である。しかしながら、厚みを増加させると、前記レールの表面積が増加し、その結果、前記レールの重量が増加することとなるため、受入れられないことが多い。
後述するように、本発明は、矩形断面と異なる異形断面を有すると共に、比較対象である「参考」矩形断面の慣性モーメントよりも大きな慣性モーメントIを有するレールを提供することを目的としている。
欧州特許出願公開第0463865A1号明細書は、レールの長さに沿って前記レールの柔軟性の程度を変化させるために、前記レールの断面を前記レールの長さに沿って変化させるウィンドスクリーン用ワイパのブレードラバー用バーティブラを開示している。これとは対照的に、本発明によるレールは、その長さの全体にわたって、ほぼ一定の断面を有している。
フランス特許出願公開第2753945A1号明細書は、レールの断面が、凸状の外形、例えば、円形または楕円の外形を有するウィンドスクリーン用ワイパのブレードラバー用バーティブラを開示している。この凸状の外形である理由は、前記レールを前記ブレードラバー内に固定することを容易にするためである。フランス特許出願公開第2753945A1号明細書において説明されているように、凸状の外形によって、レールをブレードラバー内に弾性的に収容することができ、構造が簡素化されることとなる。フランス特許出願公開第27534945A1号明細書に開示されている外形は、外周形状に凹部の付いた断面を有していない。
米国特許出願公開第2003/0138655A1号明細書は、ワイパブレードと、ワイパブレードの補強材とを開示している。この補強材の断面は、種々の形状、例えば、その周囲が凸部と凹部の両方を有する形状を取り得るとされている。
同様に、英国特許出願公開第2005532A号明細書は、安定化バーを有するウィンドスクリーン用ワイパを開示している。このバーの断面は、V字断面を有する補強リブまたは補強ウエブの形態を取ることが可能であり、凸部と凹部の両方を備える周囲外周形状を有している。
しかしながら、本発明と対照的に、米国特許出願公開第2003/0138655A1号明細書および英国特許出願公開第2005532A号明細書は、伸線鋼または圧延鋼からなる補強材またはバーを開示していない。米国特許出願公開第2003/0138655A1号明細書および英国特許出願公開第2005532A号明細書の両方に開示されている前記補強材または前記バーは、前記補強材または前記バーに特殊な形状をもたらすために、前記補強材または前記バーの長手方向と直交する方向に深絞りされた帯材から作製されている。この深絞り加工は、ワイヤ伸線ステップ、すなわち、断面の減少を実現させるために、前記ワイヤをその長手方向において金型を通して伸線するプロセスと混同してはならない。深絞りは、帯材の強度を大きくすることがないからである。
本発明の第2の実施形態によれば、本発明の第1の実施形態による1本、2本、または複数のレールを備えるウィンドスクリーン用ワイパが提供されることとなる。
以下、添付の図面に基づいて、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明によるレールは、0.60重量%〜0.90重量%の範囲内の炭素量を含む鋼ワイヤロッドから作製することが可能である。このワイヤロッドは、中間直径まで、冷間伸線加工されることとなる。冷間伸線加工されたワイヤは、その後、所望の最終外形が得られるまで、圧延加工されることとなる。この圧延加工は、ロールまたはタークスヘッド(Turk‘s head)によって、行なうことが可能である。代替として、前記ワイヤは最終的な外形が得られるまで一連の異形金型を通して伸線加工することも可能である。
本発明の好ましい実施形態では、マルテンサイト組織を得るために、ワイヤに焼入れおよび焼戻しが施されている。このようなワイヤ用の鋼は、少量のクロム、シリコン、およびバナジウムを含んでいる。このようなワイヤから作製されるレールは、高い硬度と高い耐疲労性を有するという利点を備えている。
鋼ワイヤを亜鉛または亜鉛−アルミニウムのような亜鉛合金の浴内でメッキすることによって、耐食性がもたらされることが可能となっている。亜鉛−アルミニウム合金におけるアルミニウムの量は、1%〜10%の範囲内、例えば、2%〜8%の範囲内で変更することが可能である。例えば、50μm〜80μm(25g/m2〜60g/m2)の範囲内の厚みを有する亜鉛−アルミニウム被膜を鋼ワイヤに施すことが可能である。代替として、または亜鉛合金被膜と組合せて、例えば、押出プロセスによって、ポリマー被膜を鋼ワイヤに施すことが可能である。
図1aは、バーティブラの好ましい実施形態によって補強されたブレードラバー10の断面を示している。ブレードラバー10は、ラバー12の素地を含んでいる。ラバー12の上部は、一種のスポイラ14を形成している。ブレードラバーの本体には、上側溝または上側凹部16と、下側溝または下側凹部18とが形成されている。ラバー12の下部は、ウィンドスクリーンと当接するヘッド20である。ビーン(bean)形状の左側レール22’と右側レール22”とが、上側溝16を占め、バーティブラを構成している。レール22’,22”は、ビーン形状の断面を有している。この断面は、凸部と凹部とを有している。試験を行なった結果、後述するように、この方式のレールは、同じ幅wと同じ表面積Aとを有する参考矩形ワイヤの慣性モーメントIrefよりも大きい慣性モーメントIを有していた。この方式のレールは、本発明の好ましい実施形態を構成しており、矩形の鋼ワイヤまたは平坦な鋼ワイヤを出発材料として、この矩形の鋼ワイヤまたは平坦な鋼ワイヤに追加的な最終の圧延処理を施すことによって、容易に作製することが可能である。
図1aは、ラバー12におけるビーン状レール22’,22”の位置決めの1つの具体的例を示している。これらのレール22’,22”は、対称の垂直軸S,Sを有すると共に、下側を向く凹部と上側を向く凸部とを備えている。
図1b〜1fは、全て、ラバー12におけるビーン状レール22’,22”の他の配置位置を示している。
図1b:レール22’,22”は、垂直軸と、上側を向く凹部および上側を向く凸部とを備えている。
図1c:レール22’,22”は、上方に向かって互いの方に傾いて延びる軸と、下側を向く凹部および上側を向く凸部とを備えている。
図1d:レール22’,22”は、下方に向かって互いの方に傾いて延びる軸と、上側を向く凹部および下側を向く凸部とを備えている。
図1e:レール22’,22”は、下方に向かって互いの方に傾いて延びる軸と、下側を向く凹部および上側を向く凸部とを備えている。
図1f:レール22’,22”は、上方に向かって互いの方に傾いて延びる軸と、上側を向く凹部および下側を向く凸部とを備えている。
図2aは、バーティブラの代替的な実施形態によって補強されたブレードラバー10の断面を示している。バーティブラは、片側に肉厚部分を有する2本のレール24’,24”から形成されている。ここでも、この方式のレールは、同じ幅wと同じ表面積Aとを有する参考矩形ワイヤの慣性モーメントIrefよりも大きい慣性モーメントIを有している。
図2aにおいて、レール24’,24”の位置決めは、肉厚部分が互いに接近して上側を向くように、形成されている。
図2b,2c,2dは、全て、レール24’,24”の他の配置位置を示している。
図2b:肉厚部分は、互いに広く間隔を空けて配置され、上側を向いている。
図2c:肉厚部分が、互いに接近して配置され、下側を向いている。
図2d:肉厚部分が、互いに広く間隔を空けて配置され、下側を向いている。
図3は、他の方式のブレードラバー26の断面を示している。ここでは、バーティブラは、下側を向く凸部の付いたビーン形状を有する単一鋼レール28によって、形成されている。
図4は、さらに他の方式のブレードラバー30の断面を示している。ここでは、バーティブラは、下側を向く凸部の付いたビーン形状を有する2本の鋼レール36’,36”によって、形成されている。この方式のブレードラバー30と図1,2に示された方式との間の差は、ブレードラバー30が、レール36,36”を完全に覆う中空のスポイラ部32を有している点にある。このような実施形態は、レール36’,36”にさらなる耐食性をもたらすこととなる。
図5aは、従来技術によるブレードラバー10の断面を示している。ここでは、従来技術による矩形鋼レール38,38”が、上側溝16内に埋設されている。
図5b〜5hは全て、矩形の外形と異なる外形を有する本発明によるレールを示している。
図5bは、各々が両端に肉厚部分の断面を有するレール40’,40”の断面を示している。肉厚部分は下側を向いている。
図5cは、各々が両端に肉厚部分の断面を有するレール40’,40”の断面を示している。肉厚部分は上側を向いている。
図5dは、各々が丸みの付いた縁を有するビーン状要素の断面を有するレール42’,42”の断面を示している。凹部は下側を向いている。
図5eは、各々が丸みの付いたビーン状要素の断面を有するレール42,42”の断面を示している。凹部は上側を向いている。
図5fは、各々が両端に肉厚部分を有すると共に中央に細くなっている部分を含む断面を有するレール44’,44”の断面を示している。
図5gは、図5fに示したものといくらか類似しているレール46’,46”の断面を示している。しかしながら、レール46’,46”の肉厚部分は幅が制限されている。
図5hは、各々がU字状の外形を有するレール48’,48”の断面を示している。
本発明による多数の異形レールの表面積Aと慣性モーメントIとは測定されており、これらの値は、矩形の断面を有すると共に異形レールと同じ幅wおよび同じ表面積Aを有する「参考」レールと比較されている。
また、比慣性モーメントを得るために、慣性モーメントIの値を、表面積Aの値で割ったものが求められている。
図6aは、参考レール38の断面を示し、図6b,6c,6d,6fは、本発明による異形レールの断面を示している。
これらの種々の断面の幾何学的形状は、以下の通りである。
図6a:参考レール38は、9.00mmに等しい幅wと、1.0mmに等しい厚みとを含んだ断面を有している。
図6b:本発明のレール24は、9.0mmに等しい幅wと、1.0mmに等しい厚みtと、0.8mmに等しい最小厚みt’と、1.5mmに等しい厚みt”とを含んだ断面を有している。最小厚みt’は、最大厚みの縁から2mmの個所に位置している。
図6c:本発明のレール40は、9.0mmに等しい幅wと、1.5mmに等しい厚みtと、0.8mmに等しい最小厚みt’とを有している。最小厚みt’を有する部分の幅は、5.0mmに等しい。
図6d:本発明のレール22は、9.0mmに等しい幅wと、1.0mmに等しい厚みtと、0.3mmに等しい撓みfとを有している。
図6e:本発明のレール44は、9.0mmに等しい幅wと、1.5mmに等しい厚みtと、0.7mmに等しい最小厚みt’とを有している。最小厚みt’を有する部分の幅w”は、3.0mmであり、最大厚みtを有する部分の幅w’は、1.0mmになっている。
図6f:本発明のレール50は、9.0mmに等しい幅wと、0.7mmに等しい厚みtと、1.5mmに等しい最大厚みt’とを有している。最大厚み部分の幅w’は、1.2mmに等しくなっている。
以下の表は、上記の結果をまとめたものである。
I/Irefの値を有する最後から2つ目の列は、矩形ワイヤの慣性モーメントと異なる異形レールの慣性モーメントの程度を表した関連情報を示している。I/Irefの値は、全て、1.0よりも大きくなっている。これは、全ての異形レールが、同じ幅と同じ表面積Aを有する矩形ワイヤの慣性モーメントIrefよりも大きい慣性モーメントを有することを意味している。
図6fの本発明のレール50は、I/Irefの最大値を有しており、本発明の他の好ましい実施形態を表している。I/A値を示す最後の列は、比慣性モーメントの値を示している。所定の材料、例えば普通炭素鋼の場合、この値は単位重量当たりの慣性モーメントを示すことになる。
図6cの本発明のレール40は、I/Aの最大値を有している。
Claims (8)
- ウィンドスクリーン用ワイパのブレードラバーのバーティブラ用レールであって、
前記レールは、その長さの全体にわたって、ほぼ一定の矩形断面と異なる断面を有し、前記レールは、慣性モーメントIを有すると共に、特定の幅と特定の重量とを有し、
前記慣性モーメントIは、同じ幅と同じ重量とを有する矩形ワイヤの慣性モーメントよりも大きく、
前記断面は、凸部と凹部の両方を呈する外周形状を有し、
前記レールは、伸線鋼ワイヤまたは圧延鋼ワイヤから作製されている、
ことを特徴とするレール。 - 前記レールは、I字形状、U字形状、およびL字形状からなる群から選択される断面を有していることを特徴とする請求項1に記載のレール。
- 前記断面は、丸みのある縁を有していることを特徴とする請求項1または2に記載のレール。
- 前記レールは、普通炭素鋼から作製されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のレール。
- 前記レールは、焼入れおよび焼戻しが施された鋼から作製されていることを特徴とする請求項4に記載のレール。
- 前記レールは、ステンレス鋼から作製されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のレール。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の1本のレールを備えているウィンドスクリーン用ワイパ。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の2本のレールを備えているウィンドスクリーン用ワイパ。
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