JP2008511370A - 少なくとも1つの薬剤を送達するための電子制御型錠剤およびシステム - Google Patents

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Abstract

電子制御型錠剤100又は薬剤デリバリシステムが提供される。錠剤100は、ハウジング102と、薬剤を貯蔵する薬剤貯蔵部104と、消化管を移動しながら薬剤貯蔵部104に貯蔵された一つ以上の薬剤を投与する電子制御型放出バルブ又はハッチ106と、バルブ106を開閉する制御タイミング回路108と、バッテリ109と、を有している。制御タイミング回路108は、制御タイミング回路108に予め設定された投与タイミングパターンに従って、投与期間を通じて、バルブ106を開閉する。

Description

本発明は、一般的に、薬剤投与システムに関する。特に、本発明は、少なくとも1つの薬剤を送達するための電子制御型錠剤およびシステムに関する。
薬剤は、一般的に、錠剤又は液体で投与され、一日に少なくとも一回服用される。人間は、毎日、同じ時間又は異なる時間に、数個の薬剤を服用する必要や、薬剤の投与が行われる必要がある場合がある。このため、薬剤を服用する人、薬剤の投与が行われる人、又はその介護者は、一日の中で、どの薬剤を何時に服用又は投与するのかを記録をしておく、又は覚えておく必要がある。
人間が服用する薬剤(アスピリンなど)は、一般的には、消化管を移動していき、疾患即ち病気を治療するために消化管で薬剤が吸収される。物体は、典型的には、20時間〜40時間で消化管を通過する。一部の薬剤は、薬剤の一部を体内に異なる時間に放出する徐放性カプセルとして利用することができる。徐放性カプセルは、薬剤を溶解させて放出するために、消化管の化学物質とカプセルのコーティング部分との間の化学反応を利用している。食物(特に、タンパク質および脂肪)とGIの化学的性質は、薬剤が胃を移動する速度に影響する。したがって、薬剤(徐放性カプセルとして利用可能な薬剤を含む)は、消化管を移動する間に放出又は溶解が正確に行われるものではない。
例えば、或る人は、状況次第で(前に投与された薬剤など)、消化管に「通常」量よりも多い化学物質を含んでおり、したがって、徐放性カプセルのコーティング部分が通常よりもはやく反応する場合がある。したがって、薬剤は、除放性カプセルによって、意図された速度よりも速く放出される。しかし、別の人は消化管に「通常」量よりも少ない化学物質を含んでおり、除放性カプセルのコーティング部分が通常よりも遅く反応する場合があり、これによって、薬剤は、意図された速度よりも遅く放出される。
さらに、非徐放性の形式で利用可能な伝統的な薬剤のように、除放性カプセルでは、薬剤を服用する人、薬剤の投与が行われる人、又はその介護者は、一日の中で、どの薬剤を何時に服用又は投与するのかを記録をしておく、又は覚えておく必要がある。例えば、一部の薬剤(例えば、慢性関節リウマチに使用されるNSAIDS)は、消化不良などの胃腸の問題が生じないようにするために、就寝時刻に服用しなければならない。抗炎症性のコルチコステロイド医薬などの他の薬剤は、服用量が多いと不眠症を引き起こすことがあり、一般的には、朝に服用される。まだ、抗ヒスタミン剤などの他の薬剤は、しばしば朝に発生する症状に備えるために、一般的には晩に服用される。
本発明は、消化管を移動しながら予め設定された投与タイミングパターンに従って薬剤を伝達する又は投与する電子制御型錠剤又は薬剤デリバリシステムを提供する。
予め設定された投与タイミングパターンは、決められており、人間の生理的プロセスおよび生理的状況、状態、前に投与された薬剤などの影響を受けない。電子制御型錠剤は制御タイミング回路を有している。この制御タイミング回路は、錠剤の薬剤貯蔵部内に貯蔵された薬剤を投与するために、予め設定された投与タイミングパターンに従って、バルブ又はハッチの開閉を制御する。この電子制御型錠剤によって、人間は、全ての錠剤を実質的に同時に(例えば、午前7時に)服用することができ、この日は、これ以上の錠剤を必要としない。一つの電子制御型錠剤には適さない薬剤は、丸一日の有効量の投薬計画に対応した他の複数の電子制御型錠剤で連係させて調整することができる。
本発明によれば、特定の期間(例えば、24時間)の間に服用する必要がある全ての薬剤を、同時に服用することができる一つ以上の電子制御型錠剤の中に収容することができる。複数の電子制御型錠剤は異なる投与タイミングパターンを有することができ、したがって、一日全体の範囲に適応することができる。本発明は、複数の錠剤を一つ以上の電子制御型錠剤を介して同時に投与する治療システムも提供する。各錠剤は、投与パターンに従って体内に薬剤を投与するために、予め設定された独自の投与タイミングパターンを有している。投与パターンは、人の肉体的条件、年齢、性別、病気などに従って、人によって変えることができる。更に、投与タイミングパターンの間の予め設定された時点で、体内にある電子制御型錠剤は、一組の新しい錠剤が服用されることを予想して、薬剤の投薬を中断するようにプログラム設定することができる。これによって、最後に服用された錠剤のみが体内で薬剤を投与することで、予期しない過剰な服用が防止される。
本発明の治療システムでは、各個人は、自分の全ての薬剤を、特定の期間(例えば、24時間)の間の異なる時間帯ではなく、実質的に同時に服用することができる(例えば、朝又は晩)。本発明の治療システムでは、更に、治療に携わる人は、病院の各患者や老人ホームの入所者(又は収容所若しくは獣医施設の動物)に対して、全ての薬剤を、一日に一回(即ち、24時間に一回)で投与することができる。したがって、本発明のシステムでは、薬剤を投与する目的のためだけに介護者が起床する必要性が回避され、薬剤を投与する目的だけで患者又は老人ホームの入所者が混乱するようなこともなく、また、介護者が、薬剤を投与する目的のためだけに病院又は老人ホームの中の別の場所にいる患者又は入所者を捜して発見する必要性が回避される。
本発明のシステムは、薬剤の一覧表を作成したり、薬剤を注文したり、薬剤の追跡・監視をしたり、薬剤の記録をするのに必要な負荷を軽減する。
開示された種々の実施例は、図面を参照しながら、以下に記載されている。
本発明による電子制御型錠剤、即ち薬剤投与システムが、図1に示されており、薬剤投与システムについて以下にその特性とともに更に記載する。電子制御型錠剤100は、内蔵式電子制御型の薬剤投与システムである。以下に詳細に記載されているように、電子制御型錠剤100は、薬剤を投与する投与パターンに従って放出機構を制御するプログラム型電子部品を有している。錠剤100は、錠剤100が消化管を進んでいくのに必要な時間の間は少なくとも生体に適合するように、生体適合材料から作られている。生体適合材料は、錠剤の有効期間が長くなるように、室温で安定していることが好ましい。本明細書および特許請求の範囲で使用されているように、用語「薬剤」は、医薬、医療以外の物質、造影剤、気体、流体、液体、化学物質、放射線剤、イメージングマーカー、人間の器官をモニタするためのセンサなどを表している。
電子制御型錠剤100は、外殻、即ちハウジング102と、薬剤を貯蔵する薬剤貯蔵部104と、薬剤貯蔵部104に貯蔵された薬剤を投与する電子制御型放出バルブ、即ちハッチ106と、バルブ106を開閉するための制御タイミング回路108と、バッテリ109と、を有している。制御タイミング回路108は、以下に更に記載されているように、投与期間の間、予め設定された投与タイミングパターンに従ってバルブ106を開閉する。予め設定された投与タイミングパターンは、予めプログラムされており、人間の生理的プロセスおよび生理的状況、状態、前に投与された薬剤などの影響を受けない。
外殻102は、ペースメーカリード線や心臓補綴装置(例えば、人工心臓、心臓バルブ、大動脈内バルーン、および補助人工心臓)などの埋め込み可能な装置を製造するために使用される材料から製造されることが好ましい。これらの材料には、Dow Chemical社から入手可能なPellethane(登録商標)2363のポリエーテルウレタン系の材料や、Polymer Technology Group社から入手可能なElasthaneポリエーテルウレタンがある。他の材料には、Polymer Technology Group社から入手可能なPurSil(登録商標)およびCarboSil(登録商標)がある。
投与期間の各時点(例えば、毎秒)のバルブ106の開口度は、制御タイミング回路108のタイミング回路110内にプログラムされている予め設定された投与タイミングパターンに従っている。投与期間は、電子制御型錠剤100が人間の口に含まれてから、薬剤貯蔵部104内に貯蔵された全ての薬剤が投与されるまでの期間、即ち、一日(24時間)が経過するまでの期間、と規定されている。この24時間という期間は、胃と結腸とでの吸収量の違いを考慮して、少しだけ変更することができる。
図2の予め設定された投与タイミングパターンの一例によって示されているように、期間A、D、およびFにおいては、各期間A、D、およびFを通じて、同一量の薬剤が投与される。したがって、投与期間A、D、およびFの間、バルブ106は、投与期間A、D、およびFの各時点において予測可能な量の薬剤を投与するために、制御タイミング回路108によって、一定のバルブ開口度(又は、開口の頻度)で開いたままになっている。期間AおよびFの各時点においては、ほぼ同じ量の薬剤が投与される。期間Dの間は、期間AおよびFの間よりも多くの量の薬剤が投与される。
しかし、図2に示されているように、期間B、C、およびEでは、各時点において異なる量の薬剤が投与される。したがって、期間B、C、およびEの間、バルブ開口度は、制御タイミング回路108によって変化し、各時点によって投与される薬剤の量は変化する。期間Bの間、各時点で投与される薬剤の量は、前の時点と比較して増加している。一方、期間CおよびEの間は、各時点で投与される薬剤の量は、前の時点と比較して減少している。
本発明によれば、全体の投与期間の間、制御タイミング回路108は、バルブ106を閉じ、バルブ106の開口度を制御するためにバルブ106の開く量を制御するように、プログラムされている。バルブの開口度又はバルブを開口する頻度を制御することによって、インクジェットプリンタなどのマイクロ流体システムで可能であるように、電子制御型錠剤100は、投与期間の各時点(例えば、毎秒)で放出される薬剤の量を正確に制御することができる。
時間放出パターン(例えば、図2に示されているパターン)を参照して各時点に放出される薬剤の量又は薬剤のおおよその量を知ることによって、投与期間のうちの特定の期間に放出される薬剤の累積量を正確に決定することができる。例えば、投与期間のうちの最初の6時間の間に放出される薬剤の累積量や、全体の投与期間に放出される薬剤の累積量を決定することができる。投与期間のうちの特定の時点(例えば、錠剤100を投与してから2時間15分後の時点)で放出される医薬の量を決定することもできる。
予め設定された投与タイミングパターンが電子制御型錠剤100ごとに異なるように各錠剤100の制御タイミング回路108をプログラミングすることによって、予め設定された投与タイミングパターンを錠剤100ごとに変更してもよい。したがって、2人の個体に、予め設定された2つの異なる投与タイミングパターンを利用した同じ薬剤を投与することができる。タイミングパターンは、人間の一つ以上の特性を予め設定された一つ以上の投与タイミングパターンに関連付けるルックアップテーブルを使用して決定することができる。
例えば、ルックアップテーブルは、年齢、性別、体重などのうちの少なくとも一つの項目を、予め設定された投与タイミングパターンに関連づけることができる。人間には、予め設定された複数の投与タイミングパターンのうちの一つのパターンでプログラムされた電子錠剤100が投与される。したがって、本発明の錠剤100によれば、異なる投与タイミングパターンを使用して、同じ薬剤を別々の個体に投与することができる。
更に、錠剤を服用することが困難であったり錠剤の服用を覚えておくことが困難である若者や年配の方にとって、予め設定された投与タイミングパターンは、特定の期間(例えば、24時間)の間に服用する錠剤の回数を減らす手段になる。一人の個体に特定の期間の間に投与する必要がある全ての薬剤を、特定の期間の間に所定量の薬剤を投与するための予め設定された投与タイミングパターンを有する一つの錠剤100の中に収容することができる。1つの錠剤の中の有効量が不十分な場合は、2つの電子制御型錠剤を使用して同じ量の薬剤が投与される。この場合、一方の錠剤は、他方の錠剤が薬剤の投与を完了するまでは(即ち、他方の錠剤の投与期間が経過又は終了するまでは)、薬剤の投与を開始しない。さらに、本発明によって、病院、老人ホーム、および獣医施設のような場所で錠剤を投与するのに必要な労働量が削減される。錠剤が投与される回数を少なくすることによって、薬剤投与ミスの回数も少なくすることができる。
図1を参照すると、制御タイミング回路108は、予め設定された投与タイミングパターンがプログラム設定されるタイミング回路110と、開始タイマー機構112と、放出コントローラ114と、圧力機構116と、を有している。開始タイマー機構112によって、タイミング回路110の起動が可能となる。バッテリ109は、投与期間の間、各電気機械部品が動作するように、制御タイミング回路108に動力を供給する。
好ましい実施例では、開始タイマー機構112は、水分や唾液などの液体の存在を検出するセンサ118を有する微小電気機械(MEM)機構である。錠剤100が服用される又は投与されると、センサ118は液体の存在を検出し、電気信号をタイミング回路110に伝送する。別の実施例では、開始タイマー機構は、押されることで電気信号をタイミング回路110に伝送するボタンである。このボタンは、錠剤100が人間又は動物に投与される直前に押される。
別の実施例では、2つの電気接点を分離している薄い水溶性コーティングを溶かすことによって実現することができ、これによってスイッチが回路を閉じることができる。更に別の実施例では、このスイッチは、患者又は患者の世話をする人によって、手動で起動される。
電気信号を受け取ると、タイミング回路110は、投与期間のクロック制御を開始し、放出コントローラ114に信号を伝送することによって放出コントローラ114を制御する。タイミング回路110は、信号を放出コントローラ114に伝送するために、予め設定された投与タイミングパターンがプログラム設定されたマイクロプロセッサを有しており、薬剤は、投与期間の間に、この予め設定された投与タイミングパターン(例えば、図2に示されるパターン)に従って実質的に投与される。投与期間の各時点に投与される薬剤の量を実質的に図2に示される予め設定された投与タイミングパターンによって制御するため、信号の電圧レベルによってバルブの開口度が伝えられる。別の実施例では、タイミング回路110によって放出コントローラ114に伝送される信号は、バルブ106を開くか閉じるかだけを伝えて、バルブの開口度は伝えない。
放出コントローラ114は、タイミング回路から信号を受け取ることができる微小電子機械機構であって、電子制御型バルブ106を閉じるとともに、(受け取った信号の電圧レベルに従って)このバルブ106の開口の大きさ即ちバルブ106の開口度を制御するために、電子制御型バルブ106に電圧レベルが可変である信号を生成することができる微小電子機械機構であることが好ましい。最も簡単な例では、放出コントローラ114は、バルブ106を開く又は閉じるための電圧をバルブ106に供給するトランジスタ又はD/A回路である。
電子制御型バルブ106は、電圧レベルが可変である信号によって電子的に制御が行われる微小電子機械機構であることが好ましい。各電圧レベルは、バルブを開口するときの開口度が互いに異なるようになっており、一つの電圧レベル(又は電圧が無い、即ち、信号が無い)は閉じたバルブ106に対応している。バルブ106の動作は、バルブの開口度に従ってインクを供給するインクジェットプリンタに使用されているバルブの動作と同様である。バルブ106は、小型化されたシステムで微量の液体又は気体の移動を制御するマイクロ流体バルブとして記載されている。
別の実施例では、貯蔵部104はマイクロシリンジであり、薬剤は、このシリンジのピストンに印加される圧力によって、シェル102の開口に流体が連通するようにつながっているマイクロシリンジのニードルチップを介して投与される。この実施例では、開口がバルブ106に差し替えられている。しかし、投与期間のうちの、予め設定された投与期間パターンに従って投与が行われない期間の間に、薬剤の漏れを回避するために、および/又は投与期間の間に投与される薬剤の量を制御するために、マイクロシリンジのニードルチップにチェックバルブを配することが考えられる。
圧力機構116は、薬剤が確実にバルブ106に向かうように薬剤貯蔵部104の外側に位置している。最も単純な例では、圧力機構116は、図1および図3に示されているように、生分解性のバネであることが好ましい。圧力機構116は、別のタイプのバネ、ピストン、圧力機構116の機能を実現する任意の機構とすることもできる。圧力機構116は、バルブ106が開くときにピストン型部材130に圧力を加えてピストン型部材130をバルブ106に向けて押す機能を実行するものである。図3に示すように、ピストン型部材130はバルブ106の方に移動するので、貯蔵部104内の圧力によって薬剤が投与される。
別の実施例では、薬剤貯蔵部104に圧力が加え続けられており、圧力機構116を必要とせずに、バルブ106の開口度に従って確実に適量の薬剤が投与されるようにしている。この圧力は圧力センサによって監視することができ、この圧力センサは、監視した圧力を制御タイミング回路108に伝える。圧力が所定の範囲を超えると、回路108はバルブの開口を調整して圧力を増減することができる。当然、貯蔵部104の圧力を薬剤ごとに異なるようにすることができ、貯蔵部104の圧力を薬剤の粘性に依存させることができる。
例えば、圧力を知ることによって開口度を決定するために、又は開口度を知ることによって圧力を決定するために、回路108は、圧力、バルブ開口度、および他のパラメータ(例えば、投与期間)に関連するルックアップテーブル又は他のデータ構造を参照することが考えられる。ルックアップテーブルを参照することによって得られる情報に基づいて、回路108は、圧力、バルブ開口などを調整することができる。錠剤100内にプログラムされている予め設定された投与タイミングパターンに実質的に従うようにするために、上記の調整を行うことができる。
本発明によれば、特定の期間の間(例えば、24時間の間)に服用する必要のある全ての薬剤を、同時に服用することができる一つ以上の電子制御型錠剤100内に収容することができる。
このように、本発明の治療システムは、一つ以上の電子制御型錠剤100によって、同時に投与すべき2つ以上の薬剤に対応している。各錠剤100は、投与パターンに従って体内に薬剤を投与するために、予め設定された独自の投与タイミングパターンを有している。投与パターンは、人の肉体的条件、年齢、性別、病気などに従って、人によって変えることができる。
本発明の治療システムでは、各個人は、自分の全ての薬剤を、特定の期間(例えば、24時間)の間の異なる時間帯ではなく、実質的に同時に服用することができる(例えば、朝又は晩)。本発明の治療システムでは、更に、治療に携わる人は、病院の各患者や老人ホームの入所者(又は収容所若しくは獣医施設の動物)に対して、全ての薬剤を、一日に一回(即ち、24時間に一回)で投与することができる。したがって、本発明のシステムでは、薬剤を投与する目的のためだけに介護者が起床する必要性が回避され、薬剤を投与する目的だけで患者又は老人ホームの入所者が混乱するようなこともなく、また、介護者が、薬剤を投与する目的のためだけに病院又は老人ホームの中の別の場所にいる患者又は入所者を捜して発見する必要性が回避される。
本発明は、容器202内に詰められた複数の電子制御型錠剤100を含む図4に示されるキット200も提供する。各錠剤100は、容器202の刻み目又はくぼみ201内に配され、各錠剤100は、予め設定された独自の投与タイミングパターンを有している。キット200の錠剤100は、医師や薬剤師などによって個人又はその介護者に容器202を支給できるように、個人(又は動物)に合わせて製造される。
容器内には、キット200の錠剤100の各々がいつ服用されるべきか(例えば、時間や曜日)を示すタイミングスケジュール204が備えられている。タイミングスケジュール204は、医師や薬剤師などが各曜日用の錠剤100の服用時間を書き込み、午前又は午後を丸で囲むことができる領域206を有している。異なる薬剤を貯蔵しており、予め設定された投与タイミングパターンが異なる複数の錠剤100は、図4に示されているように、所定の日の特定の時間に服用することが必要になる場合がある。個人は、所定の日の特定の時間に服用すべきであると表示されている全ての錠剤100を服用することができ、次の日の同じ時間まで他の錠剤100を服用することはできない。
キット200の各錠剤100は、予め設定された投与タイミングパターンを有しているので、これらの錠剤100は同時に服用されるが、各錠剤100からの薬剤が互いに相互作用する不安はほとんど又は全くない。例えば、キット200の複数の錠剤100のうちの一つは、直ぐに投与が開始され、キット200の別の錠剤100は3時間後でなければ投与を開始しない。
記載された本発明の実施例は、例として示されており、発明を限定するものではなく、本発明の全ての実施例を表しているものではない。特許請求の範囲に逐語的に定められた発明の精神又は範囲と、法的に認められる均等物の精神又は範囲から逸脱せずに、種々の修正例および変形例が可能である。
本発明による電子制御型錠剤の概略図である。 本発明による電子制御型錠剤の予め設定された一例の投与タイミングパターンを示すチャートである。 本発明による薬剤を投与する電子制御型錠剤の概略図である。 特定の個人に投与するように調整された複数の電子制御型錠剤を有するキットの図である。

Claims (24)

  1. 消化管を移動しながら薬剤を投与する薬剤デリバリシステムであって、
    前記薬剤デリバリシステムは、
    ハウジング、
    前記ハウジング内に前記薬剤を貯蔵する貯蔵部、
    流体が連通するように前記貯蔵部につながっているバルブ、および
    前記薬剤を投与するために前記バルブを開閉するように、前記バルブを制御する制御タイミング回路、
    を有しており、
    前記制御タイミング回路は、投与タイミングパターンがプログラム設定され、
    前記薬剤は実質的に前記投与タイミングパターンに従って投与される、薬剤デリバリシステム。
  2. 前記ハウジングは、Pellethane(登録商標)2363のポリエーテルウレタン系の材料と、Elasthaneポリエーテルウレタンと、PurSil(登録商標)と、CarboSil(登録商標)と、からなるグループから選択される少なくとも一つの材料から製造される、請求項1に記載の薬剤デリバリシステム。
  3. 前記貯蔵部の中の前記薬剤を前記バルブに向けて押すためにピストン型部材に圧力を加える圧力機構を更に有する、請求項1に記載の薬剤デリバリシステム。
  4. 前記圧力機構はバネである、請求項3に記載の薬剤デリバリシステム。
  5. 前記制御タイミング回路に電力を供給するバッテリを更に有する、請求項1に記載の薬剤デリバリシステム。
  6. 前記制御タイミング回路は、開始タイマー機構、タイミング回路、および放出コントローラを有しており、
    前記開始タイマー機構は、投与期間のクロック制御を行うために前記タイミング回路に信号を伝送し、
    前記タイミング回路は、前記投与期間の間、実質的に前記投与タイミングパターンに従って前記薬剤が投与されるように前記バルブを制御するために、前記放出コントローラに信号を伝送する、請求項1に記載の薬剤デリバリシステム。
  7. 前記投与タイミングパターンは、投与期間の間の各時点に投与される前記薬剤の概算量に関連している、請求項1に記載の薬剤デリバリシステム。
  8. 前記放出コントローラは、前記バルブの開口度を制御する、請求項1に記載の薬剤デリバリシステム。
  9. 前記開始タイマー機構は、流体の存在を検出するセンサを有する微小電子機械機構である、請求項6に記載の薬剤デリバリシステム。
  10. 前記貯蔵部はマイクロシリンジである、請求項1に記載の薬剤デリバリシステム。
  11. 消化管を移動しながら薬剤を投与する複数の薬剤デリバリシステムを収容する容器と、前記複数の薬剤デリバリシステムの各々がいつ服用されるべきかを示すスケジュール部と、を有する薬剤治療キットであって、
    前記複数の薬剤デリバリシステムの各々は、
    ハウジング、
    前記ハウジング内に前記薬剤を貯蔵する貯蔵部、
    流体が連通するように前記貯蔵部につながっているバルブ、および
    前記薬剤を投与するために前記バルブを開閉するように、前記バルブを制御する制御タイミング回路、
    を有しており、
    前記制御タイミング回路は、投与タイミングパターンがプログラム設定され、
    前記薬剤は実質的に前記投与タイミングパターンに従って投与される、薬剤治療キット。
  12. 前記薬剤デリバリシステムは、前記貯蔵部の中の前記薬剤を前記バルブに向けて押すためにピストン型部材に圧力を加える圧力機構を更に有する、請求項11に記載の薬剤治療キット。
  13. 前記制御タイミング回路は、開始タイマー機構、タイミング回路、および放出コントローラを有しており、
    前記開始タイマー機構は、投与期間のクロック制御を行うために前記タイミング回路に信号を伝送し、
    前記タイミング回路は、前記投与期間の間、実質的に前記投与タイミングパターンに従って前記薬剤が投与されるように前記バルブを制御するために、前記放出コントローラに信号を伝送する、請求項11に記載の薬剤治療キット。
  14. 前記投与タイミングパターンは、投与期間の間の各時点に投与される前記薬剤の概算量に関連している、請求項11に記載の薬剤治療キット。
  15. 前記放出コントローラは、前記バルブの開口度を制御する、請求項11に記載の薬剤治療キット。
  16. 前記複数の薬剤デリバリシステムのうちの少なくとも2つは、投与タイミングパターンが異なっている、請求項11に記載の薬剤治療キット。
  17. 少なくとも2つの薬剤を投与する治療システムであって、
    前記治療システムは、第1の薬剤デリバリシステムと第2の薬剤デリバリシステムとを有しており、
    前記第1の薬剤デリバリシステムおよび前記第2の薬剤デリバリシステムは、消化管を移動しながらそれぞれの投与タイミングパターンに従ってそれぞれの薬剤を投与するものであり、
    第1の薬剤デリバリシステムと第2の薬剤デリバリシステムとの各々は、
    ハウジング、
    前記ハウジング内に前記薬剤を貯蔵する貯蔵部、
    流体が連通するように前記貯蔵部につながっているバルブ、および
    前記第1の薬剤デリバリシステムと第2の薬剤デリバリシステムとのうちの対応する薬剤デリバリシステムの薬剤を投与するために前記バルブを開閉するように、前記バルブを制御する制御タイミング回路、
    を有しており、
    前記制御タイミング回路は、前記第1の薬剤デリバリシステムと第2の薬剤デリバリシステムとのうちの対応する薬剤デリバリシステムの投与タイミングパターンがプログラム設定され、
    前記第1の薬剤デリバリシステムの薬剤は、実質的に前記第1の薬剤デリバリシステムの前記投与タイミングパターンに従って投与され、
    前記第2の薬剤デリバリシステムの薬剤は、実質的に前記第2の薬剤デリバリシステムの前記投与タイミングパターンに従って投与される、治療システム。
  18. 前記第1の薬剤デリバリシステムおよび前記第2の薬剤デリバリシステムは、前記貯蔵部の中の前記薬剤を前記バルブに向けて押すためにピストン型部材に圧力を加える圧力機構を更に有する、請求項17に記載の治療システム。
  19. 前記制御タイミング回路は、開始タイマー機構、タイミング回路、および放出コントローラを有しており、
    前記開始タイマー機構は、投与期間のクロック制御を行うために前記タイミング回路に信号を伝送し、
    前記タイミング回路は、前記投与期間の間、実質的に、前記第1の薬剤デリバリシステムと第2の薬剤デリバリシステムとのうちの対応する薬剤デリバリシステムの投与タイミングパターンに従って前記薬剤が投与されるように前記バルブを制御するために、前記放出コントローラに信号を伝送する、請求項17に記載の治療システム。
  20. 前記第1の薬剤デリバリシステムおよび第2の薬剤デリバリシステムの各々の投与タイミングパターンは、投与期間の間の各時点に投与される前記薬剤の概算量に関連している、請求項17に記載の治療システム。
  21. 消化管を移動しながら薬剤を投与する薬剤デリバリシステムであって、
    前記薬剤デリバリシステムは、
    開口を有するハウジング、
    前記ハウジング内に前記薬剤を貯蔵するとともに、流体が連通するように前記開口につながっている貯蔵部、および
    前記薬剤の投与を制御する制御タイミング回路、
    を有しており、
    前記制御タイミング回路は、投与タイミングパターンがプログラム設定され、
    前記薬剤は実質的に前記投与タイミングパターンに従って投与される、薬剤デリバリシステム。
  22. 前記制御タイミング回路は、開始タイマー機構、タイミング回路、および放出コントローラを有しており、
    前記開始タイマー機構は、投与期間のクロック制御を行うために前記タイミング回路に信号を伝送し、
    前記タイミング回路は、前記投与期間の間、実質的に前記投与タイミングパターンに従って前記開口を介して前記薬剤が投与されるように前記バルブを制御するために、前記放出コントローラに信号を伝送する、請求項21に記載の薬剤デリバリシステム。
  23. 前記投与タイミングパターンは、投与期間の間の各時点に投与される前記薬剤の概算量に関連している、請求項21に記載の薬剤デリバリシステム。
  24. 前記放出コントローラは、前記バルブの開口度を制御する、請求項22に記載の薬剤デリバリシステム。
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