JP2008503181A6 - ビデオ信号プロセッサにおいてテレビジョン・チャンネルを変更するためのシステムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
システムおよび/または方法は、あるビデオ・チャンネルから別のビデオ・チャンネルへの、特に、ディジタル・ビデオ・チャンネルからの変更の間の空白の時間を短縮する。システムは、新たなチャンネルからのビデオが取得されるまで、古いビデオ・チャンネルからのビデオを可能な限り提供する。特に、ビデオ・パケット・バッファのアンダーフロー(アンダーフローの状態またはイベント)が発生するまで、ビデオ・パケット・バッファに格納された古いチャンネルからのビデオ出力信号が提供される。これは、システムが新たなビデオ・チャンネルを取得する間に行われる(即ち、アナログまたは異なる周波数のディジタル・ビデオ・チャンネルの場合はセレクタ、または、古いディジタル・ビデオ・チャンネルのディジタル・ビデオ・サブチャンネルの場合はMPEGトランスポート・ストリーム復号器のPIDフィルタ)。ビデオ・パケット・バッファのアンダーフローの状態またはイベントが発生する前に新たなビデオが取得される場合には、ビデオの出力を空白にしてもよいし、空白にしなくてもよい。そうでない場合には、空白は短期間のみ発生する。これより、約400〜500msの短縮になる。
Description
本発明は、ビデオ信号を処理するための方法および装置に関し、より具体的には、あるテレビジョン・チャンネルから別のテレビジョン・チャンネルに変更するための方法および装置に関する。
テレビジョンのチャンネルを変更する際、チャンネルを変更するコマンドの受信と新しく取得したチャンネルの提供との間に間隔が存在する。従って、ビデオ(映像)yの空白の期間が存在する。この期間、即ち、レイテンシー(待ち時間)は、幾つかの要因によるものである。最も重大な要因は、テレビジョン・チャンネル・チューナが新しいチャンネルにチューニングを行う、または新しいチャンネルを取得するのに要する時間である。
ユーザは、できるだけ早く新しく選択されたチャンネルを見ることを望むため、多くのチャンネル変更スキームは、チューナの応答時間を短縮することを重視している。このようなスキームは、ある程度効果的であるが、チャンネルの変更の間スクリーン上で壊れたマクロ・ブロックやエラーを表示することを回避するために、スクリーンを空白にする待ち時間が依然として存在する。
通常、チャンネルの変更が行われる際、まず、ビデオは空白となり、チューナのチューニング周波数が変更される。新しいチャンネルが取得されると、ビデオ出力の空白が終了する。これにより、チャンネルの変更の間に壊れたマクロ・ブロック、色のミスマッチなど、異常な動作をユーザが見ることが阻止される。しかしながら、この空白の期間は、新しいチャンネルが表示されるまでに、長すぎるように思われる。
従って、上述の説明から明らかなように、要求されているものは、あるテレビジョン・チャンネルから別のテレビジョン・チャンネルに変更する間の空白の期間を可能な限り短縮するビデオ信号プロセッサである。
従って、さらに、上述の説明から明らかなように、要求されているものは、テレビジョン・チャンネルの変更の間におけるビデオの中断を可能な限り小さくしたビデオ信号プロセッサである。
これらの要求、およびその他の要求は、本発明の原理を適用すること、さらに/または、本願で図示、および/または説明されたような1つ以上の様々な方法、形態、および/または、システムを実施することにより達成される。
(発明の概要)
あるテレビジョン・チャンネルから別のテレビジョン・チャンネルに変更する間の空白の時間を短縮するためのシステムおよび方法は、新しいチャンネルからビデオが得られるまで、古いチャンネルのビデオをできる限り提供する。これは、チューニングの状況に応じてビデオを空白にすること、または、ビデオを空白にすることなく達成される。
あるテレビジョン・チャンネルから別のテレビジョン・チャンネルに変更する間の空白の時間を短縮するためのシステムおよび方法は、新しいチャンネルからビデオが得られるまで、古いチャンネルのビデオをできる限り提供する。これは、チューニングの状況に応じてビデオを空白にすること、または、ビデオを空白にすることなく達成される。
特に、ビデオ・バッファのアンダーフロー(アンダーフローの状態またはイベント)が発生するまで、ビデオ・バッファに格納された古いチャンネルを表すビデオ出力信号が提供される。これは、システムが新たなテレビジョン・チャンネルを取得する間に行われる(即ち、アナログまたは異なる周波数のディジタル・テレビジョン・チャンネルの場合はセレクタ、または、古いディジタル・テレビジョン・チャンネルのディジタル・テレビジョン・サブチャンネルの場合はMPEGトランスポート・ストリーム復号器のPIDフィルタ)。ビデオ・パケット・バッファのアンダーフローの状態またはイベントが発生する前に新たなビデオ出力信号が取得される場合には、ビデオの出力を空白にしてもよいし、空白にしなくてもよい。そうでない場合には、空白は短期間のみ発生する。これより、約400〜500msの短縮になる。
一形態においては、本発明は、ビデオ信号プロセッサにおいてテレビジョン・チャンネルを変更する方法を提供する。この方法は、(a)現在チューニングされているディジタル・テレビジョン・チャンネルのビデオ信号を格納するステップと、(b)現在チューニングされているディジタル・テレビジョン・チャンネルから新たなテレビジョン・チャンネルに変更するリクエストを受信するステップと、(c)リクエストされた新たなテレビジョン・チャンネルにチューニングするステップと、(d)リクエストされた新たなテレビジョン・チャンネルにチューニングしている間に、バッファ・アンダーフロー・イベントが発生するまで、以前にチューニングされた格納済のディジタル・テレビジョン・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップと、(e)リクエストされた新たなテレビジョン・チャンネルにチューニングされるまで、バッファ・アンダーフロー・イベントが発生する場合には、ビデオ出力を空白にし、そうでない場合には、リクエストされた新たなテレビジョン・チャンネルがチューニングされていれば、リクエストされた新たなテレビジョン・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップと、(f)ビデオ出力が空白にされていれば、新たなテレビジョン・チャンネルがチューニングされたとき、ビデオ出力の空白を終了し、新たなテレビジョン・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップとを含む。
別の形態においては、本発明は、ビデオ信号プロセッサを動作させる方法を提供する。この方法は、(a)現在チューニングされているディジタル・テレビジョン・チャンネルのディジタル・テレビジョン・チャンネル・ビデオ・パケットをビデオ・バッファに格納するステップと、(b)新たなテレビジョン・チャンネルを取得するリクエストを受信するステップと、(c)リクエストされた新たなテレビジョン・チャンネルにチューニングすることを試行するステップと、(d)リクエストされた新たなテレビジョン・チャンネルへのチューニングを試行している間に、ビデオ・バッファにバッファ・アンダーフロー・イベントが発生するまで、ビデオ・バッファからの格納済のディジタル・テレビジョン・チャンネル・ビデオ・パケットを提供するステップと、(e)リクエストされた新たなテレビジョン・チャンネルにチューニングされるまで、バッファ・アンダーフロー・イベントが発生する場合には、ビデオ出力を空白にし、そうでない場合には、リクエストされた新たなテレビジョン・チャンネルにチューニングされていれば、リクエストされた新たなテレビジョン・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップと、(f)ビデオ出力が空白にされていれば、新たなテレビジョン・チャンネルにチューニングされたとき、ビデオ出力の空白を終了し、新たなテレビジョン・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップを含む。
別の形態においては、本発明は、ビデオ信号プロセッサを提供する。このビデオ信号プロセッサは、ビデオ信号チューナと、このビデオ信号チューナに結合されたMPEGトランスポート・ストリーム復号器と、このMPEGトランスポート・ストリーム復号器に結合されたビデオ・バッファと、ビデオ信号チューナ、MPEGトランスポート・ストリーム復号器、およびビデオ・バッファに結合され、ビデオ信号チューナ、MPEGトランスポート・ストリーム復号器、およびビデオ・バッファを制御するプロセッサとを含み、このプロセッサにはプログラム・インストラクションが関連付けられている。プログラム・インストラクションは、プロセッサに、(a)現在チューニングされているディジタル・テレビジョン・チャンネルのビデオ信号を格納するステップと、(b)現在チューニングされているディジタル・テレビジョン・チャンネルから新たなテレビジョン・チャンネルに変更するリクエストを受信するステップと、(c)ビデオ信号チューナにリクエストされた新たなテレビジョン・チャンネルにチューニングすることを試行させるステップと、(d)ビデオ信号チューナがリクエストされた新たなテレビジョン・チャンネルにチューニングすることを試行している間に、ビデオ・バッファが、このビデオ・バッファにバッファ・アンダーフロー・イベントが発生するまで、以前にチューニングされたディジタル・テレビジョン・チャンネルからのディジタル・テレビジョン・チャンネル・ビデオ・パケットを提供するようにするステップと、(e)テレビジョン信号チューナによってリクエストされた新たなテレビジョン・チャンネルにチューニングされるまで、バッファ・アンダーフロー・イベントが発生する場合には、ビデオ出力を空白にし、そうでない場合には、ビデオ信号チューナによってリクエストされた新たなテレビジョン・チャンネルにチューニングされていれば、リクエストされた新たなテレビジョン・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップと、(f)ビデオ出力が空白にされていれば、新たなテレビジョン・チャンネルにチューニングされたとき、ビデオ出力の空白を終了し、新たなテレビジョン・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップとを実行させる。
上述した、またはその他の本発明の特徴および目的、また、これを達成する方法は、添付図面と共に以下の本発明の一実施の形態の説明を参照することによって明らかになり、本発明自体もより良く理解できるようになるであろう。
幾つかの図面を通して共通の参照符号は共通の部分を示している。図面は本発明の実施の形態を表しているが、図面は必ずしも実際の寸法に一致したものではなく、本発明を良好に示し、説明するために、特徴が誇張されている場合もある。本願で例示した内容は、本発明の一実施の形態を一態様で示したものであり、このような例示した内容は、どのような点においても本発明を限定するように解釈されるべきではない。
図1は、概ね参照符号10によって、ビデオ信号プロセッサ/ビデオ信号チューナの様々なチャンネルの変更状態を示す状態図である。状態図10は、2つの状態、即ち、ディジタル・チャンネル状態およびアナログ・チャンネル状態を有する。ディジタル・チャンネルおよびアナログ・チャンネルは、ビデオ信号プロセッサの2つの想定可能なチューニング状態、および/または、そのチューナ(以下、集合的にビデオ信号プロセッサ)を表す。従って、ビデオ信号プロセッサは、ディジタル・テレビジョン・チャンネルにチューニングしたり、アナログ・テレビジョン・チャンネルにチューニングしたりすることができる。
状態図10は、2つのチューニング状態の間で発生する様々な移行を示している。特に、特に、状態図10の移行Aは、ビデオ信号プロセッサがアナログ・テレビジョン・チャンネルにチューニングされていたとき、チューニングのためにアナログ・テレビジョン・チャンネルが選択され、チューニングを行っている状況、モード、状態、または、場合を表す。新しい、または、現在チューニング中のアナログ・テレビジョン・チャンネルは、古い、または以前にチューニングされたアナログ・テレビジョン・チャンネルに置き換わる。これは、アナログからアナログへのモードと見なすことができる。
状態図10の移行Bは、ビデオ信号プロセッサがアナログ・テレビジョン・チャンネルにチューニングされていたとき、チューニングのためにディジタル・テレビジョン・チャンネルが選択され、チューニングを行っている状況、モード、状態、または、場合を表す。新しい、または、現在チューニング中のディジタル・テレビジョン・チャンネルは、古い、または以前にチューニングされたアナログ・テレビジョン・チャンネルに置き換わる。これは、アナログからディジタルへのモードと見なすことができる。
状態図10の移行Cは、ビデオ信号プロセッサがディジタル・テレビジョン・チャンネルにチューニングされていたとき、チューニングのためにアナログ・テレビジョン・チャンネルが選択され、チューニングを行っている状況、モード、状態、または、場合を表す。新しい、または、現在チューニング中のアナログ・テレビジョン・チャンネルは、古い、または以前にチューニングされたディジタル・テレビジョン・チャンネルに置き換わる。これは、ディジタルからアナログへのモードと見なすことができる。
状態図10の移行Dは、ビデオ信号プロセッサがディジタル・テレビジョン・チャンネルにチューニングされていたとき、チューニングのためにディジタル・テレビジョン・チャンネルが選択され、チューニングを行っており、選択されたディジタル・テレビジョン・チャンネルの物理的な周波数が現在チューニングされているディジタル・テレビジョン・チャンネルとは異なる状況、モード、状態、または、場合を表す。新しい、または、現在チューニング中のディジタル・テレビジョン・チャンネルは、古い、または以前にチューニングされたディジタル・テレビジョン・チャンネルに置き換わる。新たにチューニングされたディジタル・テレビジョン・チャンネルの各パケット周波数(PID: packet identifier)の周波数が更新される。これは、ディジタルからディジタルへの周波数およびPID更新のモードと見なすことができる。
最後に、状態図10の移行Eは、ビデオ信号プロセッサがディジタル・テレビジョン・チャンネルにチューニングされていたとき、チューニングのためにディジタル・テレビジョン・チャンネルが選択され、チューニングを行っており、チューニングされる選択されたディジタル・テレビジョン・チャンネルが現在チューニングされているディジタル・テレビジョン・チャンネルのサブチャンネルである(即ち、チューニングされる選択されたディジタル・テレビジョン・チャンネルの物理的な周波数が現在チューニングされているディジタル・テレビジョン・チャンネルの物理的な周波数と同じである)状況、モード、状態、または、場合を表す。新たにチューニングされるディジタル・テレビジョン・チャンネルの各PIDのみが更新される。これは、ディジタルからディジタルへのPID更新のみのモードと見なすことができる。
図2は、本発明が実施されるビデオ信号プロセッサを概ね参照符号20によって示すブロック図である。ビデオ信号プロセッサ20は、移行A、B、C、D、およびEのいずれか、全て、または、選択した組み合わせを実行するように動作する。また、ビデオ信号プロセッサ20は、本願に説明する方法で実行するように動作し、構成され、および/または適している。特に、ビデオ信号プロセッサ20は、テレビジョンを表すが、VCR、DVD、セット・トップ・ボックス、DVRなどのように特定のテレビジョン・チャンネルにチューニングするためのチューナを含むどのようなタイプのビデオ信号プロセッサを含んでいてもよい。
まず、ビデオ信号プロセッサ20は、処理ユニットまたはプロセッサ22と、通常のビデオ信号プロセッサの様々な特徴、および/または機能や、本願において説明する特定の特徴、機能、および/または動作を実行するためのプログラム・インストラクション、ファームウエア、ソフトウエア26などを保持、または格納するメモリまたはストレージ24を含むことを理解すべきである。プロセッサ22は、ディジタル信号プロセッサなどの様々な処理ユニットを含み、これらの処理ユニットは、協働して、当該技術分野において公知な、さらに、本願において説明される様々なビデオ信号プロセッサ・コンポーネントを制御および/または動作させるように機能する。これらの処理ユニットは、本願において図示および/または説明しているもの、図示、説明してはいないが、一般的なビデオ信号プロセッサの動作に通常使用されるもの、および/または必要となるものの双方を含む。図示しないが、ビデオ信号プロセッサの一部となるコンポーネントの例としては、リモート・コントロール信号受信器(リモート受信器)およびこれに対応するリモート・コントロール信号発生器(リモート)が挙げられる。リモートおよびリモート受信器は、通常、赤外線(IR)をベースとし、この赤外線を介してユーザはテレビジョン・チャンネルを選択する。
ビデオ信号プロセッサ20は、当該技術分野において公知な特定のテレビジョン信号周波数にチューニングするように動作し、構成され、および/または適しているチューナ30を備える。チューニングされる周波数は、ディジタル・テレビジョン・チャンネルでもよく、アナログ・テレビジョン・チャンネルでもよい。ビデオ信号プロセッサ20は、アナログ・テレビジョン信号(例えば、NTSC)処理およびディジタル・テレビジョン信号(MPEG)処理の双方を行う。ビデオ信号プロセッサ20は、ディジタル・テレビジョン信号処理のみを行っても良い。
ビデオ信号プロセッサ20は、アナログ・テレビジョン・チャンネルにチューニングされる場合にコンポジットまたはコンポーネント・ビデオ信号をチューナ30から受信するNTSC復号器32を備える。NTSC復号器32は、ビデオ信号をディスプレイ・プロセッサ34に提供するように動作し、構成され、および/または適している。ディスプレイ・プロセッサ34は、グラフィックおよびOSD(オンスクリーン・ディスプレイ)の発生器50からグラフィックおよび/またはOSDデータを受信するように動作し、構成され、および/または適している。グラフィックおよびOSDの発生器50は、適切なグラフィックおよびOSDデータをディスプレイ・プロセッサに提供するように動作し、構成され、および/または適している。さらに、ディスプレイ・プロセッサ34は、表示装置36上で表示するのに適したビデオおよびグラフィックの信号を表示装置36に提供するように動作し、構成され、および/または適している。
ビデオ信号プロセッサ20は、さらに、ディジタル・テレビジョン・チャンネルにチューニングされる場合にチューナ30からMPEGトランスポート・ストリームを受信するのように動作し、構成され、および/または適しているトランスポート・ストリーム復号器(TSD: transport stream decoder)38を含む。TSD38は、MPEGトランスポート・ストリームを復号化し、MPEGビデオPES(packet elementary stream)をビデオ・パケット(チャンネル)・バッファ46に提供するように動作し、構成され、および/または適している。TSD38は、リクエストされたパケット識別子(PID)に従ってMPEGトランスポート・ストリームからフィルタをかけて適切なデータを取得するように動作し、構成され、および/または適している。
新たなチャンネルに対するリクエストが受信され、チューナ30が、新しいテレビジョン・チャンネルを取得しているとき、ビデオ・パケット・バッファ46は、バッファ・アンダーフローの状態、またはイベントが発生するまで、当該ビデオ・パケット・バッファ46に格納済の古いテレビジョン・チャンネルからのビデオ・データを供給するように動作する。新たなチャンネルが取得されると、ビデオ・パケット・バッファ46は、ディジタル・テレビジョン・チャンネルにチューニングされた場合には、新たなチャンネルのビデオの格納を開始し、アナログ・テレビジョン・チャンネルにチューニングされた場合には、新たなチャンネルのビデオの格納を開始しないようにすることができる。PIDフィルタ40は、選択された新たなテレビジョン・チャンネルを取得するように適切に変更されてもよい。
ビデオ・パケット・バッファ46は、MPEGビデオ復号器48に対してバッファされたMPEGビデオを提供するように動作し、構成され、および/または適している。MPEGビデオ復号器48は、ビデオ・パケット・バッファ46からのMPEGビデオを復号化し、表示装置36上に表示するようにディプレイ・プロセッサ34に復号化したビデオ出力信号を提供するように動作し、構成され、および/または適している。
ビデオ信号プロセッサ20は、ビデオ出力を空白にし、チューナ30を介して新たなチャンネルにチューニングし、ビデオ出力36の空白を終了するように動作する。本発明の原理に従って、ディジタル・チャンネルから新たなチャンネル(ディジタルまたはアナログ)にチューニングする際、ビデオ・パケット・バッファ46に格納された古いチャンネルからのビデオ出力信号を、ビデオ・パケット・バッファ46のバッファ・アンダーフローの状態またはイベントが発生するまで、(上述した様々なデータ処理ブロックを介して)提供する。ディジタル・チャンネルからの変更の場合には、バッファ・アンダーフローの状態が発生するかチューナが新たなテレビジョン・チャンネルを取得するまでビデオ出力は空白にされない。
バッファ・アンダーフローの状態が発生する前に新たなテレビジョン・チャンネルが取得された場合には、空白はほとんど瞬間的なものである(即ち、比較的に短い)。なぜならば、古いビデオが空白になるとすぐに新たなビデオ出力信号の準備ができているからである。バッファ・アンダーフローの状態の後、新たなテレビジョン・チャンネルが取得される場合には、新たなビデオを開始する前に当初に古いビデオ出力を空白にする場合よりも長い期間に渡って古いビデオの出力信号が提供されている。これにより、400〜500msの時間の短縮になる。
図3を参照すると、本発明の原理に従ったビデオ信号プロセッサ20のための例示的なプログラム・フローを概ね参照符号60によって示すフローチャートが描かれている。本質的に、プログラム・フロー60は、チャンネルの変更を実行する間のビデオ信号プロセッサ20の動作方法を提供する。プログラム・フローは、5つのプログラム変更モード、即ち、1)アナログからアナログへのモード、移行A、2)アナログからディジタルへのモード、移行B、3)ディジタルからアナログへのモード、移行C、4)ディジタルからディジタルへの周波数およびPID更新のモード、移行D、および、5)ディジタルからディジタルへのPID更新のみのモード、に関連して説明される。各チャンネル変更モードは、ルーチンの開始を意味する「メイン」またはステップ62によって開始する。従って、各チャンネル変更モードの説明の際には、ステップ62については言及しない。
アナログからアナログへのモードでは、ステップ64において、現在のテレビジョン信号のタイプ(即ち、ビデオ信号プロセッサが現在チューニングしているチャンネル)がアナログであるかどうかが判定される。判定が肯定的(Y)である場合には、ステップ66において、ビデオ出力は空白になる。その後、ステップ70において、選択されたアナログ・テレビジョン・チャンネルがチューナにおいてチューニングされる。ステップ72において、チューニングが成功したかどうかが判定される。判定が否定的(N)である場合には、チューニングの失敗がステップ82において報告され、ステッ94においてプログラムが終了する。判定が肯定的(Y)である場合には、ステップ74において、最後のチャンネルがアナログであったかどうかが判定される。判定が肯定的(Y)である場合には、ステップ84において、有効なアナログ・テレビジョン信号が検出された後、ビデオ出力の空白が終了する。これには、チューニングされたアナログ・テレビジョン・チャンネルにおいて有効な同期信号を検出することを伴う。その後、ステップ94において、プログラムが終了する。従って、アナログ・チャンネルからアナログ・チャンネルにチューニングされる。
アナログからディジタルへのモードでは、ステップ64において、現在のテレビジョン信号のタイプがアナログであるかどうかが判定される。判定が肯定的(Y)である場合には、ステップ66において、ビデオ信号が空白になる。その後、ステップ70において、選択されたディジタル・テレビジョン信号がチューナにおいてチューニングされる。ステップ72において、チューニングが成功したかどうかが判定される。判定が否定的(N)である場合には、チューニングの失敗がステップ82において報告され、ステップ94においてプログラムが終了する。判定が肯定的(Y)である場合には、ステップ74において、最後のチャンネルがアナログであったかどうかが判定される。判定が肯定的(Y)である場合には、ステップ84において、有効なディジタル・テレビジョン信号が検出された後、ビデオ出力の空白が終了する。その後、ステップ94において、プログラムが終了する。従って、アナログ・チャンネルからディジタル・チャンネルにチューニングされる。
ディジタルからアナログへのモードでは、ステップ64において、現在のテレビジョン信号のタイプがアナログであるかどうかが判定される。判定が否定的(N)である場合には、ステップ68において、チューニング中のチャンネルの物理的な周波数が以前のチャンネルの物理的な周波数と同じであるかどうかが判定される。判定が否定的(N)である場合には、ステップ70において、選択されたアナログ・チャンネルに、チューナによってチューニングされる。ステップ72において、チューニングが成功したかどうかが判定される。判定が否定的(N)である場合には、チューニングの失敗がステップ82において報告され、ステップ94においてプログラムが終了する。判定が肯定的(Y)である場合には、ステップ74において、最後のチャンネルがアナログであったかどうかが判定される。判定が否定的(N)である場合には、ステップ76において、ビデオ信号が空白になっているかどうかが判定される。ビデオ信号が空白になっていない場合には(判定が否定的である場合のN)、ステップ86において、ビデオ信号が空白にされ、プログラム・フローは、ステップ78に進み、TSD PIDフィルタ(図2参照)におけるPIDが更新される。ビデオ信号が空白になっている場合には(判定が肯定的である場合のY)、ステップ78において、TSD PIDフィルタ(図2参照)におけるPIDが更新される。その後、ステップ80において、ビデオ出力の空白が終了し、ステップ94においてプログラムが終了する。
プログラム・フロー60において、ディジタル・チャンネルから開始してアナログ・チャンネルに移行する際に空白となるビデオ出力は存在しないように思える。空白は、後述する図4のプログラム・フロー100によって発生することがある。このプログラム・フロー100は、このプログラム・フロー60と同時に実行される。従って、ステップ76において、ビデオ出力が空白になっているかどうかの判定に対する回答が肯定的(Y)となることがある。なぜならば、プログラム・フロー100によって、即ち、チャンネル・バッファ・アンダーフロー・イベントが発生したときに空白になっているからである。
ディジタルからディジタルへの周波数およびPIDの更新のモードでは、(即ち、ディジタル・チャンネルから別の周波数のディジタル・チャンネルに移行する場合)、ステップ64において、現在のテレビジョン信号のタイプがアナログであるかどうかが判定される。判定が否定的(N)である場合には、ステップ68において、チューニングされているチャンネルの物理的な周波数が以前のチャンネルの物理的な周波数と同じであるかどうかが判定される。判定が否定的(N)である場合には、ステップ70において、選択されたアナログ・チャンネルにチューナによってチューニングされる。ステップ72において、チューニングが成功したかどうかが判定される。判定が否定的(N)である場合には、チューニングの失敗がステップ82において報告され、ステップ94においてプログラムが終了する。判定が肯定的(Y)である場合には、ステップ74において、最後のチャンネルがアナログであったかどうかが判定される。判定が否定的(N)である場合には、ステップ76において、ビデオ信号が空白になっているかどうかが判定される。ビデオ信号が空白になっていない場合には(判定が否定的である場合のN)、ステップ86において、ビデオ信号が空白にされ、プログラム・フローは、ステップ78に進み、TSD PIDフィルタ(図2参照)におけるPIDが更新される。ビデオ出力信号が空白になっている場合には(判定が肯定的である場合のY)、ステップ78において、TSD PIDフィルタ(図2参照)におけるPIDが更新される。その後、ステップ80において、ビデオ出力の空白が終了し、ステップ94においてプログラムが終了する。
プログラム・フロー60において、ディジタル・チャンネルから開始して別の周波数のディジタル・チャンネルに移行する際に空白となるビデオ出力は存在しないように思える。空白は、後述する図4のプログラム・フロー100によって発生することがある。このプログラム・フロー100は、このプログラム・フロー60と同時に実行される。従って、ステップ76において、ビデオ出力が空白になったかどうかの判定に対する回答が肯定的(Y)となることがある。なぜなら、プログラム・フロー100によって、即ち、チャンネル・バッファ・アンダーフロー・イベントが起こったときに空白になっているからである。
最後に、ディジタルからディジタルへのPID更新のみのモードでは(即ち、ディジタル・チャンネルから同一の周波数ではあるが異なるサブチャンネルであるディジタル・チャンネルに移行する場合)、ステップ64において、現在のテレビジョン信号のタイプがアナログであるかどうかが判定される。判定が否定的(N)である場合には、ステップ68において、チューニング中のチャンネルの物理的な周波数が以前のチャンネルの物理的な周波数と同じであるかどうかが判定される。判定が肯定的(Y)である場合には、ステップ88において、ビデオ出力が空白にされる。ステップ90において、TSD PIDフィルタ(図2参照)におけるPIDが更新される。ステップ92において、ビデオ出力の空白が終了し、その後、ステップ94においてプログラムが終了する。
図4を参照すると、本発明の原理に従ったビデオ信号プロセッサ20のための例示的なプログラム・フローを概ね参照符号100によって示すフローチャートが描かれている。プログラム・フロー100は、プログラム・フロー60のプログラム・スレッドと並列または同時に実行されるプログラム・スレッドである。プログラム・フロー100は、ステップ102によって表されるチャンネル・バッファ・アンダーフロー・イベントである。これは、特に、ディジタルからアナログへのモード、ディジタルからディジタルへの周波数およびPID更新のモード、さらに、ディジタルからディジタルへのPIDのみの更新のモードで発生する。これは、アナログ・チャンネルからアナログまたはディジタル・チャンネルに移行する際には発生しない。なぜならば、アナログ・テレビジョン信号にはバッファが存在しないからである。特に、バッファ・アンダーフローの状態が発生するまでは、ビデオ出力は空白にされない。
ステップ102において、チャンネル・バッファ・アンダーフロー・イベントが検出される。その後、ステップ104において、新たなチャンネルのチューニングが終了したかどうかが検出される。判定が否定的(N)である場合には、ステップ106において、ビデオ出力は空白になる。その後、ステップ108において、このPIDのためのビデオの復号化を停止し、ステップ112においてプログラム・フローが終了する。しかしながら、ステップ104において、チューニングが終了している場合(判定が肯定的である場合のY)には、ステップ110において、チャンネル・バッファ・アンダーフロー・イベントが報告され、ステップ112において、プログラム・フローが終了する。本明細書中で使用される用語「ビデオ信号プロセッサ」は、ディスプレイ・スクリーン(一般に、TVセットと呼ばれる)を備えるテレビジョン(TV)受信機、ビデオ・カセット・レコーダ(VCR)などのディスプレイ・スクリーンを備えていないTV受信機、ビデオ・カセット・プレイヤー(VCP)、セット・トップ・ボックス(例えば、ケーブル・ボックス)などのビデオ信号処理装置を含み、本明細書中で使用される用語「チューナ」、「チューニング」は、セレクタ、選択を含む。
本発明に関し、好ましい設計を有するものを説明したが、本発明は、本開示内容の精神および範囲の中でさらなる改変を行うことが可能である。従って、本願は、一般的な原理を使用して、本発明のどのような変形例、使用法、適応例をも包含するように意図される。さらに、本願は、発明に係る技術分野において公知、または慣習の範囲内で本開示内容から派生した内容を包含するように意図しており、このような内容は付随する請求の範囲に包含されるものである。
Claims (18)
- ビデオ・チャンネルを変更する方法であって、
現在選択されているディジタル・ビデオ・チャンネルのビデオ信号を格納するステップと、
前記現在選択されているディジタル・ビデオ・チャンネルから新たなビデオ・チャンネルに変更するリクエストを受信するステップと、
前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルを選択するステップと、
前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルを選択している間に、バッファ・アンダーフロー・イベントが発生するまで、以前に選択された格納済のディジタル・ビデオ・チャンネルを表す出力ビデオ信号を提供するステップとを含む、前記方法。 - 前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルが選択されるまで、前記バッファ・アンダーフロー・イベントが発生する場合には、ビデオ出力を空白にし、そうでない場合には、前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルが選択されていれば、前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップと、
前記ビデオ出力が空白にされていれば、前記新たなビデオ・チャンネルが選択されたとき、ビデオ出力の空白を終了し、前記新たなビデオ・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップを含む請求項1に記載の方法。 - 前記現在選択されているディジタル・ビデオ・チャンネルから新たな前記ビデオ・チャンネルに変更するリクエストを受信するステップが、前記現在選択されているディジタル・ビデオ・チャンネルから新たなディジタル・ビデオ・チャンネルおよび新たなアナログ・ビデオ・チャンネルの一方である前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルに変更するリクエストを受信するステップを含む請求項1に記載の方法。
- 前記新たなビデオ・チャンネルが選択されたとき、ビデオ出力の空白を終了し、前記新たなビデオ・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップが、前記新たなビデオ・チャンネルの有効な信号パラメータを決定することによって示される前記新たなビデオ・チャンネルが選択されたとき、ビデオ出力の空白を終了し、前記新たなビデオ・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップを含む請求項2に記載の方法。
- 前記新たなビデオ・チャンネルの前記有効な信号パラメータは、アナログ・ビデオ・チャンネルの場合は同期信号であり、ディジタル・ビデオ・チャンネルの場合は有効なPIDである請求項4に記載の方法。
- 前記現在選択されているディジタル・ビデオ・チャンネルから新たなビデオ・チャンネルに変更するリクエストを受信するステップが、前記現在選択されているディジタル・ビデオ・チャンネルから新たなディジタル・ビデオ・チャンネルに変更するリクエストを受信するステップを含み、
前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルを選択するステップが、前記リクエストされた新たなディジタル・ビデオ・チャンネルが以前に選択されたディジタル・ビデオ・チャンネルのサブチャンネルであるときに前記リクエストされた新たなディジタル・ビデオ・チャンネルを選択する場合には、MPEGトランスポート・ストリーム復号器内のPIDフィルタを変更するステップを含み、そうでない場合、前記リクエストされた新たなディジタル・ビデオ・チャンネルが以前に選択されたディジタル・ビデオ・チャンネルのサブチャンネルでないときに前記MPEGトランスポート・ストリーム復号器のPIDフィルタおよびセレクタ周波数を変更するステップを含む請求項1に記載の方法。 - ビデオ信号受信機を動作させる方法であって、
現在選択されているディジタル・ビデオ・チャンネルのディジタル・ビデオ・チャンネル・ビデオ・パケットをビデオ・パケット・バッファに格納するステップと、
新たなビデオ・チャンネルを取得するリクエストを受信するステップと、
前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルを選択することを試行するステップと、
前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルの選択を試行している間に、前記ビデオ・パケット・バッファ内にバッファ・アンダーフロー・イベントが発生するまで、前記ビデオ・パケット・バッファからの前記格納済のディジタル・ビデオ・パケットを提供するステップとを含む、前記方法。 - 前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルが選択されるまで、前記バッファ・アンダーフロー・イベントが発生する場合には、ビデオ出力を空白にし、そうでない場合には、前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルが選択されていれば、前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップと、
前記ビデオ出力が空白にされていれば、前記新たなビデオ・チャンネルが選択されたとき、ビデオ出力の空白を終了し、前記新たなビデオ・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップを含む請求項7に記載の方法。 - 前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルを取得するための前記リクエストを受信するステップが、新たなディジタル・ビデオ・チャンネルおよび新たなアナログ・ビデオ・チャンネルの一方である新たなビデオ・チャンネルを取得するリクエストを受信するステップを含む請求項7に記載の方法。
- 前記新たなビデオ・チャンネルが選択されたとき、ビデオ出力の空白を終了し、前記新たなビデオ・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップが、前記新たなビデオ・チャンネルの有効な信号パラメータを決定することによって示される前記新たなビデオ・チャンネルが選択されたとき、ビデオ出力の空白を終了し、前記新たなビデオ・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップを含む請求項8に記載の方法。
- 前記新たなビデオ・チャンネルの前記有効な信号パラメータは、アナログ・ビデオ・チャンネルの場合は同期信号であり、ディジタル・ビデオ・チャンネルの場合は有効なPIDである請求項10に記載の方法。
- 前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルを取得するためのリクエストを受信するステップが、新たなディジタル・ビデオ・チャンネルを取得するためのリクエストを受信するステップを含み、
前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルを選択することを試行するステップが、前記リクエストされた新たなディジタル・ビデオ・チャンネルが以前に選択されたディジタル・ビデオ・チャンネルのサブチャンネルであるときに前記リクエストされた新たなディジタル・ビデオ・チャンネルを選択することを試行する場合には、MPEGトランスポート・ストリーム復号器のPIDフィルタを変更するステップを含み、そうでない場合、前記リクエストされた新たなディジタル・ビデオ・チャンネルが以前に選択されたディジタル・ビデオ・チャンネルのサブチャンネルでないときに前記MPEGトランスポート・ストリーム復号器のPIDフィルタおよびセレクタ周波数を変更するステップを含む請求項7に記載の方法。 - ビデオ信号セレクタと、
前記ビデオ信号セレクタに結合されたMPEGトランスポート・ストリーム復号器と、
前記MPEGトランスポート・ストリーム復号器に結合されたビデオ・パケット・バッファと、
前記ビデオ信号セレクタ、前記MPEGトランスポート・ストリーム復号器、および前記ビデオ・パケット・バッファに結合され、前記ビデオ信号セレクタ、前記MPEGトランスポート・ストリーム復号器、および前記ビデオ・パケット・バッファを制御するプロセッサとを含み、
前記プロセッサに関連付けられたプログラム・インストラクションは、前記プロセッサに、
現在選択されているディジタル・ビデオ・チャンネルのビデオ信号を格納するステップと、
現在選択されているディジタル・ビデオ・チャンネルから新たなビデオ・チャンネルに変更するリクエストを受信するステップと、
前記ビデオ信号セレクタに前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルを選択することを試行させるステップと、
前記ビデオ信号セレクタが前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルを選択することを試行している間に、前記ビデオ・パケット・バッファが、前記ビデオ・パケット・バッファにバッファ・アンダーフロー・イベントが発生するまで、以前に選択されたディジタル・ビデオ・チャンネルからのディジタル・ビデオ・チャンネル・ビデオ・パケットを提供するようにするステップとを実行させる、ビデオ信号プロセッサ。 - 前記プロセッサに関連付けられた前記プログラム・インストラクションは、前記プロセッサに、前記ビデオ信号セレクタによって前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルが選択されるまで、前記バッファ・アンダーフロー・イベントが発生する場合には、ビデオ出力を空白にし、そうでない場合には、前記ビデオ信号チューナによって前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルが選択されていれば、前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップと、
前記ビデオ出力が空白にされていれば、前記新たなビデオ・チャンネルが選択されたとき、ビデオ出力の空白を終了し、前記新たなビデオ・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップとをさらに実行させる請求項13に記載のビデオ信号プロセッサ。 - 前記プログラム・インストラクションは、前記プロセッサに、
新たなディジタル・ビデオ・チャンネルおよび新たなアナログ・ビデオ・チャンネルの一方である前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルを変更する前記リクエストを受信するステップを実行させる請求項13に記載のビデオ信号プロセッサ。 - 前記プログラム・インストラクションは、前記プロセッサに、前記新たなビデオ・チャンネルの有効な信号パラメータを決定することによって示される前記新たなビデオ・チャンネルが前記ビデオ信号セレクタにより選択されとき、ビデオ出力の空白を終了し、前記新たなビデオ・チャンネルを表すビデオ出力信号を提供するステップを実行させる請求項14に記載のビデオ信号プロセッサ。
- 前記新たなビデオ・チャンネルの前記有効な信号パラメータは、アナログ・ビデオ・チャンネルの場合は同期信号であり、ディジタル・ビデオ・チャンネルの場合は有効なPIDである請求項16に記載のビデオ信号プロセッサ。
- 前記プログラム・インストラクションは、さらに、前記プロセッサに、新たなディジタル・ビデオ・チャンネルを取得するためのリクエストを受信するステップを含む前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルを変更するための前記リクエストを受信するステップと、
前記ビデオ信号セレクタに、前記リクエストされた新たなディジタル・ビデオ・チャンネルが以前に選択されたディジタル・ビデオ・チャンネルのサブチャンネルであるときに前記リクエストされた新たなディジタル・ビデオ・チャンネルを選択することを試行する場合には、MPEGトランスポート・ストリーム復号器のPIDフィルタを変更することによって、そうでない場合、前記リクエストされた新たなディジタル・ビデオ・チャンネルが以前に選択されたディジタル・ビデオ・チャンネルのサブチャンネルでないときに前記MPEGトランスポート・ストリーム復号器のPIDフィルタおよびセレクタ周波数を変更することによって、前記リクエストされた新たなビデオ・チャンネルを選択することを試行させるステップを実行させる請求項13に記載のビデオ信号プロセッサ。
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