JP2008508782A - 広帯域無線接続通信システムにおける移動端末機のスリープ識別子を更新するシステム及び方法 - Google Patents

広帯域無線接続通信システムにおける移動端末機のスリープ識別子を更新するシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

送信されるデータが存在しないスリープモードと、送信されるデータが存在するアウェークモードとを有し、スリープモードは、データの受信が不可能なスリープ期間とデータの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続(BWA)通信システムにおける移動端末機(MS)のスリープ識別子を更新するシステム及び方法であって、スリープモードの進入初期に、スリープモードで動作する移動端末機に割り当てられたスリープ識別子(SLPID)を更新する必要性を認知すると、基地局(BS)は、移動端末機に割り当てられる新たなSLPIDを再び割り当てて、移動端末機へSLPID更新情報を送信する。スリープモードの間に、移動端末機自身の現在のSLPIDに関する更新情報を受信すると、MSは、受信された更新情報に従って、移動端末機自身の現在のSLPIDを再び割り当てられたSLPIDで更新する。

Description

本発明は、広帯域無線接続通信システムに関し、特に、移動端末機に割り当てられたスリープ識別子に関する情報を更新する方法及びこれを用いるシステムに関する。
次世代通信システムである4世代(4th Generation:以下、“4G”と称する)通信システムにおいて、高速の伝送速度による多様なサービス品質(Quality of Service:以下、“QoS”とする)を有するサービスをユーザーに提供するための活発な研究が進んでいる。最近、4G通信システムでは、無線近距離通信ネットワーク(Local Area Network:以下、“LAN”と称する)システム、及び無線都市地域ネットワーク(Metropolitan Area Network:以下、“MAN”と称する)システムのような広帯域無線接続(Broadband Wireless Access:BWA)通信システムに、移動性(mobility)とサービス品質(QoS)を保証しながら高速サービスを支援するための研究が活発になされている。その代表的な通信システムが、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.16a通信システム、及びIEEE802.16e通信システムである。
IEEE802.16a通信システム、及びIEEE802.16e通信システムは、無線MANシステムの物理チャンネル(physical channel)に、広帯域伝送ネットワークを支援するために直交周波数分割多元(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:以下、“OFDM”と称する)方式、及び直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access:以下、“OFDMA”と称する)方式を適用する。IEEE802.16a通信システムは、加入者端末機(Subscriber Station:以下、“SS”と称する)が固定された状態、すなわち、SSの移動性を全く考慮しない状態と、単一セル構造のみを考慮している。これに対して、IEEE802.16e通信システムは、IEEE802.16a通信システムにSSの移動性を考慮するシステムである。ここで、移動性を有するSSは、MS(Mobile Station)と称する。
上記のように、IEEE802.16e通信システムでは、MSの移動性を考慮しているから、MSの電力消耗がシステム全体の性能の重要な要因として作用する。したがって、MSの電力消耗を最小化するために、MSと基地局(Base Station;BS)との間にスリープモード(sleep mode)動作、及びアウェイクモード(awake mode)動作が提案された。また、MSとBSとのチャンネル状態の変化に対応するために、MSは、周期的にBSとのタイミングオフセット(timing offset)、周波数オフセット(frequency offset)、及び電力を調整するレンジング(ranging)動作を遂行する。特に、MSの移動性を考慮するIEEE802.16e通信システムでは、上述したようなレンジング動作の間の周期的(periodic)レンジングに対する重要度が高くなっていっている。
図1は、従来のIEEE802.16e通信システムのスリープモード動作を概略的に示す。図1を説明するに先立って、スリープモードは、パケットデータの伝送時に、パケットデータが伝送されない期間が発生するアイドル(idle)期間で、MSの電力消耗を最小化するために提案された。すなわち、スリープモードは、MSとBSとが同時にスリープモードへ状態遷移(mode-transit)することによって、パケットデータが伝送されないアイドル期間でのMSの電力消耗を最小化する。
一般的に、パケットデータは、バースト(burst)的に発生する特性を有する。そのため、パケットデータが伝送されない期間とパケットデータが伝送される期間の両方において同一に動作することは不合理であるという理由で、スリープモードが提案された。その反面、スリープモードで伝送されるパケットデータが発生すると、BS及びMSは、同時にアウェイクモードに状態遷移してパケットデータを送受信すべきである。
上記スリープモードは、電力消耗だけでなく、チャンネル信号間の干渉(interference)を最小化するための方案としても提案される。しかしながら、パケットデータは、トラフィック(traffic)に影響を大きく受けるため、スリープモード動作は、パケットデータのトラフィック特性及び伝送方式特性などを考慮して遂行しなければならない。
図1を参照すると、参照符号110は、パケットデータの発生パターンを示す。パケットデータ発生フォーマット110は、複数のオン期間と複数のオフ期間とを含む。複数のオン期間はパケットデータ、すなわち、トラフィックが発生するバースト期間であり、複数のオフ期間は、トラフィックが発生しないアイドル期間である。上記のようなトラフィック発生パターンに従って、MS及びBSは、スリープモードとアウェイクモードとの間を状態遷移(mode change)し、これによって、MSの電力消耗を最小化すると同時にチャンネル信号間の干渉を防止することが可能である。
参照符号120は、BS及びMSの状態遷移(mode change)フォーマットを示すもので、BS及びMSの状態遷移フォーマット120は、複数のアウェイクモードと複数のスリープモードとから構成される。アウェイクモードは、トラフィックが発生する状態であって、BSとMSとの間の実質的なパケットデータの送受信がなされる。一方、スリープモードは、トラフィックが発生しない状態であって、BSとMSとの間の実質的なパケットデータの送受信がなされない。
参照符号130は、MSの電力レベルを示すもので、すなわち、パケットデータ発生フォーマット110及び状態遷移フォーマット120によるMSの電力レベルを示す。MSの電力レベルフォーマット130において、アウェイクモードにおけるMSの電力レベルが“K”である場合に、スリープモードにおけるMSの電力レベルは“M”である。ここで、アウェイクモードにおけるMSの電力レベルKとスリープモードにおけるMSの電力レベルMとを比較すると、Mの値がKの値に比べて非常に小さい。すなわち、スリープモードでは、パケットデータの送受信がなされないため、MSは電力がほとんど消耗されない。
スリープモード動作を支援するために、IEEE802.16e通信システムで現在提案している方式を説明すると、次の通りである。
まず、スリープモードへ状態遷移するためには、MSがBSから状態遷移の許可を受信すべきである。また、BSは、MSがスリープモードに状態遷移をするように許可し、MSへパケットデータを送信する。なお、BSは、MSの聴取期間(LISTENING INTERVAL)の間に、MSへ伝送されるパケットデータが存在することを知らせなければならない。このとき、MSは、スリープモードからアウェイクし、BSからMSへ伝送されるべきパケットデータが存在するか否かを確認しなければならない。聴取期間について、下記に、さらに詳細に説明する。
確認の結果、BSからMSへ伝送されるパケットデータが存在する場合に、MSは、スリープモードからアウェイクモードに状態遷移し、BSからパケットデータを受信する。一方、確認の結果、BSからMSへ伝送されるパケットデータが存在しない場合に、MSは、スリープモードに復帰するか、或いはアウェイクモードをそのまま維持することが可能である。
スリープモード及びアウェークモード動作を支援するためのパラメータ
以下では、IEEE802.16e通信システムで現在提案しているスリープモード及びアウェークモード動作を支援するために要求されるパラメータ(parameter)について説明する。
(1) スリープ識別子
上記スリープ識別子(Sleep Identifier:SLPID)は、MSがアウェークモードからスリープモードへ状態遷移する過程で、スリープ応答(Sleep-Response:SLP-RSP)メッセージを通じて割り当てられる値で、スリープモードで動作するMSのみに対する固有の値として使用される。すなわち、スリープ識別子は、聴取期間を含むスリープモードのMSを区分するのに使用され、該当MSがスリープモードからアウェイクモードへ遷移すると、MSにあらかじめ割り当てられたスリープ識別子は、BSへ戻され、SLP-RSPメッセージを通じて、スリープモードへ遷移しようとする他のMSに再使用され得る。ここで、上記スリープ識別子は、10ビットのサイズを有し、これによって、スリープモード動作を遂行する総1024個のMSを識別するのに使用されることができる。
(2) スリープ期間
上記スリープ期間(SLEEP INTERVAL)は、MSが要求し、MSの要求に応じて、BSによって割り当てられる期間である。上記スリープ期間は、MSがアウェークモードからスリープモードへ状態遷移してから聴取期間が始まるまでスリープモードを維持する時間期間(time interval)を示す。つまり、スリープ期間は、MSがスリープモードで動作する時間として定義される。
スリープ期間以後にも、BSからMSへ伝送されるデータがない場合に、MSは、継続的にスリープモードで動作することができる。この場合に、MSは、予め設定されている初期スリープウィンドウ(initial sleep window)値、及び最終スリープウィンドウ(final sleep window)値を用いて、スリープ期間を増加させることによって、スリープ期間を更新する。ここで、上記初期スリープウィンドウ値は、最小スリープウィンドウ値を示し、最終スリープウィンドウ値は、最大スリープウィンドウ値を示す。また、初期スリープウィンドウ値、及び最終スリープウィンドウ値は、フレームの数で表すことが可能である。
聴取期間(LISTENING INTERVAL)は、MSが要求し、MSの要求に応じて、BSによって割り当てられる期間である。上記聴取期間は、MSがスリープモードからしばらくウェイクアップした後に、BSのダウンリンク(downlink)信号に同期してトラフィック指示(Traffic Indication:以下、“TRF-IND”と称する)メッセージのようなダウンリンクメッセージを受信する時間期間を示す。TRF-INDメッセージは、MSへ伝送されるトラフィック(すなわち、パケットデータ)が存在するか否かを示すメッセージである。上記TRF-INDメッセージは、下記に説明するので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
聴取期間の間に、MSは、TRF-INDメッセージを受信待機する。TRF-INDメッセージに含まれているスリープ識別子(SLPID)ビットマップ上のMSを示すビットが、ポジティブ指示(positive indication)を示す値で表記されると、MSは、アウェイクモードを継続して維持し、結果的に、アウェイクモードへ遷移する。その反対に、TRF-INDメッセージに含まれているスリープ識別子ビットマップ上のMSを示すビットが、ネガティブ指示(negative indication)を示す値で表記されると、さらにスリープモードへ遷移する。
(3) スリープ期間更新アルゴリズム(SLEEP INTERVALUPDATE ALGORITHM)
MSは、スリープモードへ遷移すると、予め設定されている最小ウィンドウ値を最小スリープモード期間として見なして、スリープ期間を決定する。その後、MSは、聴取期間でスリープモードからアウェイクし、BSから伝送されるパケットデータが存在するか否かを確認する。その結果、伝送されるパケットデータが存在しないと、MSは、スリープ期間を以前のスリープ期間の2倍の値に設定し、継続してスリープモードで動作する。例えば、最小ウィンドウ値が“2”である場合に、MSは、スリープ期間を2フレームに設定し、2フレームの間スリープモードで動作する。2フレームが経過した後に、MSは、スリープモードからアウェイクし、TRF-INDメッセージが受信されるか否かを判定する。TRF-INDメッセージが受信されない場合に、すなわち、BSからMSへ伝送されるパケットデータが存在しない場合に、MSは、スリープ期間を2フレームの2倍である4フレームに設定し、4フレームの間スリープモードで動作する。従って、スリープ期間は、初期スリープウィンドウ値と最終スリープウィンドウ値との間で増加する。
スリープモード及びアウェークモード動作のためのパラメータ
上述したようなスリープモード動作及びアウェークモード動作を支援するために、IEEE802.16e通信システムで現在定義しているメッセージは、次の通りである。
(1) スリープ要求(Sleep Request:SLP-REQ)メッセージ
SLP-REQメッセージは、MSからBSへ伝送されるメッセージであって、MSがスリープモードへの状態遷移を要求するときに使用される。SLP-REQメッセージは、MSがスリープモードへ遷移するときに必要とされるパラメータ、すなわち、情報エレメント(Information Element:IE)が含まれる。下記<表1>は、SLP-REQメッセージのフォーマットを示す。
Figure 2008508782
SLP-REQメッセージは、MSの接続識別子(Connection Identifier:以下、“CID”と称する)に基づいて伝送される専用メッセージ(dedicated message)である。<表1>に示すようなSLP-REQメッセージの情報エレメントの各々を説明すると、次の通りである。
まず、管理メッセージタイプ(Management Message Type)は、現在伝送されるメッセージのタイプである。上記管理メッセージタイプが50の値を有する場合(管理メッセージタイプ=50)に、それは、SLP-REQメッセージを示す。初期スリープウィンドウ(Initial-Sleep Window)値は、スリープ期間のために要求された開始値(requested start value for the SLEEP INTERVAL(measured in frames))を示し、最終スリープウィンドウ(Final-Sleep Window)値は、スリープ期間のために要求された終了値(stop value)を示す。すなわち、スリープ期間更新アルゴリズムで説明したように、スリープ期間は、初期スリープウィンドウ値から最終スリープウィンドウ値までの間で更新されることができる。また、聴取期間は、フレーム値で示すことができる。
(2) スリープ応答(Sleep Response:SLP-RSP)メッセージ
SLP-RSPメッセージは、SLP-REQメッセージに対する応答メッセージである。SLP-RSPメッセージは、MSによって要求されたスリープモードへの状態遷移を許容するか否かを示すメッセージとして使用可能であり、また、非要求指示(unsolicited instruction)を示すメッセージとしても使用可能である。SLP-RSPメッセージは、MSがスリープモードで動作するときに必要とされる情報エレメントが含まれる。SLP-RSPメッセージのフォーマットは、下記<表2>の通りである。
Figure 2008508782
また、スリープ応答メッセージは、MSのCIDに基づいて伝送される専用メッセージであり、<表2>に示すようなSLP-RSPメッセージのIEの各々を説明すると、次の通りである。
まず、管理メッセージタイプは、現在伝送されるメッセージのタイプを示す。例えば、管理メッセージタイプが51の値を有する場合(MANAGEMENT MESSAGE TYPE=51)に、それは、SLP-RSPメッセージを示す。また、スリープ許可(SLEEP-APPROVED)値が1ビットで表現され、スリープ許可値が‘0’である場合には、スリープモードへの遷移が拒否される(SLEEP-MODE RREQUEST DENIED)ことを示す。一方、スリープ許可値が‘1’である場合には、スリープモードへの遷移が許可される(SLEEP-MODE RREQUEST APPROVED)ことを示す。スリープモードへの遷移に対するMSの要求が拒否された場合(すなわち、スリープ許可値が‘0’に設定される場合)に、MSは、SLP-REQメッセージをBSへ伝送するか、或いは非要求指示を示すSLP-RSPメッセージをBSから受信待機する。スリープ許可値が‘1’である場合に、SLP-RSPメッセージは、上記に説明した開始フレーム(START FRAME)と、初期スリープウィンドウと、最終スリープウィンドウと、聴取期間と、スリープ識別子とを含む。スリープ許可値が‘0’である場合に、SLP-RSPメッセージは、再要求動作(AFTER-REQ-Action)と、再要求時間(REQ-Duration)との値を含む。
ここで、開始フレーム値は、MSが第1のスリープ期間へ進入するまでのフレーム(SLP-RSPメッセージを受信したフレームは含まれない)値を示す。すなわち、MSは、SLP-RSPメッセージを受信したフレーム以後、すぐ次のフレームから開始フレーム値に該当するフレームが経過した後に、スリープモードへ状態遷移する。スリープ識別子は、スリープモードで動作するMSを区分するために使用され、全体で1024個のスリープモードで動作するMSを区分することができる。
一方、上述したように、初期スリープウィンドウ値は、スリープ期間のための開始値(フレーム単位で測定される値)を示す。聴取期間は、聴取期間のための値(フレーム単位で測定される値)を示す。最終スリープウィンドウ値は、スリープ期間のための終了値(フレーム単位で測定される値)を示す。再要求動作値は、スリープモードへの遷移が拒否されたときに、MSがすべき動作を示す。
(3) トラヒック指示(Traffic Indication;TRF-IND)メッセージ
TRF-INDメッセージは、聴取期間でMSへ伝送されるメッセージであって、BSからMSへ伝送されるパケットデータが存在するか否かを示す。下記<表3>は、TRF-INDメッセージのフォーマットを示す。
Figure 2008508782
TRF-INDメッセージは、SLP-REQメッセージ及びSLP-RSPメッセージとは異なるブロードキャスティング(broadcasting)方式により伝送されるブロードキャスティングメッセージである。TRF-INDメッセージは、BSから所定のMSへ伝送されるパケットデータが存在するか否かを示すメッセージである。MSは、ブロードキャスティングされるTRF-INDメッセージを聴取期間でデコーディングし、アウェイクモードへ遷移するか、或いはスリープモードへさらに戻るかを決定する。
MSがアウェイクモードへ遷移する場合に、MSは、フレーム同期を確認する。その確認の結果、MSが予想するフレームシーケンス番号(frame sequence number)と一致しない場合、MSは、アウェイクモードで損失されたパケットデータの再伝送を要求することができる。一方、MSが聴取期間でTRF-INDメッセージを受信しなかった場合、或いはMSによって受信されたTRF-INDメッセージがポジティブ指示を含まない場合に、MSは、スリープモードへ復帰することもある。
以下、上記<表3>に示すようなTRF-INDメッセージの情報エレメントの各々について説明する。
まず、管理メッセージタイプは、現在伝送されるメッセージのタイプを示す。例えば、管理メッセージタイプが52の値を有する場合(管理メッセージタイプ=52)に、それは、TRF-INDメッセージを示す。FMTは、スリープモードでMSへ伝送されるトラフィックが存在するかどうかを示す過程で、スリープ識別子又はMSの基本CIDを使用するか否かを示す。上記スリープ識別子を用いて指示する場合、上記スリープ識別子ビットマップ(SLPID bitmap)は、スリープモードでMSを区分するためにMSに割り当てられたスリープ識別子別に1ビットずつ割り当てられた指示インデックスの集合を示す。すなわち、スリープ識別子ビットマップは、現在スリープモードで動作するMSに割り当てられたスリープ識別子値のうち(最大値-1)だけ、MSごとに1ビットずつ割り当てられたビットのグループを意味する。スリープ識別子ビットマップは、バイトアラインメントのためにダミー(dummy)ビットが割り当てられることも可能である。
MSに割り当てられた1つのビットは、BSから該当MSへ伝送されるデータの存在有無を示す。そこで、スリープモードのMSは、聴取期間で受信したTRF-INDメッセージから、スリープモードへの状態遷移時に割り当てられたスリープ識別子とマッピングされたビットを読み取る。その後、スリープ識別子がポジティブ指示値、すなわち、‘1’の値であると、MSは、アウェイクモードを継続して維持することによって、アウェイクモードへ遷移する。一方、スリープ識別子がネガティブ指示値、すなわち、‘0’の値であると、MSは、さらにスリープモードへ遷移する。
一方、BSは、割り当てられないSLPIDのうち、小さいID番号を有するSLPIDの順序にて、スリープモードへ進入する各MSにSLPIDを順次に割り当てる。このとき、MSは、スリープモードの間に、スリープモードの進入初期に、BSから割り当てられた固定されたSLPIDをアウェークモードへ戻るまで、継続して使用する。
この場合、上記スリープモードへ進入した各MSは、自身に送信されるパケットデータが存在するかどうかを判断するために、はじめから自身のSLPIDが位置する該当部分までSLPIDビットマップを読み出されなければならない。このとき、MSが割り当てられたSLPIDが最初に割り当てられた番号に固定されてしまうので、SLPIDビットマップ上に割り当てられない空いているSLPIDが複数存在すると、相当なリソースの浪費及びSLPIDの判読に多くの時間が必要とされる。
すなわち、上記スリープモードへ進入するMSの数が増加するに従って、MSに割り当てられるSLPIDが大きくなる。従って、SLPIDが大きいMSの場合には、まず、割り当てられたSLPID番号が固定されるので、SLPIDビットマップを自身のトラフィックSLPIDの位置まで読み出して処理するプロセシング時間が長くなる。また、スリープモードへ実際進入したMSの数が多くないとしても、MSに割り当てられたSLPIDのうち、最小のスリープ識別子と最大の識別子との差が大きい場合には、SLPIDビットマップが不必要に大きくなる、という問題点があった。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、広帯域無線接続通信システムにおいて、スリープモードで動作する移動端末機に割り当てられるスリープ識別子を更新する方法及び、これを用いるシステムを提供することにある。
本発明の他の目的は、移動端末機がスリープ識別子の更新を通してスリープ識別子を判読して処理する処理時間を短縮し、スリープ識別子ビットマップが不必要に増加せず、効率的に管理されるようにする方法及びシステムを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、広帯域無線接続通信システムにおいて、移動端末機がスリープモードへ状態遷移する間に、基地局から割り当てられたスリープ識別子を周期的に更新して管理する方法及びシステムを提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の第1の見地によると、送信されるデータが存在しないスリープモードと、送信されるデータが存在するアウェークモードとを有し、上記スリープモードは、データの受信が不可能なスリープ期間とデータの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続(BWA)通信システムにおける移動端末機のスリープ識別子を更新する方法は、スリープモードの進入初期に、上記スリープモードで動作する移動端末機に割り当てられたスリープ識別子を更新する必要性を認知するステップと、基地局が上記移動端末機へ新たなスリープ識別子を再び割り当てるステップと、スリープモードの間に、上記移動端末機自身の現在のスリープ識別子更新情報を受信すると、上記受信された更新情報に従って、上記移動端末機自身の現在のスリープ識別子を上記再び割り当てられたスリープ識別子に更新するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第2の見地によると、送信されるデータが存在しないスリープモードと送信されるデータが存在するアウェークモードとを有し、データの受信が可能な聴取期間を有する広帯域無線接続通信システムにおいて、移動端末機に割り当てられたスリープ識別子を更新する方法は、上記スリープモードで動作する移動端末機のスリープ識別子を更新する必要があるかどうかを判断するステップと、上記移動端末機のスリープ識別子の更新が必要な場合に、上記移動端末機に割り当てられることができるスリープ識別子を識別するステップと、上記識別されたスリープ識別子を含むスリープ識別子更新情報を構成するステップと、上記スリープ識別子更新情報を上記移動端末機へ送信するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第3の見地によると、送信されるデータが存在しないスリープモードと、送信されるデータが存在するアウェークモードとを有し、上記スリープモードは、データの受信が不可能なスリープ期間とデータの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続(BWA)通信システムにおける移動端末機のスリープ識別子を更新する方法は、スリープ識別子更新指示子情報を含む所定の指示メッセージを受信するステップと、上記受信された指示メッセージに含まれたスリープ識別子更新情報を確認するステップと、上記確認の結果、上記スリープ識別子更新情報に従って、現在のスリープ識別子を上記新たなスリープ識別子で更新するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第4の見地によると、送信されるデータが存在しないスリープモードと、送信されるデータが存在するアウェークモードとを有し、上記スリープモードは、データの受信が不可能なスリープ期間とデータの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続(BWA)通信システムにおける移動端末機のスリープ識別子を更新するシステムは、上記移動端末機と、上記スリープモードの進入初期に、上記スリープモードで動作する上記移動端末機に割り当てられたスリープ識別子の更新の必要性を認知すると、上記移動端末機に新たなスリープ識別子を再び割り当て、該当移動端末機へ上記スリープ識別子更新情報を送信する基地局と、上記スリープモードを進行する間に、上記基地局から上記スリープ識別子アップデータ情報を受信すると、上記スリープ識別子更新情報に従って、自身の現在のスリープ識別子を上記再び割り当てられたスリープ識別子で更新する移動端末機とを具備することを特徴とする。
本発明の実施形態によると、BWA通信システムは、スリープモードにある移動端末機に割り当てられるスリープ識別子を更新することができる。また、スリープモードを支援する通信システムがスリープモードにある移動端末機に割り当てられるスリープ識別子の更新が可能となるに従って、スリープ識別子ビットマップのサイズを減少させることができ、これに従って、スリープ識別子ビットマップを判読して処理するのに必要とされる処理時間を短縮させることができる。すなわち、上記通信システムは、スリープモードにある移動端末機に割り当てられるスリープ識別子が従来のように固定されず、スリープモード中にも更新を可能にするに従って、スリープモード状態の移動端末機が処理すべきスリープ識別子ビットマップの数を減少させることができる。結果的に、従来の過程に比べて、スリープモードにある移動端末機がトラフィック指示メッセージを処理する過程をさらに効率的に処理することができる、という長所がある。
以下、本発明の好適な実施形態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。なお、図面中、同一な構成要素及び部分には、可能な限り同一な符号及び番号を共通使用するものとする。下記説明において、本発明の要旨のみを明瞭するために公知の機能又は構成に対する詳細な説明は省略する。
本発明は、広帯域無線接続(Broadband Wireless Access:BWA)通信システムであるIEEE802.16e通信システムにおいて、スリープモード(sleep mode)で動作する移動端末機(Mobile Station:以下、“MS”と称する)のスリープ識別子(SLPID)更新方案を提案する。上記“SLPID更新”とは、スリープモード過程の進入初期に割り当てられたSLPIDの代わりに、スリープモード動作を進行する間に、基地局がスリープモードにあるMSに新たなSLPIDに再び割り当てることを意味する。従って、本発明は、上記のようなSLPID更新を通して、SLPIDリソースを効率的に管理することができる。
本発明は、IEEE802.16e通信システムを一例にして説明しているが、上記のような通信システムだけでなく、スリープモード動作及びスリープモード動作のうち、周期的レンジング動作を支援する通信システムのすべてに適用可能であることはもちろんである。
第1の実施形態
本発明の第1の実施形態によるSLPID更新方法において、BSは、スリープモードで動作するMSとの周期的レンジング動作の中にSLPIDの更新を遂行する。しかしながら、本発明の第1の実施形態による周期的レンジングに基づくSLPID更新方法を説明するに先立って、上記レンジングについて簡略に説明する。
まず、上記レンジングは、初期レンジング(initial ranging)と、周期的レンジング(periodic ranging)と、帯域要求レンジング(bandwidth request ranging)とに分類される。MSは、上記レンジング動作によってデータを送信する前に、送信電力を補正し、タイミングオフセット及び周波数オフセットを補正することができる。
上記初期レンジングは、MSとの同期獲得のためにBSによって遂行されるレンジングであって、MSとBSとの間で正確な時間オフセットを合せ、正確な送信電力を調整する。すなわち、MSは、パワーオンした後に、DL-MAPメッセージ及びUL-MAPメッセージを受信することによって、BSとの同期を獲得する。したがって、MSは、MSとBSとの間の時間オフセット及び送信電力を調整するために初期レンジングを遂行する。
上記周期的レンジングは、上記初期レンジングを通じてBSと時間オフセット及び送信電力を補正したMSが、BSとチャンネル状態などを補正するために周期的に遂行するレンジングであり、上記帯域要求レンジングは、上記初期レンジングを通じてBSと時間オフセット及び送信電力を補正したMSが、BSとの実際の通信を遂行するために帯域幅の割当てを要求するレンジングである。
一方、上述したように、IEEE802.16e通信システムがMSの移動性を考慮するので、信頼性あるデータ送受信のために、MSの周期的レンジングは、非常に重要な要因として作用する。すなわち、上記周期的レンジングは、MSがBSと信頼性ある通信を遂行するために必要とされるパラメータの測定及び補正のための動作である。BSは、MSが周期的レンジングを遂行することができるように、すなわち、MSがBSにレンジング要求(RNG-REQ)メッセージを送信することができるように、アップリンクリソースを割り当てなければならない。すなわち、BSは、MSの周期的レンジングのために、MSにアップリンクリソースを割り当てなければならず、UL−MAPメッセージを通じて上記アップリンクリソース割当て情報をMSへ送信しなければならない。
すると、MSは、BSから割り当てられたアップリンクリソースを通じて、BSへ上記レンジング要求メッセージを送信して、BSとの周期的レンジング動作を遂行する。BSは、MSから受信されるレンジング要求メッセージに対応して、送信電力、タイミングオフセット、及び周波数オフセットを補正した後に、MSにレンジング要求メッセージに対する応答メッセージであるレンジング応答(RNG-RSP)メッセージを送信する。すると、周期的レンジングを終了する。ここで、スリープモードで動作するMSであっても、BSとの信頼性ある通信を遂行するためには、上記周期的レンジングを遂行しなければならない。
図2は、本発明の実施形態による通信システムにおけるスリープモードで動作するMSとの周期的レンジング動作中にBSで遂行するSLPID更新過程を概略的に示すフローチャートである。
図2を参照すると、ステップS201で、BSは、スリープモードで動作するMSから周期的なレンジングのためのレンジング要求(RNG−REQ)メッセージを受信する。
ステップS203で、BSは、上記スリープモードで動作するMSのSLPIDの更新が必要であるか否かを判定する。ステップS203で、BSは、BSで管理している全体SLPIDリストのうちで、該当MSの現在のSLPIDより小さい番号を有するSLPIDリストのうち、空いている識別子が存在するか否かを判断する。上記空いているSLPIDは、BSからあらかじめ割り当てられたSLPIDを使用する任意の他のMSがアウェークモードへ状態遷移する場合に、BSへ復帰されたSLPIDに該当することができる。このとき、上記空いているSLPIDが複数存在すると、上記空いている複数のSLPIDのうち、最小のSLPIDを新たに割り当てて更新することが望ましい。このような方法を通じて、MSは、最初に割り当てられたSLPIDに固定されず、さらに小さいSLPIDで連続して更新されることができる。
例えば、BSがスリープモードで動作するMSに割り当てることができる最小のSLPIDがSLPID#1であり、最初にMSに割り当てられたSLPIDがSLPID#99であると仮定すると、上記RNG-REQメッセージを送信したMSに対するSLPID#1と現在のSLPID#99との間に使用されていないSLPIDが存在すると、BSは、上記空いているSLPIDうち少なくとも1つをMSに新たに割り当てることができる。
ステップS203で、判断の結果、MSのSLPIDを更新する必要があると、すなわち、BSがスリープモードで動作するMSに割当て可能な最小のSLPIDとMSのSLPIDとの間に使用されていないSLPIDの存在を判断すると、ステップS205で、BSは、スリープモードで動作するMSのSLPIDを更新するのに使用される情報を含むRNG-RSPメッセージを構成する。すなわち、BSは、RNG-REQメッセージに対する応答メッセージであるRNG-RSPメッセージのSLPID_Updateフィールドに、MSが現在使用しているSLPID及びMSに新たに割り当てられるSLPID情報を構成する。望ましくは、MSが使用している現在のSLPID及びMSに新たに割り当てられるSLPID情報を対で構成する。
その後に、ステップS207で、BSは、上記のように構成されたSLPID情報を含むRNG-RSPメッセージをMSへ送信する。しかしながら、BSは、ステップS203で、MSのSLPIDの更新が必要ないと判断すると、ステップS207で、SLPID_Update値を有しないRNG-RSPメッセージをMSへ送信する。
下記<表4>は、上記RNG-RSPメッセージのタイプ/長さ/値(Type/Length/Value:TLV)エンコーディングパラメータに付加されたSLPID_Updateパラメータを示す。
Figure 2008508782
<表4>を参照すると、SLPID_Updateパラメータは、MSに現在割り当てられているOld SLPID及びMSに新たに割り当てられるNEW SLPIDを対(Pair)で貯蔵されたOld_New_SLPIDを含む。
<表4>に示すように、SLPID_Updateパラメータは、TLVコーディングタイプのパラメータであるので、必要な場合にのみ、RNG-RSPメッセージを通じてMSへ送信される。すなわち、BSは、MSのSLPIDの更新が必要であると判断した場合にのみ、周期的レンジングが完了される時点で、SLPID_UpdateパラメータをRNG-RSPメッセージを通じてMSへ送信する。
図3は、本発明の実施形態による通信システムにおけるBSとスリープモードで動作するMSとの周期的レンジング動作中にMSで遂行するSLPID更新過程を概略的に示すフローチャートである。
図3を参照すると、ステップS301で、MSは、スリープモードに滞在する。すなわち、MSは、BSから最初のSLPIDを割り当てられてスリープモードのデータ送信がなされない状態で滞在する。ステップS303で、MSは、BSとの周期的レンジング過程を遂行する時点になったか否かを判定する。ステップS303で、判断の結果、周期的レンジング過程を遂行する時点ではないと、MSは、スリープモード状態を継続して維持する。しかしながら、周期的レンジング過程を遂行する時点であると、MSは、ステップS305で、RNG-REQメッセージをBSへ送信してレンジングを要求する。続いて、ステップS307で、MSは、上記レンジング要求に応じて、BSからRNG-RSPメッセージを受信する。
次いで、ステップS309で、MSは、BSから受信されたRNG-RSPメッセージにSLPID_Updateパラメータが含まれているか否かを判断して、MS自身のSLPIDが更新されるかどうかを決定する。
ステップS309で、判断の結果、BSから受信されたRNG-RSPメッセージにSLPID_Updateパラメータが含まれていると、MSは、ステップS311で、上記パラメータ情報に従ってBSが新たに割り当てたSLPIDでMS自身のSLPIDを更新した後に、ステップS301へ戻って、スリープモードへ復帰する。しかしながら、ステップS309で、判断の結果、BSから受信されたRNG-RSPメッセージにSLPID_Updateパラメータが含まれていないと、MSは、MS自身に現在割り当てられている既存のSLPIDをそのまま維持して、ステップS301へ戻ってスリープモードへ復帰する。ここで、ステップS301でのスリープモードは、スリープ期間又は聴取期間を各々意味するか、又は2つを含む概念を有する。
第2の実施形態
本発明の第2の実施形態によるSLPID更新方法は、スリープモードの聴取期間で、TRF-INDメッセージを使用してSLPIDの更新を遂行することを特徴とする。以下、図4、図5A、及び図5Bを参照して、本発明の第2の実施形態によるTRF-INDメッセージを使用するSLPID更新方法について説明する。
図4は、本発明の実施形態による通信システムにおけるTRF-INDメッセージを通じてMSのSLPID更新を遂行するBSの動作を概略的に示すフローチャートである。
図4を参照すると、まず、ステップS401で、BSは、TRF-INDメッセージを送信する時点になると、ステップS403で、スリープモードの聴取期間内のMSのうち、アウェークモードへ遷移する必要がない1つ又はそれ以上のMSに対して、SLPID更新が必要なMSが存在するか否かを判定する。すなわち、BSは、スリープモードを継続して維持するMSに対して、SLPIDの更新が必要であるか否かを判定する。上記SLPIDの更新が必要であるか否かを判断する過程は、BSで管理している全体SLPIDリストのうちで、特定のMSの現在のSLPIDより小さい番号を有するSLPIDリストに空いているSLPIDが存在するか否かを判断する。上記空いているSLPIDは、BSからあらかじめ割り当てられたSLPIDを使用する任意の他のMSがアウェークモードへ状態遷移がなされる場合に、BSへ復帰されたSLPIDに該当することができる。このとき、新たに割当て可能な空いているSLPIDが複数存在すると、そのうち、最小のSLPIDを新たに割り当てて更新することが望ましい。このような方法を通じて、MSのSLPIDは、最初に割り当てられたSLPIDに固定されず、さらに小さいSLPIDで継続して更新されることができる。
例えば、BSがスリープモードで動作するMSに割り当てることができる最小のSLPIDがSLPID#1であり、最初にMSに割り当てられたSLPIDがSLPID#99であると仮定すると、上記RNG-REQメッセージを送信したMSに対するSLPID#1と現在のSLPID#99との間に使用されていないSLPIDが存在すると、BSは、上記空いているSLPIDのうち少なくとも1つをMSに新たに割り当てることができる。
ステップS403で、判断の結果、MSのSLPIDを更新する必要があると、すなわち、聴取期間内の少なくとも1つ以上のMSに対して継続してスリープ状態を維持しながら、SLPID更新が必要とされるMSが存在すると判断されると、ステップS405で、BSは、SLPID更新を要求しているMSに割り当てられる新たなSLPIDに関する情報、すなわち、MSのSLPIDを更新するのに使用される情報を含むTRF-INDメッセージを構成する。さらに具体的に、BSは、TRF-INDメッセージのSLPID_UpdateフィールドにMSが現在使用しているSLPIDに関する情報及びMSに新たに割り当てられるSLPIDに関する情報を付加することによって、TRF-INDメッセージを構成する。
次いで、BSは、ステップS407で、上記SLPIDビットマップは、SLPID更新を必要とするMSに対して、TRF-INDメッセージのトラフィック指示子をネガティブ指示子(Negative Indicator)、すなわち、0(ビット値=0)に設定し、SLPID更新指示子をポジティブ指示子(Positive Indicator)、すなわち、1(ビット値=1)に設定して、TRF-INDメッセージのSLPIDビットマップを構成する。
ステップS403で、判断の結果、MSのSLPIDを更新する必要が存在しないと、すなわち、送信されるデータトラフィックがなく、SLPID更新を必要としないMSに対しては、トラフィック指示子を0、すなわち、ネガティブ指示子に設定し、SLPID更新指示子を0、すなわち、ネガティブ指示子に設定することによって、TRF-INDメッセージのSLPIDビットマップを構成する。このとき、MSに対してSLPID更新が必要とされないとしても、送信されるデータトラフィックが存在する場合には、BSは、該当MSに対して、トラフィック指示子を1、すなわち、ポジティブ指示子に設定することによって、TRF-INDメッセージのSLPIDビットマップを構成する。
次いで、上記のように、SLPIDビットマップが構成された後に、ステップS409で、BSは、SLPIDビットマップを含んでいるTRF-INDメッセージをブロードキャストする。
<表5>は、ステップS409で、BSがブロードキャストする修正されたTRF-INDメッセージのフォーマットを示す。
Figure 2008508782
<表5>に示すように、TRF-INDメッセージのSLPIDビットマップ情報は、MSへ送信されるデータトラフィックが存在するか否かを示すビット情報と、MSに割り当てられているSLPIDを更新するかどうかを示すビット情報とを含む。すなわち、上記SLPIDビットマップの2ビットのうち、上位1ビットは、トラフィックが存在するかどうかを示すトラフィック指示子であり、下位1ビットは、SLPID更新が存在するかどうかを示すSLPID更新指示子である。例えば、MSに該当するSLPIDビットマップ情報が‘00’となると、MSへ送信されるデータトラフィックがなく、MSのSLPIDを更新する必要がないことを示す。また、MSに該当するSLPIDビットマップ情報が‘01’となると、MSへ送信されるデータトラフィックがなく、MSのSLPIDを更新する必要があることを示す。従って、MSは、TRF-INDメッセージのTLVに含まれたSLPID_Update情報を読み出して、自身に新たに割り当てられたSLPIDを把握しなければならない。また、MSに該当するSLPIDビットマップ情報が‘10’となると、MSへ送信されるデータトラフィックが存在することを示す。従って、MSは、アウェークモードへ遷移すべきことを示す。また、送信データトラフィックを有するMSに対しては、SLPID更新過程が不必要なので、MSは、自身に該当するSLPIDビットマップの上位1ビット値が1に設定されていると、下位1ビット値に無関係に、アウェークモードへ遷移しなければならない。
本発明の実施形態によるTRF-INDメッセージは、上記のように構成されることができるが、本発明は、これに限定されるのではない。すなわち、例えば、本発明の他の実施形態によると、TRF-INDメッセージは、1ビットで構成されることができる。この場合に、TRF-INDメッセージは、MSへ送信されるデータトラフィックが存在するか否かのみを示し、データトラフィックが存在しない場合には、MSは、受信されたTRF-INDメッセージに含まれたSLPID_Update TLVを読み出して、MS自身に該当するSLPID情報があるか否かを検査して、SLPID更新を遂行する。
一方、TRF-INDメッセージのSLPID更新指示子がポジティブ指示子に設定された場合に、TRF-INDメッセージのTLVエンコーディングパラメータに付加されるSLPID_Updateパラメータは、<表6>に示す通りである。
Figure 2008508782
<表6>を参照すると、SLPID_Updateパラメータは、MSに現在割り当てられているOLD SLPID及びMSに新たに割り当てられるNEW SLPIDを対で貯蔵したOld_New_SLPIDを含む。また、SLPID_Updateパラメータを含むTRF-INDメッセージがブロードキャスト送信であるので、SLPID更新が必要なMSの個数だけ、MSが現在使用しているSLPID及びMSに新たに割り当てられるSLPID情報を含むことができる。
図5A及び図5Bは、本発明の実施形態による通信システムにおけるTRF-INDメッセージを通じてSLPID更新を遂行するMSの動作を概略的に示すフローチャートである。
図5Aは、TRF-INDメッセージが2ビットから構成された場合の実施形態を示し、図5Bは、TRF-INDメッセージが1ビットから構成された場合の実施形態を示す。すなわち、図5A及び図5Bは、本発明の実施形態による通信システムにおいて、スリープモードの聴取期間でTRF-INDメッセージを受信したMSのSLPID更新指示子が1に設定された場合、MSのSLPID更新動作を示す。
図5Aを参照すると、スリープモードで動作するMSは、ステップS501で現在聴取期間に滞在しており、上記聴取期間の間、MSは、ステップS503で、<表5>に示すようなTRF-INDメッセージを受信する。
次いで、聴取期間の間、TRF-INDメッセージを受信したMSは、上記受信されたTRF-INDメッセージのSLPIDビットマップに関する情報を確認する。すなわち、MSは、上記受信されたTRF-INDメッセージのSLPIDビットマップ情報に基づいて、MS自身に送信されるデータトラフィックが存在するかどうか、及びMS自身に割り当てられた既存のSLPIDを更新する必要があるかどうかを検査する。具体的に説明すると、MSは、ステップS505で、TRF-INDメッセージのSLPIDビットマップでMS自身に対するトラフィック指示子に該当するビット値を検査する。
上記検査の結果、MS自身に対する上記トラフィック指示子値が1に設定されていると、ステップS507で、MS自身に送信されるデータトラフィックが存在することを認知して、MSは、アウェークモードに進入して、BSとトラフィック送受信過程を遂行する。しかしながら、上記トラフィック指示子値が1に設定されていないと、MSへ送信されるデータトラフィックがない場合であるので、MSは、ステップS509で、上記TRF-INDメッセージのSLPID更新指示子値を確認することによって、MS自身に新たに割り当てられるSLPIDがあるかどうかをチェックする。
上記SLPID更新指示子値が1に設定されていると、ステップS511で、MSは、ステップ503で受信されたTRF-INDメッセージに含まれたSLPID_Update TLVを読み出して、MS自身に新たに割り当てられるSLPIDに関する情報を獲得する。
このとき、上記SLPID_Update TLVが1つ以上のMSに関するSLPID情報を含む場合もあるので、ステップS511で、MSは、SLPID_Update TLVのOld_New_SLPIDから上位10ビットに該当する値を読み出して、MS自身が現在使用しているSLPIDと一致する情報を検索する。上記検索の結果、MS自身が現在使用しているSLPIDと一致するOld_New_SLPIDを発見すると、MSは、Old_New_SLPIDの下位10ビットをMS自身に新たに割り当てられたSLPIDとして認識する。次いで、MSは、Old_New_SLPIDの下位10ビットに割り当てられたSLPIDに従って、MS自身のSLPIDを更新する。
ステップS513で、MSは、上記SLPIDを更新した後に、スリープモードへ進入する。
一方、ステップS509で、SLPID更新指示子値が1に設定されていないと、MSは、ステップS513で、SLPIDの更新が必要ないことを認知し、MS自身が現在使用しているSLPIDを維持したままスリープモードに滞在する。
図5Bを参照すると、BSから受信されるTRF-INDメッセージが1ビットから構成された場合のMSの動作の実施形態を示す。ここで、図5BのステップS502乃至ステップS508は、図5AのステップS501乃至ステップS507と同一であるので、それに対する詳細な説明は省略する。しかしながら、図5Bは、BSから受信されるTRF-INDメッセージが1ビット値を有する、という点で図5Aと異なる。従って、図5Bの過程は、TRF-INDメッセージが1ビット値を有するものを除いては、図5Aの過程と同一である。また、上記受信されたTRF-INDメッセージが1ビット値を有するに従って、図5BのステップS510は、図5AのステップS509とは異なる手順を遂行する。
すなわち、ステップS506で、トラフィック指示子値が1に設定されていないと、MSへ送信されるデータトラフィックがない場合であるので、MSは、ステップS510で、BSから受信されたTRF-INDメッセージに含まれたSLPID_Update情報をTLV形態で読み出して、MS自身に新たに割り当てられるSLPID情報があるかどうかを検査する。SLPID_Update TLVでMS自身に新たに割り当てられるSLPID情報があると、MSは、ステップS512で、上記新たなSLPIDでMS自身のSLPIDを更新する。
このとき、SLPID_Update TLVが1つ以上のMSに対するSLPID情報を含む場合もあるので、MSは、SLPID_Update TLVのOld_New_SLPIDから上位10ビットに該当する値を読み出して、MS自身が現在使用しているSLPIDと一致する情報を検索する。上記検索の結果、現在使用しているSLPIDに該当するOld_New_SLPIDを発見すると、MSは、ステップS514で、Old_New_SLPIDの下位10ビットをMS自身に新たに割り当てられたSLPIDで更新した後に、スリープモードへ進入する。MSに該当するSLPID情報を発見することができないと、MSは、ステップ514で、現在使用しているSLPIDを維持したまま、スリープモードに滞在する。
上記では、本発明の第2の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおいて、スリープモードの聴取期間で、BSがブロードキャストするTRF-INDメッセージを用いるMSのSLPID更新動作について説明した。以下では、本発明の第3の実施形態によるIEEE802.16e通信システムにおいて、スリープモードの聴取期間で、非要求指示(unsolicited)のスリープ応答メッセージを用いるMSのSLPID更新手順について説明する。
第3の実施形態
本発明の実施形態によるSLPID更新方法は、スリープモードの聴取期間で非要求SLP-RSPメッセージを使用してSLPIDの更新を遂行することを特徴とする。図6及び図7を参照して、本発明の第3の実施形態による非要求SLP-RSPメッセージを用いるSLPID更新方法について説明する。
図6は、本発明の実施形態による通信システムにおけるスリープモードの聴取期間で非要求SLP-RSPメッセージを使用してMSのSLPIDの更新を遂行するBSの動作を概略的に示すフローチャートである。
図6を参照すると、まず、BSは、ステップS601で、スリープモードの聴取期間に滞在しているMSに対してSLPID更新が必要であるか否かを決定する。ここで、BSが特定のMS、すなわち、上記スリープモードの聴取期間に滞在しているMSに割り当てることができる最小のSLPID番号がSLPID#1であると仮定する。このような場合、ステップS601で、上記スリープモードの聴取期間に滞在しているMSに対してSLPIDの更新が必要であるかどうかは、次のような方式にて決定される。BSは、上記スリープモードの聴取期間に滞在しているMSに現在割り当てられているSLPIDと上記最小のSLPID#1との間に割り当てられないSLPID、すなわち、空いている識別子があるか否かを判断して、上記空いているSLPIDがあると、MSのSLPIDの更新が必要であると決定する。
ステップS601で、BSは、特定のMSに対してSLPID更新が必要であると判断すると、MSに新たに割り当てられるSLPIDとして決定し、すなわち、MSに割り当てられるSLPIDとBSが割り当てることができる最小のSLPIDとの間に、使用されていない空いているSLPIDのうち、最小の番号を有するSLPIDをMSに新たに割り当てられるSLPIDとして決定する。次いで、BSは、ステップS603で、SLP-RSPメッセージのスリープ受諾(Sleep-Approved)値を1に設定し、SLP-RSPメッセージの期間情報、すなわち、開始フレーム値、初期スリープウィンドウ値、最終スリープウィンドウ値、及び聴取期間情報をMSが現在使用している期間情報として定義し、SLP-RSPメッセージに上記新たに決定されたSLPID情報とともに上記期間情報を貯蔵する。
ステップS605で、BSは、MSに新たに割り当てられるSLPID及び上記期間情報を含むSLP-RSPメッセージを該当MSへ送信する。
図7は、本発明の実施形態による通信システムにおけるスリープモードの聴取期間で非要求SLP-RSPメッセージを用いてSLPID更新を遂行するMSの動作を概略的に示すフローチャートである。図7を参照すると、ステップS701で、スリープモードの聴取期間に滞在しているMSは、ステップS703で、BSからSLP-RSPメッセージを受信する。すなわち、MSは、BSからSLP-RSPメッセージを受信すると、SLP-RSPメッセージに含まれたSLPIDを確認する。MSは、SLP-RSPメッセージを通じて自身に割り当てられたSLPIDを更新しなければならないことを認知すると、ステップS705で、SLP-RSPメッセージのSLPIDで自身のSLPIDを更新する。このとき、上記SLPID以外の他の期間情報は、無視する。
一方、図6及び図7に示すようなSLPID更新を指示するために使用されるSLP-RSPメッセージは、SLPID情報に加えて、MSのスリープモード動作のための期間情報を含む。上記期間情報は、スリープモードで動作するMSには、不必要な情報である。従って、本発明は、上記不必要な期間情報を含まない新たなSLP-RSPメッセージのフォーマットを提案する。下記<表7>は、本発明の実施形態による修正されたSLP-RSPメッセージのフォーマットを示す。
Figure 2008508782
<表7>に示すように、提案されたSLP-RSPメッセージは、SLPID更新動作のために送信されるメッセージであるか、あるいは、既存のスリープモード動作を開始する場合に遂行されるスリープモード動作で使用されるSLPID及び期間情報を示すために送信されるメッセージであるかを判断するのに使用されるSLPID_Updateフィールドを含む。まず、MSのスリープモード動作を開始するために送信されるSLP-RSPメッセージである場合に、BSは、SLPID_Updateフィールド値を0に設定し、上記スリープモード動作の開始時点、初期ウィンドウサイズ、最終ウィンドウサイズ、聴取期間、及びSLPID情報を貯蔵する。次いで、MSとのスリープモード動作の間に、MSのSLPIDを更新する必要がある場合、すなわち、新たなSLPIDをMSへ通知するために送信されるSLP-RSPメッセージである場合、BSは、SLPID_Updateフィールド値を1に設定し、新たに割り当てられるSLPID情報のみを貯蔵する。
また、<表7>に示すSLP-RSPメッセージは、SLPIDに加えて、スリープモード動作に必要な期間情報をSLP-RSPメッセージのTLV形態で含むように構成されることができる。このような場合、上記修正されたSLP-RSPメッセージを用いて、MS及びBSがスリープモード進入交渉過程を遂行すると、SLP-RSPメッセージは、Interval_Info TLV、すなわち、上記スリープモード動作の開始時点、初期ウィンドウサイズ、最終ウィンドウサイズ、及び聴取期間を含むように構成されることができる。
従って、MSのSLPID更新を指示するためにSLP-RSPメッセージを使用する場合には、BSは、Interval_Info TLVのような期間情報を含まず、MSへSLP-RSPメッセージを送信してSLPID更新動作を遂行する。スリープモード動作を指示するためにSLP-RSPメッセージを使用する場合には、BSは、Interval_Info TLVのような期間情報を有するSLP-RSPメッセージをMSへ送信する。
第4の実施形態
図8は、本発明の実施形態による通信システムにおけるスリープモードの聴取期間で修正されたSLP-RSPメッセージを用いてMSのSLPIDアップデータを遂行するBSの他の動作を概略的に示すフローチャートである。
図8を参照すると、まず、BSは、ステップS801で、TRF-INDメッセージを送信する時点となると、ステップS803で、スリープモードの聴取期間にあるMSのうち、アウェークモードへ進行する必要がない、すなわち、送信するトラフィックを有していないMSのうち、SLPIDを更新する必要がないMSを選択する。ここで、上記SLPID更新の必要性を判断する過程は、上述したものと同一である。
次いで、BSは、SLPID更新のためのSLP-RSPメッセージをMSへ送信するために、上記スリープモードにあるMSをアウェークモードへ遷移させなければならない。従って、BSは、ステップS805で、TRF-INDメッセージのSLPIDビットマップのうち、MSに該当するトラフィック指示子を1に設定する。その後に、ステップS807で、BSは、SLPID更新をMSへ通知するために、SLP-RSPメッセージのスリープ許可(Sleep-Approved)フィールド値を1に設定し、新たに割り当てられるSLPID情報を保存したSLP-RSPメッセージをMSへ送信する。
図9は、本発明の実施形態による通信システムにおけるスリープモードの聴取期間で修正されたSLP-RSPメッセージを受信して、SLPID更新を遂行するMSの他の動作を概略的に示すフローチャートである。
図9を参照すると、ステップS901で、スリープモードの聴取期間に滞在しているMSは、ステップS903で、BSからTRF-INDメッセージを受信する。ステップS905で、MSは、BSから受信されたTRF-INDメッセージを検査して、MS自身に対するトラフィック指示子が1に設定されたか否かを判断する。上記検査の結果、上記トラフィック指示子が1に設定されていないと、すなわち、ネガティブ指示子に設定されていると、MSは、ステップS917で、MS自身に送信されるデータトラフィックがないことを認知して、スリープモードへ進入する。しかしながら、TRF-INDメッセージでMS自身に対するトラフィック指示子が1に設定されると、すなわち、ポジティブ指示子に設定されると、ステップS907で、MSは、MS自身に送信されるデータトラフィックが存在することを認知し、上記スリープモードから一時的に覚めるために、アウェークモードへ状態遷移する。
次いで、ステップS909で、MSは、上記アウェークモードでBSからSLP-RSPメッセージを受信すると、ステップS911で、SLP-RSPメッセージのSLPID_Updateフィールドのビット値をチェックする。また、MSは、上記アウェークモードでBSからSLP-RSPメッセージが受信されないと、上記アウェークモードで送信データトラフィックの受信を待機する。
一方、MSは、SLPID_Updateフィールドが1に設定されると、ステップS915で、MS自身のSLPIDを更新しなければならないことを認知し、MS自身の現在のSLPIDをSLP-RSPメッセージに含まれた新たなSLPIDで更新する。次いで、ステップS917で、SLPID更新の後に、MSは、スリープモードへ進入する。
しかしながら、ステップS911で、SLPID_Updateフィールドが1に設定されていないと、MSは、スリープモード動作を新たに開始することを認知し、ステップS913で、スリープモード動作に必要とされる期間情報及びMS自身に割り当てられたSLPIDに関する情報を獲得する。その後に、MSは、ステップS917で、スリープモードへ進入する。
なお、本発明の詳細な説明においては、具体的な実施の形態について説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内であれば、種々な変形が可能であることは言うまでもない。よって、本発明の範囲は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲とその均等物によって定められるべきである。
従来のIEEE802.16e通信システムにおけるスリープモード動作を概略的に示す図である。 本発明の実施形態による通信システムにおけるBSのSLPID更新過程を概略的に示すフローチャートである。 本発明の実施形態による通信システムにおけるMSのSLPID更新過程を概略的に示すフローチャートである。 本発明の実施形態による通信システムにおけるTRF-INDメッセージを使用するBSのSLPID更新過程を概略的に示すフローチャートである。 本発明の実施形態による通信システムにおけるTRF-INDメッセージを使用するMSのSLPID更新過程を概略的に示すフローチャートである。 本発明の実施形態による通信システムにおけるTRF-INDメッセージを使用するMSのSLPID更新過程を概略的に示すフローチャートである。 本発明の実施形態による通信システムにおける非要求指示SLP-RSPメッセージを使用するBSのSLPID更新過程を概略的に示すフローチャートである。 本発明の実施形態による通信システムにおける非要求指示SLP-RSPメッセージを使用するMSのSLPID更新過程を概略的に示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態による通信システムにおける非要求指示SLP-RSPメッセージを使用するBSのSLPID更新過程を概略的に示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態による通信システムにおける非要求指示SLP-RSPメッセージを使用するMSのSLPID更新過程を概略的に示すフローチャートである。
符号の説明
S201,S203,S205,S207 ステップ

Claims (43)

  1. 送信されるデータが存在しないスリープモードと、送信されるデータが存在するアウェークモードとを有し、前記スリープモードは、データの受信が不可能なスリープ期間とデータの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける移動端末機のスリープ識別子を更新する方法であって、
    スリープモードの進入初期に、前記スリープモードで動作する移動端末機に割り当てられたスリープ識別子を更新する必要性を認知するステップと、
    基地局が前記移動端末機へ新たなスリープ識別子を再び割り当てるステップと、
    スリープモードの間に、前記移動端末機自身の現在のスリープ識別子更新情報を受信すると、前記受信された更新情報に従って、前記移動端末機自身の現在のスリープ識別子を前記再び割り当てられたスリープ識別子に更新するステップと
    を具備することを特徴とする方法。
  2. 前記基地局は、前記スリープ識別子更新情報をレンジング応答メッセージを通じて送信することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記基地局は、前記スリープ識別子更新情報をトラフィック指示メッセージを通じて送信することを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記基地局は、スリープ識別子更新情報をスリープ応答メッセージを通じて送信することを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 送信されるデータが存在しないスリープモードと送信されるデータが存在するアウェークモードとを有し、データの受信が可能な聴取期間を有する広帯域無線接続通信システムにおける移動端末機に割り当てられたスリープ識別子を更新する方法であって、
    前記スリープモードで動作する移動端末機のスリープ識別子を更新する必要があるかどうかを判断するステップと、
    前記移動端末機のスリープ識別子の更新が必要な場合に、前記移動端末機に割り当てられることができるスリープ識別子を識別するステップと、
    前記識別されたスリープ識別子を含むスリープ識別子更新情報を構成するステップと、
    前記スリープ識別子更新情報を前記移動端末機へ送信するステップと
    を具備することを特徴とする方法。
  6. 前記スリープモードで動作する移動端末機のスリープ識別子を更新する必要があるかどうかを判断するステップは、前記基地局が管理する全体のスリープ識別子リストのうち、前記移動端末機に割当て可能な空いているスリープ識別子が存在するかどうかを判断するステップを具備することを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 前記空いているスリープ識別子は、前記基地局から予め割り当てられたスリープ識別子を使用する任意の移動端末機がアウェークモードへ状態遷移した後に、前記基地局へ復帰する識別子であることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 前記移動端末機に割り当てられることができるスリープ識別子を識別するステップは、前記移動端末機に割り当てられた最小のスリープ識別子と前記移動端末機に割り当てられた現在のスリープ識別子との間で使用されていないスリープ識別子のうち、最小のスリープ識別子を選択するステップを具備することを特徴とする請求項5記載の方法。
  9. 前記基地局は、前記移動端末機に割り当てられた現在のスリープ識別子情報及び前記移動端末機に新たに割り当てられるスリープ識別子情報を一対で構成することによって、前記スリープ識別子更新情報を送信することを特徴とする請求項5記載の方法。
  10. 前記スリープ識別子更新情報は、前記移動端末機のレンジング要求に従うレンジング応答メッセージで送信されることを特徴とする請求項5記載の方法。
  11. 前記基地局は、前記移動端末機のスリープ識別子の更新が必要な場合にのみ、前記レンジング応答メッセージに前記スリープ識別子更新情報を含むことを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 前記スリープ識別子更新情報は、前記聴取期間の間に、前記基地局から前記移動端末機へ送信されるパケットデータの存在を示すためのトラフィック指示メッセージで送信されることを特徴とする請求項5記載の方法。
  13. 前記トラフィック指示メッセージは、前記移動端末機が現在使用しているスリープ識別子情報及び前記移動端末機に新たに割り当てられるスリープ識別子情報を含むスリープ識別子の更新パラメータをタイプ/長さ/値形態で含むことを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 前記トラフィック指示メッセージは、スリープ識別子の更新を要求している移動端末機に対してトフィック指示子をネガティブ指示子に設定し、スリープ識別子更新指示子をポジティブ指示子に設定することを特徴とする請求項12記載の方法。
  15. 前記トラフィック指示メッセージは、前記移動端末機へ送信されるデータトラフィックが存在せず、スリープ識別子の更新が不必要な場合に、トラフィック指示子をネガティブ指示子に設定し、スリープ識別子更新指示子をネガティブ指示子に設定することを特徴とする請求項12記載の方法。
  16. 前記トラフィック指示メッセージは、スリープ識別子を更新する必要なく、前記移動端末機へ送信されるデータトラフィックがある場合に、トラフィック指示子をポジティブ指示子に設定することを特徴とする請求項12記載の方法。
  17. 前記スリープ識別子更新情報は、前記移動端末機のスリープ要求に従うスリープ応答メッセージで送信されることを特徴とする請求項5記載の方法。
  18. 送信されるデータが存在しないスリープモードと、送信されるデータが存在するアウェークモードとを有し、前記スリープモードは、データの受信が不可能なスリープ期間とデータの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける移動端末機のスリープ識別子を更新する方法であって、
    スリープ識別子更新指示子情報を含む所定の指示メッセージを受信するステップと、
    前記受信された指示メッセージに含まれたスリープ識別子更新情報を確認するステップと、
    前記確認の結果、前記スリープ識別子更新情報に従って、現在のスリープ識別子を前記新たなスリープ識別子で更新するステップと
    を具備することを特徴とする方法。
  19. 前記所定の指示メッセージは、レンジング応答メッセージであることを特徴とする請求項18記載の方法。
  20. 前記移動端末機は、前記レンジング応答メッセージを受信し、前記レンジング応答メッセージがスリープ識別子の更新パラメータを含んでいる場合に、前記スリープ識別子の更新パラメータに従って、前記移動端末機自身のスリープ識別子を新たに割り当てられたスリープ識別子で更新することを特徴とする請求項19記載の方法。
  21. 前記所定の指示メッセージは、トラフィック指示メッセージであることを特徴とする請求項18記載の方法。
  22. 前記移動端末機は、前記トラフィック指示メッセージを受信し、前記トラフィック指示メッセージのスリープ識別子ビットマップを通して前記移動端末機自身に送信されるデータトラフィックが存在するか否か、及び移動端末機自身に割り当てられたスリープ識別子を更新する必要があるかどうかを確認することを特徴とする請求項21記載の方法。
  23. 前記移動端末機は、前記トラフィック指示メッセージのスリープ識別子ビットマップで前記移動端末機自身に対するトラフィック指示子の設定値に従って、前記データトラフィックが存在するかどうかを確認し、前記データトラフィックが存在することを認知すると、前記アウェークモードへ状態遷移することを特徴とする請求項21記載の方法。
  24. 前記移動端末機は、前記トラフィック指示メッセージのスリープ識別子ビットマップで前記移動端末機自身に対するトラフィック指示子の設定値に従って、データトラフィックが存在するか否かを確認し、前記データトラフィックが存在しないことを認知すると、前記トラフィック指示メッセージのスリープ識別子更新指示子の設定値に従って、前記移動端末機自身のスリープ識別子を更新することを特徴とする請求項21記載の方法。
  25. 前記移動端末機は、前記トラフィック指示メッセージのタイプ/長さ/値を通して前記移動端末機自身に割り当てられるスリープ識別子情報を確認し、前記スリープ識別子情報に従って移動端末機自身のスリープ識別子を更新することを特徴とする請求項21記載の方法。
  26. 前記移動端末機は、前記トラフィック指示メッセージのスリープ識別子ビットマップで前記移動端末機自身に対するトラフィック指示子の設定値に従って、データトラフィックが存在するか否かを確認し、前記データトラフィックが存在しないことを認知すると、タイプ/長さ/値の形態で前記トラフィック指示メッセージに含まれたスリープ識別子更新情報を通じて、自身に新たに割り当てられるスリープ識別子情報を確認し、前記情報に従って、前記移動端末機自身のスリープ識別子を更新することを特徴とする請求項21記載の方法。
  27. 前記移動端末機は、前記トラフィック指示メッセージに含まれるスリープ識別子更新情報の上位ビットから前記移動端末機自身が使用しているスリープ識別子と一致する情報を検索して、一致する情報がある場合に、下位ビットから、前記移動端末機自身に新たに割り当てられるスリープ識別子で移動端末機自身のスリープ識別子を更新することを特徴とする請求項21記載の方法。
  28. 前記所定の指示メッセージは、スリープ応答メッセージであることを特徴とする請求項18記載の方法。
  29. 前記移動端末機は、前記スリープモード動作の間に、前記スリープ応答メッセージを受信し、前記スリープ応答メッセージを通じて移動端末機自身に新たに割り当てられるスリープ識別子で前記移動端末機自身のスリープ識別子を更新することを特徴とする請求項28記載の方法。
  30. 送信されるデータが存在しないスリープモードと、送信されるデータが存在するアウェークモードとを有し、前記スリープモードは、データの受信が不可能なスリープ期間とデータの受信が可能な聴取期間とを有する広帯域無線接続通信システムにおける移動端末機のスリープ識別子を更新するシステムであって、
    前記移動端末機と、
    前記スリープモードの進入初期に、前記スリープモードで動作する前記移動端末機に割り当てられたスリープ識別子の更新の必要性を認知すると、前記移動端末機に新たなスリープ識別子を再び割り当て、該当移動端末機へ前記スリープ識別子更新情報を送信する基地局と、
    前記スリープモードを進行する間に、前記基地局から前記スリープ識別子アップデータ情報を受信すると、前記スリープ識別子更新情報に従って、自身の現在のスリープ識別子を前記再び割り当てられたスリープ識別子で更新する移動端末機と
    を具備することを特徴とするシステム。
  31. 前記基地局は、自身が管理する全体のスリープ識別子リストのうち、前記移動端末機に割当て可能な空いている少なくとも1つの識別子が存在する場合に、該当移動端末機に対するスリープ識別子を更新する必要性を認知することを特徴とする請求項30記載のシステム。
  32. 前記空いている少なくとも1つの識別子は、前記基地局から予め割り当てられたスリープ識別子を使用する任意の移動端末機がアウェークモードへ状態遷移した後に、前記基地局へ戻るスリープ識別子であることを特徴とする請求項31記載のシステム。
  33. 前記基地局は、前記移動端末機に割当て可能な最小のスリープ識別子と、前記移動端末機に割り当てられる現在のスリープ識別子との間で使用していないスリープ識別子のうち、最小のスリープ識別子を選択し、前記選択されたスリープ識別子を前記新たなスリープ識別子として割り当てることを特徴とする請求項30記載のシステム。
  34. 前記基地局は、前記移動端末機に割り当てられた現在のスリープ識別子情報及び前記移動端末機に新たに割り当てられるスリープ識別子情報を一対で構成することによって、前記スリープ識別子更新情報を送信することを特徴とする請求項31記載のシステム。
  35. 前記基地局は、前記スリープ識別子更新情報をレンジング応答メッセージを通じて送信することを特徴とする請求項30記載のシステム。
  36. 前記基地局は、前記スリープ識別子更新情報をトラフィック指示メッセージを通じて送信することを特徴とする請求項30記載のシステム。
  37. 前記基地局は、前記移動端末機に対して前記スリープ識別子の更新が必要な場合に、トラフィック指示子をネガティブ指示子に設定し、スリープ識別子更新指示子をポジティブ指示子に設定して、前記トラフィック指示メッセージを構成することを特徴とする請求項36記載のシステム。
  38. 前記基地局は、前記移動端末機へ送信されるデータトラフィックが存在せず、スリープ識別子の更新が不必要な場合に、トラフィック指示子をネガティブ指示子に設定し、スリープ識別子更新指示子をネガティブ指示子に設定して、前記トラフィック指示メッセージを構成することを特徴とする請求項36記載のシステム。
  39. 前記基地局は、前記移動端末機に対してスリープ識別子の更新が不要であり、前記移動端末機へ送信されるデータトラフィックが存在する場合に、トラフィック指示子をポジティブ指示子に設定して、前記トラフィック指示メッセージを構成することを特徴とする請求項36記載のシステム。
  40. 前記移動端末機は、前記トラフィック指示メッセージで移動端末機自身に対するトラフィック指示子を通してデータトラフィックが存在するか否かを確認し、前記データトラフィックの存在を確認すると、アウェークモードへ状態遷移することを特徴とする請求項36記載のシステム。
  41. 前記移動端末機は、前記トラフィック指示メッセージに含まれるスリープ識別子更新情報の上位ビットから、前記移動端末機自身が使用しているスリープ識別子と一致する情報を検索し、一致する情報が検索される場合に、下位ビットから前記移動端末機自身に新たに割り当てられるスリープ識別子で自身のスリープ識別子を更新することを特徴とする請求項36記載のシステム。
  42. 前記基地局は、前記スリープ識別子更新情報をスリープ応答メッセージを通じて送信することを特徴とする請求項30記載のシステム。
  43. 前記基地局は、前記移動端末機へ前記スリープ応答メッセージを送信する前に、前記移動端末機の動作モードをアウェークモードへ状態遷移することを指示することを特徴とする請求項42記載のシステム。
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